JPH11168538A - 電話機ホルダー - Google Patents

電話機ホルダー

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JPH11168538A
JPH11168538A JP33595997A JP33595997A JPH11168538A JP H11168538 A JPH11168538 A JP H11168538A JP 33595997 A JP33595997 A JP 33595997A JP 33595997 A JP33595997 A JP 33595997A JP H11168538 A JPH11168538 A JP H11168538A
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JP
Japan
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mobile phone
telephone
holder
case
wall member
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Withdrawn
Application number
JP33595997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Yasuhiro Hiura
靖博 日浦
Tetsuji Tanaka
徹児 田中
Masashi Sugimoto
雅司 杉本
Shigeki Sakai
茂樹 境
Yoshito Sakai
義人 酒井
Yuichiro Tsutsumi
祐一郎 堤
Shinichi Sato
信一 佐藤
Ryoichi Mitsuta
良一 光田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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Priority to JP33595997A priority Critical patent/JPH11168538A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素かつコンパクトな構造で、回路基板も含
めた設置作業を容易に行うことができ、かつ、使用者の
取扱いが便利な電話機ホルダーを提供する。 【解決手段】 携帯電話機が挿入可能な空間をもつ電話
機保持部Hと、回路基板を収容する基板収容部Bとを一
体に結合し、これらがまとめて所定箇所に取付けられる
ようにする。そして、電話機保持部Hに携帯電話機Tが
保持された状態で、電話機保持部H内のホルダーコネク
タと携帯電話機Tとが結合され、携帯電話機Tが前記回
路基板を介してスピーカー92等の各電装品に接続され
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室等に
おいて携帯電話機を保持するために設置される電話機ホ
ルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近来、携帯電話機の普及に伴い、例えば
自動車内での携帯電話機の使用および保管を行うための
車載用電話機ホルダーの開発が進められている。このよ
うな電話機ホルダーとしては、携帯電話機を固定可能と
する台枠状等のホルダー本体と、カールコード等を介し
てホルダー本体もしくは車体に取り付けられたコネクタ
とを備え、携帯電話機とコネクタとを接続するととも
に、携帯電話機をホルダー本体に位置合わせして載置
し、この状態で係止手段等により携帯電話機を保持する
ものが一般に知られている。
【0003】このような電話機ホルダーを車内に設置し
た様子を図17に示す。図において、電話機ホルダー5
00が運転席のアームレストに固定されるとともに、携
帯電話機Tに接続されるコネクタ501が電線502を
介して回路基板504に接続されている。この回路基板
504は、車体の適所に据え付けられ、この回路基板5
04に電線506を介してシガーライタプラグ508が
接続されるとともに電線510を介してハンズフリーマ
イク512が接続されている。
【0004】この配線システムにおいて、前記コネクタ
501を携帯電話機Tに接続して当該携帯電話機Tをア
ームレストにセットするとともに、シガーライタプラグ
508をシガーライタコンセントに差し込むと、このシ
ガーライタプラグ508及び回路基板504を介して携
帯電話機T及びハンズフリーマイク512に車載バッテ
リーからの電源供給が行われるとともに、ハンズフリー
マイク512に吹き込まれた運転者の音声が携帯電話機
Tを通じて車外に送信される。また、前記回路基板50
4に図略の車載スピーカーを接続することにより、携帯
電話機Tが受信した音声を当該スピーカーを通じて車内
に出力することが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図17に示すよう
な従来の通信システムでは、電話機ホルダー500と回
路基板504とを個別に設置しなければならず、しか
も、その設置の際に煩わしい配線作業を車室等の狭いス
ペース内で行う必要がある。また、当該作業後の配線構
造は煩雑で外観もよくない。さらに、使用者は、携帯電
話機Tとコネクタ501とを接続してから当該携帯電話
機Tを電話機ホルダー500にセットするという二重の
作業を行わなければならず、このような作業を例えば運
転中に行うことは困難である。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み、簡素かつコ
