JPH11164416A - 導体支持装置 - Google Patents
導体支持装置Info
- Publication number
- JPH11164416A JPH11164416A JP9328160A JP32816097A JPH11164416A JP H11164416 A JPH11164416 A JP H11164416A JP 9328160 A JP9328160 A JP 9328160A JP 32816097 A JP32816097 A JP 32816097A JP H11164416 A JPH11164416 A JP H11164416A
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- JP
- Japan
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- bar
- conductor supporting
- bar holder
- supporting body
- conductor
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- Patch Boards (AREA)
- Distribution Board (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 階段状にした幹線バーの先端接続箇所を的確
に支持して電線の入線方向が幹線バーと直交する方向で
あっても電線を幹線バーに容易に接続することのできる
導体支持装置を提供する。 【解決手段】 長方形状の導体支持本体1の上面にナッ
ト嵌合穴2を設けたバーホルダー部3を傾斜させて複数
配設し、この導体支持本体1を斜めに設置することによ
りバーホルダー部3を階段状に配置し、階段状とした各
幹線バー21の先端接続箇所を支持して、該幹線バーと
直角方向及直線方向から入線した電線をナット嵌合穴2
に嵌合したナットに止めネジにより的確に接続できる。
に支持して電線の入線方向が幹線バーと直交する方向で
あっても電線を幹線バーに容易に接続することのできる
導体支持装置を提供する。 【解決手段】 長方形状の導体支持本体1の上面にナッ
ト嵌合穴2を設けたバーホルダー部3を傾斜させて複数
配設し、この導体支持本体1を斜めに設置することによ
りバーホルダー部3を階段状に配置し、階段状とした各
幹線バー21の先端接続箇所を支持して、該幹線バーと
直角方向及直線方向から入線した電線をナット嵌合穴2
に嵌合したナットに止めネジにより的確に接続できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分電盤において主幹
用のバーを取り付けために使用する導体支持装置に関す
るものである。
用のバーを取り付けために使用する導体支持装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の導体支持装置は、図6及び図7に
示すように長方形状の導体支持本体51の上面に該導体
支持本体51の側面と直交するバーホルダー部52を等
間隔に複数配設したものにすぎなかった。
示すように長方形状の導体支持本体51の上面に該導体
支持本体51の側面と直交するバーホルダー部52を等
間隔に複数配設したものにすぎなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ものは各バーホルダー部52が導体支持本体51の両側
面と直交することから、各バーホルダー部52は同列位
置において各主幹バー53を保持することとなり、図6
に示すように電線の入線方向が幹線バー53と同一の直
線方向であれば各幹線バー53の電線接続箇所が同一位
置をとっていることによっても各バーホルダー部52に
設けたナット嵌合穴にナットを嵌合し電線の圧着端子5
4をネジ55で的確に接続できるものである。しかし、
電線の入線方向が幹線バー53と直交する方向であれば
各電線を幹線バー53に対して同一の直線方向に引き回
して行うことが分電盤のスペースの関係からできないた
め、図7に示すように入線側の幹線バー53の先端部を
階段状にして対応していた。そのために前記したように
各バーホルダー部52は同列位置において各幹線バー5
3を保持するので、入線側の幹線バー53の先端部の接
続箇所がバーホルダー部52に位置から外れることとな
り、幹線バー53の裏面にボルトを手で支え電線の圧着
端子54をナットで止めなければならず作業性が悪かっ
た。
