JPH11165130A - 加振機の負荷質量調整機構 - Google Patents

加振機の負荷質量調整機構

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JPH11165130A
JPH11165130A JP33281197A JP33281197A JPH11165130A JP H11165130 A JPH11165130 A JP H11165130A JP 33281197 A JP33281197 A JP 33281197A JP 33281197 A JP33281197 A JP 33281197A JP H11165130 A JPH11165130 A JP H11165130A
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load
load mass
permanent magnet
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JP33281197A
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Eiji Sugimoto
栄治 杉本
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DELTA TOURING KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加振機に加えられる負荷質量に関係なく駆動
源に加わる負荷を略一定に保持することにより所定の加
振波形制御を行うことのできる加振機の負荷質量調整機
構を提供すること。 【解決手段】 駆動源28により一対の永久磁石30,
32の一方を他方に対し周期的に往復移動させて永久磁
石30,32の対向面積を変化させることにより頂板1
8を上下方向に振動させるようにした。また、頂板18
に加えられる負荷質量に応じて駆動源28の作動前の上
記一対の永久磁石30,32のラップ長さを略一定に保
持することにより、駆動源28に加わる負荷を安定化さ
せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下方向の振動を
発生させる加振機に関し、更に詳しくは、複数の永久磁
石の反発力を利用して上下方向に振動エネルギを発生さ
せる加振機に加えられる負荷質量の調整機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある構造体の振動特性を調べるた
めに、人為的に振動を発生させる加振機が使用されてい
る。また、加振機としては、動電型のものと不釣り合い
質量やカム式のものとが一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クラン
ク等のリンク機構を使用した加振機では、駆動モータに
直接負荷が加わることから比較的大きな駆動モータが必
要となり、動電型の場合、低周波の対応ができないとい
う問題があった。また、装置自体が大規模なため、設置
場所の確保及び工事が必要となるばかりか、発熱量が大
きいことから強制空冷が必要となり、ファン等の排気音
により異音評価ができないという問題があった。さら
に、上記加振機はいずれも構成が複雑で、重たく、か
つ、高価であることから、軽量で安価なものが望まれて
いた。
【0004】そこで、本願出願人は同一磁極が対向する
少なくとも一対の永久磁石の反発力を利用して振動エネ
ルギを発生させる加振機を開発した。この加振機は、互
いに対向する永久磁石が非接触状態で駆動源からの駆動
力の伝達を行うため、騒音が少なく、構成も簡素で安価
に製作することができる。
【0005】しかしながら、加振機に加えられる負荷質
量の大きさにより駆動源に加わる負荷が変動すると所定
の加振波形制御を行うことができず、負荷質量に関係な
く駆動源に加わる負荷の安定化を図る必要がある。
【0006】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、同一磁極が対向する
少なくとも一対の永久磁石の反発力を利用して振動エネ
ルギを発生させる加振機において、加振機に加えられる
負荷質量に関係なく駆動源に加わる負荷を略一定に保持
することにより所定の加振波形制御を行うことのできる
加振機の負荷質量調整機構を提供することを目的として
いる。また、本発明の別の目的は、構成が簡素で安価な
負荷質量調整機構を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、基板と、
