JPH11165019A - カートリッジ式フィルタ用バンド - Google Patents
カートリッジ式フィルタ用バンドInfo
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- JPH11165019A JPH11165019A JP9347216A JP34721697A JPH11165019A JP H11165019 A JPH11165019 A JP H11165019A JP 9347216 A JP9347216 A JP 9347216A JP 34721697 A JP34721697 A JP 34721697A JP H11165019 A JPH11165019 A JP H11165019A
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルタの濾過材が比較的柔軟な素材によっ
て形成されている場合であっても、その濾過材の摩耗を
抑制して耐久期間を長くすることのできるバンドを提供
する。 【解決手段】 バンド6が取付けられるフィルタ1は、
周方向に連続する多数の蛇腹部7を有する略円筒状の濾
過材2と、濾過材2の両端部2a,2bに設けられた一
対の蓋部3,4と、濾過材2内に収容され、かつ、蓋部
3,4に固定されたリテーナ5とを備える。各蛇腹部7
は鋭角状をなすように2片に折曲げられている。バンド
6は、濾過材2を取囲む環状の本体部9と、本体部9の
内周に設けられ、かつ、各蛇腹部7が嵌入される多数の
嵌合部8とを備える。各嵌合部8は蛇腹部7の外面に接
触する一対の当接面を備える。
て形成されている場合であっても、その濾過材の摩耗を
抑制して耐久期間を長くすることのできるバンドを提供
する。 【解決手段】 バンド6が取付けられるフィルタ1は、
周方向に連続する多数の蛇腹部7を有する略円筒状の濾
過材2と、濾過材2の両端部2a,2bに設けられた一
対の蓋部3,4と、濾過材2内に収容され、かつ、蓋部
3,4に固定されたリテーナ5とを備える。各蛇腹部7
は鋭角状をなすように2片に折曲げられている。バンド
6は、濾過材2を取囲む環状の本体部9と、本体部9の
内周に設けられ、かつ、各蛇腹部7が嵌入される多数の
嵌合部8とを備える。各嵌合部8は蛇腹部7の外面に接
触する一対の当接面を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気体中に含まれる
粉体を濾過材によって濾過及び補集するとともに、その
濾過材の表面に堆積した粉体を払い落すようにしたカー
トリッジ式フィルタに用いられるバンドに関するもので
ある。
粉体を濾過材によって濾過及び補集するとともに、その
濾過材の表面に堆積した粉体を払い落すようにしたカー
トリッジ式フィルタに用いられるバンドに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、集塵装置の一形態として、空
気中に浮遊している粉体をカートリッジ式フィルタで濾
過する、いわゆる濾過型の集塵装置がある。図3で示す
ように、カートリッジ式フィルタ(以下、本明細書では
単に「フィルタ」という)26は、濾過材21、一対の
蓋部22及びリテーナ23を備える。濾過材21は、周
方向に連続する多数の蛇腹部25を有し、全体として略
円筒状をなしている。各蓋部22は硬質の合成樹脂から
なり、濾過材21の端部に設けられている。リテーナ2
3は円筒状をなし、その両端部において両蓋部22に固
定されている。上記構成のフィルタ26では、濾過材2
1が膨らむのを規制するためにバンド24が用いられ
る。バンド24は布により形成され、濾過材21の周囲
に巻付けられる。上記バンド付きフィルタ26が組込ま
れた集塵装置では、空気中に含まれる粉体が濾過材21
によって濾過及び補集される。濾過材21の表面に堆積
した粉体は、その濾過材21に外力が加えられることに
より払い落される。
気中に浮遊している粉体をカートリッジ式フィルタで濾
過する、いわゆる濾過型の集塵装置がある。図3で示す
ように、カートリッジ式フィルタ(以下、本明細書では
単に「フィルタ」という)26は、濾過材21、一対の
蓋部22及びリテーナ23を備える。濾過材21は、周
方向に連続する多数の蛇腹部25を有し、全体として略
円筒状をなしている。各蓋部22は硬質の合成樹脂から
なり、濾過材21の端部に設けられている。リテーナ2
