JPH11175541A - 自然言語検索入力装置及び入力方法並びに入力処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

自然言語検索入力装置及び入力方法並びに入力処理プログラムを記録した記録媒体

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JPH11175541A
JPH11175541A JP9338767A JP33876797A JPH11175541A JP H11175541 A JPH11175541 A JP H11175541A JP 9338767 A JP9338767 A JP 9338767A JP 33876797 A JP33876797 A JP 33876797A JP H11175541 A JPH11175541 A JP H11175541A
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善昭 鈴木
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明良 片山
Ryoko Kitagawa
良子 北川
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直裕 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然言語1で情報検索する場合に、簡単に検
索者の意図した検索条件で検索できる。 【解決手段】 本発明は、外部から入力された自然言語
1からこの入力自然言語1に対応する論理検索式22を
作成して、作成した論理検索式22を情報検索装置16
へ送出する自然言語検索入力装置に適用される。そし
て、入力された自然言語1をそれぞれ意味を有する複数
のキーワード20に分解し、かつ各キーワード20の品
詞21を特定する品詞分解手段10と、品詞分解された
入力自然言語から1種類又は複数種類の論理検索式22
を作成する論理検索式作成手段11と、作成された各論
理検索式を選択画面3a上に表示出力する表示出力手段
14と、各論理検索式が選択画面上に表示された状態で
外部から選択された論理検索式を情報検索装置16へ送
出する論理検索式指定手段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から入力され
た自然言語からこの入力自然言語に対応する論理検索式
を作成して、作成した論理検索式を情報検索装置へ送出
する自然言語検索入力装置及び自然言語検索入力方法並
びに入力処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、情報検索装置においては、デー
タベースに多数のキーワード及び該当キーワードが記載
された検索対象の文書を特定する情報が登録されてい
る。そして、検索者は自己が必要とする情報に関するキ
ーワードを入力すると、このキーワードでデータベース
を調べて、該当キーワードが記載された文書を特定する
文書名、著者名、発行所、収納場所等の情報が検索結果
として出力される。
【0003】また、情報検索装置のなかには、入力する
キーワードの長さに制限を設けずに複数単語からなる比
較的長い文字列もキーワードとして検索可能とした全文
検索装置も実用化されている。
【0004】一方、複数のキーワードを同時に含む文書
を検索する必要が生じた場合(AND条件)や、複数の
キーワードのうち少なくともいずれか一方を含む文書を
検索する必要が生じた場合(OR条件)や、複数のキー
ワードのうちの一方のみを含む文書を検索する必要が生
じた場合(NOR条件)の要求を満たすために、検索者
は論理検索式を作成して検索指示を出すことが可能であ
る。
【0005】例えば、「犬」のキーワードと「猫」のキ
ーワードとを同時に含む文書を検索する場合の論理検索
式は[犬 AND 猫]となる。
【0006】さらに、近年、検索者が上述した論理検索
式を作成する手間を省くために、検索者が「犬と猫を探
す」等の通常の話し言葉や書き言葉等の自然言語をその
まま入力すると、この自然言語を品詞分解して、犬のキ
ーワードと猫のキーワードとを自動的に抽出して、前述
した[犬 AND 猫]の論理検索式を作成して、情報検
索装置へ入力する自然言語検索入力装置が提唱されてい
る。
【0007】よって、この自然言語検索入力装置を用い
ることによって、検索者は煩雑な論理検索式を作成しな
くても、自己の意図した条件で情報検索を実施できるの
で、検索作業能率を向上できるとともに、たとえ不慣れ
な検索者であっても簡単に意図した検索を実施できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た自然言語検索入力装置においても、まだ改良すべき次
のような課題があった。すなわち、前述したような「犬
と猫を探す」のような入力された自然言語に名詞と定型
的な「探す」の動詞のみを含む場合は、作成される論理
検索式は[犬AND 猫]にほぼ一義的に定まる。
【0009】しかし、入力された自然言語が「とてもか
わいい犬とこわい猫を探す」等のように、名詞と「探
す」の定型動詞の他に、「かわいい」や「こわい」等の
形容詞や「とても」等の副詞が含まれている場合は、自
然言語検索入力装置としては、形容詞や副詞を無視し
て、一義的に[犬 AND 猫]の一つの論理検索式を作
成して検索していた。
【0010】しかしながら、このように形容詞や副詞を
無視して強制的に一つの論理検索式で検索した場合、
「かわいい犬」や「こわい猫」のニュアンスを有して検
索ができないので、検索者は[犬 AND 猫]の論理検
索式で検索した場合の検索結果のなかから、人間(検索
者)の判断で、「かわいい犬」や「こわい猫」の情報が
記載された文書を再度調べる必要がある。
【0011】さらに、仮に、自然言語検索入力装置が形
容詞も名詞と同様に一つのキーワードとして認めた場合
