JPH11175353A - タイマ制御装置および記録媒体 - Google Patents

タイマ制御装置および記録媒体

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JPH11175353A
JPH11175353A JP9338799A JP33879997A JPH11175353A JP H11175353 A JPH11175353 A JP H11175353A JP 9338799 A JP9338799 A JP 9338799A JP 33879997 A JP33879997 A JP 33879997A JP H11175353 A JPH11175353 A JP H11175353A
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JP
Japan
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timer
control table
time
entry
connection control
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JP9338799A
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Takeshi Yamazaki
毅 山崎
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、多数のタイマ要求を制御するタイ
マ制御装置および記録媒体に関し、1つのタイマを用意
し、タイマ間隔に対応づけて複数のタイマエントリを設
けてタイムアウトするタイマエントリに制御表をキュー
イングして当該制御表のコネクションにタイムアウト処
理をまとめて行い、多量のコネクションのタイマ処理時
のそれぞれのカウントダウン処理を無くし、負荷を大幅
に軽減すると共にメモリ消費量を削減することを目的と
する。 【解決手段】 1つのタイマと、1つのタイマの時間間
隔に対応づけて設けた、循環させた所定個数のタイマエ
ントリと、循環させた所定個数のタイマエントリのうち
のタイマ要求のあった時間に対応するタイマエントリに
キューイングする制御表と、1つのタイマからの通知毎
に循環して順次ポイントするタイマエントリに制御表が
エンキューされていたときに制御表のタイマ要求元にタ
イムアウトを通知する手段とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のタイマ要求
を制御するタイマ制御装置および記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、多量のコネクションのタイマを処
理する場合、1つのタイマで全てのタイマ要求を処理す
る手法がある。
【0003】また、各コネクション毎にタイマを持ち、
タイマを処理する手法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者の1つの
タイマで全てのコネクションからのタイマ処理を行う
と、個々のコネクションで起動するタイマのカウントダ
ウン処理、およびタイムアウト処理を、1回に連続して
処理しようとすると、CPUの連続占有時間が長くな
り、その間に割り込みがあっても待たされてしまうとい
う問題があった。
【0005】また、上述した後者のコネクション毎にタ
イマを持つ場合でも、カウントダウンを所定時間毎に繰
り返す処理がそれぞれ必要となり、コネクション数が多
量になるとやはり他の割り込みがあっても待たされてし
まう割合が高くなるという問題があった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決するため、
1つのタイマを用意し、タイマ間隔に対応づけて複数の
タイマエントリを設けてタイムアウトするタイマエント
リに制御表をキューイングして当該制御表のコネクショ
ンにタイムアウト処理をまとめて行い、多量のコネクシ
ョンのタイマ処理時のそれぞれのカウントダウン処理を
無くし、負荷を大幅に軽減すると共にメモリ消費量を削
減することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、タイマ1
は、1つのタイマである。
【0008】タイマエントリ3は、1つのタイマの時間
間隔に対応づけて設けた、循環させた所定個数のタイマ
エントリである。コネクション制御表4は、循環させた
所定個数のタイマエントリ3のうちのタイマ要求のあっ
た時間に対応するタイマエントリ3にキューイングする
ものである。
【0009】制御手段5は、制御を行うものである。次
に、動作を説明する。制御手段5が循環させた所定個数
のタイマエントリ3のうちのタイマ要求のあった時間に
対応するタイマエントリにコネクション制御表4をエン
キューし、1つのタイマ1からの通知毎に循環して順次
ポイントするタイマエントリ3にコネクション制御表4
がエンキューされていたときに当該コネクション制御表