ンパクトな構造で、回路基板も含めた設置作業を容易に
行うことができ、また使用者にとっても取扱いが便利な
電話機ホルダーを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、携帯電話機が挿入可能な空間
を有し、この空間に携帯電話機が挿入された状態で当該
携帯電話機と結合可能な位置にホルダーコネクタが設け
られ、この結合状態で携帯電話機を保持する電話機保持
部と、前記ホルダーコネクタと電装品とを電気的に接続
する回路基板を収容する基板収容部とを一体に結合した
ものである。
【0008】なお、ここで「電話機保持部と基板収容部
とを一体に結合した」とは、これらが設置の際に単一物
として取扱われ、車室内等における所定箇所に同時に取
付けられるように構成したことを意味する。
【0009】従って、この構成によれば、従来のように
電話機ホルダーと回路基板とを個別に設置する場合に比
べ、設置作業が簡単であり、また両者間の配線を狭い車
室内等で行う必要もなくなる。また、配線構造も簡略化
され、全体のコンパクト化も進められる。一方、使用者
は、電話機保持部に対して携帯電話機を着脱するだけの
操作で、当該携帯電話機と各電装品とを回路基板を介し
て簡単に接続し、または切り離すことができる。
【0010】この発明では、前記電話機保持部のケース
及び基板収容部のケースを個別に形成し、両者をねじ等
で連結するようにしてもよいが、全体が一体成形された
本体ケースを備え、かつ、この本体ケースに上記電話機
保持部と基板収容部とを形成すれば、部品点数が減り、
構造はさらに簡略化される。
【0011】電話機保持部及び基板収容部の相対位置関
係は、適宜設定が可能であるが、前記電話機保持部に保
持される携帯電話機の幅方向と前記基板収容部に収容さ
れる回路基板の面方向とが合致する向きで、これら電話
機保持部と基板収容部とを回路基板の面方向に並べて結
合すれば、電話機ホルダー全体を厚み寸法の小さい偏平
状にすることができ、狭い車室内等にも不都合なく設置
することが可能になる。
【0012】この場合、前記電話機収容部の少なくとも
一方の側面と前記基板収容部の少なくとも一方の側面と
を略同一の平坦面とすれば、当該平坦面を電話機ホルダ
ーの取付面に接触させることにより、電話機ホルダーを
安定した状態で取付けることが可能になる。
【0013】また、前記ホルダーコネクタと前記基板収
容部に収容される回路基板とを接続する配線を携帯電話
機の挿入口と反対側の位置に配することにより、この配
線のためのスペースを厚み方向に確保する必要がなくな
り、電話機ホルダー全体の形状をより偏平化することが
できる。
【0014】前記電話機収容部においては、上記携帯電
話機挿入空間に挿入される携帯電話機に対して接離する
方向に移動可能な内壁部材と、この内壁部材の位置を固
定する位置固定手段とを設け、この内壁部材が携帯電話
機と接触もしくは略接触する状態で当該内壁部材が携帯
電話機を前記ホルダーコネクタとの結合位置へ案内する
ように構成するのが、より好ましい。この構成によれ
ば、携帯電話機の形状や大きさに応じて内壁部材の位置
を調節することにより、当該形状や大きさにかかわら
ず、携帯電話機を常に良好にホルダーコネクタに案内で
き、かつ、安定した状態で保持することが可能になる。
従って、携帯電話機の形状や大きさの変更に伴ってホル
ダー全体を交換する必要がなく、回路基板ごと電話機ホ
ルダーを所定箇所に設置したまま、当該ホルダーに対し
て種々の形状や大きさの携帯電話機を自由に着脱するこ
とができる。
【0015】ここで、上記内壁部材の位置調節は、手動
で行うようにしてもよいが、前記電話機収容部に、前記
内壁部材を内側方向に付勢する付勢手段と、上記内壁部
材を任意の位置に係止する係止手段とを設け、上記携帯
電話機挿入空間内に携帯電話機が挿入される際に当該携
帯電話機により上記内壁部材が上記付勢手段の付勢力に
抗して外側に押し出され、その押し出された位置で上記
係止手段により係止され得るように構成すれば、付勢力
の付勢力に抗して内壁部材を外側へ押し出しながら携帯
電話機を携帯電話機挿入空間内に挿入するだけで、内壁
部材を自動的に案内位置(すなわち携帯電話機の接触も
しくは略接触してこれを案内する位置)に移動させるこ
とができ、その後、各内壁部材を係止手段で係止するこ
とにより、当該内壁部材の位置を固定することができ
る。従って、その後、携帯電話機を再装着する際には、
上記内壁部材の案内によって携帯電話機を円滑にホルダ
ーコネクタに結合することができ、結合後は携帯電話機
を安定して保持することができる。
【0016】また、前記電話機保持部を、上記各携帯電
話機に対応して具備された複数種のインナーケースと、
上記ホルダーコネクタが固定され、内側に上記各インナ
ーケースが択一的にかつ着脱可能に装着されるアウター
ケースとに分割し、各インナーケースの内面形状を、そ
の内側に当該インナーケースに対応する携帯電話機が挿
入されることにより当該携帯電話機がインナーケースに
保持される形状とし、かつ、この挿入状態で当該携帯電
話機の電話機側コネクタが上記ホルダーコネクタと結合
可能となるように各インナーケースの内面位置を設定す
るようにしてもよい。
【0017】この構成では、使用する携帯電話機の形状
や大きさに対応する形状のインナーケースを選択し、ア
ウターケースに挿着することにより、携帯電話機の良好
な案内及び安定した保持ができる。すなわち、アウター
ケースや基板収容部は所定箇所に設置したまま、インナ
ーケースの交換だけで携帯電話機の形状や大きさの変更