ものは各バーホルダー部52が導体支持本体51の両側
面と直交することから、各バーホルダー部52は同列位
置において各主幹バー53を保持することとなり、図6
に示すように電線の入線方向が幹線バー53と同一の直
線方向であれば各幹線バー53の電線接続箇所が同一位
置をとっていることによっても各バーホルダー部52に
設けたナット嵌合穴にナットを嵌合し電線の圧着端子5
4をネジ55で的確に接続できるものである。しかし、
電線の入線方向が幹線バー53と直交する方向であれば
各電線を幹線バー53に対して同一の直線方向に引き回
して行うことが分電盤のスペースの関係からできないた
め、図7に示すように入線側の幹線バー53の先端部を
階段状にして対応していた。そのために前記したように
各バーホルダー部52は同列位置において各幹線バー5
3を保持するので、入線側の幹線バー53の先端部の接
続箇所がバーホルダー部52に位置から外れることとな
り、幹線バー53の裏面にボルトを手で支え電線の圧着
端子54をナットで止めなければならず作業性が悪かっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決した本
発明の導体支持装置は、長方形状の導体支持本体の上面
にナット嵌合穴を設けたバーホルダー部を傾斜させて複
数配設したことを特徴とするものである。前記バーホル
ダー部を長方形状の導体支持本体に対して45°の角度
で斜めにとすることが好ましい。また、相隣合うナット
嵌合穴の間にバーホルダー部と平行及び直角となる絶縁
バリヤの取付穴を設ける。また、バーホルダー部の上面
に一連に溝部を形成してもよい。さらに、傾斜させて複
数配設したバーホルダー部とナット嵌合穴において交差
する副バーホルダー部をさらに長方形状の導体支持本体
の上面に同数配設してもよく、長方形状の導体支持本体
の両端面をバーホルダー部とこれに交差する副バーホル
ダー部と平行な直角楔面に形成し、この直角楔面に形成
した両端面の下方に切欠部を形成してもよい。
発明の導体支持装置は、長方形状の導体支持本体の上面
にナット嵌合穴を設けたバーホルダー部を傾斜させて複
数配設したことを特徴とするものである。前記バーホル
ダー部を長方形状の導体支持本体に対して45°の角度
で斜めにとすることが好ましい。また、相隣合うナット
嵌合穴の間にバーホルダー部と平行及び直角となる絶縁
バリヤの取付穴を設ける。また、バーホルダー部の上面
に一連に溝部を形成してもよい。さらに、傾斜させて複
数配設したバーホルダー部とナット嵌合穴において交差
する副バーホルダー部をさらに長方形状の導体支持本体
の上面に同数配設してもよく、長方形状の導体支持本体
の両端面をバーホルダー部とこれに交差する副バーホル
ダー部と平行な直角楔面に形成し、この直角楔面に形成
した両端面の下方に切欠部を形成してもよい。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づき詳細に説明する。1はプラスチックの
ような絶縁材よりなる長方形状の導体支持本体であっ
て、その上面にはナット嵌合穴2を設けたバーホルダー
部3が該導体支持本体1の側辺に対して傾斜させて即ち
45°(逆方向からは135°)の角度に等間隔に複数
即ち3個が配設されている。4は前記バーホルダー部3
とナット嵌合穴2において交差即ち直交させてさらに導
体支持本体1の上面に形成した該バーホルダー部3と同
数の副バーホルダー部であり、導体支持本体1の側辺に
対して前記バーホルダー部3とは逆の傾斜即ち135°
(逆方向からは45°)の角度に等間隔に複数即ち3個
が配設されている。
態を図面に基づき詳細に説明する。1はプラスチックの
ような絶縁材よりなる長方形状の導体支持本体であっ
て、その上面にはナット嵌合穴2を設けたバーホルダー
部3が該導体支持本体1の側辺に対して傾斜させて即ち
45°(逆方向からは135°)の角度に等間隔に複数
即ち3個が配設されている。4は前記バーホルダー部3
とナット嵌合穴2において交差即ち直交させてさらに導
体支持本体1の上面に形成した該バーホルダー部3と同
数の副バーホルダー部であり、導体支持本体1の側辺に
対して前記バーホルダー部3とは逆の傾斜即ち135°
(逆方向からは45°)の角度に等間隔に複数即ち3個
が配設されている。
【0006】なお、バーホルダー部3及び副バーホルダ
ー部4は導体支持本体1の上面に突設した案内突起6の
間に形成されている。即ち、導体支持本体1の一側辺に
底辺を合致させ、等辺部を案内面に形成した直角二等辺
三角形状の第一案内突起6aを3個等間隔に突設すると