3は円筒状をなし、その両端部において両蓋部22に固
定されている。上記構成のフィルタ26では、濾過材2
1が膨らむのを規制するためにバンド24が用いられ
る。バンド24は布により形成され、濾過材21の周囲
に巻付けられる。上記バンド付きフィルタ26が組込ま
れた集塵装置では、空気中に含まれる粉体が濾過材21
によって濾過及び補集される。濾過材21の表面に堆積
した粉体は、その濾過材21に外力が加えられることに
より払い落される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記バンド付
きフィルタ26では、堆積した粉体を払い落す際等に濾
過材21が変形し、蛇腹部25においてバンド24の巻
かれている箇所(外端25b)が、そのバンド24と擦
れ合ったり、同蛇腹部25の内端25aがリテーナ23
と擦れ合ったりする。この際、濾過材21が硬めの素材
によって形成されていれば特に問題とならないが、通気
性確保等のために比較的柔軟な素材によって形成されて
いると、前述した摩擦が繰返し行われることにより、短
期間で内端25a及び外端25bが摩耗し、濾過材21
に孔があく不具合がある。これではフィルタ26を頻繁
に交換しなければならず、実用的でない。このように、
布製のバンド24を用いた場合には、濾過材として使用
できる素材が限定されてしまうという問題がある。
きフィルタ26では、堆積した粉体を払い落す際等に濾
過材21が変形し、蛇腹部25においてバンド24の巻
かれている箇所(外端25b)が、そのバンド24と擦
れ合ったり、同蛇腹部25の内端25aがリテーナ23
と擦れ合ったりする。この際、濾過材21が硬めの素材
によって形成されていれば特に問題とならないが、通気
性確保等のために比較的柔軟な素材によって形成されて
いると、前述した摩擦が繰返し行われることにより、短
期間で内端25a及び外端25bが摩耗し、濾過材21
に孔があく不具合がある。これではフィルタ26を頻繁
に交換しなければならず、実用的でない。このように、
布製のバンド24を用いた場合には、濾過材として使用
できる素材が限定されてしまうという問題がある。
【0004】そこで、本発明は、濾過材が比較的柔軟な
素材によって形成されている場合であっても、その濾過
材の摩耗を抑制して耐久期間を長くすることのできる、
フィルタ用バンドの提供を課題とするものである。
素材によって形成されている場合であっても、その濾過
材の摩耗を抑制して耐久期間を長くすることのできる、
フィルタ用バンドの提供を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の第1の
発明は、周方向に連続する多数の蛇腹部を有する筒状の
濾過材と、前記濾過材内に収容されたリテーナとを備
え、気体中に含まれる粉体を前記濾過材により濾過して
補集するとともに、外力が加えられることにより、濾過
材表面に堆積した粉体を払い落すようにしたフィルタに
用いられるものであり、前記濾過材を取囲む環状の本体
部と、前記本体部の内周に設けられ、かつ、前記濾過材
の各蛇腹部が嵌入される多数の嵌合部とを備えるバンド
であることを要旨としている。
発明は、周方向に連続する多数の蛇腹部を有する筒状の
濾過材と、前記濾過材内に収容されたリテーナとを備
え、気体中に含まれる粉体を前記濾過材により濾過して
補集するとともに、外力が加えられることにより、濾過
材表面に堆積した粉体を払い落すようにしたフィルタに
用いられるものであり、前記濾過材を取囲む環状の本体
部と、前記本体部の内周に設けられ、かつ、前記濾過材
の各蛇腹部が嵌入される多数の嵌合部とを備えるバンド
であることを要旨としている。
【0006】上記第1の発明によると、バンドが取付け
られたフィルタは濾過型の集塵装置に装着される。集塵
装置の作動時には、粉体発生箇所からの粉体が気体をと
もなって集塵装置内部に吸引される。この気体は濾過材
を通過する。その際、粉体は、濾過材を構成する繊維の
隙間に付着する。従って、濾過材通過後には、粉体が除
去(濾過)された清浄な気体が得られる。そして、時間
の経過に従い前記隙間に粉体が埋り、濾過材表面に付着
層が形成される。その後は、粉体は付着層によって遮ら
れて補集され、堆積する。これに対し、堆積した粉体
は、バンド付きフィルタに外力が加えられることにより
払い落される。
