JPH11160453A - 発雷事例検索装置 - Google Patents

発雷事例検索装置

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JPH11160453A
JPH11160453A JP9328745A JP32874597A JPH11160453A JP H11160453 A JPH11160453 A JP H11160453A JP 9328745 A JP9328745 A JP 9328745A JP 32874597 A JP32874597 A JP 32874597A JP H11160453 A JPH11160453 A JP H11160453A
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Wakaou Kise
若桜 木瀬
Shingo Tsujimichi
信吾 辻道
Yoshio Kosuge
義夫 小菅
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在の雷雲と移動経路および気象学的な特徴
量の時間的推移が類似した過去の雷雲の事例を検索し、
表示する。 【解決手段】 ユーザがレーダエコー強度画像または発
雷危険度画像の時系列の画像上において指定した複数の
検索点の座標、時間間隔、および気象学的な特徴量のデ
ータを検索キーとしてデータベースより過去の雷雲の事
例を検索し、この過去事例のレーダエコー強度画像およ
び発雷危険度画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、気象レーダを始
めとする気象観測装置により取得された大気の状態の観
測結果に基づきユーザが雷の発生(以下、発雷と呼ぶ)
を予測判断するのに必要な情報を提供するための発雷事
例検索装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、例えば(社)電子情報通信学
会発行の信学技報SANE93-87(1994-01)、pp.
107-113(以下、文献1と呼ぶ)における地上用
雷電探知装置を示す構成図である。この装置は、雲のエ
コー情報を周期的に観測する気象レーダ装置1、上記エ
コー情報を3次元のエコー強度空間分布及び2次元のエ
コー強度平面分布に変換するレーダエコー解析部2、高
層気象情報を入力する高層気象情報入力装置3、上記エ
コー強度空間分布と上記高層気象情報とにより各地点毎
に発雷危険性の判定材料となる発雷判定要素データを算
出する発雷判定要素算出部4、発雷判定要素データに基
づき各地点の発雷危険度を算出する発雷危険度算出部
5、雷放電から発生する電波を方位測定する空電方向探
知装置6、空電方向探知装置6の方位測定結果から発雷
位置を標定する発雷点標定部7、2次元のエコー強度平
面分布に発雷位置を重ねて描いたエコー強度画像データ
および発雷危険度の2次元分布に発雷位置を重ねて描い
た発雷危険度画像データを生成する画像生成部8、エコ
ー強度画像または発雷危険度画像を表示する画像表示部
9より構成されている。
【0003】次に、上述した構成を備える従来装置の動
作について説明する。気象レーダ装置1は、気象レーダ
装置1を中心とする例えば半径100km、高度18k
mの範囲内の各空間点における雲中の雨滴、氷晶よりの
エコーを5分程度の間隔で観測する。レーダエコー解析
部2は、上記気象レーダ装置1の観測結果を入力し、エ
コーデータの平滑化処理等を施した後、例えば1メッシ
ュ区分を1辺1kmの立方体とし、上記観測空間範囲の
水平面を200×200メッシュ、高度方向を18メッ
シュに分割した各メッシュ区分でのエコー強度値で表さ
れる3次元エコー強度分布データに変換し、発雷判定要
素算出部4に送出する。また、該3次元エコー強度分布
データを、200×200の各平面メッシュ毎に高度方
向の18メッシュのエコー強度値を積算する、あるい
は、ある所定高度のエコー強度値を選択するなどの方法
により、2次元のエコー強度分布データに変換し、該2
次元エコー強度分布データを画像生成部8に送出する。
【0004】発雷判定要素算出部4では、レーダエコー
解析部2より上記3次元エコー強度分布データを入力
し、また、高層気象情報入力装置3より高層気象情報を
入力し、200×200の各平面メッシュ区分毎に、発
雷危険度を判定するための指針となる各種特徴データ
(以下、発雷判定要素と呼ぶ)を算出する。発雷判定要
素としては、例えば、雷雲の高度方向の厚み、−20℃
の高度におけるエコー強度値、エコー強度の発達/衰弱
の判定結果、レーダエコー頂高度発達/衰弱の判定結果
が挙げられる(各発雷判定要素の算出方法は上記文献1
に示す算出方法と同様である)。
【0005】発雷危険度算出部5では、発雷判定要素算
出部4より上記各種の発雷判定要素データを入力し、こ
れらを各データ毎に重みづけして総合判定することによ
り、各平面メッシュ区分における発雷危険度の値を算出
する。該発雷危険度は、200×200の2次元データ
として画像生成部8に送出される。
【0006】一方、空電方向探知装置6は、雷放電から
発生するVHF電波を方位測定する。空電方向探知装置
6は、異なる複数の位置に設置されており、各空電方向
探知装置6の方位測定結果は、発雷点標定部7に送られ
る。発雷点標定部7では、例えば図13に示すように、
交会法により複数(3つ)の空電方向探知装置の方位計
測結果から発雷位置を標定し、該標定位置を画像生成部
8に送出する。
【0007】画像生成部8では、レーダエコー解析部2
より上記2次元エコー強度分布データを入力し、発雷危
険度算出部5より上記発雷危険度の2次元データを入力
し、また、発雷点標定部7より上記発雷点標定位置のデ
ータを入力し、図14(a)に示すように、2次元レー
ダエコー強度分布に発雷位置を重ねて描き、この画像情
報の時刻(レーダエコーの観測時刻に相当)を付与した
画像(以下、エコー強度画像と呼ぶ)、および、図14
(b)に示すように、発雷危険度の2次元分布に発雷点
位置を重ねて描き、この画像情報の時刻(レーダエコー
の観測時刻に相当)を付与した画像(以下、発雷危険度
画像と呼ぶ)の画像データを生成する。なお、図14で
は、例えば(a)のエコー強度画像をエコー強度値が大
/中/小/なしの4段階で示しているが、実際には、さ
らに細かい段階に分けて表示する場合もある。上記画像
生成部8で生成された画像データは画像表示部9に送ら
れる。画像表示部9では、エコー強度画像または発雷危
険度画像のいずれかをユーザが選択して表示させること
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来装置
は、気象レーダ装置1による雷雲エコーの1回分の観測
結果から判定した現時点の発雷危険度を表示していたた