4のタイマ要求元にタイムアウトを通知するようにして
いる。
【0010】この際、タイマエントリ3にコネクション
制御表4を複数順次キューイングするようにしている。
また、コネクション制御表4に複数のタイマ要求を設定
し、最短のタイムアウト時間に対応するタイマエントリ
3に当該コネクション制御表4をキューイングし、タイ
ムアウトが発生したときに次の最短のタイムアウト時間
に対応するタイマエントリ3に当該コネクション制御表
4を再キューイングするようにしている。
【0011】また、循環させた所定個数のタイマエント
リ3で表現される時間を越えたタイマ要求時に、現在の
時間からの残存時間をコネクション制御表4に設定して
タイマエントリ3にキューイングし、タイマエントリ3
の処理時に残存時間が1周期時間分以下になるまで更新
するようにしている。
【0012】従って、1つのタイマを用意し、タイマ間
隔に対応づけて複数のタイマエントリ3を設けてタイム
アウトするタイマエントリ3にコネクション制御表4を
キューイングして当該コネクション制御表4のコネクシ
ョンにタイムアウト処理をまとめて行うことにより、多
量のコネクションのタイマ処理時のそれぞれのカウント
ダウン処理を無くし、負荷を大幅に軽減すると共にメモ
リ消費量を削減することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、図1から図6を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、タイマ1は、1つのタイマであって、所
定時間間隔毎(例えば1秒毎)にタイムアウト信号を制
御手段5に通知するものである。
【0015】システム制御表2は、後述する図2の
(a)、(b)に示すように、タイマエントリの現時刻
に対応するタイマエントリ3を循環してポイントする情
報などを設定して管理するものである(図2を用いて後
述する)。
【0016】タイマエントリ3は、タイマ1の所定時間
間隔(例えば1秒)に対応づけて順次複数個(例えば1
20個)を設けたものである。コネクション制御表4
は、コネクション(タイマ要求元)からのタイマ要求情
報を設定して管理するものである。
【0017】制御手段5は、各種制御を行うものである
(図3ないし図6を用いて後述する)。以上のように構
成し、コネクション制御表4をタイムアウト通知を要求
する時間に対応するタイマエントリにエンキューしてお
き、タイマ1からの所定時間経過した旨の通知毎に、シ
ステム制御表2によってポイントするタイマエントリ3
が循環して順次移動してゆき、当該タイマエントリ3に
コネクション制御表4がエンキューされていたときに当
該コネクション制御表4をもとに該当するコネクション
(タイマ要求元)にタイムアウトの旨を通知する。これ
により、希望する時刻のタイマエントリ3にコネクショ
ン制御表4をエンキューするのみで、自動的にその時刻
になるとタイムアウトの旨の通知することができ、この
際に、1つのタイマで、しかもタイマ要求元毎のカウン
ドダウン処理無しにタイムアウトの通知を行うことが可
能となる。
【0018】図2は、本発明の1実施例構成図を示す。
図2の(a)は、図1の具体的構成図を示す。図2の
(a)において、システム制御表2は、後述する図2の
(b)に示すように、下記の情報を設定して管理するも
のである。
【0019】・システムタイマエントリ域ポインタ(S
TP): ・現ポインタオフセット(CPO): ・システムタイマエントリ数(STO): ・処理中コネクション制御表(ECP): ここで、システムタイマエントリ域ポインタSTPは、
タイマエントリ3の領域の先頭をポイントするポインタ
である。現ポインタオフセットCPOは、現在時刻にタ
イマエントリをポイントする情報を管理するものであっ
て、ここでは、タイマ1からの所定時間間隔の信号毎に
+1するものである。実際のタイマエントリ3のアドレ
スは、先頭から[CPO]×4である(4はタイマエン
トリが4バイトであるために4倍したものである)。シ
ステムタイマエントリ数STOは、タイマエントリの総
数(図2の(a)の例では120)である。処理中コネ
クション制御表ECPは、処理中のコネクション制御表
4をポイントする情報(アドレス)を設定して管理する
ものである。
【0020】タイマエントリ3は、図示のように、ここ
では、0〜119までの120個を設けたものであっ
て、各タイマエントリは4バイトである。ここで、1つ
のタイマ1から通知のある所定時間間隔が1秒とすれ
ば、タイマエントリ3には1秒間隔で120秒分の時間
内のエントリを持つこととなる。120秒を越える場合
には、後述するように残存時間をコネクション制御表4
に設定して1周する毎に1周に相当する120秒を減算
して120秒以下になったときに該当するタイマエント
リ3にエンキューしてそのタイマエントリのときにタイ
ムアウトをタイマ要求元に通知する。
【0021】コネクション制御表4は、コネクション
(タイマ要求元)からのタイマ要求の情報を設定して管
