JPH11165108A - カーテンコーティング装置のワイヤエッジガイド用の組み合わされた水投入部とベンドバック・フラグ - Google Patents

カーテンコーティング装置のワイヤエッジガイド用の組み合わされた水投入部とベンドバック・フラグ

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JPH11165108A
JPH11165108A JP28102398A JP28102398A JPH11165108A JP H11165108 A JPH11165108 A JP H11165108A JP 28102398 A JP28102398 A JP 28102398A JP 28102398 A JP28102398 A JP 28102398A JP H11165108 A JPH11165108 A JP H11165108A
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curtain
water
edge guide
bendback
coating
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Application number
JP28102398A
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English (en)
Inventor
Robert B Bilhorn
ロバート・ビー・ビルホーン
Douglas B Humby
ダグラス・ビー・ハンビー
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • B05C5/008Slide-hopper curtain coaters

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  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーテンコーティング装置において、種々の
コーティング用溶液とコーティングパラメータの要件を
満たすために迅速かつ再現可能に交換することができる
カーテンエッジング用デバイスを提供する。 【解決手段】 カーテンコーティング装置において、水
をワイヤエッジガイドに供給するためのデバイスであっ
て、(a)一体的に形成された水投入部本体(12);
(b)前記水投入部本体にある水投入口;(c)前記水
投入部本体に一体に形成された、前記水投入部からワイ
ヤエッジガイドに水を搬送するための水供給流路(80)(8
2);および(d)前記水投入部本体のカーテン側の面(7
2)から突出したエッジガイド面(76)を有し、前記エッ
ジガイド面(76)が自由落下するカーテンの厚みと曲率に
実質的に一致する略曲線状の流路に追従していることを
特徴とするデバイス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にカーテンコ
ーティング装置に適したワイヤエッジガイドに関するも
のであり、特に、カーテンコーティング装置とともに用
いられるベンドバック・フラグおよび潤滑用流体供給デ
バイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カーテンコーティング装置においては、
自由落下するコーティング用液体のカーテンを移動する
支持体の上に衝突させ、その上に層を形成させることに
よって移動する支持体をコーティングする。カーテンコ
ーティング装置の一つがHughesの米国特許第3,50
8,947号に開示されている。この装置においては、
複数の別個の液体層からなる複数層の複合体がスライド
ホッパーに形成され、該組成物はそこから落下されて自
由落下するカーテンを形成する。
【0003】カーテンコーティングプロセスにおいて、
特に該プロセスが複数層の写真材料の製造に用いられる
とき、コーティングの質は主に液体カーテンの性質によ
って決定される。コーティング用溶液の安定した層流が
スライドホッパーによって形成されること、ならびに均
一に安定な層流の液体カーテンがコーティング用溶液か
ら形成されることを保証することが重要である。表面張
力の影響下で落下するカーテンのエッジの縮流を防止す
るために、カーテンはそのエッジでカーテンエッジガイ
ドによってガイドされる必要のあることが知られてい
る。しかしながら、エッジガイドは固体材料で作られて
おり、潤滑化されない場合には抵抗(drageffect)が生
じるためにコーティング用液体を減速させる。この速度
減少は、エッジ付近で到達し得る最大コーティング速度
において明らかに不利な結果をもたらす。さらに、水も
しくは他の低粘性液体の潤滑層の導入が、エッジガイド
に沿って抵抗を減少させ、カーテンエッジにおけるコー
ティング用溶液の速度を増加させることも従来から知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】垂直方向に向いている