め、ユーザは未来時刻の発雷可能性を精度良く予測する
ことができなかった。また、現時刻の観測結果に基づき
経験的に未来時刻の発雷可能性を判断するにも、判断材
料となるデータが不十分であるとの課題があった。
【0009】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、従来の機能に加え、現在の雷雲の気象
状況に類似した過去の雷雲の事例を検索し表示する機能
を持たせることにより、ユーザが、この類似事例におい
て実際に発雷があったか否かの情報を参考に、未来時刻
の発雷可能性を予測判断することのできる利用価値の高
い発雷事例検索装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る発雷事例
検索装置は、雲のエコー情報を周期的に観測する気象レ
ーダ装置と、上記エコー情報を3次元のエコー強度空間
分布および2次元のエコー強度平面分布に変換するレー
ダエコー解析部と、高層気象情報を入力する高層気象情
報入力装置と、上記エコー強度空間分布と上記高層気象
情報とにより各地点毎に発雷危険性の判定材料となる発
雷判定要素データを算出する発雷判定要素算出部と、上
記発雷判定要素データに基づき各地点の発雷危険度を算
出する発雷危険度算出部と、雷放電から発生する電波を
方位測定する複数の空電方向探知装置と、上記複数の空
電方向探知装置の方位測定結果から発雷位置を標定する
発雷点標定部と、上記2次元のエコー強度平面分布に上
記発雷位置を重ねたエコー強度画像データおよび上記発
雷危険度の2次元分布に上記発雷位置を重ねた発雷危険
度画像データを生成する画像生成部と、上記エコー強度
画像または上記発雷危険度画像を表示する画像表示部
と、上記画像表示部に表示されたエコー強度画像上また
は発雷危険度画像上で複数の検索点を指定する検索点指
定操作部と、上記指定した複数の検索点の各々について
時刻と座標と発雷判定要素の値で構成される検索キーデ
ータを設定する検索点データ設定部と、過去の気象事例
について採られた上記検索キーデータを予め蓄積してお
く検索キーデータベースと、上記指定した複数の検索点
と座標値および発雷判定要素値が類似する互いに同時刻
の検索キーデータの組を上記検索キーデータベース内よ
り検索し、該検索キーデータの組の上記検索点に対する
類似度を算出する検索処理部と、上記検索された検索キ
ーデータの組で上記類似度が基準値以上である組の時刻
情報と類似度を検索結果事例として表示する検索結果表
示部と、上記表示された検索結果事例の中から任意の事
例を選択できる事例選択操作部と、上記エコー強度画像
と上記発雷危険度画像の過去の気象事例について採られ
た画像を蓄積しておく画像データベースと、上記事例選
択操作部により選択された検索結果事例の発生時刻を起
点として以後所定時間先までの上記エコー強度画像また
は上記発雷危険度画像を上記画像データベースより読み
出す画像読み出し部と、装置の運用開始以降に採られた
上記検索キーデータを上記検索キーデータベースに追加
して蓄積すると共に、装置の運用開始以降に採られた上
記エコー強度画像および発雷危険度画像を上記画像デー
タベースに追加して蓄積する事例データ蓄積動作部とを
備えたことを特徴とするものである。
【0011】また、上記発雷判定要素算出部により算出
された過去N回分の発雷判定要素データを記憶する発雷
判定要素用メモリと、上記画像生成部により生成される
エコー強度画像と発雷危険度画像の過去N枚分の画像デ
ータを記憶する画像メモリとをさらに備え、上記画像表
示部は、上記画像メモリに記憶された過去N枚のエコー
強度画像または発雷危険度画像の内の任意選択された画
像を表示し、上記検索点指定操作部は、上記画像表示部
に順次表示させたM(M≦N)枚の時系列のエコー強度
画像またはM(M≦N)枚の時系列の発雷危険度画像上
で各々1点の検索点を指定し、上記検索点データ設定部
は、上記時系列に指定したM個の検索点の各々について
時刻と座標と発雷判定要素の値で構成される検索キーデ
ータを設定し、上記検索処理部は、上記画像上で指定し
たM個の時系列の検索点と時間間隔が同一で、各々対応
する検索点と座標値および発雷判定要素値が類似する検
索キーデータの組を上記検索キーデータベース内より検
索し、該検索キーデータの組の上記検索点に対する類似
度を算出することを特徴とするものである。
【0012】また、上記事例データ蓄積動作部は、現在
の事例を上記検索キーデータベースおよび上記画像デー
タベースに蓄積するか否かを切換操作できる蓄積動作切
換操作部と、上記蓄積動作切換操作部で蓄積動作をオン
にした場合は、現在の全地点についての上記検索キーデ
ータを上記検索キーデータベースへ書き込む動作を開始
し、蓄積動作をオフにした場合は、上記書き込み動作を
停止する検索キーデータ蓄積器と、上記蓄積動作切換操
作部で蓄積動作をオンにした場合は、現在の上記エコー
強度画像および上記発雷危険度画像の画像データを画像
データベースに書き込む動作を開始し、蓄積動作をオフ
にした場合は、上記書き込み動作を以後所定時間継続し
た後に停止する画像データ蓄積器とにより構成されるこ
とを特徴とするものである。
【0013】また、上記事例データ蓄積動作部は、上記
発雷危険度が基準値以上の地点が存在するか否かを判定
して、該地点が存在する場合にはその地点の座標値を抽
出する蓄積データ選定部と、上記発雷危険度が基準値以
上の地点が存在する場合に、該地点の座標に対応する上
記検索キーデータを上記検索キーデータベースへ書き込
む検索キーデータ蓄積器と、上記発雷危険度が基準値以
上の地点が存在する場合に、以後所定の時間、上記エコ
ー強度画像および上記発雷危険度画像の画像データを画
像データベースに書き込む動作を継続した後、該書き込
み動作を停止する画像データ蓄積器とにより構成される
ことを特徴とするものである。
【0014】さらに、上記事例データ蓄積動作部は、上
記検索点の指定操作が行われた場合に、該検索点の座標
に対応する上記検索キーデータを上記検索キーデータベ
ースへ書き込む検索キーデータ蓄積器と、上記検索点の
指定操作が行われた場合に、以後所定の時間、上記エコ
ー強度画像および上記発雷危険度画像の画像データを画
像データベースに書き込む動作を行った後、該書き込み
動作を停止する画像データ蓄積器とにより構成されるこ
とを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る発雷事例検索装置を示す構成図であ
る。図1において、図12に示す従来例と同一部分は同
一符号を付してその説明は省略する。新たな符号とし
て、10は画像表示部9に表示されたエコー強度画像上
または発雷危険度画像上で複数の検索点を指定する検索
点指定操作部、11は指定した複数の検索点の各々につ
いて時刻と座標と発雷判定要素の値で構成される検索キ
ーデータを設定する検索点データ設定部、12は過去の
