JPH11170846A - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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JPH11170846A
JPH11170846A JP36315397A JP36315397A JPH11170846A JP H11170846 A JPH11170846 A JP H11170846A JP 36315397 A JP36315397 A JP 36315397A JP 36315397 A JP36315397 A JP 36315397A JP H11170846 A JPH11170846 A JP H11170846A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン冷却水を熱源とする暖房装置におい
て、エンジン冷却水を加熱する補助熱源として電気ヒー
タを利用するも、電気ヒータと冷却水とが触れないよう
にすると共に、安全面を確保した車両用暖房装置を提供
する。 【解決手段】 冷却水をヒータコア8へ循環させる経路
の途中に補助加熱装置17を設ける。この補助加熱装置
17は、経路の途中に介在させて冷却水を流通させる2
つの管材18,19と、これら管材によって挟まれた電
気ヒータ20,21とによって構成される。2つの管材
18,19は、例えば、ヒータコア8よりも上流側の経
路をUベント状に形成し、これによって対向する経路部
分に介在させる。セラミックヒータを複数設け、冷却水
温度に応じて通電するセラミックヒータ20,21の数
を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載され
てエンジン冷却水を熱源とする車両用暖房装置に関し、
特に、エンジン冷却水を補助的に加熱する機構を備えた
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディーゼルエンジンやガソリンエ
ンジンでのDI(ダイレクトインジェクション)方式や
リーンバーンシステムの採用などに伴い、エンジンの効
率が高められつつあるが、このようなエンジンの効率化
は、エンジン冷却水の温度を低下させることとなり、エ
ンジン冷却水を熱源とする温水熱交換器を備えた車両用
空調装置にあっては、暖房能力の低下をきたすという問
題点がある。
【0003】また、今後増加すると思われるハイブリッ
ドカー(発電をエンジンで行ない、走行を電気で行なう
車)のように、停車時にエンジンがオフする場合にあっ
ても、温水熱交換器による暖房能力の低下が懸念され
る。
【0004】これらの点を解決するための手段として
は、実開昭62−59771号公報や特開平1−289
713号公報に示されるような技術の利用が考えられ
る。前者は、エンジン冷却水を流通するパイプの途中
に、電気ヒータをパイプ内に挿入し、電気ヒータへの通
電によりパイプ内を流通する冷却水を加熱するようにし
たものであり、また、後者は、同じく冷却水中に電気ヒ
ータを設置し、さらに、空調装置の通風ダクト内にも電
気ヒータを配置したものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気ヒ
ータを冷却水の流路内に直接設置する構成にあっては、
冷却水の漏れがないよう電気ヒータの取り付け箇所に十
分なシール構造が要求され、また、電気ヒータが冷却水
中に配されていることから、安全面で問題がある。通風
路内に電気ヒータを配する構成にあっても、通風路内に
侵入する異物が電気ヒータに付着して電気ヒータの電気
系統を短絡させてしまう等の危険があり、安全面の上で
問題がある。
【0006】そこで、この発明においては、エンジン冷
却水を熱源とする暖房装置において、エンジン冷却水を
加熱する補助熱源として電気ヒータを利用するも、電気
ヒータと冷却水とが触れないようにすると共に、安全面
を十分に確保した車両用暖房装置を提供することを課題
