JPH11163870A - 共有バッファ型atmスイッチ - Google Patents

共有バッファ型atmスイッチ

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JPH11163870A
JPH11163870A JP32437797A JP32437797A JPH11163870A JP H11163870 A JPH11163870 A JP H11163870A JP 32437797 A JP32437797 A JP 32437797A JP 32437797 A JP32437797 A JP 32437797A JP H11163870 A JPH11163870 A JP H11163870A
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    • H04L49/108ATM switching elements using shared central buffer
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATMスイッチを構成する上での基本的必要
事項を考慮した上で、メモリ間データ転送帯域を上げ、
小型大容量でかつ高性能なATMスイッチを実現する共
有バッファ型ATMスイッチを提供する。 【解決手段】 入力側セルアドレスエリア制御部8は予
め定めたセル数時間単位にセルバッファ2へのセルデー
タの格納が発生した時、空きセルアドレスエリア管理キ
ュー7からセルアドレスエリア番号を取得し、そのセル
アドレスエリア番号に予め定めたセル数時間内の何番目
のセルであるかを示すシーケンシャル番号を付加してセ
ルバッファ2のメモリ格納用のセルアドレス番号として
出力する。セルデータ出力処理は出力処理の対象のアド
レス管理キュー4−1〜4−nからセルアドレス番号を
出力させ、セルバッファ2からセルアドレス番号のセル
データを読出し、セル分離部3で分離処理を行って出力
ポートから出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は共有バッファ型AT
Mスイッチに関し、特にATM(Asynchrono
us Transfer Mode:非同期転送方式)
通信方式において用いられる共有バッファ型のスイッチ
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチにおいては、A
TM通信方式の通信装置における回線交換を行う部位に
主に用いられている。図9は従来の共有バッファ型AT
Mスイッチの構成を示すブロック図である。
【0003】図9において、各入力ポートINPORT
#1〜#nから入力されたセルデータはセル多重部(C
I)1にて1セルデータ単位に多重処理される。この多
重処理によって、スイッチ処理を1セルデータ毎にシー
ケンシャルに処理することが可能となり、入力ポート番
号やセルデータ搭載情報から出力ポートOUTPORT
#1〜#nやサービス品質情報が決定され、それに応じ
て対象セルデータの転送可否が決定される。転送と判定
されたセルデータは一旦セルバッファ(CB)2に蓄積
される。
【0004】その際、セルバッファ2のアドレスは1セ
ルデータ単位でアドレス管理する必要があり、空きセル
アドレス管理キュー(IQ)9にて未使用アドレスの管
理が、アドレス管理キュー(OQ)4−1〜4−nにて
夫々個別の使用アドレスの管理が行われる。
【0005】尚、アドレス管理キュー4−1〜4−nは
出力ポートOUTPORT#1〜#nやサービス品質情
報等を基に管理を別にする必要性から複数に分割されて
いる。また、個々の空きセルアドレス管理キュー9及び
アドレス管理キュー4−1〜4−nはアドレス管理をキ
ュー管理するとともに、それらのキュー長から入力セル
データの転送可否判定を行う。
【0006】転送と判定されたセルデータの発生によっ
て、空きセルアドレス管理キュー9からセルバッファ2
に格納するためのアドレスを取得し、セルバッファ2の
該当アドレス箇所にセルデータを格納する。また同時
に、出力ポートOUTPORT#1〜#nやサービス品
質情報等からアドレス管理キュー4−1〜4−nのうち
の該当する1つに格納したアドレスを渡し、アドレス管
理キュー4−1〜4−nのうちの該当箇所にて格納アド
レスの管理を行っている。
【0007】セルバッファ2からのセルデータの読出し
は出力ポートOUTPORT#1〜#nやサービス品質
情報、及びそれに対応する各アドレス管理キュー4−1
〜4−nで管理しているセルデータ蓄積有無情報等を基
にアドレス管理キュー4−1〜4−nの中から読出しを
行う対象箇所を1つ決定し、該当箇所からアドレスを取
得してセルバッファ2の読出しアドレスとし、セルデー
タを出力する。
【0008】また、この読出しアドレスは未使用アドレ
スとして空きセルアドレス管理キュー9に渡すことで、
空きセルアドレス管理キュー9にて未使用アドレスの管
理が行われる。
【0009】セルバッファ2からの出力セルデータはセ