薄いエッジガイドが、カーテンの幅にマッチさせること
を試みるために用いられてきた。そのことは、例えばGr
eillerの米国特許第3,632,374号、Koepkeらの
米国特許第4,479,987号、Reiterの米国特許第
4,830,887号に示されている。薄いエッジガイ
ドはカーテンがエッジ付近で不均一になることを抑止す
るために用いられる。これらのエッジロッドは実質的に
カーテンエッジと同じ幅を有し、そしてある場合におい
ては潤滑が摩擦抵抗を減少させるために利用されるが、
それらは「ベンドバック(bendback)」と一般に称され
るカーテンコーティングの別の現象に関連する問題を避
けることに関しては効果的でない。カーテンの自然な軌
跡は放物線状であり、その曲率はホッパーのリップで最
大となる。ベンドバックは、コーティング用溶液がホッ
パーのリップの先端から離れるときにコーティング用溶
液が曲がることを特徴とするものである。コーティング
用溶液がホッパーのリップから離れるとき、ホッパーの
リップの先端の回りでモーメントが生じ、そして水平方
向の速度が生じ、この速度は溶液をホッパーの本体に向
かって内側へ曲げる。ベンドバックは、カーテン速度が
減少するにつれて、あるいはカーテンの単位幅あたりの
流量が増加するにつれて増加する。ベンドバックはまた
表面張力が減少するときにも増加する。
【0005】ベンドバックは均一なコーティング層が支
持体上で形成されることを妨げるものではないが、コー
ティング用溶液のベンドバックに適合できないなら(す
なわち、全体のカーテン幅がその自然な湾曲した経路を
たどることができなかった場合)、カーテンに「定常
波」が生じ得る。定常波は一般に次のような場合、例え
ば細いエッジガイドがホッパーのリップに取り付けられ
ており、そしてコーティング用溶液を、その本来の湾曲
した経路とは異なる垂直な経路に沿ってガイドするとき
に生じる。これは介入点でカーテンにムラを生じさせ
る。ムラの源から発する定常波が生じる。この定常波は
乾燥されたコーティング(または塗膜)に長手方向のす
じを形成させる。
【0006】Ridleyの米国特許第4,135,477号
はベンドバックの問題に取り組んでいる。Ridleyは、ホ
ッパーのリップからコートされる支持体までずっと延び
ている幅の広いエッジガイドプレートを有するカーテン
コーティング装置を開示している。エッジガイドプレー
トは、カーテンがその自然な湾曲した経路をたどって支
持体に至ることを可能にするような十分に広い幅を有す
る。本質的にエッジプレートは、その全体の長さに亘っ
て実質的にカーテンエッジよりも広い幅を有する。しか
しながら、このタイプのエッジプレートは他の問題をも
たらす。第一に、カーテンエッジに比べてエッジプレー
トの幅が広いことは、カーテンのエッジにおける速度を
減少させることになる。この減少した速度はカーテンの
安定性を減少させる。加えて、カーテンのエッジと幅の
広いエッジプレートとの間には幅の広いメニスカスが形
成される。これはメニスカスに隣接するカーテンが相対
的に薄くなることを招く。結果として、カーテンの外側
エッジに近接する支持体の幅の全域で被度が均一でなく
なる。
【0007】カーテンコーティング装置は一般に、ホッ
パーに取り付けられたエッジパッドから突出する固定さ
れたエッジ壁を含む。固定されたエッジ壁は、コーティ
ング用溶液のエッジをホッパースライドにおいてガイド
する。エッジパッドは、コーティング用溶液がホッパー
から出てくるホッパースロットからホッパーのリップに
延在している。ホッパーのリップはコーティング用溶液
がホッパーから離れて自由落下するカーテンを形成する
場所である。コーティングエッジ付近でコーティングの
均一性を高度なものにするには、ホッパーのエッジパッ
ドとカーテンのエッジガイドを、コーティング用溶液の
厚みおよび軌跡に注意深く整合させることが重要であ
る。これらのエリアにおける不整合は流れている層に乱
れを生じさせ、コーティングの支持体への塗布において
欠陥が生じる可能性がある。そのような欠陥はコーティ
ングのエッジ付近において一もしくは複数のコーティン
グ層の被覆の上もしくは下に存在する。また、流れ(フ
ロー)の乱れは、コーティングエッジから約10cmに至
るまでの範囲で発生するコーティングのすじをもたらす
波の形成を招く。
【0008】コーティング用溶液の厚みと軌跡に整合
(またはマッチング)させることは、カーテンがある条
件のもとで上述したような高度な湾曲もしくはベンドバ
ックを呈するホッパーのリップ領域では特に困難であ
る。溶液の厚みはまた、カーテンがその自由落下を開始
したときに生じる加速度のためにリップ付近において急
に変化する。カーテンがホッパーのリップ付近で呈する
正確な軌跡は初期のべンドバックと呼ばれるが、これは
リップの幾何学的構造、溶液の特性および流量(フロー
レート)の関数である。
【0009】初期のベンドバック領域におけるカーテン
の厚みもしくは軌跡に整合(またはマッチング)させる
