JPH11161752A - 移動体通信システム - Google Patents

移動体通信システム

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JPH11161752A
JPH11161752A JP9341989A JP34198997A JPH11161752A JP H11161752 A JPH11161752 A JP H11161752A JP 9341989 A JP9341989 A JP 9341989A JP 34198997 A JP34198997 A JP 34198997A JP H11161752 A JPH11161752 A JP H11161752A
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interrogator
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JP9341989A
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Yoshihito Hirooka
善仁 広岡
Koichi Takaoka
浩一 高岡
Tomoki Takazoe
智樹 高添
Yutaka Maeda
豊 前田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーダライタ1とIDタグ3との距離を利用
者に知らせることにより、リーダライタ1とIDタグ3
とが通信するに適当な距離の目安を利用者に認識させ
て、システムの利用し易さを向上させる。 【解決手段】 リーダライタ1とIDタグ3との位置関
係はリーダライタ1がIDタグ3から受信する信号レベ
ルによって把握することができる。そこで、IDタグ3
から送信されてきた応答信号を受信する手段17、18
を有したリーダライタ1に、当該信号の受信レベルを検
出する手段4、6と、検出された受信レベルに応じた音
響信号又は視覚信号を出力する出力手段5、7と、を備
え、ビープ音の大小や周波数の高低等と言った音響信
号、又は、発光素子の発光量や発光個数等と言った視覚
信号によって、利用者にリーダライタ1とIDタグ3と
の位置関係を知覚させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IDタグシステム
やICカードシステム等のように、質問器と応答器との
間で非接触状態で通信を行う移動体通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】移動可能な応答器と質問器との間で無線
通信を行う非接触方式の移動体通信システムとしては、
例えば、利用者に携帯されたり物に取り付けられること
により移動するICカードやIDタグ(応答器)と、固
定設置或いは持ち運び可能なリーダライタ(質問器)と
の間で無線通信を行う非接触方式のICカードシステム
やIDタグシステムが知られている。例えば、IDタグ
システムは、利用者や物に取り付けられたIDタグが当
該人や物と共にリーダライタのサービスエリアに入って
来ると、リーダライタが識別データ等の要求を送信し、
これに応じてIDタグが自己の識別データ等を返送する
ことにより、リーダライタ側が当該IDタグを識別し
て、その人や物を識別するシステムである。
【0003】このようなIDタグシステムでは、搬送波
を送信データによって振幅変調して無線送信する振幅変
調方式(或いは、振幅を離散的なレベルに対応させるA
SK:Amplitude Shift Keying)が用いられており、従
来では、例えば図4に示すようなシステム構成となって
いた。なお、図4に示す例は、IDタグ(応答器)3に
は電池等の電源は備えられておらず、リーダライタ(質
問器)1から電磁誘導等によって送電した動作電力によ
ってIDタグ3が動作し、リーダライタ1とIDタグ3
との間でアンテナ10、30によって以下に説明するよ
うな無線通信を行う非接触型のIDタグシステムであ
る。
【0004】このIDタグシステムにおいて、リーダラ
イタ1では、シンセサイザ11で発生された搬送波を変
調器12で質問データやクロック等で振幅変調し、得ら
れた質問信号を送信アンプ13で増幅してサーキュレー
タ14を介してアンテナ10から無線送信する。一方、
IDタグ3では、アンテナ30で受信した質問信号を変
復調器31で振幅復調し、復調して得た質問データに応
じて制御器32がメモリ33に対して識別データ等の読
み出しを行い、内部発振回路34からの搬送波を、制御
