JPH11167590A - Ecメディアとerpパッケージとの間の連携処理を行うシステム - Google Patents

Ecメディアとerpパッケージとの間の連携処理を行うシステム

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JPH11167590A
JPH11167590A JP33135197A JP33135197A JPH11167590A JP H11167590 A JPH11167590 A JP H11167590A JP 33135197 A JP33135197 A JP 33135197A JP 33135197 A JP33135197 A JP 33135197A JP H11167590 A JPH11167590 A JP H11167590A
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erp
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JP33135197A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Shiina
洋充 椎名
Naoki Takahashi
直紀 高橋
Sadato Kanai
貞人 金井
Takahiro Katayanagi
隆弘 片柳
Fumio Yokoyama
文男 横山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 企業間ECプロバイダなどECメディアとE
RPパッケージとの間の連携処理を行う連携処理システ
ムを設けることによつてERPパッケージの統合環境を
維持したままECメディアが提供するサービスを利用す
る。 【解決手段】 ERP監視部18は、ERPパッケージ
システム3が管理する統合DB31のデータのうちEC
メディア1のサービスに関連するデータの状態を監視す
る。EC連携処理部16は、ERP監視部18からの通
知によりこのデータを読み込んでEC連携情報DB13
に退避し、ERPパッケージシステム3がこのデータを
アクセスしないようロックする。この関連データに基づ
いてECメディア1のサービスを利用し、サービスの結
果データを受け取ったとき、ロックした関連データを更
新してこの関連データに関するERPパッケージシステ
ム3の処理を再開させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、企業間の取引処理
に関するサービスを行うEC(Electronic
Commerce)メディアと、企業内の業務全体を統
合管理し運用するERP(Enterprise Re
source Planning)パッケージとに係わ
り、特にECメディアとERPパッケージとの間に介在
してERPパッケージが扱う情報のうちECサービスに
関連する情報を検出してECメディアの提供するサービ
スを起動する連携処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを介して企業間で情報の送
受信を行う方法としてEDI(Electronic
Data Interchange)が知られている。
EDIルールに従って企業間のデータ伝送を行う方法と
して、EDI標準データを企業内の固有データに変換す
る方法がある。例えば特開平6−19756号公報は、
企業内のデータをEDI標準のフォーマットへデータ変
換して送信し、また受信したEDI標準データを企業内
のフォーマットに変換することによってネットワークを
介する企業間の情報交換を行う方式を開示する。
【0003】また企業間ECプロバイダは、企業間の取
引処理に関する種々のサービスを提供しており、多くの
企業がECプロバイダに加入してこれらのサービスを利
用している。また複数の企業がデータベース上の設計情
報や部品情報を共有するよう構成されたCALS(Co
mmerce At Light Speed)を利用
することによって、製品を短期間に安いコストで製作す
ることが可能である。
【0004】一方ERPパッケージソフトウェアは、統
合データベースを管理し、生産、販売、会計など企業の
業務全般に亘って業務アプリケーションプログラムが連
携して実行されるよう運用する。例えば中村実及び他著
の「SAP革命」(日本能率協会マネジメントセンタ
ー、1997.3.25、p.61)によれば、統合デ
ータベースを介して財務会計、購買在庫管理、生産管
理、管理会計、人事管理販売管理のアプリケーションプ
ログラムが連携して実行され、企業内の業務の遂行を統
合された環境のもとに実施することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなECプロ
バイダが提供するサービスやCALSなどネットワーク
上に構築された企業間の取引処理に関するサービスを利
用し、かつ企業内でERPパッケージを基盤とする企業
活動を行う場合に、ERPパッケージは統合されたデー
タベースを基にして関連する業務アプリケーションが互
いに連携しながら処理を進めるために不都合が生じる。
例えば外部のECプロバイダから受信したデータを単に