該基板に上下動自在に連結された頂板と、同一磁極が対
向する少なくとも一対の永久磁石と、該一対の永久磁石
の一方を駆動する駆動源とを備え、該駆動源により一方
の永久磁石を他方の永久磁石に対し周期的に往復移動さ
せて上記一対の永久磁石の対向面積を変化させることに
より上記頂板を上下方向に振動させるようにした加振機
において、上記頂板に加えられる負荷質量に応じて上記
駆動源の作動前の上記一対の永久磁石のラップ長さを略
一定に保持することにより、上記駆動源に加わる負荷を
安定化させたことを特徴とする加振機の負荷質量調整機
構である。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、上記駆動
源に第1永久磁石を取り付けるとともに該第1永久磁石
と同一磁極が対向する第2永久磁石を上記基板に摺動自
在に取り付け、上記頂板に加えられる負荷質量に応じて
上記第2永久磁石を摺動させて上記第1永久磁石との反
発力を変化させることにより上記一対の永久磁石のラッ
プ長さを略一定に保持するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明は、上記駆
動源に弾性部材を取り付け、上記頂板に加えられる負荷
質量に応じて上記弾性部材の弾性力を変化させることに
より上記一対の永久磁石のラップ長さを略一定に保持す
るようにしたことを特徴とする。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、同一磁極
が対向し負荷質量を支持する複数の永久磁石をさらに設
け、上記頂板に加えられる負荷質量に応じて上記複数の
永久磁石の一部を他方に対し摺動させて上記複数の永久
磁石の反発力を変化させることにより上記一対の永久磁
石のラップ長さを略一定に保持するようにしたことを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。互いに離間し同一磁
極を対向させた少なくとも二つの永久磁石を有する磁性
バネ構造体の場合、離間した永久磁石同士は非接触のた
め、構造体自体の摩擦損失等を無視すると、その静特性
は入力時(行き)と同一ライン上を非線形で出力され
(帰り)、さらに、非接触対偶特有の自由度、浮上制御
系の不安定度を利用することにより、小さな入力で静磁
界(磁石の配置)を変化させることで負の減衰を生じや
すい。
【0012】本発明はこの事実に着目してなされたもの
であり、二つの永久磁石間の幾何学的寸法を運動行程内
機構あるいは外力により入力側(行き)と出力側(帰
り)で変化させ、その運動系内で反発力に変換させるこ
とにより、二つの永久磁石の平衡位置からの入力側の反
発力より出力側の反発力を大きくしている。
【0013】以下、その基本原理について説明する。図
1は、入力側と出力側における二つの永久磁石2,4の
平衡位置を示した模式図で、図2は、いずれか一方の永
久磁石に加えられた荷重と、二つの永久磁石の平衡位置
からの変位量との関係を示した磁性バネ構造体の基本特
性を示している。
【0014】図1に示されるように、永久磁石2に対す
る永久磁石4の入力側の平衡位置とバネ定数をそれぞれ
0,k1とし、出力側の平衡位置とバネ定数をそれぞれ
1,k2とすると、x0〜x1の間で面積変換が行われ、
各平衡位置では次の関係が成立する。 −k1/x0+mg=0 −k2/x1+mg=0 k2>k1
【0015】従って、その静特性は、図2に示されるよ
うに負の減衰特性を示し、位置x1と位置x0におけるポ
テンシャルの差が発振のポテンシャルエネルギと考える
ことができる。
【0016】また、図1のモデルを製作し、荷重と変位
量との関係を、荷重を加える時間を変えて実測したとこ
ろ、図3に示されるようなグラフが得られた。これは、
二つの永久磁石2,4が最近接位置に近づくと、大きな
反発力が作用すること、また、平衡位置からの変位量が
微小に変化すると摩擦損失が磁性バネのダンパー効果に
より発生し、そのことにより減衰項が現れたものと解釈
される。
【0017】図3において、(a)は一定荷重を加えた
場合のグラフで、(a)、(b)、(c)の順で荷重を
加えた時間が短くなっている。すなわち、荷重の加え方
により静特性が異なり、荷重を加える時間が長いほど力
積が大きい。
【0018】また、希土類磁石は、磁化の強さが磁界に
依存しない。つまり、内部磁気モーメントが磁界による
影響を受けにくいので、減磁曲線上で磁化の強さはほと
んど変化せず、ほぼその飽和磁化の強さの値を保ってい
る。従って、希土類磁石では、端面上に磁荷が均一に分
