JPH11168158A - 半導体電力変換装置 - Google Patents

半導体電力変換装置

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Publication number
JPH11168158A
JPH11168158A JP33445697A JP33445697A JPH11168158A JP H11168158 A JPH11168158 A JP H11168158A JP 33445697 A JP33445697 A JP 33445697A JP 33445697 A JP33445697 A JP 33445697A JP H11168158 A JPH11168158 A JP H11168158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring board
heat
semiconductor element
semiconductor
cooling fin
Prior art date
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Pending
Application number
JP33445697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
弘 山本
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体電力変換装置に関し、冷却フィンを大
型化させることなく半導体素子の温度上昇を効率的に低
減できるようにする。 【解決手段】 半導体素子1の端子側に配線基板2が取
り付けてあり、ベース側には冷却フィン4が取り付けて
ある。配線基板2は、例えば銅の薄板を用いて表面積を
大きく作製した複数の配線導体2a、2b、2cから成
る。装置内にはファン3によって空気の流れが形成され
ている。半導体素子1内で発生した熱は冷却フィン4に
伝導すると共に、配線基板2にも伝導する。冷却フィン
4に伝導する熱は冷却フィン4中を流れる空気によって
放散され、配線基板2に伝導する熱は配線基板2側を流
れる空気によって放散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体電力変換装
置、特に冷却性能を向上させた半導体電力変換装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体電力変換装置は、電力変換
用の半導体素子の端子側に配線基板が取り付けてあり、
ベース側に冷却フィンが取り付けてある。この冷却フィ
ンには接続部材を介してファンが取り付けてある。配線
基板から半導体素子に電力を供給すると、半導体素子は
電力変換を行い、その際に発熱する。半導体素子内で発
生したこの熱は冷却フィンに伝導する。一方、回転する
ファンは、冷却フィン−接続部材−ファンを結ぶ方向に
空気の流れを形成している。冷却フィン内には、ファン
に向かって常時空気が流れている。この冷却フィン内を
流れる空気が冷却フィンに伝導した半導体素子の熱を放
散させることにより、発熱源である半導体素子が冷却さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の半導体電力変換装置は、半導体素子のベース側に取り
付けた冷却フィンによって半導体素子を冷却している。
したがって、冷却能力を大きくするには冷却フィンを大
きくする必要がある。しかし、冷却フィン上のある点の
冷却能力は発熱源からの距離に反比例するから、冷却フ
ィンを一定の大きさ以上に大きくしても冷却能力は向上
しない。その結果、冷却フィンの有効な大きさは自ずと
決まってしまうから、冷却フィンの冷却能力にも限界が
ある。したがって、従来の半導体電力変換装置には冷却
性能に限界があるという課題があった。
【0004】この発明は、上記の課題を解決するために
なされたものであり、冷却フィンを大きくすることな
く、冷却性能を向上させることのできる半導体電力変換
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係る半導体電力変換装置は次のように
構成する。
【0006】(1)半導体素子と、前記半導体素子の底
面に接して取り付けられ、前記半導体素子が発生させる
熱を放散させる冷却体と、前記半導体素子の端子に取り
付けられ、前記半導体素子が発生させる熱を放散させる
放熱能を有する配線導体とを備えるように構成する。
【0007】(2)前記冷却体および前記配線導体から
離間した位置に、装置内に空気の流れを形成するファン
を設けるように構成する。
【0008】(3)前記配線導体の表面積を大きく形成
するように構成する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の一形態を説明する。
【0010】図1はこの発明の実施の一形態による半導
体電力変換装置の斜視図であり、図2は図1の側面図で
ある。電力変換用の半導体素子1の端子側に配線基板2
が取り付けてあり、ベース側には冷却フィン(冷却体)
4が取り付けてある。半導体素子1としては、例えばI
GBT(絶縁ゲートバイポーラ型トランジスタ)モジュ
ールなどを用いる。図1は8個の半導体素子1を搭載し
た例を示している。配線基板2は、例えば銅の薄板を用
いて表面積を大きく作製した複数の配線導体から成る。
図1および図2は、配線基板2が3個の配線導体2a、
2bおよび2cから成る例を示している。ファン3は、
冷却フィン4から離間した位置に設ける。図1はファン
3を2個設けた例を示している。
【0011】次に図1および図2に示すこの発明の実施
の一形態による半導体電力変換装置の動作を説明する。
【0012】ファン3が回転すると図2中に矢印で示す
空気の流れが形成される。この空気の流れは冷却フィン
4中だけでなく、配線基板2側にも形成される。一方、
配線基板2から電力を供給された半導体素子1は電力変
換を行い、その際に発熱する。半導体素子1内で発生し
た熱は冷却フィン4に伝導すると共に、配線基板2にも
伝導する。冷却フィン4に伝導する熱は冷却フィン4中
を流れる空気によって放散され、配線基板2に伝導する