際のミスは、カーテンのエッジでフローに乱れをもたら
す。不整合(またはミスマッチ)は、接合個所における
要素同士の整列(またはアライメント)が不十分である
こと、もしくは装置の幾何学的構造と実際のカーテンの
形状との間の整合性が単に悪いことに起因することがあ
る。フローの乱れは、乱れが生じている点から発出し、
そしてカーテンの主要部に達する定常波が、カーテンの
中に形成されることを招く。定常波は、基体(または支
持体)に波が衝突する個所でコーティングに長手方向の
すじを形成することになる。さらに定常波は、定常波の
下の液体のフローを再分配し、すじとコーティングのエ
ッジとの間の全領域において被覆の程度を変化させる。
【0010】従来の技術は、容易にかつ再現可能に設置
され、そして種々のコーティング用溶液とパラメータに
ついてカーテンの軌跡に整合させるうえで優れた機能を
奏する、カーテンのエッジング(または縁決め)用装置
を提供していない。さらに従来の技術は、潤滑用液体フ
ローの経路をワイヤ・エッジガイドにもたらすことと組
み合わせてカーテンの初期の軌跡に整合させるという問
題の解決手段を示す潤滑剤投入部の構造を教示していな
い。
【0011】したがって、本発明は、種々のコーティン
グ用溶液とコーティングパラメータの要件を満たすため
に比較的迅速に交換することができるよう、容易に、か
つ再現可能に設置されるカーテンのエッジング用装置を
提供することを目的とする。
【0012】さらに本発明は、ベンドバック・フラグ
(flag)(またはベンドバックセクションガイドもしく
はエッジガイド面)をその中に組み込んだ潤滑用液体の
投入部を提供することを目的とする。
【0013】さらに本発明は、カーテンコーティング装
置の支柱に交換できるように取り付けることが可能な、
一体的に形成された潤滑用液体投入部とベンドバック・
フラグを提供し、それにより一体的に形成された潤滑用
液体投入部とベンドバック・フラグを、塗布されるコー
ティング用溶液の特定の作業要件を満たすために迅速か
つ容易に交換できるようにすることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】簡単に述べると、本発明
の前述のおよび多くの他の特徴、目的および利点は以下
の詳細な説明、特許請求の範囲ならびに図面において直
ちに明らかになるであろう。本発明の目的は、次のカー
テンのエッジング用装置、すなわち、水投入部本体がベ
ンドバック・フラグ(またはエッジガイド面)と一体に
形成され;この水投入部本体が、カーテンコーティング
装置の一部を形成する支柱に、取り替え可能に設置され
るようになっており;それにより特定のコーティング用
溶液とコーティング装置操作パラメータに応じて水投入
部本体を容易に取り替えることが可能であることを特徴
とするカーテンのエッジング用装置によって達成され
る。潤滑用液体の投入部本体は、カーテン側の面、フロ
ント面、底面および傾斜面を含み、傾斜面はフロント面
と底面との間にある。水投入部本体には水投入口があ
り、フロント面で始まり傾斜面と底面とに跨ってほぼ下
向きに延びているチャンネル(または溝)がある。チャ
ンネルはカーテン側の面に向かって傾斜して(または角
度をなして)いる。水投入口からチャンネルにかけて水
投入部本体を通っている孔が形成されており、そしてカ
ーテン側の面から突出しているエッジガイド面があり、
このエッジガイド面は、概ね湾曲した経路に追従して
(またはそのような経路を描いて)いる。エッジガイド
面の幅およびエッジガイド面の曲率はコーティングを形
成する一もしくは複数の溶液の特性およびコーティング
装置の操作パラメータに左右される。水投入部本体と一
体的に形成され、そこから延びている取付け用ブラケッ
トは、水投入部本体を支柱の頂部に取り付けることを可
能にするようになっている。このようにすると、種々の
溶液およびコーティングパラメータに関してベンドバッ
クの軌跡にぴったりと整合(またはマッチ)させること
が可能なだけでなく、ベンドバック・フラグの幅をコー
ティング用溶液の厚みに整合(またはマッチ)させるこ
とも可能であり、それによって従来の幅広のベンドバッ
ク・フラグが抱えていた厚さに関する問題がなくなる。
【0015】上述したとおり、本発明の一体的に形成さ
れた水投入部本体は、種々の製品の混合物が遭遇する特
定のフロー条件に適合させたエッジガイド装置を用いる
有効な方法を可能にしている。本発明の水投入部本体
は、ワイヤを乱すことなく、次のコーティングの特定の
フロー条件のために設計された別の水投入部本体と迅速
に取り替えることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の例を図1〜
図9に示す。以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は本発明の水投入部本体(12)(図2参照)を組
み込んだコーティング装置(10)の概略を示す斜視図
である。カーテンコーティング装置は、コーティング用