フォーマット変換してERPパッケージソフトに転送す
ると、ERPパッケージソフトは変換されたデータを基
にして業務アプリケーションが連携しながら処理を進
め、受注、出荷、納入、売掛計上、請求、回収、決済、
会計、決算と企業活動の最後の処理まで完了してしま
う。すなわちERPパッケージソフトによる業務処理の
流れとは別に、CALSやECプロバイダのようなEC
メディアと情報の交換をした後に次の業務処理へ進むべ
きところをERPパッケージソフト内で定義された業務
処理の流れに従って処理を進めるために外部のサービス
による処理と連携できない。
【0006】本発明の目的は、上記問題点を解決するこ
とにあり、ERPパッケージソフトを変更することなく
ECメディアの行うサービスとERPパッケージシステ
ムの行う処理とを連携させる連携処理システムを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ECメディア
とERPパッケージとの間に介在してERPパッケージ
が扱う情報のうちECサービスに関連する情報を検出し
てECメディアの提供するサービスを起動する連携処理
システムであって、ERPパッケージが管理するデータ
ベースのデータのうちサービスに関連するデータの状態
を監視する手段と、この関連するデータを読み込み、関
連するデータがERPパッケージシステム内でアクセス
されないようにロックすることによって関連するデータ
に関するERPパッケージの処理を中断し、関連するデ
ータに基づいてサービスを実行せしめ、サービスの結果
データを受け取った後にこの結果データに基づいてロッ
クされた関連するデータを更新することによって関連す
るデータに関するERPパッケージの処理を再開する処
理手段とを有する連携処理を行うシステムを特徴とす
る。
【0008】また本発明は、上記連携処理システムの処
理手順をコンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に実体
化したコンピュータ・プログラムを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態について
図面を用いて説明する。
【0010】図1は、本実施形態の情報システムの全体
の構成を示す図である。システムはECメディア1、企
業内情報システム4及び両者を接続する情報伝送メディ
ア9から構成される。ECメディア1は、企業活動を行
うためのサービスを提供するメディアであり、業界VA
N(Value added Network)、電子
モール、企業間の取引に関するサービスを提供する企業
間ECプロバイダ、消費者と企業との取引に関するサー
ビスを提供する企業消費者間ECプロバイダ、業界CA
LS、他社の情報システムなどを含む。ECメディア1
に含まれる各々のメディアは、サーバ、端末装置及び固
有のネットワークを有する情報システムである。情報伝
送メディア9は、公衆回線網、専用線網、CATV網、
無線通信網、衛星通信網、インターネットなどを含むネ
ットワークの総称である。
【0011】企業内情報システム4は、ERPパッケー
ジシステム3とECERP連携システム2を含む。ER
Pパッケージシステム3の中のERPパッケージは、企
業の情報を統合データベースで管理し、業務アプリケー
ションと連携させることによって研究開発、設計、購
買、生産、物流、販売、原価管理、会計、環境管理、人
事労務などの業務全体を統合管理運用するパッケージソ
フトウエアであり、ERPパッケージシステム3はER
Pパッケージを実行するための計算機システムである。
ここでERPパッケージは、特にECメディア1を考慮
しない従来型のERPパッケージとする。ECERP連
携システム2は、ERPパッケージシステム3と情報伝
送メディア9を介するECメディア1とを接続し、EC
メディア1のサービスを利用しながらERPパッケージ
システム3の処理を進めるように両者の連携処理を行う
計算機システムである。ECERP連携システム2のハ
ードウェアは、パソコン、ワークステーション、メイン
フレームなど連携処理を行うサーバとなる計算機、記憶
装置及び情報伝送メディア9、ERPパッケージシステ
ム3と通信を行うための通信装置を有する。またERP
パッケージシステム3のハードウェアは、アプリケーシ
ョンサーバ及びデータベースサーバとなる計算機、デー
タベースを格納する記憶装置、アプリケーションサーバ
及びデータベースサーバと通信するクライアント計算
機、サーバ計算機とクライアントとを接続するLAN等
のネットワーク及びECERP連携システム2、クライ
アントと通信するための通信装置を有する。
【0012】図2は、ECERP連携システム2を展開
して示すECERP連携システム2の構成図である。当
該企業はECメディア1に加入している会員であり、会
員情報データベース(DB)11は、ECメディア1と
通信を開始するために必要な会員情報を格納するデータ
ベースである。利用サービスデータベース(DB)12
は、取引相手の企業と相手企業の利用しているサービス
など利用サービスに関する情報を格納するデータベース
である。EC連携情報DB13は、ERPパッケージシ