熱は配線基板2側を流れる空気によって放散される。こ
のように、この発明の実施の一形態による半導体電力変
換装置では、半導体素子1が発生する熱を冷却フィン4
および配線基板2の双方によって放散させることができ
るから、発熱源である半導体素子1を効率的に冷却する
ことができる。
【0013】図3はこの発明の実施の一形態による半導
体電力変換装置における放熱経路の詳細を示す図であ
る。図3において、半導体素子1はモジュール構造を有
する。このモジュールは、モジュールベース7、このモ
ジュールベース7上にマウントされたIGBT(絶縁ゲ
ートバイポーラ型トランジスタ)6およびモジュール端
子8a、8b、IGBT6とモジュール端子8a、8b
とを電気的に接続するボンディングワイア9a、9b、
並びにこれらの部品を封止するモジュールケース10か
ら成る。半導体素子1のモジュールベース7側には冷却
フィン4を取り付け、端子側には配線基板2を取り付け
る。冷却フィン4は、例えばアルミニウム製の多数のフ
ィンを空気の流れを妨げないように配置して作製する。
一方、配線基板2は、例えば銅の薄板を用いて表面積を
大きく作製した複数の配線導体2d、2eから成る。こ
の配線導体2d、2eは、ビス11a、11bによって
モジュール端子8a、8bと接続されている。
【0014】次に図3を用いて、この発明の実施の一形
態による半導体電力変換装置における放熱の様子を説明
する。
【0015】IGBT6から発生する熱はモジュールベ
ース7に伝導する。モジュールベース7に伝導した熱
は、2つの経路に分かれて伝導する。一方はモジュール
ベース7に接する冷却フィン4に伝導し、他方はモジュ
ール端子8a、8b中を通り、配線導体2d、2eに伝
導する。冷却フィン4の中および配線導体2d、2eの
周辺には空気が流れているから、冷却フィン4および配
線導体2d、2eに伝導する熱はこの空気の流れによっ
て放散される。
【0016】以上のように、この発明の実施の一形態に
よれば、半導体電力変換装置において、半導体素子1が
発生する熱を冷却フィン4および配線基板2の双方によ
って放散させることができるから、冷却フィン4を大型
化させることなく、したがって装置全体の大きさを変え
ることなく、発熱源である半導体素子1の温度上昇を効
率的に低減することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、半導
体電力変換装置において、半導体素子から発生する熱を
冷却フィンおよび配線基板の双方によって放散させるこ
とができるから、冷却フィンを大型化させることなく、
したがって装置全体の大きさを変えることなく、発熱源
である半導体素子の温度上昇を効率的に低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態による半導体電力変換
装置の斜視図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】この発明の実施の一形態による半導体電力変換
装置における放熱経路の詳細を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体素子 2 配線基板 3 ファン 4 冷却フィン 2a、2b、2c 配線導体 6 IGBT 7 モジュールベース 8a、8b モジュール端子 9a、9b ボンディングワイア 10 モジュールケース 11a、11b ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子と、 前記半導体素子の底面に接して取り付けられ、前記半導
    体素子から発生する熱を放散させる冷却体と、 前記半導体素子の端子に取り付けられ、前記半導体素子
    から発生する熱を放散させる放熱能を有する配線導体と
    を備えた半導体電力変換装置。
  2. 【請求項2】 前記冷却体および前記配線導体から離間
    した位置に、装置内に空気の流れを形成するファンを設
    けた請求項1記載の半導体電力変換装置。
  3. 【請求項3】 前記配線導体の表面積を大きく形成した
    請求項1または2記載の半導体電力変換装置。
JP33445697A 1997-12-04 1997-12-04 半導体電力変換装置 Pending JPH11168158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33445697A JPH11168158A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 半導体電力変換装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP33445697A JPH11168158A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 半導体電力変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11168158A true JPH11168158A (ja) 1999-06-22

Family

ID=18277598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33445697A Pending JPH11168158A (ja) 1997-12-04 1997-12-04 半導体電力変換装置

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JP (1) JPH11168158A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012023799A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電力変換装置
WO2015133755A1 (ko) * 2014-03-03 2015-09-11 주식회사 루비 열교환형 전력소자 모듈을 사용한 전력 변환장치

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