JPH11165520A - 車両の油圧サスペンション装置 - Google Patents

車両の油圧サスペンション装置

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JPH11165520A
JPH11165520A JP33423497A JP33423497A JPH11165520A JP H11165520 A JPH11165520 A JP H11165520A JP 33423497 A JP33423497 A JP 33423497A JP 33423497 A JP33423497 A JP 33423497A JP H11165520 A JPH11165520 A JP H11165520A
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JP
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hydraulic
gas
pressure
accumulator
valve
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JP33423497A
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Tetsuo Nihei
徹男 二瓶
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UD Trucks Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラッククレーン車等に使用される油圧サス
ペンション装置のアキュムレータ耐久性の向上等を図る
こと。 【解決手段】 油圧シリンダ3、4の上部油室3b、4
bの油圧を検出する圧力センサ55を設け、第2のアキ
ュムレータ11のガス室11bにガス圧センサ45を設
ける。 ガス室11bにガスチャージバルブ32を介し
て高圧ガスボンベ30を接続させる。別に設けたコント
ロールユニットCUが、車高センサ15a、b、圧力セ
ンサ55及びガス圧センサ45からの圧力信号を入力と
して、チャージバルブ21Bとドレンバルブ23Bを制
御してばね上重量に釣り合う油圧を設定し、この油圧に
見合うアキュムレータ11のガス圧をガスチャージバル
ブ32とガスドレンバルブ36によって設定する。以上
のようにして、ばね上重量に見合うガス圧によって第1
〜第4のアキュムレータ10〜13を適正状態で作用さ
せて耐久性の向上等を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の油圧サスペ
ンション装置に関し、特に、アキュムレータの耐圧耐久
性及び車両の振動乗り心地向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】トラッククレーン車等の多軸車両におけ
る油圧サスペンション装置では、一般に、油圧シリンダ
に供給する油圧、油量で車高を調整し、その油圧を介し
たアキュムレータ内のガスの圧縮性でばね作用を受け持
っている(特開平9−20122号公報参照)。
【0003】従って、ばね上重量に見合った油圧とアキ
ュムレータ容量が決定されている。このように車両重
量、とくにばね上重量で決定された所定の油圧とアキュ
ムレータ容量では、油の圧力が所定の範囲を越えると、
アキュムレータ内で油圧とガスを区分しているダイヤフ
ラムの耐久性に問題が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の油
圧サスペンション装置では、ばね上重量を限定したサス
ペンション設定によって、アキュムレータのの強度及び
ダイヤフラムの耐久性の許容範囲が限定され、また、振
動乗り心地の適正範囲が限定されている。ところが、実
際の車両では、作業部分のクレーン部装備が、例えば、
カウンタウエイトの有無、カウンタウエイトの位置等が
多岐にわたっていて一様な仕様ではない。
【0005】従って、当初設定したばね上重量配分と異
なった仕様、条件で使用されて、アキュムレータ仕様範
囲が必ずしも最適値の周辺にないことがある。これは、
また乗り心地の悪化を招くことにもなる。しかし、この
ような各種の重量をもつ各種クレーン装備のすべてに対
応する油圧サスペンション装置はなかった。
【0006】ところで、実開平5ー52389号公報に
開示された技術にあっては、ばね上重量が少ない、例え
ば台車のみ、に適した低圧アキュムレータと、ばね上重