液体を排出する複数の計量供給スロット(16)を有す
るスライドホッパー(14)を含む。コーティング用液
体はすべり面(18)に沿って下流に流れ、ホッパーの
リップ(20)に到る。そしてコーティング用液体はホ
ッパーのリップ(20)からその先端(22)を経由し
て出て行き、自由落下するカーテンを形成する。自由落
下するカーテンはコーティングローラ(26)に支持さ
れた移動する支持体(24)の上に落下する。左側およ
び右側エッジガイド装置(28)(30)がホッパーの
リップ(20)からコーティングローラ(26)に向か
って下向きに延びている。
【0017】図2は右側エッジガイド装置(30)の斜
視図である。左側エッジガイド装置(28)は右側エッ
ジガイド装置(28)と鏡像関係にある。右側エッジガ
イド装置(30)は、スライドホッパー(14)に取り
付けられるエッジパッド(32)を含む。また、固定さ
れたエッジ壁(36)がエッジパッド(32)のカーテ
ン側の面(34)から突出している。エッジパッド(3
2)は、計量供給スロット(16)からホッパーのリッ
プ(20)の先端(22)まで延びている。ここで、計
量供給スロット(16)はコーティング用溶液がスライ
ドホッパー(14)から出てくる所であり、ホッパーの
リップ(20)の先端(22)はコーティング用溶液が
スライドホッパー(14)を離れて自由落下するカーテ
ンを形成する所である。エッジパッド(32)の下には
ワイヤエッジガイドの支柱(38)が配置されている。
ワイヤエッジガイドの支柱(38)は、エッジパッド
(32)に取り付けられた取付け用フレーム(40)に
よって支持されている(図1参照)。本発明の水投入部
本体(12)はワイヤエッジガイドの支柱(38)の上
端に取り付けられている。カーテンをガイドする一組の
ワイヤ(42)は、ワイヤエッジガイドの支柱(38)
の上端から下端に延びている。水もしくは他の潤滑用流
体は水投入部本体(12)によってワイヤ(42)に送
られる。水をワイヤ(42)の背後(カーテンと反対の
側)に案内することによって、エッジ壁(36)とワイ
ヤ(42)の間の間隔を相当減らすことができる。ワイ
ヤ(42)は自由落下するカーテンのためのエッジガイ
ドとして機能する。減圧(または真空)ブロック(4
3)は、支柱(38)の基部で支えられており、自由落
下するカーテンが移動する支持体(24)に接触すると
きに潤滑用液体の除去を可能にする。ワイヤ(42)は
支柱(38)に取り付けられたバンパー(45)によっ
て保護されている。
【0018】図3は、ワイヤエッジガイドの支柱(3
8)および水投入部本体(12)の分解斜視図を示す。
投入部支持用タブ(44)が支柱(38)の上部から延
びている。投入部支持用タブ(44)は、互いに直角で
ある2つの平面(46)(48)を含む。また、投入部
支持用タブ(44)には、一組のグルーブ(または溝)
(47)がワイヤ(42)を位置決めするために設けら
れている。ワイヤ(42)は例えばねじ(49)によっ
て支柱(38)の後方に取り付けられる。ねじ(49)
は、穴(51)を経由してナット(53)で保持され、
ワイヤ(42)の張力を調節する。投入部支持用タブ
(44)は、水投入部本体(12)に対して垂直方向な
らびに一つの水平方向のディメンジョンを合わせるため
のものである。投入部支持用タブ(44)のアールの付
いた端部(50)は、水投入部本体(12)の第2の水
平方向の自由度を制限するストッパーである。投入部支
持用タブ(44)の平面(46)には2つのねじを切っ
た穴(52)(54)がある。水投入部本体(12)が
投入部支持用タブ(44)に取り付けられると、水投入
部本体(12)に設けられた皿穴(56)(58)の中
心はねじを切った穴(52)(54)の中心と整列して
ほぼ一直線上に並ぶ。しかしながら、皿穴(56)(5
8)とねじを切った穴(52)(54)の整列状態、す
なわち両者の中心は意図的に僅かにずらされている。こ
のように整列状態を僅かにずらすことによって、平頭ね
じ(60)をねじを切った穴(52)(54)にねじ込
んで係合させた場合に横方向の力が作用することにな
る。この力は水投入部本体(12)をしっかりと引っ張
って水投入部本体(12)の基準面(46)(48)
(50)に接触させ、水投入部本体(12)の適当な整
列を保証する。ねじを切った穴(52)(54)と皿穴
(56)(58)との間を意図的にずらず場合、そのず
れは約0.005インチであることが望ましい。水投入
部本体(12)には給水チューブ(59)(一部のみ図
示)が繋がれる。
【0019】図4〜図9は本発明の水投入部本体(1
2)をより詳細に示すものである。水投入部本体(1
2)は、その背面側から延びる投入部取付け用ブラケッ
ト(62)を含む。皿穴(56)(58)は実際には投
入部取付け用ブラケット(62)に設けられる。水投入
部本体(12)は、頂面(64)、頂面(64)に対し
て実質的に垂直であるフロント面(66)、頂面(6
4)と実質的に平行である底面(68)、およびフロン