布していると仮定したチャージモデルを用いて、入出力
が考えられる。
【0019】図4はその考え方を示しており、磁石を最
小単位の磁石の集合と定義し、各単位磁石間の力の関係
を三つに分類して計算したものである。 (a)吸引(r,mとも同一なので、2タイプを1つで
定義する) f(1)=(m2/r2)dx1dy1dx2dy2x (1)=f(1)cosθ fz (1)=f(1)sinθ (b)反発 fx (2)=f(2)cosθ fz (2)=f(2)sinθ (c)反発 fx (3)=f(3)cosθ fz (3)=f(3)sinθ 従って、 −fx=2fx (1)−fx (2)−fx (3) −fz=2fz (1)−fz (2)−fz (3) ここで、クーロンの法則は次のように表されるので、 上記−fx,−fzを磁石の寸法の範囲で積分して力を求
めることができる。
【0020】これを図5に示されるように、対向する磁
石を各磁気ギャップ毎に完全にラップした状態(x軸移
動量=0mm)から完全にずれた状態(x軸移動量=5
0mm)まで移動させて計算したのが図6のグラフであ
る。ただし、「内部磁気モーメントは一定」と定義して
あるが、磁気ギャップが小さいときは磁石の周辺で乱れ
が生じるので、補正している。
【0021】上記計算結果は実測値とも略一致してお
り、図2のポイントaからbに移動させる力がx方向荷
重で、出力はz方向荷重で表されており、不安定系故の
入力<出力の関係が静的に明確になっている。
【0022】また、図7は、図5に示される磁石の離間
距離を3mmに保持し、完全にずれた状態から完全にラ
ップした状態まで移動させ、さらにこの状態から完全に
ずれた状態まで移動した時の関係を表したグラフであ
る。このグラフは、x方向荷重の絶対値は同じで出力方
向が逆になって出てくる特性で、完全ラップ状態に近づ
く場合は抵抗つまり減衰となり、完全ラップ状態から完
全にずれた状態に移行する場合は加速されることを示し
ている。
【0023】また、図8に示されるように、対向する磁
石の回転角度を変化させると、図9に示されるようなグ
ラフが得られた。当然のことながら、対向面積が減少す
ると最大荷重が減少し、所定の入力を加えることによる
面積変換を介して出力を変化させることが可能なことを
示している。
【0024】図10は、永久磁石としてネオジム系磁石
を採用した場合の磁石間距離と荷重との関係を示すグラ
フであり、反発力は質量増加とともに増加する。ここ
で、反発力Fは、 F∝Br2×(幾何学的寸法) Br:磁化の強さ で表され、幾何学的寸法とは、対向する磁石の離間距
離、対向面積、磁束密度、磁界の強さ等により決定され
る寸法を意味する。磁石材料が同一の場合、磁化の強さ
(Br)は一定であるので、幾何学的寸法を変化させる
ことにより磁石の反発力を変えることができる。
【0025】図11は、永久磁石2,4の一方を他方に
対しスライドさせて対向面積を変化させることにより幾
何学的寸法を変化させるようにしたスライド型原理モデ
ルを示している。
【0026】図11に示されるように、永久磁石2は基
台6に摺動自在に取り付けられており、直動スライダ8
は基台6に固定されるとともに、上方に垂直に立設せし
められている。直動スライダ8にはL型アングル10が
上下動自在に取り付けられており、L型アングル10の
下面には、永久磁石4が永久磁石2に対し同一(反発)
磁極を対向させた状態で固定されている。
【0027】上記構成のスライド型原理モデルにおい
て、永久磁石2,4として50mmL×25mmW×1
0mmHのもの(住友特殊金属社製NEOMAX-39SH)を使
用するとともに、合計質量3.135kgの負荷を使用
して、永久磁石2をスライドさせたところ、図12に示
されるような結果が得られた。
【0028】図12は、入出力の実験値を仕事(J)で
示したもので、約0.5Jの入力仕事に対し約4Jの出
力仕事が得られており、対向する二つの永久磁石2,4
で構成される磁性バネが有する負の減衰特性を利用する
ことにより、あるいは、静磁エネルギを変化させること
により小さな入力仕事で大きな出力仕事を引き出すこと
が可能となる。
【0029】図13乃至図15は、上記スライド型原理
モデルの応用例を示す本発明にかかる上下方向加振機M
を示している。図13乃至図15に示される加振機M
は、左右一対のロワレール12,12と、ロワレール1
2,12に固定された基板14と、左右一対のリンク機
構16,16を介してロワレール12,12に上下動自
在に取り付けられた頂板18とを備えている。リンク機
構16,16の各々は、ロワレール12に立設された前
部リンク保持部材20と、頂板18の一端より垂下され
