JPH11161237A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH11161237A
JPH11161237A JP9325598A JP32559897A JPH11161237A JP H11161237 A JPH11161237 A JP H11161237A JP 9325598 A JP9325598 A JP 9325598A JP 32559897 A JP32559897 A JP 32559897A JP H11161237 A JPH11161237 A JP H11161237A
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liquid crystal
signal
display device
source
line
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JP9325598A
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Mitsuyoshi Seo
光慶 瀬尾
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絵素を線順次走査するドットマトリクス表示
装置において、絵素に正極性の映像信号と負極性の映像
信号を同時に出力する能力を有するソースドライバの消
費電力を削減すること。 【解決手段】 正極性の信号を出力する出力バッファ2
4を電源電圧VAH及びVALで駆動し、負極性の信号を出
力する出力バッファ24を上記電源電圧と異なる電源電
圧VBH及びVBLで駆動して、出力バッファ24で消費さ
れる電力を削減し、また、垂直同期信号及び/又は水平
同期信号に同期して電源電圧を切り替えることで、1フ
レーム毎のあるいは1ライン毎の極性反転に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マトリクス状に配
置された容量性負荷の絵素を持ち、線順次走査を行う液
晶表示装置、例えば、a-Si TFT AMLCD(Amorphous Sili
con Thin Film Transistor Active Matrix Liquid Crys
tal Display )の駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノート型パソコン(Personal Com
puter )や携帯型情報端末では、1回のバッテリの充電
で駆動できる時間を伸ばすために、その消費電力を削減
することが要求されている。このため、特開平7−21
9484号公報には、正のデータ電圧を出力するデータ
ドライバと負のデータ電圧を出力するデータドライバを
交互に用いて表示パネルの液晶を駆動するよう構成し、
これにより電力消費が大きい高耐圧データドライバを不
要ならしめて消費電力を低減する液晶表示装置が開示さ
れている。具体的には、この従来技術では、コモン直
流、駆動のソースドライバ1個をコモン反転駆動のソー
スドライバを2個で置き換えることとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術を用いると、ソースドライバの数が増えるために
実装が困難となり、また信頼性が低下し、さらにコスト
の上昇を招くという大きな問題がある。すなわち、現
在、ソースドライバは、LCDの駆動回路の中で最も高
価な部材であり、また2個のコモン反転駆動のソースド
ライバの出力のうち、どちらか一方を選択する選択回路
が必要になる。ここで、映像信号入力端子とシリアル−
パラレル変換器の間に、数ゲート程度の冗長があっても
問題にならないが、シリアル−パラレル変換器と液晶セ
ルの間の冗長は、即コストアップにつながる。このた
め、低消費電力のコモン直流駆動のソースドライバを有
する表示装置をいかに経済的に実現するかが極めて重要
な課題となっている。
【0004】そこで、本発明では、上記課題を解決し
て、低消費電力のコモン直流駆動のソースドライバを有
する経済的な液晶表示装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明は、ソースライン及びゲートラインとい
う2種類のバスラインの各交点に絵素をマトリクス状に
配置し、同一のゲートラインに接続した複数の絵素を、
絵素と同数のソースラインに乗った信号電圧によって一
斉に更新し、極性の異なる信号を同時に出力するソース
ドライバによって前記信号電圧を供給する液晶表示装置
において、前記ソースドライバの正極性の信号を出力す
る第1の出力バッファと、負極性の信号を出力する第2
の出力バッファとを異なる電圧で駆動することを特徴と
する。
【0006】また、第2の発明は、前記第1の出力バッ