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の車両用暖房装置は、内燃機関の冷却水を
熱源とする温水熱交換器を備えた車両用暖房装置におい
て、前記冷却水を前記温水熱交換器へ循環させる経路の
途中に補助加熱装置を設け、この補助加熱装置を、前記
経路の途中に介在されて前記冷却水を流通させる少なく
とも2つの管材と、これら管材によって挟まれた電気ヒ
ータとによって構成したことを特徴としている(請求項
1)。
【0008】したがって、電気ヒータへの通電によりこ
の電気ヒータが発熱すると、これを挟んでいる管材が加
熱され、管材の内部を通る冷却水が加熱される。つま
り、内燃機関の冷却水を電気ヒータと接触させることな
く加熱することができる。しかも、電気ヒータを管材の
間に挟む機構であるため、電気ヒータ両面の発熱を無駄
なく管材に伝えることができ、また強固に挟むことによ
り電気ヒータと管材との密着性を高めて熱伝達効率を向
上できる。
【0009】補助加熱装置の取り付け態様としては、温
水熱交換器よりも上流側の経路をUベント状に形成し、
これによって上流側経路どうしが近接して対向する部分
をつくり、2つの管材を、前記対向する上流側経路の各
々の途中に介在させるようにしても(請求項2)、温水
熱交換器よりも上流側の経路に、冷却水を分岐して並行
に流し、温水熱交換器の手前で合流させる分岐路を形成
し、2つの管材を、並行する分岐路の各々の途中に介在
させるようにしても(請求項3)、2つの管材の一方を
温水熱交換器の上流側経路の途中に介在し、他方を温水
熱交換器の下流側経路の途中に介在するようにしてもよ
い(請求項4)。
【0010】請求項2の構成によれば、内燃機関側から
送られる冷却水は、補助加熱装置の一方の管材を通過し
てこの過程で加熱され、その後Uターンして他方の管材
を通過し、この通過する過程で再び加熱されて温水熱交
換器へ送られる。また、請求項3の構成によれば、内燃
機関側から送られる冷却水は、分岐路に別れて流れ、そ
れぞれの分岐路に設けられた管材を通る過程でそれぞれ
加熱され、合流した後に温水熱交換器へ送られる。した
がって、これらの構成によれば、温水熱交換器よりも上
流側の経路の一部に手を加えて補助加熱装置を設置すれ
ば足り、特に複雑な構成を要しない。
【0011】請求項4の構成によれば、内燃機関側から
送られる冷却水は、補助加熱装置の一方の管材を通過
し、ここで加熱された後に温水熱交換器に入り、ここで
温水熱交換器を通過する空気と熱交換する。この温水熱
交換器から流出した冷却水は、補助加熱装置の他方の管
材を通過し、ここで再び加熱された後に内燃機関へ送ら
れる。このような構成は、温水熱交換器の流入側と流出
側の配管が近接してレイアウトされている場合に最も有
効なものとなる。
【0012】また、冷却水経路内の冷却水を補助的に加
熱する暖房装置としては、冷却水を前記温水熱交換器へ
循環させる経路の途中に補助加熱装置を設け、この補助
加熱装置を、冷却水の通過を可能とする蓄熱ユニット
と、この蓄熱ユニットを含み、前記経路とは別に冷却水
を循環させる補助循環経路と、この補助循環経路の途中
に介在される循環ポンプと、補助循環経路の途中に介在
されて冷却水を流通させる少なくとも2つの管材と、こ
れら管材によって挟まれた電気ヒータとによって構成し
てもよい(請求項5)。
【0013】このような構成においては、蓄熱ユニット
内部の冷却水は、循環経路に設けられた補助加熱装置に
よって加熱することができるので、補助加熱装置によっ
て蓄熱ユニットの蓄熱が可能となり、内燃機関と温水熱
交換器との間で循環する冷却水をこの蓄熱ユニットに貯
えられた熱によって即座に暖めることができる。
【0014】ここで、電気ヒータは、セラミックヒータ
を用いるようにしても、管材によって挟まれる数を複数
とし、冷却水温度に応じて通電する電気ヒータの数を切
り換えるようにしてもよい(請求項6,7)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
により説明する。図1において、エンジン1を搭載した
車両に用いられる暖房装置が示され、この暖房装置は、