られたフィルタは濾過型の集塵装置に装着される。集塵
装置の作動時には、粉体発生箇所からの粉体が気体をと
もなって集塵装置内部に吸引される。この気体は濾過材
を通過する。その際、粉体は、濾過材を構成する繊維の
隙間に付着する。従って、濾過材通過後には、粉体が除
去(濾過)された清浄な気体が得られる。そして、時間
の経過に従い前記隙間に粉体が埋り、濾過材表面に付着
層が形成される。その後は、粉体は付着層によって遮ら
れて補集され、堆積する。これに対し、堆積した粉体
は、バンド付きフィルタに外力が加えられることにより
払い落される。
【0007】ところで、前記バンド付きフィルタにおい
ては、濾過材内に収容されたリテーナは、各蛇腹部の内
端に接触することにより、同蛇腹部が内方へ動こうとす
るのを規制する。また、濾過材の外側に位置するバンド
は、その嵌合部において各蛇腹部に接触することによ
り、同蛇腹部が前記内方以外の方向(外方、周方向等)
へ動こうとするのを規制する。このように、多数の蛇腹
部において、リテーナ及び嵌合部によって取囲まれた箇
所は、いずれの方向へも動くことが規制される。従っ
て、濾過時、払い落し時等に、蛇腹部が局部的にリテー
ナやバンドと擦れることはない。
ては、濾過材内に収容されたリテーナは、各蛇腹部の内
端に接触することにより、同蛇腹部が内方へ動こうとす
るのを規制する。また、濾過材の外側に位置するバンド
は、その嵌合部において各蛇腹部に接触することによ
り、同蛇腹部が前記内方以外の方向(外方、周方向等)
へ動こうとするのを規制する。このように、多数の蛇腹
部において、リテーナ及び嵌合部によって取囲まれた箇
所は、いずれの方向へも動くことが規制される。従っ
て、濾過時、払い落し時等に、蛇腹部が局部的にリテー
ナやバンドと擦れることはない。
【0008】請求項2に記載の第2の発明は、第1の発
明の構成に加え、前記本体部及び嵌合部が弾性材料によ
り形成されていることを要旨としている。
明の構成に加え、前記本体部及び嵌合部が弾性材料によ
り形成されていることを要旨としている。
【0009】上記第2の発明によると、弾性材料によっ
て形成された体部及び嵌合部に対し外部から応力が加わ
った場合、対応する箇所が弾性変形する。応力が除かれ
ると、弾性変形した箇所が元の状態に戻る。
て形成された体部及び嵌合部に対し外部から応力が加わ
った場合、対応する箇所が弾性変形する。応力が除かれ
ると、弾性変形した箇所が元の状態に戻る。
【0010】請求項3に記載の第3の発明は、第1また
は2の発明の構成に加え、前記各蛇腹部が2片に折曲げ
られており、前記各嵌合部が蛇腹部の外面に接触する一
対の当接面を備えることを要旨としている。
は2の発明の構成に加え、前記各蛇腹部が2片に折曲げ
られており、前記各嵌合部が蛇腹部の外面に接触する一
対の当接面を備えることを要旨としている。
【0011】上記第3の発明によると、各蛇腹部が嵌合
部に嵌入された状態では、同蛇腹部の外面が対応する当
接面に接触する。各蛇腹部の内端がリテーナに接触す
る。各蛇腹部において、バンドが取付けられた箇所は、
ちょうど両当接面及びリテーナによって三方から取囲ま
れた状態となる。
部に嵌入された状態では、同蛇腹部の外面が対応する当
接面に接触する。各蛇腹部の内端がリテーナに接触す
る。各蛇腹部において、バンドが取付けられた箇所は、
ちょうど両当接面及びリテーナによって三方から取囲ま
れた状態となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を、図1及び図2に従って説明する。
形態を、図1及び図2に従って説明する。
【0013】まず、本実施形態のバンドが取付けられる
フィルタについて説明する。図1に示すように、フィル
タ1は濾過材2、一対の蓋部3,4及びリテーナ5を備
えている。濾過材2は、周方向に連続する多数の蛇腹部
7を有し、全体として略円筒状をなしている。各蛇腹部
7は鋭角状をなすように2片に折曲げられている。濾過
材2は、濾布を、所定間隔毎に交互に曲げ方向を変えな
がら規則的に折曲げ、その両端部を接着等の手段によっ
て貼り合わせたものである。ここで、濾過材2を、多数
の蛇腹部7からなる構造としたのは、粉体の濾過に関わ
る箇所の表面積をできる限り大きくして、濾過性能を高
めるためである。濾布としては、比較的柔軟で通気性に
優れた不織布が用いられている。
フィルタについて説明する。図1に示すように、フィル