ファ及び第2の出力バッファの駆動電源電圧を、入力さ
れた垂直同期信号及び/又は水平同期信号と同期して変
更する変更手段を具備すること特徴とする。
【0007】また、第3の発明は、各絵素と前記ソース
ラインとの間に能動素子を設けたことを特徴とする。
【0008】また、第4の発明は、前記能動素子は、非
晶質のシリコン薄膜トランジスタであることを特徴とす
る。
【0009】また、第5の発明は、前記絵素は、液晶材
料を用いて作られていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、本実施の形態では、
液晶表示装置の基本概念を明らかにした後、該基本概念
に基づいて本発明を説明する。
【0011】まず最初に、液晶表示装置の基本概念につ
いて説明する。現在、ノートPC(Personal Computer
)や携帯型TVのモニタには、薄型軽量で低消費電力
の液晶表示装置LCD(Liquid Crystal Display)が採
用されることが多い。このLCDには、TFT(Thin F
ilm Transistor)方式やSTN(Super Twisted Nemati
c )方式などがあり、かかる2つの方式が現在量産され
ているLCDの主流である。ここで、このTFT方式
は、STN方式に比べて製造コストが高くなるが、コン
トラストが高く、表示ムラが少なく、多階調表示に有利
であり、応答速度が速いという特徴がある。
【0012】まず、上記LCDの構造について駆動回路
を中心に説明する。LCDは、複数の液晶セルから構成
され、例えばVGA(Video Graphic Array )のカラー
LCDは、約90万個の液晶セルを有している。具体的
には、カラーフィルタで赤、緑、青の3原色に着色され
た3つの液晶セルが1つの絵素を構成し、その液晶セル
が横640桁×縦480行のマトリクス状に配置されて
いる。このため、液晶セルの総数は、640×RGB×
480=921600個となり、この液晶セルの集合に
よって1つの画像が表される。
【0013】図5は、6桁×4行のTFT方式のLCD
の構造を示す図である。同図に示すように、このTFT
方式のLCDは、液晶パネル1、ソースドライバ2、ゲ
ートドライバ3、制御回路及び電源回路4、TFT5、
液晶セル6及びコモン電極7からなる。なお、このソー
スドライバ2は、データドライバ、カラムドライバ、X
ドライバ又は列電極駆動回路とも呼ばれ、ゲートドライ
バ3は、スキャンドライバ、ロウドライバ、Yドライバ
又は行電極駆動回路とも呼ばれる。
【0014】液晶パネル1には、1枚のガラス基板上に
液晶セル6がマトリクス上に形成されている。LCDの
駆動回路から見ると、各液晶セル6は、容量性負荷と考
えることができ、その容量に印加された電圧に応じて、
光学的な性質を変える。例えば、ノーマリホワイト方式
のLCDでは、液晶セルは、その容量を充電すると黒く
なり、放電すると白くなる。
【0015】TFT5のソース電極は、ソースバスライ
ンを介してソースドライバ2の出力端子に接続され、ゲ
ート電極は、ゲートバスラインを介してゲートドライバ
3の出力端子に接続され、ドレイン電極は、液晶セル6
に接続されている。液晶セル6のドレイン電極と反対側
の端子は、コモン電極7に接続されている。すべての液
晶セル6のコモン電極は、互いに短絡していて、常に等
しい電位に保たれているため、各液晶セル6に印加され
ている電圧は、TFT5のドレイン電極の電位で決ま
る。
【0016】ソースドライバ2は、TFT5を介して液
晶セルを放充電させるための電圧を出力する駆動回路で
あり、ゲートドライバ3は、TFT5のスイッチングを
制御する電圧を出力する駆動回路である。また、制御回
路及び電源回路4は、この2種類のドライバにタイミン
グ信号と駆動電源電圧などを供給するものである。TF
T5は、一種のスイッチング素子であり、その動作は、
n−FET(Field Effect Transistor )に似ている。
現在、大型LCDには、専らa−Si(Amorphous Sili
con )TFTが使われている。ただし、a−Si TF
Tは、On抵抗が数MΩ程度と非常に高く、性能的にn
−FETに遠く及ばない。
【0017】ソースドライバ2の出力端子と液晶セル6
の間にTFT5が介在し、TFT5のOn抵抗と液晶セ
ル6の容量が、RC時定数を持っている。液晶セル6の
容量は数pF程度なので、1個の液晶セルを充電するに
は、数十μsec程度の時間を要する。このため、a−
Si TFT方式のLCDでは、1水平表示期間内に、
横1行(時には複数行)の液晶セルを同時に充電するこ
とによって、充電時間を確保している。
【0018】CRT(Cathode Ray Tube)やpoly−
Si TFT方式のLCDでは、映像信号は、1ドット
ずつリフレッシュされるのに対して、a−Si TFT