エンジン室2から隔壁3によって隔てられた車室4に空
調通路5を構成する空調ダクト6を配し、この空調ダク
ト6に空気(外気又は内気)を吸引する送風機7とヒー
タコア8とを少なくとも配し、ヒータコア8にエンジン
1の冷却水を供給する構成となっている。
【0016】エンジン1の冷却水は、エンジン1の燃焼
室などの周囲に設けられたウォータジャケット10を流
れ、ここで温められた冷却水はウォータポンプ11の駆
動によってラジエタ12に送られ、ここでラジエタファ
ン13から送られる空気と熱交換し、しかる後にウォー
タジャケット10に戻される。
【0017】また、ウォータジャケット10とラジエタ
12との間を循環する経路上には、冷却水の温度を調節
するためのサーモスタット14が設けられ、エンジン始
動初期の冷却水温が低い場合には、ラジエタ12への冷
却水の循環を止め、冷却水温の速やかな上昇が妨げられ
ないようになっている。
【0018】ウォータジャケット10内の冷却水は、配
管15,16を介してヒータコア8にも循環される。こ
の配管15,16は、ヒータコア8から空調ダクト6及
び隔壁3を介してエンジンルーム2に引き出され、ヒー
タコア8よりも上流側の経路を構成する配管15はウォ
ータジャケット10に接続され、ヒータコアよりも下流
側の経路を構成する配管16は前記ウォータポンプ11
の上流側に接続されている。ウォータポンプ11の駆動
により、ウォータジャケット10内の冷却水はヒータコ
ア8へ送られ、ここで空調ダクト6内の送風機7によっ
て送られた空気と熱交換して冷却され、しかる後にウォ
ータポンプ11を介してウォータジャケット10へ戻さ
れるようになっている。
【0019】ヒータコア8よりも上流側の経路を構成す
る配管15の途中には、補助加熱装置17が設けられて
いる。この補助加熱装置17は、経路の一部をUベント
状に形成して平行に近接した経路部分を形成し、図2及
び図3にも示されるように、第1及び第2の2つの管材
18,19とこれら管材18,19によって挟まれた第
1及び第2の2つのセラミックヒータ20,21とを有
して構成されている。
【0020】第1の管材18の一端開口部は、ウォータ
ジャケット10に接続する管材22と接続され、第2の
管材19の一端開口部は、ヒータコア8と接続する管材
23と接続され、第1及び第2の管材18,19のそれ
ぞれの他端開口部は、U字管24に接続され、したがっ
て、ヒータコア8よりも上流側の経路を構成する配管1
5は、管材22、第1の管材18、U字管24、第2の
管材19、及び管材23によって構成されている。
【0021】第1及び第2の管材18,19は、軸線と
平行に延びる平坦部が形成された金属ブロック18a,
19aに金属管18b,19bを平面部と平行になるよ
うに一体化したもので、例えば、予め形成された金属管
18b,19bを鋳型に入れ、この金属管18b,19
bの周囲に金属ブロック18a,19aを一体にダイカ
スト鋳造するなどの手法によって作られる。金属ブロッ
ク18a,19aの平坦部18c、19cは、その側縁
がフランジ状に突出形成され、この突出した部分を管材
同士を固定するための固定代としている。
【0022】第1及び第2の管材18,19は、同一形
状をなし、互いの平坦部18c、19cによってそれぞ
れのセラミックヒータ20,21を挟み込み、例えば、
固定代をクリップ25で挟持することによって固定され
る。第1及び第2の管材18,19を固定する手段は、
このような手法に限定されるものではなく、金属ブロッ
ク18a,19aの固定代に通し穴を形成し、この通し
穴に通しボルトを装着させることによって両管材を固定
するようにしてもよい。
【0023】第1及び第2のセラミックヒータ20,2
1は、第1及び第2の管材18,19の平坦部18c、
19cの長手方向(金属管の軸線方向)に並設されてお
り、特開平6−117687号公報で示されるように、
矩形板状に形成されたセラミック材20a,21aの内
部に発熱抵抗体20b,21bを埋設して構成されてい
るもので、セラミック材20a,21aの両面が管材1
8,19の平坦部18c、19cに当接され、発熱抵抗