た後部リンク保持部材22と、前部及び後部リンク保持
部材20,22の前後端に揺動自在に連結された2本の
リンク24,26とからなる。
【0030】また、基板14上には、駆動源である動電
型アクチュエータ28が取り付けられるとともに、アク
チュエータ28の一部を構成するホルダ(後述)には第
1永久磁石30が固定されており、第1永久磁石30か
ら上方に所定距離離間し同一(反発)磁極が対向する第
2永久磁石32が頂板18に固定されている。さらに、
アクチュエータ28の後方の基板14には二つの永久磁
石34,36が固定される一方、この二つの永久磁石3
4,36から上方に離間し同一磁極が対向する二つの永
久磁石38,40が頂板18に固定されている。
【0031】また、上記ホルダの前端はコイルスプリン
グ等の負荷調整用弾性部材42に連結されており、この
弾性部材42はブラケット43を介して基板14に連結
されている。
【0032】図16乃至図18は、基板14に取り付け
られた動電型アクチュエータ28を示しており、第1永
久磁石30が固定されるホルダ44と、ホルダ44の両
側に設けられた磁気回路46,46と、ホルダ44の下
面に取り付けられたリニアベアリング48と、基板14
に固定されリニアベアリング48が水平方向に摺動自在
に取り付けられるリニアガイド50とを備えている。
【0033】磁気回路46,46は、ホルダ44の両端
に巻回されたコイル52,52と、ホルダ44の各側に
おいてコイル52と上下方向(ホルダ44の摺動面に対
し垂直な方向)に所定距離離間した複数の永久磁石5
4,…,54とからなる。
【0034】コイル52,52は、ホルダ44の両端に
おいて上下2段に巻回されているが、図19に示される
ように、一本の銅線を直列に接続したものである。すな
わち、図16及び図17において、端子A及びBを接続
し、さらに左上コイルから左下コイルを形成した後、端
子C及びDに順次接続し、次に右下コイルから右上コイ
ルを形成し、最後に端子E及びFの順で接続したもので
ある。
【0035】一方、永久磁石54,…,54は、図20に
示されるように、ホルダ44の各端部に巻回されたコイ
ル52(図16における左上コイルと左下コイル、ある
いは、右上コイルと右下コイル)と対向しており、逆磁
極を下側に向けた状態でケーシング56の上部壁下面に
固着された二つの永久磁石54,54と、この永久磁石
54,54と逆磁極が対向しケーシング56の底壁上面
に固着された二つの永久磁石54,54とからなる。
【0036】上記構成の磁気回路に対し、図20に示さ
れるように励磁電流を流すと、フレミングの左手の法則
に基づいてコイル52には力Fが加わり、ホルダ44が
リニアガイド50に沿って力Fの方向に移動する。従っ
て、コイル52,52にパルス励磁電流を流すと、コイ
ル52,52はホルダ44と一体的に往復運動を行う。
すなわち、この動電型アクチュエータ28は、電気エネ
ルギを機械的エネルギに変換する。
【0037】なお、上記実施形態においては、コイル5
2,52をホルダ44の両端に巻回した構成としたが、
必ずしも両端に巻回する必要はなく、図21に示される
ように、ホルダ44の一端にコイルを巻回した構成も可
能である。図21に示される動電型アクチュエータ28
Aにおいては、ホルダ44の一端に1本の銅線を直列に
接続することによりコイル52が形成されている。
【0038】また、上記実施形態においては、ケーシン
グ56の上部壁下面と底壁上面にそれぞれ二つの永久磁
石54,54を固着する構成としたが、上部壁下面と底
壁上面の各々にそれぞれ一つの永久磁石54を設け、逆
磁極を互いに対向させる構成とすることもできる。
【0039】さらに、図22に示される動電型アクチュ
エータ28Bのように、ホルダ44両端に位置する各ケ
ーシング56の底壁上面にのみ1個の永久磁石54を取
り付けた構成とすることもできる。
【0040】ここで、図16乃至図18の実施形態にお
いて、永久磁石54,…,54としてネオジム系磁石(住
友特殊金属社製NEOMAX−42)(11mmH×3
5mmW×42mmL)を片側で4個使用するととも
に、コイル52,52としてφ0.72−EIWの銅線
を160ターン巻回した偏平型空芯コイルを、片側2個
の計4個を樹脂製ボビンに接着固定した後直列に接続し
た。この時の直流抵抗は4.51Ωであった。また、磁
気回路の重量は1850g×2個=3700gで、コイ
ル全体の重量は890gであった。
【0041】上記仕様の動電型アクチュエータの1A当
たりの推力分布を測定したところ、図23に示される結
果が得られた。図23の結果によれば、ストローク30