方式のLCDでは、1ライン分の映像信号が一斉にリフ
レッシュされる。前者を点順次走査、後者を線順次走査
と言う。
【0019】VGAのLCDでは、横1行、640×R
GB=1920個の液晶セルが同時に充電されるが、1
920個の出力端子を備えたICの製造や実装は非現実
的である。このため、現在では、1台のLCDに出力端
子の少ないソースドライバのICを複数個実装すること
で、これを実現している。それでも、ソースドライバ
は、LCDの駆動回路に使われる部材の中で、最も高価
なものである。そしてまた、表示品位に最も影響を与え
る部材でもある。
【0020】図6は、図5に示すソースドライバ2の構
成を示すブロック図である。ここでは、ソースドライバ
2に映像信号がディジタルで入力されるものとする。同
図に示すように、ソースドライバは、シリアル−パラレ
ル変換器又はシフトレジスタ21と、ラッチ又はフリッ
プフロップ(以下「FF」と言う。)22と、ディジタ
ル−アナログ変換器(以下「DAC」と言う。)23
と、出力バッファ又はオペアンプ24とからなる。ここ
では、ソースドライバICの入力端子のピン数を減らす
ため、映像信号をシリアルに入力し、これをシリアル−
パラレル変換してラッチした後、DAC23からアナロ
グ信号を出力する。
【0021】液晶セルの充電時間を短縮するため、DA
C23と出力端子との間に出力バッファ24を設け、イ
ンピーダンス変換をすることが多い。シリアル−パラレ
ル変換器21には、映像信号を供給し、FF22にはタ
イミング信号を供給し、DAC23にはいわゆるγ補正
用の基準電圧を供給し、出力バッファ24には、その駆
動電源電圧+V及び−Vを供給する必要がある。なお、
ディジタルラッチの代わりに、アナログのサンプル&ホ
ールド素子が採用されることもあるが、この場合には、
上記DAC23は不要となる。ただし、このアナログ素
子を使うと、高速動作と高精度と低コストを両立させる
ことが困難になる。VGAの場合、LCD1台につき1
920個の出力バッファが必要となるため、DACや出
力バッファの設計にトランジスタ1個の無駄があると、
LCD全体では1920個もの無駄につながる。
【0022】一方、図示しないLCDの映像信号入力端
子とシリアル−パラレル変換器21との間に、数ゲート
程度の無駄や冗長があったとしても、それに起因するコ
ストや消費電力のアップは、ほとんど問題にならない。
したがって、DAC23や出力バッファ24の設計が、
非常に重要であり、特に、トランジスタ数の削減や出力
バッファのアイドル電流の低減などをいかに実現するか
が大きな課題となる。幸い、a−Si TFT方式のL
CDのソースドライバ2の出力バッファ24は、オーデ
ィオ帯域で動作すればよいので、それほど高性能なもの
は必要ない。スルーレートはそれほど高くないけれど
も、駆動電源電圧の割に大きなダイナミックレンジがと
れるため、いわゆるRail-to-Rail出力が可能で、特に調
整しなくても出力偏差の少ないものが使われる。
【0023】次に、図5に示すゲートドライバ3は、複
数のゲートラインの中から、次に充電する行を選択する
機能を有している。ゲートラインにソース電極やドレイ
ン電極より高い電圧を印加すると、その行に接続された
全てのTFT5がオンし、低い電圧を印加するとTFT
5はオフする。1垂直表示期間内に、全ての行を選択し
終えると、1枚の画像が完成する。なお、STN方式の
LCDは、TFT方式のような能動素子やコモン電極を
持っていない。液晶セルの一方がソースラインに、他方
がゲートラインにダイレクトに接続される。
【0024】次に、LCDの表示品位に影響を及ぼす原
因と対策について述べる。
【0025】図7は、TFT周辺に浮遊する容量を示す
図である。ここで、71はTFTを示し、72は液晶セ
ルを示し、73はコモン電極を示し、74はゲートライ
ン及びドレイン電極間の浮遊容量CGDを示し、75はソ
ースライン及びドレイン電極間の浮遊容量CSDを示し、
76は隣のソースラインとドレイン電極間の浮遊容量C
SD’を示し、77はソースラインとコモン電極間の浮遊
容量CSCを示している。
【0026】液晶セルに充電された電荷は、絶縁抵抗を
介して徐々に放電するため、たとえ静止画像を表示する
場合であっても、1垂直周期毎に液晶セルを再充電する
必要がある。すでに説明したように、液晶セルは容量性
負荷であり、このキャパシタには極性がなく、正に充電
しても負に充電しても、その光学的な応答は同じであ
る。むしろ、液晶セルが長時間同じ極性に帯電している
と、表示品位が劣化するので好ましくない。ノーマリホ
ワイトのLCDでは、液晶セルに電圧を印加すると黒く
なるが、この方式のLCDに黒っぽい画像を長時間表示
し続けると、焼き付き残像が発生することがある。これ
は、液晶材料に微量に含まれるイオンが電極に移動し