ステム3とECメディア1との間の連携処理を行うため
に必要な情報を蓄積するデータベースである。会員情報
登録部14は、ECメディア1へ加入するためのデータ
をECメディア1へ送信し、ECメディア1から取得し
た会員情報を会員情報DB11に登録するプログラムで
ある。利用サービス管理部15は、取引相手企業と利用
サービスに関する情報を利用サービスDB12に格納す
るプログラムである。ERPパッケージシステム3は、
ERPパッケージが管理する統合DB31を有する。E
RP監視部18は、統合DB31の中でECメディア1
のサービスに関連するデータの状態、ERPパッケージ
システム3のアプリケーションプログラムの処理実行状
態などを監視するプログラムである。ERP制御部19
は、統合DB31へのアクセス、アプリケーションプロ
グラムの実行制御などの制御を行うプログラムである。
EC連携処理部16は、ERP監視部18からECメデ
ィア1のサービスを介入させるタイミングで通知を受け
たとき、利用サービスDB12から取得した相手企業と
利用サービスに基づいてERP制御部19を介して統合
DB31上の関連するデータをロックし、関連するデー
タを取得してEC連携情報DB13に蓄積し、情報伝送
メディア9を介してECメディア1へデータを送信した
りECメディア1からデータを受信してERP制御部1
9を介して統合DB31を更新するなど必要な連携処理
を行うプログラムである。伝送情報22は、EC連携処
理部16とECメディア1との間に送受信される情報を
示す。ECメディア1が提供するサービスであってEC
連携処理部16が連携処理を行うサービスとして、ネッ
ティング・サービス、振込サービス、公開商取引サービ
ス、企業・製品情報提供サービスなどがある。EC連携
処理部16の介入を必要としないERPパッケージシス
テム3とECメディア1との間の単純なデータの送受信
は、ERP送受信部20及び情報変換部17が行う。E
RP送受信部20は、ERPパッケージシステム3から
必要なデータを取得して情報変換部17に渡し、情報変
換部17がECメディア1の扱うデータ形式に変換して
ECメディア1へ送信する。またECメディア1から受
け取ったデータをERPパッケージシステム3の扱うデ
ータ形式に変換し、ERP送受信部20を介してERP
パッケージシステム3に渡す。情報変換部17が扱う対
象情報としては、従来型のEDIデータ、音声情報、図
面情報、CAD情報、映像情報などがある。
【0013】ECメディア通信部21は、情報伝送メデ
ィア9とEC連携処理部16、会員情報登録部14、情
報変換部17との間に介入するハードウェア/ソフトウ
ェアであり、情報伝送メディア9を介するECメディア
1とECERP連携システム2との間の通信を制御し、
情報伝送メディア9に含まれる各種の通信網とのインタ
フェースに基づいて情報の変換を行う。またECメディ
ア1に含まれる各プロバイダのインタフェースに基づい
て情報の変換を行う。さらにECメディア通信部21
は、ECメディア1の各サーバとのログイン/ログアウ
ト、認証処理を行い、EC利用状況管理を行う。EC利
用状況管理は、ECメディア1との送受信の状況、利用
状況などを管理し、ECメディア1との送受信の履歴、
利用金額など利用状況を図示しない記憶装置に蓄積す
る。この他にECメディア通信部21は、暗号処理を行
ったり、ECメディア1に対して定期的に情報を取りに
行くなどのエージェント処理を行うエージェント機能を
追加することも可能である。
【0014】なお上記EC連携処理部16、ERP監視
部18及びERP制御部19のプログラムを記憶媒体に
格納し、図示しない駆動装置を介してECERP連携シ
ステム2の計算機の主記憶装置に読み込んで実行するこ
とが可能である。
【0015】図3は、会員情報登録部14の処理の流れ
を示すフローチャートである。いずれかのECメディア
に加入したい企業の担当者が図示しない入力装置を介し
て企業名、住所、電話番号、代表者氏名、利用したいサ
ービス名など必要なデータを入力すると、会員情報登録
部14はこのデータを受け取り(ステップ41)、EC
メディア通信部21及び情報伝送メディア9を介して当
該ECメディア1へ送信する(ステップ42)。当該E
Cメディア1が入会を受け付けて会員のID番号を発行
し、会員情報登録部14はECメディア通信部21を介
してこのID番号を受信し(ステップ43)、会員情報
DB11に登録保存する(ステップ44)。さらに当該
ECメディア1が発行した暗号キーを受信し(ステップ
45)、会員情報DB11に登録保存する(ステップ4
6)。複数のECメディアに加入する場合には、上記の
処理を各ECメディアごとに行う。
【0016】図4は、利用サービスDB12のデータ例
を示す図である。利用サービスDB12は、取引相手企
業ごとに利用するECメディア1の名称と、利用するサ
ービス名又はサービスの種別を登録する。企業名は相手
企業の識別子である。
【0017】担当者が図示しない入力装置を介して取引
相手企業、利用するECメディア名、サービス名などを
入力すると、利用サービス管理部15は、これらの情報
を利用サービスDB12に登録する。
【0018】図5は、ERPパッケージシステム3内に