気象事例について採られた検索キーデータを予め蓄積し
ておく検索キーデータベース、13は指定した複数の検
索点と座標値および発雷判定要素値が類似する互いに同
時刻の検索キーデータの組を上記検索キーデータベース
12内より検索し、該検索キーデータの組の上記検索点
に対する類似度を算出する検索処理部、14は上記検索
された検索キーデータの組で上記類似度が基準値以上で
ある組の時刻情報と類似度を検索結果事例として表示す
る検索結果表示部、15は上記表示された検索結果事例
の中から任意の事例を選択できる事例選択操作部、17
は上記エコー強度画像と上記発雷危険度画像の過去の気
象事例について採られた画像を蓄積しておく画像データ
ベース、16は上記事例選択操作部15により選択され
た検索結果事例の発生時刻を起点として以後所定時間先
までの上記エコー強度画像または上記発雷危険度画像を
上記画像データベース17より読み出す画像読み出し
部、18は装置の運用開始以降に採られた上記検索キー
データを上記検索キーデータベース12に追加して蓄積
すると共に、装置の運用開始以降に採られた上記エコー
強度画像および発雷危険度画像を上記画像データベース
17に追加して蓄積する事例データ蓄積動作部である。
【0016】なお、図1に示す構成において、気象レー
ダ装置の観測周期や観測範囲、エコーデータを解析する
1メッシュ区分の大きさ及びメッシュの数などは従来の
装置の値にとらわれることなく任意の値でよいが、ここ
では、説明の便宜上、従来の装置と同じ値の場合とす
る。
【0017】以下、実施の形態1の発雷事例検索装置で
新たに追加される構成部分の動作について説明する。ユ
ーザは画像表示部9に表示されるエコー強度画像または
発雷危険度画像を見ながら、検索を行うための画像上の
点(以下、検索点と呼ぶ)を指定する。この指定は、検
索点指定操作部12のマウス装置を使用し、ユーザが画
像上の所望の点をクリックすることにより行う。指定は
エコー強度画像または発雷危険度画像のいずれの画像に
おいても可能とする。検索点データ設定部11では、上
記のようにユーザが検索点を指定した画像の時刻および
検索点の200×200メッシュ上における座標を読み
とる。
【0018】例えば、図6は、検索点の指定の例を示し
ているが、この例の場合、画像は1997年12月15
日15時10分の画像であり、検索点Pは画像左下から
横方向に50メッシュ、縦方向に75メッシュの点であ
るから、1997年12月15日15時10分を検索点
の時刻、(50,75)を検索点の座標とする。さら
に、検索点データ設定部11では、上記検索点の時刻、
座標に対応する発雷判定要素算出部4からの発雷判定要
素データを上記時刻、座標のデータに付与して、検索処
理部13に送る。例えば、図6の例において、各平面メ
ッシュ区分について算出されている発雷判定要素がF
1,F2,F3の3つのデータである場合、検索処理部
13には、図7のようなデータが送出される。
【0019】ところで、この実施の形態1の発雷事例検
索装置においては、ユーザは上記画像上での検索点の指
定操作を、画像上の1点のみならず複数の点に対して行
うことができる。検索点データ設定部11では、ユーザ
が指定したすべての検索点について、その座標と発雷判
定要素のデータを設定し、検索処理部13に送る。
【0020】なお、この発明の発雷事例検索装置では、
図7のデータのように、座標と発雷判定要素の値を組み
合わせた形式のデータを検索キーとして、過去の事例の
画像を検索し表示することを目的とする。このため、こ
の実施の形態では、図7の形式のデータを検索キーデー
タと呼ぶことにする。検索キーデータベース12には、
事前に用意されたデータで、発雷予測に有用な過去の気
象事例についての上記検索キーデータが蓄積されてい
る。
【0021】次に、検索処理部13では、ユーザが指定
したM個の検索点の検索キーデータに対し、これらのデ
ータと類似する過去の検索キーデータのM個の組を検索
キーデータベースの中から検索する。図8は、実施の形
態1の検索処理部13における検索の概念を説明する図
である。図8において、Pi(i=1,・・・,M)は
ユーザが指定したM個の検索点、Qi(i=1,・・
・,M)はこの検索処理のために検索キーデータベース
12より選び出された過去事例の検索キーデータのM個
の組を表す点である。
【0022】上記Qi(i=1,・・・,M)を検索キ
ーデータベース12から選び出す際の条件は以下の通り
とする。まず、Qi(i=1,・・・,M)のM個のデ
ータはすべて互いに同一時刻のデータである。また、各
iは、それぞれ対応する検索点Piの位置を中心とする
L×Lメッシュ内の座標値を有するデータである。ただ
し、各i=1,・・・,Mについて、検索キーデータベ
ース内に、上記L×Lメッシュ内のデータが複数存在す
る場合には、発雷判定要素データの値が検索点Piの値
に最も類似したものを、Qi として選択する。例えば、
図8において、Qiと同一時刻のデータでL×Lメッシ
ュの範囲内Aに別のデータQi’が存在した場合、Qi
i’のそれぞれについてPiとの発雷判定要素データの
類似度を算出し、この類似度が大きい方のデータを選択
する。この際、発雷判定要素データの類似度は、例え
ば、次式で定義して算出すればよい。
【0023】
【数1】
【0024】ここで、S(Pi,Qi)はPiとQiの類似
度 Fjは発雷判定要素 Rjは発雷判定要素Fjの規格化定数 wjは発雷判定要素Fjの重み係数
【0025】上記の条件に従い、M個のデータの組Qi
(i=1,・・・,M)を検索キーデータベース内より
選び出す場合、一般には、複数の選び出し方がありう
る。すなわち、これらの組どうしは互いに時刻データが
異なっている。検索処理部13では、選び出された各々
の組Qi (i=1,・・・,M)に対し、M個の検索点
i (i=1,・・・,M)との類似度を算出する。こ
の類似度は、例えば以下の様に算出する。すなわち、ま
ず、各i毎に上記式に従い、Pi とQi の発雷判定要素
データの類似度を算出し、次に、これらM個の類似度の
平均値を算出することにより統合類似度を算出する。こ
の統合類似度をQi (i=1,・・・,M)の検索点P
i (i=1,・・・,M)に対する類似度とすることが
できる。検索処理部13では、上記算出した類似度が、
予め設定した基準値を越える組Qi(i=1,・・・,
M)のみを最終的な検索処理の結果とし、この組の時刻
データと類似度値を、検索結果の事例データとして、検
索結果表示部14に送出する。
【0026】検索結果表示部14では、上記検索結果事
例データを検索処理部13より入力し、図9の例に示す
ように、類似度が大きい順に番号付けしてリスト表示す
る。ユーザは、このリスト表示を見ながら、事例選択操
作部15により任意の検索結果事例を選択することがで
きる。この選択がなされると、検索結果表示部14は選