ル分離部(CDI)3にて1セルデータ単位での分離処
理が施され、各出力ポートOUTPORT#1〜#nか
ら出力される。共有バッファ型ATMスイッチは上記の
ように構成され、回線交換を実現している。尚、共有バ
ッファ型ATMスイッチについては、特開平7−321
815号公報等に開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の共有バ
ッファ型ATMスイッチでは、スイッチの評価基準とし
て高スループット特性を得られるか、及び物理的な大き
さが小さいかという問題があり、この2つの問題を解決
する手段として出力バッファ型ATMスイッチ構成より
も共有バッファ型ATMスイッチ構成の方がより高特性
が得られるとか、キューイング判定制御に工夫をこらす
とかいったスイッチ基本構成法による差違とは別に、よ
り高速で大容量のメモリを搭載することで大きな効果が
期待できる。
【0011】最近のメモリ技術動向からメモリ全領域を
無数のエリアに分割し、任意のエリア内への連続アクセ
ス時には高速データ転送可能なメモリが多く開発されて
きているが、このエリア内への連続アクセス時に高速デ
ータ転送可能となる特徴を利用できてないという状況に
ある。
【0012】メモリの技術動向としてはメモリの大容量
化に伴い、その全領域ヘの高速アクセスが不可となって
いるので、キャッシュメモリを用意し、このキャッシュ
メモリヘ外部からのアクセスを行う方式に成りつつあ
る。これによって、エリアをまたがるアクセスではキャ
ッシュメモリとメインメモリとの間でのCharge−
Dischargeが発生し、その結果、メモリアクセ
ス処理に時間を要してしまう。
【0013】また逆に、共有バッファ型ATMスイッチ
はメモリ全領域をランダム使用する方式であること、メ
モリアクセスの限界によるセルデータ転送不可となる事
態が発生してはならないことから、常にエリア間をまた
がるアクセスを前提にスイッチを構成するため、メモリ
間のデータ転送帯域が確保できなくなり、その結果、ス
イッチ処理規模が小さくなってしまう。
【0014】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、ATMスイッチを構成する上での基本的必要事項
を考慮した上でメモリ間データ転送帯域を上げることが
でき、小型大容量でかつ高性能なATMスイッチを実現
することができる共有バッファ型ATMスイッチを提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による共有バッフ
ァ型ATMスイッチは、入力ポートから入力されたセル
データを蓄積しかつ蓄積したセルデータを出力ポートに
出力するためのセルバッファを含む共有バッファ型AT
Mスイッチであって、前記セルデータの前記セルバッフ
ァへの蓄積時に予め設定された所定時間内に入力される
セルデータ単位で前記セルバッファへの書込みアドレス
を生成する手段と、前記セルデータの前記セルバッファ
からの読出し時に1つのセルデータの単位で前記セルバ
ッファへの読出しアドレスを生成する手段とを備えてい
る。
【0016】すなわち、本発明の共有バッファ型ATM
スイッチは、入力セルデータのメモリ格納において、予
め定めた時間内でメモリに格納する複数のセルデータに
対してメモリ内の同一エリアのアドレスを発生するよう
構成している。
【0017】また、メモリ格納時は複数のセルデータに
対するアドレス管理で、メモリからの読出しは1セルデ
ータ毎でのアドレス管理となるようにアドレス管理単位
の違いを吸収可能な構成としている。
【0018】メモリ格納時に複数のセルデータ毎に書込
みエリアが1箇所に定められることによって、(複数セ
ル−1)回のメモリ内キャッシュメモリとメインメモリ
との間でのCharge−Dischargeの発生を
抑えることができ、その分だけデータ転送帯域が向上
し、このデータ転送帯域の向上によってATMスイッチ
の処理規模を増加させることができる。
【0019】また、この種のキャッシュメモリとメイン
メモリとを搭載した大容量メモリのATMスイッチへの
適用を可能とすることと、共有メモリ型スイッチ構成の
スループット特性に関する傾向とから、従来よりも高ス
ループット特性のATMスイッチを提供することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例によ
る共有バッファ型ATMスイッチの構成を示すブロック
図である。図において、本発明の一実施例による共有バ
ッファ型ATMスイッチは入力ポートINPORT#1
〜#nと、セル多重部(CI)1と、セルバッファ(C
B)2と、セル分離部(CDI)3と、アドレス管理キ
ュー(OQ)4−1〜4−nと、出力側セルアドレスエ
リア制御部(OCAAC)5と、セルアドレスエリア管
理マップ(CAAM)6と、空きセルアドレスエリア管
理キュー(ICAQ)7と、入力側セルアドレスエリア
制御部(ICAAC)8と、出力ポートOUTPORT
#1〜#nとを含んで構成されている。