含まれる統合DB31の中で月次支払一覧のデータ例を
示す図である。図5(a)は、月次の締めの結果として
取引先への支払いについて情報を示すテーブルである。
各レコードは、支払先企業、支払金額、支払日及び支払
の状態の各データ項目より構成される。状態は支払いが
完了したかまだ支払っていないかの状態を示す。この他
の月次の締めとして、売掛けに基づく月次回収一覧や棚
卸に基づく在庫一覧など企業活動に係わる様々な締めが
ある。また企業間の契約により、月次の締め以外に週
次、日次又は隔月などで締めを行ってもよい。図5
(b)は、図5(a)の月次支払一覧表中のA社とB社
についてネッティング処理を行った結果を反映した一覧
表であり、支払先A社及びB社についてのレコードが支
払先としてECメディアについてのレコードに置き換え
られている。図5(c)は、図5(b)の一覧表につい
て支払が完了したときの一覧表であり、支払先ECメデ
ィアについてのレコードが削除されて支払先A社及びB
社についてのレコードに置き換えられ、支払の状態が
「支払済」に更新されたときの一覧表を示す。
【0019】図6は、EC連携情報DB13の中でネッ
ティング対象企業月次支払一覧のデータ例を示す図であ
る。図6(a)は、統合DB31内の月次支払一覧の中
でネッティング対象企業の支払レコードが抽出され登録
されたものを示す。図6(b)は、列挙されている支払
先企業の支払が終了し、図6(a)の支払の状態の項目
が「支払済」に更新されたときの一覧表を示す。
【0020】図7は、EC連携処理部16がECメディ
ア通信部21と情報伝送メディア9を介してECメディ
ア1との間に送受信する伝送情報22のうち、ネッティ
ング・サービスに関して送受信されるデータ例を示す図
である。図7(a)は、EC連携処理部16からECメ
ディア1へ送信されるネッティング登録情報である。各
レコードは、支払元企業、支払先企業及び支払金額より
成る。図7(b)は、EC連携処理部16がECメディ
ア1から受信する情報であり、図7(a)に関するネッ
ティング結果を示す。ネッティングの結果としてX社か
らA社への支払及びX社からB社への支払がX社からE
Cメディアへの支払に置換されている。ここでX社は、
企業内情報システム4を有し、ECERP連携システム
2による処理をしている企業を指す。なおネッティング
結果が受取となる場合には、支払元企業がECメディ
ア、支払先企業がX社となる。
【0021】図8a〜図8cは、EC連携処理部16の
処理を中心とする処理の流れを示すフローチャートであ
る。ここではECメディアが提供するサービスの1つで
あるネッティング・サービスを例として取り上げ、ER
P監視部18、ERP制御部19、ECメディア通信部
21、ERPパッケージシステム3及びECメディア1
の処理に言及しながらEC連携処理部16の処理手順に
ついて説明する。ERPパッケージシステム3は、購買
業務の結果および購入先からの請求などにより当月の月
次支払いを確定し、統合DB31中に図5(a)に示す
ような月次支払一覧を作成する(ステップ51)。ER
P監視部18は月次支払レコードが追加されたことを検
出し、EC連携処理部16に通知する(ステップ5
2)。なおERP監視部18は、一般にECメディア1
のサービスに関連するデータまたはレコードについて追
加、削除、更新が行われたり、関連するレコード内のフ
ラグの状態が変化したことを監視する。ERP監視部1
8は追加された支払レコード中の支払先企業の名称を読
み取ってEC連携処理部16に渡すので、EC連携処理
部16は、利用サービスDB12を参照して「利用サー
ビス」の列からネッティング・サービスを利用している
企業名を抽出する(ステップ53)。なおステップ53
の処理の代わりに、ステップ52でERP監視部18が
利用サービスDB12を参照してネッティング・サービ
スを利用している企業の月次支払レコードを監視するよ
うにしてもよい。図4の例ではA社とB社がネッティン
グ・サービスを利用している。もし該当するネッティン
グ対象企業がなければ、EC連携処理部16の処理を終
了する。次にEC連携処理部16は、統合DB31の月
次支払一覧のうちネッティング対象企業に関するレコー
ドがアクセスされないようにロックする処理を行う(ス
テップ54)。
【0022】図8cは、ロック処理の一例を示すフロー
チャートである。EC連携処理部16は、ERP制御部
19を介して統合DB31中の月次支払一覧の中からネ
ッティング対象企業のレコードを読み込み(ステップ8
1)、EC連携情報DB13内にこれらのレコードを登
録する(ステップ82)。その結果として、EC連携情
報DB13中に図6(a)に示すような一覧表が作成さ
れる。次にERP制御部19を介して統合DB31中の
月次支払一覧の中からネッティング対象企業のレコード
を削除する(ステップ83)。ステップ83で統合DB
31中のネッティング対象企業の支払レコードを削除す
る前にステップ82でこれらの支払レコードをEC連携
情報DB13に退避し、後に退避した支払レコードを更
新した後に統合DB31に復帰させる。なおERPパッ
ケージシステム3が月次の支払の確定をすると、その後
に支払い処理(銀行での精算処理)を行う。この支払い