であっても、自然言語検索入力装置としては、検索者が
意図した論理検索式が[犬 AND 猫]なのか、[かわ
いい犬 AND 猫]なのか、[かわいい犬 AND こわ
い猫]なのか、[とてもかわいい犬 AND 猫]なの
か、[とてもかわいい犬 AND こわい猫]なのかが判
断できない。
【0012】よつて、仮に検索者が[犬 AND 猫]を
意図した場合においても、[かわいい犬 AND こわい
猫]で検索される懸念がある。本発明は、このような事
情に鑑みてなされたものであり、入力された自然言語か
ら可能な限り多くの論理検索式を作成可能とすることに
よって、検索者は作成された複数の論理検索式から自己
の意図する論理検索式を簡単に指定でき、たとえ複雑な
論理検索式を必要とする複雑な条件の検索を実施する場
合においても、普段用いている自然言語を入力したとし
ても、正確に検索者の意図した情報検索を実施でき、高
い操作性と高い検索精度を実現できる自然言語検索入力
装置及び自然言語検索入力方法並びに入力処理プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、外部から入力
された自然言語からこの入力自然言語に対応する論理検
索式を作成して、作成した論理検索式を情報検索装置へ
送出する自然言語検索入力装置に適用される。
【0014】そして、上述した課題を解消するために、
請求項1においては、入力された自然言語をそれぞれ意
味を有する複数のキーワードに分解し、かつ各キーワー
ドの品詞を特定する品詞分解手段と、この品詞分解され
た入力自然言語から1種類又は複数種類の論理検索式を
作成する論理検索式作成手段と、この作成された各論理
検索式を選択画面上に表示出力する表示出力手段と、各
論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部から選
択された論理検索式を情報検索装置へ送出する論理検索
式指定手段とを備えている。
【0015】このように構成された自然言語検索入力装
置においては、自然言語を入力すると、この入力された
自然言語は品詞分解された後、1種類又は複数種類の論
理検索式が自動的に作成される。そして、この作成され
た各論理検索式は選択画面上に表示出力される。したが
って、検索者は表示された複数種類の論理検索式から自
己の意図する論理検索式を選択すれば、後は自動的に該
当論理検索式で検索されて意図した検索結果が得られ
る。
【0016】請求項2においては、前述した請求項1に
おける品詞分解処理手段と論理検索式作成手段の他に、
各品詞毎に優先度を記憶する品詞別優先度テーブルと、
作成された各論理検索式毎に、該当論理検索式を構成す
る各キーワードが所属する品詞の優先度に基づいて該当
論理検索式全体の優先度を算出する優先度算出手段と、
作成された各論理検索式を優先度の順に選択画面上に表
示出力する表示出力手段と、各論理検索式が選択画面上
に表示された状態で外部から選択された論理検索式を情
報検索装置へ送出する論理検索式指定手段とを備えてい
る。
【0017】このように構成された自然言語検索入力装
置においては、作成された1種類又は複数種類の論理検
索式毎に、該当論理検索式に含まれる品詞に基づいて優
先度が算出されて、各論理検索式が優先度の順に選択画
面上に表示出力される。したがって、検索者はその優先
度を参照して論理検索式を選択可能である。
【0018】請求項3においては、前述した請求項1に
おける品詞分解処理手段と論理検索式作成手段の他に、
各キーワード毎に優先度を記憶するキーワード別優先度
テーブルを設け、優先度算出手段は、作成された各論理
検索式毎に、該当論理検索式を構成する各キーワードの
優先度に基づいて該当論理検索式全体の優先度を算出す
るようにしている。
【0019】このように構成された自然言語検索入力装
置においては、作成された1種類又は複数種類の論理検
索式毎に、該当論理検索式に含まれる各キーワードの優
先度に基づいて全体の優先度が算出されて、各論理検索
式が優先度の順に選択画面上に表示出力される。すなわ
ち、選択頻度が高いキーワードが含まれる論理検索式が
上位に表示される。したがって、検索者はその優先度を
参照して論理検索式を選択可能である。
【0020】請求項4においては、前述した請求項1に
おける品詞分解処理手段と論理検索式作成手段の他に、
各品詞毎に優先度を記憶する品詞別優先度テーブルと、
各キーワード毎に優先度を記憶するキーワード別優先度
テーブルとを設けている。そして、優先度算出手段は、
作成された各論理検索式毎に、該当論理検索式を構成す
る各キーワードが所属する品詞の優先度及び該当キーワ
ードの優先度に基づいて該当論理検索式全体の優先度を
算出する。
【0021】このように構成された自然言語検索入力装
置においては、作成された1種類又は複数種類の論理検
索式毎に、該当論理検索式に含まれる各キーワードの優
先度及び該当キーワードが所属する品詞の優先度に基づ
いて全体の優先度が算出されて、各論理検索式が優先度
の順に選択画面上に表示出力される。すなわち、重要な
キーワードや重要な品詞が含まれる論理検索式が上位に
表示される。したがって、検索者はその優先度を参照し
てより的確に論理検索式を選択可能である。
【0022】請求項5においては、入力された自然言語
をそれぞれ意味を有する複数のキーワードに分解し、か
つ各キーワードの品詞を特定する品詞分解処理手段と、
品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種類の
論理検索式を作成する論理検索式作成手段と、作成され
た各論理検索式からそれぞれ対応する検索自然言語を作
成する検索自然言語作成手段と、各品詞毎に優先度を記
憶する品詞別優先度テーブルと、各キーワード毎に優先
度を記憶するキーワード別優先度テーブルと、作成され
た各検索自然言語毎に、該当検索自然言語を構成する各
キーワードの品詞に割付けられた優先度及び該当キーワ
