JPH11169466A - 電位治療器 - Google Patents
電位治療器Info
- Publication number
- JPH11169466A JPH11169466A JP36977597A JP36977597A JPH11169466A JP H11169466 A JPH11169466 A JP H11169466A JP 36977597 A JP36977597 A JP 36977597A JP 36977597 A JP36977597 A JP 36977597A JP H11169466 A JPH11169466 A JP H11169466A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- potential
- human body
- chair
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用場所の制限が少なく、高電圧の危険性も
少ない、高血圧、高脂血症の治療に有効な電位治療器を
提供する。 【解決手段】交流電源と、該交流電源の一方の極に接続
される第一の電極と、前記交流電源の他の一方の極に接
続され、前記第一の電極と所定の間隔を隔てて且つ直流
的に絶縁された状態で配置される第二の電極とからな
り、前記第一の電極と第二の電極は着衣に隣接して配置
される電位治療器。
少ない、高血圧、高脂血症の治療に有効な電位治療器を
提供する。 【解決手段】交流電源と、該交流電源の一方の極に接続
される第一の電極と、前記交流電源の他の一方の極に接
続され、前記第一の電極と所定の間隔を隔てて且つ直流
的に絶縁された状態で配置される第二の電極とからな
り、前記第一の電極と第二の電極は着衣に隣接して配置
される電位治療器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は人体に微弱な交流を
まんべんなく流すことにより、毛細血管を活性化せし
め、血圧を正常にする等の効果の有る高電位治療器に関
するのもであり、特に移動が容易で、自動車等の運転中
にも使用できる電位治療器に関するのもである。
まんべんなく流すことにより、毛細血管を活性化せし
め、血圧を正常にする等の効果の有る高電位治療器に関
するのもであり、特に移動が容易で、自動車等の運転中
にも使用できる電位治療器に関するのもである。
【０００２】
【従来の技術】従来、人体に高電位をかけることによ
り、人体の器官を活性化し、肩凝り、腰痛、不眠、頭
痛、便秘等を治療する方法が昭和初期に特許として公知
となっており、その効果も実際に確認されて、厚生省よ
り医療用具承認０７Ｄ第１０６０号として認可されてい
る。しかしながら、従来の装置は商用電源を昇圧して得
た数千ボルトの交流の高電圧を一方の極を接地し、他方
の極を床から絶縁した椅子に接続し、この椅子に人間が
数十分間着席することにより、大地と人体との間の浮遊
容量を介して微弱な電流を流すというものや、大地に対
して交流の数百ボルトの高電圧のかかったシートを床か
ら絶縁し、その上に人間が横たわるという方式のもので
あり、その間、人間は感電の危険を防止するため他の導
体に触れることができず、じっとしている他はなかっ
た。
り、人体の器官を活性化し、肩凝り、腰痛、不眠、頭
痛、便秘等を治療する方法が昭和初期に特許として公知
となっており、その効果も実際に確認されて、厚生省よ
り医療用具承認０７Ｄ第１０６０号として認可されてい
る。しかしながら、従来の装置は商用電源を昇圧して得
た数千ボルトの交流の高電圧を一方の極を接地し、他方
の極を床から絶縁した椅子に接続し、この椅子に人間が
数十分間着席することにより、大地と人体との間の浮遊
容量を介して微弱な電流を流すというものや、大地に対
して交流の数百ボルトの高電圧のかかったシートを床か
ら絶縁し、その上に人間が横たわるという方式のもので
あり、その間、人間は感電の危険を防止するため他の導
体に触れることができず、じっとしている他はなかっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
点に鑑み、低い交流電圧を用いて、数千ボルトの交流の
高電圧のかかった椅子により人体に生ずる微弱電流とほ
ぼ同等の電流を人体の広範囲に発生せしめる装置を提供
するものであり、且つその使用中においても、自動車の
運転等の仕事を自由に行うことができるものである。
点に鑑み、低い交流電圧を用いて、数千ボルトの交流の
高電圧のかかった椅子により人体に生ずる微弱電流とほ
ぼ同等の電流を人体の広範囲に発生せしめる装置を提供
するものであり、且つその使用中においても、自動車の
運転等の仕事を自由に行うことができるものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源と、
該交流電源の一方の極に接続される第一の電極と、前記
交流電源の他の一方の極に接続され、前記第一の電極と
所定の間隔を隔てて且つ直流的に絶縁された状態で配置
