JPH11170909A - 車両用フロント灯火装置 - Google Patents

車両用フロント灯火装置

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JPH11170909A
JPH11170909A JP34259897A JP34259897A JPH11170909A JP H11170909 A JPH11170909 A JP H11170909A JP 34259897 A JP34259897 A JP 34259897A JP 34259897 A JP34259897 A JP 34259897A JP H11170909 A JPH11170909 A JP H11170909A
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ornament
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車両前部の灯火装置の点検又は整備を容易に能
率良く行う。 【解決手段】車両用フロント灯火装置はウインドシール
ドガラス10d下方の車両前部に社名表示灯17が設け
られ、社名表示灯17の下方の車両前部にオーナメント
ランプ18が設けられる。社名表示灯17及びオーナメ
ントランプ18が一連にかつ一体的に形成され、オーナ
メントランプ18のハウジング18a後部を支点として
社名表示灯17とオーナメントランプ18が前倒可能に
車両前部に取付けられる。車両前部に社名表示灯17及
びオーナメントランプ18を収容する凹部10aが形成
され、ハウジング17aと凹部10aに収納状態の社名
表示灯17及びオーナメントランプ18を固定するロッ
ク装置29が設けられ、凹部10aの上部と社名表示灯
17のハウジング17aとの間に前倒状態の社名表示灯
17及びオーナメントランプ18を保持するストラップ
28が接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バスなどの車両の
フロント部に装着される社名表示灯及びオーナメントラ
ンプの灯火装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両前部の両側部にはヘッドラ
ンプやコーナリングランプが設けられる他に、右折又は
左折することを側方に知らせるサイドターンシグナルラ
ンプや、必要に応じてヘッドランプの補助として使用さ
れるフォグランプやクリアランスランプがそれぞれ設け
られる。一方ウインドシールドガラス下方の車両前部の
中央部には、バス等の車両を所有する会社の名前が表示
された社名表示灯や、その社名表示灯の下方には装飾の
ためのオーナメントランプを設けることが知られてい
る。この社名表示灯やオーナメントランプにあっては、
車両前部形成された凹部内にランプ保持用のブラケット
がねじ止め固定され、このランプ保持用のブラケットに
社名表示灯やオーナメントランプを複数の締結ねじによ
り取付けている。
【0003】この社名表示灯にあっては夜間における車
両走行時に点灯させることにより、その車両を所有する
社名を周囲に明るく表示できるように構成され、社名表
示灯内部に巻取器を備えれば、行先等の異なる表示が複
数記載された幕をこの巻取器により容易に表示内容を変
更して夜間における行先等を表示することができるよう
になっている。また、オーナメントランプにあっては、
車両の夜間走行時に社名表示灯の下方で淡く発光するこ
とにより夜間における車両の見栄えを向上させるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の社名表示灯やオーナメントランプでは、社名表示灯の
蛍光灯又はオーナメントランプのバルブ(電球)が切れ
るなどにより、その蛍光灯又はバルブの点検や交換が必
要となった場合には、その点検又は交換における作業が
煩雑である不具合がある。即ち、社名表示灯の蛍光灯の
点検及び交換にあっては、その点検及び交換を社名表示
灯の裏面より行う必要があるため、複数の締結ねじを緩
めて社名表示灯を車両前部から取外した後でなければ、
蛍光灯の点検或いは新しい蛍光灯との交換を行うことが
できない不具合がある。また、内部に巻取器が設けられ
ている場合にあっては社名表示灯を車両前部から取外し
た後に巻取器を操作しなければその行先等の表示を変更
することができない問題点もある。更に、点検或いは蛍
光灯の交換後においては、再度逆の手順で社名表示灯を
ブラケットに取付けて作業を完了させる必要もあり、か
なり本数の締結ねじを緩めたり締め直したりしなければ
ならず、その作業が面倒で、作業性並びに作業能率が悪
い問題があった。
【0005】また、オーナメントランプにあっては、取
付位置が社名表示灯の下方であって、バンパ近傍の車両
前部であることから、通常バンパ後方のオーナメントラ