処理の結果とネッティング処理の結果が異なることがあ
る。ここではネッティング対象企業についてはネッティ
ング処理を優先するものとし、ネッティング処理が終了
するまでネッティング対象企業の支払レコードについて
ERPパッケージシステム3の処理を中断するためにロ
ック処理を行っている。
【0023】次に図8aに戻りEC連携処理部16は、
EC連携情報DB13からネッティング対象企業月次支
払一覧を読み込み(ステップ55)、図7(a)に示す
ようなネッティング登録情報を作成する(ステップ5
6)。次にECメディア通信部21を介してネッティン
グ・サービスを提供するECメディア1へログインし
(ステップ57)、ECメディア通信部21が会員情報
DB11の情報を参照して認証処理を行い(ステップ5
8)、作成したネッティング登録情報を当該ECメディ
ア1へ送信する(ステップ59)。ECメディア1はこ
のネッティング登録情報を受信する(ステップ60)。
EC連携処理部16は、ECメディア通信部21を介し
て一旦ECメディア1からログアウトして(ステップ6
1)、ネッティング結果が送信されるまで待つ。ECメ
ディア1はネッティング処理を行い(ステップ62)、
処理終了したとき図7(b)に示すようなネッティング
結果を送信する(ステップ63)。ここでネッティング
処理とは、企業間の受取・支払金額を精算して各企業の
受取又は支払の金額を算出する処理である。EC連携処
理部16は、ECメディア通信部21を介してこのネッ
ティング結果を受信する(ステップ64)。なおEC連
携処理部16がネッティング結果をECメディア1から
ダウンロードしてもよい。
【0024】次に図8bに移り、EC連携処理部16
は、ネッティング結果に基づく支払レコードを作成する
(ステップ65)。このレコードは、支払先企業、支払
金額、支払日及び支払状態の各データ項目から成る。本
例では支払先企業がECメディアであり、支払状態が
「未」である。次にERP制御部19を介して統合DB
31中の月次支払一覧にネッティング結果に基づく支払
のレコードを追加する(ステップ66)。その結果、統
合DB31中の月次支払一覧は図5(b)に示すものと
なる。ここでネッティング対象企業の支払レコードは、
実質的にロック解除されたことになり、ERPパッケー
ジシステム3はネッティング対象企業の支払レコードに
相当するデータに関して処理を再開することができる。
ERPパッケージシステム3は、ERPパッケージが本
来備えている機能により、ERPパッケージシステム3
の日付が統合DB31中の月次支払一覧の支払日の列と
一致した支払に対して支払い処理を行い、統合DB31
中の月次支払一覧の支払の状態を「支払済」に更新する
(ステップ67)。ERP監視部18は、月次支払一覧
の支払状態の列を常時監視しているので、支払い処理が
終了したことを検出し、EC連携処理部16に通知する
(ステップ68)。EC連携処理部16は、ECメディ
アに対する支払処理が終了したとの通知を受けると、E
C連携情報DB13中のネッティング対象企業月次支払
一覧の支払状態の列を「支払済」に更新する(ステップ
69)。この結果としてEC連携情報DB13中のネッ
ティング対象企業月次支払一覧は図6(b)に示すもの
となる。次にERP制御部19を介して統合DB31中
の月次支払一覧のECメディアに対する支払レコードを
削除し(ステップ70)、EC連携情報DB13からネ
ッティング対象企業月次支払一覧を読み込み(ステップ
71)、ERP制御部19を介してネッティング対象企
業の支払レコードを追加する(ステップ72)。その結
果、統合DB31中の月次支払一覧は図5(c)に示す
ものとなる。これによって月次支払一覧中のネッティン
グ対象企業の支払レコードが最新の状態に更新されて統
合DB31に復帰する。ERPパッケージシステム3
は、ネッティング対象企業が支払済であると判断し、E
RPパッケージ内で定義されている業務処理の手順に基
づき、ECメディアを意識することなく次の処理を実施
する。
【0025】なおネッティング結果がECメディアから
の受取となった場合には、EC連携処理部16の処理手
順は次の通りとなる。
【0026】(a)ステップ51〜64の処理は上記処
理と同じである。ただしECERP連携システム2がE
Cメディア1から受信するネッティング結果は、ECメ
ディアが支払元企業であり、X社が支払先企業である。
【0027】(b)ステップ65〜72の処理について
は、まずステップ69〜72の処理を行って統合DB3
1中の月次支払一覧のネッティング対象企業の支払レコ
ードを「支払済」に更新する。次にネッティング結果に
基づいて回収レコードを作成し、ERPパッケージシス
テム3の統合DB31に書き込む。これによってERP
パッケージシステム3は回収処理を行う。
【0028】またネッティング・サービスには、取引先
企業から売掛金に対する代金を入金してもらうための回
収についてのサービスも含まれるが、その売掛金回収に
ついてのEC連携処理部16の処理手順は次の通りとな
る。
【0029】(a)ステップ51で月次回収一覧が作成
される。
【0030】(b)ステップ52でERP監視部18は
月次回収レコードが追加されたことを検出し、EC連携
