JPH11170744A - 電報カード - Google Patents

電報カード

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JPH11170744A
JPH11170744A JP9335789A JP33578997A JPH11170744A JP H11170744 A JPH11170744 A JP H11170744A JP 9335789 A JP9335789 A JP 9335789A JP 33578997 A JP33578997 A JP 33578997A JP H11170744 A JPH11170744 A JP H11170744A
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JP
Japan
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recording
card
switch
analog
telegram
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JP9335789A
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English (en)
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Yasuyuki Ohara
康之 大原
Shingo Nakahara
真吾 中原
Toshihiko Sakai
敏彦 酒井
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Tsuchiya KK
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Tsuchiya KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少ない簡単な構造で電報の内容を
録音し、更に再生できる電報カードを提供すること。 【解決手段】 電報依頼者の肉声を電気通信端末より電
気通信回線設備を通じてアナログ音声入力信号として録
音し再生することができるアナログ録音再生回路(21
等)と、該アナログ録音再生回路(21等)の電源用電
池と、該録音再生回路(21等)を再生状態にする再生
スイッチ25と、前記録音再生回路(21等)により再
生されたアナログ音声信号を音声に変換するスピーカー
26とをカード状基板10内に組み込んだことを特徴と
する電報カード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電報カードに関
し、特に、依頼者の肉声を電話機等より電気通信回線設
備を通じてアナログ音声信号として録音して再生できる
電報カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から電報カードが使用されている。
この電報カードとしては、電文が文字、数字等で印刷さ
れているものだけでなく、依頼者の肉声を電話機を通じ
て音声信号として入力して録音し更に録音した依頼者の
声を再現できるものがある。実公平6−15681号公
報は、依頼者の肉声を電話機を通じて音声信号として入
力して録音し、更に録音した依頼者の声を再現できる電
報用紙を開示している。この従来例では、電話加入者か
らの依頼によって電報電話局が受信し、依頼者の肉声を
電話機を通して磁気テープにアナログ信号のまま録音
し、更に、このアナログ信号をデジタル信号に変換して
ICメモリ素子に録音したものを電報として受取人に配
達する。受取人が、電報用紙にある肉声制御回路のスイ
ッチ機構をオンにすると、前記ICメモリ素子に記憶さ
れたデジタル信号が再生され更に復調されアナログ信号
となる。該アナログ信号の高調波成分がローパスフィル
タで除去され、高調波成分が除去されたアナログ信号
が、スピーカーで音声に変換される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
では、電報の内容を示すアナログ信号をデジタル信号に
変換してICメモリ素子に記憶しているので、電報の内
容をアナログ信号からデジタル信号に変換し、更に、再
生時にはデジタル信号をアナログ信号に変換する装置が
必要になるため、部品点数が多い複雑な装置が必要とな
るという欠点があった。そこで、本願発明の課題は、上
述の従来例の欠点をなくし、部品点数が少ない簡単な構
造で電報の内容を録音し、更に再生できる電報カードを
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、電報依頼者の肉声を電
気通信端末より電気通信回線設備を通じてアナログ音声
入力信号として録音し再生することができるアナログ録
音・再生回路と、該アナログ録音・再生回路の電源用電
池と、該アナログ録音・再生回路を再生状態にする再生
スイッチと、前記アナログ録音・再生回路により再生さ