ともに該直角二等辺三角形状の第一案内突起6aの各等
辺部の案内面と対向する案内面を形成した第二案内突起
6bを導体支持本体1の幅方向の略中央に6個突設して
おりそのうち中央の4個の第二案内突起6bは2個宛を
楔状に連結して形成し、直角二等辺三角形状の第一案内
突起6aの一方の等辺部の案内面とこれに対向する第二
案内突起6bの案内面との間にバーホルダー部3を形成
し、第一案内突起6aの他方の等辺部の案内面とこれに
対向する第二案内突起6bの案内面との間に副バーホル
ダー部4を形成している。
ー部4は導体支持本体1の上面に突設した案内突起6の
間に形成されている。即ち、導体支持本体1の一側辺に
底辺を合致させ、等辺部を案内面に形成した直角二等辺
三角形状の第一案内突起6aを3個等間隔に突設すると
ともに該直角二等辺三角形状の第一案内突起6aの各等
辺部の案内面と対向する案内面を形成した第二案内突起
6bを導体支持本体1の幅方向の略中央に6個突設して
おりそのうち中央の4個の第二案内突起6bは2個宛を
楔状に連結して形成し、直角二等辺三角形状の第一案内
突起6aの一方の等辺部の案内面とこれに対向する第二
案内突起6bの案内面との間にバーホルダー部3を形成
し、第一案内突起6aの他方の等辺部の案内面とこれに
対向する第二案内突起6bの案内面との間に副バーホル
ダー部4を形成している。
【0007】7は各バーホルダー部3の間及び各副バー
ホルダー部4の間にバーホルダー部3及び副バーホルダ
ー部4と平行及び直角となるように絶縁バリヤ8を取り
付けるため導体支持本体1の他側辺側に設けた取付穴で
あり、該取付穴7は拡大穴部7aの先端に導体支持本体
1の他側辺に達するスリット穴部7bを設けたもので絶
縁バリヤ8の基端に形成したT字状の取付部8aを嵌合
するものである。9は各バーホルダー部3及び各副バー
ホルダー部4の上面に一連に形成した溝部である。ま
た、長方形状の導体支持本体1の両端面を最外側の第二
案内突起6bの外面に沿わせるとともに該第二案内突起
6bより導体支持本体1の他側辺側を90°切り落と
し、長方形状の導体支持本体1の両端面をバーホルダー
部3とこれに直交する副バーホルダー部4と平行な直角
楔面に形成し、この直角楔面に形成した両端面の下方に
切欠部10を形成している。11は前記中央の4個の第
二案内突起6bを2個宛を楔状に連結した内側に配設し
た取付孔、12は各バーホルダー部3及び各副バーホル
ダー部4に設けた幹線バー取付穴である。
ホルダー部4の間にバーホルダー部3及び副バーホルダ
ー部4と平行及び直角となるように絶縁バリヤ8を取り
付けるため導体支持本体1の他側辺側に設けた取付穴で
あり、該取付穴7は拡大穴部7aの先端に導体支持本体
1の他側辺に達するスリット穴部7bを設けたもので絶
縁バリヤ8の基端に形成したT字状の取付部8aを嵌合
するものである。9は各バーホルダー部3及び各副バー
ホルダー部4の上面に一連に形成した溝部である。ま
た、長方形状の導体支持本体1の両端面を最外側の第二
案内突起6bの外面に沿わせるとともに該第二案内突起
6bより導体支持本体1の他側辺側を90°切り落と
し、長方形状の導体支持本体1の両端面をバーホルダー
部3とこれに直交する副バーホルダー部4と平行な直角
楔面に形成し、この直角楔面に形成した両端面の下方に
切欠部10を形成している。11は前記中央の4個の第
二案内突起6bを2個宛を楔状に連結した内側に配設し
た取付孔、12は各バーホルダー部3及び各副バーホル
ダー部4に設けた幹線バー取付穴である。
【0008】このように構成されたものは、長方形状の
導体支持本体1の上面にはナット嵌合穴2を設けたバー
ホルダー部3が該導体支持本体1の側辺に対して斜めに
等間隔に複数即ち3個が配設されているので、幹線バー
21をブレーカ22の端子部と垂直方向に平行に取り付
けるには導体支持本体1をブレーカ22に対して斜め
に、即ち、バーホルダー部3が該導体支持本体1の側辺
に対して45°(逆方向からは135°)の角度にして
あればブレーカ22に対して45°(逆方向からは13
5°)の角度にしてバーホルダー部3がブレーカ22の
端子部と垂直方向に平行となるように取り付けるので、
各バーホルダー部3はブレーカ22に対して階段状に位
置することとなる。
導体支持本体1の上面にはナット嵌合穴2を設けたバー
ホルダー部3が該導体支持本体1の側辺に対して斜めに
等間隔に複数即ち3個が配設されているので、幹線バー
21をブレーカ22の端子部と垂直方向に平行に取り付
けるには導体支持本体1をブレーカ22に対して斜め
に、即ち、バーホルダー部3が該導体支持本体1の側辺