【0021】図1において、セル多重部1で1セルデー
タ単位で多重処理された各入力ポートINPORT#1
〜#nからの入力セルデータのうち、転送と判定された
セルデータはセルバッファ2にて一且メモリ(図示せ
ず)に蓄積される。
【0022】このメモリ格納セルデータに対するメモリ
格納アドレス値の発生において、予め定めたセル数単位
に、その時間内で最初のメモリへのセルデータの格納が
発生した時、入力側セルアドレスエリア制御部8は空き
セルアドレスエリア管理キュー7からセルアドレスエリ
ア番号(CAAN)を取得し、そのセルアドレスエリア
番号に予め定めたセル数のうちの第1番目のセルである
ことを示すシーケンシャル番号(SCN)を付加してセ
ルバッファ2のメモリ格納用のセルアドレス番号(CA
N)として出力する。
【0023】また、予め定めたセル数分の時間内での2
番目以降のメモリへのセルデータの格納が発生した時、
入力側セルアドレスエリア制御部8は空きセルアドレス
エリア管理キュー7からのセルアドレスエリア番号(C
AAN)の取得を行わず、予め定めたセル数分の時間内
での何番目のセルデータかを示すシーケンシャル番号
(SCN)を、最初のメモリへのセルデータの格納が発
生した時に取得したセルアドレスエリア番号(CAA
N)に付加してセルバッファ2のメモリ格納用のセルア
ドレス番号(CAN)として出力する。
【0024】尚、セルバッファ2のメモリのキャッシュ
可能メモリ容量は予め定めたセル数分のメモリ容量、つ
まりセルアドレスエリア番号(CAAN)の1アドレス
エリアに必要なメモリ容量の定数倍の容量となるように
設定する必要があり、また1セルアドレスエリア番号
(CAAN)から発生される全てのセルアドレス番号
(CAN)は同時にキャッシュメモリ(図示せず)に格
納されるメモリ領域とする必要がある。
【0025】空きセルアドレスエリア管理キュー7では
全てのセルアドレスエリア番号(CAAN)のうち、未
使用状態にあるセルアドレスエリア番号(CAAN)を
キュー管理し、入力側セルアドレスエリア制御部8から
の取得要求に応じてセルアドレスエリア番号(CAA
N)を出力する。
【0026】入力側セルアドレスエリア制御部8はセル
アドレス番号(CAN)をセルバッファ2に通知すると
ともに、アドレス管理キュー4−1〜4−nのうちの対
象箇所にセルアドレス番号(CAN)を通知し、対象箇
所ではセルアドレス番号(CAN)をキュー管理する。
【0027】また、各セルアドレスエリア番号(CAA
N)毎のセルデータ格納数の管理をしているセルアドレ
スエリア管理マップ6に対しても通知を行い、セルアド
レスエリア管理マップ6では該当セルアドレスエリア番
号(CAAN)に対応するセルアドレスエリア使用数
(CC)の情報更新を行う。
【0028】セルデータ出力処理は出力処理の対象のア
ドレス管理キュー4−1〜4−nからセルアドレス番号
(CAN)を出力させる。アドレス管理キュー4−1〜
4−nから出力されたセルアドレス番号(CAN)はセ
ルバッファ2にメモリ読出しアドレスとして入力され、
セルバッファ2からはそのセルアドレス番号(CAN)
のセルデータが出力される。セル分離部3はセルバッフ
ァ2から出力されたセルデータに対して1セルデータ単
位での分離処理を行い、該当出力ポートOUTPORT
#1〜#nからセルデータを出力する。
【0029】また、該当するアドレス管理キュー4−1
〜4−nから出力されたセルアドレス番号(CAN)は
出力側セルアドレスエリア制御部5に通知される。出力
側セルアドレスエリア制御部5ではセルアドレス番号
(CAN)からセルアドレスエリア番号(CAAN)を
抽出してセルアドレスエリア管理マップ6に通知する。
セルアドレスエリア管理マップ6では該当セルアドレス
エリア番号(CAAN)に対応するセルアドレスエリア
使用数(CC)の情報更新を行う。
【0030】その際、対象のセルアドレスエリア番号
(CAAN)に対応するセルアドレスエリア管理マップ
6のセルアドレスエリア使用数(CC)が末使用状態と
なった場合、出力側セルアドレスエリア制御部5は対象
のセルアドレスエリア番号(CAAN)を空きセルアド
レスエリア管理キュー7に通知する。空きセルアドレス
エリア管理キュー7では対象のセルアドレスエリア番号
(CAAN)をキュー管理に追加する。
【0031】次に、図1を参照して本発明の一実施例に
よる共有バッファ型ATMスイッチの動作について説明
する。
【0032】セル多重部1で1セルデータ単位で多重処
理された各入力ポートINPORT#1〜#nからの入
力セルデータのうち、転送と判定されたセルデータはセ
ルバッファ2のメモリに格納される。
【0033】メモリ格納セルデータに対するメモリ格納
アドレスの発生は複数のセル処理時間単位で行う。この
処理単位セル数時間はセルバッファ2のメモリのキャッ
シュメモリ容量を1024byte、1セルデータ格納
に必要なメモリ容量を64byteとすると、2セル時
間と4セル時間と8セル時間と16セル時間とのうちの
どれかに設定することとなるが、必要とするスイッチ処