て、応答を悪くするためである。
【0027】このため、1垂直周期毎に液晶セルを充電
する極性を反転(以下「フレーム反転」と言う。)する
対策が講じられる。かかるフレーム反転の結果、各液晶
セルには、垂直周期60〜70Hzの半分の30〜35
Hzの矩形波の交流電圧が印加されることになる。とこ
ろが、フレーム反転を採用すると、その副作用のため
に、別の種類の表示品位の低下を招く。
【0028】いま、図5に示すLCD全面に、黒一色を
表示したとする。ここでは、図の上から下へ、つまり、
ゲートラインG0 ,G1 ,G2 ,G3 の順に走査するも
のとする。図5に示すコモン電極7の電位を0Vと考え
たときのソースラインS0 の電位と、ドレイン電極D00
及びD30の電位とを図8の従来例1として示している。
なお、このソースドライバ2は、垂直帰線期間中は有効
な信号を出力していない。
【0029】液晶セル6に充電された電荷は、TFT5
のOff抵抗や図示しない絶縁抵抗を介して徐々にソー
スラインに放電する。その量は、ソースラインとドレイ
ン電極間の電位差の大きな状態が長時間続けば続くほど
多い。また、電荷は、ソースラインの電位が反転すると
き、浮遊容量CSDを介してソースラインに逃げる。液晶
セルD00は、ソースラインの反転後、即ち電荷が逃げた
後、直ちに再充電されるため、その影響を受けにくい。
しかし、液晶セルD30は、電荷が逃げた後、しばらく放
置されるため、影響を受けやすい。
【0030】ドレイン電極から電荷が逃げる量は、フィ
ールド反転によってソースドライバ2の出力信号の極性
が変わってから、液晶セルの充電が実際に始まるまでの
時間で決まり、ソースドライバ2から液晶セル5までの
距離で決まるわけではない。ここでは、ゲートラインG
3 の駆動する液晶セル6は、G0 の駆動する液晶セルよ
りも電荷が逃げやすく、かかる電荷が逃げると、純粋な
黒を表示することができず、灰色っぽい表示になる。こ
のため、均一な黒ベタを表示したつもりでも、実際に
は、画面の下の方ほど灰色がかるという現象が発生す
る。これをコントラストの傾斜と呼ぶ。
【0031】このコントラストの傾斜を回避するには、
1水平周期毎に、液晶セル6を充電する極性を反転させ
てやればよい。そうすれば、ソースラインの電位が頻繁
に反転するので、画面全体が均一に灰色っぽくなる。少
々灰色がかるという問題は、ソースドライバ2の出力電
圧の振幅を少し上げるだけで解消できる。ここでは、こ
れをライン反転と呼ぶ。通常、ライン反転は、フレーム
反転と併用される。このライン反転を採用すると、1水
平周期毎にソースラインとコモン電極間の浮遊容量CSC
の充放電が繰り返されるため、ソースドライバの消費電
流が増える。また、クロストークまたはシャドーイング
と呼ばれる表示ムラが発生しやすくなる。
【0032】ライン反転をしたときの、ソースラインS
0 の電位と、ドレイン電極D00およびD30の電位とを、
図8に従来例2として示している。ライン反転では、1
重直周期の間にソースラインに印加される電圧の平均値
(直流成分)が0になるので、コントラストの傾斜は解
消される。しかし、1垂直周期に限って言えば、電圧の
p−p(PeakーtoーPeak)値が従来例1の場合よりも大き
くなる。
【0033】振幅の大きな高周波信号をソースラインに
乗せると、CSDを介してドレイン電極の電位が振られ、
走査していないはずの液晶セルの印加電圧が乱される。
ライン反転をすると、1水平周期の2倍の周期の交流信
号がソースラインに乗る。ライン反転をしない場合で
も、ベタ画面でなければ、同じ周期の交流信号がソース
ラインに乗るが、信号の振幅が小さいので問題になりに
くい。しかし、1水平周期毎にソースドライバの出力電
圧の極性を反転させると、大きな振幅の交流信号がソー
スラインに乗ってしまう。
【0034】いま、図5に示すLCDに、図9(a)に
示すような白ベタの中に黒い四角形が内在する画像を表
示する場合を考える。この場合に、ソースラインに乗っ
た信号は、ゲートドライバが選択していない液島セルへ
も、わずかながらCSDを介して書き込まれる。ソースラ
インとドレイン電極間が交流的に短絡しているからであ
る。例えば、ゲートラインG1 が選択され、液晶セルD
12を充電しているときには、D02、D22及びD32につい
ても少し充電され、その結果、黒い四角形の上下が灰色
っぽくなり、図9(b)に示すのように尾を引いたよう
な表示になる。このため、液晶セルの容量を浮遊容量C
SDより十分大きくすれば、上記問題は解消するが、液晶
パネル上に大きな容量を作るのは困難である。また、液
晶セルの充電に要する時間は、その容量に比例するた
め、液晶セルの充電が不十分になると、やはり表示品位
が劣化する。
【0035】なお、TFTのOn抵抗を下げて充電時間
を短縮する方法もあるが、かかる技術を用いると、ゲー
