JPH11173921A - オートコリレータ - Google Patents

オートコリレータ

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JPH11173921A
JPH11173921A JP34326897A JP34326897A JPH11173921A JP H11173921 A JPH11173921 A JP H11173921A JP 34326897 A JP34326897 A JP 34326897A JP 34326897 A JP34326897 A JP 34326897A JP H11173921 A JPH11173921 A JP H11173921A
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JP
Japan
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autocorrelator
light
photodetector
pass filter
photon absorption
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Application number
JP34326897A
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English (en)
Inventor
Kazuro Kikuchi
和朗 菊池
Yuichi Tanaka
佑一 田中
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OYO KODEN KENKYUUSHITSU KK
Original Assignee
OYO KODEN KENKYUUSHITSU KK
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来に比べて高い測定感度を実現する。 【解決手段】 オートコリレータ32は、マイケルソン
干渉計10、光検出器12および信号検出回路14によ
り構成される。マイケルソン干渉計は、ビームスプリッ
タ16、第1ミラー18および第2ミラー20により構
成され、被測定光を2つに分けてそれらを干渉させ、干
渉縞を得る。光検出器として、Siアバランシェフォト
ダイオードを具えており、2光子吸収を利用して、上述
の干渉縞の光エネルギを電気信号に変換する。信号検出
回路は、ローパスフィルタ24、バンドパスフィルタ2
6および包絡検出器28により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パルス光の時間
幅を測定するための装置であるオートコリレータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】超短光パルスの時間幅の測定には、2光
子吸収を利用するタイプのオートコリレータが有効であ
る。このようなオートコリレータとして、フォトダイオ
ードを用いるもの(文献1「Optical Fibe
r Communication Conferenc
e,vol.6 of 1997 OSA Techn
ical Digest Series,paper
ThL4」)、発光ダイオードを用いるもの(文献2
「Conference on Lasers and
Electro−Optics,vol.11 of
1997 OSATechnical Digest
Series,paper CTuS3」)、光伝導
を利用するもの(文献3「Conference on
Lasers and Electro−Optic
s,vol.11 of 1997OSA Techn
ical Digest Series,paper
CTuS2」)、2光子吸収導波路を用いるもの(文献
4「IEEE Photonics Technol.
Lett.,vol.9,no.5,pp.645−6
47,1997」)などが提案されている。これらは、
従来の第2高調波発生相関法に基づくものに比べると測
定感度が高く、しかも装置の簡略化が図れるといった利
点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のオートコリレータでは、30ps〜0.1ps
程度の超短光パルスの時間幅の測定に対して充分な測定
感度を有しているとは言い難い。
【0004】また、このような測定感度では、例えば被
測定光のチャープを調べるといった測定を行うこともで
きない。
【0005】従って、従来より、比較的高い測定感度の
オートコリレータの出現が望まれていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明のオー
トコリレータによれば、被測定光を2つに分けてそれら
を干渉させ、干渉縞を得る干渉計と、2光子吸収を利用
して、この干渉縞の光エネルギを電気信号に変換する光
検出器とを具えたオートコリレータにおいて、光検出器
としてアバランシェフォトダイオードを具えることを特
徴とする。
【0007】このように、アバランシェフォトダイオー
ドを用いることにより、光信号から電気信号への変換速
度を高めることができる。従って、従来より、測定感度
を高めることができる。
【0008】この発明のオートコリレータにおいて、好
ましくは、アバランシェフォトダイオードの結晶材料
は、1光子吸収に対して感度が無く、2光子吸収に対し
て比較的感度が高い材料であると良い。