に対して45°(逆方向からは135°)の角度にして
あればブレーカ22に対して45°(逆方向からは13
5°)の角度にしてバーホルダー部3がブレーカ22の
端子部と垂直方向に平行となるように取り付けるので、
各バーホルダー部3はブレーカ22に対して階段状に位
置することとなる。
【0009】従って、図3に示すように平行に配設した
幹線バー21の下方にブレーカ22を設置して上方から
電線を入線するものにあっては、導体支持本体1を該導
体支持本体1の一側辺側をブレーカ22に向けて斜めに
し取り付ければ、下方に位置するバーホルダー部3が順
次外よりの階段状となるので電線と接続するための各幹
線バー21の先端接続箇所をこれに対応させて階段状と
して各バーホルダー部3に支持することができるので、
各バーホルダー部3の上面に設けたナット嵌合穴2にナ
ットを嵌合させ幹線バー21と電線の圧着端子23をボ
ルト24により締めつけ固定すればよいものである。
幹線バー21の下方にブレーカ22を設置して上方から
電線を入線するものにあっては、導体支持本体1を該導
体支持本体1の一側辺側をブレーカ22に向けて斜めに
し取り付ければ、下方に位置するバーホルダー部3が順
次外よりの階段状となるので電線と接続するための各幹
線バー21の先端接続箇所をこれに対応させて階段状と
して各バーホルダー部3に支持することができるので、
各バーホルダー部3の上面に設けたナット嵌合穴2にナ
ットを嵌合させ幹線バー21と電線の圧着端子23をボ
ルト24により締めつけ固定すればよいものである。
【0010】また、前記バーホルダー部3とナット嵌合
穴2において交差させた副バーホルダー部4をさらに導
体支持本体1の上面に該バーホルダー部3と同数形成し
たものであるので、下方向の入線に対しても図3に示す
導体支持本体1の配置方向を右に90°回転させるよう
にすれば、すなわち、図2において絶縁バリヤ8が下に
くるように配置すれば、下方に位置する副バーホルダー
部4が順次内よりの階段状となるので電線と接続するた
めの各幹線バー21の先端接続箇所をこれに対応させ階
段状として各副バーホルダー部4に支持することができ
るので、各バーホルダー部3の上面に設けたナット嵌合
穴2にナットを嵌合させ幹線バー21と電線の圧着端子
23をボルト24により締めつけ固定すればよいもので
ある。
穴2において交差させた副バーホルダー部4をさらに導
体支持本体1の上面に該バーホルダー部3と同数形成し
たものであるので、下方向の入線に対しても図3に示す
導体支持本体1の配置方向を右に90°回転させるよう
にすれば、すなわち、図2において絶縁バリヤ8が下に
くるように配置すれば、下方に位置する副バーホルダー
部4が順次内よりの階段状となるので電線と接続するた
めの各幹線バー21の先端接続箇所をこれに対応させ階
段状として各副バーホルダー部4に支持することができ
るので、各バーホルダー部3の上面に設けたナット嵌合
穴2にナットを嵌合させ幹線バー21と電線の圧着端子
23をボルト24により締めつけ固定すればよいもので
ある。
【0011】また、導体支持本体1の他側辺側に各バー
ホルダー部3の間及び各副バーホルダー部4の間にバー
ホルダー部3及び副バーホルダー部4と平行及び直角と
なるように絶縁バリヤ8を取り付けるための取付穴7が
設けてあるので、幹線バー21と直角方向に入線した電
線の圧着端子23間に絶縁バリヤ8を的確に取り付ける
ことができる。また、幹線バー21の中間部を支持する
場合には各バーホルダー部3の上面に溝部9が一連に形
成してあるので、幹線バー21と接続するブレーカ22
の分岐金具25との接続箇所がバーホルダー部3に位置
しても図4に示すように幹線バー21の裏面に該幹線バ
ー21に螺合されるねじの先端が該溝部9に入るので分
岐金具25と幹線バー21は的確に接続することができ
るものである。さらに、長方形状の導体支持本体1の両
端面を最外側の第二案内突起6bの外面に沿わせるとと
もに該第二案内突起6bより導体支持本体1の他側辺側
を90°切り落とし、長方形状の導体支持本体1の両端
面をバーホルダー部3とこれに直交する副バーホルダー
部4と平行な直角楔面に形成しているので設置面積を少
なくすることができるうえ直角楔面の一方を基準とする
ことによりバーホルダー部3及び各副バーホルダー部4
の平行を容易にとることができるものである。また、こ
の直角楔面に形成した両端面の下方に切欠部10を形成
しているので図4に示すように張出しているブレーカ取
付金具28の脚板部28aを介入させることができるも