択された事例の時刻データを画像読み出し部16に送
る。画像読み出し部16では、画像データベース17よ
り、上記選択された事例の時刻を起点とし、以後、例え
ば1時間程度先までのエコー強度画像または発雷危険度
画像を検索結果表示部14に順次送出する。なお、画像
データベース17には、検索キーデータベース12の中
の各検索キーデータの時刻を起点とし、以後、5分毎に
1時間程度先までのエコー強度画像および発雷危険度画
像が、予め蓄えられているとする。検索結果表示部14
では、エコー強度画像または発雷危険度画像のいずれか
をユーザが選択し、この画像を時系列に順次表示させる
ことができる。
【0027】ところで、以上までの説明では、検索キー
データベース12、画像データベース17に、予め用意
された事例データが蓄積されている場合を述べたが、こ
の発明の発雷事例検索装置では、運用開始後に得られる
事例データを上記2つのデータベースに追加して蓄積し
ていくことも可能である。事例データ蓄積動作部18
は、このような事例データの蓄積を行うための構成部位
である。図2は、この実施の形態における事例データ蓄
積動作部18の詳細構成を示す図であって、事例データ
蓄積動作部18は、現在の事例を検索キーデータベース
12および画像データベース17に蓄積するか否かを切
換操作できる蓄積動作切換操作部21と、蓄積動作切換
操作部21で蓄積動作をオンにした場合は、現在の全地
点についての検索キーデータを上記検索キーデータベー
ス12へ書き込む動作を開始し、蓄積動作をオフにした
場合は、上記書き込み動作を停止する検索キーデータ蓄
積器19と、蓄積動作切換操作部21で蓄積動作をオン
にした場合は、現在のエコー強度画像および発雷危険度
画像の画像データを画像データベース17に書き込む動
作を開始し、蓄積動作をオフにした場合は、上記書き込
み動作を以後所定時間継続した後に停止する画像データ
蓄積器20により構成されている。
【0028】図2において、ユーザは、蓄積動作切換操
作部21を使用し、現在の事例データを蓄積するか否か
を選択する。例えば、ユーザは、画像表示器9に表示さ
れている現況のエコー強度画像、発雷危険度画像から、
現在の気象事例が発雷事例として後々の検索に有用であ
ると判断した場合には、この事例をデータベースに保存
するよう選択することができる。蓄積動作切換操作部2
1で、事例データ蓄積機能がオンに選択されると、検索
キーデータ蓄積器19、画像データ蓄積器20に対し
て、事例データの蓄積を開始することを指令する信号が
送られる。上記蓄積開始の指令信号を受けると、検索キ
ーデータ蓄積器19では、発雷判定要素算出部4より、
200×200メッシュの発雷判定要素データを入力
し、これらをすべて図7の形式の検索キーデータに変換
した後、該検索キーデータを検索キーデータベース12
に書き込む。また、画像データ蓄積器20では、画像生
成部8より、エコー強度画像および発雷危険度画像を入
力し、画像データベース17に書き込む。検索キーデー
タ蓄積器19および画像データ蓄積器20による上記書
き込み動作は、一旦、蓄積動作切換操作部21よりの蓄
積開始指令信号を受けると、その後、気象レーダ装置の
観測周期である5分毎に繰り返し実行される。
【0029】一方、蓄積動作切換操作部21において、
事例データ蓄積機能がオフに選択されると、検索キーデ
ータ蓄積器19、画像データ蓄積器20に対して、事例
データの蓄積を停止することを指令する信号が送られ
る。上記蓄積停止の指令信号を受けると、検索キーデー
タ蓄積器19では、上記検索キーデータベース12への
書き込み動作を即座に停止する。また、画像データ蓄積
器19では、上記蓄積停止の指令信号を受けてから、1
時間程度先まで画像データの書き込み動作を継続した後
に、この動作を停止する。(ただし、この間に再び蓄積
開始の指令信号を受けた場合には、その時点から出発し
て1時間程度先まで、書き込み動作を継続する。)
【0030】以上述べたように、実施の形態1の発雷事
例検索装置によれば、ユーザが現在の画像上で指定した
複数の検索点の座標および発雷判定要素が類似する過去
の事例の検索キーデータを検索キーデータベース内より
検索することができるため、上記指定した複数の検索点
と配置が類似した各点において発雷判定要素データが類
似している過去の気象事例を検索することができる。
【0031】また、実施の形態1の発雷事例検索装置に
よれば、上記検索された過去事例の時刻情報をもとに、
過去事例における1時間程度先までのエコー強度画像ま
たは発雷危険度画像を画像データベースより読み出して
表示させることができるため、ユーザは、この表示され
た過去の事例の画像で空電方向探知装置による発雷点の
観測結果があったか否かの情報を参考に、現在の状況に
おける未来時刻に発雷の可能性があるか否かの予測判断
を高い精度で行うことができる。
【0032】さらに、実施の形態1の発雷事例検索装置
によれば、ユーザの切換操作により、随時、現在の全平
面メッシュの検索キーデータを検索キーデータベースに
保存するとともに、上記保存した検索キーデータの時刻
を起点として以後1時間程度先までの画像データを画像
データベースに保存することができるため、現在の気象
状況が後々に参照する価値のある有用な事例であると判
断した場合に限って、検索処理のためのデータを検索キ
ーデータベースおよび画像データベースに保存すること
ができる。
【0033】なお、実施の形態1の発雷事例検索装置
は、上記に述べた構成に限定されるものではなく、例え
ば、発雷判定要素を得るために、気象レーダ装置のみな
らず他の各種気象観測装置による観測情報を併せて使用
すれば、さらに精度の高い検索を行える装置が得られる
ことはいうまでもない。
【0034】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2に係る発雷事例検索装置を示す構成図である。図
3において、図1に示す実施の形態1と同一部分は同一
符号を付して示しその説明は省略する。新たな符号とし
て、31は発雷判定要素算出部4により算出された過去
N回分の発雷判定要素データを記憶する発雷判定要素用
メモリ、30は画像生成部8により生成されるエコー強
度画像と発雷危険度画像の過去N枚分の画像データを記
憶する画像メモリであり、画像表示部9は、上記画像メ
モリ30に記憶された過去N枚のエコー強度画像または
発雷危険度画像の内の任意選択された画像を表示し、検
索点指定操作部10は、上記画像表示部9に順次表示さ
せたM(M≦N)枚の時系列のエコー強度画像またはM
(M≦N)枚の時系列の発雷危険度画像上で各々1点の
検索点を指定し、検索点データ設定部11は、上記時系
列に指定したM個の検索点の各々について時刻と座標と
発雷判定要素の値で構成される検索キーデータを設定
し、検索処理部13は、上記画像上で指定したM個の時