タ1は濾過材2、一対の蓋部3,4及びリテーナ5を備
えている。濾過材2は、周方向に連続する多数の蛇腹部
7を有し、全体として略円筒状をなしている。各蛇腹部
7は鋭角状をなすように2片に折曲げられている。濾過
材2は、濾布を、所定間隔毎に交互に曲げ方向を変えな
がら規則的に折曲げ、その両端部を接着等の手段によっ
て貼り合わせたものである。ここで、濾過材2を、多数
の蛇腹部7からなる構造としたのは、粉体の濾過に関わ
る箇所の表面積をできる限り大きくして、濾過性能を高
めるためである。濾布としては、比較的柔軟で通気性に
優れた不織布が用いられている。
【0014】一方の蓋部3は、濾過材2の端部2aの周
りに形成されており、中心部分に空気の排出口3aを有
している。他方の蓋部4は濾過材2の端部2bの周りに
形成され、同端部2bを塞いでいる。これらの蓋部3,
4は、いずれも弾性材料としての熱可塑性ウレタンゴム
を用い、型成形によって形成したものである。リテーナ
5は、多数の丸孔5aを縦横に有する金属薄板によって
形成されている。リテーナ5は円筒状をなし、かつ、濾
過材2と略同一の長さを有している。リテーナ5は濾過
材2の内部に収容されており、その両端部が前述した蓋
部3,4内にそれぞれ入り込んでいる。
りに形成されており、中心部分に空気の排出口3aを有
している。他方の蓋部4は濾過材2の端部2bの周りに
形成され、同端部2bを塞いでいる。これらの蓋部3,
4は、いずれも弾性材料としての熱可塑性ウレタンゴム
を用い、型成形によって形成したものである。リテーナ
5は、多数の丸孔5aを縦横に有する金属薄板によって
形成されている。リテーナ5は円筒状をなし、かつ、濾
過材2と略同一の長さを有している。リテーナ5は濾過
材2の内部に収容されており、その両端部が前述した蓋
部3,4内にそれぞれ入り込んでいる。
【0015】前記構成のフィルタ1において互いに離間
した箇所には複数(図1では1つのみ図示)のバンド6
が取付けられている。図2に示すように各バンド6は、
1cm程度の厚みを有する円環状の本体部9と、各本体
部9の内周に設けられた、蛇腹部7と同数の嵌合部8と
によって構成されている。各嵌合部8には一対の当接面
8a,8bが形成されている。これらの本体部9及び嵌
合部8は、蓋部3,4と同様に、弾性材料としての熱可
塑性ウレタンゴムによって一体形成されている。各バン
ド6がフィルタ1に取付けられた状態では、各本体部9
が濾過材2を取囲み、嵌合部8に蛇腹部7が嵌入されて
いる。そして、各蛇腹部7の外面が当接面8a,8bに
接触し、各蛇腹部7の内端7aがリテーナ5の外周面に
接触または若干離間している。
した箇所には複数(図1では1つのみ図示)のバンド6
が取付けられている。図2に示すように各バンド6は、
1cm程度の厚みを有する円環状の本体部9と、各本体
部9の内周に設けられた、蛇腹部7と同数の嵌合部8と
によって構成されている。各嵌合部8には一対の当接面
8a,8bが形成されている。これらの本体部9及び嵌
合部8は、蓋部3,4と同様に、弾性材料としての熱可
塑性ウレタンゴムによって一体形成されている。各バン
ド6がフィルタ1に取付けられた状態では、各本体部9
が濾過材2を取囲み、嵌合部8に蛇腹部7が嵌入されて
いる。そして、各蛇腹部7の外面が当接面8a,8bに
接触し、各蛇腹部7の内端7aがリテーナ5の外周面に
接触または若干離間している。
【0016】前記バンド付きフィルタ1においては、各
蓋部3,4が次のようにして製作される。略円筒状をな
す濾過材2の外側において、その濾過材2の端部2a,
2bから所定長さ離れた箇所にバンド6が取付けられ
る。この取付けに際しては、蛇腹部7が嵌合部8に嵌入
される。このバンド6の取付けに前後して、濾過材2の
内部にリテーナ5が挿入される。
蓋部3,4が次のようにして製作される。略円筒状をな
す濾過材2の外側において、その濾過材2の端部2a,
2bから所定長さ離れた箇所にバンド6が取付けられ
る。この取付けに際しては、蛇腹部7が嵌合部8に嵌入
される。このバンド6の取付けに前後して、濾過材2の
内部にリテーナ5が挿入される。
【0017】次に、蓋部成形用の型に、リテーナ5の挿
入された濾過材2の端部2a,2bがセットされ、粘性
の低い熱可塑性ウレタンゴムが同型に注入される。注入
されたウレタンゴムの一部は濾過材2の端部2a,2b
にしみ込む。この際、全ての蛇腹部7が嵌合部8に嵌入