に対応することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図9に基づいて説明する。
【0019】ここに示す電話機ホルダーは、合成樹脂等
で全体が一体成形された本体ケース10を備え、この本
体ケース10に電話機保持部Hと基板収容部Bとが形成
されている。
【0020】図4及び図5にも示すように、電話機保持
部Hでは、本体ケース10が上下方向の筒状に形成さ
れ、その下端にコネクタ固定ブロック11が固定される
一方、上端に蓋12が装着されている。上記コネクタ固
定ブロック11の中央にはホルダーコネクタ14が固定
され、その上方に携帯電話機挿入空間が形成されてい
る。ホルダーコネクタ14は、携帯電話機Tの後端(図
例では下端)に設けられた図略の電話機側コネクタと結
合可能な結合部16を有し、この結合部16が上を向い
た(すなわち携帯電話機挿入空間側を向いた)状態とな
っている。
【0021】本体ケース10の上部内において、上記携
帯電話機挿入空間に挿入される携帯電話機Tを取り巻く
位置には、複数(図では4つ)の内壁ユニット18が配
設されている。各内壁ユニット18は、図6にも示すベ
ース20と、内壁部材22と、ねじりコイルばね24と
で構成されている。
【0022】ベース20は、上下に延びる基板25と、
その上端から側方に延びる副板26とを一体に有するL
字状をなし、基板25の上部片側に、下方に向かうに従
って狭まる略直角三角形状の凹部27が形成されてい
る。この凹部27の上部には軸部28が突設され、凹部
27の斜辺部にはストッパ部29が突設されている。
【0023】内壁部材22は、羽根状の内壁本体部30
と、この内壁本体部30の上端から側方に延びる歯車基
部32とを一体に有し、この歯車基部32の上部に略半
円状の歯車部34が形成されている。この歯車部34の
中心位置には、側方に突出する回動中心軸35が突設さ
れ、この回動中心軸35が上記ベース20側に設けられ
た貫通孔36に嵌入されることにより、当該回動中心軸
35を中心として回動可能となるように内壁部材22が
ベース20に取付けられている。
【0024】ねじりコイルばね24は、その一方の端部
24bが下方を向き、他方の端部24cが側方を向く略
L字状をなし、その中央の貫通孔24aに上記軸部28
が嵌入される状態で上記凹部27内に嵌め込まれてい
る。そして、このねじりコイルばね24の端部24cが
上記内壁部材22の歯車基部32に下から当たることに
より、この歯車基部32が上向きの状態に近づく方向
(換言すれば、内壁本体部30の傾きが大きくなる方
向;図4の矢印方向)に付勢されており、当該付勢力に
より、他に外力が加えられていない状態では上記内壁本
体部30が上記ストッパ部29の外側面(図6では裏側
面)に当たる位置に保持されるようになっている(図4
の状態)。
【0025】上記ベース20の基部25の下部には、貫
通孔38が設けられている。一方、前記コネクタ固定ブ
ロック11には、上記基部25が上方から差し込み可能
な貫通溝40が形成され、この貫通溝40の内壁部分に
当該貫通溝40から離れる方向に上端が撓み変位可能な
係止片42が形成されており、この係止片42の上端に
は係止爪43が形成されている。また、本体ケース10
の上部には、上記ベース20の上部両縁を抱き込む抱込
み部37A,37Bが形成されている。そして、上記ベ
ース20の基部25が貫通溝40内に差し込まれ、当該
基部25の貫通孔38と係止爪43とが係合されるとと
もに、ベース20の上部両縁が両抱込み部37A,37
Bに抱き込まれることにより、ベース20が本体ケース
10に取付けられるようになっている。
【0026】この取付状態を図4に示す。当該状態で
は、携帯電話機挿入空間内に挿入される携帯電話機Tを
内壁本体部30が四方から取り囲むようにこれら内壁本
体部30が位置し、その下端部が上端部よりも内側に位
置するように各内壁本体部30の姿勢が保持されてい
る。そして、この状態から図8のように携帯電話機Tが
携帯電話機挿入空間内に挿入されることにより、当該携
帯電話機Tにより各内壁本体部30の下端部が外側に押
し出されてこれら内壁本体部30が立直状態に近づくよ
うになっている(図5及び図8の状態)。
【0027】蓋12は、下方に開口する形状をなし、そ
の天壁には、携帯電話機Tの挿入口である開口部46が
形成されるとともに、この開口部46を開閉する左右一
対の扉48が回動軸50回りに回動可能に取付けられて
いる。各扉48は、図略のばね手段により図2及び図3
に示す閉位置に保持されるとともに、図7及び図8に示
すような携帯電話機Tの挿入時には当該携帯電話機Tに
よって強制的に開かれるようになっている。
【0028】上記蓋12の左右側壁には、下端部が内外
方向に撓み可能な自由端とされた左右一対の撓み片5
2,53が形成されている。撓み片52には、上下に延
びるスリット54が形成され、撓み片53には上下一対
の被係止孔(被係止部)55,56が設けられている。
一方、上記内壁ユニット18におけるベース20の副板
26の内側面には、連結保持突起58と、この連結保持
突起58の側方において上下に並ぶ係止突起59,60
とが形成されている。
【0029】そして、連結保持突起58が上記スリット
54に嵌め込まれることにより、図4に示すように蓋1
2の下端と本体ケース10の上端とが離間する仮係止位
置と、図5に示すように蓋12の下端と本体ケース10
の上端とが合わせられる本係止位置との間で移動可能と
なるように(すなわちスリット54の長さと同等のスト
ローク分だけ移動可能となるように)蓋12が本体ケー
ス10に連結されるとともに、図4に示すように下側の
