JPH11170492A - プリンタおよびプリンタの印刷位置調整方法 - Google Patents

プリンタおよびプリンタの印刷位置調整方法

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JPH11170492A
JPH11170492A JP33724997A JP33724997A JPH11170492A JP H11170492 A JPH11170492 A JP H11170492A JP 33724997 A JP33724997 A JP 33724997A JP 33724997 A JP33724997 A JP 33724997A JP H11170492 A JPH11170492 A JP H11170492A
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JP
Japan
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speed fluctuation
rotation
ink
rotational speed
print head
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JP33724997A
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English (en)
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Kazumasa Takada
一正 高田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷媒体の回転方向の印刷品質を大幅に向上
させる。 【解決手段】 回転速度変動検出手段(11,12,2
0,21)と,判別手段(11,12)と,インク吹付
タイミング算出手段(11,12)と,インク吹付タイ
ミング切替制御手段(11,12)とを設け、所定方向
に回転する回転体1の1回転内における検出回転速度変
動Riが基準回転速度変動Rnと等しくないと判別され
た場合に、高速化方向または低速化方向を含みかつ当該
検出回転速度変動Riに対応するインク吹付タイミング
を算出して、印刷ヘッド18の印刷媒体5に対するイン
ク吹付タイミングを早遅切替えしつつ印刷可能に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体に保持され
て所定方向に回転中の印刷媒体に当該所定方向に静止配
設された印刷ヘッドからインクを吹付けて印刷するプリ
ンタおよびその印刷位置調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4において、ドラム(回転体)1は、
回転軸2を中心に所定(Y)方向に回転する。このドラ
ム1の周面には、印刷媒体(例えば、用紙)5が静電吸
着等により密接保持されている。18は、Y方向には静
止されて配設された印刷ヘッドであり、印刷媒体5にイ
ンクを吹付けることができる。
【0003】すなわち、回転体(1)に保持されて所定
(Y)方向に回転中の印刷媒体5に、当該所定方向に静
止配設された印刷ヘッド18からインクを吹付けて印刷
するプリンタであるから、水平方向に搬送される印刷媒
体(5)に対して印刷ヘッド(18)をその搬送方向と
直交する方向へ往復移動させつつ印刷する一般的なプリ
ンタと比較して、大幅な高速印刷ができる。
【0004】つまり、ドラム(回転体)1の回転速度を
高速化すればする程、印刷高速化を図れる。かくして、
例えばオープンループ制御方式のサーボモータにより、
ドラム(回転体)1を、基準回転速度(例えば、120
RPM)で一定化かつ高速回転させれば、例えば、20
PPM以上のカラー印刷を達成し得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドラム(回転
体)1の1回転当りの基準回転速度を一定化[基準速度
変動を限りなく零(0)に近付ける。]しても、印刷媒
体5の大きさに対する適用性の拡大およびより一層の高
品質印刷が強く求められるに至り、その要請に応えられ
ない虞がある。
【0006】すなわち、例えば、図5(B)に示す基準
回転速度Ynで印刷した場合における印刷媒体5上の前
ドットD1と後ドットD2との基準間隔Ddに対し、回
転体(1)の1回転中のある時点から他の時点まで間に
高速化(Yf)方向の回転速度変動が発生した場合に
は、図5(A)に示すようにドット間が拡大してしま
う。逆に、低速化(Ys)方向の回転速度変動がある
と、図5(C)に示すように縮小してしまう。いずれも
印字や画像の印刷品質が劣悪化する。
【0007】したがって、ドラム(回転体)1の1回転
当りの基準回転速度を如何に慎重にハード的かつソフト
的に一定化[基準速度変動を限りなく零(0)に近付け
る。]しても、印刷媒体5の長手方向つまり回転(Y)
方向の任意的印刷位置にバラツキが発生してしまうと言