ト面(66)と底面(68)との間にある傾斜面(7
0)を含む。水投入部本体(12)は更に、カーテン側
の面(72)、およびカーテン側の面(72)の反対側
にある投入口側の面(74)(図9参照)を含む。カー
テン側の面(72)からはエッジガイドもしくはベンド
バック・フラグ(76)が突出している。投入口側の面
(74)には水投入部本体(12)の中に延びている孔
(78)がある。孔(78)の直径は、好ましくは約
0.090インチである。水投入口側の面(74)の孔
(78)の部分は、給水チューブ(59)が嵌り得るよ
うに十分に大きいものである。フロント面(66)で始
まり、傾斜面(70)および底面(68)にわたってい
るチャンネル(80)がある。フロント面(66)を通
るチャンネル部(80)には、孔(78)と交差する孔
(82)がある。このようにして、水投入部本体(1
2)は潤滑用液体の流路を有し、その流路において水も
しくはその他の潤滑用液体は、孔(78)、孔(82)
およびチャンネル(80)を経由して流れるようになっ
ている。チャンネル(80)は、水の流量が約25〜3
0ミリリットル/分になることを許容するような寸法を
有する。チャンネルの幅は好ましくは約0.070イン
チであり、チャンネルの深さは好ましくは約0.075
インチであり、チャンネル(80)の断面は矩形である
ことが好ましい。
【0020】図5は、投入部取付け用ブラケット(6
2)が略水平な平面(84)および略垂直な平面(8
6)を含む様子を示したものである。加えて、投入部取
付け用ブラケット(62)はアールの付いた内側面(8
8)をさらに含む。略水平な平面(84)は平坦な基準
面(46)と対になるように(または一致するように)
なっている。略垂直な平面(86)は平坦な基準面(4
8)と対になるようになっている。アールの付いた内側
面(88)はアールのついた端部(50)と対になるよ
うになっている。先に述べたとおり、水投入部本体(1
2)に設けられた2つの皿穴(56)(58)の中心
は、投入部支持用タブ(44)に設けられた2つのねじ
を切った穴(52)(54)の中心から僅かにずれてい
る。この意図的な僅かな「ずれ」は、平頭ねじ(60)
が水投入部本体(12)を投入部支持用タブ(44)に
連結させるために用いられる場合において、水投入部本
体(12)が投入部支持用タブ(44)としっかりと係
合することを保証するものである。
【0021】続いて図4に戻って説明すると、自然な漏
れ止めを供するために、チャンネル(80)の上端にお
ける壁面の高さは、チャンネル(80)が水投入部本体
(12)の頂面(64)に達する手前でゼロになるよう
テーパー状に漸減している。チャンネル(80)が頂面
(64)まで続いていると、チャンネル(80)の底と
チャンネル(80)の壁との間に形成されるコーナー
(または角)に沿って、毛管力すなわち毛管現象によっ
て液体が頂面(64)まで引き上げられるおそれがあ
る。一度頂面(64)に液体が達すると、液体が広がっ
て汚染の問題を招くおそれがある。孔(82)から始ま
る潤滑用液体供給用チャンネル(80)はフロント面
(72)に向かって傾斜して(または角度をなして)い
る。チャンネル(80)が傾斜面(70)および底面
(68)(図7参照)を通る部分では、その深さは一定
であることが好ましい。傾斜面(70)はチャンネル
(80)の深さをほぼ一定に保つために必要なものであ
る。こうすることにより、液体の滞留するポイントとし
て作用し得る付加的なコーナーが形成されることはな
い。予期しない滞留点の形成は、汚染ならびに望ましく
ない流路をもたらす可能性がある。チャンネル(80)
は垂直面から約15°〜約45°の範囲の角度で傾斜し
ていることが好ましく、垂直面から約25°の角度で傾
斜していることが最も好ましい。傾斜面(70)は垂直
面から約15°〜約50°の範囲の角度で傾斜して配置
されることが好ましく、垂直面から約35°の角度で傾
斜していることが最も好ましい。供給用チャンネル(8
0)の下側セクション(89)はチャンネル(80)の
メインセクション(91)よりも急峻な角度で切削され
る(図7参照)。下側セクション(89)は垂直面から
約45〜約75°の範囲の角度で切削されることが好ま
しく、垂直面から約55°の角度であることが最も好ま
しい。チャンネル(80)を2つのセクション(89)
(91)に切削することによって生じるチャンネル(8
0)の別の特徴は、ワイヤ(42)の後ろにおいて水投
入部本体の中心線(図7の線CL)を越えてチャンネル
(80)の下側セクション(89)の背壁(93)が延
びていることである。ワイヤ(42)にて下側のチャン
ネルセグメントの背壁が、中心線を越えて延びている
と、液体が滞留するコーナーが形成され、それにより液
体中に形成されるメニスカスが減少する。
【0022】注目すべきことは、チャンネル(80)を
経由して供給される潤滑用液体は、カーテンに関して、
すなわちカーテンのある方を前としたとき、ワイヤ(4
2)の背後に供給されることである。従来の技術では、