被係止孔56と上側の係止突起59とが係合することに
より、同図の仮係止位置に蓋12が仮係止され、図5に
示すように上下の被係止孔55,56と上下の係止突起
59,60とが各々係合することにより、同図の本係止
位置に蓋12が本係止されるように、各被係止孔55,
56及び係止突起59,60の形成位置が設定されてい
る。
【0030】上記蓋12の下端部内側面には、一対の係
止部材62が固定されている(図4等では奥側の係止部
材62のみ図示)。これらの係止部材62は、蓋12に
おいて互いに対角となるコーナー部に配設され、その両
端部下面に2つの内壁部材18の歯車部34とそれぞれ
噛合可能なラック部63,64が形成されている。そし
て、図4に示すように蓋12が仮係止位置に仮係止され
ている状態では、各歯車部34とラック部63,64と
が離間する一方、図5に示すように蓋12が本係止位置
に本係止されている状態では、各歯車部34とラック部
63,64とが噛み合うことにより、内壁18が任意の
回動位置で係止されるようになっている。
【0031】なお、上記撓み片53の外側面には突起5
3aが形成され、この突起53aの押圧操作により上記
被係止孔55,56と係止突起59,60との係合を解
除できるようになっている。
【0032】基板収容部Bにおいては、本体ケース10
は前方に開口する形状を有し、この開口部分を覆うよう
にカバー81が着脱可能に装着されるようになってい
る。基板収容部Bでは、本体ケース10内に回路基板8
0が立直状態で収納されている。本体ケース10の背壁
(図3では上側壁)からは内方に複数本の基板支持ピン
82が突設され、これら基板支持ピン82が回路基板8
0に設けられた貫通孔に差し込まれ、固定されることに
より、基板支持ピン82を介して回路基板80が本体ケ
ース10側に支持されている。回路基板80には基板コ
ネクタ84が設けられ、この基板コネクタ84に前記ホ
ルダーコネクタ14から導出されたケーブル(配線)1
5が接続されている。このケーブル15は、本体ケース
10内に設けられた貫通孔10aを貫通する状態で、携
帯電話機挿入口とは反対の側(図2では下側)に配され
ている。
【0033】前記回路基板80には複数本(図例では3
本)の電線86,87,88がはんだ付け等により接続
され、これら電線86,87,88は、本体ケース10
に設けられた貫通孔10bを通じてケース外に導出され
ている。そして、これら電線86,87,88の端末
に、それぞれ、図1に示すようなシガーライタプラグ9
0、ハンズフリーマイク91、スピーカー92といった
電装品が接続されている。
【0034】図3に示されるように、電話機保持部Hに
保持される携帯電話機Tの幅方向と、基板収容部Bに収
容される回路基板80の面方向とは合致しており(図で
は左右方向)、かつ、その方向に電話機保持部Hと基板
収容部Bとが並べられた状態となっている。すなわち、
本体ケース10全体は偏平状をなしている。さらに、前
記電話機保持部Hの一側面(図3では上側側面)と基板
収容部Bの一側面とは面一とされている。すなわち、こ
れらの側面は略同一な平坦面10Fとされている。
【0035】次に、この電話機ホルダーの使用要領を説
明する。
【0036】A)ホルダー設置作業 本体ケース10を車室内の所定箇所(図1の例では
シートSの下部側面)に固定する。このとき、ケース平
坦面10Fを固定面に接触させれば、安定した状態での
ケース設置ができる。
【0037】 回路基板80に接続されている各電装
品を車室内の所定箇所に配設する。具体的には、シガー
ライタプラグ90をシガーライタコンセントに差し込
み、ハンズフリーマイク91及びスピーカー92を運転
席近傍の適当な位置に固定する。これにより、車載バッ
テリーから前記シガーライタプラグ90及び回路基板8
0を介してハンズフリーマイク91及びスピーカー92
に電源が供給されるとともに、ケーブル15を通じてホ
ルダーコネクタ14にも電源供給される状態となる。
【0038】従って、この電話機ホルダーによれば、そ
の本体ケース10を適所に固定するだけの作業で、電話
機保持部Hと基板収容部Bの双方を一度に設置すること
ができ、しかも、その際の特別な配線作業は不要とな
る。また、配線は全て本体ケース10内に収容されてい
るので構造は簡素であり、コンパクトである。
【0039】B)ホルダー設置後の作業 電話機ホルダーに携帯電話機Tを保持させる前の段
階では、図4に示すような仮係止位置に蓋12を仮係止
しておき、係止部材62のラック部63,64から各歯
車部34を解放しておく。従って、この段階では、ねじ
りコイルばね24の弾発力により、内壁本体部30がス
トッパ部29の外側面に当たる回動位置、すなわち、内
壁本体部30の下端部が最も内側に迫る回動位置に各内
壁部材22が保持される状態が形成される。
【0040】 閉位置にある両扉48の上に携帯電話
機Tの尾端を押付け、その押付け力によって両扉48を
開きながら携帯電話機挿入空間内に携帯電話機Tを挿入
し(図7)、その尾端の電話機側コネクタがホルダーコ
ネクタ14の結合部16に結合する位置まで押し込む。
この携帯電話機Tの挿入に伴い、当該携帯電話機Tによ
り各内壁本体部30の下端部がねじりコイルばね24の
弾発力に抗して外側に押し出され(すなわち内壁本体部
30が立直状態に近づく方向に内壁部材22が回動
し)、内壁本体部30の下端部と携帯電話機Tの外面と
が接触する位置(すなわち案内位置)に内壁部材22が
自動的に位置決めされる。
【0041】 突起53aの押圧操作によって撓み片
53を内側に撓ませることにより、その下側被係止孔5
6と上側係止突起59との係合を解除する(すなわち蓋