理規模を実現できる範囲内で、一番小さいセル時間を処
理単位セル数時間として構成する。ここでは8セル時間
を処理単位セル数時間とする。
【0034】また、メモリ規模を16Mbitとし、2
23アドレス、1アドレス8bitのデータ構成で、さら
にキャッシュメモリは下位10bitを除いた上位13
bit単位での保持動作を行う構成とする。
【0035】この場合、セルアドレスエリア番号(CA
AN)は0〜16383(214空間)とし、シーケンシ
ャル番号(SCN)は0〜7(23 空間)とし、1セル
データの格納に64byte必要とするので0〜63
(26 空間)を用意し、メモリ格納アドレスは上位ビッ
トからセルアドレスエリア番号(CAAN)用ビット
(14bit)、シーケンシャル番号(SCN)用ビッ
ト(3bit)、1セルデータの格納に必要なビット
(6bit)を割り付け、23bitのメモリ格納アド
レス情報とする。
【0036】メモリ格納セルアドレス番号(CAN)の
生成は8セル時間単位での処理で、最初のセル到着時に
は空きセルアドレスエリア管理キュー7よりセルアドレ
スエリア番号(CAAN)を取得し、シーケンシャル番
号(SCN)として「0」を付加してセルアドレス番号
(CAN)とする。
【0037】また、8セル時間単位での処理で2番目以
降のセル到着時には、最初のセル到着時に取得したセル
アドレスエリア番号(CAAN)にシーケンシャル番号
(SCN)として「1」,「2」を付加してセルアドレ
ス番号(CAN)とする。
【0038】セルバッファ2では入力されたセルアドレ
ス番号(CAN)に1セルデータを64アドレスに分割
し、アドレスも入力されたセルアドレス番号(CAN)
に1セルデータの格納に必要なビット(6bit)を付
加し、実際のメモリ格納アドレスとして順次メモリにセ
ルデータを格納する。
【0039】これによって、8セル時間単位で発生した
セルデータの格納のための全メモリアドレスは、1回メ
インメモリからキャッシュメモリにChargeした情
報に対する書込みでよく、キャッシュメモリからメイン
メモリへのDischargeも8セル時間単位処理の
最後に1回行えばよい。
【0040】尚、8セル時間単位処理で同時に実行され
るメモリからのセルデータの読出し処理が、最大8セル
分のセルデータのメモリ書込み動作の間に発生すると、
キャッシュメモリとメインメモリとの間でのCharg
e−Dischargeが発生するため、8セル時間処
理単位毎にメモリへの書込み処理と読出し処理とを分け
る。
【0041】セルデータ出力処理は出力処理の対象のア
ドレス管理キュー4−1〜4−nからセルアドレス番号
(CAN)を出力させる。セルバッファ2ではセルアド
レス番号(CAN)に1セルデータの格納に必要なビッ
ト(6bit)を付加し、実際のメモリ読出しアドレス
として順次メモリからセルデータの読出しを行う。
【0042】セルバッファ2より出力されたセルデータ
はセル分離部3で1セルデータ単位での分離処理が行わ
れ、該当出力ポートOUTPORT#1〜#nからセル
データが出力される。
【0043】空きセルアドレスエリア管理キュー7では
全てのセルアドレスエリア番号(CAAN)のうち、セ
ルデータの格納に用いられていないセルアドレスエリア
番号(CAAN)をキュー管理する。
【0044】また、出力ポートOUTPORT#1〜#
nやサービスクラス情報等によって複数用意されている
アドレス管理キュー4−1〜4−nでは、夫々で全ての
セルアドレス番号(CAN)のうちのセルデータの格納
に用いられているセルアドレス番号(CAN)をキュー
管理している。
【0045】空きセルアドレスエリア管理キュー7及び
アドレス管理キュー4−1〜4−nでは管理している内
容が違うが、同じ構成となっている。空きセルアドレス
エリア管理キュー7及びアドレス管理キュー4−1〜4
−nでは管理情報入力によって、その情報を待ち行列の
最後に追加する。
【0046】また、管理情報出力は待ち行列の最初の情
報を出力する。この待ち行列回路のハードウェア実現
は、FIFO(First−In First−Ou
t)メモリの使用や情報をチェーン化して管理する等の
方式が考えられる。
【0047】セルアドレスエリア管理マップ6は空きセ
ルアドレスエリア管理キュー7及びアドレス管理キュー
4−1〜4−nでの管理情報の差違吸収のために設けら
れている。セルアドレスエリア管理マップ6では各セル
アドレスエリア番号(CAAN)単位で、そのセルアド
レスエリア内に何セルデータを格納してるかを管理して
いる。そのため、入力セル処理で入力側セルアドレスエ
リア制御部8がセルアドレス番号(CAN)を発生する
度に、対象セルアドレスエリア箇所のデータが1つイン
クリメント処理される。
【0048】また、出力セル処理でセルアドレス番号
(CAN)を発生する度に、出力側セルアドレスエリア
制御部5がセルアドレス番号(CAN)の上位ビット情
報であるセルアドレスエリア番号(CAAN)を抽出
し、対象のセルアドレスエリア箇所のデータが1つデク
リメント処理される。