【0009】また、この発明のオートコリレータにおい
て、好ましくは、アバランシェフォトダイオードの結晶
材料がSiであると良い。
【0010】Siを用いる光検出器では、1.1μm以
上の波長に対しては検出感度が無い。しかし、ピーク強
度が高く2光子吸収を生じさせるような光源を用いれ
ば、例えば通信に用いられる1.55μmの波長の短パ
ルス光に対して検出感度を高くできる。
【0011】また、この発明のオートコリレータにおい
て、好ましくは、2つに分けた被測定光間の遅延時間に
対する干渉縞の明暗周期を周波数ω0 で表すとき、光検
出器で得た電気信号からω0 よりも小さな周波数成分を
検出するためのローパスフィルタと、光検出器で得た電
気信号から2ω0 の周波数成分を検出するためのバンド
パスフィルタとを具えると良い。
【0012】このように構成すると、電気信号のω0
りも小さな周波数成分と2ω0 の周波数成分との大きさ
を比較することにより、被測定光のチャープを調べるこ
とができる。
【0013】また、この発明のオートコリレータにおい
て、好ましくは、干渉計としてマイケルソン干渉計を具
えると良い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明が理解
できる程度に構成、大きさおよび配置関係を概略的に示
しているに過ぎない。また、以下に記載する数値等の条
件は単なる一例に過ぎない。従って、この発明は、この
実施の形態に何ら限定されることがない。
【0015】<オートコリレータの構成>先ず、図1を
参照してオートコリレータの構成につき説明する。図1
は、この実施の形態のオートコリレータの構成を示すブ
ロック図である。この実施の形態のオートコリレータ3
2は、マイケルソン干渉計10、光検出器12および信
号検出回路14により構成される。マイケルソン干渉計
10は、ビームスプリッタ16、第1ミラー18および
第2ミラー20により構成される。光検出器12とし
て、Si(シリコン)アバランシェフォトダイオード
(以下、SiAPDと略称する。)を具えている。信号
検出回路14は、ローパスフィルタ24、バンドパスフ
ィルタ26および包絡検出器28により構成される。
【0016】マイケルソン干渉計10にはレーザ30で
発生させた被測定光を入射させる。被測定光の入射方向
(図中の矢印aで示す方向)に沿って、ビームスプリッ
タ16および第2ミラー20が配列している。ビームス
プリッタ16では、被測定光が実質的にパワーの等しい
2つの光に分けられてから互いに垂直な方向に出射し、
一方の光が第1ミラー18に、他方の光が第2ミラー2
0に入射する。第1ミラー18および第2ミラー20と
してはそれぞれ通常の反射プリズムを用いている。これ
ら反射プリズムは、入射光を入射側の元の方向に向けて
反射させる。従って、反射光の各々はビームスプリッタ
16において重ね合わせられて干渉する。第2ミラー2
0は不図示の可動ステージ上に設けてあるので、光の入
射方向(図中の矢印aで示す方向)に沿って動くように
なっている。よって、ビームスプリッタ16により2つ
に分けられた被測定光の間に、第2ミラー20の移動量
に応じた時間差(光路差)を与えることができる。光検
出器12においては、この時間差の変化に追従して明暗
が変化する干渉縞が観察される。
【0017】光検出器12としてのSiAPDは、2光
子吸収を利用して、干渉縞の光エネルギを電気信号に変
換する。この実施の形態で用いたSiAPDの2光子吸
収特性につき測定した。この実施の形態では、SiAP
Dを用いることによりS/N比の改善を図り、ハイイン
ピーダンスの光検出器を実現している。このAPDの負
荷抵抗は1MΩである。このAPDの出力信号は、20
dBの利得を有する増幅器により増幅される。
【0018】図2は、入力光のパワーとAPDの出力電
圧Vとの関係を示すグラフである。横軸に入力光のパワ
ーPを[mW]単位で取り、0.1[mW]から100
[mW]の範囲を対数表示で示してある。また、縦軸に
出力電圧を[mV]単位で取り、10[mV]から10
4 [mV]の範囲を対数表示で示してある。図2のグラ
フ中に黒丸印で示す測定結果は、1.55μmの波長の
連続光を入射させた場合のものである。APDの増倍係
数は100である。グラフ中の実線aは、V[mV]=
13.0+22.7P[mW]+1.82P2 [mW
2 ]の関係式により理論的にフィットした値を表す。こ
の式中において、第1の項は背景光に起因するコンスタ
ント値である。第2の項および第3の項は、それぞれ線
形吸収および2光子吸収により誘起される値である。特
に、図2に示すP<10mWのところでは、線形吸収に
より誘起される電圧は2光子吸収により誘起される電圧
に比べて大きい。従って、光パルスのパルス幅やチャー
プの測定の際には線形吸収の効果を無視することができ
ない。これについては下記の<測定原理>の項のところ
でさらに説明する。
【0019】次に、光検出器12で得られた電気信号
は、信号検出回路14を構成するローパスフィルタ24
およびバンドパスフィルタ26の各々に導かれる。バン
ドパスフィルタ26の出力信号はさらに包絡検出器28
に入力される。2つに分けられた被測定光間の遅延時間
を記号τで表し、このτに対する干渉縞の明暗周期を周
波数ω0 で表すことにする。このとき、ローパスフィル
タ24により、光検出器12で得られた電気信号からω
0 よりも小さな周波数成分が検出される。また、バンド
パスフィルタ26により、光検出器で得られた電気信号
から2ω0 の周波数成分が検出される。また、バンドパ
スフィルタ26により検出された信号の包絡線強度が包