され、しかも、濾過材2内にリテーナ5が収容されてい
て、各蛇腹部7の動きが封じられている。全ての蛇腹部
7がいずれも同様の断面形状を保っている。隣合う蛇腹
部7の内端7aの間隔が、どの箇所においても略同一に
保たれ、隣合う外端7bの間隔がどの箇所においても略
均一に保たれている。このように、バンド6は濾過材2
の端部2a,2bを所定の形状に保持する機能を発揮す
る。このため、同様の機能を発揮させるための専用の治
具を別途準備したり、その治具を装着したり取外したり
する必要はない。
入された濾過材2の端部2a,2bがセットされ、粘性
の低い熱可塑性ウレタンゴムが同型に注入される。注入
されたウレタンゴムの一部は濾過材2の端部2a,2b
にしみ込む。この際、全ての蛇腹部7が嵌合部8に嵌入
され、しかも、濾過材2内にリテーナ5が収容されてい
て、各蛇腹部7の動きが封じられている。全ての蛇腹部
7がいずれも同様の断面形状を保っている。隣合う蛇腹
部7の内端7aの間隔が、どの箇所においても略同一に
保たれ、隣合う外端7bの間隔がどの箇所においても略
均一に保たれている。このように、バンド6は濾過材2
の端部2a,2bを所定の形状に保持する機能を発揮す
る。このため、同様の機能を発揮させるための専用の治
具を別途準備したり、その治具を装着したり取外したり
する必要はない。
【0018】続いて、ウレタンゴムが120℃近くまで
加熱され、硬化剤が注入される。ウレタンゴムは、硬化
剤の注入後数分で硬化する。2時間程度放置された後、
ウレタンゴムが型から取出され、6時間程度余熱が加え
られる。すると、前記のように一定の形状を保った濾過
材2の端部2a,2bの回りと、リテーナ5の端部の周
りとに蓋部3,4が形成される。なお、蛇腹部7と蓋部
3,4との接合力を高め、リテーナ5と蓋部3,4との
接合力を高めるために、接着剤を接合箇所またはその近
傍に塗布してもよい。
加熱され、硬化剤が注入される。ウレタンゴムは、硬化
剤の注入後数分で硬化する。2時間程度放置された後、
ウレタンゴムが型から取出され、6時間程度余熱が加え
られる。すると、前記のように一定の形状を保った濾過
材2の端部2a,2bの回りと、リテーナ5の端部の周
りとに蓋部3,4が形成される。なお、蛇腹部7と蓋部
3,4との接合力を高め、リテーナ5と蓋部3,4との
接合力を高めるために、接着剤を接合箇所またはその近
傍に塗布してもよい。
【0019】上記バンド付きフィルタ1は、図1に示す
ように蓋部4が下となり、蓋部3が上となるように、略
垂直に立てられた状態で濾過型の集塵装置(図示略)に
装着される。集塵装置の作動時には、粉体発生箇所から
の粉体が空気をともなって集塵装置内部に吸引される。
この空気は濾過材2の外側から内側に向って流れる。こ
の際、空気は濾過材2及びリテーナ5の丸孔5aを通過
する。粉体は、濾過材2を構成する繊維の隙間に付着す
る。従って、この付着により粉体が除去(濾過)された
清浄な空気のみが、濾過材2の内部空間を通って上方へ
流れ、排出口3aを通過してフィルタ1の外部へ排出さ
れる。そして、時間の経過に従い、前記隙間に粉体が埋
り、濾過材2の表面に付着層が形成される。その後は、
粉体は付着層によって遮られて補集され、堆積する。
ように蓋部4が下となり、蓋部3が上となるように、略
垂直に立てられた状態で濾過型の集塵装置(図示略)に
装着される。集塵装置の作動時には、粉体発生箇所から
の粉体が空気をともなって集塵装置内部に吸引される。
この空気は濾過材2の外側から内側に向って流れる。こ
の際、空気は濾過材2及びリテーナ5の丸孔5aを通過
する。粉体は、濾過材2を構成する繊維の隙間に付着す
る。従って、この付着により粉体が除去(濾過)された
清浄な空気のみが、濾過材2の内部空間を通って上方へ
流れ、排出口3aを通過してフィルタ1の外部へ排出さ
れる。そして、時間の経過に従い、前記隙間に粉体が埋
り、濾過材2の表面に付着層が形成される。その後は、
粉体は付着層によって遮られて補集され、堆積する。
【0020】一方、フィルタ1の上方に設けられたノズ
ル(図示略)からは、清浄で乾燥した圧縮空気が噴射さ
れる。噴射された空気は濾過材2内で急激に膨張して、
同濾過材2の表面に衝撃を与える。この衝撃により、前
述した濾過材2の表面に堆積した粉体の余剰な付着層が
剥離され、払い落される。この払い落しの方式は、一般