量の多い、例えばクレーンを台車上に装備した状態に適
した高圧アキュムレータと、を装備してその重量条件に
あったアキュムレータを使用する方法を提案している。
【0007】しかし、この方法ではアキュムレータが倍
増すること、またこの方法でもカウンタウエイトの装備
位置等の各種変数のすべてには、対応はできない。上記
のように、従来の技術では、多種のばね上重量に対して
常に最適なアキュムレータ使用によるアキュムレータの
耐久性保証或いは最適な乗り心地を保証する油圧サスペ
ンション装置がなかった。
【0008】本発明は、以上のような従来の実情に鑑み
なされたものであり、多種のばね上重量に対して常に最
適なアキュムレータとすることによって、アキュムレー
タの耐久性の向上等を図ることが可能な車両の油圧サス
ペンション装置を提供することを目的としてる。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に係る
発明は、多軸車両の各軸に装着された油圧サスペンショ
ン用の油圧シリンダと、当該各油圧シリンダと油圧回路
で連結されたアキュムレータと、各油圧シリンダに油圧
供給源から油圧制御回路を介して供給される油圧を制御
して車高を設定値に制御する油圧制御手段と、を備えた
車両の油圧サスペンション装置において、各アキュムレ
ータに連通路を介して連通されたガスボンベと、各アキ
ュムレータとガスボンベの間の連通路の開閉を行うガス
チャージバルブと、各アキュムレータに設けられたガス
ドレンバルブと、各アキュムレータ内のガス圧を検出す
るガス圧検出手段と、各油圧シリンダ内の油圧を検出す
る油圧検出手段と、前記ガス圧検出手段及び前記油圧検
出手段からの検出信号に基づいて、前記ガスチャージバ
ルブと前記ガスドレンバルブの開閉制御を行うバルブ制
御手段と、を含んで構成されたことを特徴とする。
【0010】請求項2に係る発明は、前記バルブ制御手
段は、前記油圧制御手段により車高を中立にしたとき
の、油圧シリンダ内の油圧をPo、車高全縮時の油圧シ
リンダ内の油圧が0となったときのアキュムレータ内ガ
ス圧をP1 、設定値をCとしたときに、(P1 /Po)
>Cのときは、前記ガスドレンバルブを開放して、(P
1 /Po)=Cとなったときにガスドレンバルブを閉塞
する一方、(P1 /Po)<Cのときは、前記ガスチャ
ージドレンバルブを開放して、(P1 /Po)=Cとな
ったときにガスチャージバルブを閉塞することを特徴と
する。
【0011】かかる本発明において、請求項1に係る発
明では、アキュムレータ内のガス圧及び油圧シリンダ内
の油圧に基づいて、ガスチャージバルブとガスドレンバ
ルブの開閉制御が行われ、カウンタウエイトの有、無等
の装備条件変化によるばね上重量の変更に対しても、ア
キュムレータが最適化される。請求項2に係る発明にお
いては、P1 /Poを制御の対象としたことにより、例
えば、アキュムレータの耐久性を向上させることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態を説明する。図1は、4軸車に装着された油圧サス
ペンション装置の油圧回路構成を示し、図2は、油圧バ
ルブ及びガスバルブの制御をするコントロールユニット
C/Uの構成を説明するブロック図を示している。
【0013】油圧シリンダ1、2は、それぞれで図示し
ない第1、2車軸左側を支持するよう構成され、油圧シ
リンダ3、4は、それぞれで第1、2車軸右側を支持す
るよう構成されている。同様に、油圧シリンダ5、6
は、第3、4車軸左側を、油圧シリンダ7、8は第3、
4車軸右側を支持するよう構成されている。
【0014】サスペンションとしては、油圧シリンダ
1、2で1組の基本的な構成と機能を有し、同様に、
3、4で1組、5、6で1組、7、8で1組を構成して
いる。説明を簡単にするために、第1、2車軸右側を中
心にして説明を行う。 主要構成は、第1、2車軸右側
に装着されて図示しないばね上を支持する油圧シリンダ
3、4と、油圧シリンダ3、4を1組にしたサスペンシ
ョンとして車高を所定値に制御する第2の弁制御手段V
C2と、第2の弁制御手段VC2に接続された第2のア
キュムレータ11と、油圧回路20Bを含めてこれらを
接続する油圧回路と、これらの装置に付設されて第2の
アキュムレータ11をばね上重量に応じて最適に使用す
るための油圧センサ55と、例えば窒素ガスが充填され
たガスボンベ30と、ガスチャージバルブ32と、ガス
ドレンバルブ36と、ガス圧センサ45と、コントロー
ルユニットC/Uと、からなっている。