トドライバのコストアップや信頼性の低下を招く。この
ため、図7に示すように、ドレイン電極と隣のソースラ
インの間には、浮遊容量CSD' (6)が存在することを
考慮して、CSD=CSD' となるように液晶パネルを設計
し、隣り合うソースラインに逆位相の交流信号を乗せて
LCDを駆動する技術が知られている。
【0036】今、画面全体に黒ベタを表示したとする
と、このとき隣り合うソースラインに、極性違いの映像
信号を乗せる。コモン電極の電位を0とするとき、隣接
するソースラインの電位は、符号が異なるけれども、絶
対値は同じになる。よって、もしCSD=CSD' ならば、
ソースラインの電位の変動が相殺され、ドレイン電極の
電位に影響が現れない。
【0037】なお、ここでは隣り合うソースラインを異
なる極性で駆動することをドット反転と呼ぶ。このドッ
ト反転には、ソースラインに乗っている信号が、浮遊容
量CSCを介してコモン電極の電位に影響を及ぼすのを防
止する効果もある。ただし、ドット反転は、後で述べる
コモン反転駆動方式のLCDでは、使うことができな
い。
【0038】フレーム反転とライン反転とドット反転を
併用すると、図5に示す6×4=24ドットのLCDの
各液晶セルは、図10のような極性で充電される。フレ
ーム反転は、原理的には、静止画を表示した場合にのみ
有効であるが、動きの遅い動画に対してもある程度の効
果が期待でき、またシーンチェンジの多い映像でも、ほ
とんど問題は起こらない。ただし、点滅するものを表示
すると、効果が半減することがある。
【0039】ライン反転は、ベタ画面を表示した場合に
有効であるが、直流成分の多い画像に対しても、ある程
度の効果が期待できる。実際、映像信号には、通常直流
成分が多く含まれているため、ライン反転がその効果を
発揮する確率は高い。ドット反転は、自、灰、黒のベタ
画面に対して有効であるが、赤、緑、青、シアン、マゼ
ンタ、黄色のベタ画面では、やや効果が落ちる。
【0040】カラーLCDは、赤、緑、青に着色された
3つの液晶セルを、3本のソースラインで同時に充電す
る方式が主流であるため、例えば、全面赤一色の表示
は、見た目にはベタ画面でも、ソースドライバにとって
は、決してベタではない。なお、図9(a)のように白
や黒のベタの多い画面なら、ドット反転は、非常に有効
なものとなる。ライン反転やドット反転が最も苦手にし
ているのは、図11に示すような市松模様の画像であ
り、かかる画像は、最も高い周波数成分を持っている。
【0041】ここで、液晶TVのモニタ用に使う場合に
は、アナログTV放送の電波では、事実上このような画
像を送れないため、全く問題にならないが、OA(Offi
ce Automation )端末のモニタとして使用する場合に
は、大きな問題となる。OA機器では、中間調をディザ
リングによって表現することがあり、条件次第では、ラ
イン反転やドット反転の効果が激減する。実際、ウイン
ドウズ95の終了画面で、著しい表示品位の劣化を招く
ことがある。
【0042】ディザリングに似たものとして、絵素を高
速に点滅させて中間調を表示するFRC(Frame Rate C
ontrol)と呼ばれる技術がある。これを用いると、フレ
ーム反転の効果が落ちる。その対策として、2垂直周期
毎に極性を反転する方式が考えられる。ここでは、複数
の垂直周期毎に極性を反転する駆動方式をフレーム反転
に含めて考える。
【0043】近年、液晶パネルの開口率を上げて、LC
Dの輝度を高くする動きがある。このため、ドレイン電
極が大きくなり、ソースラインとドレイン電極の間の距
離が年々短くなっている。それに反比例してCSDが増加
し、表示品位に与える影響が無視できなくなっている。
また、LCDの需要は、より高解像度で高精細の製品に
シフトしてきている。LCDの水平方向の解像度を上げ
るには、ソースドライバの出力端子の総数を増やす必要
がある。このとき、ICの実装や映像信号の高速伝送が
技術的な課題になるが、表示品位の劣化に結び付くこと
はない。
【0044】一方、垂直方向の解像度を上げるには、ゲ
ートドライバの出力端子の総数を増やすとともに、水平
周期を短くしなければならない。このとき、今述べた課
題に加えて、充電時間の短縮が大きな問題になる。
【0045】さらに、水平周期が短くなった分、周波数
の高い信号がソースラインに乗るので、CSDに関する問
題がより大きくなる。問題になるのは、ソースラインに
乗った信号だけではない。ゲートラインに乗った交流信
号も、CGDを介してドレイン電極の電位に影響を与え
る。
【0046】いま、ゲートラインの電位が−10Vのと
きTFTがOffし、20VのときOnするものとす
る。ゲートラインの電位を一10Vから20Vに上げる
と、CGDが存在するためにドレイン電極の電位も上が
る。しかし、一度TFTがOnしてしまえば、ソースド
