JPH11174408A - 液晶ディスプレイドライバ用バイアス電圧発生方法及び装置 - Google Patents

液晶ディスプレイドライバ用バイアス電圧発生方法及び装置

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JPH11174408A
JPH11174408A JP35025597A JP35025597A JPH11174408A JP H11174408 A JPH11174408 A JP H11174408A JP 35025597 A JP35025597 A JP 35025597A JP 35025597 A JP35025597 A JP 35025597A JP H11174408 A JPH11174408 A JP H11174408A
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voltage
signal
circuit
generating
bias
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JP35025597A
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English (en)
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Seihin Jo
世斌 徐
Ekiki Tei
奕▲禧▼ 鄭
Keiwa Ko
敬和 洪
Bunkyo Tei
文興 鄭
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United Microelectronics Corp
Original Assignee
United Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCDパネルをドライブするために液晶ディ
スプレイ(LCD)ドライバに対して一組のバイアス電
圧を発生するための装置および方法が提供される。 【解決手段】 この装置および方法は従来型のLCDド
ライバにおけるI/Oパッドの過剰な使用および消費電
力の問題、および従来型のLCDドライバにおける外付
けの抵抗値と内部抵抗値との間の不適合性の問題を解決
することに向けられている。さらに、従来型のLCDド
ライバにおけるバイアス電流を増加させるための外付け
のコンデンサは不要である。この装置および方法はLC
D駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチされる
各瞬間において、分圧回路がLCDに対して十分なバイ
アス電圧を提供するようにするトップ・レベルへのバイ
アス電流のスイッチング、およびLCD駆動波形が定常
状態にある時に消費電力を減らしてエネルギーを節約す
るボトム・レベルへのスイッチングが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示(LCD)
装置に関し、そして特に、LCDパネルをドライブする
ためにLCDドライバに対する一組のバイアス電圧を発
生するための装置および方法に関し、その方法はLCD
駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチされる瞬
間において、分圧回路に対して大きな電流を流してLC
Dドライバに対して十分なバイアス電圧を提供すること
ができ、それ以外の時には小さな電流を流して消費電力
を減らしてエネルギーを節約することができる。
【0002】
【従来の技術】液晶表示(LCD)装置はデータまたは
グラフィクスを表示するためにディジタル・ウオッチ、
手のひらサイズのゲーム機、および各種の他の電子計測
器において広く使われている。
【0003】図1は従来のLCD装置の回路図である。
それはLCDパネル14をドライブしてその上にデータ
を表示するためのLCDドライバ10を含む。LCDド
ライバ10は直列に接続された複数の100kΩの抵抗
器から構成されている分圧回路12に結合され、分圧回
路は外部のシステム電圧VCCを複数の配分された電圧
[V1 ,V2 ,V3 ,V4 ]に分割することができ、こ
の電圧はLCDドライバ10が複数のアナログLCD駆
動波形を出力するためのバイアス電圧として働き、例え
ば、LCDパネル14に対して8本の共通の信号COM
1〜COM8および複数のセグメント信号SEG1〜S
EG40を提供する。これらのLCD駆動波形はLCD
パネル14上に表示されるデータまたはグラフィクスを
表す。
【0004】普通、システム電圧VCCはバッテリー・ユ
ニットによって供給される。しかし、バッテリーの1つ
の欠点はその出力電圧が使用中に絶えず減少することで
ある。例えば、出力電圧が最初は1.7V(ボルト)あ
る新品のバッテリー・ユニットは、使用後には出力電圧
が1.2Vまで低下する。したがって、3個が直列に接
続されたバッテリーから構成されているバッテリー・ユ
ニットの場合、その出力電圧は使用の期間の間に5.1
V(1.7V×3=5.1V)から3.6V(1.2V
×3=3.6V)まで徐々に低下する。分解能が320
ドットであるゲーム機(例えば、BRICK GAME
マシン)の場合、そのLCDパネルのコントラスト比は
バッテリー・ユニットの出力電圧が3.8V〜4.6V
の範囲にある時に最適である。コントラスト比は使用の
開始時点でのバッテリー・ユニットの出力電圧が4.6
V以上である時には高過ぎ、そしてバッテリー・ユニッ
トの出力電圧がその使用の寿命の終りに近い3.8V以
下になると不十分になる。
【0005】システム電圧VCCは図1に示されている分
圧回路12によって、LCDパネル14をドライブする
ためのLCDドライバ10に対するいくつかのバイアス
電圧[V1 ,V2 ,V3 ,V4 ]に分割される。従来の
方法では、分圧回路12の中の抵抗器を通して流れるD
C電流Id (以下バイアス電流と呼ばれる)の大きさを
調整するために分圧回路12に対して直列に接続されて
いる可変抵抗器VR がある。VR の抵抗値は普通は大き
な値に調整されるが、それによってバイアス電圧Id
小さくなる。この問題に対する従来の解決策はバイアス
電圧[V1 ,V2 ,V3 ,V4 ]が発生されるノードに
対してコンデンサのアレイ[C1 ,C2,C3 ,C4
を提供する方法である。これらのコンデンサ[C1 ,C
2 ,C3,C4 ]はバイアス電圧[V1 ,V2 ,V3
4 ]を安定化することができ、そしてまた、LCD駆
動波形が1つの状態から別の状態へスイッチされる瞬間
においてバイアス電流Id に対して大きな値を提供する
ことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1に示され
ているコンデンサ[C1 ,C2 ,C3 ,C4 ]を提供す
るには、接続のためにLCDドライバのICチップ上の
I/Oパッドの数が増え、コンポーネントのコストが上
昇することになる。低価格の手のひらサイズのゲーム機
の場合、これは製造コストの上昇を意味し、それによっ
てその製品は市場における競争力が減ることになる。さ
らに、パッド数が制限される条件において、I/Oパッ
ドの数が増えることはそのLCDのICチップを製造す
るために先進のプロセス(0.6μmの技術など)の代
わりにロー・エンドの製造プロセスを使わざるを得なく
なる。言い換えれば、I/Oパッドの数に制限がある
時、0.8μmの技術の代わりに0.6μmの製造プロ
セスが使われる場合でもICチップのフィーチャ・サイ
ズをそれ以上減らすことはできない。
【0007】したがって、LCDドライバに対して結合
される上記のコンデンサ(すなわち、図1に示されてい
るコンデンサ[C1 ,C2 ,C3 ,C4 ])を無くして
コンポーネント・コストを減らし、そしてまたLCDの
ICチップを製造するためにより進んだ0.6μmの技
術を使うことができるようにする解決策を見つけること
は、半導体業界における主要な研究課題である。
【0008】1つの解決策は分圧回路の中の抵抗器の抵
抗値を小さくして、分圧回路を通って流れるバイアス電
流Id の大きさを上げ、LCDドライバに対して供給さ
れるバイアス電圧が十分なレベルになるようにする方法
である。バイアス電圧のレベルが不十分であると、LC
D駆動波形の中にスパイクが発生することになる。
【0009】しかし、前記の解決策の1つの欠点は、バ
イアス電流Id が過剰になって不必要な電力消費が発生
し、エネルギーが浪費されることである。例えば、VCC
=5Vおよび100kΩの抵抗器が分圧回路12を構成
するために使われていると仮定すると、図1の中に示さ
れている分圧回路12を流れるバイアス電流Id は次の
値となる。 Id =VCC/(100×5)kΩ=5/500=10μ
A(マイクロアンペア) しかし、分圧回路12の中の100kΩの抵抗器の代わ
りに15kΩの抵抗器が使われた場合、バイアス電流I
d は次のようになる。 Id =VCC/(15×5)kΩ=5/75=67μA これは前の10μAの電流よりずっと大きい。この大き
な電流はLCDドライバ10の動作に対しては有用では
なく、代わりに電力が浪費される。これによって不必要
な電力消費が発生する。
【0010】LCDドライバに対して結合されるコンデ
ンサを備える方式も実際的ではない。というのは、非常
に小さいサイズのICチップのコンデンサに対して十分
な容量を提供することは不可能だからである。このため
に、ICチップのサイズが大きくなり、それは普通は望
ましくない。
【0011】前記の問題に対する1つの実際的な解決策
は、図1に示されているように分圧回路12に直列に可
変抵抗器VR を接続し、バイアス電圧に対する適切なレ
ベルを調整する方法である。例えば、バッテリー・ユニ
ットの出力電圧が4.6Vを超えている時、VLCD のレ
ベルを4.2V(これはLCDドライバ10に対する最
適のレベルである)に下がるまで調整することができ
る。他方、バッテリー・ユニットの出力電圧が4.2V
以下である時、VLCD に対する可能な最大レベルを提供
するために可変抵抗器VR を0の抵抗値に調整すること
ができる。
【0012】しかし、前記の可変抵抗器VR を使う解決
策はバイアス電流に対する最善の調整を提供するには満
足なものとはまだ考えられない。この観点において、L
CD装置に対する自動輝度調節装置がROCの出版物N
o.231,148の中で開示されている。この特許に
は2つの好適な実施形態があり、それぞれ図2および図
3に回路図が示されている。図に示されているように、
ROC出版物No.231,148の特許はマイクロプ
ロセッサ20、分圧回路21、抵抗器回路22、および
LCDパネル23を含む。マイクロプロセッサ20は4
ビットのユニットであって分圧回路21に対して接続さ
れている入力ポートP8.0、P8.1のペア、および
抵抗器回路22に接続されている出力ポートALCD
1、ALCD2のペアを備えている。さらに、マイクロ
プロセッサ20は内部の抵抗器を経由して電源VDDに接
続されている輝度調節ポートVLCD を備えている。V
LCD ポートの出力はLCDパネル23が所望の輝度およ
びコントラストでデータを表示することができるよう
に、抵抗器回路22の中の抵抗器R1、R2の抵抗値を
調整することによって制御される。
【0013】しかし、前記の特許にはいくつかの欠点が
ある。まず第1に、LCDパネル23の制御のために、
少なくともVLCD 、ALCD1、およびALCD2など
の必要なI/Oポートの数が多過ぎる。第2に、普通の
IC技術では内部の抵抗器を精密な抵抗値で作ることは
できない。それは所望の抵抗値の2倍程度にも変動する
可能性があり、外付けの抵抗器R1、R2を調整して内
部の抵抗器にマッチさせる必要がある。これは普通はそ
のICチップに対して外付けの抵抗器を組み付ける下流
工程のメーカにとって不都合を生じる。第3に、この発
明の装置の中のパワー検出手段は使われていない時でも
オンになっており、エネルギーが浪費される。第4に、
バイアス電圧が大きいことによって、LCD駆動波形が
表示品質を劣化させ、この特許は大型のディスプレイ・
パネルでのLCDで使うには適していない。というの
は、その中のピクセルにはそれぞれ大きな容量付随して
いるからである。また、それは高い分解能のLCDで使
うには適していない。というのは、ピクセルの数が多い
からである。第5に、外付けの抵抗器によってコンポー
ネントのコストが増加するだけでなく、パッドの制限条
件のあるICチップのサイズが増加する。というのは、
それらは少なくとも3つのI/Oポートを追加する必要
があるからである。したがって、前記の問題点を解決す
ることができるバイアス電圧発生のための新しい装置お
よび方法の必要性が存在する。
【0014】
【発明の概要】したがって、本発明の目的はパッドの制
限条件を満たすために多数のI/Oポートを実装する必
要のないバイアス電圧発生装置を提供することである。
【0015】本発明のもう1つの目的は電力を浪費しな
いバイアス電圧発生装置を提供することである。
【0016】本発明のさらにもう1つの目的は外付けの
抵抗器を内部の抵抗器にマッチさせることができるバイ
アス電圧発生装置を提供することである。
【0017】本発明のさらにもう1つの目的は外付けの
抵抗器を内部の抵抗器にマッチさせることができ、LC
Dドライバに対する外付けのコンデンサの必要性を無く
し、LCD駆動波形がスイッチされない時は分圧回路を
通って流れるバイアス電流のレベルを減らし、そしてバ
ッテリーの使用寿命が長くなるように消費電力を減らす
ことができるバイアス電圧発生の方法を提供することで
ある。
【0018】本発明のさらにもう1つの目的は、LCD
駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチされる時
にバイアス電圧をトップ・レベルにスイッチすることが
でき、それ以外の時にはボトム・レベルへスイッチして
消費電力を減らすことができるバイアス電圧発生方法を
提供することである。
【0019】本発明のさらにもう1つの目的は、システ
ム電圧における変化を絶えず監視していて、LCDドラ
イバに対する安定なバイアス電圧を供給するためにシス
テム電圧を調整することができるバイアス電圧発生装置
を提供することである。
【0020】本発明の前記の目的および他の目的に従っ
て、バイアス電圧を発生するための方法以外に、LCD
ドライバに対する新しいバイアス電圧発生装置が提供さ
れる。
【0021】バイアス電圧発生装置の1つの実施形態
は、バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシ
ステム電圧を分割するために、複数の抵抗器および少な
くとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
て、前記複数の抵抗器と前記ディジタル的に可変の抵抗
器とは直列に接続されており、その中をバイアス電流が
流れるDC径路を形成している分圧回路と、システム電
圧を監視しており、それによってシステム電圧の現在レ
ベルを示す電圧レベル信号を発生するためのシステム電
圧監視回路と、電圧レベル信号に応答して、前記ディジ
タル的に可変の抵抗器の抵抗値を調整し、LCDドライ
バがLCDパネルをドライブするための複数のLCD駆
動波形を出力できるようにするために、前記バイアス電
流をトップ・レベルに調整する制御信号を発生するため
の論理回路とを含む。
【0022】バイアス電圧発生装置のもう1つの実施形
態は、外部システムに結合されていてシステム電圧およ
びシステム・トリガ信号をそこから受け取る。このバイ
アス電圧発生装置は、バイアス電圧として働く配分され
た複数の電圧にシステム電圧を分割するための複数の抵
抗器および少なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗
器を含んでいて、前記複数の抵抗器と前記ディジタル的
に可変の抵抗器とは直列に接続されていて、バイアス電
流が流れるDC径路を形成する分圧回路と、外部システ
ムからのシステム・トリガ信号を受け取るように結合さ
れていて、検出開始モードを示す第1の論理状態、およ
び検出停止モードを示す第2の論理状態を有する電圧検
出要求信号を発生するための検出信号発生回路と、前記
検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取るよ
うに結合されていて、システム電圧を監視しており、そ
れによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル
信号を発生するためのシステム電圧監視回路と、電圧レ
ベル信号に応答して、LCDドライバが複数のLCD駆
動波形を出力できるようにバイアス電流の大きさを調整
するために、システム電圧の現在レベルに基づいて前記
ディジタル的に可変の抵抗器を調整する制御信号を発生
するための、論理回路とを含む。
【0023】バイアス電圧発生装置のさらにもう1つの
実施形態は、バイアス電圧として働く複数の配分された
電圧にシステム電圧を分割するために、複数の第1の抵
抗器および少なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗
器を含んでいて、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジ
タル的に可変の抵抗器とは直列に接続されており、バイ
アス電流が流れる第1の抵抗値のDC径路を形成してい
る分圧回路と、外部システムからシステム・トリガ信号
を受け取るために結合されていて、検出開始モードを示
す第1の論理状態、および検出停止モードを示す第2の
論理状態を有する電圧検出要求信号を発生するための検
出信号発生回路と、電圧検出要求信号を受け取るために
前記検出信号発生回路に結合されていて、システム電圧
を監視しており、それによってシステム電圧の現在レベ
ルを示す電圧レベル信号を発生するためのシステム電圧
監視回路と、電圧レベル信号に応答して、システム電圧
の現在レベルに基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗
器の抵抗値を規定された値に調整する制御信号を発生
し、複数のLCD駆動波形をLCDドライバが出力でき
るようにバイアス電流の大きさを調整するための論理回
路と、LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイ
ッチされる各瞬間において、スイッチング信号を表して
いる1つのパルスを発生することができるスイッチング
信号発生回路と、前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器
の1つの両端にそれぞれ接続されていて、前記スイッチ
ング信号発生回路からのスイッチング信号によって制御
される複数のスイッチング・ユニットを含んでいるスイ
ッチング回路とを含み、LCD駆動波形が1つの状態か
ら別の状態へスイッチされる1つの瞬間においてスイッ
チング信号が現われる時、各スイッチング・ユニットは
前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第1の抵抗
値より低いレベルにまで減らしてバイアス電流をトップ
・レベルにまで上昇させ、スイッチング信号がヌルの
時、各スイッチング・ユニットは前記分圧回路を通るD
C径路の等価抵抗値を第1の抵抗値に戻してバイアス電
流をボトム・レベルにまで上昇させる。
【0024】システム電圧監視回路にはいくつかの具体
例があり得る。システム電圧監視回路の1つの実施形態
は、基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、シ
ステム電圧に結合されていて、システム電圧の複数の配
分されたレベルを発生するための複数の分圧回路と、シ
ステム電圧の複数の配分されたレベルを共通の信号線に
接続する複数のスイッチと、基準電圧を受け取るために
接続されている負側の入力および前記共通の信号線に接
続されている正側の入力を備えていて、システム電圧の
現在レベルが入っている指定された範囲を示す一連の比
較信号を発生するコンパレータと、前記コンパレータと
前記複数のスイッチに接続されていて、前記コンパレー
タが比較電圧を発生することができるように、前記スイ
ッチを選択的にオンにし、それに続いてその比較信号を
処理し、それによってシステム電圧の現在レベルが入っ
ている範囲を示す電圧レベル信号を発生するための制御
回路とを含む。
【0025】システム電圧監視回路のさらにもう1つの
実施形態は、基準電圧を発生するための基準電圧発生回
路と、システム電圧の複数の配分されたレベルを発生す
るために、システム電圧に一端が結合されている複数の
直列に接続された抵抗器を含んでいて、そこからの出力
として働く1つのノードを含んでいる分圧回路と、前記
分圧回路の中の抵抗器の両端に所定の方法で接続される
複数のスイッチであって、前記スイッチが選択的にオン
にされた時に、選択された数の抵抗器が短絡され、前記
分圧回路の出力がシステム電圧の配分された1つのレベ
ルを送り出すことができるようにするスイッチと、基準
電圧を受け取るために接続されている負側の入力および
前記分圧回路の出力に接続されている正側の入力を備
え、システム電圧の現在レベルが入っている指定された
範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレータと、
前記コンパレータおよび前記複数のスイッチに結合され
ていて、前記コンパレータが比較信号を発生することが
できるように前記スイッチを選択的にオンにし、その
後、その比較信号を処理し、それによってシステム電圧
の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信号を
発生する制御回路とを含む。
【0026】システム電圧監視回路のさらにもう1つの
実施形態は、電圧検出要求信号を受け取るように結合さ
れていて、アクチュエート信号を発生するための、アク
チュエート回路と、そのアクチュエート信号に応答し
て、システム電圧の現在レベルを検出し、それによって
システム電圧の現在レベルを示す電圧レベル信号を発生
するための電圧検出回路とを含む。
【0027】さらに、その電圧検出回路は、ソース、ド
レイン、およびゲートを備えている第1のタイプの第1
のMOSトランジスタと、ソース、ドレイン、およびゲ
ートを備えている第1のタイプの第2のMOSトランジ
スタと、ソース、ドレイン、およびゲートを備えている
第2のタイプの第3のMOSトランジスタと、ソース、
ドレイン、およびゲートを備えている第2のタイプの第
4のMOSトランジスタとを含む。
【0028】前記の電圧検出回路において、第1のMO
Sトランジスタはそのソースがシステム電圧に結合され
ていて、そのゲートはシステム電圧に結合されており、
そしてそのドレインは第2のMOSトランジスタのソー
スに接続されていて;第2のMOSトランジスタはその
ソースが前記第1のMOSトランジスタのドレインに接
続されていて、そのドレインは前記第3のMOSトラン
ジスタのドレインに接続されており、そしてそのゲート
はシステム電圧に結合されていて;第3のMOSトラン
ジスタは前記アクチュエート回路からアクチュエート信
号を受け取るようにそのソースが結合されていて、その
ドレインは前記第2のMOSトランジスタのドレインに
接続されており、そしてそのゲートはシステム電圧に結
合されていて;第4のMOSトランジスタはそのソース
が第2のMOSトランジスタのドレインおよび第3のM
OSトランジスタのドレインに接続されていて、そのド
レインは第1のMOSトランジスタのドレインと第2の
MOSトランジスタのソースとに接続されており、そし
てそのゲートはシステム電圧に結合されている。第4の
MOSトランジスタのソースはシステム電圧の現在レベ
ルを示す電圧レベル信号を送り出すための出力として働
く。これらのMOSトランジスタはPMOSトランジス
タおよびNMOSトランジスタが可能である。
【0029】さらに、スイッチング回路は各種の具体化
が可能である。スイッチング回路の1つの実施形態は、
前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
れぞれ接続されていて、スイッチング信号発生回路から
のスイッチング信号によって制御される複数のスイッチ
ング・ユニットを含んでいるスイッチング回路を含む。
LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
時、各スイッチング・ユニットは前記分圧回路を通るD
C径路の等価抵抗値を第1の抵抗値より低いレベルにま
で減らしてバイアス電流をトップ・レベルにまで上昇さ
せ、スイッチング信号がヌルの時、各スイッチング・ユ
ニットは前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第
1の抵抗値に戻してバイアス電流をボトム・レベルにま
で上昇させる。
【0030】スイッチング回路のさらにもう1つの実施
形態は、分圧回路の中の前記第2の抵抗器の1つの両端
にそれぞれ接続されていて、スイッチング信号発生回路
からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
ッチとを含む。LCD駆動波形が1つの状態から別の状
態へスイッチされる1つの瞬間においてスイッチング信
号が現われる時、各スイッチが閉じられて、第2の抵抗
器を短絡し、それによって前記分圧回路を通るDC径路
の等価抵抗値を低いレベルにまで減らしてバイアス電流
をトップ・レベルにまで上昇させ;スイッチング信号が
ヌルの時、各スイッチが開かれて、第2の抵抗器がそれ
に関連付けられている第1の抵抗器と直列に接続される
ようにし、それによって前記分圧回路を通るDC径路の
等価抵抗値を上昇させてバイアス電流をボトム・レベル
にまで下げるようにする。
【0031】スイッチング回路のさらにもう1つの実施
形態は、分圧回路の中の第1の抵抗器の1つの両端にそ
れぞれ接続されていて、スイッチング信号発生回路から
のスイッチング信号によって制御される、内部抵抗を有
する複数のスイッチ・ユニットを含む。LCD駆動波形
が1つの状態から別の状態へスイッチされる1つの瞬間
においてスイッチング信号が現われる時、各スイッチン
グ・ユニットがオンにスイッチされてその内部抵抗が分
圧回路の中の第1の抵抗器の1つに並列に接続され、分
圧回路を通るDC径路の等価抵抗値が第1の抵抗値より
低いレベルにまで下げられてバイアス電流をトップ・レ
ベルにまで上昇させ;スイッチング信号がヌルの時、内
部抵抗がそれに関連した第1の抵抗器から切り離されて
前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値が第1の抵抗
値へ戻されて、バイアス電流をボトム・レベルにまで下
げる。
【0032】本発明の装置の前記各種実施形態の基づい
て、それらを動作させるために各種の方法が提供され
る。各方法はLCDパネルをドライブするためにLCD
ドライバ用の一組のバイアス電圧を発生するために使わ
れる。そのバイアス電圧はバイアス電圧として働くいく
つかの配分された電圧にシステム電圧を分割する分圧回
路の手段によって得られる。
【0033】第1の方法は、(1)システム電圧の現在
レベルを検出し、それによってシステム電圧の現在レベ
ルを示す電圧レベル信号を発生する検出のステップと、
(2)電圧レベル信号に応答して、論理制御信号を発生
するステップと、(3)分圧回路に直列に接続されてい
るディジタル的に可変の抵抗器に対してその論理制御信
号を印加し、分圧回路を通って流れるバイアス電流の大
きさを調整し、LCDドライバがLCDパネルに対して
複数のLCD駆動波形を発生する必要がある時はバイア
ス電流がトップ・レベルにスイッチされ、そしてLCD
ドライバが使用されていない時はボトム・レベルへスイ
ッチされるようにするステップとを含む。
【0034】第2の方法は、(1)外部システムからの
システム・トリガ信号に応答して、電圧検出要求信号を
発生するステップと、(2)システム・トリガ信号が検
出開始モードを示しているかどうかを判定し、イエスで
あった場合、システム電圧の現在レベルを検出し、それ
によってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル信
号を発生するステップと、(3)電圧レベル信号に応答
して、論理制御信号を発生するステップと、(4)分圧
回路に直列に接続されているディジタル的に可変の抵抗
器に対してその論理制御信号を印加し、分圧回路を通っ
て流れるバイアス電流の大きさを調整し、LCDドライ
バがLCDパネルに対して複数のLCD駆動波形を発生
する必要がある時はバイアス電流がトップ・レベルにス
イッチされ、そしてLCDドライバが使用されていない
時はボトム・レベルへスイッチされるようにするステッ
プとを含む。
【0035】第3の方法は、(1)外部システムからの
システム・トリガ信号に応答して、電圧検出要求信号を
発生するステップと、(2)システム・トリガ信号が検
出開始モードを示しているかどうかを判定し、イエスで
あった場合、システム電圧の現在レベルを検出し、それ
によってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル信
号を発生するステップと、(3)電圧レベル信号に応答
して、論理制御信号を発生するステップと、(4)分圧
回路に直列に接続されているディジタル的に可変の抵抗
器に対してその論理制御信号を印加し、分圧回路を通っ
て流れるバイアス電流の大きさを上昇させ、分圧回路か
らバイアス電圧を発生できるようにするステップと、
(5)バイアス電圧をLCDドライバへ入力してLCD
ドライバに複数のLCD駆動波形を発生させるステップ
と、(6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へ
スイッチされる各瞬間において、スイッチング信号を発
生するステップと、(7)前記分圧回路の中の前記第1
の抵抗器の1つの両端にそれぞれ接続されている複数の
スイッチング・ユニットを含んでいるスイッチング回路
に対してスイッチング信号を入力し、LCD駆動波形が
1つの状態から別の状態へスイッチされる1つの瞬間に
おいてスイッチング信号が現われる時、各スイッチング
・ユニットは前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値
を第1の抵抗値より小さい減らされたレベルにスイッチ
し、バイアス電流をトップ・レベルにまで上昇させ、ス
イッチング信号がヌルの時、各スイッチング・ユニット
は前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第1の抵
抗値へ戻し、バイアス電流をボトム・レベルにまで上昇
させるようにするステップとを含む。
【0036】第4の方法は、(1)外部システムからの
システム・トリガ信号に応答して、電圧検出要求信号を
発生するステップと、(2)システム・トリガ信号が検
出開始モードを示しているかどうかを判定し、イエスで
あった場合、システム電圧の現在レベルを検出し、それ
によってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル信
号を発生するステップと、(3)電圧レベル信号に応答
して、論理制御信号を発生するステップと、(4)分圧
回路に直列に接続されているディジタル的に可変の抵抗
器に対してその論理制御信号を印加し、分圧回路を通っ
て流れるバイアス電流の大きさを上昇させ、分圧回路か
らバイアス電圧を発生できるようにするステップと、
(5)バイアス電圧をLCDドライバへ入力してLCD
ドライバに複数のLCD駆動波形を発生させるステップ
と、(6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へ
スイッチされる各瞬間において、スイッチング信号を発
生するステップと、(7)前記分圧回路の中の前記第1
の抵抗器の1つの両端にそれぞれ接続されている複数の
スイッチング・ユニットを含んでいるスイッチング回路
に対してスイッチング信号を入力し、LCD駆動波形が
1つの状態から別の状態へスイッチされる1つの瞬間に
おいてスイッチング信号が現われる時、各スイッチング
・ユニットがオンにスイッチされてその内部抵抗が前記
分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つに並列に接続さ
れ、前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値が第1の
抵抗値より低いレベルにまで下げられてバイアス電流を
トップ・レベルにまで上昇させ、スイッチング信号がヌ
ルの時、内部抵抗がそれに関連した第1の抵抗器から切
り離されて前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値が
第1の抵抗値へ戻されて、バイアス電流をボトム・レベ
ルにまで下げるようにするステップとを含む。