【0049】その結果、任意のセルアドレスエリアに着
目した場合、入力セル処理でそのセルアドレスエリア使
用の度に0→1→2……とインクリメントされ、出力セ
ル処理でそのセルアドレスエリア使用の度に……2→1
→0とデクリメントされる。尚、セルアドレスエリア管
理マップ6でデクリメント処理した結果、その値が
「0」となった場合、出力側セルアドレスエリア制御部
5から空きセルアドレスエリア管理キュー7に対象のセ
ルアドレスエリア番号(CAAN)を通知し、空きセル
アドレスエリア管理キュー7での管理情報に含める。
【0050】次に、図1に示す本発明の一実施例による
共有バッファ型ATMスイッチの各部の動作について具
体的に説明する。
【0051】セル多重部1では各入力ポートINPOR
T#1〜#nに関してセル多重部1のメインクロックに
対して決定されるセルデータ位相にセルデータの乗せ換
えを行い、1セルデータ単位での多重処理を行う。この
時、各入力ポート情報及びセルデータ到着情報を有効/
無効セル情報としてセルデータに付加して多重処理を行
う。
【0052】セル多重部1で多重処理されたセルデータ
はそれが有効セルである場合、1セル毎にその入力ポー
トINPORT#1〜#nとセルデータに搭載されたV
PI(Virtual Path Identifie
r)・VCI(Virtual Channel Id
entifier)等の番号情報によって、スイッチ部
搭載のルーティング情報テーブル(図示せず)にアクセ
スし、ルーティング先の出力ポートOUTPORT#1
〜#nやサービス品質情報を決定する。
【0053】また、それに対応するキューが一意に決定
され、そのキューの滞留セルデータ数等から入力セルを
対象の出力ポートOUTPORT#1〜#nに転送する
か転送しないかの判定が行われ、転送と判定されたセル
データがセルバッファ2のメモリに格納される。
【0054】このとき、共有バッファ型ATMスイッチ
構成ではキューを意識したアドレス箇所への格納を行わ
ず、全メモリ空間の空きアドレス箇所に格納し、格納ア
ドレス値を各アドレス管理キュー4−1〜4−nにてキ
ュー管理する。
【0055】このメモリ格納セルデータに対するメモリ
格納アドレスの発生において、例えば8セル時間単位処
理する場合、その時間内で最初のメモリへのセルデータ
の格納が発生した時、入力側セルアドレスエリア制御部
8は空きセルアドレスエリア管理キュー7よりセルアド
レスエリア番号(CAAN)を取得する。
【0056】このときのセルは8セル時間で第1番目の
セルであるので、入力側セルアドレスエリア制御部8は
シーケンシャル番号(SCN)を「0」とし、シーケン
シャル番号(SCN)用ビットをセルアドレスエリア番
号(CAAN)用ビットの下位に付加し、セルバッファ
2のメモリ格納用セルアドレス番号(CAN)として出
力する。
【0057】また、8セル時間で2番目以降のメモリへ
のセルデータの格納が発生した時、入力側セルアドレス
エリア制御部8は空きセルアドレスエリア管理キュー7
よりセルアドレスエリア番号(CAAN)の情報ビット
の取得を行わず、8セル時間で何番目のセルデータかを
示すシーケンシャル番号(SCN)の情報ビットを、最
初のメモリへのセルデータの格納が発生した時に取得し
たセルアドレスエリア番号(CAAN)の情報ビットの
下位に付加してセルバッファ2のメモリ格納用のセルア
ドレス番号(CAN)として出力する。
【0058】セルバッファ2ではメモリへのセルデータ
の書込み及び読出しを行うが、1セルデータを複数アド
レスに分割して格納する場合、書込み用のセルアドレス
番号(CAN)及び読出し用のセルアドレス番号(CA
N)の情報ビットの下位に1セルデータ格納に必要なビ
ット情報を付加して実際の書込み及び読出しを実施す
る。このとき、1セルアドレスエリア番号(CAAN)
から発生される全メモリアクセスアドレスは同時にキャ
ッシュメモリに格納されるメモリ領域とする必要があ
る。
【0059】空きセルアドレスエリア管理キュー7で
は、全てのセルアドレスエリア番号(CAAN)のう
ち、未使用状態にあるセルアドレスエリア番号(CAA
N)をキュー管理し、入力側セルアドレスエリア制御部
8からの取得要求に応じてセルアドレスエリア番号(C
AAN)を出力し、そのセルアドレスエリア番号(CA
AN)を管理対象から除く。
【0060】入力側セルアドレスエリア制御部8はセル
アドレス番号(CAN)をセルバッファ2に通知すると
ともに、アドレス管理キュー4−1〜4−nのうちの対
象箇所にセルアドレス番号(CAN)を通知し、対象箇
所ではセルアドレス番号(CAN)をキュー管理する。
【0061】また、入力側セルアドレスエリア制御部8
はセルデータの格納の度に、セルアドレスエリア番号
(CAAN)をセルアドレスエリア管理マップ6に通知
し、セルアドレスエリア管理マップ6では該当セルアド
レスエリア番号(CAAN)に対応するセルアドレスエ
リア使用数(CC)の値をインクリメント処理する。
【0062】セルデータ出力処理はそのタイミングでの