部32から出力される応答データ(識別データ等)によ
って変復調器31で振幅変調し、アンテナ30からリー
ダライタ1へ送信する。
【0005】そして、リーダライタ1では、アンテナ1
0で受信した信号をサーキュレータ14を介して分配器
15へ入力し、この受信信号を2つに分岐して第1の受
信信号を位相シフタ16を介して第1の受信回路17へ
入力し、第2の受信信号をそのまま第2の受信回路18
へ入力する。位相シフタ16では受信信号の位相を90
度ずらし、第1の受信回路17では、送信アンプ13か
ら出力された送信信号と位相シフトされた受信信号とを
ミキサ19で混合させて差分を抽出し、フィルタ20で
不要成分を除去して、この抽出信号を受信アンプ21で
増幅して合成アンプ22へ出力する。一方、第2の受信
回路18では、送信アンプ13から出力された送信信号
と位相シフトされていない受信信号とをミキサ23で混
合させて差分を抽出し、フィルタ24で不要成分を除去
して、この抽出信号を受信アンプ25で増幅して合成ア
ンプ22へ出力する。
【0006】合成アンプ22では入力された2つの抽出
信号を合成し、合成されたアナログレベルの抽出信号を
変換器26がディジタル信号に変換してIDタグ3から
の応答データを得る。
【0007】ここで、上記のようにリーダライタ1から
IDタグ3へ動作電力を供給するIDタグシステムにお
いては、IDタグ3へあまり大きな動作電力を送電する
ことができないため、リーダライタ1はIDタグ3へ送
信した信号レベルより小さいレベルでしか、IDタグ3
から信号を受信することができない。このため、単純に
受信処理しただけでは、リーダライタ1がIDタグ3か
ら受信する信号が送信信号に打ち消されて、リーダライ
タ1はこの受信信号を復調することができない。
【0008】このような問題を解決するため、上記のよ
うなIDタグシステムでは、ダブルバランスミキサ1
9、23のLO端子に送信信号を一定レベルで入力し、
ダブルバランスミキサ19、23のRF端子から入力さ
れる受信信号に乗ってくる自らの送信信号をキャンセル
させて、IDタグ3が送信した信号成分のみを抽出する
ようにしている。
【0009】更に、IDタグシステムでは、IDタグ
(応答器)3が通信中においても移動してリーダライタ
(質問器)1との距離が変化するため、リーダライタ1
が受信する信号の位相が変化する。このため、第1の受
信回路17又は第2の受信回路18の1つだけでは、こ
の距離変化に応じて、受信回路に入力される受信信号
が、図5に実線で示すように(λ:波長)、λ/2=1
80度周期で極端にレベルが低下するものとなり、受信
信号の復調ができない状態が生じてしまう。そこで、上
記のようなIDタグシステムでは、第1の受信回路17
と第2の受信回路18とに受信信号を互いに90度位相
をずらせて入力し、これによって、図5に破線で示すよ
うに上記のような極端なレベル低下の状態を他方の受信
信号で補って、これら受信回路17、18の出力を合成
することにより総じて受信信号を振幅復調している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記のような
移動体通信システムにおいて、質問器に対して応答器が
どの程度離れたところに存在するかを判定したいという
要求がある。例えば、質問器からの距離を応答器を携帯
する利用者に知らせることにより、質問器と応答器とが
通信するに適当な距離の目安を利用者に認識させて、当
該システムの利用し易さを向上させることができる。し
かしながら、上記した従来の移動体通信システムでは、
このような要求に応えることができないと言う問題があ
った。
【0011】本発明はこのような要求に鑑みなされたも
ので、質問器と応答器との位置関係を知覚し易い形態で
出力することができる移動体通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、質問器と応答器との位置関係は質問器が
応答器から受信する信号レベルによって把握することが
できるという点に着目し、質問器と移動可能な応答器と
の間で無線通信を行う非接触方式の移動体通信におい
て、質問器が応答器から受信した信号のレベルに応じて
聴覚又は視覚で認識できる信号を出力することにより、
質問器と応答器との位置関係を知覚させる。
【0013】すなわち、本発明に係る移動体通信システ
ムでは、質問器は、応答器から送信されてきた応答信号
を受信する手段と、当該信号の受信レベルを検出する手
段と、検出された受信レベルに応じた音響信号と視覚信
号との少なくとも一方を出力する出力手段と、を備えて