体20b,21bの両端にはリード線26が接続されて
いる。尚、27は、金属ブロック18a,19aに取り
付けられるサーモスイッチである。
【0024】ここで、セラミックヒータ20,21を成
すセラミック材20a,21aは、アルミナ、窒化珪
素、窒化アルミニウム等を主成分とするセラミックから
なるものであり、また、発熱抵抗体20b,21bは、
Ti(チタン)、W(タングステン)、Mo(モリブデ
ン)等の高融点金属の単体またはこれらの金属の炭化
物、窒化物からなるものである。
【0025】第1及び第2のセラミックヒータ20,2
1は、通電制御部30によって制御されている。この通
電制御部30は、第1及び第2のリレー31,32とこ
れらリレーを制御するコントロールユニット33とを有
し、それぞれのリレー31,32は、励磁コイル31
a,32aと、この励磁コイル31a,32aへの通電
によって閉成される稼働接点31b,32bとを有して
いる。各励磁コイル31a,32aは、その一端が電源
34に接続され、他端がコントロールユニット33に接
続されており、コントロールユニット33は、各励磁コ
イル31a,32aへの通電、非通電を制御するように
している。
【0026】第1のリレー31と第2のリレー32は、
電源34に対して並列に設けられており、第1のリレー
31の可動接点31bは、第1のセラミックヒータ20
と直列に接続されており、この可動接点31bが励磁コ
イル31aの通電によって閉じられると、第1のセラミ
ックヒータ20への通電が開始される。また、第2のリ
レー32の可動接点32bは、第2のセラミックヒータ
21と直列に接続されており、この可動接点32bが励
磁コイル32aの通電によって閉じられると、第2のセ
ラミックヒータ21への通電が開始される。
【0027】コントロールユニット33は、例えばマイ
クロコンピュータを内臓した電気回路で構成され、冷却
水温を検出する水温センサ35からの信号を入力し、予
め与えられた所定のプログラムにしたがってこの信号を
演算処理し、例えば、図4に示されるように、励磁コイ
ル31a,32aを通電制御する。
【0028】図4において示される通電制御処理は、エ
ンジンの始動と同時に開始されるもので、冷却水温が第
1の所定温度よりも高い場合には、第1及び第2のリレ
ー31,32の励磁コイル31a,32aを非通電の状
態とし、第1及び第2のセラミックヒータ20,21を
オフとしてエンジン1の廃熱のみを利用する(ステップ
50、52)。これに対して、冷却水温が第1の所定温
度以下であり、且つ、この第1の所定温度よりも低く設
定された第2の所定温度と比べてこれよりも高い場合に
は、第1のリレー31の励磁コイル31aを通電、第2
のリレー32の励磁コイル32aを非通電とし、第1の
セラミックヒータ20のみをオンとして発熱させ、冷却
水をこのセラミックヒータ20によって補助加熱する
(ステップ50、54,56)。さらに暖房能力を必要
とする冷却水温が第2の温度以下となる場合には、第1
及び第2の励磁コイル31a,32aを共に通電し、第
1及び第2のセラミックヒータ20,21を発熱させ、
冷却水の加熱の促進を図る(ステップ50、54,5
8)。
【0029】上記構成において、低外気時でのエンジン
始動直後においては、冷却水の温度は非常に低く、サー
モスタット14によりラジエタ12への冷却水の循環が
遮断され、冷却水の放熱が避けられる。これと同時に、
通電制御部30のコントロールユニット33によって第
1及び第2のリレー31,32の励磁コイル31a,3
2aに通電がなされ、これにより第1及び第2のセラミ
ックヒータ20,21が発熱し始める。
【0030】これにより、ウォータジャケット10内の
冷えた冷却水は、管材22を介して第1の管材18を通
り、この第1の管材18を通過する過程で第1及び第2
のセラミックヒータ20,21の熱が管材18を介して
伝達され、温められる。その後、U字管24でUターン
して第2の管材19に入り、この管材19を通過する過
程で第1及び第2のセラミックヒータ20,21の熱が
管材19を介して伝達され、さらに温められる。