う問題が内在する。
【0008】さらに、同一印刷媒体5の印字や画像の各
1行をドラム(回転体)1の複数(例えば、4)回転を
利用して印刷する装置では、例えば1回転目の回転速度
変動が高速化方向で、2回転目の回転速度変動が低速化
方向である場合、各1行の回転方向のバラツキが拡大し
てしてしまう。
【0009】本発明の目的は、印刷媒体の回転方向の印
刷品質を大幅に向上できるプリンタおよびプリンタの印
刷位置調整方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回転
体に保持されて所定方向に回転中の印刷媒体に当該所定
方向に静止配設された印刷ヘッドからインクを吹付けて
印刷するプリンタにおいて、前記回転体の1回転内の回
転速度変動を検出可能に形成するとともに、検出された
回転速度変動が基準回転速度変動よりも高速化方向に変
動している場合には前記印刷ヘッドのインク吹付タイミ
ングを基準インク吹付タイミングより早く切替えかつ低
速化方向に変動している場合には遅く切替えて前記イン
クを吹付けつつ当該1回転内の印刷ができるように形成
されたプリンタである。
【0011】かかる発明では、検出された回転体の1回
転内の回転速度変動が、基準回転速度変動よりも高速化
方向に変動している場合には、印刷ヘッドのインク吹付
タイミングを基準インク吹付タイミングより早く切替え
る。反対に、低速化方向に変動している場合には遅く切
替える。こうようにインクを吹付けるタイミングを切替
えつつ回転方向の印刷位置を調整して当該1回転内の印
刷を行う。したがって、印刷媒体の回転方向の印刷品質
を大幅に向上できる。
【0012】また、請求項2の発明は、回転体に保持さ
れて所定方向に回転中の印刷媒体に当該所定方向に静止
配設された印刷ヘッドからインクを吹付けて印刷するプ
リンタにおいて、前記回転体の1回転内の回転速度変動
を検出する回転速度変動検出手段と,検出された回転速
度変動が基準回転速度変動と等しいか否かを判別する判
別手段と,回転速度変動が基準回転速度変動と等しくな
いと判別された場合に高速化方向または低速化方向を含
みかつ当該検出回転速度変動に対応するインク吹付タイ
ミングを算出するインク吹付タイミング算出手段と,前
記印刷ヘッドのインク吹付タイミングを算出されたイン
ク吹付タイミングに切替えるインク吹付タイミング切替
制御手段とを設け、前記回転体の1回転内における検出
回転速度変動を利用して前記印刷ヘッドのインク吹付タ
イミングを回転速度変動に応じて早遅切替えしつつ印刷
可能に形成されたプリンタである。
【0013】かかる発明では、回転速度変動検出手段
が、印刷中に、回転体の1回転内の回転速度変動を検出
する。そして、判別手段によって検出された回転速度変
動が基準回転速度変動と等しくないと判別された場合
に、インク吹付タイミング算出手段が、高速化方向また
は低速化方向を含みかつ当該検出回転速度変動に対応す
るインク吹付タイミングを算出する。
【0014】かくして、インク吹付タイミング切替制御
手段が、印刷ヘッドのインク吹付タイミングを算出され
たインク吹付タイミングに切替える。すなわち、回転体
の1回転内における検出回転速度変動を利用して印刷ヘ
ッドのインク吹付タイミングを回転速度変動に応じて早
遅切替えしつつ印刷することができる。したがって、請
求項1の発明の場合と同様な作用効果を奏し得ることは
もとより、さらに自動化が容易でかつ取扱いが簡単であ
る。
【0015】さらに、請求項3の発明は、前記検出回転
速度変動が前記基準回転速度変動と異なりかつ予め設定
された回転変動範囲を超えた場合に前記印刷ヘッドのイ
ンク吹付タイミングを切替えるものとされている前記請
求項1または請求項2記載のプリンタである。
【0016】かかる発明では、検出回転速度変動が基準
回転速度変動と異なりかつ予め設定された回転変動範囲
を超えた場合、つまり印刷品質の劣悪化を招く虞の強い
速度変動が生じた場合に、印刷ヘッドのインク吹付タイ
ミングを切替える。したがって、請求項1および請求項
2の発明の場合と同様な作用効果を奏することができる
ことに加え、さらに無用な切替え動作を低減できる。
【0017】さらにまた、請求項4の発明は、回転体に
保持されて所定方向に回転中の印刷媒体に当該所定方向
に静止配設された印刷ヘッドからインクを吹付けて印刷
するプリンタの印刷位置調整方法であって、前記回転体
の1回転内の回転速度変動を検出し、検出された回転速
度変動が基準回転速度変動よりも高速化方向に変動して
いる場合には前記印刷ヘッドのインク吹付タイミングを
基準インク吹付タイミングより早くかつ検出回転速度変
動に対応するインク吹付タイミングに切替えかつ低速化
方向に変動している場合には遅くかつ検出回転速度変動
に対応するインク吹付タイミングに切替えて前記回転体
の1回転内でかつ前記所定方向における印刷位置を調整
するプリンタの印刷位置調整方法である。
【0018】かかる発明では、回転体の1回転内の回転
速度変動を検出し、当該検出回転速度変動が基準回転速