いる。したがって、ビープ音の大小や周波数の高低等と
言った音響信号、又は、発光素子の発光量や発光個数等
と言った視覚信号によって、利用者に質問器と応答器と
の位置関係を容易に知覚させることができる。
【0014】なお、本発明は、応答器が動作電力源とな
る電池等を内蔵した場合、応答器がこのような動作電力
源を有しておらず、質問器から送電された動作電力を非
接触で受電する場合のいずれにあっても適用することが
できるが、特に後者の場合には、質問器と応答器との間
の距離は応答器が受電する電力量にも関係するので、応
答器を正常に動作させるための位置関係も利用者に容易
に知覚させることができる利点がある。
【0015】また、本発明では、聴覚信号と視覚信号と
のいずれか一方を出力するようにしても所期の目的を達
成することができるが、両者を出力するようにして聴覚
と視覚との両方によって質問器と応答器との位置関係を
知覚させるようにしてもよい。また、本発明は、好まし
い例としてIDタグとリーダライタとから成るIDタグ
システムに適用するが、これに限らず、設置された質問
器とカードやバッチ形式の移動可能な応答器との間で無
線により通信を行うシステム等、相対的に移動する通信
機間で無線により通信を行うシステムに広く適用するこ
とができ、所期の目的を達成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を非接触式IDタグシステ
ムに適用した一実施形態を、図面を参照して説明する。
なお、図4に示した従来の非接触式IDタグシステムと
同様な機能部分には同一符号を付してある。図1には本
発明の第1の実施形態に係る非接触式IDタグシステム
の構成を示してあり、本例の要部を、図4に示した従来
の非接触IDタグシステムに比較して説明すると、リー
ダライタ(質問器)1に、IDタグ(応答器)3から受
信した信号のレベルを検出するレベル検出器4と、検出
された受信レベルに応じた音響信号を出力する音響出力
器5とが備えられている。
【0017】本例のIDタグシステムにおいても、ID
タグ(応答器)3には電池等の電源は備えられておら
ず、リーダライタ(質問器)1から電磁誘導等によって
送電した動作電力によってIDタグ3が動作し、リーダ
ライタ1とIDタグ3との間でアンテナ10、30によ
って無線通信を行う。例えば、リーダライタ1に備えら
れたアンテナ10を電力送電用にも共用し或いは電力送
電用のアンテナをリーダライタ1に別途備えるととも
に、IDタグ3に備えられたアンテナ30を電力受電用
にも共用し或いは電力受電用のアンテナをIDタグ3に
別途備え、これら電力用アンテナ間で電磁誘導等によっ
てリーダライタ1からIDタグ3へ非接触で動作電力を
送電する。
【0018】また、本例のIDタグシステムにおけるデ
ータ通信も従来例と同様に行われ、リーダライタ1で
は、シンセサイザ11で発生された送信搬送波を変調器
12で質問データ等で振幅変調し、得られた質問信号を
送信アンプ13で増幅してサーキュレータ14を介して
アンテナ10から無線送信する。一方、IDタグ3で
は、図外の受電回路により動作電力を受電し、この電力
によって動作して、アンテナ30で受信した質問信号を
変復調器31で振幅復調し、当該受信した質問データに
応じて制御器32がメモリ33に対してデータの書き込
みやデータの読み出しを行う。そして、質問データに対
する応答データ(識別データ等)を制御部32から変復
調器31へ出力し、変復調器35が内部発振器34で発
振された搬送波を当該応答データで振幅変調し、得られ
た応答信号をアンテナ30からリーダライタ1へ無線送
信する。
【0019】そして、リーダライタ1では、アンテナ1
0で受信した応答信号をサーキュレータ14を介して分
配器15へ入力し、この応答信号(受信信号)を2つに
分岐して一方の応答信号を位相シフタ16を介して第1
の受信回路17へ入力し、他方の応答信号をそのまま第
2の受信回路18へ入力する。位相シフタ16では一方
の応答信号の位相を90度ずらし、第1の受信回路17
では、送信アンプ13から一定レベルで入力される質問
信号と位相シフトされた応答信号とをミキサ19で混合
させて差分を抽出し、フィルタ20で不要成分を除去し
て、この抽出信号を受信アンプ21で増幅して合成アン
プ22へ出力する。一方、第2の受信回路18では、送
信アンプ13から一定レベルで入力される質問信号と位
相シフトされていない応答信号とをミキサ23で混合さ
せて差分を抽出し、フィルタ24で不要成分を除去し
て、この抽出信号を受信アンプ25で増幅して合成アン
プ22へ出力する。
【0020】すなわち、ダブルバランスミキサ19、2