【0015】第1車軸右側に装着された油圧シリンダ3
は、上部油室3bが油圧回路20Bによって第2の弁制
御手段VC2内のロックバルブ22Bを介して第2のア
キュムレータ11に接続されている。同様に、第2車軸
右側に装着された油圧シリンダ4も上部油室4bが前記
油圧回路20Bに接続され、同圧に保持されるようにな
っている。
【0016】このように、第1、2車軸右側の油圧シリ
ンダ3、4は、1組となって第2のアキュムレータ11
に接続され、ばね作用が行れるようになっている。 油
圧シリンダ3のばね上を支える油圧は、油圧ポンプ70
によって油圧供給バルブ71を介した油圧供給回路72
から第2の弁制御手段VC2に接続され、第2の弁制御
手段VC2内のチャージバルブ21B及び油圧回路20
Bを介して上部油室3bに接続されている。
【0017】同様に、油圧シリンダ4の上部油室4b
も、油圧回路20Bによって油圧ポンプ70からの油圧
が接続されている。また、油圧シリンダ3、4の下部油
室3c、4cは油圧回路52によって、第3、4車軸左
側のばね作用を受け持つ第3のアキュムレータ12の油
室12bに接続されている。
【0018】第1、2車軸左側用の油圧シリンダ1、2
の下部油室1c、2cは、後右側の第4のアキュムレー
タ13に、第3、4車軸右側用の油圧シリンダ7、8の
下部油室7c、8cは、前左側の第1のアキュムレータ
10に、第3、4車軸左用の油圧シリンダ5、6の下部
油室5c、6cは前右側用の第2のアキュムレータ10
に接続されている。
【0019】上記のように第1〜第4の各アキュムレー
タ10〜13はそれぞれ、近傍の1組の油圧シリンダの
上部油室と、別個所の1組の下部油室に接続されてスタ
ビライザ作用とばね作用を受け持っている。また、油圧
シリンダ3には、上部油室3bの油位置を検出して車高
を検出する高、低側の2つの車高センサ15a、15b
が装着されている。この車高センサ15a、15bは図
2に示すコントロールユニットC/Uに接続されてい
る。第2の弁制御装手段VC2は、前記ロックバルブ2
2Bと、セーフティーバルブ24Bと、油圧供給回路7
2に接続しロックバルブ22Bと油圧シリンダ3、4の
上部油室3b、4bに接続するチャージバルブ21B
と、第2の弁制御手段VC2内の油圧の戻し用のドレン
バルブ23Bと、を含んで構成されている。
【0020】ロックバルブ22Bは、油圧シリンダ3、
4と、第2のアキュムレータ11を接続させる油圧回路
2Bを遮断して、ばね作用を停止させる、いわゆるサス
ロックを行わせるように設けられている。チャージバル
ブ21Bは、油圧供給バルブ71を介した油圧供給回路
72からの油圧を油圧回路20Bを介して上部油室3
b、4bに供給するよう設けられている。
【0021】ドレンバルブ23Bは、ロックバルブ22
Bと、油圧回路20Bのロックバルブ22Bと油圧室3
b、4bの間と、セーフティーバルブ23Bと、に接続
されて油タンク72にドレンを戻すように設けられてい
る。以上の第2の弁制御手段VC2は、図2に示すコン
トロールユニットC/Uによって制御されるように接続
されている。
【0022】第2のアキュムレータ11は、ダイヤフラ
ム11cで区分された油室11bが前記のように、第2
の弁制御手段VC2内のロックバルブ22B、及びセー
フティーバルブ24Bに接続されるている。また、油室
11bは、前記のように第3、4車軸用油圧シリンダ
5、6の下部油室5b、6bに接続されている。 この
ような通常の構成に加えて、本発明の特長である下記の
装置が装着されている。
【0023】即ち、油圧回路20Bには、上部油室3b
の油圧を検出する油圧センサ55が設けられている。油
圧センサ55は、上部油室3bの圧力を検出するととも
に同圧の油圧シリンダ4の上部油室4bの圧力をも検出
するようになっている。 第2のアキュムレータ11内
のダイヤフラム11cで区分されたガス室11aには、
ガスチャージバルブ32を介して高圧のガスボンベ30
に接続されている。また、ガス室11aには、ガスを放
出するためのガスドレンバルブ36が接続されている。
なお、ガスボンベ30は、車両全体で1つである。
【0024】また、ガス室11a外部には、ガス室内の
圧力を検出するガス圧センサ45が設けられている。コ
ントロールユニットC/Uは、第2の弁制御手段VC2
を制御して車高調整等を行わせる通常の制御に加えて、
図2に示すように、油圧シリンダ3の高側の車高センサ
15aと、低側の車高センサ15bと、油圧センサ55
と、ガス圧センサ45と、からの信号を入力とし、ガス