絡検出器28により検出される。
【0020】<測定原理>次に、測定原理につき説明す
る。ここで、光検出器12により変換された電気信号の
複素強度を記号E(t)で表すことにする。記号tは時
間を表す。上述したように、第2ミラー20を移動させ
ることにより遅延時間τを掃引して、SiAPDの出力
信号を観察する。SiAPDの出力信号には、2種類の
信号成分が含まれている。第1の信号成分は2光子吸収
プロセスに起因するものであり、これは次式(1)によ
り表される(文献5「Jpn.J.Appl.Phy
s.,vol.27,no.11,pp.2078−2
081,1988」参照)。
【0021】 S2 (τ)=1+2G2 (τ) +4Re[F1 (τ)exp(−iω0 τ)] +Re[F2 (τ)exp(−2iω0 τ)] ・・・(1) この(1)式において、記号G2 (τ)は次式(2)で
定義される自己相関関数である。
【0022】 G2 (τ)=<|E(t)|2 |E(t−τ)|2 > ・・・(2) ここで、記号<>は時間平均を表している。また、E
(t)は<|E(t)|2 >=1の関係を満足するよう
に規格化されている。そして、自己相関関数F1(τ)
およびF2 (τ)は、それぞれ次式(3)および(4)
により定義されている。
【0023】 F1 (τ)=(1/2)・<(|E(t)|2 +|E(t−τ)|2 ) ×E(t)E* (t−τ)> ・・・(3) F2 (τ)=<E2 (t)E* 2 (t−τ)> ・・・(4) 一方、第2の信号成分は線形吸収プロセスによるもので
あり、これは次式(5)により表される。
【0024】 S1 (τ)=1+Re[G1 (τ)exp(−iω0 τ)] ・・・(5) この(5)式において、記号G1 (τ)は次式(6)で
定義される。
【0025】 G1 (τ)=<E(t)E* (t−τ)> ・・・(6) 尚、パルス特性を調べるためには、G2 (τ)の値とF
2 (τ)の値とが分かればよい(文献6「IEEE
J.Quantum Electron.,vol.2
5,no.6,pp.1225−1233,198
9」)。すなわち、G2 (τ)の値が分かればパルス幅
の情報が得られる。また、F2 (τ)の値が分かればチ
ャープの情報が得られる。この実施の形態では、SiA
PDの出力信号すなわちS1 (τ)とS2 (τ)との重
ね合わせにより表される信号からフィルタすなわちロー
パスフィルタ24およびバンドパスフィルタ26を使っ
てG2 (τ)の値と|F2 (τ)|の値とを得ている。
【0026】図1に示すように、SiAPDの出力信号
は2チャンネルに分岐される。チャンネル1(Ch.
1)の側に伝送される信号は、ローパスフィルタ24に
より濾過される。式(1)に示すように、ローパスフィ
ルタ24によれば、G2 (τ)の値が検出される。一
方、チャンネル2(Ch.2)の側に伝送される信号は
中心周波数が2f0 (f0 =ω0 /2π)のバンドパス
フィルタ26により濾過されて、その濾過された信号の
包絡成分が包絡検出器28により検出される。従って、
このチャンネルからは|F2 (τ)|の値が得られる。
【0027】ところで、被測定光の光パルスにチャープ
が見られない場合にはG2 (τ)=|F2 (τ)|とな
る。反対に、被測定光の光パルスにチャープが見られる
場合には、|F2 (τ)|のFWHM(半値幅)は常に
2 (τ)のFWHMに比べて小さくなる。それゆえ、
2 (τ)と|F2 (τ)|との値を対比することによ
り、光パルスのチャープを見積もることができる。
【0028】<測定結果>次に、測定結果につき説明す
る。この実施の形態では、遅延時間τの掃引速度は3p
s/sに設定し、干渉縞の明暗の繰り返し周波数f0
600Hzとなるように設定する。また、チャンネル1
(Ch.1)に接続したローパスフィルタ24のカット
オフ周波数と、チャンネル2(Ch.2)における包絡
検出器28のカットオフ周波数とを共に2Hzに設定す
る。
【0029】レーザ30としては、外部共振器を有した
半導体レーザを用いており、正弦波的にバイアス電流を
変調してモードロックを実現している。このレーザ30
により発生させた光パルスの繰り返し周期は1.85G
Hzである。また、平均パワーは0dBmである。AP
Dの増倍係数は1000である。
【0030】図3は、オートコリレータにより得た自己
相関波形を示すグラフである。横軸に遅延時間τを[p
s]単位で取り、−20[ps]から80[ps]の間
を5[ps]ごとに目盛って示してある。また、縦軸に
自己相関強度を任意単位で示してある。図3に示す測定
値は、G1 (τ)、G2 (τ)、F1 (τ)およびF2
(τ)の各情報を含むAPDの出力信号から得たもので
ある。
【0031】また、図4は、チャンネル1およびチャン
ネル2からそれぞれ抽出されるG2(実線a)と|F2
|(破線b)とを示すグラフである。横軸に遅延時間τ
を[ps]単位で取り、20[ps]から120[p
s]の間を5[ps]ごとに目盛って示してある。ま
た、縦軸に自己相関強度を任意単位で示してある。この
2 強度の測定結果によれば、ガウシアン波形を仮定す
ることにより、パルス幅を13[ps]と見積もること
ができる。また、図4に示すように、|F2 |のFWH
Mに比べるとG2 のFWHMが大きいので、このパルス
光はチャープしているということが分かる。
【0032】次に、分散値が−30ps/nmである分
散補償ファイバを用いることによりパルス光のチャープ
を補償する。パルス光の平均パワーやAPDの増倍係数
は図3および図4の場合の測定条件と同じである。図5
