JPH11169758A - 充填噴出両用定量噴出弁 - Google Patents

充填噴出両用定量噴出弁

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Publication number
JPH11169758A
JPH11169758A JP36980797A JP36980797A JPH11169758A JP H11169758 A JPH11169758 A JP H11169758A JP 36980797 A JP36980797 A JP 36980797A JP 36980797 A JP36980797 A JP 36980797A JP H11169758 A JPH11169758 A JP H11169758A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve housing
valve stem
hole
filling
Prior art date
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Pending
Application number
JP36980797A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kitabayashi
誠一 北林
Tatsuya Kitabayashi
辰哉 北林
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Maruichi Valves Co Ltd
Original Assignee
Maruichi Valves Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来から噴出弁の噴出口から充填させる充填噴
出弁はあった。しかし、いずれも単なる充填噴出弁であ
り、噴出口と充填口の通孔を有する定量噴出弁ではなか
った。充填噴出弁で充填噴出をさせることを本発明の第
1の課題とする。また、比較的簡単な構成の充填噴出弁
であることを本発明の第2の課題とする。 【解決手段】本発明は、バルブステム3に二つの通孔を
設け、バルブステム3を収容したバルブハウジング4の
上部室にコイルばねを収容し、そのコイルばね6の上段
と下段に受け部7、17とし、その下方にOリング8を
嵌め、定量噴出をし、そのバルブハウジング4の上面の
隙間から、その隙間を通り、充填流体を流入させてなる
充填噴出両用定量噴出弁である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は充填噴出両用定量噴出弁
に関し、特に、ひとつのバルブステムに二つの通孔を設
け、下方の通孔を噴出口とし、上方の通孔を充填口にし
てなる充填噴出両用定量噴出弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から噴出弁の噴出口から充填させる
充填噴出弁はあった。しかし、いずれも単に充填噴出を
させる弁であったが、下方の通孔を噴出口とし、上方の
通孔を充填口にしてなる二つの通孔を有する定量噴出弁
ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来から噴出弁の噴出
口から充填させる充填噴出弁はあったが、いずれも単に
充填噴出をさせる弁であって、定量噴出弁ではなかっ
た。そこで、充填噴出をさせることを本発明の第1の課
題とする。また、比較的簡単な構成により形成してなる
充填噴出弁であることを本発明の第2の課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、バルブステム
3に二つの通孔を設け、下方の通孔を噴出口15とし、
上方の通孔を充填口14とし、バルブステム3をその内
部に収容したバルブハウジング4の上部室にコイルばね
6を収容し、バルブステム3の中間部分に段部を設け、
その段部の位置をコイルばね6の上段受け部17にし、
バルブハウジング3の上部室の底部分をコイルばね6の
下段受け部7とし、その上部室の底部分の下にOリング
8を嵌め込み、そのOリング8を押圧するための筒状突
部9をバルブハウジング4の下端開口部から嵌め込み、
その筒状突部9の下方に向けて筒部を設け、その筒部に
管10を嵌め込み、バルブステム3を押し下げた時にバ
ルブハウジング4の上部室から定量噴出をなし得るとと
もに、そのバルブステム3の上方の通孔を通して、バル
ブハウジング4の上端に位置させられた変形自在なパッ
キング5の上面に形成された隙間から、マウンテンキャ
ップ1とバルブハウジング4との間の隙間を通り、充填
流体を流入させ得ることを特徴にしてなる充填噴出両用
定量噴出弁である。
【0005】
【作用】本発明は、バルブステム3に二つの通孔を設
け、下方の通孔15を噴出口とし、上方の通孔14を充
填口とし、バルブステム3をその内部に収容したバルブ