される第二の電極とからなり、前記第一の電極と第二の
電極は着衣に隣接して配置される電位治療器である。
該交流電源の一方の極に接続される第一の電極と、前記
交流電源の他の一方の極に接続され、前記第一の電極と
所定の間隔を隔てて且つ直流的に絶縁された状態で配置
される第二の電極とからなり、前記第一の電極と第二の
電極は着衣に隣接して配置される電位治療器である。
【０００５】本発明において、人体は第一の電極と第二
の電極との間に挟まれ、それぞれの電極と人体との間の
百ピコファラッド程度の静電容量を介して微弱な交流電
流が流れる。この電流の作用の詳細は明らかではない
が、結果として、血液の循環を促進し、肩凝り、腰痛等
の症状の改善に効果がある。この際の両極に印加する電
圧は１０ボルトないし数百ボルトの範囲が望ましく、周
波数は数ヘルツないし数十キロヘルツが望ましい。この
結果として人体に流れる交流電流は１マイクロアンペア
ないし１００マイクロアンペアのオーダーが望ましい。
交流の波形は正弦波でも、矩形波でも、パルスでも良
い。人体の感電の危険性を防止するため、交流に変換す
る要素と電極との間に電流制限要素として数メグオーム
以上の抵抗体か、または数十ピコファラッドないし数千
ピコファラッドのキャパシタを直列に挿入するのが望ま
しい。本発明で用いる電極はなるべく人体の広い範囲と
着衣を介して対向することが体の広い範囲にわたってゆ
るやかな刺激を与えることになるので好ましく、少なく
とも一方の電極が１００平方センチメートル以上である
ことが好ましく、更に両方の電極の面積の和が３００平
方センチメートル以上であることがより好ましい。これ
は従来の他の電気治療器具が局部的な刺激を与えていた
ことに対し、著しく異なる点である。更に本発明では第
一または第二の電極の少なくとも一方を着衣の任意の位
置に脱着自在に設けることにより、特定の内臓に対して
選択的に電流を流すことができるので、効果の高い治療
を行うことができる。電極の材質には金属箔、金網、カ
ーボン繊維を含む織物等を用いることができる。
の電極との間に挟まれ、それぞれの電極と人体との間の
百ピコファラッド程度の静電容量を介して微弱な交流電
流が流れる。この電流の作用の詳細は明らかではない
が、結果として、血液の循環を促進し、肩凝り、腰痛等
の症状の改善に効果がある。この際の両極に印加する電
圧は１０ボルトないし数百ボルトの範囲が望ましく、周
波数は数ヘルツないし数十キロヘルツが望ましい。この
結果として人体に流れる交流電流は１マイクロアンペア
ないし１００マイクロアンペアのオーダーが望ましい。
交流の波形は正弦波でも、矩形波でも、パルスでも良
い。人体の感電の危険性を防止するため、交流に変換す
る要素と電極との間に電流制限要素として数メグオーム
以上の抵抗体か、または数十ピコファラッドないし数千
ピコファラッドのキャパシタを直列に挿入するのが望ま
しい。本発明で用いる電極はなるべく人体の広い範囲と
着衣を介して対向することが体の広い範囲にわたってゆ
るやかな刺激を与えることになるので好ましく、少なく
とも一方の電極が１００平方センチメートル以上である
ことが好ましく、更に両方の電極の面積の和が３００平
方センチメートル以上であることがより好ましい。これ
は従来の他の電気治療器具が局部的な刺激を与えていた
ことに対し、著しく異なる点である。更に本発明では第
一または第二の電極の少なくとも一方を着衣の任意の位
置に脱着自在に設けることにより、特定の内臓に対して
選択的に電流を流すことができるので、効果の高い治療
を行うことができる。電極の材質には金属箔、金網、カ
ーボン繊維を含む織物等を用いることができる。
【０００６】本発明を自動車の運転席に適用する場合
は、椅子と自動車の車体、ハンドル、ブレーキ類との電
位を同電位とし、運転者の腹部、膝、にあてる電極また
はシートベルトに所定の交流電圧を印加するようにすれ
ば良い。即ち本発明では、交流を人体に印加するに際し
て、一方の電極として椅子を用い、他方の電極を人体に
極めて近づけて配置することにより、従来の方法に比べ
て大幅に両極間の静電容量を増し、十ボルトないし数百
ボルトの比較的低い電圧で所定の電流を感電の危険性な
く流すことを達成したものである。
は、椅子と自動車の車体、ハンドル、ブレーキ類との電
位を同電位とし、運転者の腹部、膝、にあてる電極また
はシートベルトに所定の交流電圧を印加するようにすれ
ば良い。即ち本発明では、交流を人体に印加するに際し
て、一方の電極として椅子を用い、他方の電極を人体に
極めて近づけて配置することにより、従来の方法に比べ
て大幅に両極間の静電容量を増し、十ボルトないし数百
ボルトの比較的低い電圧で所定の電流を感電の危険性な
く流すことを達成したものである。
【０００７】
【実施例】図１に示すように、電圧１２ボルトの電池１
から、電力を供給し、インバーター２で２４ボルト１０
００ヘルツの交流に変換し、その出力の一端を椅子３の
座面４に設けられた３０センチメートル×６０センチメ
ートルの長方形の電極５に接続した。この電極５は全体