れたアナログ音声信号を音声に変換するスピーカーとを
カード状基板内に組み込んだことを特徴とする電報カー
ドである。
【0005】上記第1の発明の構成により、電報カード
において、アナログ録音・再生回路が電報依頼者の肉声
を電気通信端末(例えば回転ダイヤル式電話機、押しボ
タンダイヤル式電話機、多機能電話機、移動電話機、パ
ーソナルコンピュータ等)より電気通信回線設備を通じ
てアナログ音声入力信号として録音し更に再生し、電源
用電池が該アナログ録音・再生回路の電源となる。再生
スイッチが該アナログ録音・再生回路を再生状態にする
と、スピーカーが前記アナログ録音・再生回路により再
生されたアナログ音声信号を音声に変換する。このた
め、前記電気通信端末からの音声信号をアナログ信号の
まま録音・再生できるので、構造が簡単で必要な部品の
数が少なくなる。更に、録音・再生回路、電池、再生ス
イッチ及びスピーカーがカード状基板内に組み込まれて
いるので、該基板がそのまま電報カードになるため、電
報カードの構造が簡単となる。
【0006】更に、第2の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、前記再生スイッチが押しボタン式ス
イッチであり、前記カード状基板を収納する紙製ケース
を具備し、前記カード状基板に組み込んだ前記再生スイ
ッチの位置を示す表示を該紙製ケースの表面に付加し、
前記再生スイッチの位置を示す表示を押すことにより前
記再生スイッチが作動するようにしたことである。
【0007】上記第2の発明の構成により、上記第1の
発明の構成による作用とともに、前記再生スイッチが押
しボタン式スイッチであり、前記カード状基板を収納す
る紙製ケースを具備し、前記カード状基板に組み込んだ
前記再生スイッチの位置を示す表示を該紙製ケースの表
面に付加し、前記再生スイッチの位置を示す表示を押す
ことにより前記再生スイッチが作動するようにしている
ので、前記カード状基板を前記紙製ケースに収納したま
ま容易に録音内容を再生することができる。更に、前記
再生スイッチの位置を示す表示を前記ケースの装飾にす
ることもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は(a)及び(b)からな
り、(a)は本願発明の実施の形態の外観の表面側を示
し、(b)は該実施の形態の一部分の断面構造を示す。
図2は表紙を閉じた状態の該外観の裏面側を示し、図3
は該実施の形態のカード状基板の表面側を示し、図4は
該カード状基板の裏面側を示し、図5は該実施の形態の
回路のブロックを示し、図6は該実施の形態の回路を示
し、図7は該実施の形態の使用状態を示す。
【0009】図1〜図7において、ケース1は化粧紙等
の紙製(例えば非塗工印刷紙のうち上級紙製)であり、
基板10を収納することができる。ケース1の表面2に
は再生スイッチ位置表示2aが設けられている。再生ス
イッチ位置表示2aは楕円形の中に「PLAY」と表示
されているものである。更に、電源スイッチ23用孔2
b及び12個のスピーカー用孔2cがケース1の表面2
に形成されている。ケース1の裏面3には、8個のスピ
ーカー用孔3aが設けられている。更に、ケース1の側
面4にはコネクタ用孔4aが設けられている。なお、該
コネクタ用孔4aはなくてもよい。背表紙5が裏面3の
端に連成され、更に、表紙6が背表紙5の端に連成され
ている。また、表紙6の外面には、押し花の絵、お祝い
用装飾等の模様が印刷されている。なお、該模様を印刷
した紙を表紙6の外面に張り付けてもよい。ケース1の
開口部7を開閉する蓋8が表面2に連成されている。更
に、折曲部8aが蓋8の先端に連成されている。電文用
紙9の糊代9aが表面2に糊付けされている。電文用紙
9には電文が記載される。
【0010】基板10の表面11には凹部14が形成さ
れ、録音・再生用集積回路(IC)21、コネクタ24
及びスピーカー26が凹部14に接着剤で固定されてい
る。更に、基板10の表面11側に電池ケース15、電
源スイッチ23及び再生スイッチ25が設けられてい
る。なお、電源スイッチ23及び再生スイッチ25はね
じ等により基板10に固定されている。電源スイッチ2
3は例えばスライドスイッチであり、電池ケース15に
は蓋16が着脱自在に設けられている。4個の1池22
が電池ケース15内に配置されている。コネクタ24の
差込孔24aは基板10の側面13側に配置されてい
る。基板10の裏面12の孔12aにはスピーカー26
の裏面が露出している。
【0011】図5に示すように、アナログ録音・再生回
路の主たる構成要素である録音・再生用IC21は制御
回路21a及び記憶部21bからなる。記憶部21bは
アナログ信号を記憶する不揮発性メモリを有している。
録音・再生用IC21はアナログ信号を録音・再生する
ものであるので、デジタル処理に伴う電磁障害がほとん
どないものである。録音・再生用IC21は例えばイン
フォメーション・ストレージ・デバイシズ・インコーポ
レーション(Information Storage Devices Inc. U.S.