3のそれぞれのLO端子には送信アンプ13から質問信
号が一定のレベルで入力されており、ダブルバランスミ
キサ19、23はRF端子から入力される応答信号に乗
ってくる自らの質問信号をキャンセルさせて、IDタグ
3が送信した信号成分のみを抽出する。そして、合成ア
ンプ22では入力された2つの抽出信号を合成し、合成
されたアナログレベルの抽出信号を変換器26がディジ
タル信号に変換してIDタグ3からの応答データを得
る。
【0021】ここで、上記のデータ受信処理において、
合成アンプ22からの出力はレベル検出器4にも入力さ
れ、レベル検出器4によって、第1の受信回路17及び
第2の受信回路18で受信した応答信号の受信レベルが
検出される。そして、レベル検出器4は検出した受信レ
ベルの大小に応じた音響出力信号を音響出力器5へ出力
し、音響出力器5が当該音響出力信号に応じて音響信号
を出力する。
【0022】具体的には、音響出力器5はスピーカやブ
ザー等から構成されており、音響出力信号(すなわち、
受信レベル)の大小に応じて、出力する音の音圧、周波
数、断続音の周期、音色等が変化する。したがって、I
Dタグ3が比較的遠い位置にあってリーダライタ1の信
号受信レベルが比較的小さいときと、IDタグ3が比較
的近い位置にあってリーダライタ1の信号受信レベルが
比較的大きいときとの間で、IDタグ3とリーダライタ
1との位置関係に応じて音響出力器5から出力される音
が変化し、利用者はこの音によってIDタグ3とリーダ
ライタ1との距離の目安を認識することができる。
【0023】この他、本発明では、IDタグ3とリーダ
ライタ1との位置関係に応じて、例えば「IDタグはX
m〜Ymの範囲にあります」と言ったように音声によっ
て距離の目安を出力する等、種々な態様で出力音を変化
させるようにしてもよく、要は、利用者が聴覚によって
距離の変化を認識できるようにすればよい。ここで、I
Dタグ3とリーダライタ1との位置関係に応じて、出力
音の大小、周波数の高低、断続音周期の長短等を種々設
定することが可能であるが、IDタグ3がリーダライタ
1から遠くになるに従って、例えば、出力音を大きくし
て遠くまで聞こえるようにし、或いは、出力音を高い音
調にして遠くまで音が通るようにすれば、IDタグ3を
携帯する利用者に出力音が聞こえ易くなるので好まし
い。
【0024】図2には本発明の第2の実施形態に係る非
接触式IDタグシステムの構成を示してあり、本例の要
部を、図1に示した非接触IDタグシステムに比較して
説明すると、リーダライタ(質問器)1に、IDタグ
(応答器)3から受信した信号のレベルを検出するレベ
ル検出器6と、検出された受信レベルに応じた視覚信号
を出力する表示出力器7とが備えられている。なお、図
1に示した非接触式IDタグシステムと同様な機能部分
には同一符号を付してあり、重複する説明は割愛する。
【0025】本実施形態では、リーダライタ1における
データ受信処理において、合成アンプ22からの出力は
レベル検出器6にも入力され、レベル検出器6によっ
て、第1の受信回路17及び第2の受信回路18で受信
したIDタグ3からの応答信号の受信レベルが検出され
る。そして、レベル検出器6は検出した受信レベルの大
小に応じた表示出力信号を表示出力器7へ出力し、表示
出力器7が当該表示出力信号に応じて視覚信号を出力す
る。
【0026】具体的には、表示出力器7は1つ或いは複
数個のランプ、発光素子(LED)、ELパネル、液晶
表示パネル等から構成されており、表示出力信号(すな
わち、受信レベル)の大小に応じて、出力する光の光
量、発光数、光の色、或いは、出力するメッセージ情報
等が変化する。したがって、IDタグ3が比較的遠い位
置にあってリーダライタ1の信号受信レベルが比較的小
さいときと、IDタグ3が比較的近い位置にあってリー
ダライタ1の信号受信レベルが比較的大きいときとの間
で、IDタグ3とリーダライタ1との位置関係に応じて
表示出力器7から出力される光の光量、発光数、光の
色、或いは、出力するメッセージ情報等と言った視覚信
号が変化し、利用者はこの表示出力によってIDタグ3
とリーダライタ1との距離の目安を認識することができ
る。
【0027】例えば、図3(a)に示すように、リーダ
ライタ1の筺体外面に表示出力器7として、複数のLE
D8と「近い」「遠い」と言った表示を設けておき、I
Dタグ3とリーダライタ1との位置関係に応じて発光す
るLED8の数を変化させれば、利用者はIDタグ3と
リーダライタ1との距離の目安を一目で認識することが
できる。また、例えば、図3(b)に示すように、リー