度変動よりも高速化方向に変動している場合に、印刷ヘ
ッドのインク吹付タイミングを基準インク吹付タイミン
グより早くかつ検出回転速度変動に対応するインク吹付
タイミングに切替える。反対に、低速化方向に変動して
いる場合には遅く切替える。したがって、回転体の1回
転内でかつ所定方向における印刷位置を正確に調整する
ことができるから、印刷媒体の回転方向の印刷品質を大
幅に向上できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本印刷位置調整方法を実施す
るために好適なプリンタは、基本的構成・機能が従来例
(図4)の場合と同様に形成されているが、さらに図1
に示す如く回転速度変動検出手段(11,12,20,
21)と,判別手段(11,12)と,インク吹付タイ
ミング算出手段(11,12)と,インク吹付タイミン
グ切替制御手段(11,12)とを設け、回転体1の1
回転内における検出回転速度変動Riを利用して印刷ヘ
ッド18のインク吹付タイミングを回転速度変動に応じ
て早遅切替えしつつ印刷可能に形成されている。
【0020】図1において、プリンタの駆動制御部10
は、制御部[CPU11,ROM12,RAM13,発
振器(OSC)を含む時計回路14],操作パネル(P
NL)15,表示器(IND)16等を含み、プリンタ
全体を適時に適量だけ駆動制御できる。
【0021】駆動回路(DRV)17を介して駆動され
る印刷ヘッド18は、図4に示す回転体1の回転軸2と
平行な方向に整列配設された多数(例えば、1000)
のインクジェットノズルを有し、回転中の印刷媒体5に
カラーインクを吹付けてカラー印刷することができる。
Y方向には、静止状態として取付けられているが、回転
軸2と平行な方向には例えば当該dpi相当距離だけ往
復移動可能としてもよい。
【0022】エンコーダ20は、多数の光学スリットを
有し回転軸2に同期回転可能に取付けられている。この
エンコーダ20の1つの光学スリットに対応する図3
(A)に示した元の検出信号Saは、検出回路21で、
図3(C1),(C2)に示す位相づれされた検出信号
Sa,Sbとして取扱われる。これらは、回転体1(印
刷媒体5)の速度信号である。
【0023】ここに、回転速度変動検出手段は、上記の
エンコーダ20,検出回路21,回転速度変動検出プロ
グラムを格納させたROM12およびCPU11とから
形成され、印刷中に、サーボモータで回転される回転体
1の1回転内の回転速度変動を検出する(図2のST1
0)。
【0024】すなわち、検出回路21から出力された図
3(C1),(C2)の検出信号(Hレベル)Sa,S
bの出力期間中に、時計回路14から発生された図3
(D)の基準クロックCLKを計数して、RAM13内
のカウントメモリ13C1,13C2に記憶するととも
に、それらのカウント値の変化から回転速度変動Riを
算出(検出)する。
【0025】判別手段は、判別プログラムを格納させた
ROM12とCPU11とから形成され、検出された回
転速度変動Riが基準回転速度変動Rnと等しいか否か
を判別する(ST12)。この基準回転速度変動Rn
は、RAM13内の速度変動値メモリ13Rから読取ら
れる(ST11)。
【0026】インク吹付タイミング算出手段は、回転速
度変動Riが基準回転速度変動Rnと等しくないと判別
された場合(ST12のNO)に、高速化方向または低
速化方向を含みかつ当該検出回転速度変動Riに対応す
るインク吹付タイミングを算出する手段で、インク吹付
タイミング算出プログラムを格納させたROM12とC
PU11とから形成され、図2のST14のYES,S
T15、ST14のNO,ST17で実行される。
【0027】インク吹付タイミング切替制御手段(CP
U11,ROM12)は、印刷ヘッド18のインク吹付
タイミングを算出されたインク吹付タイミングに切替え
る(ST16,ST18)。つまり、当該検出回転速度
変動Riが基準回転速度変動Rnに対して高速化方向の
場合には早く切替え(ST16)、低速化方向の場合に
は遅く切替える(ST18)。
【0028】なお、検出回転速度変動Riが基準回転速
度変動Rnと異なる(ST12のNO)場合でも、予め
設定された回転変動範囲(Rn±α)を超えない場合に
は、基準インク吹付タイミング(ST19,ST20)
をそのままとして早遅のいずれにも切替えないように形
成してある。かくすれば、少々の一時的変動に対する無
用な切替え動作を低減できる。つまり、安定運転するこ
とができる。
【0029】かかる構成の実施形態では、回転体1が一
定の基準速度すなわち限りなく零(0)に近い基準回転
速度変動Rnで安定回転している場合、図3(A)の検
出信号Saは基準時間t11,t12,t13,t14
毎に立上り、基準サイクルTn内の基準クロックCLK
のカウント値が例えば“1000”とする。この場合の
ドットD1,D2間のピッチは、図5(B)に示す“D
d”と等しい。
【0030】ここに、回転速度変動検出手段(11,1
2,20,21)によって検出された検出信号(Hレベ