A)が製造販売しているワンチップ不揮発性音声録音・
再生アナログIC「ISD1210」、「ISD121
2」、「ISD1416」、「ISD1420」、「I
SD1510」、「ISD1520」等である。4個の
電池22は例えば1.5ボルトのアルカリボタン電池で
あり、直接に接続されて直流6ボルト電源として使用さ
れている。前記直流6ボルト電源のマイナス端子は接地
され、電源スイッチ23は前記直流6ボルト電源のプラ
ス端子と録音・再生用IC21の後述する電源端子との
間を開閉するように接続されている。再生スイッチ25
は録音・再生用IC21の後述する再生端子と接地点と
の間を開閉できるように接続されている。コネクタ24
の各端子は、録音・再生用IC21の各端子と接続され
ている。スピーカー26は録音・再生用IC21の後述
する再生音声出力端子に接続されている。
【0012】図6は図5のブロックの詳細な回路を示し
ている。図6において、録音・再生用IC21としての
上記ISD1210等の各端子1〜28及び10ピン用
コネクタ24の各ピンに図示のような配線がなされてい
る。なお、録音・再生用IC21には一対のアナログ音
声信号入力端子17、18が設けられ、前記アナログ音
声信号入力端子17はコネクタ24の端子6に接続さ
れ、前記アナログ音声信号入力端子18はコネクタ24
の端子5に接続されている。更に、IC21において、
再生音声信号出力端子14、15はスピーカー26に接
続されている。更に、再生音声信号出力端子14はコネ
クタ24の端子8に接続され、再生音声信号出力端子1
5はコネクタ24の端子9に接続されている。電源端子
16、28は電源スイッチ23を介して4個の電池22
による前記直流6ボルト電源のプラス端子に接続され、
アース端子1〜6、9、10、26、12、13は接地
されている。電源平滑用コンデンサC61が電源端子1
6、28と接地点との間に接続されている。
【0013】IC21の録音端子27と電源端子16、
28との間に、抵抗R62及びコンデンサC62が並列に接
続されている。また、録音端子27はコネクタ24の端
子2に接続されている。更に、IC21の再生端子24
は抵抗R63を介して電源端子16、28に接続されると
ともに、再生スイッチ25の一方の端子及びコネクタ2
4の端子7に接続され、再生スイッチ25の他方の端子
は接地されている。このため、再生スイッチ25がオフ
からオンになると、再生端子24の電圧はHレベルから
Lレベルに変化する。このとき、IC21は再生状態に
なる。また、抵抗R63はIC21の再生端子24及び再
生スイッチ25に過電流が流れることを防止している。
IC21のアナログ入力端子20とアナログ出力端子2
1との間に接続されている抵抗R64とコンデンサC64
の直列回路は、IC21に含まれるアナログ信号増幅器
の音声帯域の低域カットオフ周波数を決定し、かつ音声
アナログ信号の歪みを防止している。
【0014】図7は、基板10がケース1の開口部7か
らケース1内に収納される状態を示している。このよう
に、基板10はケース1内に着脱自在である。基板10
の寸法は、例えば長さLが224mmであり、幅Wが16
5mmであり、厚さHが6mmである。ケース1の寸法は、
基板10を収容できる大きさである。基板10及びケー
ス1を合わせたものの重さは約80〜150g である。
なお、基板10の重さを軽くするために、基板10内に
空洞を設けてもよい。基板10の材質は例えばポリスチ
レンであり、基板10の凹部14にポリスチレン等の蓋
を着脱自在に嵌めるようにしてもよい。なお、図3及び
図7において、図6に示す抵抗、コンデンサ及び配線の
図示が省略されている。これらの抵抗、コンデンサ及び
IC21を図示しないプリント基板に配設し、該プリン
ト基板を基板10の凹部14内に配設するようにしても
よい。
【0015】図8は電報カードに録音する場合に接続す
る回路を示している。図8において、コネクタ34が図
6のコネクタ24に接続される。なお、コネクタ34の
各端子1〜10はそれぞれコネクタ24の端子1〜10
のうち同じ番号の端子に接続される。電源スイッチ23
がオンで録音スイッチ35がオフのとき、録音・再生用
IC21の録音端子27は抵抗R62を介して電源電圧が
印加されるのでHレベルである。しかし、録音スイッチ
35がオンになると、録音端子27は接地されLレベル
になる。このとき、IC21は録音状態となる。また、
抵抗R62はIC21の録音端子27及び録音スイッチ3
5に流れる電流が過大になることを防止している。抵抗
62に並列に接続されたコンデンサC62は録音スイッチ
35が押しボタン式等であるときのチャタリング発生を
防止している。
【0016】抵抗R82とコンデンサC83はコネクタ2
4、34を介してIC21の自動利得制御(AGC)端
子19と接地点との間に接続され、音声信号の幅広い入
力レベルに対してIC21が動作できるようにしてい
る。コンデンサC81、C82は音声入力装置33からIC