【0031】こうして温められた冷却水は、上流側経路
の残りの管材23を通ってヒータコア8へ流入し、ここ
で空調ダクト6を通過する空気に対して放熱し、この空
気を暖める。そして、ヒータコア8を通過した冷却水
は、配管16を通ってウォータポンプ11に至り、ウォ
ータジャケット10へ戻される。
【0032】エンジン1は、始動後時間が経つにつれて
徐々に温められるので、エンジン1からの廃熱によって
も冷却水の温度は徐々に高まってくるが、上述のよう
に、第1及び第2のセラミックヒータ20,21を発熱
させることで、冷却水を補助的に加熱し、冷却水温を速
やかに上昇させることができ、エンジン始動直後の急速
な暖房要請に対応することができる。また、エンジン1
の始動後に充分に時間が経っていても、エンジンの効率
が良いために冷却水の温度が第2の所定温度以下となっ
ていれば、第1及び第2のセラミックヒータ20,21
が同様に発熱して冷却水温が高められ、必要とする温度
の冷却水をヒータコア8へ供給することができる。
【0033】冷却水温が第1の所定温度と第2の所定温
度との間であれば、コントロールユニット33は第2の
リレー32を非通電とし、第1のリレー31のみを通電
し、冷却水の補助加熱は第1のセラミックヒータ20の
みによって継続される。また、水温が第1の所定温度を
上回っていれば、第1のリレー31も非通電となり、セ
ラミックヒータによる冷却水の加熱はなくなり、エンジ
ン1の廃熱のみを利用した暖房制御が行われる。
【0034】このように、冷却水の補助加熱は、第1及
び第2のセラミックヒータ20,21の熱をこれを挟む
第1及び第2の管材18,19に伝達し、この管材を加
熱することで行われるので、冷却水がセラミックヒータ
20,21と接触することはなく、安全な加熱装置を提
供することができる。また、第1及び第2のセラミック
ヒータ20,21は、第1及び第2の管材に挟まれてこ
れら管材によって表面が保護された構造となっており、
外力が加わってもセラミックヒータ20,21が破損し
てしまう恐れが少なく、耐久性のある暖房装置を提供す
ることができる。
【0035】しかも、冷却水温やその変化に応じて、通
電するセラミックヒータ20,21の個数を調節するこ
とができ、電力の効率的な利用を図ることができる。ま
た、1つの補助加熱装置17に複数のセラミックヒータ
を用いているので、電力容量が大きい場合でも、個々の
セラミックヒータに供給される電流量を小さくすること
ができ、リード線等のハーネスやカプラの設計が容易な
ものとなる。
【0036】本構成においては、1つの補助加熱装置1
7によって加熱量を調節するものであったが、同様の加
熱制御は、複数の補助加熱装置を冷却水経路上に設け、
この複数の補助加熱装置を電源に対して並列に接続し、
冷却水温に応じて通電する補助加熱装置の数を調節する
ものであってもよい。
【0037】尚、第1及び第2のセラミックヒータ2
0,21への通電を制御する通電制御部30の構成にあ
っても、上記構成に限らず、所定の水温以下で閉成する
水温スイッチを利用した構成としてもよい。例えば、図
5に示されるものは、各セラミックヒータ20,21の
閉成する水温温度を異ならせ、それぞれのセラミックヒ
ータ20,21を別々の水温スイッチ36,37で制御
するようにしたもので、電源34と接続される第1のリ
レー31の励磁コイル31aを第1の水温スイッチ36
と直列に接続し、第2のリレー32の励磁コイル32a
を第2の水温スイッチ37と直列に接続し、第1の水温
スイッチ36の閉成する温度(第1の所定温度)を第2
の水温スイッチ37の閉成する温度(第2の所定温度)
よりも高くしている。
【0038】したがって、この場合にも、冷却水温が第
1の所定温度よりも高い場合には、第1及び第2のリレ
ー31,32の励磁コイル31a、32aを非通電の状
態とし、第1及び第2のセラミックヒータ20,21を
オフとして冷却水の補助加熱を行なわず、エンジン1の
廃熱のみが利用される。また、冷却水温が第1の所定温
度以下で第2の所定温度よりも高い場合には、第1のリ