にパルスエア式と呼ばれるものである。
ル(図示略)からは、清浄で乾燥した圧縮空気が噴射さ
れる。噴射された空気は濾過材2内で急激に膨張して、
同濾過材2の表面に衝撃を与える。この衝撃により、前
述した濾過材2の表面に堆積した粉体の余剰な付着層が
剥離され、払い落される。この払い落しの方式は、一般
にパルスエア式と呼ばれるものである。
【0021】ところで、前記フィルタ1においては、濾
過材2内に収容されたリテーナ5は、各蛇腹部7の内端
7aに接触することにより、同蛇腹部7が内方へ動こう
とするのを規制する。また、濾過材2の外側に装着され
たバンド6は、その嵌合部8の当接面8a,8bにおい
て各蛇腹部7の外面に接触する。この接触により、各蛇
腹部7において、バンド6が取付けられた箇所は、ちょ
うど両当接面8a,8b及びリテーナ5によって三方か
ら取囲まれた状態となる。この状態では、前述したリテ
ーナ5による規制に加え、当接面8a,8bにより蛇腹
部7の前記内方以外の方向(外方、周方向等)への動き
が規制される。このように、濾過材2において、リテー
ナ5及びバンド6によって取囲まれた箇所は、いずれの
方向へも動くことが規制される。蛇腹部7がリテーナ5
やバンド6と擦れることはない。
過材2内に収容されたリテーナ5は、各蛇腹部7の内端
7aに接触することにより、同蛇腹部7が内方へ動こう
とするのを規制する。また、濾過材2の外側に装着され
たバンド6は、その嵌合部8の当接面8a,8bにおい
て各蛇腹部7の外面に接触する。この接触により、各蛇
腹部7において、バンド6が取付けられた箇所は、ちょ
うど両当接面8a,8b及びリテーナ5によって三方か
ら取囲まれた状態となる。この状態では、前述したリテ
ーナ5による規制に加え、当接面8a,8bにより蛇腹
部7の前記内方以外の方向(外方、周方向等)への動き
が規制される。このように、濾過材2において、リテー
ナ5及びバンド6によって取囲まれた箇所は、いずれの
方向へも動くことが規制される。蛇腹部7がリテーナ5
やバンド6と擦れることはない。
【0022】このため、濾過材2が硬めの素材によって
形成されている場合はもちろんのこと、比較的柔軟な素
材によって形成されている場合であっても、各蛇腹部7
のリテーナ5との接触部分(内端7a)や、バンド6と
の接触部分(特に外端7b)が摩耗して孔があくのを長
期間にわたって確実に防止することができる。その結
果、フィルタ1の耐久期間が長くなり、その交換頻度が
低くなる。これにともない、集塵装置の保守管理に要す
る費用を大幅に低減できる。バンド6の使用により、従
来の布製のバンド24では採用することが困難であっ
た、柔軟な素材からなる濾過材2の採用が可能となる。
柔軟な素材からなる濾過材2のメリット、例えば、補集
効率の向上等が期待できる。
形成されている場合はもちろんのこと、比較的柔軟な素
材によって形成されている場合であっても、各蛇腹部7
のリテーナ5との接触部分(内端7a)や、バンド6と
の接触部分(特に外端7b)が摩耗して孔があくのを長
期間にわたって確実に防止することができる。その結
果、フィルタ1の耐久期間が長くなり、その交換頻度が
低くなる。これにともない、集塵装置の保守管理に要す
る費用を大幅に低減できる。バンド6の使用により、従
来の布製のバンド24では採用することが困難であっ
た、柔軟な素材からなる濾過材2の採用が可能となる。
柔軟な素材からなる濾過材2のメリット、例えば、補集
効率の向上等が期待できる。
【0023】上述した以外にも、本実施形態には次に示
す特徴がある。蓋部3,4及びバンド6が弾性材料であ
るウレタンゴムによって形成されているので、これらの
部品に対し外部から応力が加わった場合、例えば、運搬
時等に他の箇所に衝突した場合等には、その蓋部3,4
及びバンド6の衝突箇所が弾性変形する。前記応力が除
かれると、弾性変形した箇所が元の状態に戻る。このた
め、他の部品等との接触により、蓋部3,4やバンド6
が傷付けられたり欠損したりするのを防止できる。
す特徴がある。蓋部3,4及びバンド6が弾性材料であ
るウレタンゴムによって形成されているので、これらの
部品に対し外部から応力が加わった場合、例えば、運搬
時等に他の箇所に衝突した場合等には、その蓋部3,4
及びバンド6の衝突箇所が弾性変形する。前記応力が除
かれると、弾性変形した箇所が元の状態に戻る。このた
め、他の部品等との接触により、蓋部3,4やバンド6