21のアナログ音声信号入力端子17、18に入力され
るアナログ音声信号の直流分をカットしている。コネク
タ24を通して録音状態のオン信号(録音スイッチ35
のオン信号)がIC21の録音端子27により制御回路
21aに入力されると、制御回路21aは、記憶部21
bに記憶されているメッセージ等を消去するとともに、
制御回路21aへ録音状態のオン信号が入力されている
間記憶部21bを録音状態に制御する。
【0017】電報依頼者が電気通信端末31(例えば回
転ダイヤル式電話機、押しボタンダイヤル式電話機、多
機能式電話機、移動電話機、パーソナルコンピュータ
等)よりメッセージを伝えると、このメッセージの音声
信号が電気通信回線設備32(例えば電話回線、インタ
ーネット網、光ファイバ網等であり、電報電話局受付を
含む。)により電報配達地域の音声入力装置33に伝え
られる。音声入力装置33は電源スイッチ23及び録音
スイッチ35がオンの時にこの音声信号を録音・再生用
IC21に入力し、録音・再生用IC21はこの音声信
号をアナログ信号のまま録音する。なお、発光ダイオー
ド36は録音・再生用IC21が録音状態のとき(録音
スイッチ35がオンのとき)に発光し、録音可能である
ことを示す。また、抵抗R81は発光ダイオード36に流
れる電流を制限している。再度メッセージ等を1C21
の記憶部21bに録音する場合は、録音スイッチ35を
オフにしてコネクタ24、34を通して録音状態を一旦
オフにした後、再度録音スイッチ35をオンにして録音
状態へのオン信号を制御回路21aに入力させればよ
い。
【0018】電源スイッチ23がオン状態で再生スイッ
チ25がオンになると、録音・再生用IC21の制御回
路21aは、制御回路21aの電源をオンにするととも
に、記憶部21bに記憶されているメッセージ等のアナ
ログ信号を再生してスピーカー26に印加する。スピー
カー26は前記再生アナログ信号を音声に変換する。そ
して、記憶部21bの記憶可能時間の経過またはエンド
オブメッセージ(EOM)マークの検出により再生動作
が停止する。再生動作が停止すると、録音・再生用IC
21は自動的に再生スタンバイ状態になる。なお、コネ
クタ34の端子8がコンデンサC84を介して音声入力装
置33に接続され、コネクタ34の端子9がコンデンサ
85を介して音声入力装置33に接続されている。この
ため、電報カードを受取人に配達する前に、録音・再生
用IC21の再生状態において再生音声信号をコンデン
サC84、C85を介して音声入力端子33にフィードバッ
クさせることにより、電報依頼者が録音・再生用IC2
1の録音内容を電気通信端末31により確認できるよう
にすることができる。
【0019】このため、本発明の電報カードは、電報依
頼者の肉声を電話機等より電気通信回線を通じて磁気テ
ープ等に一旦録音したり、ROMライタに書き込む必要
もなく、電報依頼者の肉声を電気通信端末31より電報
電話局が受信し、電気通信回線設備32を通してアナロ
グ量のまま音声入力装置33からコネクタ24、34よ
り電報カード用基板10に設けられている録音・再生用
IC21に記憶させ、電報カードとして受取人に配達す
る。受取人は、電報カード用基板10に設けられている
制御回路21aの電源スイッチ23及び再生スイッチ2
5のオン動作で、録音・再生用IC21に記憶されたア
ナログ信号を出力してスピーカー26からメッセージの
音声を出す。このため、音声の電報として依頼者の肉声
を受取人に伝達することができる。
【0020】このため、電気通信端末31からの音声信
号をアナログ信号のまま録音・再生できるので、電報カ
ードの構造が簡単で必要な部品の数が少なくなる。更
に、録音・再生用IC21、電池22、再生スイッチ2
5及びスピーカー26がカード状基板10内に組み込ま
れているので、該基板10がそのまま電報カードにな
り、構造が簡単となる。
【0021】更に、前記再生スイッチ25が押しボタン
式スイッチであり、前記カード状基板10を収納する紙
製ケース1を具備し、前記カード状基板10に組み込ん
だ前記再生スイッチ25の位置を示す表示2aを該紙製
ケース1の表面2に付加し、前記再生スイッチ25の位
置を示す表示2aを手の指等で押すことにより前記再生
スイッチ25が作動するようにしているので、カード状
基板10を紙製ケース1に収納したまま容易に録音内容
を再生することができる。更に、前記再生スイッチ25
の位置を示す表示2aを前記ケース1の装飾にすること
もできる。
【0022】このため、電報依頼者の肉声を電気通信端
末31より電気通信回線設備32を通して録音し、アナ
ログ信号の肉声電報として提供でき、電報依頼者の音声
を定文化する必要がない。更に、慶弔の文言に限定され
ず一般の伝言を肉声で伝達することができる。更に、肉
声で伝達するので、発信者が本人である確認が容易にで
きる。このため、指示伝達上の疑念や支障もなく、広い
範囲にわたって適用できる。更に、慶祝或いは弔慰の際