【0037】第5の方法は、(1)外部システムからの
システム・トリガ信号に応答して、電圧検出要求信号を
発生するステップと、(2)システム・トリガ信号が検
出開始モードを示しているかどうかを判定し、イエスで
あった場合、システム電圧の現在レベルを検出し、それ
によってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル信
号を発生するステップと、(3)電圧レベル信号に応答
して、論理制御信号を発生するステップと、(4)分圧
回路に直列に接続されているディジタル的に可変の抵抗
器に対してその論理制御信号を印加し、分圧回路を通っ
て流れるバイアス電流の大きさを上昇させ、分圧回路か
らバイアス電圧を発生できるようにするステップと、
(5)バイアス電圧をLCDドライバへ入力してLCD
ドライバに複数のLCD駆動波形を発生させるステップ
と、(6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へ
スイッチされる各瞬間において、スイッチング信号を発
生するステップと、(7)前記分圧回路の中の前記第1
の抵抗器の1つの両端にそれぞれ接続されている複数の
スイッチを含んでいるスイッチング回路に対してスイッ
チング信号を入力し、LCD駆動波形が1つの状態から
別の状態へスイッチされる1つの瞬間においてスイッチ
ング信号が現われる時、各スイッチが閉じられて第2の
抵抗器を短絡し、それによって前記分圧回路を通るDC
径路の等価抵抗値を減少したレベルにスイッチしてバイ
アス電流をトップ・レベルにまで上昇させ、スイッチン
グ信号がヌルの時、各スイッチが開かれて、第2の各抵
抗器がそれぞれに関連付けられている第1の抵抗器に対
して直列に接続され、それによって前記分圧回路を通る
DC径路の等価抵抗値を上昇させてバイアス電流をボト
ム・レベルにまで下げるようにするステップとを含む。
【0038】
【発明の実施の形態】<本発明の装置>図4は本発明に
よるバイアス電圧発生装置120の回路ブロック図であ
る。それはスイッチング回路130およびスイッチング
信号発生回路132と結合されて使われ、一組のバイア
ス電圧(ひとまとめにしてVB と名付けられる)をLC
Dドライバ110に対して提供し、LCDパネル100
をドライブする。
【0039】バイアス電圧発生装置120は分圧回路1
22に、論理回路124、システム電圧監視回路12
6、および検出信号発生回路128を含む。分圧回路1
22は、LCDドライバ110が複数のアナログLCD
駆動波形を発生するためのバイアス電圧セットVB とし
て働くいくつかの配分されたレベルに、システム電圧V
CCを分割するために使われる。LCD駆動波形は例え
ば、8個の共通信号COM1〜COM8およびいくつか
のセグメント信号SEG1〜SEG40を含んでいる。
これらのLCD駆動波形によってLCDパネル100を
ドライブし、これらのLCD駆動波形によって表される
データまたはグラフィクスをパネル上に表示することが
できる。
【0040】システム電圧監視回路126はシステム電
圧VCCの現在レベルを検出するために使われ、それによ
ってシステム電圧VCCの現在レベルを示す電圧レベル信
号Vdet を出力する。その電圧レベル信号Vdet に応答
して、論理回路124は制御信号125を分圧回路12
2に対して送り出し、分圧回路122の総合的な等価抵
抗値を調整し、それによって分圧回路122を通って流
れるバイアス電流Idの大きさを調整する。バイアス電
圧VB の大きさはバイアス電流Id の大きさに比例して
いるので、バイアス電圧VB はLCDドライバ110が
データを表示するために、LCDパネル100をドライ
ブするための複数のLCD駆動波形を発生するのに十分
である。
【0041】検出信号発生回路128は電圧検出要求信
号127をシステム電圧監視回路126に対して送り出
す。これは例えば、電源がちょうどオンにされてシステ
ム・トリガ信号129が外部システム121によって発
生される時に行なわれる。システム・トリガ信号129
が検出開始モードを示している時、検出信号発生回路1
28は電圧検出要求信号127を発行してシステム電圧
監視回路126に対してシステム電圧VCCの現在レベル
の検出を開始するよう指令する。そうでなく、システム
・トリガ信号129が検出停止モードを示している時、
検出信号発生回路128はシステム電圧監視回路126
をディスエーブルし、システム電圧監視回路126が不
使用時に電力を消費しないようにすることができる。
【0042】スイッチング回路130はスイッチング信
号発生回路132からのスイッチング信号LCDPUL
SEによって制御され、分圧回路122の中の複数の抵
抗器の接続をスイッチする手段によって分圧回路122
の総合的な等価抵抗値を調整し、分圧回路122を通っ
て流れるバイアス電流をトップ・レベルとボトム・レベ
ルとの間でスイッチする。バイアス電流がトップ・レベ
ルにある時、バイアス電圧VB も高レベルにあってLC
Dドライバ110にLCDパネル100をドライブする
ためのLCD駆動波形を発生させる。上記は本発明によ
るバイアス電圧発生装置の基本のシステム・アーキテク
チャを簡単に説明しただけである。図4のバイアス電圧
発生装置の構成ブロックは、以下において詳細に開示さ
れる各種の方法で実施することができる。
【0043】<第1の好適な実施形態>図5を参照する
と、本発明のバイアス電圧発生装置の第1の好適な実施
形態の回路図が示されている。図に示されているよう
に、分圧回路122は5個の100kΩの抵抗器と1個
のディジタル的に可変の抵抗器RC とから構成され、そ
れらは5つのノードa、b、c、d、およびeにおいて
直列に接続されている。4つのノードa、b、c、dは
それぞれコンデンサ[C5,C6,C7,C8]に接続
されている。さらに、ディジタル的に可変の抵抗器RC
はインバータ136の出力に対するノードfを経由して
接続されている。インバータ136はLCDENという
名前のイネーブル信号を受け取る。ノードa、b、c、
d、eおよびfはそれぞれVa 、Vb 、Vc 、Vd 、V
e およびVf によって示され、そのうちの5個の電位
[Va ,Vb ,Vc ,Vd ,Ve ]はLCDドライバ1
10に対するバイアス電圧セットVB として働く。ディ
ジタル的に可変の抵抗器RC の抵抗値は論理回路124
の出力によって制御されて調整される。分圧回路の中の
直列に接続された100kΩの抵抗器およびディジタル
的に可変の抵抗器RC の等価抵抗値Reqが、これらの抵
抗器を通って流れるバイアス電流Id の大きさを決定
し、したがって、バイアス電圧[Va ,Vb ,Vc ,V
d ,Ve ]の大きさを決定する。
【0044】検出信号発生回路128は電圧検出要求信
号127をシステム電圧監視回路126へ送り出す。こ
れは例えば、電源がちょうどオンにされて、システム・
トリガ信号129が外部システム121によって発生さ
れた時に行なわれる。システム・トリガ信号129が検
出開始モードを示している時、検出信号発生回路128
はシステム電圧監視回路126に対してシステム電圧V
CCの現在レベルの検出を開始するよう指令する。そうで
なくて、システム・トリガ信号129が検出停止モード
を示している時、検出信号発生回路128はシステム電
圧監視回路126をディスエーブルし、システム電圧監
視回路126が不使用時に電力を消費しないようにする
ことができる。
【0045】システム電圧監視回路126は検出信号発
生回路128からの電圧検出要求信号127に応答し
て、システム電圧VCCの現在レベルを検出し、それによ
ってシステム電圧VCCの現在レベルを示す電圧レベル信
号Vdet を発生するように特に工夫されている。電圧レ
ベル信号Vdet に応答して、論理回路124は制御信号
125を送り出し、システム電圧VCCの現在レベルに従
ってディジタル的に可変の抵抗器RC の抵抗値を規定の
値に調整することができる。RC の変化によって、分圧
回路122の等価抵抗値Reqが変化し、それによって、
LCDドライバ110がLCD駆動波形を発生するのに
十分な大きさのバイアス電圧[Va ,Vb,Vc
d ,Ve ]を得ることができる。
【0046】さらに、100kΩの抵抗器(それらは抵
抗値が比較的高い)を使うことによって動的な電流の供
給が小さくなるので、コンデンサ[C5,C6,C7,
C8]を用意することによってLCD駆動波形が1つの
状態から別の状態へスイッチされる瞬間において大きな
バイアス電流値が得られる。イネーブル信号LCDEN
/バーは次の表1に与えられている方法でノードfにお
ける電位Vf の状態を制御するために使われる。
【0047】
【表1】
【0048】上記の表1は、LCDEN/バー=0の
時、Vf はインバータ136によって論理1の状態へイ
ンバートされ、それによってノードfにおける電位Vf
がVCCに等しい論理1の電圧状態に設定される。これは
分圧回路122の反対側においてシステム電圧VCCに対
抗する電位として働く。この結果として、分圧回路12
2を流れる電流は無くなる。他方、バイアス電圧発生装
置120がバイアス電流Id の大きな値を必要とする
時、イネーブル信号LCDEN/バーは論理1の電圧状
態にスイッチされる。
【0049】LCDEN/バー=1の時、バイアス電圧
[Va ,Vb ,Vc ,Vd ,Ve ]がLCDドライバ1
10へ供給され、LCDドライバ110に共通信号CO
M1〜COM8およびセグメント信号SEG1〜SEG
40を出力させる。LCDEN/バー=0の時、すべて
のバイアス電圧[Va ,Vb ,Vc ,Vd ,Ve ]はV
CCに等しい値にスイッチされる。
【0050】<第2の好適な実施形態>図6を参照する
と、本発明のバイアス電圧発生装置の第2の好適な実施
形態の回路図が示されている。図6において、図5の前
の実施形態の中と同じ要素には同じ参照番号が付けられ
ている。この実施形態はスイッチング回路130とスイ
ッチング信号発生回路132が分圧回路122に結合さ
れていることにおいて特に、前の実施形態と異なってい
る。スイッチング回路130は複数のスイッチング・ユ
ニット[Sa ,Sb ,Sc ,Sd ,Se ]から構成さ
れ、各スイッチング・ユニットは1個の10kΩの抵抗
器と1つのスイッチから構成されており、各スイッチは
SW1、SW2、SW3、SW4、およびSW5によっ
て示されている。これらのスイッチング・ユニット[S
a ,Sb ,Sc ,Sd ,Se ]はそれぞれ分圧回路12
2の中の100kΩの抵抗器の1つの両端に接続されて
いる。
【0051】これらのスイッチング・ユニット[Sa
b ,Sc ,Sd ,Se ]はそれぞれスイッチング信号
発生回路132から発生されるスイッチング信号LCD
PULSEによって制御される。例えば、LCD駆動波
形が1つの状態から別の状態へスイッチされる瞬間にお
いて、LCDPULSE=1となる。LCDPULSE
=1が発生すると、すべてのスイッチ[SW1,SW
2,SW3,SW4,SW5]がオンになって閉じられ
た状態になり、スイッチング回路130の中の10kΩ
の抵抗器がそれぞれ分圧回路の中の100kΩの抵抗器
に並列に接続され、結果としてノードa、b、c、dお
よびeの各隣合わせのペア間の抵抗値が9.09kΩと
なる。この結果として、分圧回路122を通って流れる
バイアス電流Id はトップ・レベルにまで増加される。
【0052】他方、LCD駆動波形が定常状態にある
時、スイッチング信号発生回路132はLCDPULS
E=0を出力する。それによってスイッチ[SW1,S
W2,SW3,SW4,SW5]のすべてがオフにな
り、回路が開かれた状態になる。この結果として、10
kΩの抵抗器はすべて分圧回路122の中のそれに関連
した100kΩの抵抗器から切り離される。これによっ
てノードa、b、c、dおよびeの隣り合わせの各ペア
間の抵抗値が9.09kΩから100kΩへ戻される。
この結果として、分圧回路を通って流れる電流Id はボ
トム・レベルにまで増加される。例えば、VCC=5Vの
場合、Id =5V/(100×5)kΩ=10μAとな
る。これは実質的には無視できる小さい電流である。
【0053】<第3の好適な実施形態>図7を参照する
と、本発明のバイアス電圧発生装置の第3の好適な実施
形態の回路図が示されている。図7において、図5の前
の実施形態における同じ要素には同じ参照番号が付けら
れている。この実施形態は、分圧回路122において、
前の実施形態での100kΩの抵抗器が10kΩの抵抗
器と置き換えられており、スイッチング・ユニット[S
a,Sb ,Sc ,Sd ,Se ]はそれぞれ直列に接続さ
れた90kΩの抵抗器とその90kΩの抵抗器の両端に
接続されたSW1、SW2、SW3、SW4、およびS
W5のスイッチの1つから構成されている。LCD駆動
波形が1つの状態から別の状態へスイッチされる瞬間に
おいて、スイッチング信号発生回路132はLCDPU
LSE=1を出力するようにトリガされ、それはスイッ
チ[SW1,SW2,SW3,SW4,SW5]のすべ
てをオンにして回路を閉じた状態にし、したがって分圧
回路122の中の90kΩの抵抗器のすべてを短絡す
る。その結果、分圧回路122の等価抵抗値は5×10
kΩ=50kΩとなる。したがって、バイアス電流Id
はトップ・レベルへスイッチされ、それによってLCD
ドライバ110がLCDドライバ110に対する十分な
LCD駆動波形を発生する。
【0054】他方、LCD駆動波形が定常状態に設定さ
れている時、スイッチング信号発生回路132はスイッ
チング回路130に対してLCDPULSE=0を出力
し、それによってすべてのスイッチ[SW1,SW2,
SW3,SW4,SW5]をオフにして回路を開かれた
状態にする。これは実質的に90kΩの抵抗器をそれぞ
れ10kΩの抵抗器に直列に接続する。結果として、ノ
ードa、b、c、d、およびeの隣り合わせの各ペア間
の抵抗値は10+90=100kΩとなる。これによ
り、分圧回路の等価抵抗値は5×100kΩ=500k
Ωとなる。したがって、バイアス電流Id はボトム状態
へスイッチされ、消費電力を削減することができる。
【0055】<第4の好適な実施形態>図8A〜図8C
は本発明のバイアス電圧発生装置の第4の好適な実施形
態の回路図である。これらの図において、前の実施形態
の中での同じ要素には同じ参照番号が付けられている。
この実施形態は本質的に前の図6の実施形態と同様であ
るが、スイッチング・ユニット[Sa ,Sb ,Sc ,S
d ,Se ]はここでは内部抵抗RI (ここでRI はそれ
に関連した10kΩの抵抗器より抵抗値が小さい)をそ
れぞれ備えており、前の図6の実施形態における100
kΩの抵抗器を無くすことができる。図8Aに示されて
いるように、スイッチング・ユニット[Sa ,Sb ,S
c ,Sd,Se ]の各々が分圧回路122の中の100
kΩの抵抗器の1つの両端に接続されている。スイッチ
ング・ユニット[Sa ,Sb ,Sc ,Sd ,Se ]の各
々が閉じられた時、その内部抵抗は実質的に100kΩ
の抵抗器の1つと並列に接続され、ノードa、b、c、
d、およびeの隣り合わせの各ペアの等価抵抗値が下げ
られる。この結果として、分圧回路122を通って流れ
るバイアス電流Idはトップ・レベルにまで上げられ、
LCDドライバ110がLCD駆動波形を発生する。
【0056】さらに図8Bを参照すると、図8Aの中に
示されている各スイッチ[Sa ,Sb ,Sc ,Sd ,S
e ]の詳細回路図が示されている。図8Bのスイッチの
等価回路図がさらに図8Cに示されている。
【0057】図8Bに示されているように、各スイッチ
[Sa ,Sb ,Sc ,Sd ,Se ]はNMOS(Nタイ
プ金属酸化半導体)トランジスタQ1とPMOS(Pタ
イプMOS)トランジスタQ2から構成されている、ロ
ング・チャネルのトランスミッション・ゲート134を
含む。NMOSトランジスタQ1のゲートG1は信号L
CDPULSEに接続され、PMOSトランジスタQ2
のゲートG2はインバートされた信号LCDPULSE
/バーに接続されている。NMOSトランジスタQ1の
ソースおよびNMOSトランジスタQ1のソースは共通
のノードSに接続されており、その共通のノードはさら
にシステム電圧VCCに接続されている。そして両者のド
レインは共通のノードDに接続され、それはさらに分圧
回路122の中のノードa、b、c、d、およびeのう
ちの1つに接続されている(図8A)。トランスミッシ
ョン・ゲート134は分圧回路122の中の100kΩ
の抵抗器の1つの両端に接続されている(図8A)。
【0058】LCD駆動波形が1つの状態から別の状態