ードの優先度に基づいて該当検索自然言語全体の優先度
を算出する優先度算出手段と、作成された各検索自然言
語を優先度の順に選択画面上に表示出力する表示出力手
段と、各検索自然言語が選択画面上に表示された状態で
外部から選択された検索自然言語に対応する論理検索式
を情報検索装置へ送出する論理検索式指定手段とを備え
ている。
【0023】このように構成された自然言語検索入力装
置においては、作成された各論理検索式からそれぞれ対
応する各検索自然言語が自動的に作成されて、この各検
索自然言語が検索者に取つて不慣れな論理検索式に代っ
て、優先度が算出され、選択画面に優先度に従って表示
出力される。
【0024】したがって、検索者は通常見慣れた検索自
然言語で表示された論理検索式を選択すればよいので、
たとえ論理検索式に不慣であっても簡単に意図した条件
で検索を実施できる。
【0025】また、請求項6においては、請求項3〜5
の自然言語検索入力装置に対して、入力自然言語に含ま
れる各キーワードが情報検索装置へ送出される論理検索
式に採用されたか不採用かの情報に基づいてキーワード
別優先度テーブルに記憶された該当キーワードの優先度
を増減する優先度更新手段を備えている。
【0026】このように構成された自然言語検索入力装
置においては、採用された論理検索式に含まれるキーワ
ードの優先度が高くなるので、検索者の意図する検索条
件に合致する論理検索式の優先度も上昇する。したがっ
て、検索者にとっては、無意識に自己が意図する検索条
件で検索される結果となり、自己にとって使い勝手のよ
い自然言語検索入力装置とすることができる。
【0027】また、本発明は、外部から入力された自然
言語からこの入力自然言語に対応する論理検索式を作成
して、作成した論理検索式を情報検索装置へ送出する自
然言語検索入力方法に適用される。
【0028】そして、請求項7においては、入力された
自然言語をそれぞれ意味を有する複数のキーワードに分
解し、かつ各キーワードの品詞を特定する品詞分解を行
い、この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複
数種類の論理検索式を作成し、作成された各論理検索式
を選択画面上に表示出力し、各論理検索式が選択画面上
に表示された状態で外部から選択された論理検索式を情
報検索装置へ送出する。
【0029】このように構成された自然言語検索入力方
法においては、請求項1の自然言語検索入力装置とほぼ
同様の作用効果が期待できる。請求項8においては、入
力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数のキーワ
ードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定する品詞
分解を行い、品詞分解された入力自然言語から1種類又
は複数種類の論理検索式を作成し、作成された各論理検
索式毎に、該当論理検索式を構成する各キーワードが所
属する品詞に割付けられた優先度に基づいて該当論理検
索式全体の優先度を算出し、作成された各論理検索式を
優先度の順に選択画面上に表示出力し、各論理検索式が
選択画面上に表示された状態で外部から選択された論理
検索式を情報検索装置へ送出する。
【0030】このように構成された自然言語検索入力方
法においては、請求項2の自然言語検索入力装置とほぼ
同様の作用効果が期待できる。また、別の発明は、コン
ピュータによって、外部から入力された自然言語からこ
の入力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成
した論理検索式を情報検索装置へ送出するための入力処
理プログラムを記憶した記録媒体である。
【0031】そして、請求項9においては、入力処理プ
ログラムは、コンピュータに対して、入力された自然言
語をそれぞれ意味を有する複数のキーワードに分解し、
かつ各キーワードの品詞を特定する品詞分解を行なわ
せ、品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
類の論理検索式を作成させ、作成された各論理検索式を
選択画面上に表示出力させ、各論理検索式が選択画面上
に表示された状態で外部から選択された論理検索式を情
報検索装置へ送出させる。
【0032】また、請求項10においては、入力処理プ
ログラムは、コンピュータに対して、入力された自然言
語をそれぞれ意味を有する複数のキーワードに分解し、
かつ各キーワードの品詞を特定する品詞分解を行なわ
せ、品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
類の論理検索式を作成させ、作成された各論理検索式毎
に、該当論理検索式を構成する各キーワードが所属する
品詞に割付けられた優先度に基づいて該当論理検索式全
体の優先度を算出させ、作成された各論理検索式を優先
度の順に選択画面上に表示出力させ、各論理検索式が選
択画面上に表示された状態で外部から選択された論理検
索式を情報検索装置へ送出させる。
【0033】このように構成された請求項9及び請求項
10の入力処理プログラムを記憶した記録媒体を用いる
ことによって、上述した機能を有していない従来の自然
言語検索入力装置に対しても、簡単に上述した機能を付
加することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態を図面を
用いて説明する。図1は本発明の自然言語検索入力方法
が採用された自然言語検索入力装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0035】この自然言語検索入力装置は、例えばコン
ピュータ等からなる一種の情報処理装置で構成されてい
る。自然言語検索入力装置内には、検索者の操作によつ
て自然言語1の検索指示が入力される入力部2、検索結
果等を表示する表示器3、HDD等の補助記憶装置に形