水の供給は一般に、ワイヤ上方であってワイヤのカーテ
ン側で終わる。しかしながら、ワイヤの前方でチャンネ
ルが終わると、ワイヤが元のガイドエッジ壁(36)か
ら後戻りできる最小距離が制限される。液体をワイヤ
(42)の背後に導びくことによって、投入部の外面
(72)(92)およびベンドバック・フラグ(76)
の一体性が問題となることがなく、ベンドバック・フラ
グ(76)とワイヤ(42)との間の距離は相当減少す
る。
【0023】取付け用ブラケット(62)の一部を構成
するガセット(92)の下側エッジ(90)は、水平面
から45°の角度で切り込まれる(図8参照)。これ
は、潤滑用液体がチャンネル(80)から離れてカーテ
ンと一緒になるとき、潤滑用液体に形成されるメニスカ
スのサイズを更に極力小さくする。ガセット(92)の
下側エッジ(90)が水平であると、潤滑用液体はカー
テンから離れてその面をたどり、それによってホッパー
(14)に向かう方向においてメニスカスが大きくな
る。
【0024】ベンドバック・フラグ(76)は、カーテ
ンがホッパーのリップ(20)の先端(22)から離れ
るときのカーテンの正確な形状にぴったりと一致するよ
うに設計されることが望ましい。実際には、ベンドバッ
ク・フラグ(76)の幅をカーテンの厚みよりも僅かに
広くなるように設計することによって、種々の粘度およ
び流量に備えて幾分か余裕をもたせることができる。ま
た、複数の直線状セグメントによって湾曲した形状に近
づけることもしばしば行われる。エッジにおけるカーテ
ンの厚みを、エッジから離れた厚みと一致するように維
持することは、定常波の形成を防止するために重要であ
る。カーテンのエッジが幅広のエッジ壁を横切って広が
ることを許容すると、エッジのちょうど内側でカーテン
に薄い領域が形成されることになる。カーテン内の薄い
領域は、被覆の程度の低下を招き、また界面活性汚染物
質が存在する場合には破裂しやすく、またカーテンのメ
イン部分よりも小さい濡れ速度を有するおそれがある。
これらの理由のためにベンドバック・フラグ(76)の
エッジのみがコーティング用溶液で濡らされるようにす
ることが重要である。液体がベンドバック・フラグ(7
6)のいずれか一方の側面に移動すると、膨らんだエッ
ジが生成され、先に言及した問題を招く。
【0025】気体−液体界面が留まり得る鋭利な角を呈
することによって、コーティング用溶液がベンドバック
・フラグ(76)の意図する表面を越えて濡らすことが
阻止されている。
【0026】カーテンの凸状部側とは対照的に、カーテ
ンの凹状部側ではエッジ壁もしくはベンドバック・フラ
グの高さに種々の要求が存在することが認められた。カ
ーテンの凹状部側は、コーティング用液体がエッジ壁の
コーナーの周囲およびカーテン側の面(72)を濡らす
ことに関して、問題をより生じさせる傾向にある。加え
て、ベンドバック・フラグ(76)の基部における(帯
状の)アール(丸み)部の半径が0.047インチより
もずっと小さい場合、コーティング用液体がコーナーで
滞留する傾向は十分に減少しないことが認められた。そ
の結果、ベンドバック・フラグ(76)の表面からガセ
ット(92)の表面までの距離の最小値は、滞留に対し
ては90°のコーナーを与え、そして3/32インチの
直径のアール部を与える距離であることが見い出され
た。カーテンの凹状部側において、ベンドバック・フラ
グ(76)の表面からカーテン側の面(72)までの距
離は増加して0.060インチになり、アール部の直径
は0.33インチに維持される。この距離の増加はホッ
パーを充填しているときに生じ得るフラグの湛水に対し
て強い構造をもたらす。すなわち、ベンドバック・フラ
グ(76)の側方ではねる、あるいはベンドバック・フ
ラグ(76)の側方に付着する液体は、自然にカーテン
の中に引き込まれ、その結果カーテンはベンドバック・
フラグ(76)のコーナーに留まることとなる。
【0027】ベンドバック・フラグ(76)が面(7
2)(92)から延びる距離を最小限にすることによっ
て、ワイヤ(42)がカーテンのエッジにより近接して
移動することが可能となる。このことは、ベンドバック
・フラグ(76)の下端からワイヤ(42)における水
の筋までの遷移状態におけるカーテンフローの乱れを最
小限にする。
【0028】本発明の水投入部本体(12)の製造は比
較的簡単である。本発明の水投入部本体(12)は一体
に形成された単一のピースである。ベンドバック・フラ
グ(76)の輪郭を形成することを除いては、すべての
加工段階はマニュアルで、換言すればテーブル送りをコ
ンピュータで制御することなく、実施することができ
る。ベンドバック・フラグ(76)の輪郭は二軸のフラ
イス盤の数値制御によりカットされ、それによりどのよ
うに複雑な形状の輪郭でもカットすることができる。基
本的には、いずれの数の直線セグメントを使用してもよ
く、それによって本質的に滑らかな曲線が形成される。
【0029】別法では、本発明の水投入部本体(12)
は適当なエポキシ材料でパーツを注型することによって