へスイッチされる瞬間において、スイッチング信号発生
回路132(図8A)はトリガされてスイッチ[Sa
b,Sc ,Sd ,Se ]の各々に対してLCDPUL
SE=1を出力し、NMOSトランジスタQ1およびP
MOSトランジスタQ2の両方を導通状態にスイッチ
し、実効的にトランスミッション・ゲート134の内部
抵抗RI を100kΩの抵抗器の各1つに並列に接続す
る。したがって、分圧回路122の等価抵抗値は小さく
なり、バイアス電流Id がトップ・レベルにスイッチさ
れる。
【0059】そうでない場合、スイッチング信号発生回
路132はスイッチ[Sa ,Sb ,Sc ,Sd ,Se
の各々に対してLCDPULSE=0を出力し、NOM
SトランジスタQ1およびPMOSトランジスタQ2の
両方を非導通状態にスイッチする。これによって、ノー
ドa、b、c、d、およびeの隣り合わせの各ペアの中
の抵抗値が100kΩに戻される。分圧回路122の等
価抵抗値は5×100kΩ=500kΩとなる。これに
よって、バイアス電流Id は消費電力を減らす目的のた
めにトップ・レベルからボトム・レベルにまで減らされ
る。
【0060】<第5の好適な実施形態>図9を参照する
と、本発明のバイアス電圧発生装置の第5の好適な実施
形態の回路図が示されている。図9の中で、前の実施形
態の中の要素と同じ要素には同じ参照番号が付けられて
おり、また、それらは機能が同じであるので、それらに
ついての説明はここでは繰り返されない。この実施形態
において、論理回路124は制御回路124aおよびマ
イクロプロセッサ124bから構成されている。システ
ム電圧監視回路126によって発生される電圧レベル信
号Vdet はマイクロプロセッサ124bによって受け取
られる。システム電圧VCCの現在レベルを示す電圧レベ
ル信号Vdet に基づいて、マイクロプロセッサ124b
は対応しているコマンド信号124cを制御回路124
aに対して出力することができる。そのコマンド信号1
24cに応答して、制御回路124aは制御信号125
をディジタル的に可変の抵抗器RC に対して出力し、シ
ステム電圧VCCの現在レベルに従ってRC の抵抗値を規
定の値に調整する。
【0061】図10をさらに参照すると、ディジタル的
に可変の抵抗器RC の詳細回路図が示されている。この
ディジタル的に可変の抵抗器RC は4つの直列に接続さ
れた同じ抵抗値Rの抵抗器を含む。さらに、第1のスイ
ッチSW6は4個の抵抗器のすべてにまたがって接続さ
れており、第2のSW7は4個の抵抗器のうちの下から
3番目までの抵抗器にまたがって接続され、第3のスイ
ッチSW8は4個の抵抗器の中の下から2番目までの抵
抗器にまたがって接続され、そして第4のスイッチSW
9は4個の抵抗器のうちの最も下の抵抗器の両端に接続
されている。
【0062】スイッチ[SW6,SW7,SW8,SW
9]のオン/オフ状態は、1の論理信号が印加された
時、それらはオンになって回路が閉じられた状態にな
り、また、0の論理信号がそれに印加された時は、それ
らはオフになって開かれた状態になる。4つのスイッチ
[SW6,SW7,SW8,SW9]は4つのANDゲ
ートに接続され、そして2ディジットの制御信号[S
0,S1]によって制御される。制御信号[S0,S
1]の値はシステム電圧VCCの現在レベルが入っている
範囲に対応する。[S0,S1]の値に対応しているデ
ィジタルに可変の抵抗器RC の出力抵抗が次の表2の中
に与えられている。
【0063】
【表2】
【0064】さらに図11を参照すると、ディジタル的
に可変の抵抗器の変形版の詳細回路図が示されている。
このディジタル的に可変の抵抗器は図10の中に示され
ている前のものと違っている。それはスイッチの追加の
配列[SW10,SW11,SW12,SW13](そ
れぞれが同じ抵抗値Rの抵抗器と直列に接続されてい
る)がそれぞれ4個の抵抗器Rの1つの両端に接続され
ている。スイッチ[SW10,SW11,SW12,S
W13]のオン/オフ状態はスイッチング信号LCDP
ULSEによって一緒に制御される。
【0065】LCDPULSE=1の時、それによって
スイッチ[SW10,SW11,SW12,SW13]
のすべてが閉じられることになり、したがって2つの各
隣り合わせのノード間の抵抗器Rの並列に接続されたペ
アを形成する。2つの各隣り合わせのノード間の抵抗値
はR/2に減少する。これによってディジタル的に可変
の抵抗器の出力抵抗値RC の範囲をより広くすることが
できる。
【0066】図12を参照すると、LCDドライバによ
って発生されるLCD駆動波形COM1、COM2、C
OM3およびSEGxの信号の図が示されている。これ
らのLCD駆動波形はLCDパネルをドライブするため
に使われる代表的な波形であり、ここではデモンストレ
ーションの目的で示されており、本発明の精神および範
囲には関係していない。本発明はLCD駆動波形が1つ
の状態から別の状態へスイッチされる瞬間におけるこれ
らのLCD駆動波形の中のスパイクを最小限に抑えるの
に特に便利である。これは分圧回路122の総合的な等
価抵抗値を動的に減らす手段によって達成され、それに
よって分圧回路122を通って流れるバイアス電流Id
を増加させる。他の時点では、分圧回路122の総合的
な等価抵抗値は増やされ、それによって分圧回路122
を通って流れるバイアス電流Idがボトム・レベルにま
で減らされる。これによって消費電力が節約される。
【0067】図13を参照すると、LCD駆動波形が1
つの状態から別の状態へスイッチされる瞬間におけるス
イッチング信号LCDPULSEの発生を示すために特
に使われる、CLK、COM1、COM2、およびLC
DPULSEの信号の図が示されている。CLK信号は
システム・クロックSYSC Kに基づいてスイッチング
信号発生回路132によって発生されるLCDクロック
である。COM1およびCOM2の波形が1つの状態か
ら別の状態へスイッチされるたびに、それはスイッチン
グ信号発生回路132が1つのパルスを発生し、それに
よってLCDPULSE=1となる。前に説明されてい
るように、LCDPULSE=1が現われることによっ
て、すべてのスイッチ[SW1,SW2,SW3,SW
4,SW5]が閉じられ、分圧回路122の中のノード
a、b、c、d、およびeの隣り合わせの各ペア間の抵
抗値(図13の中でRa によって表されている)が結果
として低くなる。したがって、分圧回路122の全体と
しての等価抵抗の値は小さくなり、バイアス電流Id
トップ・レベルにまで上昇し、COM1およびCOM2
の波形を他の状態にスイッチする電力が増加する。
【0068】他方、COM1およびCOM2の波形が定
常状態にある時、LCDPULSE=0となる。これは
すべてのスイッチ[SW1,SW2,SW3,SW4,
SW5]を開いた状態にし、結果として分圧回路の中の
a、b、c、d、およびeの隣り合わせの各ペア間の抵
抗値(図13の中でRb によって示されている)が高く
なる。分圧回路122の総合的な等価抵抗値は従って上
昇する。これによってバイアス電流Id がボトム・レベ
ルにまで小さくなり、消費電力が減少してエネルギーが
節約される。
【0069】図14を参照すると、システム電圧監視回
路126の詳細の回路図が示されている。図に示されて
いるように、システム電圧監視回路126は制御回路1
42、コンパレータ146、および基準電圧154を発
生するための基準電圧発生回路144を含む。基準電圧
154はコンパレータ146の負側の入力に接続されて
いる。さらに、システム電圧監視回路126は4個の抵
抗ペア[Rg ,Rg ’]、[Rh ,Rh ’]、[Ri
i ’]、および[Rj ,Rj ’]を含んでいる複数の
分圧回路を含み、各抵抗ペアは1つのノード、それぞれ
g、h、i、およびjに相互接続され、それはさらにそ
れぞれ1つのスイッチ、Sg 、Sh 、Si 、およびSj
を経由して、コンパレータ146の正側の入力に接続さ
れている共通の信号線に接続されている。ノードg、
h、i、およびjにおける電位はそれぞれVg 、Vh
i 、およびVj によって示されている。スイッチ[S
g ,Sh ,Si ,Sj ]のオン/オフ状態は制御回路1
42によって制御される。
【0070】電圧検出要求信号127が検出開始モード
を示すと、制御回路142はスイッチ[Sg ,Sh ,S
i ,Sj ]をシーケンシャルな方法でオンにし、システ
ム電圧VCCの各種の配分された電圧[Vg ,Vh
i ,Vj ]の各々を基準電圧154と1つずつ比較す
る。この結果として、コンパレータ146は制御回路1
42に対して出力信号線156上に一連の比較信号を発
生する。
【0071】次に制御回路142はこれらの比較信号を
処理し、それによってシステム電圧VCCの現在レベルが
どの範囲に入っているかを判定する。例えば、(4.5
V<VCC)、または(3.7V<VCC<4.5V)、ま
たは(2.8V<VCC<3.7V)、または(VCC
2.8V)であるかどうかを判定し、それによって電圧
レベル信号Vdet を出力する。Vdet はシステム電圧V
CCの現在レベルが入っている範囲を示す。他方、電圧検
出要求信号127が検出停止モードを示すと、制御回路
142はディスエーブルされてシステム電圧VCCの現在
レベルの検出を停止する。
【0072】図15はシステム電圧監視回路126の1
つの変形版を示している。システム電圧監視回路126
はここでは同じ制御回路142、基準電圧発生回路14
4、およびコンパレータ146を含むが、分圧回路およ
び付随しているスイッチは異なった方法で構成されてい
る。この場合の分圧回路は抵抗値がRf である6個の直
列に接続された抵抗器から構成されている。6個の抵抗
器の隣り合わせのペア間のノードは1つのスイッチ、そ
れぞれSg ’、Sh ’、Si ’、およびSj ’に接続さ
れている。最も上のノードはコンパレータ146の正側
の入力に接続されている。
【0073】検出開始モードにおいて、検出信号発生回
路128は制御回路142に対して現在のモードを示し
ている電圧検出要求信号127を送り出す。その電圧検
出要求信号127に応答して、制御回路142はスイッ
チ[Sg ’,Sh ’,Si ’,Sj ’]を選択的にオン
にし、コンパレータ146の正側の入力に接続されてい
る電圧のレベルを変化させ、それを基準電圧154と比
較する。コンパレータ146はそれに従って一連の比較
信号を発生し、比較信号はシステム電圧VCCの現在レベ
ルがどの範囲に入っているかを示す。制御回路142は
これらの比較信号を処理し、それによってシステム電圧
CCの現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信
号Vdet を発生する。他方、電圧検出要求信号127が
検出停止モードを示した場合、検出信号発生回路128
は制御回路142をディスエーブルする。
【0074】図16を参照すると、システム電圧監視回
路126の別の変形版が示されている。ここではシステ
ム電圧監視回路126はアクチュエート回路160およ
びシステム電圧VCCの現在レベルを検出するための電圧
検出回路170を含む。検出開始モードを示す電圧検出
要求信号127を受け取ると、アクチュエート回路は電
圧検出回路170に対してアクチュエート信号162を
出力し、電圧検出回路170をアクチュエートしてシス
テム電圧VCCの現在レベルの検出を開始させる。
【0075】さらに図17を参照すると、図16に示さ
れている電圧検出回路170の詳細の回路図が示されて
いる。図に示されているように、電圧検出回路170は
第1のPMOSトランジスタ201、第2のPMOSト
ランジスタ202、第1のNMOSトランジスタ20
3、第2のNMOSトランジスタ204、第1のインバ
ータ211および第2のインバータ212を含む。第1
のPMOSトランジスタ201および第1のNMOSト
ランジスタ203は一緒に基本のインバータを構成す
る。
【0076】第1のPMOSトランジスタ201はその
ソースがVCCに接続され、ドレインは第2のPMOSト
ランジスタ202のソースに接続され、そしてゲートは
CCに接続されている共通ノード200に接続されてい
る。第2のPMOSトランジスタ202はそのソースが
第1のPMOSトランジスタ201のドレインに接続さ
れ、ドレインは第1のNMOSトランジスタ203のド
レインに接続され、そしてゲートは共通ノード200に
接続されている。第1のNMOSトランジスタ203は
そのソースがアクチュエート回路160に接続され、ド
レインは第2のPMOSトランジスタ202のドレイン
に接続され、そしてゲートは共通ノード200に接続さ
れている。第2のNMOSトランジスタ204はそのソ
ースが第2のPMOSトランジスタ202のドレインお
よび第2のNMOSトランジスタ203のドレインに接
続され、ドレインは第1のPMOSトランジスタ201
のドレインおよび第2のPMOSトランジスタ202の
ソースに接続され、そしてゲートはVCCに接続されてい
る。第1のインバータ211はその入力が第2のPMO
Sトランジスタ202のドレイン、第1のNMOSトラ
ンジスタ203のドレイン、および第2のNMOSトラ
ンジスタ204のソースを接続しているノードに接続さ
れている。第2のインバータ212は第1のインバータ
211に対してカスケードに接続されている。第2のイ
ンバータ212の出力は上記の電圧レベル信号Vdet
ある。前記の電圧検出回路170の遷移電圧はシステム
電圧VCCによっては変化しない。上記の遷移電圧以上
で、電圧検出回路170は第1の論理状態を示す低い電
圧の出力を発生し、遷移電圧以下では、電圧検出回路1
70は第2の論理状態を示す高い電圧の状態を出力す
る。
【0077】図18を参照すると、システム電圧監視回
路126の変形版の回路図が示されている。図に示され
ているように、その回路は4個の直列に接続された抵抗
器R1(68kΩ)、R2(4kΩ)、R3(3k
Ω)、R4(19kΩ)を含む。さらに、MOSトラン
ジスタ220が抵抗器R4に直列に接続されており、そ
のゲートはインバータを経由して入力ポートBAT3に
接続され、入力ポートBAT3は電圧検出要求信号12
7を受け取る。4個の抵抗器[R1,R2,R3,R
4]を接続している3つのノードはそれぞれ3つの電圧
検出回路170a、170b、170cに接続され、各
検出回路の回路構造は図17に示されている。電圧検出
回路170a、170b、170cの出力ポートはそれ
ぞれBAT0、BAT1、およびBAT2によって示さ
れ、一方、電圧検出要求信号127に対する入力ポート
はBAT3によって示されている。
【0078】この実施形態においては、システム電圧V
CCの現在レベルを表すために4つの範囲があらかじめ定
義されている。それらはそれぞれ(4.5V<VCC)、
(3.7V<VCC<4.5V)、(2.8V<VCC
3.7V)、および(VCC<2.8V)である。電圧検
出要求信号127が検出開始モードを示す論理1の状態
になると、MOSトランジスタ220がオンになり、電
圧検出回路170a、170b、170cが4個の抵抗
器R1(68kΩ)、R2(4kΩ)、R3(3k
Ω)、R4(19kΩ)によってシステム電圧VCCの配
分されたレベルの検出を開始する。
【0079】図19を参照すると、システム電圧VCC
配分された電圧VA 、VB 、VC の変化およびシステム
電圧VCCに向かっての変化に対する電圧検出回路170
a、170b、170cの出力電圧VOUTHB
OUTMB 、VOUTLB の変化を示すために信号の図が使わ
れている。図19の中の第1の信号の図において、カー
ブ601はシステム電圧VCCの0Vから5Vへの変化を
表している。図19の中の第2の信号の図において、点
線のカーブ611はシステム電圧VCCの変化に対する第
1の電圧検出回路170aの出力電圧VOUTHB の大きさ
の変化を表し、そして実線のカーブ612は、同じくシ
ステム電圧VCCの変化に対するシステム電圧VCCの第1
の配分された電圧VA の大きさの変化を表している。第
1の電圧検出回路170aの遷移電圧は4.5Vに設定
されている。したがって、出力電圧VOUTHB はシステム
電圧VCCが4.5V以下に下がると、低い電圧の状態か
ら高い電圧の状態へスイッチされる。図19の中の第3
の信号の図において、点線のカーブ621はシステム電
圧VCCの変化に対する第2の電圧検出回路170bの出
力電圧VOUTMB の大きさの変化を表し、実線のカーブ6
22は同じくシステム電圧VCCの変化に対するシステム
電圧VCCの第2の配分されたVB の大きさの変化を表し
ている。第2の電圧検出回路170bの遷移電圧は3.