系列の検索点と時間間隔が同一で、各々対応する検索点
と座標値および発雷判定要素値が類似する検索キーデー
タの組を検索キーデータベース12内より検索し、該検
索キーデータの組の上記検索点に対する類似度を算出す
るようになっている。
【0035】なお、気象レーダ装置1の観測周期や観測
範囲、エコーデータを解析する1メッシュ区分の大きさ
及びメッシュの数などは従来の装置の値にとらわれるこ
となく任意の値でよいが、ここでは、説明の便宜上、従
来の装置と同じ値の場合とする。
【0036】次に、実施の形態2の発雷事例検索装置に
おいて新たに追加される構成部分の動作を説明する。画
像生成部8で生成されたエコー強度画像および発雷危険
度画像は画像メモリ30に書き込まれる。画像メモリ3
0には、エコー強度画像と発雷危険度画像の各々につい
て、気象レーダ装置の観測周期の5分毎に得られる過去
N枚分の画像を記憶しておく。画像表示部9では、上記
エコー強度画像、発雷危険度画像の各N枚の内の任意の
画像をユーザが指定し表示させることができる。また、
発雷判定要素算出部4で算出された発雷判定要素のデー
タは発雷判定要素用メモリ31に書き込まれる。発雷判
定要素用メモリ31には、上記N枚の画像に対応し、5
分毎の過去N回分の発雷判定要素データの算出結果を記
憶しておく。
【0037】次に、ユーザは画像表示部9に上記N枚の
エコー強度画像またはN枚の発雷危険度画像の内の任意
の画像を表示し、この画像を見ながら、検索を行うため
の画像上の点(以下、検索点と呼ぶ)を指定する。この
指定は、検索点指定操作部10のマウス装置を使用し、
ユーザが画像上の所望の点をクリックすることにより行
う。指定はエコー強度画像または発雷危険度画像のいず
れの画像においても可能とする。検索点データ設定部1
1では、上記のようにユーザが検索点を指定した画像の
時刻および検索点の200×200メッシュ上における
座標を読みとる。
【0038】例えば、図6の例の場合、画像は1997
年12月15日15時10分の画像であり、検索点Pは
画像左下から横方向に50メッシュ、縦方向に75メッ
シュの点であるから、1997年12月15日15時1
0分を検索点の時刻、(50,75)を検索点の座標と
する。さらに、検索点データ設定部11では、上記検索
点の時刻、座標に対応する発雷判定要素データを発雷判
定要素用メモリ31より読み出し、該発雷判定要素デー
タを上記時刻、座標のデータに付与して、検索処理部1
3に送る。例えば、図6の例において、各平面メッシュ
区分について算出されている発雷判定要素がF1 ,F
2 ,F3 の3つのデータである場合、検索処理部13
には、図7のデータが送出される。
【0039】とろろで、実施の形態2の発雷事例検索装
置では、ユーザは1枚の画像につき1点のみの検索点を
指定するが、一方で、上記画像上での検索点の指定操作
を、1枚の画像のみならず、N枚のエコー強度画像の中
から任意に選んだM枚の時系列の画像、または、N枚の
発雷危険度画像の内から任意に選んだM枚の時系列の画
像に対して行うことができる。画像枚数Mは1≦M≦N
の範囲内でユーザが任意に選択可能とする。このように
M枚の時系列画像で検索点を指定することにより、ユー
ザは、1つの雷雲の追跡操作を行うことができる。
【0040】図10は、ユーザによる雷雲の追跡操作の
例を説明する図である。図10の例では、最新時刻、1
0分前、15分前、30分前の4枚の時系列の発雷危険
度画像において検索点を指定する場合を示している。こ
のように、検索点を指定する画像は、必ずしも時間間隔
が等間隔でなくとも良い。図において、ユーザは4枚の
画像の各々において、例えば雷雲Cの特徴的な点P(雷
雲の中心点など)を検索点指定操作部12のマウス装置
でクリックすることにより、同一の雷雲の追跡を行うこ
とができる。検索点データ設定部11では、M枚の画像
で指定されたM個の検索点のすべてについて、それぞれ
時刻、座標および発雷判定要素データを設定し、検索処
理部13に送る。
【0041】なお、図7の形式のデータを検索キーデー
タと呼ぶ。検索キーデータベース12には、事前に用意
されたデータで、発雷予測に有用な過去の気象事例につ
いての上記検索キーデータが蓄積されている。
【0042】検索処理部13では、ユーザがM枚の時系
列画像上で指定を行ったM個の検索点の検索キーデータ
に対し、これらのデータと類似する過去の検索キーデー
タのM個の組を検索キーデータベースの中から検索す
る。図11は、検索処理部13における検索の概念を示
している。図11において、Pi (i=1,・・・,
M)は、ユーザが指定したM個の検索点の点列であっ
て、時刻の新しいものから順にi=1,・・・,Mであ
るとする。また、Qi (i=1,・・・,M)は、この
検索処理のために検索キーデータベース12より選び出
された、過去事例の検索キーデータのM個の組を表す点
列であって、同様に時刻の新しいものから順にi=1,
・・・,Mであるとする。
【0043】上記Qi (i=1,・・・,M)を検索キ
ーデータベース12から選び出す際の条件は以下の通り
とする。まず、Qi とQi+1(i=1,・・・,M−
1)の各時間間隔は、それぞれ対応するPi とP
i+1(i=1,・・・,M−1)の時間間隔に等しいデ
ータであるとする。また、各Qi は、各々、対応するP
i の位置を中心とするL×Lメッシュ内の座標値を有す
るデータであるとする。ただし、各i=1,・・・,M
について、検索キーデータベース内に、上記L×Lメッ
シュ内の同一時刻のデータが複数存在する場合には、発
雷判定要素データの値が検索点Pi の値に最も類似した
データを、Qi として選択する。例えば、図11におい
て、Qi と同一時刻のデータでL×Lメッシュの範囲内
Aに別のデータQi’が存在した場合、Qi とQi’のそ
れぞれについてPi との発雷判定要素データの類似度を
算出し、この類似度が大きい方のデータを選択する。こ
の際、発雷判定要素データの類似度は、例えば上述した
式で算出することができる。
【0044】上記の条件に従い、点列Qi (i=1,・
・・,M)を検索キーデータベース内より選び出す場
合、一般には、複数の選び出し方が可能である。これら
の点列どうしは互いに時間帯が異なっている。検索処理
部13では、選び出された各々の点列Qi (i=1,・
・・,M)に対し、検索点の点列Pi (i=1,・・
・,M)との類似度を、例えば以下の様に算出する。す
なわち、まず、各i毎に上記式に従い、Pi とQi の発
雷判定要素データの類似度を算出し、次に、これらM個
の類似度の平均値を算出することにより統合類似度を算
出する。この統合類似度を点列Pi (i=1,・・・,
M)と点列Qi (i=1,・・・,M)との類似度とす
ることができる。検索処理部13では、上記算出した点
列間の類似度が、予め設定した基準値を越える点列Qi