成された品詞パターン辞書4、RAM等の主記憶部内に
形成された品詞別優先度テーブル5、キーワード別優先
度テーブル6が設けられている。
【0036】さらに、自然言語検索入力装置の主記憶部
内には。入力した自然言語1を一時記憶する入力自然言
語メモリ7、この自然言語1から作成された複数の論理
検索式を一時記憶する論理検索式メモリ8、各論理検索
式から作成された各論理検索式に対応する複数の検索自
然言語を記憶する検索自然言語メモリ9が形成されてい
る。
【0037】さらに、この自然言語検索入力装置内に
は、アプリケーションプログラム上にプログラムモジュ
ールとして形成された、品詞分解部10,論理検索式作
成部11、検索自然言語作成部12、優先度算出部1
3、表示出力部14、論理検索式指定部15、情報検索
装置16から得られた検索結果を表示器3へ出力する検
索結果出力部17、及び優先度更新部18が設けられて
いる。
【0038】品詞パターン辞書4内には、日本語におけ
る意味を有する各単語毎に、該当単語がどの品詞に所属
するかが記憶されている。品詞別優先度テーブル5内に
は、図2に示すように、「名詞」「代名詞」「動詞」
「形容詞」「副詞」「格助詞」「助詞」…等の各品詞毎
に、情報検索時における重要度を示す優先度係数(優先
度)Kが記憶されている。
【0039】例えば、「名詞」は直接キーワードとして
使用されるので、最も高い5の優先度係数Kが設定さ
れ、「と」や「及び」等の「格助詞」は検索時において
は直接キーワードとして使用されることはないので最も
低い0の優先度係数Kが設定されている。また、名詞に
付加される「形容詞」は中間の3の優先度係数Kが設定
されている。
【0040】キーワード別優先度テーブル6内には、図
3に示すように、日本語における意味を有する各単語か
らなるキーワード毎に、該当キーワードが有する累積優
先度(優先度)Sが記憶されている。
【0041】この累積優先度Sは、入力された自然言語
1を構成する各キーワードのうち最終的に情報検索装置
16へ送出された論理検索式に使用されたか、又は使用
されなかったかで増加更新されたり減少更新される。
【0042】すなわち、頻繁に使用されるキーワードの
累積優先度Sは大きくなり、たとえ入力自然言語1に含
まれていても使用されないキーワードの累積優先度Sは
小さくなり、使用されない回数が増加すると、(−)値
になる。図3の例においては、「とても」等の副詞から
なるキーワードは使用されることは少ないので累積優先
度Sは[−7]である。逆に、「犬」等の名詞からなる
キーワードは使用される頻度が高いので、累積優先度S
は[9]である。
【0043】このような構成の自然言語検索入力装置に
おいて、前記アプリケーションプログラム上に形成され
た各処理部10〜18は図4〜図6に示す流れ図に従っ
て、入力した自然言語1に対する情報検索処理を実行す
る。
【0044】キーボード等で構成された入力部2から自
然言語1が入力すると、この入力自然言語1を一旦入力
自然言語メモリ9へ格納する(S1)。次に品詞分解部
10が起動して、品詞パターン辞書4を用いて、図7に
示すように、入力自然言語1を、それぞれ意味のある単
語である複数のキーワード20に分解する(S2)と共
に、分解された各キーワード20の品詞21を特定する
(S3)。
【0045】入力自然言語1に対する品詞分解処理か終
了すると、論理検索式作成部11が起動して、図5のサ
ブルーチンに従って、入力自然言語1から図7に示す1
種類又は複数種類の論理検索式22を作成する(S
4)。
【0046】図5において、入力自然言語1に含まれる
名詞のキーワード20のみで論理検索式22を作成する
(Q1)。次に、入力自然言語1に形容詞のキーワード
20が存在する場合は(Q2)、この形容詞のキーワー
ド20と先の名詞のキーワード20とで、すなわち先に
作成した論理検索式22に形容詞のキーワード20を付
加した別の論理検索式22を作成する(Q3)。
【0047】さらに、この入力自然言語1に副詞のキー
ワード20が存在する場合は(Q4)、この副詞のキー
ワード20と先の形容詞のキーワード20と名詞のキー
ワード20とで、すなわち先に作成した形容詞を含む論
理検索式22にさらに副詞のキーワード20を付加し
た、さらに別の論理検索式22を作成する(Q5)。作
成した各論理検索式22を一旦論理検索式メモリ8へ格
納する。
【0048】そして、作成した論理検索式22の数Na
を算出して(Q6)、図4に示すメインルーチンのS5
へ戻る。図4のS5にて、検索自然言語作成部12が起
動して、先に作成したNa個の論理検索式22から、図
7に示すように、通常の言語を用いたNa個の検索自然
言語23を作成する。具体的には、各論理検索式22に
含まれる[AND ],[OR],[NOR ]を対応する
[と],[又は].[もしくは〜のいずれか一方]等の
言葉に置き換える。したがって、各論理検索式22と各
検索自然言語23は完全に1対1で対応する。作成した
各検索自然言語23を一旦検索自然言語メモリ9へ格納
する。
【0049】検索自然言語23の作成が終了すると、S
6にて、優先度算出部13が起動して、図6に示すサブ
ルーチンに従って、作成した各検索自然言語23(論理
検索式22)に対する優先度GPを算出する。
【0050】図6の流れ図において、論理検索式22又
は検索自然言語23を特定するインデックスNを1に初
期設定し(R1)、R2にて、N番目の論理検索式22
に対応する検索自然言語23(論理検索式22)に含ま
れる各キーワード20が属する品詞21の優先度係数K
を品詞別優先度テーブル5から読出す(R2)。同様
に、該当キーワード20の累積優先度Sをキーワード別
優先度テーブル6から読出す(R3)。そして、これら
を乗算することによって各キーワード20毎の優先度P
=K・Sを算出する(R4)。
【0051】次に、該当(N番目の)検索自然言語23
(論理検索式22)に含まれる各キーワード20毎の優