処理部16に通知する。
【0031】(c)ステップ53でネッティング対象企
業を抽出する。
【0032】(d)ステップ54で月次回収一覧の該当
レコードをロックする。
【0033】(e)ステップ55でネッティング対象企
業の月次回収一覧を読み込む。
【0034】(f)ステップ56でネッティング登録情
報を作成する。ここではX社が受取となるので、取引相
手企業が支払元企業であり、X社が支払先企業となる。
【0035】(g)ステップ57〜64は、まったく同
じ処理となる。
【0036】(h)ステップ65でネッティング結果に
基づく回収レコードを作成する。
【0037】(i)ステップ66で月次回収一覧に回収
レコードを追加する。これによってERPパッケージシ
ステム3は回収処理を行う。
【0038】(j)ステップ67で支払元企業から入金
され、ERPパッケージシステム3は回収状態を回収済
にする。
【0039】(k)ステップ68でERP監視部18は
回収処理が終了したことを検出し、EC連携処理部16
に通知する。
【0040】(l)ステップ69でネッティング対象企
業月次回収一覧を回収済に更新する。
【0041】(m)ステップ70で月次回収一覧のEC
メディアに関する回収レコードを削除する。
【0042】(n)ステップ71,72でネッティング
対象企業月次回収一覧を読み込んで取引相手企業のネッ
ティング対象レコードを追加する。なおEC連携処理部
16は、支払と受取のネッティング登録情報を月次でま
とめて作成しECメディア1へ送信するので、ステップ
57〜64は支払と受取を含む複数のネッティング登録
情報をまとめて処理することになる。
【0043】なお上記ERPデータのロック方法の代わ
りに他の方法を用いてもよい。例えば統合DB31中の
月次支払一覧からA社とB社の支払レコードを削除した
月次支払一覧のダミーテーブルを作成し、ERPパッケ
ージシステム3には本物の月次支払一覧の代わりにダミ
ーテーブルをアクセスさせてもよい。またこれらの支払
レコードを削除せず、ERPパッケージシステム3から
アクセス禁止にする方法もある。またERP監視部18
が統合DB31を監視する代わりに、ERPパッケージ
システム3のアプリケーションプログラムが処理を終了
した時点で処理の終了をメッセージとしてERP監視部
18に送信し、ERP監視部18がこのメッセージを判
断することによってECメディア1との連携処理を行う
必要があるときに、EC連携処理部16に通知するよう
にしてもよい。例えばアプリケーションプログラムが月
次支払一覧の作成処理を行い、その終了メッセージをク
ライアントへ返す時点などである。あるいはクライアン
トからアプリケーションプログラムに対して処理を要求
した時点の入力データをERP監視部18に送信し、E
RP監視部18がこの入力データによって判断してもよ
い。例えばクライアントからアプリケーションプログラ
ムに対して月次支払一覧の作成依頼のメッセージを発行
する時点などである。
【0044】上記実施形態ではECメディアが提供する
サービスとして、ネッティング・サービスを例示した。
この他にECメディアが提供するサービスである振込、
公開商取引、企業や製品情報の登録・検索などのサービ
スについても同様にECERP連携システム2がERP
パッケージシステム3との連携処理を行うことができ
る。例えば振込処理では、ERPパッケージシステム3
が振込一覧を作成するが、この振込一覧中の振込レコー
ドは振込先企業、振込金額及び振込状態を含む。従って
ネッティング・サービスと同様にECメディアの振込サ
ービスを利用している振込先企業の振込レコードをロッ
クし、ECメディアの振込サービスを利用した後、最終
的に振込対象企業の振込状態を「振込済」の状態にすれ
ばよい。また公開商取引では、製品の売り又は買いに応
じてERPパッケージシステム3が発注データと見積依
頼データ(買い)又は受注データと見積回答データ(売
り)を作成するので、上記と同様に公開商取引の対象と
なる取引先企業及び製品に係わる案件をロックし、EC
メディアの公開商取引を利用した後、その結果として発
注データ又は受注データを書き替えればよい。また製品
情報の登録及び検索では、ERPパッケージシステム3
が管理する商品マスタDB中の商品情報について情報変
換部17を介してECメディアが扱うデータ形式に変換
してECメディアへ送信し、ECメディアが保有するデ
ータベースに登録する。またECメディアが保有する他
企業の企業・製品情報を検索し、情報変換部17を介し
てERPパッケージシステム3が扱うデータ形式に変換
してERPパッケージシステム3に渡すことができる。
企業・製品情報の登録及び検索にはロック処理が介入し
ない。このようにECメディア1が新たなサービスを提
供するとき、それに応じてEC連携処理部16、ERP
監視部18及びERP制御部19の機能追加をすること
によって新たなサービスに対して対応できる。
【0045】なおデータベースやテーブルの参照・更新
を伴う複雑な連携処理がなく、単にERPパッケージシ
ステム3からECメディア1へ情報を送信したりECメ
ディア1からERPパッケージシステム3へ情報を受信
する場合(例えばVANに情報を送る場合、他企業に受