ハウジング4の上部室にコイルばね6を収容し、バルブ
ステム3の中間部分に段部を設け、その段部の位置をコ
イルばね6の上段受け部17にし、バルブハウジング4
の上部室の底部分をコイルばね6の下段受け部9とし、
その上部室の底部分の下にOリング8を嵌め込み、その
Oリング8を押圧するための筒状突部をバルブハウジン
グ4の下端開口部から嵌め込み、その筒状突部の下方に
向けて筒部を設け、その筒部に管を嵌め込み、バルブス
テム3を押し下げた時にバルブハウジング4の上部室か
ら定量噴出をなし得るとともに、そのバルブステム3の
上方の通孔を通して、バルブハウジング4の上端に位置
させられた変形自在なパッキング5の上面に形成された
隙間から、マウンテンキャップ1とバルブハウジング4
との間の隙間を通り、充填流体を流入させ得るようにし
てなり、その充填された加圧流体の圧力により液体の液
位が下げられて液体を筒部に設けた管24内に流入し、
その管24内の流体をバルブステム3の下方の溝11を
潜り抜け、バルブハウジング4内に流入させ、バルブス
テム3をさらに下げて、バルブステムの下方の溝11の
上端部に溝無し部を設け、その溝無し部をOリング8に
より閉鎖し、バルブステム3の下方の溝11から流入し
た流体をバルブハウジング4の上部室からバルブステム
3の下方の通孔15を通して定量噴出をなし得ることを
特徴にしてなる充填噴出両用定量噴出弁である。
【0006】
【実施例1】本発明は、バルブステム3に二つの通孔を
設け、下方の通孔15を噴出口とし、上方の通孔14を
充填口とし、バルブステム3をその内部に収容したバル
ブハウジング4の上部室にコイルばね6を収容し、バル
ブステム3の中間部分に段部を設け、その段部の位置を
コイルばね6の上段受け部17にし、バルブハウジング
4の上部室の底部分をコイルばね6の下段受け部9と
し、その上部室の底部分の下にOリング8を嵌め込み、
そのOリング8を押圧するための筒状突部をバルブハウ
ジング4の下端開口部から嵌め込み、その筒状突部の下
方に向けて筒部を設け、その筒部に管を嵌め込み、バル
ブステム3を押し下げた時にバルブハウジング4の上部
室から定量噴出をなし得るとともに、そのバルブステム
3の上方の通孔を通して、バルブハウジング4の上端に
位置させられた変形自在なパッキング5の上面に形成さ
れた隙間から、マウンテンキャップ1とバルブハウジン
グ4との間の隙間を通り、充填流体を流入させ得るよう
にしてなり、その充填された加圧流体の圧力により液体
の液位が下げられて液体を筒部に設けた管24内に流入
し、その管24内の流体をバルブステム3の下方の溝1
1を潜り抜け、バルブハウジング4内に流入させ、バル
ブステム3をさらに下げて、バルブステムの下方の溝1
1の上端部に溝無し部を設け、その溝無し部をOリング
8により閉鎖し得るようにし、バルブステム3の下方の
溝11から流入した流体をバルブハウジング4の上部室
からバルブステム3の下方の通孔15を通して定量噴出
をなし得るようにし、充填に際して、充填用開口部を押
し込んで、バルブステム3を密着させ、バルブステム3
の先端部を嵌め込み、内側の筒部の先端部12をマウン
テンキャップ1の頂面22に密着させ、外側の筒部の先
端部13をマウンテンキャップ1の肩部に密着させるこ
とを特徴にした充填噴出両用定量噴出弁である。
【0007】
【効果】本発明は、バルブステム3に二つの通孔14、
15を設け、下方の通孔15を噴出口とし、上方の通孔
14を充填口とし、一つのバルブステム3に二つの通孔
14、15を設けて、その開口部にそれぞれシール材を
当てて、閉鎖しており、バルブステム3の下方位置に環
状部材を嵌め込み得る環状溝付き部を設け、その環状溝
付き部に挿入された環状筒状体5を変形させて、下方の
密着部に隙間を造り得るので容易にバルブハウジング4
の上部室からバルブステム3の下方の通孔15を通して
定量噴出をなし得る効果がある。また、バルブステム3
をその内部に収容したバルブハウジング4の上部室にコ
イルばね6を収容し、バルブステム3の中間部分に段部
を設け、その段部の位置をコイルばね6の上段受け部1
7にし、バルブハウジング4の上部室の底部分をコイル
ばね6の下段受け部7としているので、コイルばね6に
よりバルブステム3を押し上げ、シールを確実にし得る
効果がある。また、それをさらに降下させるとその下方
の位置に嵌め込まれたOリング8に向けてバルブステム
3を栓として作用させて定量噴出をなし得る効果があ
る。また、バルブハウジング4の上部室の底部分の下に
Oリング8を嵌め込み、そのOリング8を押圧するため
の筒状突部をバルブハウジング4の下端開口部から嵌め
込み、その筒状突部の下方に向けて筒部を設け、その筒
部に管10を嵌め込み、筒部への吸い込みを管10を介
して容易に成し得る効果がある。また、バルブステム3
を押し下げた時にバルブハウジング4の上部室から定量
噴出をなし得るとともに、そのバルブステム3の上方の
通孔を通して、バルブハウジング4の上端に位置させら
れた変形自在なパッキング5の上面に形成された隙間か