理するものである(図2の(c)を用いて後述する)。
図2の(b)は、システム制御表の例を示す。このシス
テム制御表2には、上述した情報を設定する。
【0022】図2の(c)は、コネクション制御表の例
を示す。このコネクション制御表4には、図示の下記の
情報を設定して管理するものである。 ・次コネクション制御表ポインタ(NEXTP): ・タイマ起動時オフセット(TOF)*1: ・タイマ1要求値(T1R): ・タイマ1残存値(T1C): ここで、次コネクション制御表ポインタNEXTPは、
次のコネクション制御表4をリンクするときのポインタ
である。タイマ起動時オフセットTOFは、タイマを起
動するときのオフセット値を設定して管理するものであ
る。タイマ1要求値T1Rは、タイマ起動時にタイマ要
求値を設定する(TIR=0は、未起動を表す)。タイ
マ1残存値T1Cは、タイマを複数起動したときに遅く
終了するタイマの残存値を設定するものである(残存値
がない場合はTIC=0を設定する)。
【0023】次に、図3ないし図6のフローチャートに
示す順序に従い、図2の構成の動作を詳細に説明する。
図3は、本発明の動作説明フローチャート(その1)を
示す。これは、図2の構成の全体の動作説明フローチャ
ートである。
【0024】図3において、S1は、システムより、タ
イマ割込み発生する。本例では、1秒間隔に発生すると
仮定する(タイマ1から1秒間隔にタイマ割込が制御手
段5に発生すると仮定する)。
【0025】S2は、現ポインタオフセットCPOを更
新する。これは、図2のシステム制御表2中の現ポイン
タオフセットCPOの値を+1して更新する。S3は、
処理すべきエントリを求める。これは、 STP+CPO×4→WK を行う。即ち、図2のシステム制御表2中の ・[システムタイマエントリ域ポインタSTP(タイマ
エントリ3の先頭アドレス)]+[現ポイントオフセッ
トCPO]×4(4バイト) をもとめ、これをワークエリアWKに代入する。ここ
で、タイマエントリ3の1エントリは4バイトとする。
【0026】S4は、処理すべきエントリからコネクシ
ョン制御表4を指しているか判別する。これは、S3で
求めたアドレスのタイマエントリ3からコネクション制
御表4がポイントされているか判別する。YESの場合
には、現タイマエントリ3からコネクション制御表4を
指していることが判明したので、S5ないしS7の処理
を行う。一方、NOの場合には、現タイマエントリ3か
らコネクション制御表4を指していなく、タイムアウト
処理を行う必要がないので、S1に戻る。
【0027】S5は、処理すべきコネクション制御表4
を記憶する(WK→ECP)。S6は、コネクション制
御表のタイムアウト処理を行う(図4を用いて後述す
る)。
【0028】S7は、続けて処理すべきコネクション制
御表4を求める(コネクション制御表4のNEXP→W
K)。そして、S4以降を繰り返す。以上によって、タ
イマ1からタイマ割込が発生する毎(例えば1秒毎)
に、現タイマエントリ3を順次更新して当該現タイマエ
ントリ3にコネクション制御表4がつながれている場合
に、当該コネクション制御表4をもとに後述する図4の
フローチャートに従い、タイマ要求元にコネクションに
タイムアウトを通知などすることが可能となる。この
際、タイマ要求元のコネクション毎にタイマのカウンド
ダウン処理などを行う必要がなく、処理量を軽減および
メモリ容量を削減することが可能となる。以下順次詳細
に説明する。
【0029】図4は、本発明の動作説明フローチャート
(その2)を示す。これは、既述した図3のS7のコネ
クション制御表4をもとにタイムアウト処理を行うとき
の詳細説明フローチャートである。
【0030】図4において、S11は、今回のタイムア
ウトの発生するタイマがあるか判別する。これは、T1
R≠0、かつTnC=0のタイマがあるか判別する。
尚、T1R≠0はタイマ起動時にタイマ要求値をセット
したことを表す。T1R=0は未起動を表す。TnC=
0はタイマエントリ3の1周以内の時間である旨を表す
(TnC≠0の場合には1周分以上の残存時間を設定す
る)。
【0031】S12は、今回のタイムアウトの発生する
タイマTnの全てのタイムアウト処理を行う(TnR≠
0、かつTnC=0のタイマのタイムアウト処理を行
う)。S13は、今回タイムアウトしたタイマを全て停
止状態にする(0→TnR)。
【0032】S14は、他に起動中タイマがあるか判別
する(TnR≠0のタイマありか判別する)。YESの
場合には、S15ないしS21で起動中タイマの処理を
行う。一方、NOの場合には、S22でコネクション制
御表4をタイマエントリ3からデキューする。
【0033】S15は、次にタイムアウトが発生するタ
イマTxを検索する(TxCが最小のものを検索す
る)。S16は、Txは1周内にタイムアウトが発生す
るか判別する(TnC<120?)。YESの場合に
は、Txが1周内にタイムアウト発生すると判明したの
で、S17ないしS20を実行する。NOの場合には、
Txが1周内にタイムアウト発生しないと判明したの
で、S21で全ての起動中タイマにタイマ1周後の残存