ので、該脚板部28aが設置の障害とならないものであ
る。
ホルダー部3の間及び各副バーホルダー部4の間にバー
ホルダー部3及び副バーホルダー部4と平行及び直角と
なるように絶縁バリヤ8を取り付けるための取付穴7が
設けてあるので、幹線バー21と直角方向に入線した電
線の圧着端子23間に絶縁バリヤ8を的確に取り付ける
ことができる。また、幹線バー21の中間部を支持する
場合には各バーホルダー部3の上面に溝部9が一連に形
成してあるので、幹線バー21と接続するブレーカ22
の分岐金具25との接続箇所がバーホルダー部3に位置
しても図4に示すように幹線バー21の裏面に該幹線バ
ー21に螺合されるねじの先端が該溝部9に入るので分
岐金具25と幹線バー21は的確に接続することができ
るものである。さらに、長方形状の導体支持本体1の両
端面を最外側の第二案内突起6bの外面に沿わせるとと
もに該第二案内突起6bより導体支持本体1の他側辺側
を90°切り落とし、長方形状の導体支持本体1の両端
面をバーホルダー部3とこれに直交する副バーホルダー
部4と平行な直角楔面に形成しているので設置面積を少
なくすることができるうえ直角楔面の一方を基準とする
ことによりバーホルダー部3及び各副バーホルダー部4
の平行を容易にとることができるものである。また、こ
の直角楔面に形成した両端面の下方に切欠部10を形成
しているので図4に示すように張出しているブレーカ取
付金具28の脚板部28aを介入させることができるも
ので、該脚板部28aが設置の障害とならないものであ
る。
【0012】また、図5に示すように電線の入線方向が
幹線バー21と同一の直線方向であれば各幹線バー21
の入線用の先端部には導体支持本体1の案内突起6がな
いので、階段状とした各幹線バー21の先端接続箇所を
各バーホルダー部3に支持することができて、各バーホ
ルダー部3の上面に設けたナット嵌合穴2にナットを嵌
合させ幹線バー21と電線の圧着端子23をボルト24
により締めつけ固定して的確容易に接続できるものであ
る。そして、各バーホルダー部3の間及び各副バーホル
ダー部4の間にバーホルダー部3及び副バーホルダー部
4と平行及び直角となるように絶縁バリヤ8を取り付け
るための取付穴7が導体支持本体1の他側辺側に設けて
あるので、平行となる絶縁バリヤ8を取り付けるための
取付穴7により幹線バー21と直線方向に入線した電線
間に絶縁バリヤ8を的確に取り付けることができる。な
お、各副バーホルダー部4に幹線バー21を支持させた
ものもこれと同様である。さらに、前記したようにバー
ホルダー部3及び副バーホルダー部4を導体支持本体1
の側辺に対して即ち45°(逆方向からは135°)の
角度で傾斜させることにより直角方向から入線する電線
の間隔を絶縁距離として最小限必要とする幹線バー21
の間隔と必然的に一致させることができ、また、最も小
型化できる角度である。また、この実施の形態では導体
支持本体1の他側辺側に絶縁バリヤ8を取り付けるため
の取付穴7を設けているが、この取付穴7を第一案内突
起6aにも設けて導体支持本体1の両側辺側に設けたも
のとすれば方向性がなくなる。
幹線バー21と同一の直線方向であれば各幹線バー21
の入線用の先端部には導体支持本体1の案内突起6がな
いので、階段状とした各幹線バー21の先端接続箇所を
各バーホルダー部3に支持することができて、各バーホ
ルダー部3の上面に設けたナット嵌合穴2にナットを嵌
合させ幹線バー21と電線の圧着端子23をボルト24
により締めつけ固定して的確容易に接続できるものであ
る。そして、各バーホルダー部3の間及び各副バーホル
ダー部4の間にバーホルダー部3及び副バーホルダー部
4と平行及び直角となるように絶縁バリヤ8を取り付け
るための取付穴7が導体支持本体1の他側辺側に設けて
あるので、平行となる絶縁バリヤ8を取り付けるための
取付穴7により幹線バー21と直線方向に入線した電線
間に絶縁バリヤ8を的確に取り付けることができる。な
お、各副バーホルダー部4に幹線バー21を支持させた
ものもこれと同様である。さらに、前記したようにバー
ホルダー部3及び副バーホルダー部4を導体支持本体1
の側辺に対して即ち45°(逆方向からは135°)の
角度で傾斜させることにより直角方向から入線する電線
の間隔を絶縁距離として最小限必要とする幹線バー21
の間隔と必然的に一致させることができ、また、最も小
型化できる角度である。また、この実施の形態では導体
支持本体1の他側辺側に絶縁バリヤ8を取り付けるため
の取付穴7を設けているが、この取付穴7を第一案内突