レー31の励磁コイル31aを通電、第2のリレー32
の励磁コイル32aを非通電とし、第1のセラミックヒ
ータ20のみを発熱させて、冷却水を第1のセラミック
ヒータ20のみによって補助加熱する。さらに冷却水温
が第2の所定温度以下となる場合には、第1及び第2の
励磁コイル31a、32aを共に通電し、第1及び第2
のセラミックヒータ20,21を発熱させて冷却水の加
熱の促進を図る。
【0039】以上の構成にあっては、ヒータコア8より
も上流側の冷却水経路をUベント状に形成し、上流側経
路どうしの近接部分に第1及び第2の2つの管材18,
19を設け、これら管材に順次冷却水を流すものであっ
た。この構成では、冷却水が両管材に順次流れることか
ら、冷却水の温度上昇は大きくなるが、U字管24を通
ることで通路抵抗を幾分大きくしてしまうことが懸念さ
れる。
【0040】この点に鑑み、図6(a)に示されるよう
に、上流側経路の一部を二又に分岐して平行に延びる分
岐路15a,15bとし、この分岐路の各々の途中に第
1及び第2の管材18,19を設けるようにしても、図
6(b)に示されるように、第1の管材18をヒータコ
ア8の上流側経路上に設け、第2の管材19をヒータコ
ア8の下流側経路上に設けるようにしてもよい。
【0041】図6(a)で示される構成によれば、ウォ
ータジャケット10内の冷却水は、上流側経路を通る過
程で分岐路15a,15bに別れて流れ、それぞれの分
岐路15a,15bに設けられた第1及び第2の管材1
8,19を通過する際に加熱され、補助加熱装置17の
下流側でまとめられてヒータコア8に流入する。したが
って、このような構成によれば、経路内の冷却水を分岐
させていずれかの管材18,19を一回だけ通す構成で
あるため、通過した冷却水の温度上昇は大きくないが、
経路に急激な曲部を持たないことから通路抵抗を小さく
することができる。また、上記構成と同様、上流側経路
にのみ手を加えて補助加熱装置17を設置することがで
きる。
【0042】また、図6(b)で示される構成によれ
ば、ウォータジャケット10内の冷却水は、上流側経路
を通る過程で第1の管材18を通って温められ、その後
ヒータコア8へ流入される。そして、ヒータコア8で放
熱された後に下流側経路を通る過程で第2の管材19を
通って温められ、ウォータジャケット10へ戻される。
ウォータジャケット10とヒータコア8との間の循環系
としてみれば、冷却水は第1及び第2の管材18,19
によって順次温められることとなるため、第1の構成例
と同程度に速やかな冷却水の温度上昇が見込まれ、しか
も、それぞれの経路の冷却水の流れ方向は補助加熱装置
17によって変更されることがない為、通路抵抗の増加
を抑えることができる利点も有する。
【0043】図7に補助加熱装置17の他の態様が示さ
れ、以下、図1で示される態様と異なる点を主として説
明し、同一箇所には、同一番号を記して説明を省略す
る。
【0044】この構成の特徴は、ヒータコア8よりも上
流側の経路15に蓄熱ユニット40を経由するバイパス
経路41を設け、この蓄熱ユニット40にその周囲の冷
却水を加熱、循環させる補助循環経路42を設けたこと
にある。
【0045】即ち、補助加熱装置17は、ウォータジャ
ケット10とヒータコア8とを接続する上流側経路15
に電磁弁などで構成された第1の開閉弁43を設け、バ
イパス経路41をこの第1の開閉弁43の上流側と下流
側とにおいて接続されるように設け、バイパス経路41
の蓄熱ユニット40よりも上流側に第2の開閉弁44
を、バイパス経路41の蓄熱ユニット40よりも下流側
にバイパス経路41からの流出のみを許す逆止弁45を
備えている。
【0046】また、補助循環経路42には、循環ポンプ
46が設けられると共に、図1で示されるように、途中
をUベント状に形成して平行に近接した通路を形成し、
この通路上に第1及び第2の管材18,19を設け、こ
れら管材によって第1及び第2のセラミックヒータ2
0,21を挟み付けるようにしている。この管材18,
19及びセラミックヒータ20,21は、図2及び図3
で示されるものと同様の構造をなし、両管材がU字管4