注情報を渡す場合など)には、EC連携処理部16、E
RP監視部18及びERP制御部19を介入することな
く、情報変換部17がERP送受信部20を介してER
Pパッケージシステム3から情報を受け取ってECメデ
ィアのデータ形式に変換してECメディア1へ送り、ま
た情報変換部17がECメディア1から情報を受け取っ
てERPパッケージシステム3が扱うデータ形式に変換
してERPパッケージシステム3に渡せばよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、E
CメディアとERPパッケージシステムとの間に介在し
て両者の連携処理を行う連携処理システムを設けるの
で、ECメディアが提供するサービスを利用しながらE
RPパッケージシステムの統合環境を維持することがで
きる。一般的に言えば、ECメディアとERPパッケー
ジシステムとの間に連携処理システムを介在させること
によってERPパッケージシステムを変更する必要はな
く、ERPパッケージシステムの稼動に支障が生じない
ようにすることが可能であり、またERPパッケージシ
ステムの利用者がECメディアの存在を意識する必要は
ない。さらにECメディアが新たなサービスを提供する
ごとに連携処理システムの機能追加によって対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の情報システムの全体の構成を示す図
である。
【図2】実施形態のECERP連携システム2を中心と
する構成図である。
【図3】実施形態の会員情報登録部14の処理の流れを
示すフローチャートである。
【図4】実施形態の利用サービスDB12のデータ例を
示す図である。
【図5】実施形態の統合DB31中の月次支払一覧のデ
ータ例を示す図である。
【図6】実施形態のEC連携情報DB13中のネッティ
ング対象企業月次支払一覧のデータ例を示す図である。
【図7】実施形態の伝送情報22のデータ例を示す図で
ある。
【図8a】実施形態のEC連携処理部16の処理を中心
とする処理の流れを示すフローチャートである。
【図8b】実施形態のEC連携処理部16の処理を中心
とする処理の流れを示すフローチャート(続き)であ
る。
【図8c】実施形態のEC連携処理部16の処理を中心
とする処理の流れを示すフローチャート(続き)であ
る。
【符号の説明】
2:ECERP連携システム、13:EC連携情報D
B、16:EC連携処理部、18:ERP監視部、1
9:ERP制御部、31:統合DB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 貞人 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 片柳 隆弘 神奈川県横浜市都筑区加賀原二丁目2番 株式会社日立製作所ビジネスシステム開発 センタ内 (72)発明者 横山 文男 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】企業間の取引処理に関するサービスを行う
    情報システムであるEC(Electronic Co
    mmerce)メディアと、企業内の業務全体を統合管
    理し運用するERP(Enterprise Reso
    urce Planning)パッケージが稼動する情
    報システムであるERPパッケージシステムとの間に介
    在して該ERPパッケージが扱う情報のうち該サービス
    に関連する情報を検出して該ECメディアの提供するサ
    ービスを起動する連携処理システムであって、 該連携処理システムは、該ERPパッケージが管理する
    データベースのデータのうち該サービスに関連するデー
    タの状態を監視する手段と、該関連するデータを読み込
    み、該関連するデータがERPパッケージシステム内で
    アクセスされないようにロックすることによって該関連
    するデータに関するERPパッケージの処理を中断し、
    該関連するデータに基づいて該サービスを実行せしめ、
    該サービスの結果データを受け取った後に該結果データ
    に基づいてロックされた該関連するデータを更新するこ
    とによって該関連するデータに関するERPパッケージ
    の処理を再開する処理手段とを有することを特徴とする
    ECメディアとERPパッケージとの間の連携処理を行
    うシステム。
  2. 【請求項2】該連携処理システムは、さらに相手企業の
    識別子と利用するサービスの種別との対応を記憶する記
    憶手段と、該記憶手段内の対応を参照して該関連するデ
    ータの中から該当する相手企業に関するデータを抽出
    し、抽出したデータに基づいて該サービスを実行せしめ
    る処理手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    ECメディアとERPパッケージとの間の連携処理を行
    うシステム。
  3. 【請求項3】該連携処理システムは、さらに読み込んだ
    関連するデータを格納する記憶手段と、該データベース
    内の該関連するデータを削除することによつてロック