ンプ下方から作業員がその手を差込むことによりバルブ
を取外せるように工夫されているが、バンパ後方から手
を差込んで行う作業は著しく困難である問題点がある。
一方、社名表示灯及びオーナメントランプは従来別に作
られており、それぞれの社名表示灯及びオーナメントラ
ンプは別に製作された金型によりそのレンズやハウジン
グ等の部材が作られる。このため、金型費用が比較的高
価であることから社名表示灯及びオーナメントランプの
双方を取付ける車両においてはその単価が押上げられる
不具合もある。本発明の目的は、簡単な構造で車両前部
に取付けられる灯火装置の点検又は整備を容易にかつ能
率良く行い得る車両用フロント灯火装置を提供すること
にある。本発明の別の目的は、社名表示灯及びオーナメ
ントランプの双方を取付ける場合における金型費用を抑
制して安価な車両用フロント灯火装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
図1及び図7に示すように、ウインドシールドガラス1
0d下方の車両前部に社名表示灯17が設けられ、社名
表示灯17の下方の車両前部にオーナメントランプ18
が設けられた車両用フロント灯火装置の改良である。そ
の特徴ある構成は、社名表示灯17及びオーナメントラ
ンプ18が一連にかつ一体的に形成され、オーナメント
ランプ18のハウジング18a後部を支点として社名表
示灯17とオーナメントランプ18が前倒可能に車両前
部に取付けられたところにある。社名表示灯17及びオ
ーナメントランプ18を一連にかつ一体的に形成するこ
とにより、社名表示灯17及びオーナメントランプ18
の双方を取付ける場合において従来独立して存在してい
た金型の数を減少させて、金型作製のための費用を抑制
する。社名表示灯17及びオーナメントランプ18を前
倒可能に取付けることにより、社名表示灯17及びオー
ナメントランプ18を前倒させる簡単な作業で、点検又
は整備を行うための灯火装置17,18の裏面を容易に
出現させる。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に係る発
明であって、車両前部に社名表示灯17及びオーナメン
トランプ18を収容する凹部10aが形成され、社名表
示灯17のハウジング17aとこのハウジング17aに
対向する凹部10aに収納状態の社名表示灯17及びオ
ーナメントランプ18を固定するロック装置29が設け
られた車両用フロント灯火装置である。車両前部に形成
された凹部10aに社名表示灯17及びオーナメントラ
ンプ18を収容ことにより、収容状態における車両前部
の外観上の見栄えを向上させ、収納状態の社名表示灯1
7及びオーナメントランプ18を固定するロック装置2
9を設けることにより、非点検時における社名表示灯1
7及びオーナメントランプ18の前倒を禁止する。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明であって、更に図6に示すように、ロック装置29に
よる社名表示灯17及びオーナメントランプ18の固定
を解除可能に構成された操作ノブ37がオーナメントラ
ンプ18近傍のバンパ10eの後方に設けられ、操作ノ
ブ37前方のバンパ10eに開口部10fが形成された
車両用フロント灯火装置である。バンパの開口部10f
の後方にロック装置29を解除可能に構成された操作ノ
ブ37を設けることにより開口部10fから作業者がそ
の手を挿入して操作ノブ37を操作することを可能に
し、操作ノブ37をオーナメントランプ18近傍のバン
パ10eの後方に設けることにより、社名表示灯17及
びオーナメントランプ18を前倒状態する動作と操作ノ
ブ37の操作とを同一人が行うことを可能にする。
【0009】請求項4に係る発明は、請求項2又は3に
係る発明であって、凹部10aの上部と社名表示灯17
のハウジング17aとの間に前倒状態の社名表示灯17
及びオーナメントランプ18を保持するストラップ28
が接続された車両用フロント灯火装置である。前倒状態
の社名表示灯17及びオーナメントランプ18を保持す
るストラップ28を社名表示灯17のハウジング17a
と凹部10aの間に接続することにより、社名表示灯1
7及びオーナメントランプ18を前倒状態に維持して灯
火装置17,18の点検又は整備を容易にかつ能率良く
行う。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図7に示すように、車両であ
るバス10の前部の両側部には夜間前方を証明するヘッ
ドランプ11,11や右折又は左折する際に灯火させる
コーナリングランプ12,12がそれぞれ設けられる他
に、右折又は左折することを側方に知らせるサイドター
ンシグナルランプ13,13、ヘッドランプ11の補助
として使用されるフォグランプ14,14、及び車幅を
示すためのクリアランスランプ16,16がそれぞれ設
けられる。また、バス10の前部のウインドシールドガ