7Vに設定されている。したがって、システム電圧VCC
が3.7V以下に下がると、出力電圧VOUTMB が低い電
圧の状態から高い電圧の状態へスイッチされる。図19
の中の第4の信号の図において、点線のカーブ631は
システム電圧VCCの変化に対する第3の電圧検出回路1
70cの出力電圧VOUTLB の大きさの変化を表し、実線
のカーブ632は同じくシステム電圧VCCの変化に対す
るシステム電圧VCCの第3の配分された電圧VC の大き
さの変化を表している。第3の電圧検出回路170cの
遷移電圧は2.8Vに設定されている。したがって、V
CCが2.8V以下に下がると、出力電圧VOUTLB は低い
電圧の状態から高い電圧の状態へスイッチされる。
【0080】システム電圧VCCの現在レベルに対する論
理電圧状態の[VOUTHB ,VOUTMB,VOUTLB ]が次の
表3に示されている。
【0081】
【表3】
【0082】上記の表3においてHは第1の論理状態を
表している高い電圧の状態を表し、そしてLは第2の論
理状態を表している低い電圧の状態を表す。
【0083】図20は、入力ポートBAT3において受
信される電圧検出要求信号127が固定された周期で現
われるパルスの列である時に、システム電圧VCCの現在
レベルに対するV(BAT0)、V(BAT1)、V
(BAT2)の波形の変化を示している複数の信号の図
である。電圧検出要求信号127が低い電圧の論理状態
を表しているヌルである時、それはインバータによって
インバートされて図18の中のMOSトランジスタ22
0をイネーブルし、これによってシステム電圧VCCが抵
抗器R1(68kΩ)、R2(4kΩ)、R3(3k
Ω)、R4(19kΩ)によって配分された電圧
[VA ,VB ,VC ]に分割され、それらは電圧検出回
路170a、170b、170cによって検出され、そ
れによって、図20の中でV(BAT0)、V(BAT
1)、V(BAT2)によってそれぞれ示されているパ
ルスを出力する。これらの信号V(BAT0)、V(B
AT1)、V(BAT2)の状態から、マイクロプロセ
ッサ124b(図9)はシステム電圧VCCの現在レベル
がどの範囲にあるかを決定することができる。
【0084】本発明の方法 本発明に従って、LCDドライバ110をドライブする
ための複数のLCD駆動波形を発生するためにLCDド
ライバ110に対する一組のバイアス電圧を発生するた
めのバイアス電圧発生装置の上記の好適な実施形態を動
作させる4種類の方法が開示される。
【0085】<第1の好適な実施形態に関連した方法>
図5に示されている第1の好適な実施形態に基づいて、
LCDパネル100をドライブするためにLCDドライ
バ110に対する一組のバイアス電圧を発生するために
本発明のバイアス電圧発生装置によって実行される手続
き的なステップが次に説明される。
【0086】(ステップ1)外部システム121からシ
ステム・トリガ信号129を受信した後、電圧検出要求
信号127を発生する。 (ステップ2)電圧検出要求信号127が検出開始モー
ドを示す論理1の状態であった場合、システム電圧VCC
の検出を開始し、それによってシステム電圧VCCの現在
状態を示す電圧レベル信号Vdet を発生する。 (ステップ3)電圧レベル信号Vdet に応答して、論理
回路124の手段によって制御信号125を発生する。 (ステップ4)制御信号125を分圧回路122に接続
されているディジタル的に可変の抵抗器RC に対して入
力し、それに従ってディジタル的に可変の抵抗器RC
抵抗値を調整し、バイアス電流が分圧回路122の中を
流れてLCDドライバ110に対する複数のバイアス電
圧[Va ,Vb ,Vc ,Vd ,Ve ]を形成し、LCD
パネル100をドライブするために共通の信号COM1
〜COM8およびセグメント信号SEG1〜SEG40
を含んでいる複数のLCD駆動波形を発生する。
【0087】<第2の好適な実施形態に関連する方法>
図6に示されている第2の好適な実施形態に基づいて、
LCDパネル100をドライブするためにLCDドライ
バ110に対する一組のバイアス電圧を発生するため
に、本発明のバイアス電圧発生装置によって実行される
手続き的なステップが次に説明される。
【0088】(ステップ1)外部システム121からシ
ステム・トリガ信号129を受信した後、電圧検出要求
信号127を発生する。 (ステップ2)電圧検出要求信号127が検出開始モー
ドを示す論理1の状態であった場合、システム電圧VCC
の検出を開始し、それによってシステム電圧VCCの現在
状態を示す電圧レベル信号Vdet を発生する。 (ステップ3)電圧レベル信号Vdet に応答して、論理
回路124の手段によって制御信号125を発生する。 (ステップ4)制御信号125を分圧回路122に接続
されているディジタル的に可変の抵抗器RC に対して入
力し、それに従ってディジタル的に可変の抵抗器RC
抵抗値を調整し、分圧回路122を通ってバイアス電流
が流れてバイアス電圧[Va ,Vb ,Vc ,Vd
e ]を形成するようにする。 (ステップ5)LCDドライバ110に対してLCDド
ライバ110に対するバイアス電圧[Va ,Vb
c ,Vd ,Ve ]を入力してLCDパネル100をド
ライブするための共通の信号COM1〜COM8および
セグメント信号SEG1〜SEG40を含んでいる複数
のLCD駆動波形を発生する。
【0089】(ステップ6)LCD駆動波形が1つの状
態から別の状態へスイッチされる瞬間においてスイッチ
ング信号LCDPULSEを発生する。 (ステップ7)LCDPULSE=1の場合、スイッチ
[SW1,SW2,SW3,SW4,SW5]をオンに
し、分圧回路122の中の100kΩの抵抗器に並列に
10kΩの抵抗器を接続し、分圧回路122に対して低
い総合の等価抵抗(9.09×5=45.45kΩ)を
提供し、それによってバイアス電流Idをトップ・レベ
ルにまでスイッチする。そうでなくて、LCDPULS
E=0の場合、スイッチ[SW1,SW2,SW3,S
W4,SW5をオフにし、10kΩの抵抗器を100k
Ωの抵抗器から切り離して、高い総合の等価抵抗値(1
00×5=500kΩ)を分圧回路122に対して提供
し、それによってバイアス電流Id をボトム・レベルに
まで小さくして消費電力を減らす。
【0090】<第3の好適な実施形態に関連した方法>
図7に示されている第3の好適な実施形態に基づいて、
LCDパネル100をドライブするためにLCDドライ
バ110に対する一組のバイアス電圧を発生するため
に、本発明のバイアス電圧発生装置によって実行される
手続き的なステップが次に説明される。
【0091】(ステップ1)外部システム121からシ
ステム・トリガ信号129を受信した後、電圧検出要求
信号127を発生する。 (ステップ2)電圧検出要求信号127が検出開始モー
ドを示す論理1の状態であった場合、システム電圧VCC
の検出を開始し、それによってシステム電圧VCCの現在
状態を示す電圧レベル信号Vdet を発生する。 (ステップ3)電圧レベル信号Vdet に応答して、論理
回路124の手段によって制御信号125を発生する。 (ステップ4)制御信号125を分圧回路122に接続
されているディジタル的に可変の抵抗器RC に対して入
力し、それに従ってディジタル的に可変の抵抗器RC
抵抗値を調整し、分圧回路122を通ってバイアス電流
が流れてバイアス電圧[Va ,Vb ,Vc ,Vd
e ]を形成する。 (ステップ5)LCDドライバ110に対してLCDド
ライバ110に対するバイアス電圧[Va ,Vb
c ,Vd ,Ve ]を入力してLCDパネル100をド
ライブするための共通の信号COM1〜COM8および
セグメント信号SEG1〜SEG40を含んでいる複数
のLCD駆動波形を発生する。 (ステップ6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状
態へスイッチされる瞬間においてスイッチング信号LC
DPULSEを発生する。 (ステップ7)LCDPULSE=1の場合、スイッチ
[SW1,SW2,SW3,SW4,SW5]をオンに
し、分圧回路122の中の90kΩの抵抗器を短絡して
分圧回路122に対する低い総合的等価抵抗値10kΩ
×5=50kΩ)を提供し、それによってバイアス電流
d をトップ・レベルへスイッチする。そうでなくて、
LCDPULSE=0の場合、スイッチ[SW1,SW
2,SW3,SW4,SW5]をオフにして90kΩの
抵抗器を10kΩの抵抗器と直列に接続し、分圧回路1
22に対して高い総合的の等価抵抗値(100×5=5
00kΩ)を提供し、それによってバイアス電流Id
ボトム・レベルにまで下げて消費電力を減らす。
【0092】<第4の好適な実施形態に関連した方法>
図8に示されている第4の好適な実施形態に基づいて、
LCDパネル100をドライブするためにLCDドライ
バ110に対する一組のバイアス電圧を発生するため
に、本発明のバイアス電圧発生装置によって実行される
手続き的なステップが次に説明される。
【0093】(ステップ1)外部システム121からシ
ステム・トリガ信号129を受信した後、電圧検出要求
信号127を発生する。 (ステップ2)電圧検出要求信号127が検出開始モー
ドを示す論理1の状態であった場合、システム電圧VCC
の検出を開始し、それによってシステム電圧VCCの現在
状態を示す電圧レベル信号Vdet を発生する。 (ステップ3)電圧レベル信号Vdet に応答して、論理
回路124の手段によって制御信号125を発生する。 (ステップ4)制御信号125を分圧回路122に接続
されているディジタル的に可変の抵抗器RC に対して入
力し、それに従ってディジタル的に可変の抵抗器RC
抵抗値を調整し、分圧回路127を通ってバイアス電流
が流れてバイアス電圧[Va ,Vb ,Vc ,Vd
e ]を形成する。 (ステップ5)LCDドライバ110に対してLCDド
ライバ110に対するバイアス電圧[Va ,Vb
c ,Vd ,Ve ]を入力してLCDパネル100をド
ライブするための共通の信号COM1〜COM8および
セグメント信号SEG1〜SEG40を含んでいる複数
のLCD駆動波形を発生する。 (ステップ6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状
態へスイッチされる瞬間においてスイッチング信号LC
DPULSEを発生する。 (ステップ7)LCDPULSE=1の場合、スイッチ
[Sa ,Sb ,Sc ,Sd ,Se ]をオンにしてその内
部抵抗RI を分圧回路127の中の100kΩの抵抗器
に並列に接続し、分圧回路122に対して低い総合の等
価抵抗値を提供し、それによってバイアス電流Id をト
ップ・レベルにスイッチする。そうでなくて、LCDP
ULSE=0の場合、スイッチ[Sa ,Sb ,Sc ,S
d ,Se ]をオフにしてその内部抵抗RI を100kΩ
の抵抗器から切り離し、分圧回路122に対して高い総
合の等価抵抗値(100×5=500kΩ)を提供し、
それによってバイアス電流Id をボトム・レベルにまで
下げて消費電力を減らす。
【0094】結論 図12はLCDドライバによって発生されるLCD駆動
波形COM1、COM2、COM3およびSEGxの代
表的な信号の図を示している。これらのLCD駆動波形
はバイアス電圧[Va ,Vb ,Vc ,Vd ,Ve ]が印
加された時に、LCDドライバ110によって発生され
る。
【0095】LCD駆動波形がオッシロスコープによっ
て表示される実験により、本発明の装置および方法によ
り、システム電圧を必要なバイアス電圧に分割する分圧
回路に対して低い総合の等価抵抗値を動的に提供する手
段によって、LCD駆動波形が1つの状態から別の状態
へスイッチされる瞬間におけるLCD駆動波形の中のス
パイクを減らすことができる。他の時点では、分圧回路
の総合の等価抵抗値は上げられて消費電力を節約するこ
とができる低い電流レベルを維持するようにされる。
【0096】本発明は好適な実施形態を使って説明され
てきた。しかし、本発明の範囲は開示された実施形態に
限定されるものではないことを理解されたい。反対に、
各種の変更および同様な構成をカバーすることが意図さ
れている。したがって、特許請求の範囲はそのような変
更および同様な構成のすべてをカバーするように最も広
く解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明は次の付属図面を参照しながら、好適な実施形態
についての次の詳細説明を読むことによって、より完全
に理解することができる。図1はLCDパネルをドライ
ブするためのLCDドライバに対する第1の従来型のバ
イアス電圧発生装置の回路図である。図2はLCDパネ
ルをドライブするためのLCDドライバに対する第2の
従来型のバイアス電圧発生装置の回路図である。図3は
LCDパネルをドライブするためのLCDドライバに対
する第3の従来型のバイアス電圧発生装置の回路図であ
る。図4は本発明によるバイアス電圧発生装置の基本シ
ステム・アーキテクチャを示す回路ブロック図である。
図5は本発明のバイアス電圧発生装置の第1の好適な実
施形態の回路図である。図6は本発明のバイアス電圧発
生装置の第2の好適な実施形態の回路図である。図7は
本発明のバイアス電圧発生装置の第3の好適な実施形態
の回路図である。図8Aは本発明のバイアス電圧発生装
置の第4の好適な実施形態の回路図である。図8Bは図
8Aのバイアス電圧発生装置において内部抵抗を採用し
ている詳細の回路図である。図8Cは図8Bのスイッチ
の等価回路図である。図9は本発明のバイアス電圧発生
装置の第5の好適な実施形態の回路図である。図10は
本発明のバイアス電圧発生装置において採用されている
ディジタル的に可変の抵抗器の詳細回路図である。図1
1は本発明のバイアス電圧発生装置において採用されて
いるディジタル的に可変の抵抗器の変形版の詳細回路図
である。図12はLCDパネルをドライブするためのL
CDドライバによって発生されるいくつかのLCD駆動
波形の複数の信号図である。図13はLCD駆動波形が
1つの状態から別の状態へスイッチされる瞬間において
発生されるスイッチング信号のタイミングを示す複数の
信号の図である。図14は本発明のバイアス電圧発生装
置において採用されているシステム電圧監視装置の詳細
回路図である。図15は本発明のバイアス電圧発生装置
において採用されているシステム電圧監視回路の変形版
の詳細回路図である。図16は本発明のバイアス電圧発
生装置において採用されているシステム電圧監視回路の
さらにもう1つの変形版の詳細回路ブロック図である。
図17は図16のシステム電圧監視回路の詳細回路図で
ある。図18はシステム電圧監視回路の変形版の回路図
である。図19は図18のシステム電圧監視回路におけ
る入力および出力の電圧信号の波形を示す複数の信号の
図を示す。図20は図18のシステム電圧監視回路にお
ける入力および出力の電圧信号の波形を示す複数の信号
の図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 洪 敬和 台湾台中市進徳路47巷9号 (72)発明者 鄭 文興 台湾台中市平徳路82巷33弄1号

Claims (72)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LCDパネルをドライブするためにLC
    Dドライバ用の一組のバイアス電圧を発生するためのバ
    イアス電圧発生装置であって、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の抵抗器および少なくと
    も1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでいて、前
    記複数の抵抗器と前記ディジタル的に可変の抵抗器とは
    直列に接続されており、その中をバイアス電流が流れる
    DC径路を形成している分圧回路と、 システム電圧を監視しており、それによってシステム電
    圧の現在レベルを示す電圧レベル信号を発生するための
    システム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、前記ディジタル的に可変の
    抵抗器の抵抗を調整し、LCDドライバがLCDパネル
    をドライブするための複数のLCD駆動波形を出力でき
    るようにするために、前記バイアス電流をトップ・レベ
    ルにまで調整する制御信号を発生するための論理回路と
    を含むことを特徴とするバイアス電圧発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記LCD駆動波形が複数の共通信号および複数のセグ
    メント信号を含むことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の装置において、 システム電圧とは反対の側の一端にカウンタバランス電
    位を印加し、DC径路を流れるバイアス電流が0になる
    ようにするための手段をさらに含むことを特徴とする装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧に結合されていて、システム電圧の複数の
    配分されたレベルを発生するための複数の分圧回路と、 システム電圧の複数の配分されたレベルをそれぞれ共通
    の信号線に接続する複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記共通の信号線に接続されている正側の入力を備
    えていて、システム電圧の現在レベルが入っている指定
    された範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレー
    タと、 前記コンパレータと前記複数のスイッチとに接続されて
    いて、前記コンパレータが比較電圧を発生することがで
    きるように、前記スイッチを選択的にオンにし、それに
    続いてその比較信号を処理し、それによってシステム電
    圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信号
    を発生するための制御回路とを含むことを特徴とする装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の装置において、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の複数の配分されたレベルを発生するため
    に、システム電圧に一端が結合されている複数の直列に
    接続された抵抗器を含んでいて、そこからの出力として
    働く1つのノードを含んでいる分圧回路と、 前記分圧回路の中の抵抗器の両端に所定の方法で接続さ
    れる複数のスイッチであって、前記スイッチが選択的に
    オンにされた時に、選択された数の抵抗器が短絡され、
    前記分圧回路の出力がシステム電圧の配分された1つの
    レベルを送り出すことができるようにする複数のスイッ
    チと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記分圧回路の出力に接続されている正側の入力を
    備え、システム電圧の現在レベルが入っている指定され
    た範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレータ
    と、 前記コンパレータおよび前記複数のスイッチに結合され
    ていて、前記コンパレータが比較信号を発生することが
    できるように前記スイッチを選択的にオンにし、その
    後、その比較信号を処理し、それによってシステム電圧
    の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信号を
    発生する制御回路とを含むことを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 LCDパネルをドライブするためにLC
    Dドライバに対して一組のバイアス電圧を発生するため
    のバイアス電圧発生装置であって、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分圧するための複数の抵抗器および少なくとも
    1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでいて、前記
    複数の抵抗器と前記ディジタル的に可変の抵抗器とは直
    列に接続されていてバイアス電流が流れるDC径路を形
    成している分圧回路と、 システム電圧を監視するためのシステム電圧監視回路
    と、 電圧レベル信号に応答して、LCDドライバが複数のL
    CD駆動波形を出力できるようにバイアス電流の大きさ
    を調整するために、前記ディジタル的に可変の抵抗器の
    抵抗を調整する制御信号を発生するための論理回路とを
    含み、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧に結合されていて、システム電圧の配分さ
    れた複数のレベルを発生するための複数の分圧回路と、 システム電圧の複数の配分されたレベルをそれぞれ共通
    の信号線に接続する複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび共通の信号線に接続されている正側の入力を備え、
    システム電圧の現在レベルが入っている指定された範囲
    を示す一連の比較信号を発生するコンパレータと、 前記複数のコンパレータおよび前記複数のスイッチに結
    合されていて、前記コンパレータが比較信号を発生する
    ことができるように前記スイッチを選択的にオンにし、
    その後、その比較信号を処理し、それによってシステム
    電圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信
    号を発生する制御回路とを含んでいることを特徴とする
    バイアス電圧発生装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、 LCD駆動波形が複数の共通信号と複数のセグメント信
    号とを含むことを特徴とする装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の装置において、 DC径路を通って流れる電流が0になるようにするため
    に、システム電圧とは反対側のDC径路の一端にカウン
    タバランス電位を印加するための手段をさらに含むこと