7で接続されて補助循環経路42の一部を構成してい
る。尚、他の構成は前述と同様であるので、説明を省略
する。
【0047】したがって、このような構成によれば、エ
ンジン始動前の予熱時に第1の開閉弁43を開、第2の
開閉弁44を閉とし、循環ポンプ46及びセラミックヒ
ータ20,21へ通電する。これにより、蓄熱ユニット
40の周りの冷却水を補助循環経路42に循環させて加
熱し、蓄熱ユニット40に蓄熱する。
【0048】そして、エンジン始動時に第1の開閉弁を
閉43、第2の開閉弁44を開とすれば、ウォータジャ
ケット10から送られる冷却水は、上流側経路の途中で
バイパス経路41を通って蓄熱ユニット40を経由し、
その過程で蓄熱ユニット40に蓄熱された熱を吸収する
と共に、蓄熱ユニット40の周囲の温められた冷却水と
混合し、温度の高い冷却水として逆止弁45を介してヒ
ータコア8へ送られる。
【0049】したがって、ウォータジャケット10とヒ
ータコア8間を循環する冷却水は、一気に温められ、エ
ンジン始動初期から暖気を車室に供給することができ
る。また、エンジン1を停止しても、蓄熱ユニット40
に蓄熱されている熱で冷却水を高い温度に長時間保つこ
とができ、停車時の冷却水温の低下を緩和することがで
きる。
【0050】尚、このような構成にあっても、第1及び
第2のセラミックヒータ20,21と冷却水との接触を
避けることができる点、セラミックヒータ20,21の
破損を抑えることができる点、セラミックヒータの通電
数を変更して必要に応じて必要な熱量を供給することが
できる点など、前記構成と同様の作用効果を有すること
は言うまでもなく、補助循環経路42上に設けられる第
1及び第2の管材18,19を図6(a)で示すように
分岐路を形成して各岐路上に設けるようにしても、セラ
ミックヒータ20,21の通電制御を図3又は図5で示
す通電制御部30で制御するようにしてもよい。
【0051】また、以上の実施形態において、補助加熱
装置17の熱効率を向上させるために、その周囲や配管
15との接合部に断熱材を付加してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1乃至4にか
かる発明によれば、内燃機関の冷却水を温水熱交換器へ
循環させる経路の途中に補助加熱装置を設け、この補助
加熱装置を少なくとも2つの管材と、これら管材によっ
て挟まれた電気ヒータとによって構成し、冷却水を電気
ヒータと接触させることなく加熱するようにしたので、
電気ヒータの取り付けによる冷却水漏れの配慮は全く不
要となり、また、電気ヒータと冷却水との接触をなくし
たことから、電気ヒータが冷却水によって熱衝撃を受け
ることもなくなり、また、安全面でも優れたものとな
る。さらに、電気ヒータを管材で挟んでいることから、
電気ヒータは管材によって保護されており、耐久性の面
でも問題はない。
【0053】特に、請求項5にかかる発明によれば、補
助加熱装置を、冷却水の通過を可能とする蓄熱ユニット
と、この蓄熱ユニットを含み、前記経路とは別に冷却水
を循環させる補助循環経路と、この補助循環経路の途中
に介在される循環ポンプと、補助循環経路の途中に介在
されて冷却水を流通させる少なくとも2つの管材と、こ
れら管材によって挟まれた電気ヒータとによって構成し
たので、電気ヒータと蓄熱ユニットとを併用すること
で、蓄熱ユニットへの蓄熱を電気ヒータをもって行な
い、内燃機関の始動初期において、温水熱交換器へ送ら
れる冷却水を蓄熱ユニットに蓄えられる熱によって即座
に暖めることができ、また、内燃機関の停止時に冷却水
温の低下を緩和することができる。
【0054】また、請求項7にかかる発明によれば、管
材で挟まれる電気ヒータを複数設け、冷却水温に応じて
通電する電気ヒータの数を切り換えるようにすれば、即
暖性の要求や、暖房負荷に応じて必要な数の電気ヒータ
を使用することができ、電力の効率的な利用が可能とな
る。また、暖房負荷の増加に伴って電流量を大きくする
場合を考えると、1つの電気ヒータでは、ハーネスやカ
プラを高電流に対応したものとする必要があるが、複数
の電気ヒータとすれば、同じ熱量を得る場合でも個々の