(i=1,・・・,M)を最終的な検索処理結果とし、
この点列の時刻情報(例えば、点列Qi (i=1,・・
・,M)の中で最も時刻が新しいQ1の時刻データ)と
上記類似度値を検索結果事例データとして、検索結果表
示部に送出する。
【0045】以下、検索結果表示部14、事例選択操作
部15、画像読み出し部16、画像データベース17の
動作は、実施の形態1の発雷事例検索装置の場合と同様
である。また、この実施の形態2の発雷事例検索装置で
は、実施の形態1の発雷事例検索装置の場合と同様に、
運用開始後に得られる事例データを検索キーデータベー
ス12、画像データベース17の2つのデータベースに
追加して蓄積していくことが可能である。事例データ蓄
積動作部18は、このような事例データの蓄積を行うた
めの構成部位であって、その詳細構成および動作は、実
施の形態1で述べたものと同様である。
【0046】以上述べたように、実施の形態2の発雷事
例検索装置によれば、ユーザが時系列の画像上で指定し
た複数の検索点の時間間隔と座標と発雷判定要素が類似
する過去の事例の検索キーデータを検索キーデータベー
ス内より検索することができるため、上記指定した時系
列の検索点と移動経路および移動速度が類似した各点に
おいて発雷判定要素データが類似している過去の気象事
例を検索することができる。
【0047】また、実施の形態2の発雷事例検索装置に
よれば、上記検索された過去事例の時刻情報をもとに、
過去事例における1時間程度先までのエコー強度画像ま
たは発雷危険度画像を画像データベースより読み出して
表示させることができため、ユーザは、この表示された
過去の事例の画像で空電方向探知装置による発雷点の観
測結果があったか否かの情報を参考に、現在の状況にお
ける未来時刻に発雷の可能性があるか否かの予測判断を
高い精度で行うことができる。
【0048】さらに、実施の形態2の発雷事例検索装置
によれば、ユーザの切換操作により、随時、現在の全平
面メッシュの検索キーデータを検索キーデータベースに
保存するとともに、上記保存した検索キーデータの時刻
を起点として以後1時間程度先までの画像データを画像
データベースに保存することができるため、現在の気象
状況が後々に参照する価値のある有用な事例であるとユ
ーザが判断した場合に限って、検索処理のためのデータ
を検索キーデータベースおよび画像データベースに保存
することができる。
【0049】なお、実施の形態2の発雷事例検索装置
は、上記に述べた構成に限定されるものではなく、例え
ば、発雷判定要素を得るために、気象レーダ装置のみな
らず他の各種気象観測装置による観測情報を併せて使用
すれば、さらに精度の高い検索を行える装置が得られる
ことは言うまでもない。
【0050】実施の形態3.図4は、この発明の実施の
形態1および実施の形態2の発雷事例検索装置における
事例データ蓄積動作部18の別の構成を示す図である。
図4において、この実施の形態3の事例データ蓄積動作
部18は、発雷危険度が基準値以上の地点が存在する場
合に、該地点の座標に対応する上記検索キーデータを上
記検索キーデータベースへ書き込む検索キーデータ蓄積
器19、発雷危険度が基準値以上の地点が存在する場合
に、以後所定の時間、上記エコー強度画像および上記発
雷危険度画像の画像データを画像データベースに書き込
む動作を継続した後、該書き込み動作を停止する画像デ
ータ蓄積器20、発雷危険度が基準値以上の地点が存在
するか否かを判定して、該地点が存在する場合にはその
地点の座標値を抽出する蓄積データ選定器22より構成
されている。
【0051】以下、実施の形態3の事例データ蓄積動作
部18の動作を説明する。図4において、発雷危険度算
出部5は,200×200メッシュの発雷危険度データ
を蓄積データ選定器22に送出する。蓄積データ選定器
22では、入力された発雷危険度データを各メッシュ毎
に調べ、発雷危険度値が予め設定した基準値を越えるメ
ッシュ区分が存在するか否かを判定した後、このメッシ
ュ区分が存在した場合(複数存在する場合もある)に
は、該メッシュ区分の座標値を検索キーデータ蓄積器1
9に送る。また、画像データ蓄積器20に対しては、画
像データを蓄積することを指令する信号を送出する。
【0052】検索キーデータ蓄積器19では、発雷判定
要素算出部4より200×200メッシュの発雷判定要
素データを入力し、上記蓄積データ選定器22より入力
した各メッシュ区分の座標に対する発雷判定要素を抽出
した後、これらを図7の形式の検索キーデータに変換し
て、検索キーデータベース12に書き込む。また、画像
データ蓄積器20では、蓄積データ選定器22よりの上
記画像データの蓄積指令信号を受けると、以後、1時間
程度先までの間、画像生成部8よりエコー強度画像およ
び発雷危険度画像を入力し、これら画像データを画像デ
ータベース17に書き込む動作を継続した後、この動作
を終了する。(ただし、この間に再び蓄積開始の指令信
号を受けた場合には、その時点から出発して1時間程度
先まで、上記書き込み動作を継続する。)
【0053】以上述べたように、実施の形態3の事例デ
ータ蓄積動作部18によれば、発雷危険度が所定の基準
値を越えたメッシュが現れた場合に限り、そのメッシュ
の検索キーデータを検索キーデータベースに保存すると
ともに、上記保存した検索キーデータの時刻を起点とし
て以後1時間程度先までの画像データを画像データベー
スに保存することができるため、現在の気象状況が発雷
の可能性が高い場合に限り、また、発雷の可能性が高い
地点に限って、自動的に検索処理のためのデータを保存
することができる。このため、データベースのデータ容
量を節約することができる。
【0054】実施の形態4.図5は、この発明の実施の
形態1および実施の形態2の発雷事例検索装置における
事例データ蓄積動作部18の別の構成を示す図である。
図5において、この実施の形態4の事例データ蓄積動作
部18は、検索点の指定操作が行われた場合に、該検索
点の座標に対応する検索キーデータを検索キーデータベ
ース12へ書き込む検索キーデータ蓄積器24と、検索
点の指定操作が行われた場合に、以後所定の時間、エコ
ー強度画像および発雷危険度画像の画像データを画像デ
ータベース17に書き込む動作を行った後、該書き込み
動作を停止する画像データ蓄積器23より構成されてい
る。
【0055】以下、実施の形態4の事例データ蓄積動作
部18の動作を説明する。図において、検索点データ設
定部11は、ユーザによる検索点設定動作が行われる
と、図7の形式に設定した検索キーデータを事例データ
蓄積動作部18の検索キーデータ蓄積器24に送る。ま
た、画像データ蓄積器23に対しては、画像データを蓄
積することを指令する信号を送出する。
【0056】検索キーデータ蓄積器24は、送られた検
索キーデータをそのまま検索キーデータベース12に書
き込む。また、画像データ蓄積器23では、検索点デー