非常に経済的に製造することができる。この操作のため
に、シリコンのモールドがマスターから作成され、複数
のパーツが再利用可能なモールドから注型される。適当
なマスターは、長期間の製造でパーツが作られる場合に
必要とされるような例えばチタンあるいはステンレス鋼
よりも、むしろLexan(登録商標)のようなポリカーボ
ネートもしくはアルミニウムから加工することができ
る。マスターはまた、プロトタイプ品を迅速に作ること
ができるよう注型材料から作ることもできる。マスター
はパーツに切り込むベンドバック・フラグ(76)の輪
郭なしで製造することもでき、それによりそのマスター
を、ブランク品を形成するモールドを製造するために用
いることができる。ブランク品はそれから次に実験もし
くはパイロット的使用のための所定のベンドバック・フ
ラグを有するプロトタイプ品を製造するために加工でき
る。
【0030】本発明の水投入部本体(12)のモールデ
ィングのために用いられる特定のエポキシ材料は、機械
的靭性、寸法安定性および化学品に対する耐性のような
要因に基づいて選択される必要がある。ニューハンプシ
ャーのSeabrookにあるDexter社から入手できるHysol 20
39樹脂であるYSE-cureN001、およびPTM&W Indust
ries社から入手できるPT4029が、本発明の水投入部本
体(12)のモールディングにおいて利用するのに適し
た二つのエポキシである。
【0031】本発明の水投入部本体(12)は予め決め
られた特定のベンドバック・フラグ(76)を有するよ
うに成型してもよい。ベンドバック・フラグ(76)
は、特定の溶液およびカーテンのフローに合うような寸
法および形状にすることができる。このようにして、コ
ーティング用溶液の厚みと軌跡はマッチされ、それによ
ってカーテンの乱れは最小限になる。特定のコーティン
グ用溶液のために用いられるベンドバック・フラグ(7
6)の形状と幅は、数学的なモデルによって予測するこ
とができ、あるいは経験に基づいて決定することができ
る。理想的には、ベンドバック(76)は、粘度および
流量の変化のために余裕をみてベンドバック・フラグ
(76)がカーテンの厚みよりも僅かに幅が広くなるよ
うにして、カーテンの正確な形状にぴったりとマッチす
るように設計される。複数の直線セグメントによってベ
ンドバック・フラグ(76)の湾曲した形状にかなり近
づけることができる。
【0032】以上の説明から、本発明は、先に述べた目
的を、明白な、そしてこのデバイスに特有な他の利点と
共に達成するために、都合の良いように適合させること
ができることが理解されよう。また、ある特徴およびサ
ブコンビネーションが有用であること、そしてそれらを
他の特徴およびサブコンビネーションを参照して採用し
てもよいことが理解されよう。これは本発明の範囲によ
り、そして本発明の範囲内で考えられる。本発明の範囲
から逸脱しない範囲で多くの実施態様が本発明に基づい
て構成できるので、ここで開示した、また、添付した図
面に示したすべての事項は例示的なものとして解釈さ
れ、限定する意味に解釈されるものではない。
【0033】
【発明の効果】一体的に形成されたベンドバック・フラ
グ(76)を組み込んだ本発明の水投入部本体(12)
は、二つの平頭ねじ(60)だけで支柱(38)の投入
部支持用タブ(44)に取り付けることが可能なので、
コーティング装置(10)のエッジガイド装置(30)
を種々のコーティング用溶液の塗布に適合させるべく、
水投入部本体(12)を別のものに取り替えることが比
較的簡単なこととなる。水投入部本体(12)を取り替
える際、ワイヤ(42)を乱すことを避けることができ
る。さらに、ベンドバック・フラグ(76)が水投入部
本体(12)に一体化されているために、水は従来の水
投入部に比してカーテンのより高い位置に導入できる。
これは、ホッパーのリップ(20)付近におけるより遅
い速度のためにカーテンの乱れを最小限にする。さら
に、一体的に形成された水投入部本体(12)は、従来
の装置において一般に認められる定常波源を完全に除去
する。本発明の水投入部本体(12)により、水はカー
テンがワイヤ(42)へ移行するのと同じ個所で導入さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カーテンコーティング装置の概略を示す斜視
図である。
【図2】 本発明の水投入部本体が組み込まれたカーテ
ンコーティング装置の右側エッジガイド装置の斜視図で
ある。
【図3】 本発明の水投入部本体とエッジガイド支柱の
斜視分解図である。
【図4】 本発明の水投入部本体の斜視図である。
【図5】 図4に示す本発明の水投入部本体の背面図で
ある。
【図6】 本発明の水投入部本体の別方向から見た斜視
図である。
【図7】 図4および図6に示す本発明の水投入部本体
の底面図である。
【図8】 図4および図6に示す本発明の水投入部本体
のカーテン側から見た側面図である。
【図9】 図6に示す本発明の水投入部本体のカーテン