12の仮係止を解除する)とともに、そのまま蓋12を
押し下げ、上下の被係止孔55,56と上下の係止突起
59,60とを係合させる(すなわち蓋12を本係止位
置に係止する)。これにより、各係止部材62のラック
部63,64が各内壁部材22の歯車部34と噛み合
い、各内壁部材22の回動位置が固定される。従って、
その後携帯電話機Tを本体ケース10から抜き取って
も、各内壁部材22は上記案内位置に保持されたままで
あり、再度携帯電話機Tを挿入する際には、この携帯電
話機Tは各内壁部材22の内壁本体部30に案内されな
がら円滑にホルダーコネクタ14と結合されることにな
る。
【0042】すなわち、この電話機ホルダーでは、蓋1
2を仮係止位置にセットした状態で携帯電話機Tを本体
ケース10内に挿入するだけで、各内壁部材22が自動
的にかつ同時に案内位置にセットされ、その後、蓋12
を本係止位置に移動させるだけで、各内壁部材22の位
置が固定される。この位置調節を行った後は、内壁部材
22の案内によって携帯電話機Tが円滑にホルダーコネ
クタ14に結合され、この結合後は携帯電話機Tが安定
して保持されることとなる。従って、使用する携帯電話
機Tの形状や大きさが変更されても、これに応じて内壁
部材22の位置を変えるだけで対応ができ、常に安定し
た電話機保持ができる。このため、携帯電話機Tの変更
があっても、これに伴って電話機ホルダー全体を交換す
る必要がなく、常時電話機ホルダー及び回路基板80を
車室内の諸定位置にセットしたままの状態で、種々の携
帯電話機Tを電話機ホルダーに保持できることとなる。
【0043】そして、当該携帯電話機Tを本体ケース1
0に差し込んでホルダーコネクタ14と結合した状態で
は、携帯電話機Tに電源が供給されるとともに、携帯電
話機Tが受信した音声信号がホルダーコネクタ14及び
回路基板80を通じてスピーカー92から車室内に出力
され、逆に、ハンズフリーマイク91に吹き込まれた音
声が、回路基板80及びホルダーコネクタ14を通じて
携帯電話機Tから車室外に出力されることとなる。すな
わち、この電話機ホルダーでは、電話機保持部Hに対し
て携帯電話機Tを挿脱する操作だけで、当該携帯電話機
Tと回路基板80との接続及び切離しを簡単に行うこと
が可能となっている。
【0044】なお、前記携帯電話機Tの形状や大きさに
自動対応するための構造は、前記のものに限らない。そ
の他の例を第2の実施の形態として図8(a)(b)に
示す。
【0045】ここでは、携帯電話機Tを左右から挟む位
置に内壁部材22´が配され、各内壁部材22´は、そ
の内側面22aが下方に向かうに従って内側に迫る方向
のテーパー面22aとされた略直角三角形状をなしてい
る。各内壁部材22´の前後両側面には上下一対の突起
22bが形成される一方、本体ケース10の内側面には
左右方向に延びる凹溝66が形成され、これらの凹溝6
6に各突起22bが嵌め込まれることにより、各内壁部
材22´が左右方向にスライド可能となるように本体ケ
ース10に取付けられている。そして、各内壁部材22
´と本体ケース10の内側面との間に圧縮コイルばね6
8が介設されることにより、各内壁部材22´が内側方
向に付勢されている。
【0046】一方、蓋12の縁部には、下方に突出する
左右一対の係止板70が形成され、この係止板70の下
縁部は、複数の係止凹部72が配列された櫛歯状をなし
ている。そして、図8(b)に示すように蓋12が本体
ケース10に装着された状態で、いずれかの係止凹部7
2が内壁部材22の頂部と係合してその位置を固定する
ようになっている。
【0047】この実施の形態においても、図9(a)の
状態で携帯電話機Tを上から挿入すると、この携帯電話
機Tと各内壁部材22´の内側面22aとが当たること
によりこれら内壁部材22´が圧縮コイルばね68の弾
発力に抗して両外側に押し出され、案内位置にセットさ
れる。その後、同図(b)に示すように蓋12を本体ケ
ース10に装着すれば、この蓋12のいずれかの係止凹
部72が内壁部材22´の頂部と係合することによって
当該内壁部材22´が案内位置に固定されることにな
る。
【0048】第3の実施の形態を図10〜図13に基づ
いて説明する。
【0049】前記実施の形態では、内壁部材の位置調節
によって携帯電話機Tの形状や大きさに対応している
が、この実施の形態では、互いに形状等の異なる複数種
(図例では図12(a)〜(c)に示す3種)の携帯電
話機TA,TB,TCにそれぞれ対応する複数種のイン
ナーケース120A,120B,120Cを備え、これ
らインナーケース120A〜120Cのうち、使用する
携帯電話機に対応するものを選択して本体ケース(アウ
ターケース)10に交換可能に挿入することにより、携
帯電話機の変更に対応するようにしている。
【0050】なお、図10では、便宜上、本体ケース1
0全体ではなく、電話機保持部Hを形成している部分の
みを示すが、実際には、前記第1の実施の形態と同様、
本体ケース10は基板収容部Bも一体に有するものとな
っている。
【0051】上記各携帯電話機TA,TB,TCの尾端
には、それぞれ図12(a)〜(c)に示すような互い
に同一の電話機側コネクタ100が配設されている。携
帯電話機TA,TBを比べた場合、両者は外面形状(特
に平面形状)が互いに異なっており、携帯電話機TA,
TCを比べた場合、両者は電話機側コネクタ100の配
設位置が異なっている。
【0052】なお、この実施の形態にかかる構造は、使
用する携帯電話機同士を全て比較してその外面形状のみ
が異なる場合や、外面形状は同一であるがコネクタ配設
位置のみが異なる場合にも適用ができるものである。