がナイロン繊維の編み物の絶縁物で覆われている。さら
にインバーター２の出力の他端を表面をポリエチレンシ
ートで絶縁した２０×４０センチメートルの長方形の電
極６に接続した。椅子３に着席して電極６を着衣を介し
て人体の膝および腹部にあてがった。この状態で毎日１
時間づつ１年間電圧を印加した結果、次の様な効果が認
められた。 中性脂肪（トリグリセライド）値 ４１０→２８０に低下 コレステロール値 ２３５→２０５に低下 血圧 １６５／１１０→１４５／９０に低下
から、電力を供給し、インバーター２で２４ボルト１０
００ヘルツの交流に変換し、その出力の一端を椅子３の
座面４に設けられた３０センチメートル×６０センチメ
ートルの長方形の電極５に接続した。この電極５は全体
がナイロン繊維の編み物の絶縁物で覆われている。さら
にインバーター２の出力の他端を表面をポリエチレンシ
ートで絶縁した２０×４０センチメートルの長方形の電
極６に接続した。椅子３に着席して電極６を着衣を介し
て人体の膝および腹部にあてがった。この状態で毎日１
時間づつ１年間電圧を印加した結果、次の様な効果が認
められた。 中性脂肪（トリグリセライド）値 ４１０→２８０に低下 コレステロール値 ２３５→２０５に低下 血圧 １６５／１１０→１４５／９０に低下
【０００８】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よれば、簡単な構成の装置により、有害な中性脂肪やコ
レステロール値を顕著に低下させる効果があり、更に血
圧を正常値に下げることができる。
よれば、簡単な構成の装置により、有害な中性脂肪やコ
レステロール値を顕著に低下させる効果があり、更に血
圧を正常値に下げることができる。
【図１】 本発明に係わる治療器の使用状態の模式図で
ある。
ある。
【図２】 本発明に係わる治療器の構成を示す説明図で
ある。
ある。
１：電池 ２：インバーター
３：椅子 ４：座面 ５：電極
６：電極 ７：人体
３：椅子 ４：座面 ５：電極
６：電極 ７：人体
Claims (4)
- 【請求項１】交流電源と、該交流電源の一方の極に接続
される第一の電極と、前記交流電源の他の一方の極に接
続され、前記第一の電極と所定の間隔を隔てて且つ直流
的に絶縁された状態で配置される第二の電極とからな
り、前記第一の電極と第二の電極は着衣に隣接して配置
されることを特徴とする電位治療器。 - 【請求項２】請求項１において、第一の電極が椅子の座
面および／または背もたれ部に設けられている電位治療
器。 - 【請求項３】請求項２において、椅子が自動車に取り付
けられており、第一の電極または第二の電極のいずれか
一方が自動車の車体と同一電位である電位治療器。 - 【請求項４】請求項１において、第一または第二の電極
の少なくとも一方が着衣の任意の位置に脱着自在に設け
られてなる電位治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36977597A JPH11169466A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 電位治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36977597A JPH11169466A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 電位治療器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11169466A true JPH11169466A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18495298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36977597A Pending JPH11169466A (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | 電位治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11169466A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004030754A1 (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-15 | Japan Electronics Science R & D Co., Ltd. | 電位治療器 |
| WO2006107075A1 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-12 | Bestec Corporation | 電位印加装置 |
| JP2016106822A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 本田技研工業株式会社 | 車両用医療装置 |