ライバによるドレイン電極の充電が始まるので、これは
問題にならない。逆に、ゲートラインの電位を20Vか
ら一10Vに下げると、ドレイン電極の電位も下がる。
その直後にTFTがOffするので、このとき、ドレイ
ン電極の電位が下がったままになる。つまり、ソースラ
インからドレイン電極に折角供給された電荷を、ゲート
ラインが吸い出してしまうのである。
【0047】しかし、CGDの影響に対する対策は、比較
的容易である。ソースラインに乗る信号が表示する映像
によって変わるのに対して、ゲートラインに乗る信号
は、設計の段階で完全にわかっているからである。しか
も、交流信号が流れているのは、VGAなら480本あ
るゲートラインの内、現在走査している1本だけであ
る。このため、CGDの影響を見越して、あらかじめソー
スドライバの出力電圧を補整しておくだけで回避でき
る。
【0048】このように、図7に示す浮遊容量CGD74
やCSD75のために、高周波信号に対して、TFTのス
イッチング素子としての働きが悪くなる。なお、ゲート
ラインとソースライン間の浮遊容量などは、ドレイン電
極の電位に影響を与えないので、同図では省略してい
る。
【0049】次に、コモン反転駆動について説明する。
【0050】図12は、液晶セルの印加電圧と、絵素の
輝度の関係の一例を示す図である。ここで、実際の特性
は、液晶材料の種類により多少変わるが、1Vを印加す
ると白くなり、5Vを印加すると黒くなるものとし、0
V以上1V以下の領域及び5V以上の領域では、光学特
性が飽和しているものとする。なお、液晶セルに負の電
圧を印加したときは、絶対値が同じで符号が逆の電圧を
印加したときと同じ特性を示す。
【0051】液晶セルが同図に示すような特性を持つ場
合には、一見すると、ソースドライバが1V以上5V以
下の電圧を出力できれば、LCDを駆動できるようにも
見える。しかしながら、極性反転駆動するには、正負両
極性の電圧を出力しなければならないので、実際には、
−5V以上5V以下のダイナミックレンジが必要にな
る。そして、これでは、標準的な5V耐圧のプロセスで
ソースドライバを製造することができなくなり、また1
0V耐圧のプロセスを使うと、ソースドライバのチップ
サイズの増大を招き、コストアップにつながる。そこ
で、コモン電極の電位を振るいわゆるコモン反転駆動が
使われることがある。
【0052】図13は、ライン反転とコモン反転駆動を
採用したときの水平同期信号、コモン電極の電位、黒の
映像信号の電位、白の映像信号の電位を示す図である。
コモン反転駆動では、コモン電極には、同図に示すよう
な矩形波が入力される。ここでは、コモン電極の電位を
1水平周期毎に3Vの振幅で振っているため、矩形波の
周期は1水平周期の2倍、p−p値は6Vである。この
とき、ソースドライバが4Vのダイナミックレンジしか
有していないにもかかわらず、液晶セルには、±5Vの
電圧が印加されている。
【0053】コモン反転駆動では、ソースドライバの製
造コストを押さえられる。また、ソースドライバの出力
バッファを4V電源で駆動できるので、消費電力も押さ
えられる。その反面、コモン電極に矩形波を供給する回
路が必要になる。また、コモン反転駆動を採用すると、
ドット反転ができなくなる。ただし、フレーム反転やラ
イン反転なら可能である。
【0054】これに対して、コモン電極に直流電圧を印
加し、素直に10V耐圧のプロセスで製造されたソース
ドライバを用いる方式を、ここでは、コモン直流駆動と
呼ぶことにする。例えば、コモン電極の電位を5V一定
とし、液晶セルを正極性に充電するときは6〜10Vの
電圧を、負極性に充電するときは0〜4Vの電圧をソー
スドライバから供給すればよい。このときのコモン直流
駆動におけるコモン電極の電位、黒の映像信号の電位、
白の映像信号の電位を、同じ図13に示す。
【0055】コモン直流駆動では、その特長を生かすた
め、普通は、ドット反転が行われる。このとき、同じソ
ースドライバICの異なる出力バッファから、正極性の
信号と負極性の信号が同時に出力される。極性の異なる
信号を同時に出力するため、コモン直流駆動のソースド
ライバ内のDACは、コモン反転駆動のそれの2倍の規
模になり、ICのチップサイズが大きくなる。DACに
供給するγ補整用の基準電圧の数も2倍に増え、ICと
プリント回路基板の間の端子の数が増え、実装が難しく
なる。また、ソースドライバの出力バッファを1OV電
源で駆動するため、バッファで消費される電力も2倍以
上に増える。消費電力の多さは、バッテリ駆動の携帯機
器のモニタ用途では、特に大きな問題になる。
【0056】コモン反転駆動は、解像度が比較的低くク
ロストークの問題の少ないLCDや、ドットピッチが細
かく実装の難しいLCD(パームトップPC用やプロジ
ェクタ用など)に適している。コモン直流駆動は、大型
で高解像度でバッテリ駆動の必要のないLCD(デスク