ダライタ1の筺体外面に表示出力器7として、液晶表示
パネル9を設けておき、IDタグ3とリーダライタ1と
の位置関係に応じて「IDタグはXm〜Ymの範囲にあ
ります」と言った表示のXやYの値を変化させれば、利
用者はIDタグ3とリーダライタ1との距離の目安をよ
り一層容易に認識することができる。
【0028】この他、本発明では、IDタグ3とリーダ
ライタ1との位置関係に応じて、1つのLEDの発光量
を変化させる、ELパネルの発光量を変化させて液晶表
示パネルのバックライトの明るさを変化させる、液晶表
示パネルの色を変化させる等と言ったように種々な態様
を採用することができ、要は、利用者が視覚によって距
離の変化を認識できるようにすればよい。ここで、ID
タグ3とリーダライタ1との位置関係に応じて、発光量
や発光個数の多少を種々設定することが可能であるが、
IDタグ3がリーダライタ1から遠くになるに従って、
例えば、発光量や発光個数が多くなるようにして遠くま
で見えるようにすれば、IDタグ3を携帯する利用者に
視覚信号が認識し易くなるので好ましい。
【0029】なお、上記した説明においてリーダライタ
1は設置固定されたものとしたが、本発明においては、
リーダライタ1(質問器)は常時固定或いは持ち運び可
能で任意の場所に設置可能、更には持ち運び自在のハン
ディタイプとしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
聴覚信号や視覚信号によって質問器と応答器との位置関
係を報知するようにしたため、利用者に当該位置関係の
目安を容易に認識させることができる。このため、例え
ば、IDタグやICカードを携帯する利用者が、どの程
度の位置関係にあればリーダライタと良好に通信するこ
とができるかと言った目安を得ることができ、非接触式
のIDタグシステムやICカードシステムの実用に際し
て、利用者の戸惑いを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る非接触式IDタグ
システムの構成図である。
【図2】 本発明の他の一実施形態に係る非接触式ID
タグシステムの構成図である。
【図3】 本発明の他の一実施形態に係る表示出力形態
の例を示す図である。
【図4】 従来の非接触式IDタグシステムの構成を示
す図である。
【図5】 受信信号レベルの位相変化を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1・・・リーダライタ(質問器)、 3・・・IDタグ
(応答器)、4、6・・・レベル検出器、 5・・・音
響出力器、 7・・・表示出力器、10・・・アンテ
ナ、 17・・・第1の受信回路、18・・・第2の受
信回路、 30・・・アンテナ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高添 智樹 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 前田 豊 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質問器と移動可能な応答器との間で無線
    通信を行う非接触方式の移動体通信システムにおいて、 前記質問器は、前記応答器から送信されてきた応答信号
    を受信する手段と、当該信号の受信レベルを検出する手
    段と、検出された受信レベルに応じた音響信号を出力す
    る出力手段と、を備えたことを特徴とする移動体通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 質問器と移動可能な応答器との間で無線
    通信を行う非接触方式の移動体通信システムにおいて、 前記質問器は、前記応答器から送信されてきた応答信号
    を受信する手段と、当該信号の受信レベルを検出する手
    段と、検出された受信レベルに応じた視覚信号を出力す
    る出力手段と、を備えたことを特徴とする移動体通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の移動体通
    信システムにおいて、 前記応答器は、前記質問器から送電された電力を非接触
    で受電して動作して質問器との間で無線通信を行うこと
    を特徴とする移動体通信システム。
JP9341989A 1997-11-28 1997-11-28 移動体通信システム Pending JPH11161752A (ja)

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