時間を記憶(更新)し(TmC−120→TmC、Tx
C−120→TxC)、終了する。
【0034】S17は、S16のYESで1周内にタイ
ムアウト発生すると判明したので、Tx以外の起動中タ
イマTm全てに対し、Txタイムアウト時の残存時間を
更新する(TnC−TxC→TnC)。
【0035】S18は、コネクション制御表をTxタイ
ムアウト時のタイマエントリに再キューイングする(コ
ネクション制御表を現在のエントリからデキューし、 ・CPO+TxC<120ならCPO+TxCのエント
リにキュー ・CPO+TxC≧120ならCPO+TxC−120
のエントリにキュー する。
【0036】S19は、Txの残存時間を更新する(0
→TxC)。S20は、コネクション制御表のタイマ起
動中オフセットを現ポインタオフセットに更新する。そ
して、終了する。
【0037】以上のS11ないしS22によって、コネ
クション制御表のタイムアウト処理が実行できたことと
なる。図5および図6は、本発明の動作説明フローチャ
ートを示す。これら図5および図6は、図2のコネクシ
ョン制御表A中の他のタイマT1を起動するときの手順
を詳述したものである。
【0038】図5において、S31は、すでにタイマ起
動中か判別する(図2の(c)のT1R〜T4Rのいず
れかが0でないか判別する)。YESの場合には、すで
にタイマ起動中と判明したので、で図6のS37ない
しS46の処理を実行する。一方、NOの場合には、タ
イマ起動中でないと判明したので、S32ないしS36
の処理を実行する。
【0039】S32は、現ポインタオフセットを取り出
し(CPO)、タイマ値をタイマ要求値として記憶(T
1→T1R)、タイマ起動時オフセットを記憶(CPO
→TOF)する。
【0040】S33は、T1>タイマエントリ総数*タ
イマ割込間隔か判別する(T1>120*1か判別す
る)。YESの場合には、T1がタイマエントリの1周
分よりも大きいと判明したので、S34に進む。一方、
NOの場合には、T1がタイマエントリの1周分よりも
小さいと判明したので、S36に進む。
【0041】S34は、S33のNOでT1がタイマエ
ントリの1周分よりの大きいと判明したので、タイマ残
存値に、1周後の値を入れる(TI−120*1→T1
R)。
【0042】S35は、コネクション制御表をタイマエ
ントリの現ポインタオフセットにキューイングする。そ
して、終了する。S36は、S33のYESでT1がタ
イマエントリの1周分よりの小さいと判明したので、コ
ネクション制御表のタイマエントリの現ポインタオフセ
ットCPOからT1経過後のエントリにキューイングす
る(コネクション制御表をタイマエントリのCPO+T
1にキューイングする)。そして、終了する。
【0043】以上のS31のNO、S32ないしS36
によって、コネクション制御表4中の他のタイマ起動中
でない場合に、タイマ要求値T1をもとに起動して該当
タイマエントリにコネクション制御表をエンキューした
り、コネクション制御表中のタイマ残存値を更新したり
などしてタイマ起動することが可能となる。
【0044】図6において、S37は、図5のS31の
YESですでに他のタイマ起動中と判明したので、現在
起動中のタイマが最初にタイムアウトするタイマを求め
る(TnR≠0&TnC=0のものがあればそのTn、
ない場合はTnCが最小のTnを求める)。また、T1
をT1Rに記憶する。
【0045】S38は、今回起動するT1がタイマエン
トリの1周以内の値か判別する(T1<120か判別す
る)。YESの場合には、S39に進む。NOの場合に
は、今回起動するT1がタイマエントリの1周分以上の
値と判明したので、S42でTnタイムアウト時のT1
残存時間を記憶する。即ち ・CPO≧TOFならT1R−(CPO−TOF)→T
1C ・CPO<TOFならT1R−((120+CPO)−
TOF)→T1C のいずれかを実行する。
【0046】S39は、S38のYESでT1がタイマ
エントリの1周以内と判明したので、更に、現在起動中
のTnはがタイマエントリの1周以内の値か判別する
(TnC=0か判別する)。YESの場合には、S40
に進む。NOの場合には、S43ないしS46の処理を
実行する。
【0047】S40は、Tn残存時間≦T1か判別す
る。即ち、 ・CPO≧TOFならCPO−TOF≦T1Rか ・CPO<TOFなら120+CPO−TOF<TIR
か 判別する。YESの場合には、Tn残存時間がT1より
も小さいと判明したので、S41でTnタイムアウト時
のT1残存時間を記憶する。即ち、 ・CPO≧TOFならT1R+(CPO−TOF)→T
1C ・CPO<TOFならT1R+(120−CPO)−T
OF→TnC のいずれかの更新を行う。一方、S40のNOの場合に
は、S43ないしS46の処理を実行する。
【0048】S43は、S39のNOで現在起動中のT
nが1周以内の値でないと判明、あるいはS40のNO
でTn残存時間がT1よりも小さくないと判明したの
で、実行するものであって、Tn残存時間−T1をTn