側の反対側から見た側面図である。
【符号の説明】 10 コーティング装置 12 水投入部本体 14 スライドホッパー 16 計量供給スロ
ット 18 すべり面 20 ホッパーのリ
ップ 22 ホッパーのリップの先端 24 支持体 26 コーティングローラ 28 左側エッジガイド装置 30 右側エッジガイド装置 32 エッジパッド 34 カーテン側の
面 36 エッジ壁 38 支柱 40 取付け用フレーム 42 ワイヤ 43 減圧ブロック 44 投入部支持用
タブ 45 バンパー 46、48 平面 47 グルーブ 49 ねじ 50 アールの付いた端部 51 穴 52、54 ねじを切った穴 53 ナット 56、58 皿穴 59 給水チューブ 60 平頭ねじ 62 投入部取付け用ブラット 64 頂面 66 フロント面 68 底面 70 傾斜面 72 カーテン側の面 74 投入口側の面 76 ベントバック・フラグ(またはエッジガイド面) 78、82 孔 80 チャンネル 84 水平な平面 86 垂直な平面 88 アールの付いた内側面 89 下側セクショ
ン 90 下側エッジ 91 メインセクシ
ョン 93 背壁 92 ガセット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由落下するカーテンが移動している支
    持体に供給されるカーテンコーティング装置において、
    水をワイヤエッジガイドに供給するためのデバイスであ
    って、 (a)一体的に形成された水投入部本体; (b)前記水投入部本体にある水投入口; (c)前記水投入部本体に一体に形成された、前記水投
    入口からワイヤエッジガイドに水を送るための水供給流
    路;および (d)前記水投入部本体のカーテン側の面から突出した
    エッジガイド面を有し、 前記エッジガイド面が自由落下するカーテンの厚みと湾
    曲に実質的にマッチする略曲線状の経路に追従すること
    を特徴とするデバイス。
  2. 【請求項2】 水投入部本体を、他の水投入部本体と交
    換することを可能とし、かつワイヤエッジガイドを乱す
    ことなくワイヤエッジガイドに関して正確な位置に配置
    することを可能にする、前記水投入部本体と一体的に形
    成された取付け用ブラケットをさらに含む請求項1に記
    載のデバイス。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデバイスであって、 (a)前記水投入部本体のフロント面から始まり、前記
    水投入部本体の傾斜面を下向きに通過し、底面を通過し
    て延びており、前記水投入部本体のカーテン側の面に向
    かって角度をなしている、前記水投入部本体の中に設け
    られたチャンネル;および (b)自由落下するカーテンから離れたワイヤエッジガ
    イドの側でワイヤエッジガイドに潤滑用液体を供給する
    チャンネルまで、前記水投入口から前記水投入部本体を
    通っている導管経路 をさらに含むデバイス。
JP28102398A 1997-10-02 1998-10-02 カーテンコーティング装置のワイヤエッジガイド用の組み合わされた水投入部とベンドバック・フラグ Pending JPH11165108A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US6066897P 1997-10-02 1997-10-02
US60/060668 1997-10-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11165108A true JPH11165108A (ja) 1999-06-22

Family

ID=22031027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28102398A Pending JPH11165108A (ja) 1997-10-02 1998-10-02 カーテンコーティング装置のワイヤエッジガイド用の組み合わされた水投入部とベンドバック・フラグ

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0906787B1 (ja)
JP (1) JPH11165108A (ja)
DE (1) DE69810559T2 (ja)

Family Cites Families (7)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE69810559D1 (de) 2003-02-13
EP0906787A2 (en) 1999-04-07
EP0906787A3 (en) 2000-05-03
EP0906787B1 (en) 2003-01-08
DE69810559T2 (de) 2003-08-14

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