トップPC用など)に適している。ノートPC用では、
現在のところ、コモン反転駆動もコモン直流駆動も一長
一短で、どちらも決め手に欠ける。ライン反転ドット反
転共に、消費電力の増加を招く要素があるため、どちら
が有利であるかは、一概には言えない。
【0057】次に、本発明に係わる液晶表示装置につい
て具体的に説明する。
【0058】図1は、本発明に係わる液晶表示装置が用
いるソースドライバの構成を示す図である。なお、図6
の各構成部に対応する箇所については、同一の符号を付
している。同図に示すように、このソースドライバ11
は、シリアル−パラレル変換器21、FF22、DAC
23及び出力バッファ24からなり、正極性の信号を出
力する出力バッファ24を電源VAH及びVALで駆動し、
負極性の信号を出力する出力バッファ24を電源VBH及
びVBLで駆動している。出力バッファ24の各駆動電源
電圧は、入力された垂直同期信号及び/又は水平同期信
号と同期して変更することができる。また、液晶材料を
用いて形成された各絵素とソースラインとの間に非晶質
のシリコン薄膜トランジスタからなる能動素子を設ける
ことができる。なお、コモン電極の電位を5V、正極性
の信号のダイナミックレンジを6〜10V、負極性のそ
れを0〜4Vとし、出力バッファがRail-to-Rail品であ
るとする。
【0059】図6に示す従来のソースドライバでは、す
べての出力バッファに10V(および0V)の電源電圧
が供給されていたが、図1に示すソースドライバ10を
駆動するには、例えば、VAH=10V、VAL=6V、V
BH=4V、VBL=0Vの電圧を供給すればよい。このよ
うに、図1に示すソースドライバ11を用いることによ
り、従来のものより、出力バッファ24を駆動する電源
の電位差を小さくできるので、無駄に消費される電力を
減らすことができる。また、シリアル−パラレル変換器
と液晶セルの間に新たに追加される回路は、出力バッフ
ァの電源ライン2本だけであり、駆動電圧の変更は、映
像信号源とシリアル−パラレル変換器の間に設けること
ができるため、現実的なコストで生産することができ
る。
【0060】次に、図1に示すソースドライバ11を用
いてライン反転やフィールド反転を行うための制御回路
及び電源回路等について説明する。図2は、図1に示す
ソースドライバ11を有する液晶表示装置の全体構成を
示す図である。同図に示すように、この液晶表示装置
は、TFT5、液晶セル6及びコモン電極7を有する液
晶パネル10と、ソースドライバ11と、ゲートドライ
バ12と、制御回路13と、電源回路14と、選択回路
15とからなる。ここで、電源回路14の出力電圧は、
V1H=10V、V1L=6V、V2H=4V、V2L=0V、
VCOM=5V とする。
【0061】このとき、選択回路15に、図4(a)に
示す選択信号を供給すれば、ドット反転とフィールド反
転とを併用することができる。同様に、同図(b)に示
す選択信号を供給すれば、ドット反転、ライン反転及び
フィールド反転を併用することができる。
【0062】図3は、図2に示す電源回路14を簡略化
した液晶表示装置の構成を示す図である。ここで、電源
回路14の出力電圧は、V1H=10V、V2L=0V、V
COM=5Vとする。実際には、0Vの電源を用意する必
要はないので、実質上、V1HとVCOM の2電源で
駆動していることになる。
【0063】同図に示す液晶表示装置は、出力バッファ
の駆動電源の電位差が図2に示すものよりも大きくなる
が、電源回路14の部品点数とコストを改善し、信頼性
を上げることができる。
【0064】また、電源の切換回路をソースドライバI
C内部に設ければ、ドライバの外部のアナログ回路は、
電源と基準電圧源だけになる。回路が簡単になれば、そ
のASIC(Application Specified Integrated Circu
it)化に伴うリスクも大幅に減る。アナログ回路を1つ
のASICにできれば、LCDの更なる薄型軽量化が実
現できる。そうすれば、より携帯に適したモニタにな
る。
【0065】なお、図2又は図3に示す電源回路14と
選択回路15の代わりに、可変電圧源を用いても構わな
い。この際、高効率で可変電圧を出力するDC/DCコ
ンバータを使用することができる。また、電源回路14
をDC/DCコンバータにするか、チャージポンプにす
るか、他の方式にするかは、特に限定されるものではな
く、また選択回路15をいかにして実現するかも、限定
されるものではない。電源回路14、選択回路15及び
制御回路は、表示装置がその内部に有していても、映像
信号源が有していても構わない。また、電源回路14、
選択回路15、制御回路及びドライバは、1つのICに
集積されていても、複数のICに分かれていても構わな
い。さらに、これらが1つのパッケージに収められてい
ても、複数のパッケージに分かれていても構わない。