    を特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 LCDパネルをドライブするためにLC
    Dドライバに対して一組のバイアス電圧を発生するため
    のバイアス電圧発生装置であって、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分圧するための複数の抵抗器および少なくとも
    1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでいて、前記
    複数の抵抗器と前記ディジタル的に可変の抵抗器とは直
    列に接続されていてバイアス電流が流れるDC径路を形
    成している分圧回路と、 システム電圧を監視するためのシステム監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、LCDドライバが複数のL
    CD駆動波形を出力できるようにバイアス電流の大きさ
    を調整するために、前記ディジタル的に可変の抵抗器の
    抵抗を調整する制御信号を発生するための論理回路とを
    含み、 前記システム監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、一端がシステム電圧に結合されている複数の直列に
    接続された抵抗器を含んでいて、そこからの出力として
    働く1つのノードを含んでいる分圧回路と、 前記分圧回路の中の抵抗器にまたがって所定の方法で接
    続されている複数のスイッチがあって、前記スイッチが
    選択的にオンにされた時、選択された数の抵抗器が短絡
    され、前記分圧回路の出力がシステム電圧の複数の配分
    されたレベルの1つを送り出すことができるようになっ
    ている複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記分圧回路に接続されている正側の入力を備え、
    システム電圧の現在レベルが入っている指定された範囲
    を示す一連の比較信号を発生するコンパレータと、 前記コンパレータおよび前記複数のスイッチに結合され
    ていて、前記コンパレータが比較信号を発生することが
    できるように前記スイッチを選択的にオンにし、その
    後、その比較信号を処理し、それによってシステム電圧
    の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信号を
    発生する制御回路とを含んでいることを特徴とするバイ
    アス電圧発生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、 LCD駆動波形が複数の共通信号と複数のセグメント信
    号とを含むことを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の装置において、 DC径路を通って流れる電流が0になるようにするため
    に、システム電圧とは反対側のDC径路の一端にカウン
    タバランス電位を印加するための手段をさらに含むこと
    を特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対して一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、 バイアス電圧として働く配分された複数の電圧にシステ
    ム電圧を分割するための複数の抵抗器および少なくとも
    1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでいて、前記
    複数の抵抗器と前記ディジタル的に可変の抵抗器とは直
    列に接続されていて、バイアス電流の流れるDC径路を
    形成している分圧回路と、 システム電圧を監視し、それによってシステム電圧の現
    在レベルを示す電圧レベル信号を発生するためのシステ
    ム電圧監視回路と、 前記システム電圧監視回路に結合されている論理回路と
    を含み、 前記論理回路が、 前記システム電圧監視回路から受け取られた電圧レベル
    信号に従って、コマンド信号を発生するマイクロプロセ
    ッサと、 前記マイクロプロセッサからのコマンド信号に応答し
    て、LCDドライバが複数のLCD駆動波形を発生する
    ことができるようにするために、バイアス電流の大きさ
    を調整するように、前記ディジタル的に可変の抵抗器の
    抵抗値を調整する制御信号を発生するための制御回路と
    を含むことを特徴とするバイアス電圧発生装置。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、 LCD駆動波形が複数の共通信号と複数のセグメント信
    号とを含むことを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の装置において、 DC径路を通って流れる電流が0になるようにするため
    に、システム電圧とは反対側のDC径路の一端にカウン
    タバランス電位を印加するための手段をさらに含むこと
    を特徴とする装置。
  15. 【請求項15】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対して一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていてシステム電圧
    およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前記
    バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く配分された複数の電圧にシステ
    ム電圧を分割するための複数の抵抗器および少なくとも
    1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでいて、前記
    複数の抵抗器と前記ディジタル的に可変の抵抗器とは直
    列に接続されていて、バイアス電流が流れるDC径路を
    形成する分圧回路と、 外部システムからのシステム・トリガ信号を受け取るよ
    うに結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理
    状態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有
    する電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回
    路と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されていて、システム電圧を監視してお
    り、それによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧
    レベル信号を発生するためのシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、LCDドライバが複数のL
    CD駆動波形を出力できるようにバイアス電流の大きさ
    を調整するために、システム電圧の現在レベルに基づい
    て前記ディジタル的に可変の抵抗器を調整する制御信号
    を発生するための論理回路とを含むことを特徴とするバ
    イアス電圧発生装置。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の装置において、 LCD駆動波形が複数の共通信号と複数のセグメント信
    号とを含むことを特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 請求項15に記載の装置において、 DC径路を通って流れる電流が0になるようにするため
    に、システム電圧とは反対側のDC径路の一端にカウン
    タバランス電位を印加するための手段をさらに含んでい
    ることを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 請求項15に記載の装置において、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧に結合されていて、システム電圧の複数の
    配分されたレベルを発生するための複数の分圧回路と、 システム電圧の複数の配分されたレベルをそれぞれ共通
    の信号線に対してそれぞれ接続する複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記共通の信号線に接続されている正側の入力を備
    えていて、システム電圧の現在レベルが入っている指定
    された範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレー
    タと、 前記コンパレータと前記複数のスイッチに結合されてい
    る制御回路とを含み、 前記電圧検出要求信号が検出開始モードを示した時、前
    記制御回路は前記スイッチを選択的にオンにして前記コ
    ンパレータが比較電圧を発生することができるように
    し、その後、その比較信号を処理し、それによってシス
    テム電圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベ
    ル信号を発生するようになっていることを特徴とする装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項15に記載の装置において、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、一端がシステム電圧に結合されている複数の直列に
    接続された抵抗器を含んでいて、そこからの出力として
    働く1つのノードを含んでいる分圧回路と、 前記分圧回路の中の抵抗器にまたがって所定の方法で接
    続されている複数のスイッチがあって、前記スイッチが
    選択的にオンにされた時、選択された数の抵抗器が短絡
    され、前記分圧回路の出力がシステム電圧の複数の配分
    されたレベルの1つを送り出すことができるようになっ
    ている複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記分圧回路の出力に接続されている正側の入力を
    備えていて、システム電圧の現在レベルが入っている指
    定された範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレ
    ータと、 前記コンパレータと前記複数のスイッチに結合されてい
    る制御回路とを含み、 前記電圧検出要求信号が検出開始モードを示した時、前
    記制御回路は前記スイッチを選択的にオンにして前記コ
    ンパレータが比較電圧を発生することができるように
    し、その後、その比較信号を処理し、それによってシス
    テム電圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベ
    ル信号を発生するようになっていることを特徴とする装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項15に記載の装置において、 前記システム電圧監視回路が、 電圧検出要求信号を受け取るように結合されていて、ア
    クチュエート信号を発生するための、アクチュエート回
    路と、 そのアクチュエート信号に応答して、システム電圧の現
    在レベルを検出し、それによってシステム電圧の現在レ
    ベルを示す電圧レベル信号を発生するための、電圧検出
    回路とを含むことを特徴とする装置。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の装置において、 前記電圧検出回路が、 ソース、ドレイン、およびゲートを備えている第1のタ
    イプの第1のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン、およびゲートを備えている第1のタ
    イプの第2のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン、およびゲートを備えている第2のタ
    イプの第3のMOSトランジスタと、 ソース、ドレイン、およびゲートを備えている第2のタ
    イプの第4のMOSトランジスタとを含み、 第1のMOSトランジスタはそのソースがシステム電圧
    に結合されていて、そのゲートはシステム電圧に結合さ
    れており、そしてそのドレインは第2のMOSトランジ
    スタのソースに接続されていて、 第2のMOSトランジスタはそのソースが前記第1のM
    OSトランジスタのドレインに接続されていて、そのド
    レインは前記第3のMOSトランジスタのドレインに接
    続されており、そしてそのゲートはシステム電圧に結合
    されていて、 第3のMOSトランジスタはそのソースが前記アクチュ
    エート回路からのアクチュエート信号を受け取るように
    結合されていて、そのドレインは前記第2のMOSトラ
    ンジスタのドレインに接続されており、そしてそのゲー
    トはシステム電圧に結合されていて、 第4のMOSトランジスタはそのソースが第2のMOS
    トランジスタのドレインおよび第3のMOSトランジス
    タのドレインに接続されていて、そのドレインは第1の
    MOSトランジスタのドレインと第2のMOSトランジ
    スタのソースとに接続されており、そしてそのゲートは
    システム電圧に結合されていて、 前記第4のMOSトランジスタのソースが、システム電
    圧の現在レベルを示す電圧レベル信号を送り出すための
    そこからの出力として働くようになっていることを特徴
    とする装置。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の装置において、 前記第1および第2のMOSトランジスタがP型であ
    り、 前記第3および第4のMOSトランジスタはN型である
    ことを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の装置において、 前記第1および第2のMOSトランジスタがN型であ
    り、 前記第3および第4のMOSトランジスタはP型である
    ことを特徴とする装置。
  24. 【請求項24】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジタル的に可変
    の抵抗器とは直列に接続されており、バイアス電流が流
    れる第1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路
    と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 電圧検出要求信号を受け取るために前記検出信号発生回
    路に結合されていて、システム電圧を監視しており、そ
    れによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル
    信号を発生するためのシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチング・ユニットを含んでいるスイッチング回路とを
    含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットは前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値を第1の抵抗値より低いレベルにま
    で減らしてバイアス電流をトップ・レベルにまで上昇さ
    せ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチング・ユニッ
    トは前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第1の
    抵抗値に戻してバイアス電流をボトム・レベルにまで上
    昇させるようにするステップとを含むことを特徴とする
    バイアス電圧発生装置。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の装置において、 各スイッチング・ユニットが、 スイッチング信号発生回路からのスイッチング信号によ
    って制御されるスイッチと、 前記スイッチに直列に接続されている第2の抵抗器とを
    含むことを特徴とする装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の装置において、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、前記スイッチが閉じられて第2の抵抗器を前記第1
    の抵抗器の1つに並列に接続し、バイアス電流をトップ
    ・レベルにまで上昇させるようにしたことを特徴とする
    装置。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の装置において、 スイッチング信号がヌルの時、前記スイッチング回路の
    中の各スイッチが開かれ、第2の各抵抗器がそれぞれに
    関連した第1の抵抗器から切り離されてバイアス電流を
    ボトム・レベルにまで下げるようにしたことを特徴とす
    る装置。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の装置において、 スイッチング信号が論理1の状態にある時、各スイッチ
    が閉じられ、 スイッチング信号が論理0の状態にある時、各スイッチ
    が開かれるようになっていることを特徴とする装置。
  29. 【請求項29】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置は外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の抵抗器回路および少な
    くとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の抵抗器回路と前記ディジタル的に可変の
    抵抗器とは直列に接続されてバイアス電流が流れるDC
    径路を形成していて、各抵抗器回路は第1の抵抗器と、
    前記第1の抵抗器と直列に接続されている第2の抵抗器
    とを含んでいる分圧回路と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 電圧検出要求信号を受け取るために前記検出信号発生回
    路に結合されていて、システム電圧を監視しており、そ
    れによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル
    信号を発生するためのシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第2の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチを含んでいるスイッチング回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチが閉じられて、第2の抵抗器を短絡し、
    それによって前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値
    を低いレベルにまで減らしてバイアス電流をトップ・レ
    ベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチが開かれて、
    第2の抵抗器がそれに関連付けられている第1の抵抗器
    と直列に接続されるようにし、それによって前記分圧回
    路を通るDC径路の等価抵抗値を上昇させてバイアス電
    流をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを特徴
    とするバイアス電圧発生装置。
  30. 【請求項30】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置は外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の抵抗器と前記ディジタル的に可変の抵抗
    器とは直列に接続されており、バイアス電流が流れる第
    1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 電圧検出要求信号を受け取るために前記検出信号発生回
    路に結合されていて、システム電圧を監視しており、そ
    れによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル
    信号を発生するためのシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される、内部抵抗
    を有する複数のスイッチ・ユニットを含んでいるスイッ
    チング回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットがオンにスイッチされて
    その内部抵抗が前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の
    1つに並列に接続され、前記分圧回路を通るDC径路の
    等価抵抗値が第1の抵抗値より低いレベルにまで下げら
    れてバイアス電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、内部抵抗がそれに関連し
    た第1の抵抗器から切り離されて前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値が第1の抵抗値へ戻されて、バイア
    ス電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを
    特徴とする装置。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の装置において、 抵抗器の抵抗値より低くなっていることを特徴とする装
    置。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の装置において、 ニットがロング・チャネルのトランスミッション・ゲー