mmの中央では、2.64kgf/A(26N/A)の
推力が得られている。
【0042】次に、図13乃至図15に示される上下方
向加振機Mの作用を説明する。図13乃至図15の構成
において、頂板18にある負荷が加えられると、その荷
重は互いに同一磁極が対向する永久磁石30と32、3
4と38、36と40の反発力により支持される。この
状態で、駆動源である動電型アクチュエータ28により
第1永久磁石30をリニアガイド50に沿って水平方向
に往復移動させると、第1永久磁石30と対向する第2
永久磁石32は垂直方向に往復移動する。すなわち、本
発明にかかる加振機Mは、同一磁極が対向する第1及び
第2永久磁石30,32の対向面積を周期的に変化させ
ることにより励振を発生し、垂直方向の周期的な振動を
発生させる。
【0043】上記構成をさらに詳述すると、互いに対向
する永久磁石30と32、34と38、36と40で負
荷を支持するとともに、平衡点と加振磁石(第1永久磁
石30)のボリュームで振幅を仮設定し、加振磁石30
のスライド移動により垂直方向の振動を発生させる。ま
た、加振磁石30のストローク量については、荷重曲
線、振幅及び負荷質量で設定する。その中心が基準位置
となり駆動源である動電型アクチュエータ28の中立位
置とし、中立位置に設定するためにアシストメカ(負荷
調整用弾性部材42)で荷重の谷を設定する。ここで荷
重の谷とは、第2永久磁石32を介して加振磁石30に
加わる水平方向荷重が駆動源のアシストメカでキャンセ
ルされ、釣り合った状態になっている位置をいう。
【0044】また、加振磁石30の水平方向のストロー
ク量で垂直方向の上死点と下死点が決定され、上下各死
点における加振磁石30の第2永久磁石32に対するラ
ップ量とギャップ量で各点の水平方向及び垂直方向の荷
重が決定される。さらに、駆動源28のアシストメカの
バネ定数については、上下各死点における水平方向荷重
で決定される。
【0045】なお、上記実施形態において、負荷調整手
段としてコイルスプリング等の弾性部材42を使用した
が、図24に示されるように、動電型アクチュエータ2
8を構成するホルダ44の後部に永久磁石58を取り付
ける一方、この永久磁石58と同一磁極が対向する永久
磁石60を基板14に固定し、二つの永久磁石58,6
0の反発力を利用して荷重の谷を設定することもでき
る。
【0046】次に、上記構成の加振機の制御について説
明する。駆動源28の駆動波としてsin波あるいはラ
ンダム波等が使用され、駆動源を所定の位置や加速度に
制御(フィードバック)するためには、図25の機械モ
デルで示されるように、頂板18の動きを感知するポテ
ンショメータ等のセンサが必要となる。
【0047】すなわち、駆動波としてsin波を使用す
るとともに、頂板18の動きを感知し振幅制御を行う場
合、ロータリエンコーダやポテンショメータ等の位置セ
ンサが必要となり、頂板18の加速度を感知し加速度制
御を行う場合、加速度センサが必要となる。また、駆動
波としてランダム波を使用した場合、頂板18の動きを
感知するロータリエンコーダ等の位置センサが必要とな
る。
【0048】図26は、駆動源28を図27に示される
sin波で駆動する場合のクローズドループ制御のブロ
ック図を示している。図26において、sin波テーブ
ル76から所定のタイミング(例えば1msec毎)で
D/A(デジタルーアナログ変換器)78にデータを出
力し、その電圧値をPWM(パルス幅変調)制御アンプ
80に入力し、駆動源28を駆動する。駆動源28には
ポテンショメータ82が接続されており、ポテンショメ
ータ82の値と出力を比較器84で比較するとともに、
その差分をD/A78に出力して駆動源28を目的の位
置まで駆動する。また、sin波テーブル76を例えば
パソコン等に接続し、パソコンからstartコマンド
を送信することによりsin波テーブル76から所定の
sin波を出力し、stopコマンドあるいはclea
rコマンドが送信されるまで出力し続けるようにするこ
ともできる。
【0049】また、駆動波として図28に示されるよう
なランダム波を使用することも可能で、パソコンから送
信されるstartコマンドに基づいて所定のタイミン
グでアンプ80より振幅値を出力し、駆動源28が目的
の位置に設定されるようクローズドループ制御を行うと
ともに、次のデータがアンプ80から送信されるまでそ
の出力を保持することができる。
【0050】図29は図13の加振機Mに負荷質量調整
機構86を設けたものである。負荷質量調整機構86
は、頂板18に加えられる質量負荷の大きさに関係なく
駆動源である動電型アクチュエータ28に加わる負荷を