が傷付けられたり欠損したりするのを防止できる。
【0024】なお、本発明は次に示す別の実施形態に具
体化することができる。
体化することができる。
【0025】(1)本発明のバンド付きフィルタ1は、
濾過型の集塵装置であれば、払い落しの方式等にかかわ
らず広く適用できる。この方式としては、前述したパル
スエア式以外にも、濾過の方向と反対方向に瞬間的に強
力な気流を流す逆洗気流式、濾過材2の上端を左右に振
揺する振揺式、濾過材2の中間部分を左右に振動させる
加振式等がある。
濾過型の集塵装置であれば、払い落しの方式等にかかわ
らず広く適用できる。この方式としては、前述したパル
スエア式以外にも、濾過の方向と反対方向に瞬間的に強
力な気流を流す逆洗気流式、濾過材2の上端を左右に振
揺する振揺式、濾過材2の中間部分を左右に振動させる
加振式等がある。
【0026】(2)バンド6の数、厚み、形状、大きさ
等は濾過材2の長さ、太さ、払い落しの際に加わる外力
の大きさ等に応じて適宜変更可能である。
等は濾過材2の長さ、太さ、払い落しの際に加わる外力
の大きさ等に応じて適宜変更可能である。
【0027】(3)蓋部3,4及びバンド6を、前述し
たものと異なる高分子材料、例えば、天然ゴム、ウレタ
ンゴム以外の合成ゴム、熱可塑性エラストマー等の弾性
材料によって形成してもよい。また、傷付きや欠損のお
それがない場合には、蓋部3,4及びバンド6を硬質の
材料によって形成してもよい。
たものと異なる高分子材料、例えば、天然ゴム、ウレタ
ンゴム以外の合成ゴム、熱可塑性エラストマー等の弾性
材料によって形成してもよい。また、傷付きや欠損のお
それがない場合には、蓋部3,4及びバンド6を硬質の
材料によって形成してもよい。
【0028】(4)前記実施形態では、バンド6の全体
を一部材により構成したが、本体部9と嵌合部8とを別
部材により構成し、両者を連結してもよい。
を一部材により構成したが、本体部9と嵌合部8とを別
部材により構成し、両者を連結してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、第1の発明のバンドを用
いれば、フィルタの濾過材が比較的柔軟な素材によって
形成されている場合であっても、その濾過材の摩耗を抑
制して耐久期間を長くすることができる。
いれば、フィルタの濾過材が比較的柔軟な素材によって
形成されている場合であっても、その濾過材の摩耗を抑
制して耐久期間を長くすることができる。
【0030】第2の発明によれば、第1の発明の効果に
加え、他の部品等との接触により、バンドが傷付けられ
たり欠損したりするのを防止できる。
加え、他の部品等との接触により、バンドが傷付けられ
たり欠損したりするのを防止できる。
【0031】第3の発明によれば、第1または2の発明
の効果に加え、バンドの取付けられた箇所での濾過材の
動きを規制して、摩耗を確実に防止することができる。
の効果に加え、バンドの取付けられた箇所での濾過材の
動きを規制して、摩耗を確実に防止することができる。
【図1】本発明の一実施形態において、フィルタにバン
ドが取付けられた状態を示す部分斜視図である。
ドが取付けられた状態を示す部分斜視図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】フィルタに従来のバンドが取付けられた状態を
示す部分斜視図である。
示す部分斜視図である。
1 フィルタ 2 濾過材 5 リテーナ 6 バンド 7 蛇腹部 8 嵌合部 8a,8b 当接面 9 本体部
Claims (3)
- 【請求項1】 周方向に連続する多数の蛇腹部を有する
筒状の濾過材と、前記濾過材内に収容されたリテーナと
を備え、気体中に含まれる粉体を前記濾過材により濾過
して補集するとともに、外力が加えられることにより、
濾過材表面に堆積した粉体を払い落すようにしたカート
リッジ式フィルタに用いられるものであり、 前記濾過材を取囲む環状の本体部と、前記本体部の内周
に設けられ、かつ、前記濾過材の各蛇腹部が嵌入される
多数の嵌合部とを備えることを特徴とするカートリッジ
式フィルタ用バンド。 - 【請求項2】 前記本体部及び嵌合部は弾性材料により
形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカー
トリッジ式フィルタ用バンド。 - 【請求項3】 前記各蛇腹部は2片に折曲げられてお