| CN111407632A (zh) * | 2019-01-05 | 2020-07-14 | 邹定武 | 一种用于治疗高血压的系统 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP36977597A patent/JPH11169466A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004030754A1 (ja) * | 2002-10-01 | 2004-04-15 | Japan Electronics Science R & D Co., Ltd. | 電位治療器 |
| WO2006107075A1 (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-12 | Bestec Corporation | 電位印加装置 |
| JP2016106822A (ja) * | 2014-12-05 | 2016-06-20 | 本田技研工業株式会社 | 車両用医療装置 |
| CN111407632A (zh) * | 2019-01-05 | 2020-07-14 | 邹定武 | 一种用于治疗高血压的系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10537728B2 (en) | Vagal nerve stimulation to avert or treat stroke or transient ischemic attack | |
| US2622601A (en) | Electric nerve stimulator | |
| JP2019177141A (ja) | 非侵襲的容量性電気刺激のためのデバイスおよび方法、ならびに患者の頸部の迷走神経刺激のためのそれらの使用 | |
| AU661789B2 (en) | Magnetic field induction multi-pulse therapy | |
| JPH0367421B2 (ja) | ||
| Ward et al. | The effect of duty cycle and frequency on muscle torque production using kilohertz frequency range alternating current | |
| KR102120386B1 (ko) | 전위 치료 장치 | |
| CN105744984B (zh) | 电疗设备 | |
| Burton et al. | Pain suppression by transcutaneous electronic stimulation | |
| JPH11169466A (ja) | 電位治療器 | |
| Abad-Alegrìa et al. | Objective assessment of the sympatholytic action of Nei-Kuan acupoint | |
| KR101499567B1 (ko) | 혼합발생 제어장치 및 그 구동방법 | |
| CN107469232B (zh) | 一种无电极中频电疗仪 | |
| JP2004243048A (ja) | 電位治療装置制御方法、電位治療装置及び白血球分画の顆粒球とリンパ球との比率を調整する方法 | |
| JPS627866B2 (ja) | ||
| KR200315605Y1 (ko) | 경혈탐측형 혈압강하기 | |
| WO1999006106A1 (en) | Apparatus for electrical stimulation of a body | |
| CN209734755U (zh) | 一种中频康复治疗仪 | |
| CN1065443C (zh) | 乐曲仿生低频电子睡眠仪 | |
| AU649624B2 (en) | Electro-stimulation point locator and treatment device | |
| JPH09313621A (ja) | マイクロアンペア治療装置および浴槽 | |
| Loniza et al. | Development the Design of Foot Reflexology For Stroke Patient Based on Body Resistance Using Low Frequency | |
| KR20220030458A (ko) | 표면 근전도 센서를 이용한 졸음 방지 마사지 장치 | |
| BE1012170A6 (nl) | Werkwijze voor het elektronisch stimuleren van spieren en sport- en relaxatieapparaat. | |
| JP2022030477A (ja) | 電気刺激装置および歩行促進装置 |