ら、マウンテンキャップ1とバルブハウジング4との間
の環状溝付き部に挿入された環状筒状体5を変形させて
隙間を通り、充填流体を流入させ得る効果がある。ま
た、バルブハウジング4の上端に設けた大径の環状部材
21の内周側面により環状筒状体5を嵌め込み、環状筒
状体5の上面でマウンテンキャップ1の肩部の内側に位
置するシール材を環状筒状体5により押しこんで、その
円周面の下面部を大径の環状部材21の上面部により密
着支持させ得る効果がある。また、Oリング8からなる
シール材を溝の部分では流通させ得るようにし、その上
方部分ではOリング8によりシールを確実にし得る効果
がある。そのようにして充填噴出両用定量噴出弁として
充填噴出させ得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブステムの開口部の閉鎖状態を示
した縦断面図である。
【図2】本発明のバルブステムの下部開口部を開放状態
にした縦断面図である。
【図3】本発明のバルブステムの上部開口部と下部開口
部を開放状態した示した縦断面図である。
【図4】本発明のバルブハウジングの下端の給液管の下
端部の重錘を示した縦断面図である。
【符号の説明】
1 マウンテンキャップ 2 パッキ
ング 3 バルブステム 4 バルブ
ハウジング 5 パッキング 6 コイル
ばね 7 下段受け部 8 Oリン
グ 9 下段受け部 10 給液管 11 下方の溝 12 内側筒
部の先端部 13 外側の筒部の先端部 14 上方の
通孔 15 下方の通孔 16 縦溝 17 上段受け部 18 バルブ
ハウジングの上端傾斜部 19 パッキングの嵌め込み用角部 20 バルブ
ハウジング大径部傾斜部 21 大径の管状部材 22 大径環
状部 23 パッキングの嵌め込み用角部 24 筒部を
設けた溝 25 重錘内部の筒体内の球 26 給液管
の下端部の重錘 27 給液管端部の係止爪 28 重錘の
シール材製受座

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブステム3に二つの通孔を設け、下方
    の通孔を噴出口15とし、上方の通孔を充填口14と
    し、バルブステム3をその内部に収容したバルブハウジ
    ング4の上部室にコイルばね6を収容し、バルブステム
    3の中間部分に段部を設け、その段部の位置をコイルば
    ね6の上段受け部17にし、バルブハウジング3の上部
    室の底部分をコイルばね6の下段受け部7とし、その上
    部室の底部分の下にOリング8を嵌め込み、そのOリン
    グ8を押圧するための筒状突部9をバルブハウジング4
    の下端開口部から嵌め込み、その筒状突部9の下方に向
    けて筒部を設け、その筒部に管10を嵌め込み、バルブ
    ステム3を押し下げた時にバルブハウジング4の上部室
    から定量噴出をなし得るとともに、そのバルブステム3
    の上方の通孔を通して、バルブハウジング4の上端に位
    置させられた変形自在なパッキング5の上面に形成され
    た隙間から、マウンテンキャップ1とバルブハウジング
    4との間の隙間を通り、充填流体を流入させ得ることを
    特徴にしてなる充填噴出両用定量噴出弁。
  2. 【請求項2】充填噴出両用定量噴出弁の筒状突部の下方
    に向けて筒部9を設け、その筒部9に嵌め込んだ管10
    を容器の下底部近くまで延伸して、その管10の端に重
    錘26と逆止弁25を設けてなることを特徴にしてなる
    充填噴出両用定量噴出弁。
  3. 【請求項3】バルブハウジング4の上部周縁部の上部に
    傾斜部18を設け、その部分の上部に厚肉のシート5を
    位置させ、その上部をマウンテンキャップ1の上面に押
    し当てて、そのバルブステム3の上方の通孔を厚肉のシ
    ート5の側面部分の内側面に当てて、その下方の通孔に
    は、その通孔を含む位置に設けた環状溝23に環状弾性
    部材5を嵌め込み、常時は上記の厚肉のシート5と環状
    弾性部材5のそれぞれにより上方の通孔と下方の通孔を
    閉鎖してなり、バルブステム3を押し下げた時、下方の
    通孔を開き、バルブハウジング4の上部室から定量噴出
    をなし得るようにし、そして、さらに、バルブステム3
    を押し下げた時、環状弾性部材5を変形させ、その上方
    の通孔を開いて、バルブハウジング4の上端に位置させ
    られた変形自在なパッキング5の上面に形成されたマウ
    ンテンキャップ1とバルブハウジング4との間の隙間を
    通り、充填流体を流入させ得ることを特徴にしてなる充
    填噴出両用定量噴出弁。
JP36980797A 1997-12-15 1997-12-15 充填噴出両用定量噴出弁 Pending JPH11169758A (ja)

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