【0066】本発明は、VGA以外の解像度のLCDに
も、ノーマリブラックLCDにも、モノクロLCDに
も、容易に適用することができる。また、液晶パネル上
に構成された能動素子は、必ずしもTFTでなくてもよ
く、能動素子そのものを持たなくてもよい。さらに、液
晶材料の特性や駆動電源の出力電圧についても、特に限
定されるものではない。
【0067】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
ソースドライバの正極性の信号を出力する第1の出力バ
ッファと、負極性の信号を出力する第2の出力バッファ
とを異なる電圧で駆動するよう構成したので、下記に示
す効果が得られる。 1)駆動電源の電位差を下げ、ソースドライバの出力バ
ッファで消費される電力を減らすことができる。 2)出力バッファの耐圧設計に余裕が生じる。 3)携帯機器のバッテリの寿命を伸ばすことができる。 また、本発明では、水平かつ/または垂直同期信号に同
期して駆動電源電圧を変更するため、ライン反転かつ/
またはフィールド反転を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるソースドライバの構成を示す図
である。
【図2】図1に示すソースドライバを有する液晶表示装
置の全体構成を示す図である。
【図3】図2に示す電源回路を簡略化した液晶表示装置
の構成を示す図である。
【図4】図2に示す選択回路に供給する選択信号の一例
を示す図である。
【図5】6桁×4行のTFT方式のLCDの構造を示す
図である。
【図6】図5に示すソースドライバの構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】TFT周辺に浮遊する容量を示す図である。
【図8】図5に示すコモン電極の電位を0Vと考えたと
きのソースラインの電位及びドレイン電極の電位等を示
す図である。
【図9】図5に示すLCDに表示する画像の一例を示す
図である。
【図10】フレーム反転、ライン反転及びドット反転を
併用した場合に、図5に示すLCDの各液晶セルに充電
される極性を示す図である。
【図11】図5に示すLCDに表示する画像の一例(市
松模様)を示す図である。
【図12】液晶セルの印加電圧と、絵素の輝度の関係の
一例を示す図である。
【図13】ライン反転とコモン反転駆動を採用したとき
の水平同期信号、コモン電極の電位、黒の映像信号の電
位、白の映像信号の電位を示す図である。
【符号の説明】
1…液晶パネル 2…ソースドライバ 3…ゲートドライバ 4…制御回路・電源回路 5…TFT 6…液晶セル 7…コモン電極 10…液晶パネル 11…ソースドライバ 12…ゲートドライバ 13…制御回路 14…電源回路 15…選択回路 21…シリアル−パラレル変換器 22…FF(ラッチ又はフリップフロップ) 23…DAC(ディジタル−アナログ変換器) 24…出力バッファ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソースライン及びゲートラインという2
    種類のバスラインの各交点に絵素をマトリクス状に配置
    し、同一のゲートラインに接続した複数の絵素を、絵素
    と同数のソースラインに乗った信号電圧によって一斉に
    更新し、極性の異なる信号を同時に出力するソースドラ
    イバによって前記信号電圧を供給する液晶表示装置にお
    いて、 前記ソースドライバの正極性の信号を出力する第1の出
    力バッファと、負極性の信号を出力する第2の出力バッ
    ファとを異なる電圧で駆動することを特徴とする液晶表
    示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の出力バッファ及び第2の出力
    バッファの駆動電源電圧を、入力された垂直同期信号及
    び/又は水平同期信号と同期して変更する変更手段を具
    備すること特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 各絵素と前記ソースラインとの間に能動
    素子を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記能動素子は、非晶質のシリコン薄膜
    トランジスタであることを特徴とする請求項3記載の液
    晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記絵素は、液晶材料を用いて作られて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の液晶表示装
    置。
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