ラス10dの下方の中央部にはバス10を所有する社名
が表示された社名表示灯17が設けられ、その下方であ
ってバンパ10e近傍の車両前部には装飾のためのオー
ナメントランプ18が設けられる。
【0011】図3に示すように、社名表示灯17は第1
ハウジング17aと、その第1ハウジング17aの背面
に着脱可能にネジ止めされた蓋体17cと、第1ハウジ
ング17aの前面を覆う第1レンズ17bとにより構成
され、本実施の形態における社名表示灯17には巻取器
21が備えられる。巻取器21は行先等の異なる表示が
複数記載された幕24を両端から巻取る一対の巻取ロー
ラ22,22と、この幕24の一部を巻取器21の前面
に張設する一対の張設ローラ23,23を備え、一対の
巻取ローラ22,22を同一方向にそれぞれ回転させる
ことにより一対の張設ローラ23,23の間に出現して
いる表示を幕24の他の部分に表されている表示に変更
して、社名表示灯17が表示する内容を容易に変更する
ことができるように構成される。
【0012】社名表示灯17における蛍光灯26は蓋体
17cに設けられ、蓋体17cを第1ハウジング17a
から離脱することによりその蛍光灯26の点検又は交換
が可能になり、また巻取器21に張設された幕24の交
換ができるように構成される。蓋体17cに設けられた
蛍光灯26は蓋体17cが第1ハウジング17aに取付
けられた状態で一対の張設ローラ23,23の間に位置
し、点灯することにより一対の張設ローラ23,23の
間に出現している表示を幕24の背面から照らすことに
より、夜間走行時におけるその表示を外部から認識可能
に構成される。一方、オーナメントランプ18は第2ハ
ウジング18aと、その第2ハウジング18aの背面に
設けられたバルブホルダ18cと、第2ハウジング18
aの前面を覆う第2レンズ18bとにより構成される。
バルブホルダ18cにはバルブ27が着脱自在に取付け
られ、第2レンズ18bとの間の第2ハウジング18a
にはインナレンズ18dが設けられる。バルブホルダ1
8cに取付けられたバルブ27は点灯することにより車
両の夜間走行時において社名表示灯17の下方で淡く発
光することにより夜間における車両10の見栄えを向上
させるように構成される。
【0013】本発明の社名表示灯17及びオーナメント
ランプ18は一連にかつ一体的に形成される。即ち、第
1レンズ17bと第2レンズ18b及び第1ハウジング
17aと第2ハウジング18aとがそれぞれ単一の金型
により一体的に形成される。このようにそれぞれ共通す
る部材を一体的に形成することにより、社名表示灯17
及びオーナメントランプ18の双方を取付ける場合にお
いて、従来独立して併存していた金型の数を減少させ
て、金型作製のための費用を抑制する。
【0014】図1に示すように、車両前部には社名表示
灯17及びオーナメントランプ18を収容する凹部10
aが形成され、図1及び図2に示すように、一連にかつ
一体的に形成された社名表示灯17及びオーナメントラ
ンプ18は、オーナメントランプ18の第2ハウジング
18a後部を支点として社名表示灯17とオーナメント
ランプ18が前倒可能に車両前部に取付けられる。即
ち、第2ハウジング18a後部は凹部10aに設けられ
たブラケット10bにヒンジ10cにより枢着される。
凹部10aの上部と第1ハウジング17aとの間には前
倒状態の社名表示灯17及びオーナメントランプ18を
保持するストラップ28が接続され、社名表示灯17の
第1ハウジング17aとこの第1ハウジング17aに対
向する凹部10aには収納状態の社名表示灯17及びオ
ーナメントランプ18を固定するロック装置29(図
7)が設けられる。図7に示すように、凹部10aに収
納された社名表示灯17及びオーナメントランプ18の
前面は、他の車両前面と略同一面を形成するように構成
される。
【0015】図4に示すように、ロック装置29は第1
ハウジング17aの上部に取付けられたストライカ31
と、社名表示灯17及びオーナメントランプ18が凹部
10aに収納された状態でストライカ31に対向する凹
部10a(図1)にブラケット10dを介して取付けら
れた保持具32とを備える。ストライカ31は先端に向
って縮小する円錐台形状の先端部を有し、基端に雄ねじ
が形成されたストライカ本体31aと、ストライカ本体
31aに嵌入された第1及び第2受板31b,31c
と、この第1及び第2受板の間に介装されたスプリング
31dとを有する。ストライカ31の第1ハウジング1
7aへの取付は、第1ハウジング17aに形成された孔
にストライカ本体31aの雄ねじ部分を挿入してナット
31eを螺合することにより行われる。
【0016】一方、保持具32は基台33と係止板34
とを有し、係止板34は基台33に枢支されて基台33
に対して回転可能に構成される。図5に示すように、基
台33のストライカ31に対向する部分には円錐台形状