安定化させることにより所定の加振波形制御を行うため
のものである。
【0051】図13の加振機Mにおいては、頂板18に
加わる負荷質量mの大きさにより第1永久磁石30の前
後位置が変化し、動電型アクチュエータ28に加わる負
荷が変化するが、図29に示される負荷質量調整機構8
6を設けることにより第1永久磁石30の前後位置(ア
クチュエータ作動前の位置すなわちアクチュエータの中
立位置)を略一定に保持することができる。
【0052】負荷質量調整機構86は、動電型アクチュ
エータ28のホルダ44に固定された永久磁石88と、
永久磁石88と同一磁極が対向し左右に摺動自在の永久
磁石90と、永久磁石90に固定されたスライドナット
92と、スライドナット92と螺合するスライドスクリ
ュー94と、基板14に取り付けられスライドスクリュ
ー94を回転駆動する電動モータ96とを備えている。
【0053】上記構成によれば、負荷質量mの大きさに
応じて、駆動手段である電動モータ96によりスライド
スクリュー94を駆動して永久磁石90を左右に摺動さ
せると、二つの永久磁石88,90の対向面積が変化す
る。その結果、二つの永久磁石88,90の反発力が変
化するので、永久磁石90の左右位置を適宜変更するこ
とにより永久磁石88が固定されたホルダ44の前後位
置を略一定に保持することができ、所定の加振波形制御
を行うことができる。
【0054】図30の簡略図を参照してさらに詳述する
と、負荷質量調整機構を持たない加振機においては、負
荷質量mが大きくなるにつれて第1及び第2永久磁石3
0,32の離間距離aが減少して反発力が大きくなると
ともに、第1永久磁石30を介してホルダ44に加わる
前方(図30では左)への負荷が大きくなり第1及び第
2永久磁石30,32のラップ長さbが減少する傾向に
ある。
【0055】負荷質量調整機構86を設けた場合、負荷
質量mの大きさに応じて、永久磁石90の左右位置を変
えて二つの永久磁石88,90の反発力を変えることに
より二つの永久磁石88,90の離間距離cを略一定に
保持することができる。永久磁石88はホルダ44に固
定されているので、離間距離cを略一定に保持すること
により第1及び第2永久磁石30,32のラップ長さb
も略一定に保持することができ、動電型アクチュエータ
28に加わる負荷を安定化させることができる。
【0056】図31は負荷質量調整機構の変形例86A
を有する加振機Mを示している。この負荷質量調整機構
86Aは、一端がホルダ44に連結されたコイルスプリ
ング等の弾性部材42の他端をU字状部材98に連結し
ている。U字状部材98の二つのアームの間にはスライ
ドナット100が取り付けられ、スライドナット100
と螺合するスライドスクリュー102は、基板14に固
定された電動モータ104により回転駆動される。
【0057】図32は上記構成を簡略化したもので、負
荷質量mの大きさに応じて電動モータ104を駆動して
スライドスクリュー102を回転させることにより弾性
部材42の弾性力が変化する。したがって、弾性部材4
2の弾性力を適宜調整することにより第1及び第2永久
磁石30,32のラップ長さbを略一定に保持すること
ができ、所定の加振波形制御を行うことができる。
【0058】また、図13の加振機Mにおいて、頂板1
8に取り付けられた二つの永久磁石38,40と同一磁
極が対向する二つの永久磁石34,36を前後方向に移
動することにより負荷質量を調整することもできる。
【0059】図33は負荷質量調整機構の別の変形例8
6Bを示している。図33に示されるように、負荷質量
調整機構86Bは、基板14の上面に所定距離をおいて
固定された二つのリニアガイド106,106と、リニ
アガイド106,106に沿って前後方向に摺動自在に
取り付けられた磁石載置板108と、磁石載置板108
の下面に固定されたスライドナット110と、スライド
ナット110と螺合するスライドスクリュー112と、
基板14に取り付けられスライドスクリュー112を回
転駆動する電動モータ114により構成されている。二
つの永久磁石34,36は、永久磁石38,40とそれ
ぞれ対向した状態で磁石載置板108に固定されてい
る。
【0060】頂板18に加わる質量負荷mは、第1及び
第2永久磁石30,32の反発力と、永久磁石34,3
6及び永久磁石38,40の反発力により支持されるの
で、負荷質量mの大きさに応じて電動モータ114を駆
動してスライドスクリュー112を回転させると磁石載
置板108がリニアガイド106,106に沿って前後
方向に摺動する。その結果、永久磁石34,36が前後
方向に移動することになるので、対向する永久磁石3