    トであることを特徴とする装置。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の装置において、 前記トランスミッション・ゲートがスイッチング信号が
    論理1の状態にある時にオンにスイッチされ、そしてス
    イッチング信号が論理0の状態にある時にオフにスイッ
    チされるようになっていることを特徴とする装置。
  34. 【請求項34】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジタル的に可変
    の抵抗器とは直列に接続されており、バイアス電流が流
    れる第1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路
    と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されている、システム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチング・ユニットを含んでいるスイッチング回路とを
    含み、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、システム電圧に結合されている複数の分圧回路と、 システム電圧の複数の配分されたレベルをそれぞれ共通
    の信号線に接続する複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび共通の信号線に接続されている正側の入力を備え、
    システム電圧の現在レベルが入っている指定された範囲
    を示す一連の比較信号を発生するコンパレータと、 前記複数のコンパレータおよび前記複数のスイッチに結
    合されていて、前記コンパレータが比較信号を発生する
    ことができるように前記スイッチを選択的にオンにし、
    その後、その比較信号を処理し、それによってシステム
    電圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信
    号を発生する制御回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットは前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値を第1の抵抗値より低いレベルにま
    で減らしてバイアス電流をトップ・レベルにまで上昇さ
    せ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチング・ユニッ
    トは前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第1の
    抵抗値に戻してバイアス電流をボトム・レベルにまで上
    昇させるようにしたことを特徴とするバイアス電圧発生
    装置。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の装置において、 各スイッチング・ユニットが、 スイッチング信号発生回路からのスイッチング信号によ
    ってオン/オフの状態が制御される1つのスイッチと、 前記スイッチに直列に接続されている第2のスイッチと
    を含んでいることを特徴とする装置。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載の装置において、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、前記スイッチが閉じられて第2の抵抗器を前記第1
    の抵抗器の1つに並列に接続してバイアス電流をトップ
    ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、前記スイッチング回路の
    中の各スイッチが開かれて、第2の各抵抗器がそれぞれ
    に関連した第1の抵抗器から切り離され、バイアス電流
    をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを特徴と
    する装置。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載の装置において、 スイッチング信号が論理1の状態にある時、各スイッチ
    が閉じられ、 スイッチング信号が論理0の状態にある時、各スイッチ
    が開かれるようになっていることを特徴とする装置。
  38. 【請求項38】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジタル的に可変
    の抵抗器とは直列に接続されており、バイアス電流が流
    れる第1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路
    と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第2の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチを含んでいるスイッチング回路とを含み、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、システム電圧に結合されている複数の分圧回路と、 システム電圧の複数の配分されたレベルをそれぞれ共通
    の信号線に接続する複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび共通の信号線に接続されている正側の入力を備え、
    システム電圧の現在レベルが入っている指定された範囲
    を示す一連の比較信号を発生するコンパレータと、 前記複数のコンパレータおよび前記複数のスイッチに結
    合されていて、前記コンパレータが比較信号を発生する
    ことができるように前記スイッチを選択的にオンにし、
    その後、その比較信号を処理し、システム電圧の現在レ
    ベルが入っている範囲を示す電圧レベル信号を発生する
    制御回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチが閉じられて第2の抵抗器を短絡し、そ
    れによって前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を
    減少したレベルにスイッチしてバイアス電流をトップ・
    レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチが開かれて、
    第2の各抵抗器がそれぞれに関連付けられている第1の
    抵抗器に対して直列に接続され、それによって前記分圧
    回路を通るDC径路の等価抵抗値を上昇させてバイアス
    電流をボトム・レベルにまでまで下げるようにしたこと
    を特徴とするバイアス電圧発生装置。
  39. 【請求項39】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の抵抗器回路および少な
    くとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の抵抗器回路と前記ディジタル的に可変の
    抵抗器とは直列に接続されてバイアス電流が流れるDC
    径路を形成し、各抵抗器回路は第1の抵抗器および前記
    第1の抵抗器と直列に接続されている第2の抵抗器を含
    んでいる分圧回路と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される、内部抵抗
    を有する複数のスイッチング・ユニットを含んでいるス
    イッチング回路とを含み、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、システム電圧に結合されている複数の分圧回路と、 システム電圧の複数の配分されたレベルをそれぞれ共通
    の信号線に接続する複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび共通の信号線に接続されている正側の入力を備え、
    システム電圧の現在レベルが入っている指定された範囲
    を示す一連の比較信号を発生するコンパレータと、 前記複数のコンパレータおよび前記複数のスイッチに結
    合されていて、前記コンパレータが比較信号を発生する
    ことができるように前記スイッチを選択的にオンにし、
    その後、その比較信号を処理し、それによってシステム
    電圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信
    号を発生する制御回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットがオンにされてその内部
    抵抗が前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つに並
    列に接続され、前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗
    値が下げられて第1の抵抗値より小さくなり、バイアス
    電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、内部抵抗がそれに関連付
    けられている第1の抵抗器から切り離されて、前記分圧
    回路を通るDC径路の等価抵抗値が第1の抵抗値まで復
    元されて戻され、バイアス電流をボトム・レベルにまで
    下げるようにしたことを特徴とするバイアス電圧発生装
    置。
  40. 【請求項40】 請求項39に記載の装置において、 前記第1の抵抗器の抵抗値が前記第2の抵抗器の抵抗値
    より大きくなっていることを特徴とする装置。
  41. 【請求項41】 請求項40に記載の装置において、 前記各スイッチング・ユニットがロング・チャネルのト
    ランスミッション・ゲートであることを特徴とする装
    置。
  42. 【請求項42】 請求項41に記載の装置において、 前記トランスミッション・ゲートがスイッチング信号が
    論理1の状態にある時にオンにスイッチされ、そしてス
    イッチング信号が論理0の状態にある時にはオフにされ
    るようになっていることを特徴とする装置。
  43. 【請求項43】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジタル的に可変
    の抵抗器とは直列に接続されており、バイアス電流が流
    れる第1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路
    と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチング・ユニットを含んでいるスイッチング回路とを
    含み、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、一端がシステム電圧に結合されている複数の直列に
    接続された抵抗器を含んでいて、そこからの出力として
    働く1つのノードを含んでいる分圧回路と、 前記分圧回路の中の抵抗器にまたがって所定の方法で接
    続されている複数のスイッチがあって、前記スイッチが
    選択的にオンにされた時、選択された数の抵抗器が短絡
    され、前記分圧回路の出力がシステム電圧の複数の配分
    されたレベルの1つを送り出すことができるようになっ
    ている複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記分圧回路の出力に接続されている正側の入力を
    備え、システム電圧の現在レベルが入っている指定され
    た範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレータ
    と、 前記複数のコンパレータおよび前記複数のスイッチに結
    合されていて、前記コンパレータが比較信号を発生する
    ことができるように前記スイッチを選択的にオンにし、
    その後、その比較信号を処理し、それによってシステム
    電圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信
    号を発生する制御回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットが前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値を下げて第1の抵抗値より小さく
    し、バイアス電流をトップ・レベルにまでまで上昇さ
    せ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチング・ユニッ
    トが前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第1の
    抵抗値にスイッチして戻し、バイアス電流をボトム・レ
    ベルにまで上昇させるようにしたことを特徴とするバイ
    アス電圧発生装置。
  44. 【請求項44】 請求項43に記載の装置において、 各スイッチング・ユニットが、 スイッチング信号発生回路からのスイッチング信号によ
    ってオン/オフの状態が制御されるスイッチと、 前記スイッチに直列に接続されている第2の抵抗器とを
    含むことを特徴とする装置。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の装置において、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、前記スイッチが閉じられて第2の抵抗器を前記第1
    の抵抗器のうちの1つに対して並列に接続してバイアス
    電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、前記スイッチング回路の
    中の各スイッチが開かれて、第2の各抵抗器がそれぞれ
    に関連付けられている第1の抵抗器から切り離されてバ
    イアス電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたこ
    とを特徴とするバイアス電圧発生装置。
  46. 【請求項46】 請求項45に記載の装置において、 スイッチング信号が論理1の状態にある時、各スイッチ
    が閉じられ、 スイッチング信号が論理0の状態にある時、各スイッチ
    が開かれるようになっていることを特徴とする装置。
  47. 【請求項47】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の抵抗器回路および少な
    くとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の抵抗器回路と前記ディジタル的に可変の
    抵抗器とは直列に接続されてバイアス電流が流れるDC
    径路を形成し、各抵抗器回路は第1の抵抗器および前記
    第1の抵抗器と直列に接続されている第2の抵抗器を含
    んでいる分圧回路と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第2の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチを含んでいるスイッチング回路とを含み、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、一端がシステム電圧に結合されている複数の直列に
    接続された抵抗器を含んでいて、そこからの出力として
    働く1つのノードを含んでいる分圧回路と、 前記分圧回路の中の抵抗器にまたがって所定の方法で接
    続されている複数のスイッチがあって、前記スイッチが
    選択的にオンにされた時、選択された数の抵抗器が短絡
    され、前記分圧回路の出力がシステム電圧の複数の配分
    されたレベルの1つを送り出すことができるようになっ
    ている複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記分圧回路の出力に接続されている正側の入力を
    備え、システム電圧の現在レベルが入っている指定され
    た範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレータ
    と、 前記複数のコンパレータおよび前記複数のスイッチに結
    合されていて、前記コンパレータが比較信号を発生する
    ことができるように前記スイッチを選択的にオンにし、
    その後、その比較信号を処理し、システム電圧の現在レ
    ベルが入っている範囲を示す電圧レベル信号を発生する
    制御回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチが閉じられて第2の抵抗器を短絡し、そ
    れによって前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を
    減少したレベルにまでスイッチしてバイアス電流をトッ
    プ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチが開かれて、
    第2の各抵抗器がそれぞれに関連付けられている第1の
    抵抗器に対して直列に接続され、それによって前記分圧
    回路を通るDC径路の等価抵抗値を上昇させてバイアス
    電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを特
    徴とするバイアス電圧発生装置。
  48. 【請求項48】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジタル的に可変
    の抵抗器とは直列に接続されており、バイアス電流が流
    れる第1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路
    と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチング・ユニットを含んでいるスイッチング回路とを
    含み、 前記システム電圧監視回路が、 基準電圧を発生するための基準電圧発生回路と、 システム電圧の配分された複数のレベルを発生するため
    に、一端がシステム電圧に結合されている複数の直列に
    接続された抵抗器を含んでいて、そこからの出力として
    働く1つのノードを含んでいる分圧回路と、 前記分圧回路の中の抵抗器にまたがって所定の方法で接
    続されている複数のスイッチがあって、前記スイッチが
    選択的にオンにされた時、選択された数の抵抗器が短絡
    され、前記分圧回路の出力がシステム電圧の複数の配分
    されたレベルの1つを送り出すことができるようになっ
    ている複数のスイッチと、 基準電圧を受け取るために接続されている負側の入力お
    よび前記分圧回路の出力に接続されている正側の入力を
    備え、システム電圧の現在レベルが入っている指定され
    た範囲を示す一連の比較信号を発生するコンパレータ
    と、 前記複数のコンパレータおよび前記複数のスイッチに結
    合されていて、前記コンパレータが比較信号を発生する
    ことができるように前記スイッチを選択的にオンにし、
    その後、その比較信号を処理し、それによってシステム
    電圧の現在レベルが入っている範囲を示す電圧レベル信
    号を発生する制御回路とを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットがオンにされてその内部
    抵抗が前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つに並
    列に接続され、前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗
    値が下げられて第1の抵抗値より小さくなり、バイアス
    電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、内部抵抗はそれに関連付
    けられている第1の抵抗器から切り離されて、前記分圧
    回路を通るDC径路の等価抵抗値が第1の抵抗値まで復
    元されて戻され、バイアス電流をボトム・レベルにまで
    下げるようにしたことを特徴とするバイアス電圧発生装
    置。
  49. 【請求項49】 請求項48に記載の装置において、 内部抵抗値が前記第1の抵抗器の抵抗値より小さくなっ
    ていることを特徴とする装置。
  50. 【請求項50】 請求項48に記載の装置において、 前記各スイッチング・ユニットがロング・チャネルのト
    ランスミッション・ゲートであることを特徴とする装
    置。
  51. 【請求項51】 請求項50に記載の装置において、 前記トランスミッション・ゲートはスイッチング信号が
    論理1の状態にある時にオンにスイッチされ、そしてス
    イッチング信号が論理0の状態にある時にはオフにされ
    るようになっていることを特徴とする装置。
  52. 【請求項52】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジタル的に可変
    の抵抗器とは直列に接続されており、バイアス電流が流
    れる第1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路
    と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチング・ユニットを含んでいるスイッチング回路とを
    含み、 前記システム電圧監視回路が、 電圧検出要求信号を受け取るように結合されていて、ア
    クチェート信号を発生するためのアクチュエート回路
    と、 アクチュエート信号に応答して、システム電圧の現在レ
    ベルを検出し、それによってシステム電圧の現在レベル
    を示す電圧レベル信号を発生するための電圧検出回路と