の残存時間として記憶する。即ち ・CPO≧TOFなら(CPO−TOF)−T1R→T
1C ・CPO<TOFなら(120−CPO)−TOF−T
1R→TnC のいずれかの処理を実行する。
【0049】S44は、その他の起動中のTmが存在す
る場合、すべてのTmのTmCを更新する(TmC+T
nC→TmC)。S45は、コネクション制御表をT1
タイムアウト時刻のキューに再キューイングする。即
ち、 ・コネクション制御表を現在のタイムエントリからデキ
ュー ・CPO+T1R≧120なら(CPO+T1R−12
0)のオフセットエントリにキュー ・CPO+T1R<120なら(CPO+T1R)のオ
フセットエントリにキュー のいずれかを実行する。
【0050】S46は、コネクション制御表のタイマ起
動時オフセットを現ポインタオフセットに更新する(C
PO→TOF)。以上のS37ないしS46の手順によ
って、すでにタイマ起動中の場合に、コネクション制御
表の更新、つなぎかえなどの処理を実行することが可能
となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1つのタイマを用意し、タイマ間隔に対応づけて複数の
タイマエントリを設けてタイムアウトするタイマエント
リにコネクション制御表をキューイングして該当コネク
ション制御表をもとにタイムアウト処理をまとめて行う
構成を採用しているため、多量のコネクションのタイマ
処理時のそれぞれのカウントダウン処理を無くし、負荷
を大幅に軽減すると共にメモリ消費量を削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の1実施例構成図である。
【図3】本発明の動作説明フローチャート(その1)で
ある。
【図4】本発明の動作説明フローチャート(その2)で
ある。
【図5】本発明の動作説明フローチャート(その3)で
ある。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(その4)で
ある。
【符号の説明】
1:タイマ 2:システム制御表 3:タイマエントリ 4:コネクション制御表 5:制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のタイマ要求を制御するタイマ制御装
    置において、 1つのタイマと、 上記1つのタイマの時間間隔に対応づけて設けた、循環
    させた所定個数のタイマエントリと、 上記循環させた所定個数のタイマエントリのうちのタイ
    マ要求のあった時間に対応するタイマエントリにキュー
    イングする制御表と、 上記1つのタイマからの通知毎に循環して順次ポイント
    するタイマエントリに上記制御表がエンキューされてい
    たときに当該制御表のタイマ要求元にタイムアウトを通
    知する手段とを備えたことを特徴とするタイマ制御装
    置。
  2. 【請求項2】上記タイマエントリに上記制御表を複数順
    次キューイングすることを特徴とする請求項1記載のタ
    イマ制御装置。
  3. 【請求項3】上記制御表に複数のタイマ要求を設定し、
    最短のタイムアウト時間に対応する上記タイマエントリ
    に当該制御表をキューイングし、タイムアウトが発生し
    たときに次の最短のタイムアウト時間に対応する上記タ
    イマエントリに当該制御表を再キューイングすることを
    特徴とする請求項1あるいは請求項2記載のタイマ制御
    装置。
  4. 【請求項4】上記循環させた所定個数のタイマエントリ
    で表現される時間を越えたタイマ要求時に、現在の時間
    からの残存時間を設定してタイマエントリにキューイン
    グし、当該タイマエントリの処理時に残存時間が1周期
    時間分以下になるまで更新することを特徴とする請求項
    1ないし請求項3記載のいずれかのタイマ制御装置。
  5. 【請求項5】1つのタイマの時間間隔に対応づけて設け
    た、循環させた所定個数のタイマエントリにアクセスす
    る手段と、 循環させた所定個数のタイマエントリのうちのタイマ要
    求のあった時間に対応するタイマエントリに制御表をキ
    ューイングする手段と、 上記1つのタイマからの通知毎に循環して順次ポイント
    するタイマエントリに上記制御表がエンキューされてい
    たときに当該制御表のタイマ要求元にタイムアウトを通
    知する手段として機能させるプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7050940B2 (en) 2004-03-17 2006-05-23 International Business Machines Corporation Method and system for maintaining and examining timers for network connections
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