の先端部が遊挿可能な孔33aが形成され、この孔33
aに対応する係止板34には略くの字状に折れ曲って形
成された係止部34aが形成される。系止部34aの枢
支点の反対側には係止板34を回転させるワイヤ36の
一端が係止する操作部34bが形成される。係止板34
と基台33はスプリング32a(図4)を介して枢支さ
れ、スプリング32aは係止部34aが基台33の孔3
3aをふさぐ実線矢印で示す方向に回転させるように付
勢する。なお、操作部34bには折曲げることにより立
ち上げられた部分にスリット34cが形成され、このス
リット34cには膨大させて形成された一端を挿入する
ことによりワイヤ36の一端が係止される。
【0017】図7に示すように、一対のロック装置2
9,29にそれぞれ一端が係止されたワイヤ36は車両
内部で図の破線で示すように配索され、それぞれのワイ
ヤ36の他端はオーナメントランプ18近傍のバンパ1
0eの後方に設けられた操作ノブ37に接続される。図
6に示すように、操作ノブ37は実線で示す状態から一
点鎖線矢印で示すように引張ることによりワイヤ36を
移動させ、図5に示す係止板34を実線で示す状態から
一点鎖線で示すように回転させてロック装置29による
社名表示灯17及びオーナメントランプ18の固定を解
除可能に構成される。なお、操作ノブ37の前方のバン
パ10eには開口部10fが形成される。本実施の形態
における開口部10fは、車両牽引用の図示しないフッ
クを出現させるためのものであって、図示しないフック
又は操作ノブ37を使用又は操作しない状態における開
口部10fを塞いで外観上の見栄えを向上させるための
開閉扉38が開口部10fを閉止可能に取付けられる。
【0018】このように構成された車両用フロント灯火
装置の動作を説明する。社名表示灯17又はオーナメン
トランプ18の点検やこれらの蛍光灯26又はバルブ2
7の交換を行う場合には、先ず凹部10aに収納されて
いる社名表示灯17及びオーナメントランプ18を前倒
状態にする。一連にかつ一体的に形成された社名表示灯
17及びオーナメントランプ18の前倒は、バンパ10
eの後方に設けられた操作ノブ37を操作することによ
り行う。この操作は、図6に示すように、バンパ10e
に設けられた開閉扉38を図の実線矢印で示すように開
放し、開口部10fから作業者がその手を挿入して操作
ノブ37を引張る。操作ノブ37を一点鎖線矢印で示す
ように引張ることによりワイヤ36は移動して、図5に
示す係止板34を実線で示す状態から一点鎖線で示すよ
うに回転させる。係止板34の回転によりストライカ本
体31aに係合していた係止部34aが基台33の孔3
3aから外れ、スプリング31dの付勢力により先端部
が孔33aから離脱し、ロック装置29による社名表示
灯17及びオーナメントランプ18の固定は解除され
る。
【0019】ロック装置29による固定が解除されたな
らば、図2に示す状態から図1に示すように、ヒンジ1
0cを介して社名表示灯17及びオーナメントランプ1
8を前倒させる。前倒した社名表示灯17及びオーナメ
ントランプ18はストラップ28により水平状態に維持
され、社名表示灯17及びオーナメントランプ18の裏
面を点検又は蛍光灯の交換のために表出させる。社名表
示灯17及びオーナメントランプ18の裏面をこのよう
に表出させた状態でこれらの灯火装置を点検し、又はこ
れらの蛍光灯26又はバルブ27の交換を行う。社名表
示灯17の内部に巻取器21が設けられている本実施の
形態では、この状態で巻取器21に張設された幕24の
交換を行う。
【0020】社名表示灯17及びオーナメントランプ1
8の点検や蛍光灯26又はバルブ27の交換、及び幕の
交換を行った後には、社名表示灯17及びオーナメント
ランプ18を凹部10aに再び収納する。この格納は、
ヒンジ10cを介して社名表示灯17及びオーナメント
ランプ18を図1の実線矢印で示すように持上げること
により行われる。社名表示灯17及びオーナメントラン
プ18により凹部10aを閉止すると、図4及び図5に
示すように、ストライカ31の先端部における円錐台形
の傾斜部が係止部34bの内側面に当接し、係止板34
はストライカ本体31aの先端部における傾斜した側面
によりスプリング32aの付勢力に抗して図5の一点鎖
線矢印の方向に回転する。係止板34が回転するに従
い、ストライカ本体31aの先端部は基台33の孔33
aに進入し、先端部分が完全に孔33aに挿入された時
点でスプリング32aの付勢力により係止板34は実線
矢印の方向に回転し、ストライカ本体33aの胴部に係
止部34aが当接してその先端部が孔33aから抜ける
ことを防止する。これにより社名表示灯17及びオーナ
メントランプ18は閉止状態で保持され、図6に示す開
閉扉38により開口部10fを実線で示すように閉止し
て一連の点検又は交換作業を終了させる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、社