先度P=K・Sを加算することによって、検索自然言語
23(論理検索式22)全体の優先度GPを算出する
(R5)。
【0052】 以上で、一つの検索自然言語23(論理検索式22)に
対する優先度GPの算出処理が終了すると、R6にて、
インデックスNを更新する(N=N+1)。更新後のイ
ンデックスNが、作成した検索自然言語23(論理検索
式22)の数Naを越えていないことを確認すると(R
7)、R2へ戻り、更新後のN番目の検索自然言語23
(論理検索式22)に対する優先度GPの算出処理を開
始する。
【0053】そして、R7にて、更新後のインデックス
Nが、作成した検索自然言語23(論理検索式22)の
数Naを越えると、この各検索自然言語23(論理検索
式22)に対する優先度GPの算出処理を終了して、図
4のメインルーチンのS7へ戻る。
【0054】図4のメインルーチンのS7において、検
索自然言語メモリ9に記憶されている各論理検索式22
に対応する各検索自然言語23を先に算出した優先度G
Pの高い順番に並べ替える。そして、表示出力部14が
起動して、検索自然言語メモリ9に記憶されている各検
索自然言語23を、図8に示すように、表示器3の選択
画面3a上に、優先度GPの高い順に一覧表形式で表示
出力する(S8)。
【0055】検索者が選択画面3a上に表示された複数
の検索自然言語23のうち自己が意図する検索条件に合
致する一つの検索自然言語23を例えばマウスでクリッ
クすると(S9)、論理検索式指定部15が起動して、
マウスで指定された検索自然言語23に対応する論理検
索式22を論理検索式メモリ8から読出して情報検索装
置16へ送出する(R10)。
【0056】情報検索装置16は入力された論理検索式
22で自己内のデータベースを検索して、その検索結果
を出力する(S11)。S12にて検索結果出力部17
が起動して、情報検索装置16で得られた検索結果を表
示器3へ表示出力する(S12)。
【0057】検索処理が終了すると、優先度更新部18
が起動して、入力自然言語メモリ7に記憶されている入
力自然言語1のうち、情報検索装置16に対する論理検
索式22(検索自然言語23)に含まれる、すなわち実
際に検索に使用された各キーワード20を抽出する(S
13)。そして、S14にて、キーワード別優先度テー
ブル6における該当キーワードの累積優先度Sを増加更
新する(S=S+1)。
【0058】さらに、入力自然言語メモリ7に記憶され
ている入力自然言語1のうち、情報検索装置16に対す
る論理検索式22(検索自然言語23)に含まれない、
すなわち検索に使用されなかった各キーワード20を抽
出する(S15)。そして、S16にて、キーワード別
優先度テーブル6における該当キーワードの累積優先度
Sを減少更新する(S=S−1)。
【0059】以上で検索者が入力した自然言語1を用い
た一つの検索要求に対する一連の検索処理を終了する。
このように構成された自然言語検索入力装置において、
具体的な自然言語1を入力した場合の動作を図7を用い
て説明する。
【0060】検索者が[とてもかわいい犬とこわい猫を
探す]の自然言語1を入力すると、この自然言語1が互
いに意味のある7つのキーワード20に分解され、さら
に、各キーワード20の品詞21が特定される。
【0061】そして、品詞分解された[とてもかわいい
犬とこわい猫を探す]の自然言語1から、検索指示を示
す「探す」の動詞が除外されて、 (1) 名詞のキーワードのみを含む (2) 形容詞と名詞の各キーワードを含む (5) 副詞と形容詞と名詞の各キーワードを含む の下記に示す合計3種類の論理検索式22が作成され
る。
【0062】(1) [犬 AND 猫] (2) [かわいい犬 AND こわい猫] (3) [とてもかわいい犬 AND こわい猫] 次に、この作成された各論理検索式22から論理検索式
22の記号[AND ]を[と]の言葉に置換した3つの検
索自然言語23が作成される。
【0063】(1) [犬 と 猫] (2) [かわいい犬 と こわい猫] (3) [とてもかわいい犬 と こわい猫] さらに、各検索自然言語23(論理検索式22)に対す
るそれぞれの優先度GPが自動的に算出される。
【0064】 (1) [犬 と 猫] GP=85 (2) [かわいい犬 と こわい猫] GP=88 (3) [とてもかわいい犬 と こわい猫] GP=74 そして、この3つの検索自然言語23が優先度GPの大
きい順に並べ替えられて、 (1) [かわいい犬 と こわい猫] GP=88 (2) [犬 と 猫] GP=85 (3) [とてもかわいい犬 と こわい猫] GP=74 図8に示すように、表示器3の選択画面3aに表示され
る。
【0065】そして、検索者が2番目の[犬 と 猫]
の検索自然言語23をマウスで指定すると、この2番目
の[犬 と 猫]の検索自然言語23に対応する[犬
AND猫]の論理検索式22が情報検索装置16へ送出さ
れる。そして、この[犬AND 猫]で情報検索が実行さ
れ、検索結果が表示器3に表示出力される。
【0066】次に、入力した自然言語1のうち検索指示
を示す「探す」を除いた各キーワードのうち「犬」,
「と」.「猫」が実際の検索に使用されたので、キーワ
ード別優先度テーブル6内の「犬」,「と」.「猫」の
各累積優先度「9」,「0」.「8」が増加更新され
て、それぞれ「10」,「1」.「9」となる。
【0067】一方、入力した自然言語1のうち検索指示
を示す「探す」を除いた各キーワードのうち「とて
も」,「かわいい」,「こわい」は実際の検索に使用さ
れなかったので、キーワード別優先度テーブル6内の
「とても」,「かわいい」,「こわい」の各累積優先度
「−7」,「5」.「−4」が減小更新されて、それぞ
れ「−8」,「4」.「−5」となる。
【0068】よって、更新後のキーワード別優先度テー
ブル6は図9に示す状態となる。このような入力処理を
実施する自然言語入力装置においては、検索者は日常用
いる自然言語1で検索要求を入力するのみで、この自然