【0053】各インナーケース120A,120B,1
20Cの外面形状は、上記電話機保持部Hを形成する本
体ケース10の内側に上方から嵌入可能な形状(図例で
は矩形状)に設定され、本体ケース10にインナーケー
ス120A〜120Cを択一的に装着できるようになっ
ている。図11に示すように、本体ケース10の内側面
には、前記ホルダーコネクタ14の上面とほぼ同一の高
さ位置に段部16が形成され、この段部16に当たるま
でインナーケース120A〜120Cのいずれかを挿入
した状態(装着状態)で、当該インナーケースの上面と
本体ケース10の上面とがほぼ面一となるように、イン
ナーケース120A〜120Cの長さ寸法が設定されて
いる。
【0054】各インナーケース120A,120B,1
20Cには、これを上下に貫通する携帯電話機挿入空間
122A,122B,122Cがそれぞれ形成されてい
る。各携帯電話機挿入空間122A〜122Cの平面視
形状(すなわちインナーケース120A〜120Cの内
面形状)は、これら携帯電話機挿入空間122A,12
2B,122C内にそれぞれ携帯電話機TA,TB,T
Cがほぼすき間なく嵌入できる形状に設定され、この携
帯電話機挿入空間122A,122B,122Cの位置
は、当該空間に携帯電話機TA,TB,TCが挿入され
た状態でその電話機側コネクタ100が本体ケース10
側のホルダーコネクタ14に自動的に結合可能となる形
状に設定されている。
【0055】すなわち、図12(a)〜(c)と図13
(a)〜(c)とを比較参照して明らかなように、イン
ナーケース120A,120B,120Cの上から見た
内面形状(携帯電話機挿入空間122A,122B,1
22Cの平面形状)は、携帯電話機TA,TB,TCを
上から見た外面形状とほぼ同一の形状とされ、かつ、各
携帯電話機TA,TB,TCにおけるコネクタ配設位置
の偏心量に対応して各インナーケース120A,120
B,120Cにおける携帯電話機挿入空間122A,1
22B,122Cの偏心量が設定されている。
【0056】また、各携帯電話機挿入空間122A,1
22B,122Cの入口部分には、携帯電話機TA,T
B,TCの挿入を容易にするための外向きのテーパー面
124A,124B,124Cがそれぞれ形成されてい
る。
【0057】次に、この電話機ホルダーの使用要領を説
明する。
【0058】 本体ケース10の設置要領は、前記第
1の実施の形態で示した要領と全く同等である。
【0059】 インナーケース120A〜120Cの
うちから、使用する携帯電話機に対応するインナーケー
スを選び出し、これを本体ケース10内に挿着する。図
11に示す例では、携帯電話機TAを使用するため、こ
れに対応するインナーケース120Aを本体ケース10
内に挿着する。
【0060】 携帯電話機TAをインナーケース12
0Aの携帯電話機挿入空間122A内に上から挿入す
る。この携帯電話機挿入空間122Aの形状及び位置
は、携帯電話機TAの外面形状及び電話機側コネクタ1
00の配設位置に合わせて設定されているため、上記挿
入作業だけで、特に位置合せを行うことなく、電話機側
コネクタ100とホルダーコネクタ14とを簡単に結合
することができる(図2及び図3の状態)。しかも、こ
の装着状態では、インナーケース120A内に携帯電話
機TAがほぼすき間なく嵌入されているために、インナ
ーケース120Aがきわめて安定して保持されることに
なる。
【0061】 携帯電話機TAに代え、例えば携帯電
話機TBを使用したい場合には、上記本体ケース10か
らインナーケース120Aを抜き取り、これに代えてイ
ンナーケース120Bを本体ケース10内に挿着すれば
よい。この状態で、インナーケース120Bの携帯電話
機挿入空間122B内に携帯電話機TBを挿入すること
により、前記と同様、携帯電話機TBの電話機側コネ
クタ100とホルダーコネクタ14とを簡単に結合する
ことができる。
【0062】従って、この実施の形態でも、回路基板8
0を収容する本体ケース10は自動車の車室等に据付け
たまま、この本体ケース10に対してインナーケース1
20A〜120Cのみを挿脱することにより、複数種の
携帯電話機TA〜TCについて共通使用することができ
る。
【0063】なお、このようなインナーケースを使用す
る場合、その挿着構造等は適宜設定すればよい。例え
ば、第4の実施の形態として図14に示すように、本体
ケース10に横向きに開口するインナーケース挿入空間
18を形成し、このインナーケース挿入空間18内に、
縦向きの携帯電話機挿入空間122をもつインナーケー
ス120を側方から挿着するように構成してもよい。
【0064】また、インナーケース120A〜120C
内には、必ずしもその全領域にわたって携帯電話機TA
〜TCがすき間なく挿入されなくてもよく、一部に比較
的大きなすきまがあっても結果的にインナーケースに携
帯電話機が安定して保持されればよい。
【0065】例えば、図15に示す第5の実施の形態で
は、インナーケース120の内面形状が携帯電話機Tの
挿入方向(図では上下方向)全域にわたって均一である
のに対し、携帯電話機Tはその下端部断面が上端部断面
よりも大きな形状となっており、携帯電話機Tの下端部
はインナーケース120内にほぼすき間なく嵌入されて
いるのに対し、携帯電話機Tの上端部外面とインナーケ
ース120の上端部内面との間には比較的大きなすき間
126が残されているが、携帯電話機下端部の嵌入によ
って携帯電話機Tがインナーケース120に安定して保
持されていれば差し支えはない。また、第6の実施の形
態として図16に示すように、インナーケース120の
内面の特定個所に内側に膨出する膨出部127を形成