室11aの内圧を制御するためにガスチャージバルブ3
2と、ガスドレンバルブ36が、また、油圧シリンダ
3、4の上部油室3b、4bの油圧を制御するためにチ
ャージバルブ21Bとドレンバルブ23Bが接続されて
いる。
【0025】また、コントロールユニットC/Uは、通
常の車高調整も含めて手動スイッチSWで操作されるよ
うに構成されている。なお、コントロールユニットC/
Uも車両全体で1つである。上記の第1、2車軸右側用
の油圧回路構成は、第1、2車軸左側用の油圧回路構
成、第3、4車軸右側用の油圧回路構成、第3、4車軸
左側用の油圧回路構成と基本的に同様である。
【0026】従って、第1、2車軸左側用の油圧シリン
ダ1、2と、油圧回路20Aと、油圧回路20Aに設け
た油圧センサ54と、第1の弁制御手段VC1と、第1
のアキュムレータ10と、第1のアキュムレータ10周
辺のガス圧センサ44と、ガスチャージバルブ31と、
ガスドレンバルブ35と、の各装置の相互関係は、第
1、2車軸右側用と同じである。
【0027】同様に、第3、4車軸左側用の油圧シリン
ダ5、6と、油圧回路20Cと、油圧回路20Cに設け
た油圧センサ56と、第3の弁制御手段VC3と、第3
のアキュムレータ12と、第3のアキュムレータ12周
辺のガス圧センサ46と、ガスチャージバルブ33と、
ガスドレンバルブ37との相互関係は、第1、2車軸右
側用と同じである。
【0028】同様に、第3、4車軸右側用の油圧シリン
ダ7、8と、油圧回路20Dと、油圧回路20Dに設け
た油圧センサ57と、第4の弁制御手段VC4と、第4
のアキュムレータ13と、第4のアキュムレータ13周
辺のガス圧センサ47と、ガスチャージバルブ34と、
ガスドレンバルブ38との相互関係は、第1、2車軸右
側用と同じである。
【0029】次に作用を説明する。通常の車高調整、サ
スロック、解除等の操作については、省略する。 ま
ず、ばね上重量に最適な油圧シリンダ1〜8の油圧条件
とするための操作について説明する。ばね上重量は、装
備条件によって重量が異なるとともに、分布重量も異な
るので、第1、2車軸の左側と右側、第3、4車軸の左
側と右側の合計4組がそれぞれ独立の単位として最適の
設定が必要である。
【0030】第1、2車軸右前側を代表として説明す
る。最初に、油圧シリンダ3の高側及び低側の車高セン
サ15a、15bの示す高さに従ってチャージバルブ2
1B及びドレンバルブ23Bを制御して車高を中立位置
に設定する。チャージバルブ21Bには油圧ポンプ70
から油圧供給バルブ71、油圧供給回路72を介して油
圧が供給される。ドレンバルブ23Bからはドレンが、
油タンク69に戻される。
【0031】この操作及び以後の操作は、コントロール
ユニットC/Uを手動スイッチSWで操作して行う。こ
のようにして、車高を中立位置に設定した時の油圧Po
は、油圧室3b、4bに接続された油圧回路20Bに設
けられた圧力センサ55によって検出され、コントロー
ルユニットC/Uに送信される。
【0032】次に、ドレンバルブ23Bを開にして車高
を最低位置にし、油圧が0となる状態、即ち、油圧シリ
ンダ3、4を全縮の状態にする。この状態での第2のア
キュムレータ11のガス室11a内ガス圧P1 を、ガス
圧センサ45によって検出し、コントロールユニットC
/Uに送信する。そして、アキュムレータの耐久性を確
保する目的で、上記測定値の油圧Po及びガス圧P1
比、即ち、油・ガス圧比R=P1 /Poを基準として第
2のアキュムレータ11を最適状態に設定する。
【0033】上記の油・ガス圧比Rの最適値は、油圧サ
スペンションの仕様によって(車両によってきまるの
で、仮に、油・ガス圧比Rの最適値をCとする。従っ
て、R=Cであれば、最適値状態で第2のアキュムレー
タ11が使用されることになる。即ち、P1 /Po>C
の場合は、ガスドレンバルブ36が開かれ、P1 /Po
=Cの場合は、ガスドレンバルブ36が閉じられる。
【0034】一方、P1 /Po<Cの場合は、ガスチャ
ージバルブ32が開かれ、P1 /Po=Cの場合は、ガ
スチャージバルブ32が閉じられる。かかる制御の後、
再び、チャージバルブ21B及びドレンバルブ23Bが
制御されて車高が中立位置に設定され終了される。以上
の第1、2車軸右側で行った油・ガス圧比R=Cの操作
を、第1、2車軸左側、第3、4車軸左側、第3、4車
軸右側についても同様に行う。
【0035】即ち、第1、2車軸左側、第3、4車軸左
側、第3、4車軸右側の各々の油圧回路を構成する装置
について、油圧シリンダ1及び2、5及び6、7及び8