タ設定部11よりの画像データの蓄積指令信号を受ける
と、以後、1時間程度先までの間、画像生成部8よりエ
コー強度画像および発雷危険度画像を入力し、これら画
像データを画像データベース17に書き込む動作を継続
した後、この動作を終了する。(ただし、この間に再び
蓄積開始の指令信号を受けた場合には、その時点から出
発して1時間程度先まで、上記書き込み動作を継続す
る。)
【0057】以上述べたように、実施の形態4の事例デ
ータ蓄積動作部18によれば、ユーザが検索処理のため
に検索点の指定操作を行った場合に限り、その検索点の
メッシュの検索キーデータを検索キーデータベースに保
存するとともに、上記保存した検索キーデータの時刻を
起点として以後1時間程度先までの画像データを画像デ
ータベースに保存することができるため、ユーザが検索
処理を行うことを必要とするような、発雷可能性の高い
状況の場合に限り、また、ユーザが検索点として選択す
るような気象学的に特徴的な地点に限って、自動的に検
索処理のためのデータを保存することができる。このた
め、データベースのデータ容量を節約することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明の発雷事例検索
装置によれば、現在の雷雲の気象状況に類似した過去の
雷雲の事例を表示する機能を持たせることにより、ユー
ザが現在の画像上で指定した複数の検索点の座標および
発雷判定要素が類似する過去の事例の検索キーデータを
検索キーデータベース内より検索することができるた
め、上記指定した複数の検索点と配置が類似した各点に
おいて発雷判定要素データが類似している過去の気象事
例を検索することができ、実際に発雷があったか否かを
参考にして、未来時刻の発雷可能性を予測判断すること
ができる。
【0059】また、ユーザが時系列の画像上で指定した
複数の検索点の時間間隔と座標と発雷判定要素が類似す
る過去の事例の検索キーデータを検索キーデータベース
内より検索することができるため、上記指定した時系列
の検索点と移動経路および移動速度が類似した各点にお
いて発雷判定要素データが類似している過去の気象事例
を検索することができる。
【0060】また、ユーザの切換操作により、随時、現
在の全平面メッシュの検索キーデータを検索キーデータ
ベースに保存すると共に、保存した検索キーボードの時
刻を起点として以後所定時間先までの画像データを画像
データベースに保存することができるため、データベー
スのデータ容量を節約することができる。
【0061】また、発雷危険度が所定の基準値を越えた
メッシュが現れた場合に限り、そのメッシュの検索キー
データを検索キーデータベースに保存するとともに、上
記保存した検索キーデータの時刻を起点として以後1時
間程度先までの画像データを画像データベースに保存す
ることができるため、現在の気象状況が発雷の可能性が
高い場合に限り、また、発雷の可能性が高い地点に限っ
て、自動的に検索処理のためのデータを保存することが
できる。このため、データベースのデータ容量を節約す
ることができる。
【0062】さらに、ユーザが検索処理のために検索点
の指定操作を行った場合に限り、その検索点のメッシュ
の検索キーデータを検索キーデータベースに保存すると
ともに、上記保存した検索キーデータの時刻を起点とし
て以後1時間程度先までの画像データを画像データベー
スに保存することができるため、ユーザが検索処理を行
うことを必要とするような、発雷可能性の高い状況の場
合に限り、また、ユーザが検索点として選択するような
気象学的に特徴的な地点に限って、自動的に検索処理の
ためのデータを保存することができる。このため、デー
タベースのデータ容量を節約することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る発雷事例検索
装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1および実施の形態2
に係る発雷事例検索装置における事例データ蓄積動作部
を示す構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る発雷事例検索
装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係る事例データ蓄
積動作部を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係る事例データ蓄
積動作部を示す構成図である。
【図6】 検索点の指定例の説明図である。
【図7】 検索キーデータ形式の説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る発雷事例検索
装置における検索概念の説明図である。
【図9】 検索結果表示例の説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態1に係る発雷事例検
索装置における雷雲の追跡操作の説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態2に係る発雷事例検
索装置における検索概念の説明図である。
【図12】 従来装置を示す構成図である。
【図13】 交会法による発雷位置の標定を説明する説
明図である。
【図14】 エコー強度画像および発雷危険度画像を説
明する説明図である。
【符号の説明】
1 気象レーダ装置、2 レーダエコー解析部、3 高
層気象情報入力装置、4 発雷判定要素算出部、5 発
雷危険度算出部、6 空電方向探知装置、7発雷点標定
部、8 画像生成部、9 画像表示部、10 検索点指
定操作部、11 検索点データ設定部、12 検索キー
データベース、13 検索処理部、14 検索結果表示
部、15 事例選択操作部、16 画像読み出し部、1
7 画像データベース、18 事例データ蓄積動作部、
19 検索キーデータ蓄積部、20 画像データ蓄積
部、21 蓄積動作切換操作部、22 蓄積データ選定
部、23 画像データ蓄積部、24 検索キーデータ蓄
積部、30 画像メモリ、31 発雷判定要素用メモ
リ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/403 350C (72)発明者 小菅 義夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雲のエコー情報を周期的に観測する気象
    レーダ装置と、 上記エコー情報を3次元のエコー強度空間分布および2
    次元のエコー強度平面分布に変換するレーダエコー解析
    部と、 高層気象情報を入力する高層気象情報入力装置と、 上記エコー強度空間分布と上記高層気象情報とにより各
    地点毎に発雷危険性の判定材料となる発雷判定要素デー