言語1から自動的に論理検索式22が作成されて、情報
検索装置16へ出力されて検索が実行される。
【0069】よって、検索者は煩雑な論理検索式22を
作成する必要がないので、たとえ不慣れな検索者であっ
ても、簡単に複雑な検索条件を指定した情報検索を実施
できる。
【0070】また、一つの自然言語1から複数の論理検
索式22が自動的に作成されて、作成された各論理検索
式22に対応する各検索自然言語23が作成される。そ
して、各論理検索式22(検索自然言語23)毎に、品
詞毎に設定された優先度係数K及び各キーワード毎に累
積された累積優先度Sを用いて優先度GPが算出され
る。そして、各検索自然言語23(論理検索式22)が
優先度GPの順に選択画面3a上に表示される。
【0071】この優先度CPは、自然言語検索入力装置
で実際に検索に使用されるキーワード20が多く含まれ
るほど高い値になり、入力自然言語1に含まれるが実際
に検索に使用されなかったキーワード20が多く含まれ
るほど低い値となる。すなわち、この優先度CPは使用
頻度が高い重要な論理検索式22(検索自然言語23)
ほど高い値となる。
【0072】したがつて、検索者としては、選択画面3
aに表示された複数の検索自然言語23(論理検索式2
2)から自己の意図する検索条件に合致する論理検索式
22(検索自然言語23)を選択できると共に、無条件
に優先度CPの高い論理検索式22(検索自然言語2
3)を選択したとしても、自己の意図する検索条件から
大きく外れることはない。
【0073】よって、この自然言語検索入力装置を長期
間に亘って使用する検索者にとっては、非常に使い勝手
のよい装置とすることができる。なお、各キーワード2
0の累積優先度Sのみならず、該当キーワード20が属
する品詞21の優先度係数Kも該当論理検索式22(検
索自然言語23)に対する優先度GPの算出に寄与させ
ているので、算出された優先度GPがより検索者の意図
に近いものとなる。
【0074】さらに、表示器3の選択画面3a上には各
論理検索式22が検索自然言語23に変換された状態で
表示されるので、たとえ論理検索式22に対して不慣れ
な検索者であっても、確実に意図した論理検索式22を
選択できる。
【0075】なお、本発明は上述した実施形態装置に限
定されるものではない。実施形態装置においては、作成
した各論理検索式22を対応する検索自然言語23に変
換した状態で優先度GPを算出し、表示器3の選択画面
3aに表示出力した。しかし、各論理検索式22を対応
する検索自然言語23に全く変換することなく、論理検
索式22の状態で優先度GPを算出し、表示器3の選択
画面3aに表示出力することも可能であることはいうま
でもない。
【0076】さらに、各論理検索式22(検索自然言語
23)に対する優先度GPの算出に際して、この論理検
索式22(検索自然言語23)を構成する各キーワード
20の品詞21の優先度例数Kのみを採用したり、この
論理検索式22(検索自然言語23)を構成する各キー
ワード20の累積優先度Sのみを採用することも可能で
ある。
【0077】また、各論理検索式22(検索自然言語2
3)に対する優先度GPの算出を実施せずに、入力自然
言語1から作成された1種類又は複数種類の論理検索式
22を表示器3の選択画面3aに直接表示して、検索者
に選択させることも可能である、さらに、入力部2にマ
イクと音声認識装置を組込んでおき、検索者が音声で自
然言語を入力すると、この音声を認識して、文字データ
の自然言語1に変換して、入力自然言語メモリ7へ格納
することも可能である。
【0078】なお、上述した実施形態において記載した
手法は、コンピュータに実行させることのできるプログ
ラムとして、例えば磁気ディスク(フロッピーディス
ク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、
DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に書込んで各
種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置
に適用することも可能である。本装置を実現するコンピ
ュータは、記録媒体に記録されたプログラムを読込み、
プログラムによって動作が制御されることにより、上述
した処理を実行する。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自然言語
検索入力装置及び自然言語検索入力方法においては、検
索者にて入力された自然言語から可能な限り多くの論理
検索式を作成して、作成した論理検索式又はこの論理検
索式に対応する検索自然言語を選択画面に表示して、検
索者に選択させている。
【0080】したがって、検索者は作成された複数の論
理検索式又は検索自然言語から自己の意図する論理検索
式を簡単に指定でき、たとえ複雑な論理検索式を必要と
する複雑な条件の検索を実施する場合においても、普段
用いている自然言語を入力したとしても、正確に検索者
の意図した情報検索を実施でき、高い操作性と高い検索
精度を実現できる。
【0081】さらに、作成された各論理検索式又は検索
自然言語毎に検索者の検索意図に沿うような優先度を算
出して、各論理検索式又は検索自然言語を優先度順に選
択画面に表示して、検索者に選択させている。
【0082】よって、検索者はより簡単に自己の意図し
た検索条件に合致した論理検索式を簡単に選択して情報
検索できる。また、本発明の入力処理プログラムを記憶
した記録媒体においては、この記録媒体を用いることに
よって、上述した機能を有していない従来の自然言語検
索入力装置に対しても、簡単に上述した機能を付加する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の自然言語検索入力方法
が適用された自然言語検索入力装置の概略構成を示すブ
ロック図
【図2】 同実施形態の自然言語検索入力装置内に組込