を、油圧シリンダ3及び4と同様に操作する。車高セン
サ14a、14bと、16a、16bと、17a、17
bと、は15a、15bと同様に機能させる。 また、
油圧回路20A、20C、20Dは、油圧回路20Bと
同様に機能させる。第1、3、4の弁制御手段VC1、
VC3、VC4は第2の弁制御手段と同様に機能させ
る。
【0036】第1、3、4アキュムレータ10、12、
13と周辺の装置であるガスチャージバルブ31、3
3、34、ガスドレンバルブ35、37、38、ガス圧
センサ44、46、47等は、いずれも第2のアキュム
レータ10と、ガスチャージバルブ32と、ガスドレン
バルブ36と、ガス圧センサ45と同様に機能させる。
コントロールユニットC/Uには、第3、4車軸右側に
対し行ったと同様の操作により、制御を行わせる。
【0037】この操作によって、第1、3、4のアキュ
ムレータ10、12、13も第2のアキュムレータ11
と同様な適正な使用条件になり、耐久性の向上と、適正
なサスペンションばねの形成が図られる。尚、上記の実
施形態においては、「車両への装備状態によらずアキュ
ムレータの耐久性を確保する」という目的で、油・ガス
圧比R=P1 /Poの要素を制御の対象にして、アキュ
ムレータを最適状態に設定するようにしたが、「車両の
乗り心地を一定にする」等の目的で、他の要素を制御の
対象にして、アキュムレータ11を最適状態に設定する
ようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、カウンタウエイトの有、無等の装備条件変
化によるばね上重量の変更に対しても、アキュムレータ
を最適に使用することができる。請求項2に係る発明に
よれば、特に、アキュムレータの耐久性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の油圧サスペンション装置の一例を示
す油圧回路図
【図2】 同上のコントロールユニットを示すブロック
【符号の説明】
C/U コントロールユニット VC1〜VC4 第1〜第4の弁制御手段 1〜8 油圧シリンダ 1b〜8b 上部油室 1c〜8c 下部油室 10〜13 第1〜第4のアキュムレータ 10a〜13a ガス室 14a〜17a 高側車高センサ 14b〜17b 低側車高センサ 20A、B、C、D 油圧回路 21B チャージバルブ 23B ドレンバルブ 24B セーフティバルブ 30 ガスボンベ 31〜34 ガスチャージバルブ 35〜38 ガスドレンバルブ 44〜47 ガス圧センサ 52 油圧回路 54〜57 油圧センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多軸車両の各軸に装着された油圧サスペン
    ション用の油圧シリンダと、当該各油圧シリンダと油圧
    回路で連結されたアキュムレータと、各油圧シリンダに
    油圧供給源から油圧制御回路を介して供給される油圧を
    制御して車高を設定値に制御する油圧制御手段と、を備
    えた車両の油圧サスペンション装置において、 各アキュムレータに連通路を介して連通されたガスボン
    ベと、各アキュムレータとガスボンベの間の連通路の開
    閉を行うガスチャージバルブと、各アキュムレータに設
    けられたガスドレンバルブと、各アキュムレータ内のガ
    ス圧を検出するガス圧検出手段と、各油圧シリンダ内の
    油圧を検出する油圧検出手段と、前記ガス圧検出手段及
    び前記油圧検出手段からの検出信号に基づいて、前記ガ
    スチャージバルブと前記ガスドレンバルブの開閉制御を
    行うバルブ制御手段と、を含んで構成されたことを特徴
    とする車両の油圧サスペンション装置。
  2. 【請求項2】前記バルブ制御手段は、前記油圧制御手段
    により車高を中立にしたときの、油圧シリンダ内の油圧
    をPo、車高全縮時の油圧シリンダ内の油圧が0となっ
    たときのアキュムレータ内ガス圧をP1 、設定値をCと
    したときに、 (P1 /Po)>Cのときは、前記ガスドレンバルブを
    開放して、(P1 /Po)=Cとなったときにガスドレ
    ンバルブを閉塞する一方、 (P1 /Po)<Cのときは、前記ガスチャージバルブ
    を開放して、(P1 /Po)=Cとなったときにガスチ
    ャージバルブを閉塞することを特徴とする請求項1記載
    の車両の油圧サスペンション装置。
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