    タを算出する発雷判定要素算出部と、 上記発雷判定要素データに基づき各地点の発雷危険度を
    算出する発雷危険度算出部と、 雷放電から発生する電波を方位測定する複数の空電方向
    探知装置と、 上記複数の空電方向探知装置の方位測定結果から発雷位
    置を標定する発雷点標定部と、 上記2次元のエコー強度平面分布に上記発雷位置を重ね
    たエコー強度画像データおよび上記発雷危険度の2次元
    分布に上記発雷位置を重ねた発雷危険度画像データを生
    成する画像生成部と、 上記エコー強度画像または上記発雷危険度画像を表示す
    る画像表示部と、 上記画像表示部に表示されたエコー強度画像上または発
    雷危険度画像上で複数の検索点を指定する検索点指定操
    作部と、 上記指定した複数の検索点の各々について時刻と座標と
    発雷判定要素の値で構成される検索キーデータを設定す
    る検索点データ設定部と、 過去の気象事例について採られた上記検索キーデータを
    予め蓄積しておく検索キーデータベースと、 上記指定した複数の検索点と座標値および発雷判定要素
    値が類似する互いに同時刻の検索キーデータの組を上記
    検索キーデータベース内より検索し、該検索キーデータ
    の組の上記検索点に対する類似度を算出する検索処理部
    と、 上記検索された検索キーデータの組で上記類似度が基準
    値以上である組の時刻情報と類似度を検索結果事例とし
    て表示する検索結果表示部と、 上記表示された検索結果事例の中から任意の事例を選択
    できる事例選択操作部と、 上記エコー強度画像と上記発雷危険度画像の過去の気象
    事例について採られた画像を蓄積しておく画像データベ
    ースと、 上記事例選択操作部により選択された検索結果事例の発
    生時刻を起点として以後所定時間先までの上記エコー強
    度画像または上記発雷危険度画像を上記画像データベー
    スより読み出す画像読み出し部と、 装置の運用開始以降に採られた上記検索キーデータを上
    記検索キーデータベースに追加して蓄積すると共に、装
    置の運用開始以降に採られた上記エコー強度画像および
    発雷危険度画像を上記画像データベースに追加して蓄積
    する事例データ蓄積動作部とを備えたことを特徴とする
    発雷事例検索装置。
  2. 【請求項2】 上記発雷判定要素算出部により算出され
    た過去N回分の発雷判定要素データを記憶する発雷判定
    要素用メモリと、上記画像生成部により生成されるエコ
    ー強度画像と発雷危険度画像の過去N枚分の画像データ
    を記憶する画像メモリとをさらに備え、上記画像表示部
    は、上記画像メモリに記憶された過去N枚のエコー強度
    画像または発雷危険度画像の内の任意選択された画像を
    表示し、上記検索点指定操作部は、上記画像表示部に順
    次表示させたM(M≦N)枚の時系列のエコー強度画像
    またはM(M≦N)枚の時系列の発雷危険度画像上で各
    々1点の検索点を指定し、上記検索点データ設定部は、
    上記時系列に指定したM個の検索点の各々について時刻
    と座標と発雷判定要素の値で構成される検索キーデータ
    を設定し、上記検索処理部は、上記画像上で指定したM
    個の時系列の検索点と時間間隔が同一で、各々対応する
    検索点と座標値および発雷判定要素値が類似する検索キ
    ーデータの組を上記検索キーデータベース内より検索
    し、該検索キーデータの組の上記検索点に対する類似度
    を算出することを特徴とする請求項1記載の発雷事例検
    索装置。
  3. 【請求項3】 上記事例データ蓄積動作部は、現在の事
    例を上記検索キーデータベースおよび上記画像データベ
    ースに蓄積するか否かを切換操作できる蓄積動作切換操
    作部と、上記蓄積動作切換操作部で蓄積動作をオンにし
    た場合は、現在の全地点についての上記検索キーデータ
    を上記検索キーデータベースへ書き込む動作を開始し、
    蓄積動作をオフにした場合は、上記書き込み動作を停止
    する検索キーデータ蓄積器と、上記蓄積動作切換操作部
    で蓄積動作をオンにした場合は、現在の上記エコー強度
    画像および上記発雷危険度画像の画像データを画像デー
    タベースに書き込む動作を開始し、蓄積動作をオフにし
    た場合は、上記書き込み動作を以後所定時間継続した後
    に停止する画像蓄積器データとにより構成されることを
    特徴とする請求項1または2に記載の発雷事例検索装
    置。
  4. 【請求項4】 上記事例データ蓄積動作部は、上記発雷
    危険度が基準値以上の地点が存在するか否かを判定し
    て、該地点が存在する場合にはその地点の座標値を抽出
    する蓄積データ選定部と、上記発雷危険度が基準値以上
    の地点が存在する場合に、該地点の座標に対応する上記
    検索キーデータを上記検索キーデータベースへ書き込む
    検索キーデータ蓄積器と、上記発雷危険度が基準値以上
    の地点が存在する場合に、以後所定の時間、上記エコー
    強度画像および上記発雷危険度画像の画像データを画像
    データベースに書き込む動作を継続した後、該書き込み
    動作を停止する画像データ蓄積器とにより構成されるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の発雷事例検索
    装置。
  5. 【請求項5】 上記事例データ蓄積動作部は、上記検索
    点の指定操作が行われた場合に、該検索点の座標に対応
    する上記検索キーデータを上記検索キーデータベースへ
    書き込む検索キーデータ蓄積器と、上記検索点の指定操
    作が行われた場合に、以後所定の時間、上記エコー強度
    画像および上記発雷危険度画像の画像データを画像デー
    タベースに書き込む動作を行った後、該書き込み動作を
    停止する画像データ蓄積器とにより構成されることを特
    徴とする請求項1または2に記載の発雷事例検索装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001289961A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Mitsubishi Electric Corp 豪雨予測システム
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KR100791951B1 (ko) 2006-05-25 2008-01-04 이훈영 케이스기반 예측방법

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