    を含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットが前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値を下げて第1の抵抗値より小さく
    し、バイアス電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチング・ユニッ
    トが前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第1の
    抵抗値にスイッチして戻し、バイアス電流をボトム・レ
    ベルにまで上昇させるようにしたことを特徴とするバイ
    アス電圧発生装置。
  53. 【請求項53】 請求項52に記載の装置において、 各スイッチング・ユニットが、 スイッチング信号発生回路からのスイッチング信号によ
    ってオン/オフの状態が制御されるスイッチと、 前記スイッチに直列に接続されている第2の抵抗器とを
    含むことを特徴とする装置。
  54. 【請求項54】 請求項53に記載の装置において、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、前記スイッチが閉じられて第2の抵抗器を前記第1
    の抵抗器のうちの1つに対して並列に接続してバイアス
    電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、前記スイッチング回路の
    中の各スイッチが開かれて、第2の各抵抗器がそれぞれ
    に関連付けられている第1の抵抗器から切り離されてバ
    イアス電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたこ
    とを特徴とするバイアス電圧発生装置。
  55. 【請求項55】 請求項54に記載の装置において、 スイッチング信号が論理1の状態にある時、各スイッチ
    が閉じられ、 スイッチング信号が論理0の状態にある時、各スイッチ
    が開かれるようになっていることを特徴とする装置。
  56. 【請求項56】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の抵抗器回路および少な
    くとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の抵抗器回路と前記ディジタル的に可変の
    抵抗器とは直列に接続されてバイアス電流が流れるDC
    径路を形成し、各抵抗器回路は第1の抵抗器および前記
    第1の抵抗器と直列に接続されている第2の抵抗器を含
    んでいる分圧回路と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第2の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される複数のスイ
    ッチを含んでいるスイッチング回路とを含み、 前記システム電圧監視回路が、 電圧検出要求信号を受け取るように結合されていて、ア
    クチェート信号を発生するためのアクチュエート回路
    と、 アクチュエート信号に応答して、システム電圧の現在レ
    ベルを検出し、それによってシステム電圧の現在レベル
    を示す電圧レベル信号を発生するための電圧検出回路と
    を含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチが閉じられて第2の抵抗器を短絡し、そ
    れによって前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を
    減少したレベルにまでスイッチしてバイアス電流をトッ
    プ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチが開かれて、
    第2の各抵抗器がそれぞれに関連付けられている第1の
    抵抗器に対して直列に接続され、それによって前記分圧
    回路を通るDC径路の等価抵抗値を上昇させてバイアス
    電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを特
    徴とするバイアス電圧発生装置。
  57. 【請求項57】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めのバイアス電圧発生装置であって、前記バイアス電圧
    発生装置が外部システムに結合されていて、システム電
    圧およびシステム・トリガ信号をそこから受け取り、前
    記バイアス電圧発生装置が、 バイアス電圧として働く複数の配分された電圧にシステ
    ム電圧を分割するために、複数の第1の抵抗器および少
    なくとも1つのディジタル的に可変の抵抗器を含んでい
    て、前記複数の第1の抵抗器と前記ディジタル的に可変
    の抵抗器とは直列に接続されており、バイアス電流が流
    れる第1の抵抗値のDC径路を形成している分圧回路
    と、 外部システムからシステム・トリガ信号を受け取るため
    に結合されていて、検出開始モードを示す第1の論理状
    態、および検出停止モードを示す第2の論理状態を有す
    る電圧検出要求信号を発生するための検出信号発生回路
    と、 前記検出信号発生回路からの電圧検出要求信号を受け取
    るように結合されているシステム電圧監視回路と、 電圧レベル信号に応答して、システム電圧の現在レベル
    に基づいて前記ディジタル的に可変の抵抗器の抵抗値を
    規定された値に調整する制御信号を発生し、複数のLC
    D駆動波形をLCDドライバが出力できるようにバイア
    ス電流の大きさを調整するための論理回路と、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる各瞬間において、スイッチング信号を表している1
    つのパルスを発生することができるスイッチング信号発
    生回路と、 前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両端にそ
    れぞれ接続されていて、前記スイッチング信号発生回路
    からのスイッチング信号によって制御される、内部抵抗
    を有する複数のスイッチ・ユニットを含んでいるスイッ
    チング回路とを含み、 前記システム電圧監視回路が、 電圧検出要求信号を受け取るように結合されていて、ア
    クチェート信号を発生するためのアクチュエート回路
    と、 アクチュエート信号に応答して、システム電圧の現在レ
    ベルを検出し、それによってシステム電圧の現在レベル
    を示す電圧レベル信号を発生するための電圧検出回路と
    を含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットがオンにスイッチされて
    その内部抵抗が前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の
    1つに並列に接続され、前記分圧回路を通るDC径路の
    等価抵抗値が第1の抵抗値より低いレベルにまで下げら
    れてバイアス電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、内部抵抗がそれに関連し
    た第1の抵抗器から切り離されて前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値が第1の抵抗値へ戻されて、バイア
    ス電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを
    特徴とする装置。
  58. 【請求項58】 請求項57に記載の装置において、 内部抵抗値が前記第1の抵抗器の抵抗値より小さくなっ
    ていることを特徴とする装置。
  59. 【請求項59】 請求項57に記載の装置において、 前記各スイッチング・ユニットがロング・チャネルのト
    ランスミッション・ゲートであることを特徴とする装
    置。
  60. 【請求項60】 請求項59に記載の装置において、 前記トランスミッション・ゲートがスイッチング信号が
    論理1の状態にある時にオンにスイッチされ、そしてス
    イッチング信号が論理0の状態にある時にはオフにされ
    るようになっていることを特徴とする装置。
  61. 【請求項61】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めの方法であって、そのバイアス電圧はバイアス電圧と
    して働くいくつかの配分された電圧にシステム電圧を分
    割する分圧回路の手段によって得られ、前記方法が、 (1)システム電圧の現在レベルを検出し、それによっ
    てシステム電圧の現在レベルを示す電圧レベル信号を発
    生する検出のステップと、 (2)電圧レベル信号に応答して、論理制御信号を発生
    するステップと、 (3)分圧回路に直列に接続されているディジタル的に
    可変の抵抗器に対してその論理制御信号を印加し、分圧
    回路を通って流れるバイアス電流の大きさを調整し、L
    CDドライバがLCDパネルに対して複数のLCD駆動
    波形を発生する必要がある時はバイアス電流がトップ・
    レベルにスイッチされ、そしてLCDドライバが使用さ
    れていない時はボトム・レベルへスイッチされるように
    するステップとを含むことを特徴とする方法。
  62. 【請求項62】 請求項61に記載の方法において、 LCD駆動波形が複数の共通信号および複数のセグメン
    ト信号を含むことを特徴とする方法。
  63. 【請求項63】 請求項61に記載の方法において、 DC径路の反対の端にシステム電圧と反対のカウンタバ
    ンランス電位を印加し、DC径路を流れるバイアス電流
    が0になるようにするステップをさらに含むことを特徴
    とする方法。
  64. 【請求項64】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めの方法であって、そのバイアス電圧がバイアス電圧と
    して働くいくつかの配分された電圧にシステム電圧を分
    割する分圧回路の手段によって得られ、前記方法が、 (1)外部システムからのシステム・トリガ信号に応答
    して、電圧検出要求信号を発生するステップと、 (2)システム・トリガ信号が検出開始モードを示して
    いるかどうかを判定し、 イエスであった場合、システム電圧の現在レベルを検出
    し、それによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧
    レベル信号を発生するステップと、 (3)電圧レベル信号に応答して、論理制御信号を発生
    するステップと、 (4)分圧回路に直列に接続されているディジタル的に
    可変の抵抗器に対してその論理制御信号を印加し、分圧
    回路を通って流れるバイアス電流の大きさを調整し、L
    CDドライバがLCDパネルに対して複数のLCD駆動
    波形を発生する必要がある時はバイアス電流がトップ・
    レベルにスイッチされ、そしてLCDドライバが使用さ
    れていない時はボトム・レベルへスイッチされるように
    するステップとを含むことを特徴とする方法。
  65. 【請求項65】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めの方法であって、そのバイアス電圧がバイアス電圧と
    して働くいくつかの配分された電圧にシステム電圧を分
    割する分圧回路の手段によって得られ、前記分圧回路は
    複数の第1の抵抗器および少なくとも1つのディジタル
    的に可変の抵抗器を含んでいて、前記複数の第1の抵抗
    器と前記ディジタル的に可変の抵抗器とは直列に接続さ
    れていてバイアス電流が流れる第1の抵抗値のDC径路
    を形成し、前記方法が、 (1)外部システムからのシステム・トリガ信号に応答
    して、電圧検出要求信号を発生するステップと、 (2)システム・トリガ信号が検出開始モードを示して
    いるかどうかを判定し、 イエスであった場合、システム電圧の現在レベルを検出
    し、それによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧
    レベル信号を発生するステップと、 (3)電圧レベル信号に応答して、論理制御信号を発生
    するステップと、 (4)分圧回路に直列に接続されているディジタル的に
    可変の抵抗器に対してその論理制御信号を印加し、分圧
    回路を通って流れるバイアス電流の大きさを上昇させ、
    分圧回路からバイアス電圧を発生できるようにするステ
    ップと、 (5)バイアス電圧をLCDドライバへ入力してLCD
    ドライバに複数のLCD駆動波形を発生させるステップ
    と、 (6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイ
    ッチされる各瞬間において、スイッチング信号を発生す
    るステップと、 (7)前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両
    端にそれぞれ接続されている複数のスイッチング・ユニ
    ットを含んでいるスイッチング回路に対してスイッチン
    グ信号を入力するステップとを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットは前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値を第1の抵抗値より小さい減らされ
    たレベルにスイッチし、バイアス電流をトップ・レベル
    にまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチング・ユニッ
    トは前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を第1の
    抵抗値へ戻し、バイアス電流をボトム・レベルにまで上
    昇させるようにしたことを特徴とする方法。
  66. 【請求項66】 請求項65に記載の方法において、 各スイッチング・ユニットが、 スイッチング信号発生回路からのスイッチング信号によ
    ってそのオン/オフの状態が制御されるスイッチと、 前記スイッチに直列に接続されている第2の抵抗器とを
    含むことを特徴とする方法。
  67. 【請求項67】 請求項66に記載の装置において、 前記第2の抵抗器の抵抗値が前記分圧回路の中の前記第
    1の抵抗器の抵抗値より小さくなっていることを特徴と
    する装置。
  68. 【請求項68】 請求項67に記載の装置において、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、前記スイッチが閉じられて第2の抵抗器を前記第1
    の抵抗器のうちの1つに対して並列に接続してバイアス
    電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、前記スイッチング回路の
    中の各スイッチが開かれて、第2の各抵抗器がそれぞれ
    に関連付けられている第1の抵抗器から切り離されてバ
    イアス電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたこ
    とを特徴とするバイアス電圧発生装置。
  69. 【請求項69】 請求項68に記載の装置において、 スイッチング信号が論理1の状態にある時、各スイッチ
    が閉じられ、そして、 スイッチング信号が論理0の状態にある時、各スイッチ
    が開かれるようになっていることを特徴とする装置。
  70. 【請求項70】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めの方法であって、そのバイアス電圧がバイアス電圧と
    して働くいくつかの配分された電圧にシステム電圧を分
    割する分圧回路の手段によって得られ、前記分圧回路は
    複数の第1の抵抗器および少なくとも1つのディジタル
    的に可変の抵抗器を含んでいて、前記複数の第1の抵抗
    器と前記ディジタル的に可変の抵抗器とは直列に接続さ
    れていてバイアス電流が流れる第1の抵抗値のDC径路
    を形成し、前記方法が、 (1)外部システムからのシステム・トリガ信号に応答
    して、電圧検出要求信号を発生するステップと、 (2)システム・トリガ信号が検出開始モードを示して
    いるかどうかを判定し、 イエスであった場合、システム電圧の現在レベルを検出
    し、それによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧
    レベル信号を発生するステップと、 (3)電圧レベル信号に応答して、論理制御信号を発生
    するステップと、 (4)分圧回路に直列に接続されているディジタル的に
    可変の抵抗器に対してその論理制御信号を印加し、分圧
    回路を通って流れるバイアス電流の大きさを上昇させ、
    分圧回路からバイアス電圧を発生できるようにするステ
    ップと、 (5)バイアス電圧をLCDドライバへ入力してLCD
    ドライバに複数のLCD駆動波形を発生させるステップ
    と、 (6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイ
    ッチされる各瞬間において、スイッチング信号を発生す
    るステップと、 (7)前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両
    端にそれぞれ接続されている複数のスイッチング・ユニ
    ットを含んでいるスイッチング回路に対してスイッチン
    グ信号を入力するステップとを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチング・ユニットがオンにスイッチされて
    その内部抵抗が前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の
    1つに並列に接続され、前記分圧回路を通るDC径路の
    等価抵抗値が第1の抵抗値より低いレベルにまで下げら
    れてバイアス電流をトップ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、内部抵抗がそれに関連し
    た第1の抵抗器から切り離されて前記分圧回路を通るD
    C径路の等価抵抗値が第1の抵抗値へ戻されて、バイア
    ス電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを
    特徴とするバイアス電圧発生方法。
  71. 【請求項71】 請求項70に記載の方法において、 その内部抵抗値が前記第1の抵抗器の抵抗値より小さく
    なっていることを特徴とする方法。
  72. 【請求項72】 LCDパネルをドライブするためにL
    CDドライバに対する一組のバイアス電圧を発生するた
    めの方法であって、そのバイアス電圧がバイアス電圧と
    して働くいくつかの配分された電圧にシステム電圧を分
    割する分圧回路の手段によって得られ、前記分圧回路は
    複数の抵抗器回路および少なくとも1つのディジタル的
    に可変の抵抗器を含んでいて、前記複数の抵抗器回路と
    前記ディジタル的に可変の抵抗器とは直列に接続されて
    いてバイアス電流が流れるDC径路を形成し、各抵抗器
    回路は第1の抵抗器および前記第1の抵抗器と直列に接
    続されている第2の抵抗器を含んでいて、前記方法が、 (1)外部システムからのシステム・トリガ信号に応答
    して、電圧検出要求信号を発生するステップと、 (2)システム・トリガ信号が検出開始モードを示して
    いるかどうかを判定し、 イエスであった場合、システム電圧の現在レベルを検出
    し、それによってシステム電圧の現在レベルを示す電圧
    レベル信号を発生するステップと、 (3)電圧レベル信号に応答して、論理制御信号を発生
    するステップと、 (4)分圧回路に直列に接続されているディジタル的に
    可変の抵抗器に対してその論理制御信号を印加し、分圧
    回路を通って流れるバイアス電流の大きさを上昇させ、
    分圧回路からバイアス電圧を発生できるようにするステ
    ップと、 (5)バイアス電圧をLCDドライバへ入力してLCD
    ドライバに複数のLCD駆動波形を発生させるステップ
    と、 (6)LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイ
    ッチされる各瞬間において、スイッチング信号を発生す
    るステップと、 (7)前記分圧回路の中の前記第1の抵抗器の1つの両
    端にそれぞれ接続されていて、それぞれスイッチング信
    号発生回路からのスイッチング信号によって制御される
    複数のスイッチを含んでいるスイッチング回路に対し
    て、スイッチング信号を入力するステップとを含み、 LCD駆動波形が1つの状態から別の状態へスイッチさ
    れる1つの瞬間においてスイッチング信号が現われる
    時、各スイッチが閉じられて第2の抵抗器を短絡し、そ
    れによって前記分圧回路を通るDC径路の等価抵抗値を
    減少したレベルにまでスイッチしてバイアス電流をトッ
    プ・レベルにまで上昇させ、 スイッチング信号がヌルの時、各スイッチが開かれて、
    第2の各抵抗器がそれぞれに関連付けられている第1の
    抵抗器に対して直列に接続され、それによって前記分圧
    回路を通るDC径路の等価抵抗値を上昇させてバイアス
    電流をボトム・レベルにまで下げるようにしたことを特
    徴とするバイアス電圧発生方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107170420A (zh) * 2017-07-12 2017-09-15 深圳市航顺芯片技术研发有限公司 一种用于lcd驱动偏置电压的电路结构
JP2020016695A (ja) * 2018-07-23 2020-01-30 ローム株式会社 異常検知回路

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