し、この膨出部127でのみ、その内側に携帯電話機T
がほぼすき間なく嵌合される(すなわち、膨出部127
以外の領域ですき間126が残される)ようにしてもよ
い。
【0066】その他、本発明は例えば次のような実施の
形態をとることも可能である。
【0067】(1) 前記第1の実施の形態では、内壁部材
22の位置が携帯電話機Tの挿入によって自動調節され
るものを示したが、当該位置調節を手動で行うようにし
てもよい。例えば、前記図9に示した構造において、圧
縮コイルばね68を省略して内壁部材22´が自由に動
けるようにし、その代わりに、内壁部材22´を任意の
位置で固定するねじ部材等を備えるようにすれば、この
ねじ部材等を緩めた状態で携帯電話機を挿入した後、こ
の携帯電話機と略当接するまで内壁部材22´を移動さ
せてからその位置をねじ部材で固定することにより、内
壁部材22´の位置調節を行うことができる。
【0068】(2) 前記第1の実施の形態では、電話機保
持部Hに保持される携帯電話機Tの幅方向と回路基板8
0の面方向とが合致する向きで電話機保持部Hと基板収
容部Bとを回路基板80の面方向に並べたものを示した
が、例えば電話機保持部Hと回路基板80とを携帯電話
機Tの厚み方向及び回路基板80の厚み方向に重ねるよ
うにしてもよい。ただし、前記第1の実施の形態で示す
ようなレイアウトにすれば、ホルダー全体を偏平にする
ことができ、車室内等の狭い箇所にも不都合なく設置が
できる利点がある。
【0069】(3) 前記各実施形態では、単一の本体ケー
ス10に電話機保持部Hと基板収容部Bとを形成したも
の(すなわち両部H,Bを一体に形成したもの)を示し
たが、電話機保持部Hのケースと基板収容部Bのケース
とを別部材にして両者をネジ等で連結するようにしても
よい。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明は、携帯電話機が挿
入可能な空間を有し、この空間に携帯電話機が挿入され
た状態で当該携帯電話機と結合可能な位置にホルダーコ
ネクタが設けられ、この結合状態で携帯電話機を保持す
る電話機保持部と、前記ホルダーコネクタと電装品とを
電気的に接続する回路基板を収容する基板収容部とを一
体に結合したものであるので、従来のように電話機ホル
ダーと回路基板とを個別に設置する場合に比べ、設置作
業を簡単にし、また配線構造の簡略化及びコンパクト化
ができる一方、使用者が行う操作も簡略化して使い勝手
を向上させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる電話機ホル
ダーの使用状態を示す斜視図である。
【図2】上記電話機ホルダーの一部断面正面図である。
【図3】上記電話機ホルダーの一部断面平面図である。
【図4】上記電話機ホルダーにおいて蓋が仮係止位置に
仮係止されている状態を示す断面斜視図である。
【図5】上記電話機ホルダーにおいて蓋が本係止位置に
本係止されている状態を示す断面斜視図である。
【図6】上記電話機ホルダーに設けられる内壁ユニット
の分解斜視図である。
【図7】上記電話機ホルダーのケース内に携帯電話機を
挿入し始めた状態を示す断面斜視図である。
【図8】上記電話機ホルダーのケース内に携帯電話機を
挿入し終えた状態を示す断面斜視図である。
【図9】(a)は本発明の第2の実施の形態にかかる電
話機ホルダーにおいて携帯電話機を挿入する前の状態を
示す断面正面図、(b)は携帯電話機を挿入した後の状
態を示す断面斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態にかかる電話機ホ
ルダーにおいてインナーケース内に携帯電話機を挿入す
る前の状態を示す斜視図である。
【図11】図10の電話機ホルダーにおいてインナーケ
ース内に携帯電話機を挿入した状態を示す断面正面図で
ある。
【図12】(a)〜(c)は図10の電話機ホルダーが
共通して使用される携帯電話機の底面図である。
【図13】(a)〜(c)は図10の電話機ホルダーの
アウターケース内にそれぞれ互いに異なるインナーケー
スが挿着された状態を示す平面図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態にかかる電話機ホ
ルダーの斜視図である。
【図15】本発明の第5の実施の形態にかかる電話機ホ
ルダーの断面図である。
【図16】本発明の第6の実施の形態にかかる電話機ホ
ルダーの断面図である。
【図17】従来の携帯電話機を用いた通信システムの一
例を示す斜視図である。
【符号の説明】
B 基板収容部 H 電話機保持部 T,TA,TB,TC 携帯電話機 10 本体ケース 10F 平坦面 14 ホルダーコネクタ 22,22´ 内壁部材 24 ねじりコイルばね(付勢手段) 34 歯車部 55,56 被係止孔 59,60 係止突起(仮係止部及び本係止部) 62 係止部材(係止手段) 63,64 ラック部 80 回路基板 90 シガーライタプラグ(電装品) 91 ハンズフリーマイク(電装品) 92 スピーカー(電装品) 100 電話機側コネクタ 120A,120B,120C インナーケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日浦 靖博 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 田中 徹児 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 杉本 雅司 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 境 茂樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 堤 祐一郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 佐藤 信一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 (72)発明者 光田 良一 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機が挿入可能な空間を有し、こ