起6aにも設けて導体支持本体1の両側辺側に設けたも
のとすれば方向性がなくなる。
【0013】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、長方形状の導体支持本体の上面にナット嵌合穴を設
けたバーホルダー部を傾斜させて複数配設したので、導
体支持本体を斜めに設置することによりバーホルダー部
を階段状に配置し、階段状とした各幹線バーの先端接続
箇所を的確に支持して、該幹線バーと直角方向及直線方
向から入線した電線を的確に接続できるものである。従
って、本発明は従来の導体支持装置の問題点を解決した
ものとして、業界に寄与するところ大なものである。
に、長方形状の導体支持本体の上面にナット嵌合穴を設
けたバーホルダー部を傾斜させて複数配設したので、導
体支持本体を斜めに設置することによりバーホルダー部
を階段状に配置し、階段状とした各幹線バーの先端接続
箇所を的確に支持して、該幹線バーと直角方向及直線方
向から入線した電線を的確に接続できるものである。従
って、本発明は従来の導体支持装置の問題点を解決した
ものとして、業界に寄与するところ大なものである。
【図1】本発明の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図3】本発明の実施の形態の使用例を示す正面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施の形態の使用例を示す一部切欠側
面図である。
面図である。
【図5】本発明の実施の形態の他の使用例を示す正面図
である。
である。
【図6】従来例を示す正面図である。
【図7】従来例を態様を異にして示す正面図である。
1 導体支持本体 2 ナット嵌合穴 3 バーホルダー部 4 副バーホルダー部 7 絶縁バリヤの取付穴 9 溝部 10 切欠部
Claims (7)
- 【請求項1】 長方形状の導体支持本体(1) の上面にナ
ット嵌合穴(2) を設けたバーホルダー部(3) を傾斜させ
て複数配設したことを特徴とする導体支持装置。 - 【請求項2】 バーホルダー部(3) を長方形状の導体支
持本体(1) に対して45°の角度で傾斜させて複数配設
した請求項1に記載の導体支持装置。 - 【請求項3】 相隣合うナット嵌合穴(2) の間にバーホ
ルダー部(3) と平行及び直角となる絶縁バリヤの取付穴
(7) を設けた請求項1または2に記載の導体支持装置。 - 【請求項4】 バーホルダー部(3) の上面に一連に溝部
(9) を形成した請求項1または2または3に記載の導体
支持装置。 - 【請求項5】 傾斜させて複数配設したバーホルダー部
(3) とナット嵌合穴(2) において交差する副バーホルダ
ー部(4) をさらに長方形状の導体支持本体(1) の上面に
同数配設した請求項1または2または3または4に記載
の導体支持装置。 - 【請求項6】 長方形状の導体支持本体(1) の両端面を
バーホルダー部(3) とこれに交差する副バーホルダー部
(4) と平行な直角楔面に形成した請求項5に記載の導体
支持装置。 - 【請求項7】 直角楔面に形成した両端面の下方に切欠
部(10)を形成した請求項6に記載の導体支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09328160A JP3133023B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 導体支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-11-28 JP JP09328160A patent/JP3133023B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005312267A (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-04 | Nitto Electric Works Ltd | 母線バーの接続部 |
JP4582691B2 (ja) * | 2004-04-26 | 2010-11-17 | 日東工業株式会社 | 配電盤 |
JP2016208601A (ja) * | 2015-04-17 | 2016-12-08 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | 電気機器の接続装置 |
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