まれた品詞別優先度テーブルの記憶内容を示す図
【図3】 同実施形態の自然言語検索入力装置内に組込
まれたキーワード別優先度テーブルの記憶内容を示す図
【図4】 同実施形態の自然言語検索入力装置における
自然言語検索処理を示す流れ図
【図5】 同実施形態の自然言語検索入力装置における
論理検索式作成処理を示す流れ図
【図6】 同実施形態の自然言語検索入力装置における
優先度算出処理を示す流れ図
【図7】 同実施形態の自然言語検索入力装置に入力さ
れた自然言語の変遷を説明するための図
【図8】 同実施形態の自然言語検索入力装置における
選択画面の表示内容を示す図
【図9】 同実施形態の自然言語検索入力装置における
更新後のキーワード別優先度テーブルの記憶内容を示す
【符号の説明】 1…自然言語 2…入力部 3…表示器 3a…選択画面 4…品詞パターン辞書 5…品詞別優先度テーブル 6…キーワード別優先度テーブル 10…品詞分解部 11…論理検索式作成部 12…検索自然言語作成部 13…優先度算出部 14…表示出力部 15…論理検索式指定部 16…情報検索装置 17…検索結果出力部 18…優先度更新部 20…キーワード 21…品詞 22…論理検索式 23…検索自然言語
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 直裕 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力された自然言語からこの入
    力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成した
    論理検索式を情報検索装置へ送出する自然言語検索入力
    装置において、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解手段と、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成する論理検索式作成手段と、 この作成された各論理検索式を選択画面上に表示出力す
    る表示出力手段と、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出す
    る論理検索式指定手段とを備えた自然言語検索入力装
    置。
  2. 【請求項2】 外部から入力された自然言語からこの入
    力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成した
    論理検索式を情報検索装置へ送出する自然言語検索入力
    装置において、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解処理手段と、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成する論理検索式作成手段と、 各品詞毎に優先度を記憶する品詞別優先度テーブルと、 前記作成された各論理検索式毎に、該当論理検索式を構
    成する各キーワードが所属する品詞の優先度に基づいて
    該当論理検索式全体の優先度を算出する優先度算出手段
    と、 前記作成された各論理検索式を優先度の順に選択画面上
    に表示出力する表示出力手段と、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出す
    る論理検索式指定手段とを備えた自然言語検索入力装
    置。
  3. 【請求項3】 外部から入力された自然言語からこの入
    力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成した
    論理検索式を情報検索装置へ送出する自然言語検索入力
    装置において、前記入力された自然言語をそれぞれ意味
    を有する複数のキーワードに分解し、かつ各キーワード
    の品詞を特定する品詞分解処理手段と、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成する論理検索式作成手段と、 各キーワード毎に優先度を記憶するキーワード別優先度
    テーブルと、 前記作成された各論理検索式毎に、該当論理検索式を構
    成する各キーワードの優先度に基づいて該当論理検索式
    全体の優先度を算出する優先度算出手段と、 前記作成された各論理検索式を優先度の順に選択画面上
    に表示出力する表示出力手段と、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出す
    る論理検索式指定手段とを備えた自然言語検索入力装
    置。
  4. 【請求項4】 外部から入力された自然言語からこの入
    力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成した
    論理検索式を情報検索装置へ送出する自然言語検索入力
    装置において、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解処理手段と、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成する論理検索式作成手段と、 各品詞毎に優先度を記憶する品詞別優先度テーブルと、 各キーワード毎に優先度を記憶するキーワード別優先度
    テーブルと、 前記作成された各論理検索式毎に、該当論理検索式を構
    成する各キーワードが所属する品詞の優先度及び該当キ
    ーワードの優先度に基づいて該当論理検索式全体の優先
    度を算出する優先度算出手段と、 前記作成された各論理検索式を優先度の順に選択画面上
    に表示出力する表示出力手段と、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出す