り、前記各嵌合部は蛇腹部の外面に接触する一対の当接
面を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の
カートリッジ式フィルタ用バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347216A JPH11165019A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | カートリッジ式フィルタ用バンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9347216A JPH11165019A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | カートリッジ式フィルタ用バンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11165019A true JPH11165019A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18388717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9347216A Pending JPH11165019A (ja) | 1997-12-01 | 1997-12-01 | カートリッジ式フィルタ用バンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11165019A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008168190A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Sintokogio Ltd | 集塵機のカートリッジフィルタ |
JP2008264595A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Amano Corp | パルスジェット式集塵機用フィルタ装置 |
KR200458972Y1 (ko) | 2010-06-11 | 2012-03-21 | 에이에프티주식회사 | 주름형 필터백의 고정밴드 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346913U (ja) * | 1986-09-16 | 1988-03-30 | ||
JPH0332910U (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-29 | ||
JPH0645621U (ja) * | 1991-05-10 | 1994-06-21 | オリオン機械株式会社 | オイルミストフィルター |
-
1997
- 1997-12-01 JP JP9347216A patent/JPH11165019A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6346913U (ja) * | 1986-09-16 | 1988-03-30 | ||
JPH0332910U (ja) * | 1989-08-01 | 1991-03-29 | ||
JPH0645621U (ja) * | 1991-05-10 | 1994-06-21 | オリオン機械株式会社 | オイルミストフィルター |
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JP2008168190A (ja) * | 2007-01-10 | 2008-07-24 | Sintokogio Ltd | 集塵機のカートリッジフィルタ |
JP2008264595A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Amano Corp | パルスジェット式集塵機用フィルタ装置 |
KR200458972Y1 (ko) | 2010-06-11 | 2012-03-21 | 에이에프티주식회사 | 주름형 필터백의 고정밴드 |
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