は、G2 (実線a)と|F2|(破線b)とを示すグラ
フである。横軸に遅延時間τを[ps]単位で取り、0
[ps]から100[ps]の間を5[ps]ごとに目
盛って示してある。また、縦軸に自己相関強度を任意単
位で示してある。図5に示すように、図4の場合に比べ
るとパルス幅が9ps減少する。また、エッジ付近を除
いてG2 と|F2 |とはほぼ同じ値であり、チャープが
効果的に抑制されている。
【0033】また、オートコリレータの測定感度を調べ
た。図6は、G2 (実線a)と|F2 |(破線b)とを
示すグラフである。横軸に遅延時間τを[ps]単位で
取り、0[ps]から100[ps]の間を5[ps]
ごとに目盛って示してある。また、縦軸に自己相関強度
を任意単位で示してある。図6は、チャープ補償したパ
ルス光を用い、その平均パワーを−7dBm(ピークパ
ワー11dBm)だけ減少させ、APDの増倍係数を3
000に高めた場合の測定結果である。この図から、平
均パワーとピークパワーとの積を求めることにより、オ
ートコリレータの測定感度が2.4mW2 と求められ
る。図6に示すように、パルス光の特性を調べるのに適
したS/N比が得られている。
【0034】
【発明の効果】この発明のオートコリレータによれば、
被測定光を2つに分けてそれらを干渉させ、干渉縞を得
る干渉計と、2光子吸収を利用して、この干渉縞の光エ
ネルギを電気信号に変換する光検出器とを具えたオート
コリレータにおいて、光検出器としてアバランシェフォ
トダイオードを具えている。このように、アバランシェ
フォトダイオードを用いることにより、光信号から電気
信号への変換速度を高めることができる。従って、従来
より、測定感度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のオートコリレータの構成を示す図
である。
【図2】入力光のパワーとAPDの出力電圧Vとの関係
を示す図である。
【図3】オートコリレータにより得た自己相関波形を示
す図である。
【図4】G2 と|F2 |とを示す図である。
【図5】G2 と|F2 |とを示す図である。
【図6】G2 と|F2 |とを示す図である。
【符号の説明】
10:マイケルソン干渉計 12:SiAPD 14:信号検出回路 16:ビームスプリッタ 18:第1ミラー 20:第2ミラー 24:ローパスフィルタ 26:バンドパスフィルタ 28:包絡検出器 30:レーザ 32:オートコリレータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定光を2つに分けてそれらを干渉さ
    せ、干渉縞を得る干渉計と、2光子吸収を利用して、該
    干渉縞の光エネルギを電気信号に変換する光検出器とを
    具えたオートコリレータにおいて、 前記光検出器としてアバランシェフォトダイオードを具
    えることを特徴とするオートコリレータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオートコリレータにお
    いて、 前記アバランシェフォトダイオードの結晶材料は、1光
    子吸収に対して感度が無く、2光子吸収に対して比較的
    感度が高い材料であることを特徴とするオートコリレー
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のオートコリレータにお
    いて、 前記アバランシェフォトダイオードの結晶材料がSiで
    あることを特徴とするオートコリレータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のオートコリレータにお
    いて、 前記2つに分けた被測定光間の遅延時間に対する前記干
    渉縞の明暗周期を周波数ω0 で表すとき、 前記光検出器で得た電気信号からω0 よりも小さな周波
    数成分を検出するためのローパスフィルタと、 前記光検出器で得た電気信号から2ω0 の周波数成分を
    検出するためのバンドパスフィルタとを具えることを特
    徴とするオートコリレータ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のオートコリレータにお
    いて、 前記干渉計としてマイケルソン干渉計を具えることを特
    徴とするオートコリレータ。
JP34326897A 1997-12-12 1997-12-12 オートコリレータ Pending JPH11173921A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100439884C (zh) * 2003-08-01 2008-12-03 天津理工学院 单周期、亚周期光脉冲持续时间的测量方法
WO2022118014A1 (en) * 2020-12-02 2022-06-09 Renishaw Plc Apparatus and method for dual-comb distance metrology using multi-photon detection
US11371887B2 (en) * 2019-07-26 2022-06-28 Board Of Regents, The University Of Texas System Tunable coherent light filter for optical sensing and imaging

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