    し、読み込んだ関連データを該記憶手段に退避し、退避
    した該関連するデータを更新した後に該データベースに
    追加することによって該関連するデータを該ERPパッ
    ケージシステム内に復帰させる処理手段とを有すること
    を特徴とする請求項1記載のECメディアとERPパッ
    ケージとの間の連携処理を行うシステム。
  4. 【請求項4】該サービスはネッティング・サービスであ
    ることを特徴とする請求項1記載のECメディアとER
    Pパッケージとの間の連携処理を行うシステム。
  5. 【請求項5】企業間の取引処理に関するサービスを行う
    情報システムであるEC(Electronic Co
    mmerce)メディアと企業内の業務全体を統合管理
    し運用するERP(Enterprise Resou
    rce Planning)パッケージが稼動する情報
    システムであるERPパッケージシステムとの間に介在
    して該ERPパッケージが扱う情報のうち該サービスに
    関連する情報を該ECメディアとERPパッケージシス
    テムとの間で送受信する連携処理システムであって、 該連携処理システムは、該ERPパッケージシステムか
    ら受け取った情報を情報変換してECメディアへ送信す
    る手段と、ECメディアから受け取った情報を情報変換
    して該ERPパッケージシステムに渡す手段とを有する
    ことを特徴とするECメディアとERPパッケージとの
    間の連携処理を行うシステム。
  6. 【請求項6】コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に
    実体化されたコンピュータ・プログラムであって、該プ
    ログラムは、企業間の取引処理に関するサービスを行う
    情報システムであるEC(Electronic Co
    mmerce)メディアと企業内の業務全体を統合管理
    し運用するERP(Enterprise Resou
    rce Planning)パッケージが稼動する情報
    システムであるERPパッケージシステムとの間に介在
    して該ERPパッケージが扱う情報のうち該サービスに
    関連する情報を検出して該ECメディアの提供するサー
    ビスを起動する連携処理システム内で実行されるプログ
    ラムであって、該プログラムは下記のステップを含む: (a)該ERPパッケージが管理するデータベースのデ
    ータのうち該サービスに関連するデータの状態を監視
    し、(b)該関連するデータを読み込み、該関連するデ
    ータがERPパッケージシステム内でアクセスされない
    ようにロックすることによって該関連するデータに関す
    るERPパッケージの処理を中断し、(c)該関連する
    データに基づいて該サービスを実行せしめ、(d)該サ
    ービスの結果データを受け取った後に該結果データに基
    づいてロックされた該関連するデータを更新することに
    よって該関連するデータに関するERPパッケージの処
    理を再開する。
  7. 【請求項7】該プログラムは、さらに相手企業の識別子
    と利用するサービスの種別との対応を記憶する記憶手段
    を参照して該関連するデータの中から該当する相手企業
    に関するデータを抽出し、抽出したデータに基づいて該
    サービスを実行せしめるステップを含むことを特徴とす
    る請求項6記載のコンピュータ・プログラム。
  8. 【請求項8】該プログラムは、さらに該データベース内
    の該関連するデータを削除することによつてロックし、
    読み込んだ関連データを記憶手段に退避し、退避した該
    関連するデータを更新した後に該データベースに追加す
    ることによって該関連するデータを該ERPパッケージ
    システム内に復帰させるステップを含むことを特徴とす
    る請求項6記載のコンピュータ・プログラム。
  9. 【請求項9】該サービスはネッティング・サービスであ
    ることを特徴とする請求項6記載のコンピュータ・プロ
    グラム。
JP33135197A 1997-12-02 1997-12-02 Ecメディアとerpパッケージとの間の連携処理を行うシステム Pending JPH11167590A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030014036A (ko) * 2001-08-10 2003-02-15 주식회사 훼드링커 인터넷을 이용한 섬유무역 epr시스템 및 그 방법
KR100382837B1 (ko) * 2000-06-29 2003-05-09 김원섭 전사적자원관리시스템을 이용한 인터넷 전자상거래 시스템
JP2004503036A (ja) * 2000-07-11 2004-01-29 エスアーペー アクチエンゲゼルシャフト ネットワークベースのピア・トゥ・ピアのビジネス取引のための方法、装置及びシステム

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