8,40との対向面積が変化し反発力が変化する。した
がって、永久磁石34,36の前後位置を適宜調整する
ことにより第1及び第2永久磁石30,32のラップ長
さを略一定に保持することができ、所定の加振波形制御
を行うことができる。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
発明のうちで請求項1に記載の発明によれば、同一磁極
が対向する少なくとも一対の永久磁石の一方を他方に対
し周期的に往復移動させて一対の永久磁石の対向面積を
変化させることにより頂板を上下方向に振動させるよう
にした加振機において、頂板に加えられる負荷質量に応
じて駆動源の作動前の上記一対の永久磁石のラップ長さ
を略一定に保持するようにしたので、駆動源に加わる負
荷を安定化させることができ所定の加振波形制御を行う
ことができる。
【0062】また、請求項2に記載の発明によれば、駆
動源に第1永久磁石を取り付けるとともに第1永久磁石
と同一磁極が対向する第2永久磁石を基板に摺動自在に
取り付け、頂板に加えられる負荷質量に応じて第2永久
磁石を摺動させて第1永久磁石との反発力を変化させる
ことにより上記一対の永久磁石のラップ長さを略一定に
保持するようにしたので、負荷質量調整機構の構成が簡
素で安価に製作することができる。
【0063】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
駆動源に弾性部材を取り付け、頂板に加えられる負荷質
量に応じて弾性部材の弾性力を変化させることにより上
記一対の永久磁石のラップ長さを略一定に保持するよう
にしたので、負荷質量調整機構の構成が極めて簡素であ
る。
【0064】また、請求項4に記載の発明によれば、同
一磁極が対向し負荷質量を支持する複数の永久磁石をさ
らに設け、頂板に加えられる負荷質量に応じて上記複数
の永久磁石の一部を他方に対し摺動させて永久磁石の反
発力を変化させることにより上記一対の永久磁石のラッ
プ長さを略一定に保持するようにしたので、負荷支持手
段として使用される永久磁石を利用して負荷質量の調整
ができ、簡素な構成の加振機を安価に製作することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 二つの永久磁石により構成される磁性バネに
おいて、二つの永久磁石の入力側と出力側の平衡位置を
示した模式図である。
【図2】 図1の磁性バネにおいて、加えられた荷重と
永久磁石の平衡位置からの変位量との関係を示す基本特
性のグラフである。
【図3】 実測された荷重と変位量との関係を示すグラ
フである。
【図4】 永久磁石の端面上に磁荷が均一に分布してい
ると仮定したチャージモデルにおける入出力の考え方を
示す模式図であり、(a)は吸引を、(b)は反発を、
(c)は(b)とは異なる部位の反発をそれぞれ示して
いる。
【図5】 同一磁極を対向させた永久磁石において、一
方を他方に対し移動させた(対向面積を変えた)場合の
模式図である。
【図6】 図5に基づいて計算した場合のX軸移動量に
対するX軸及びZ軸方向の荷重を示すグラフである。
【図7】 図5の永久磁石の離間距離を一定に保持し、
一方を他方に対し完全にずれた状態から完全にラップし
た状態まで移動し、さらにこの状態から完全にずれた状
態まで移動させた時の変位量と荷重との関係を示すグラ
フである。
【図8】 同一磁極を対向させた永久磁石において、一
方を他方に対し回転させた(対向面積を変えた)場合の
模式図である。
【図9】 図8に基づいて永久磁石を回転させた場合の
対向面積に対する最大荷重を示すグラフである。
【図10】 永久磁石としてネオジム系磁石を採用した
場合の磁石間距離と荷重との関係を示すグラフである。
【図11】 永久磁石の対向面積を変化させることによ
り幾何学的寸法を変化させるようにしたスライド型原理
モデルの斜視図である。
【図12】 図11のスライド型原理モデルにより得ら
れた入出力の関係を示すグラフである。
【図13】 図11のスライド型原理モデルの応用例を
示す上下方向加振機の斜視図である。
【図14】 図13の加振機の側面図である。
【図15】 図13の加振機の正面図である。
【図16】 図13の加振機の駆動源である動電型アク
チュエータの斜視図である。
【図17】 図16の動電型アクチュエータの一部を切
り欠いた平面図である。
【図18】 図16の動電型アクチュエータの部分断面
側面図である。
【図19】 図16の動電型アクチュエータに設けられ
たコイルの結線図である。
【図20】 図16の動電型アクチュエータに設けられ
