JPH11159376A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH11159376A
JPH11159376A JP32310897A JP32310897A JPH11159376A JP H11159376 A JPH11159376 A JP H11159376A JP 32310897 A JP32310897 A JP 32310897A JP 32310897 A JP32310897 A JP 32310897A JP H11159376 A JPH11159376 A JP H11159376A
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JP
Japan
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air
fuel ratio
fuel
exhaust
amount
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JP32310897A
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English (en)
Inventor
Kenji Harima
謙司 播磨
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の気筒群を有する内燃機関で各気筒群ご
との排気通路が集合した排気集合通路に触媒上流側空燃
比センサを設けて空燃比フィードバック制御を行う空燃
比制御装置において、空燃比制御精度を向上させる。 【解決手段】 Aバンクの排気通路11とBバンクの排
気通路11との合流部では、Aバンクの気筒から排出さ
れる排気ガスとBバンクの気筒から排出される排気ガス
とが混合(ミキシング)してしまい、A/Fセンサ13
によって検出される空燃比がいずれの気筒の燃焼状態を
反映しているのかを確実に把握することができない場合
が生じうる。そこで、本実施形態においては、排気ガス
の混合状態を検出すべく、混合状態が発生しやすい運転
状況を予めマップ化して記憶しておき、フィードバック
燃料補正量を変更する。また、A/Fセンサ13に対す
る排気ガスの当たり状態を検出し、同様にフィードバッ
ク燃料補正量を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関におい
て、吸入空気量に応じて適量の燃料を供給することによ
り、空気と燃料との混合比(空燃比:A/F)を所望の
値に制御する装置(空燃比制御装置)に関し、より詳細
には、複数の気筒群を有する内燃機関の排気通路に空燃
比に対してリニアな出力を発生する空燃比センサ(A/
Fセンサ)を設けて空燃比フィードバック制御を行う空
燃比制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用内燃機関において
は、排気ガス浄化対策として、不完全燃焼成分であるH
C(炭化水素)及びCO(一酸化炭素)の酸化と、空気
中の窒素と燃え残りの酸素とが反応して生成されるNO
x (窒素酸化物)の還元とを同時に促進する三元触媒が
利用されている。そのような三元触媒による酸化・還元
能力を高めるためには、機関の燃焼状態を示す空燃比
(A/F)を理論空燃比近傍(ウィンドウ)に制御する
必要がある。そのため、機関における燃料噴射制御にお
いては、排気ガス中の残留酸素濃度に基づき空燃比が理
論空燃比よりもリッチかリーンかを感知するO2 センサ
(酸素センサ)を設け、そのセンサ出力に基づいて燃料
量を補正する空燃比フィードバック制御が行われてい
る。
【0003】かかる空燃比フィードバック制御では、酸
素濃度を検出するO2 センサをできるだけ燃焼室に近い
箇所、すなわち触媒コンバータより上流側に設けている
が、そのO2 センサの出力特性のばらつきを補償するた
めに、触媒コンバータより下流側に第2のO2 センサを
更に設けたダブルO2 センサシステムも実現されてい
る。すなわち、触媒下流側では、排気ガスは十分に攪拌
されており、その酸素濃度も三元触媒の作用によりほぼ
平衡状態にあることにより、下流側O2 センサの出力
は、上流側O2 センサの出力よりも緩やかに変化し、従
って混合気全体のリッチ/リーン傾向を示す。ダブルO
2 センサシステムは、触媒上流側O2 センサによるメイ
ン空燃比フィードバック制御に加え、触媒下流側O2
ンサによるサブ空燃比フィードバック制御を実施するも
のであり、メイン空燃比フィードバック制御による空燃
比補正係数を、下流側O2 センサの出力に基づいて修正
することにより、上流側O2 センサの出力特性のばらつ
きを吸収し、空燃比制御精度の向上を図っている。
【0004】また、近年においては、三元触媒が常に一
定の安定した浄化性能を発揮しうるように空燃比を制御
する内燃機関も開発されている。すなわち、三元触媒の
2ストレージ能力は、排気ガスがリーン状態にあると
きに過剰分の酸素を吸着し、排気ガスがリッチ状態にあ
るときに不足分の酸素を放出することにより、排気ガス
を浄化するものであるが、このような能力は有限なもの
である。従って、O2ストレージ能力を効果的に利用す
るためには、排気ガスの空燃比が次にリッチ状態又はリ