のリアルな感情をもそのまま伝達でき、かつ伝達内容を
代読してもらう必要がない。電報カードを発信する者と
受け取る者との間に感覚的な違和感が生じないので、親
しみ深く実感を持って味わい深い雰囲気をも再現して電
報内容を聴取でき、電報内容の趣味感が大幅に向上す
る。更に、電報の利用の拡大と電報サービスの向上を図
ることができるとともに、電報カードを記録媒体として
活用することもできる。なお、上記実施の形態におい
て、電源スイッチ23を省いて、電池22を直接電報カ
ードの回路に接続してもよい。このようにしても、録音
又は再生しない待機状態の前記回路の消費電流が微小な
ので、電池22の消耗のおそれがない。また、この場合
ケース1の表面2の孔2bは不要となる。更に、実施例
のように不揮発性メモリ性能を有する不揮発性音声録音
・再生アナログICを使用すれば、電池が消耗した後で
も、一旦録音したメモリは消去されることなく、新たに
電池を入れ換えれば何度でも再生及び録音・再生するこ
とができる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明に係わる電報カードによれ
ば、アナログ録音・再生回路が電報依頼者の肉声を電気
通信端末より電気通信回線設備を通してアナログ音声入
力信号として録音し、更に電報依頼者が録音内容の確認
のためアナログ音声入力信号として録音された内容を再
生し、必要があれば何度でも聞きなおすことができる。
このため、電気通信端末からの音声信号をアナログ信号
のまま録音・再生できるので、構造が簡単で必要な部品
の数が少なくなる。更に、録音・再生用IC、電池、再
生スイッチ及びスピーカーがカード状基板内に組み込ま
れているので、該基板がそのまま電報カードになる。こ
のため、発信者の肉声を伝達できる電報カードが簡単な
構造でコストの安いものになる。
【0024】更に、第2の発明により、上記第1の発明
による効果とともに、前記再生スイッチが押しボタン式
スイッチであり、前記カード状基板を収納する紙製ケー
スの表面に設けられた前記再生スイッチの位置を示す表
示を受信者が手の指等で押すことにより前記再生スイッ
チが作動するようにしているので、カード状基板を紙製
ケースに収納したまま容易に録音内容を再生することが
できる。更に、前記再生スイッチの位置を示す表示を前
記紙製ケースの装飾にすることもできる。更に、再生ス
イッチが前記紙製ケース内に収められているので、前記
紙製ケースの表面を平坦にすることができる。更に、前
記カード状基板と前記紙製ケースが別体であるため、多
種類のデザインが施されている前記紙製ケースのうち電
報依頼者の好みのものを選んで使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の説明図である。
【図2】該実施の形態の裏面側を示す斜視図である。
【図3】該実施の形態の基板の表面側を示す斜視図であ
る。
【図4】該実施の形態の基板の裏面側を示す斜視図であ
る。
【図5】該実施の形態の回路のブロック図である。
【図6】該実施の形態の回路図である。
【図7】該実施の形態の使用状態の説明図である。
【図8】該実施の形態を録音する時に接続する部分の回
路図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 表面 2a 再生スイッチの位置表示 10 基板 21 録音・再生用IC 22 電池 25 再生スイッチ 26 スピーカー 31 電気通信端末 32 電気通信回線設備

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電報依頼者の肉声を電気通信端末より電
    気通信回線設備を通じてアナログ音声入力信号として録
    音し再生することができるアナログ録音・再生回路と、
    該アナログ録音・再生回路の電源用電池と、該アナログ
    録音・再生回路を再生状態にする再生スイッチと、前記
    アナログ録音・再生回路により再生されたアナログ音声
    信号を音声に変換するスピーカーとをカード状基板内に
    組み込んだことを特徴とする電報カード。
  2. 【請求項2】 前記再生スイッチが押しボタン式スイッ
    チであり、前記カード状基板を収納する紙製ケースを具
    備し、 前記カード状基板に組み込んだ前記再生スイッチの位置
    を示す表示を該紙製ケースの表面に付加し、前記再生ス
    イッチの位置を示す表示を押すことにより前記再生スイ
    ッチが作動するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の電報カード。
JP9335789A 1997-12-05 1997-12-05 電報カード Pending JPH11170744A (ja)

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