た磁気回路の概略側面図である。
【図21】 動電型アクチュエータの変形例を示す斜視
図である。
【図22】 動電型アクチュエータの別の変形例を示す
部分断面側面図である。
【図23】 図16の動電型アクチュエータに1Aの電
流を流した場合の推力分布を示すグラフである。
【図24】 同一磁極が対向する一対の永久磁石を負荷
調整手段として採用した動電型アクチュエータの斜視図
である。
【図25】 図13の加振機の機械モデルを示す概略図
である。
【図26】 動電型アクチュエータをsin波で駆動す
る場合のクローズドループ制御のブロック図である。
【図27】 駆動波として使用されるsin波を示すグ
ラフである。
【図28】 駆動波として使用されるランダム波を示す
グラフである。
【図29】 本発明にかかる質量負荷調整機構を図13
の加振機に組み込んだ場合の斜視図である。
【図30】 図29に示される負荷質量調整機構の作用
を示す概略図である。
【図31】 別の質量負荷調整機構を図13の加振機に
組み込んだ場合の斜視図である。
【図32】 図31に示される負荷質量調整機構の作用
を示す概略図である。
【図33】 さらに別の質量負荷調整機構の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2,4,34,36,38,40,54,58,60,88,90 永久磁石 6 基台 8 直動スライダ 10 L型アングル 14 基板 16 リンク機構 18 頂板 28 動電型アクチュエータ 30 第1永久磁石 32 第2永久磁石 42 負荷調整用弾性部材 44 ホルダ 46 磁気回路 52 コイル 76 sin波テーブル 78 デジタルーアナログ変換器 80 アンプ 82 ポテンショメータ 84 比較器 86,86A,86B 負荷質量調整機構 92,100,110 スライドナット 94,102,112 スライドスクリュー 96,104,114 電動モータ M 加振機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板に上下動自在に連結され
    た頂板と、同一磁極が対向する少なくとも一対の永久磁
    石と、該一対の永久磁石の一方を駆動する駆動源とを備
    え、該駆動源により一方の永久磁石を他方の永久磁石に
    対し周期的に往復移動させて上記一対の永久磁石の対向
    面積を変化させることにより上記頂板を上下方向に振動
    させるようにした加振機において、 上記頂板に加えられる負荷質量に応じて上記駆動源の作
    動前の上記一対の永久磁石のラップ長さを略一定に保持
    することにより、上記駆動源に加わる負荷を安定化させ
    たことを特徴とする加振機の負荷質量調整機構。
  2. 【請求項2】 上記駆動源に第1永久磁石を取り付ける
    とともに該第1永久磁石と同一磁極が対向する第2永久
    磁石を上記基板に摺動自在に取り付け、上記頂板に加え
    られる負荷質量に応じて上記第2永久磁石を摺動させて
    上記第1永久磁石との反発力を変化させることにより上
    記一対の永久磁石のラップ長さを略一定に保持するよう
    にした請求項1に記載の加振機の負荷質量調整機構。
  3. 【請求項3】 上記駆動源に弾性部材を取り付け、上記
    頂板に加えられる負荷質量に応じて上記弾性部材の弾性
    力を変化させることにより上記一対の永久磁石のラップ
    長さを略一定に保持するようにした請求項1に記載の加
    振機の負荷質量調整機構。
  4. 【請求項4】 同一磁極が対向し負荷質量を支持する複
    数の永久磁石をさらに設け、上記頂板に加えられる負荷
    質量に応じて上記複数の永久磁石の一部を他方に対し摺
    動させて上記複数の永久磁石の反発力を変化させること
    により上記一対の永久磁石のラップ長さを略一定に保持
    するようにした請求項1に記載の加振機の負荷質量調整
    機構。
JP33281197A 1997-12-03 1997-12-03 加振機の負荷質量調整機構 Pending JPH11165130A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7318667B2 (en) * 2005-03-22 2008-01-15 Lab-Line Instruments, Inc. Platform shaker for CO2 environment

Cited By (1)

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