    る論理検索式指定手段とを備えた自然言語検索入力装
    置。
  5. 【請求項5】 外部から入力された自然言語からこの入
    力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成した
    論理検索式を情報検索装置へ送出する自然言語検索入力
    装置において、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解処理手段と、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成する論理検索式作成手段と、 この作成された各論理検索式からそれぞれ対応する検索
    自然言語を作成する検索自然言語作成手段と、 各品詞毎に優先度を記憶する品詞別優先度テーブルと、 各キーワード毎に優先度を記憶するキーワード別優先度
    テーブルと、 前記作成された各検索自然言語毎に、該当検索自然言語
    を構成する各キーワードの品詞に割付けられた優先度及
    び該当キーワードの優先度に基づいて該当検索自然言語
    全体の優先度を算出する優先度算出手段と、 前記作成された各検索自然言語を優先度の順に選択画面
    上に表示出力する表示出力手段と、 前記各検索自然言語が選択画面上に表示された状態で外
    部から選択された検索自然言語に対応する論理検索式を
    前記情報検索装置へ送出する論理検索式指定手段とを備
    えた自然言語検索入力装置。
  6. 【請求項6】 前記入力自然言語に含まれる各キーワー
    ドが前記情報検索装置へ送出される論理検索式に採用さ
    れたか不採用かの情報に基づいて前記キーワード別優先
    度テーブルに記憶された該当キーワードの優先度を増減
    する優先度更新手段を備えた請求項3乃至5のいずれか
    1項記載の自然言語検索入力装置。
  7. 【請求項7】 外部から入力された自然言語からこの入
    力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成した
    論理検索式を情報検索装置へ送出する自然言語検索入力
    方法において、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解を行い、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成し、 この作成された各論理検索式を選択画面上に表示出力
    し、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出す
    ることを特徴とする自然言語検索入力方法。
  8. 【請求項8】 外部から入力された自然言語からこの入
    力自然言語に対応する論理検索式を作成して、作成した
    論理検索式を情報検索装置へ送出する自然言語検索入力
    方法において、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解を行い、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成し、 この作成された各論理検索式毎に、該当論理検索式を構
    成する各キーワードが所属する品詞に割付けられた優先
    度に基づいて該当論理検索式全体の優先度を算出し、 前記作成された各論理検索式を優先度の順に選択画面上
    に表示出力し、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出す
    ることを特徴とする自然言語検索入力方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータによって、外部から入力さ
    れた自然言語からこの入力自然言語に対応する論理検索
    式を作成して、作成した論理検索式を情報検索装置へ送
    出するため入の力処理プログラムを記憶した記録媒体で
    あって、 前記入力処理プログラムは、前記コンピュータに、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解を行なわせ、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成させ、 この作成された各論理検索式を選択画面上に表示出力さ
    せ、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出さ
    せることを特徴とする入力処理プログラムを記録した記
    録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータによって、外部から入力
    された自然言語からこの入力自然言語に対応する論理検
    索式を作成して、作成した論理検索式を情報検索装置へ
    送出するための入力処理プログラムを記憶した記録媒体
    であって、 前記入力処理プログラムは、前記コンピュータに、 前記入力された自然言語をそれぞれ意味を有する複数の
    キーワードに分解し、かつ各キーワードの品詞を特定す
    る品詞分解を行なわせ、 この品詞分解された入力自然言語から1種類又は複数種
    類の論理検索式を作成させ、 この作成された各論理検索式毎に、該当論理検索式を構
    成する各キーワードが所属する品詞に割付けられた優先
    度に基づいて該当論理検索式全体の優先度を算出させ、 前記作成された各論理検索式を優先度の順に選択画面上
    に表示出力させ、 前記各論理検索式が選択画面上に表示された状態で外部
    から選択された論理検索式を前記情報検索装置へ送出さ
    せることを特徴とする入力処理プログラムを記録した記
    録媒体。
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