ル)Saが、図3(C1)に示す時間t21,t22,
t23,t24毎に立上り、当該サイクルTfが基準サ
イクルTnよりも短くかつ基準クロックCLKのカウン
ト値が例えば“926/2”であったとする。図3(C
2)の検出信号Sbのカウント値も“926/2”であ
る。つまり、当該サイクルTf内のカウント値は、“9
26”である。
【0031】したがって、印刷ヘッド18のインク吹付
タイミングを図3(B)に実線で示した基準回転速度変
動Rnに対応するタイミングパルスPtのままとしてお
くと、印刷媒体5の回転速度が速いので、ドットD1,
D2間のピッチは、図5(B)に示す“Dd”より大き
くなってしまう。
【0032】しかし、この発明では、判別手段(11,
12)と,インク吹付タイミング算出手段(11,1
2)と,インク吹付タイミング切替制御手段(11,1
2)とが働く結果、当該時のタイミングパルスPtを図
3(B)に点線で示すように当該検出回転速度変動Ri
に対応させて早めることができる。したがって、ドット
D1,D2間のピッチは、図5(B)に示す“Dd”と
等しい。すなわち、回転体1の1回転内でかつ所定
(Y)方向における印刷位置を正確に調整することがで
きる。
【0033】しかして、この実施形態によれば、回転速
度変動検出手段(11,12,20,21)と,判別手
段(11,12)と,インク吹付タイミング算出手段
(11,12)と,インク吹付タイミング切替制御手段
(11,12)とを設け、回転体1の1回転内における
検出回転速度変動Riを利用して印刷ヘッド18のイン
ク吹付タイミングを回転速度変動に応じて早遅切替えし
つつ印刷可能に形成されているので、印刷媒体5の回転
(Y)方向の印刷品質を大幅に向上できる。
【0034】また、回転速度変動検出手段が、エンコー
ダ20,検出回路21,回転速度変動検出プログラムを
格納させたROM12およびCPU11とから形成され
ているので、回転体1と一体的な光学スリットでその回
転を正確に検出できかつ電子的高速で検出処理できる。
【0035】また、検出回転速度変動Riが基準回転速
度変動Rnと異なる場合でも、予め設定された回転変動
範囲(Rn±α)を超えない場合には、基準インク吹付
タイミングのままとして早遅のいずれにも切替えないよ
うに形成されているので、一時的変動に対する無用な切
替え動作を低減でき、より安定した印刷運転を行える。
【0036】なお、以上の実施形態では、回転速度変動
検出手段,判別手段,インク吹付タイミング算出手段お
よびインク吹付タイミング切替制御手段の全部または一
部をソフトウエアで処理するものとされていたが、これ
らはハードロジックやデジタル回路等から形成してもよ
い。例えば、エンコーダ,カウンタ,基準クロック発生
器,比較回路,インク吹付タイミング信号生成回路等か
ら形成する。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回転体の1回
転内に検出された回転速度変動が基準回転速度変動より
も高速化方向に変動している場合には印刷ヘッドのイン
ク吹付タイミングを基準インク吹付タイミングより早く
切替えかつ低速化方向に変動している場合には遅く切替
えてインクを吹付けつつ当該1回転内の印刷ができるよ
うに形成されたプリンタであるから、印刷媒体の回転方
向の印刷品質を大幅に向上できる。
【0038】また、請求項2の発明によれば、回転速度
変動検出手段と,判別手段と,インク吹付タイミング算
出手段と,インク吹付タイミング切替制御手段とを設
け、回転体の1回転内における検出回転速度変動を利用
して印刷ヘッドのインク吹付タイミングを回転速度変動
に応じて早遅切替えしつつ印刷可能に形成されたプリン
タであるから、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏
し得ることはもとより、さらに自動化が容易でかつ取扱
いが簡単である。
【0039】さらに、請求項3の発明によれば、検出回
転速度変動が基準回転速度変動と異なりかつ予め設定さ
れた回転変動範囲を超えた場合に印刷ヘッドのインク吹
付タイミングを切替えるものとされているプリンタであ
るから、請求項1および請求項2の発明の場合と同様な
効果を奏することができることに加え、さらに無用な切
替え動作を低減できる。
【0040】さらにまた、請求項4の発明によれば、回
転体の1回転内の検出回転速度変動が基準回転速度変動
よりも高速化方向に変動している場合には印刷ヘッドの
インク吹付タイミングを基準インク吹付タイミングより
早く切替えかつ低速化方向に変動している場合には遅く
切替えて、回転体の1回転内でかつ所定方向における印
刷位置を調整するプリンタの印刷位置調整方法であるか
ら、回転体の1回転内でかつ所定方向における印刷位置
を正確に調整することができる。したがって、印刷媒体
の回転方向の印刷品質を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、動作を説明するためのフローチャート
である。