処理出力ポート番号やサービス品質情報、及び各キュー
の滞留セルデータ数等から出力処理するキューを1つ決
定し、対象のアドレス管理キュー4−1〜4−nからセ
ルアドレス番号(CAN)を出力する。セルバッファ2
ではこのセルアドレス番号(CAN)をメモリ読出しア
ドレスとしてセルデータの読出しを行う。
【0063】セルバッファ2から出力されたセルデータ
はセル分離部3でそのタイミングにより1セルデータ単
位での分離処理を行い、出力ポートOUTPORT#1
〜#nの該当ポートからセルデータを出力する。
【0064】また、該当するアドレス管理キュー4−1
〜4−nから出力されたセルアドレス番号(CAN)は
出力側セルアドレスエリア制御部5に通知される。出力
側セルアドレスエリア制御部5ではセルアドレス番号
(CAN)の上位ビット部分に相当するセルアドレスエ
リア番号(CAAN)を抽出してセルアドレスエリア管
理マップ6に通知し、セルアドレスエリア管理マップ6
では該当セルアドレスエリア番号(CAAN)に対応す
るセルアドレスエリア使用数(CC)の値をデクリメン
ト処理する。
【0065】その際、該当セルアドレスエリア番号(C
AAN)に対応するセルアドレスエリア使用数(CC)
が「0」になった場合、出力側セルアドレスエリア制御
部(OCAAC)5は対象セルアドレスエリア番号(C
AAN)を空きセルアドレスエリア管理キュー(ICA
Q)7に通知する。空きセルアドレスエリア管理キュー
(ICAQ)7では対象セルアドレスエリア番号(CA
AN)をキュー管理に追加する。
【0066】最近、メモリの技術動向であるキャッシュ
メモリ内蔵の大容量メモリを、そのキャッシュメモリと
メインメモリとの間で発生するCharge−Disc
harge動作の発生回数を押さえ、メモリ全領域をラ
ンダム使用するという点に変更を加えることなく使用す
ることを可能とすることによって、メモリ間のデータ転
送帯域の限界を追求した小型大容量の共有バッファ型A
TMスイッチが実現可能となる。
【0067】本発明の一実施例による構成では、従来の
構成と比較して同特性を得るのにバッファ量の増加を必
要とするが、物理的な大きさを同じくして得られるスイ
ッチ特性を良くすることができることにある。以下、特
性改善の度合について説明する。
【0068】通信装置における回線交換を司るこの種の
スイッチは、各信号線を多重処理する必要性から装置内
で一番高速処理を必要とする部位である。よって、メモ
リ間との高速データ転送が可能なことが第1番目の要求
事項となる。
【0069】最近のメモリ技術動向では、DRAM(D
ynamic Random Access Memo
ry)が64MBであるのに対し、SRAM(Stat
icRandom Access Memory)が4
MBと、DRAMがSRAMの16倍のメモリ容量を有
しており、この関係は少なくともこれから数年の間は変
化することが無いことが予測される。
【0070】一方、DRAMはその内部容量が大きいこ
ともあり、直接のアクセスに時間を要してしまうため、
メインメモリの一部をキャッシュメモリに保持すること
で、キャッシュメモリへのアクセスに対しては高速アク
セス可能とし、外部電気インタフェース速度の高速化技
術に見合うアクセス動作を実現している。
【0071】本発明の一実施例による共有バッファ型A
TMスイッチの構成は、キャッシュメモリとメインメモ
リとの間で発生するCharge−Discharge
動作によるデータ転送帯域低下を抑えることで、機能の
低下を発生させずにDRAMの採用を可能としている。
これによって、同規模スイッチに対して約16倍のメモ
リ容量の実装が可能となる。
【0072】但し、本発明の一実施例による構成では、
メモリ格納アドレスを複数セル時間単位に行っているた
め、例えば8セル時間単位での処理とした場合、8セル
時間に1セルデータの到着でもそのセルデータ格納に8
セルデータ格納領域を使用してしまう。また、8セル時
間に8セルデータ到着がなされ、8セルデータ格納領域
全てを使用して格納しても、その8セルデータの出力タ
イミングに差違がでるため、1セル目のセルデータ出力
から8セル目のデータ出力の過程で、8セルデータ格納
領域を全て使用してない時間が発生してしまう。
【0073】この使用メモリ領域に対する実使用メモリ
領域の差違が、本発明の一実施例による構成が従来の構
成と比較して同特性を得るのに必要なバッファ量の増加
率となるが、8セル時間単位処理でバッファ量を8倍増
加する必要性はない。
【0074】検証シミュレーションの結果について説明
する。本発明の一実施例による構成が従来の構成と比較
して必要バッファ量の増加率を見積もるには、スイッチ
通過特性の良いトラヒックと悪いトラヒックとの混在時
が最適である。
【0075】よって、スイッチ通過特性の良いトラヒッ
クとしてのランダム発生モデルトラヒック[CBR(C
onstant Bit Rate)クラストラヒッ
ク]とスイッチ通過特性の悪いトラヒックとしてのon
−off発生モデルトラヒック[UBR(Unspec