名表示灯及びオーナメントランプを一連にかつ一体的に
形成したので、社名表示灯及びオーナメントランプの双
方を取付ける場合における金型の数を減少させることが
できる。この結果、金型作製のための費用を抑制して、
安価な車両用フロント灯火装置を得ることができる。ま
た、社名表示灯及びオーナメントランプを前倒可能に車
両前部に取付けるので、一連にかつ一体的に形成された
社名表示灯及びオーナメントランプを前倒させる簡単な
作業で灯火装置の裏面を出現させることができる。この
結果、社名表示灯及びオーナメントランプを前倒させる
だけの簡単な作業で、灯火装置である社名表示灯及びオ
ーナメントランプの蛍光灯及びバルブの点検や交換作業
を容易にかつ能率良く行うことができる。
【0022】また、車両前部に凹部を形成し、この凹部
に社名表示灯及びオーナメントランプを収容すれば、社
名表示灯及びオーナメントランプが閉止状態における車
両の外観上の見栄えを向上させることができ、収納状態
の社名表示灯及びオーナメントランプを固定するロック
装置をハウジングとこのハウジングに対向する凹部に設
ければ、非点検時における社名表示灯及びオーナメント
ランプの前倒を禁止することができる。また、バンパの
開口部の後方にロック装置を解除可能に構成された操作
ノブを設ければ、開口部から作業者がその手を挿入して
操作ノブを操作することが可能になり、操作ノブをオー
ナメントランプ近傍のバンパの後方に設ければ、社名表
示灯及びオーナメントランプを前倒状態する動作と操作
ノブの操作とを同一人が行うことが可能になる。更に、
前倒状態の社名表示灯及びオーナメントランプを保持す
るストラップを社名表示灯のハウジングとの間に接続す
れば、社名表示灯及びオーナメントランプを前倒状態に
維持して灯火装置の点検又は整備を更に容易にかつ能率
良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の灯火装置である社名表示灯及びオーナ
メントランプが前倒した状態を示す図7のA線断面図。
【図2】その社名表示灯及びオーナメントランプが凹部
に格納された状態を示す図1に対応する断面図。
【図3】その社名表示灯及びオーナメントランプの構造
を示す図7のB線断面図。
【図4】そのロック装置を示す図7のC線断面図。
【図5】ロック装置の保持具を示す図4のD−D線断面
図。
【図6】ロック装置の解除用操作ノブを示す図7のE線
断面図。
【図7】本発明の灯火装置を備える車両の前部斜視図。
【符号の説明】
10a 凹部 10d ウインドシールドガラス 10e バンパ 10f 開口部 17 社名表示灯(灯火装置) 17a ハウジング 18 オーナメントランプ(灯火装置) 18a ハウジング 28 ストラップ 29 ロック装置 37 操作ノブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドシールドガラス(10d)下方の車
    両前部に社名表示灯(17)が設けられ、前記社名表示灯(1
    7)の下方の前記車両前部にオーナメントランプ(18)が設
    けられた車両用フロント灯火装置において、 前記社名表示灯(17)及び前記オーナメントランプ(18)が
    一連にかつ一体的に形成され、 前記オーナメントランプ(18)のハウジング(18a)後部を
    支点として前記社名表示灯(17)と前記オーナメントラン
    プ(18)が前倒可能に前記車両前部に取付けられたことを
    特徴とする車両用フロント灯火装置。
  2. 【請求項2】 車両前部に社名表示灯(17)及びオーナメ
    ントランプ(18)を収容する凹部(10a)が形成され、 前記社名表示灯(17)のハウジング(17a)とこのハウジン
    グ(17a)に対向する前記凹部(10a)に収納状態の前記社名
    表示灯(17)及びオーナメントランプ(18)を固定するロッ
    ク装置(29)が設けられた請求項1記載の車両用フロント
    灯火装置。
  3. 【請求項3】 ロック装置(29)による社名表示灯(17)及
    びオーナメントランプ(18)の固定を解除可能に構成され
    た操作ノブ(37)がオーナメントランプ(18)近傍のバンパ
    (10e)の後方に設けられ、前記操作ノブ(37)前方の前記
    バンパ(10e)に開口部(10f)が形成された請求項2記載の
    車両用フロント灯火装置。
  4. 【請求項4】 凹部(10a)の上部と社名表示灯(17)のハ
    ウジング(17a)との間に前倒状態の前記社名表示灯(17)
    及びオーナメントランプ(18)を保持するストラップ(28)
    が接続された請求項2又は3記載の車両用フロント灯火
    装置。
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