    の空間に携帯電話機が挿入された状態で当該携帯電話機
    と結合可能な位置にホルダーコネクタが設けられ、この
    結合状態で携帯電話機を保持する電話機保持部と、前記
    ホルダーコネクタと電装品とを電気的に接続する回路基
    板を収容する基板収容部とを一体に結合したことを特徴
    とする電話機ホルダー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電話機ホルダーにおい
    て、全体が一体成形された本体ケースを備え、かつ、こ
    の本体ケースに上記電話機保持部と基板収容部とを形成
    したことを特徴とする電話機ホルダー。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電話機ホルダー
    において、前記電話機保持部に保持される携帯電話機の
    幅方向と前記基板収容部に収容される回路基板の面方向
    とが合致する向きで、これら電話機保持部と基板収容部
    とを回路基板の面方向に並べて結合したことを特徴とす
    る電話機ホルダー。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電話機ホルダーにおい
    て、前記電話機収容部の少なくとも一方の側面と前記基
    板収容部の少なくとも一方の側面とを略同一の平坦面と
    したことを特徴とする電話機ホルダー。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の電話機ホルダー
    において、前記ホルダーコネクタと前記基板収容部に収
    容される回路基板とを接続する配線を携帯電話機の挿入
    口と反対側の位置に配したことを特徴とする電話機ホル
    ダー。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、前記電話機収容部に、上記携帯電話
    機挿入空間に挿入される携帯電話機に対して接離する方
    向に移動可能な内壁部材と、この内壁部材の位置を固定
    する位置固定手段とを設け、この内壁部材が携帯電話機
    と接触もしくは略接触する状態で当該内壁部材が携帯電
    話機を前記ホルダーコネクタとの結合位置へ案内するよ
    うに構成したことを特徴とする電話機ホルダー。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の電話機ホルダーにおい
    て、前記電話機収容部に、前記内壁部材を内側方向に付
    勢する付勢手段と、上記内壁部材を任意の位置に係止す
    る係止手段とを設け、上記携帯電話機挿入空間内に携帯
    電話機が挿入される際に当該携帯電話機により上記内壁
    部材が上記付勢手段の付勢力に抗して外側に押し出さ
    れ、その押し出された位置で上記係止手段により係止さ
    れ得るように構成したことを特徴とする電話機ホルダ
    ー。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかに記載の電話機
    ホルダーにおいて、前記電話機保持部を、上記各携帯電
    話機に対応して具備された複数種のインナーケースと、
    上記ホルダーコネクタが固定され、内側に上記各インナ
    ーケースが択一的にかつ着脱可能に装着されるアウター
    ケースとに分割し、各インナーケースの内面形状を、そ
    の内側に当該インナーケースに対応する携帯電話機が挿
    入されることにより当該携帯電話機がインナーケースに
    保持される形状とし、かつ、この挿入状態で当該携帯電
    話機の電話機側コネクタが上記ホルダーコネクタと結合
    可能となるように各インナーケースの内面位置を設定し
    たことを特徴とする電話機ホルダー。
JP33595997A 1997-12-05 1997-12-05 電話機ホルダー Withdrawn JPH11168538A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004072601A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Pioneer Electronic Corp 電子機器保護ケース
JP2015521555A (ja) * 2012-06-15 2015-07-30 デルファイ・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 装備内における移動機器の自動化された装置
KR20220001822A (ko) * 2020-06-30 2022-01-06 박용택 차량에서의 Mission-critical push to talk 운용을 위한 콘솔 내장형 다기능 확장 카킷

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