ified Bit Rate)クラストラヒック]と
を用いてシミュレーションを実行する。尚、スイッチモ
デルは入力ポート数が16で、出力ポート数が16のス
イッチとし、各入力から各出力に対して総当たりで両ク
ラストラヒックでのパスを設定する。また、よりスイッ
チ通過特性に差違を持たせるため、各出力ポート毎に出
力セルのクラス選択はCBRクラスのセルがある場合は
UBRクラスのセルの有無に関わらず優先して出力する
よう制御を加える。
【0076】図2は平均バースト長を10セルとした場
合の平均キュー長特性を示す図であり、図3は平均バー
スト長を100セルとした場合の平均キュー長特性を示
す図であり、図4は必要バッファ量比率特性を示す図で
ある。
【0077】また、図5はCBR:UBR=1;9とし
かつ平均バ−スト長を10セルとした場合のUBRクラ
スのセル廃棄特性を示す図であり、図6はCBR:UB
R=5:5としかつ平均バ−スト長を10セルとした場
合のUBRクラスのセル廃棄特性を示す図であり、図7
はCBR:UBR=9:1としかつ平均バ−スト長を1
0セルとした場合のUBRクラスのセル廃棄特性を示す
図であり、図8は要求廃棄率に対する必要バッファ量比
率特性を示す図である。
【0078】図2はUBRクラストラヒックの平均バー
スト長を10に設定した場合、図3はUBRクラストラ
ヒックの平均バースト長を100に設定した場合のスイ
ッチに対するCBRクラストラヒックとUBRクラスト
ラヒックとのロード比率を変化させた場合のCBRクラ
ストラヒックの出力ポートに対する平均キュー長、UB
Rクラストラヒックの出力ポートに対する平均キュー
長、平均メモリ実使用領域(平均トータルキュー長)、
平均メモリ使用領域(平均アドレスキュー長)をシミュ
レーションした結果を示している。
【0079】アドレスキュー長に相当するバッファ量が
本発明の一実施例による構成で必要とするバッファ量と
等価となり、トータルキュー長に相当するバッファ量が
従来の構成で必要とするバッファ量と等価となるが、シ
ミュレーションの結果は当然のことながらUBRクラス
の比率が多い程、アドレスキュー長及びトータルキュー
長共に増加するものの、その比率(アドレスキュー長/
トータルキュー長)は下がってくる。
【0080】バッファ量は最悪時に必要なバッファ量を
用意するため、UBRクラス比率が多いロード率1側が
必要バッファ量となり、このポイントでの必要とするバ
ッファ量の比率は3倍位である。尚、実際にはバッファ
量を必要としない状態、つまりUBRクラスの比率が少
ない時点で必要とするバッファ量の比率が多くても、元
々必要としないバッファを不要に消費しているのみであ
るので、特に問題はない。
【0081】この従来の構成と比較して本発明の一実施
例による構成にて必要とするバッファ量の増加比率値を
明確にするため、図2〜図4に必要バッファ量比率特性
として示す。また、図2〜図4に示すように、トラヒッ
クモデルの差違はバッファ量自体には影響するが、必要
バッフア量の比率には影響を与えないことが分かる。
【0082】次に、上記平均キュー長による必要バッフ
ァ量の比率が常に成り立つことを確認するため、図5〜
図7にバッファ量を変化させた場合のUBRクラスセル
廃棄率をシミュレートした結果を示す。図5〜図7の差
違はUBRクラス比率の差である。アドレス管理を1セ
ル単位とした場合が従来の構成での特性であり、8セル
単位とした場合が本発明の一実施例による構成での特性
である。
【0083】その必要バッファ量の比率を求めるため、
図8に各廃棄率特性を得るために必要なバッファ量の比
率を示す。図8に示すように、廃棄率特性の変化で必要
なバッファ量の比率が影響されないこと、及びその必要
なバッファ量の比率値が図4で得た各UBRクラス比率
値による必要なバッファ量の比率値と一致することが分
かる。
【0084】したがって、本発明の一実施例によるスイ
ッチ構成において、メモリ格納アドレスを8セル時間単
位での処理とした場合、必要バッファ量は従来の構成と
比べて3倍用意すれば良いことが分かる。これはDRA
Mの採用による約16倍のメモリ容量の実装を可能とし
た点を考慮することによって、物理的な大きさを同じく
して得られるスイッチ特性を搭載メモリ容量で約5倍改
善することができることとなる。
【0085】このように、入力ポートINPORT#1
〜#nから入力されたセルデータを蓄積しかつ蓄積した
セルデータを出力ポートOUTPORT#1〜#nに出
力するためのセルバッファ2へのセルデータの蓄積時に
入力側セルアドレスエリア制御部8で予め設定された所
定時間内に入力されるセルデータ単位で書込みアドレス
を生成し、セルバッファ2からのセルデータの読出し時
に出力側セルアドレスエリア制御部5で1つのセルデー
タの単位で読出しアドレスを生成することによって、A
TMスイッチを構成する上での基本的必要事項を考慮し
た上でメモリ間データ転送帯域を上げることができ、小
型大容量でかつ高性能なATMスイッチを実現すること
ができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力ポートから入力されたセルデータを蓄積しかつ蓄積し
たセルデータを出力ポートに出力するためのセルバッフ
ァを含む共有バッファ型ATMスイッチにおいて、セル
データのセルバッファへの蓄積時に予め設定された所定
時間内に入力されるセルデータ単位でセルバッファへの
書込みアドレスを生成し、セルデータのセルバッファか
らの読出し時に1つのセルデータの単位でセルバッファ
への読出しアドレスを生成することによって、ATMス
イッチを構成する上での基本的必要事項を考慮した上で
メモリ間データ転送帯域を上げることができ、小型大容
量でかつ高性能なATMスイッチを実現することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による共有バッファ型ATM
スイッチの構成を示すブロック図である。
【図2】平均バースト長を10セルとした場合の平均キ
ュー長特性を示す図である。
【図3】平均バースト長を100セルとした場合の平均
キュー長特性を示す図である。
【図4】必要バッファ量比率特性を示す図である。
【図5】CBR:UBR=1;9としかつ平均バ−スト
長を10セルとした場合のUBRクラスのセル廃棄特性
を示す図である。
【図6】CBR:UBR=5:5としかつ平均バ−スト
長を10セルとした場合のUBRクラスのセル廃棄特性
を示す図である。
【図7】CBR:UBR=9:1としかつ平均バ−スト
長を10セルとした場合のUBRクラスのセル廃棄特性
を示す図である。
【図8】要求廃棄率に対する必要バッファ量比率特性を
示す図である。
【図9】従来例による共有バッファ型ATMスイッチの
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 セル多重部 2 セルバッファ 3 セル分離部 4−1〜4−n アドレス管理キュー 5 出力側セルアドレスエリア制御部 6 セルアドレスエリア管理マップ 7 空きセルアドレスエリア管理キュー 8 入力側セルアドレスエリア制御部 INPORT#1〜#n 入力ポート OUTPORT#1〜#n 出力ポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ポートから入力されたセルデータを
    蓄積しかつ蓄積したセルデータを出力ポートに出力する
    ためのセルバッファを含む共有バッファ型ATMスイッ
    チであって、 前記セルデータの前記セルバッファへの蓄積時に予め設
    定された所定時間内に入力されるセルデータ単位で前記
    セルバッファへの書込みアドレスを生成する手段と、 前記セルデータの前記セルバッファからの読出し時に1
    つのセルデータの単位で前記セルバッファへの読出しア
    ドレスを生成する手段とを有することを特徴とする共有
    バッファ型ATMスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記所定数のセルデータ単位で蓄積する
    ための前記セルバッファの各領域毎に前記セルデータの
    格納数を管理する手段を含むことを特徴とする請求項1
    記載の共有バッファ型ATMスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記書込みアドレスを生成する手段は、
    前記所定数のセルデータ単位で蓄積するための前記セル
    バッファの各領域毎に前記セルデータを格納する際に同
    一領域内に格納するセルデータ各々に連続する番号を付
    与するよう構成したことを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の共有バッファ型ATMスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記セルデータの格納数を管理する手段
    は、前記セルバッファの各領域毎に同一領域内へ前記セ
    ルデータを格納する度に前記セルデータの格納数を更新
    するよう構成したことを特徴とする請求項2または請求
    項3記載の共有バッファ型ATMスイッチ構成方式。
  5. 【請求項5】 前記セルデータの格納数を管理する手段
    は、前記セルバッファの各領域毎に同一領域内から前記
    セルデータを読出す度に前記セルデータの格納数を更新
    するよう構成したことを特徴とする請求項2から請求項
    4のいずれか記載の共有バッファ型ATMスイッチ構成
    方式。
  6. 【請求項6】 前記セルデータの格納数を管理する手段
    が前記セルバッファの各領域毎に同一領域内において読
    出すべきセルデータがなくなったことを検出した時に前
    記書込みアドレスを生成する手段にその領域の管理を移
    行するよう構成したことを特徴とする請求項5記載の共
    有バッファ型ATMスイッチ。
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