【図3】同じく、動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図4】本発明および従来例のプリンタを説明するため
の概略図である。
【図5】従来例の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 ドラム(回転体) 2 回転軸 5 印刷媒体 10 駆動制御部 11 CPU(回転速度変動検出手段,判別手段,イン
ク吹付タイミング算出手段,インク吹付タイミング切替
制御手段) 12 ROM(回転速度変動検出手段,判別手段,イン
ク吹付タイミング算出手段,インク吹付タイミング切替
制御手段) 13 RAM 13C1 カウントメモリ 13C2 カウントメモリ 13R 速度変動値メモリ 14 時計回路 15 操作パネル 16 表示器 17 駆動回路 20 エンコーダ(回転速度変動検出手段) 21 検出回路(回転速度変動検出手段) Y 所定方向 Ri 検出回転速度変動 Rn 基準回転速度変動

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体に保持されて所定方向に回転中の
    印刷媒体に当該所定方向に静止配設された印刷ヘッドか
    らインクを吹付けて印刷するプリンタにおいて、 前記回転体の1回転内の回転速度変動を検出可能に形成
    するとともに、検出された回転速度変動が基準回転速度
    変動よりも高速化方向に変動している場合には前記印刷
    ヘッドのインク吹付タイミングを基準インク吹付タイミ
    ングより早く切替えかつ低速化方向に変動している場合
    には遅く切替えて前記インクを吹付けつつ当該1回転内
    の印刷ができるように形成されているプリンタ。
  2. 【請求項2】 回転体に保持されて所定方向に回転中の
    印刷媒体に当該所定方向に静止配設された印刷ヘッドか
    らインクを吹付けて印刷するプリンタにおいて、 前記回転体の1回転内の回転速度変動を検出する回転速
    度変動検出手段と,検出された回転速度変動が基準回転
    速度変動と等しいか否かを判別する判別手段と,回転速
    度変動が基準回転速度変動と等しくないと判別された場
    合に高速化方向または低速化方向を含みかつ当該検出回
    転速度変動に対応するインク吹付タイミングを算出する
    インク吹付タイミング算出手段と,前記印刷ヘッドのイ
    ンク吹付タイミングを算出されたインク吹付タイミング
    に切替えるインク吹付タイミング切替制御手段とを設
    け、前記回転体の1回転内における検出回転速度変動を
    利用して前記印刷ヘッドのインク吹付タイミングを回転
    速度変動に応じて早遅切替えしつつ印刷可能に形成され
    ているプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記検出回転速度変動が前記基準回転速
    度変動と異なりかつ予め設定された回転変動範囲を超え
    た場合に、前記印刷ヘッドのインク吹付タイミングを切
    替えるものとされている前記請求項1または請求項2記
    載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 回転体に保持されて所定方向に回転中の
    印刷媒体に当該所定方向に静止配設された印刷ヘッドか
    らインクを吹付けて印刷するプリンタの印刷位置調整方
    法であって、 前記回転体の1回転内の回転速度変動を検出し、検出さ
    れた回転速度変動が基準回転速度変動よりも高速化方向
    に変動している場合には前記印刷ヘッドのインク吹付タ
    イミングを基準インク吹付タイミングより早くかつ検出
    回転速度変動に対応するインク吹付タイミングに切替え
    かつ低速化方向に変動している場合には遅くかつ検出回
    転速度変動に対応するインク吹付タイミングに切替えて
    前記回転体の1回転内でかつ前記所定方向における印刷
    位置を調整するプリンタの印刷位置調整方法。
JP33724997A 1997-12-08 1997-12-08 プリンタおよびプリンタの印刷位置調整方法 Pending JPH11170492A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098854A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Fuji Xerox Co Ltd 印刷装置及び印刷方法
JP2007301767A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像記録装置
JP2010532725A (ja) * 2007-07-09 2010-10-14 マンローラント・アーゲー インクジェット印刷装置の動作方法

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