電気ヒータの供給電流量を小さくすることができ、ハー
ネスやカプラ等の設計が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる車両用暖房装置を示す
構成図である。
【図2】図2は、上記車両用暖房装置に用いられる補助
加熱装置を構成する第1及び第2の管材と、これら管材
によって挟まれるセラミックヒータとを示す分解斜視図
である。
【図3】図3は、補助加熱装置と、これに用いられるセ
ラミックヒータの通電制御部とを示す図である。
【図4】図4は、図3のコントロールユニットの制御動
作例を示すフローチャートである。
【図5】図5は、補助加熱装置に用いられるセラミック
ヒータの通電制御部の他の例を示す図である。
【図6】図6は、第1及び第2の管材の他の取り付け態
様を示す図である。
【図7】図7は、補助加熱装置の他の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 エンジン 8 ヒータコア 15 上流側経路 15a,15b 分岐路 17 補助加熱装置 18 第1の管材 19 第2の管材 20 第1のセラミックヒータ 21 第2のセラミックヒータ 40 蓄熱ユニット 46 循環ポンプ 42 補助循環経路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の冷却水を熱源とする温水熱交
    換器を備えた車両用暖房装置において、前記冷却水を前
    記温水熱交換器へ循環させる経路の途中に補助加熱装置
    を設け、この補助加熱装置を、前記経路の途中に介在さ
    れて前記冷却水を流通させる少なくとも2つの管材と、
    これら管材によって挟まれた電気ヒータとによって構成
    したことを特徴とする車両用暖房装置。
  2. 【請求項2】 前記温水熱交換器よりも上流側の前記経
    路をUベント状に形成し、これによって上流側経路どう
    しが近接して対向する部分をつくり、前記2つの管材
    を、前記対向する上流側経路の各々の途中に介在させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用暖房
    装置。
  3. 【請求項3】 前記温水熱交換器よりも上流側の前記経
    路に、前記冷却水を分岐して並行に流し、前記温水熱交
    換器の手前で合流させる分岐路を形成し、前記2つの管
    材を、前記並行する分岐路の各々の途中に介在させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用暖房装
    置。
  4. 【請求項4】 前記2つの管材は、その一方が前記温水
    熱交換器の上流側経路の途中に介在され、他方が前記温
    水熱交換器の下流側経路の途中に介在されている請求項
    1記載の車両用暖房装置。
  5. 【請求項5】 内燃機関の冷却水を熱源とする温水熱交
    換器を備えた車両用暖房装置において、前記冷却水を前
    記温水熱交換器へ循環させる経路の途中に補助加熱装置
    を設け、この補助加熱装置を、前記冷却水の通過を可能
    とする蓄熱ユニットと、この蓄熱ユニットを含み、前記
    経路とは別に前記冷却水を循環させる補助循環経路と、
    この補助循環経路の途中に介在される循環ポンプと、前
    記補助循環経路の途中に介在されて前記冷却水を流通さ
    せる少なくとも2つの管材と、これら管材によって挟ま
    れた電気ヒータとによって構成したことを特徴とする車
    両用暖房装置。
  6. 【請求項6】 前記電気ヒータはセラミックヒータであ
    る請求項1又は5記載の車両用暖房装置。
  7. 【請求項7】 前記管材によって挟まれる電気ヒータは
    複数設けられ、前記冷却水温度に応じて通電する電気ヒ
    ータの数を切り換える請求項1又は5記載の車両用暖房
    装置。
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