ーン状態のいずれとなってもよいように、触媒中に貯蔵
されている酸素の量を所定量(例えば、最大酸素貯蔵量
の半分)に維持することが肝要であり、そのように維持
されていれば、常に一定のO2 吸着・放出作用が可能と
なり、結果として触媒による一定の酸化・還元能力が常
に得られる。
【0005】このように触媒の浄化性能を維持すべくO
2 ストレージ量を一定に制御する内燃機関においては、
例えば、空燃比をリニアに検出可能な空燃比センサ(全
域空燃比センサ、リニアA/Fセンサ、又は単にA/F
センサという)が用いられ、比例及び積分動作(PI動
作)によるフィードバック制御(F/B制御)が行われ
る。すなわち、 次回燃料補正量=KP *(今回燃料偏差)+KI *Σ(今までの燃料偏差) 但し、燃料偏差=実筒内燃料量−目標筒内燃料量 実筒内燃料量=実際に筒内で燃焼せしめられた燃料量 =空気量検出値/空燃比検出値 目標筒内燃料量=筒内吸気を目標空燃比の混合気とする筒内燃料量 =空気量検出値/目標空燃比 目標空燃比=理論空燃比 KP =比例項ゲイン KI =積分項ゲイン なる演算により、フィードバック燃料補正量が算出され
る。
【0006】上記した燃料補正量の演算式からわかるよ
うに、その比例項は、O2 センサによるフィードバック
制御と同様に、空燃比をストイキに維持すべく作用する
成分であり、積分項は、定常偏差(オフセット)を消去
するように作用する成分である。すなわち、この積分項
の作用により、触媒におけるO2 ストレージ量が一定に
維持される結果となる。例えば、急加速等でリーンガス
が発生した場合には、かかる積分項の作用により、リッ
チガスが発生せしめられ、リーンガス発生の効果が相殺
される。なお、かかるO2 ストレージ量一定制御システ
ムにおいても、A/Fセンサの出力特性のばらつきを補
償するために、触媒下流側にO2 センサが設けられるこ
とがある(例えば、特開平7-197837号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特開平
7-197837号公報においては、実施例として、V型の気筒
配列(バンク)を有する内燃機関における空燃比制御装
置が記載されており、その装置では触媒上流側の空燃比
センサが各バンクごとの排気通路にそれぞれ設けられて
いる。そこで、バンクごとの排気通路が集合した排気集
合通路に上流側空燃比センサを1つだけ設けて空燃比フ
ィードバック制御を行うことが可能であれば、コストダ
ウンを図ることができる。
【0008】しかしながら、その場合、各バンクからの
排気ガスの排気通路合流部での混合(ミキシング)や、
空燃比センサに対する排気ガスの当たり状態を考慮する
ことなく空燃比制御を行うと、制御の精度が問題とな
り、排気浄化性を悪化させる事態を招く。
【0009】かかる実情に鑑み、本発明の目的は、複数
の気筒群を有する内燃機関で各気筒群ごとの排気通路が
集合した排気集合通路に触媒上流側空燃比センサを設け
て空燃比フィードバック制御を行う空燃比制御装置にお
いて、排気混合状態や空燃比センサへの排気当たり状態
を考慮することにより空燃比制御精度を向上させること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様によれば、複数の気筒群ごとの
排気通路が集合した排気集合通路に三元触媒が設けられ
た内燃機関の空燃比制御装置であって、前記三元触媒よ
り上流側の前記排気集合通路に設置され、排気ガスの空
燃比にほぼ比例する出力特性を有する空燃比センサと、
前記空燃比センサによって現在検出されている空燃比と
所定の遅延時間前の吸入空気量とに基づいて実燃料量の
目標燃料量からの偏差を算出し、該偏差に応じて燃料の
フィードバック補正量を算出する空燃比フィードバック
制御手段と、前記排気集合通路内での前記各気筒群から
の排気の混合状態を検出する混合検出手段と、前記混合
検出手段によって検出される排気の混合状態に基づい
て、前記空燃比フィードバック制御手段において算出さ
れるフィードバック補正量を変更するフィードバック補
正量変更手段と、を具備する、内燃機関の空燃比制御装
置が提供される。
【0011】また、本発明の第2の態様によれば、複数
の気筒群ごとの排気通路が集合した排気集合通路に三元
触媒が設けられた内燃機関の空燃比制御装置であって、
前記三元触媒より上流側の前記排気集合通路に設置さ
れ、排気ガスの空燃比にほぼ比例する出力特性を有する
空燃比センサと、前記空燃比センサによって現在検出さ
れている空燃比と所定の遅延時間前の吸入空気量とに基
づいて実燃料量の目標燃料量からの偏差を算出し、該偏
差に応じて燃料のフィードバック補正量を算出する空燃
比フィードバック制御手段と、前記空燃比センサに対す
る排気の当たり状態を検出する排気当たり検出手段と、
前記排気当たり検出手段によって検出される排気の当た
り状態に基づいて、前記空燃比フィードバック制御手段
において算出されるフィードバック補正量を変更するフ
ィードバック補正量変更手段と、を具備する、内燃機関
の空燃比制御装置が提供される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係る空燃比
制御装置を備えた電子制御式内燃機関の全体概要図であ
る。この機関は、車両に内燃機関として搭載される独立
噴射型V型6気筒4ストロークサイクルレシプロガソリ
ン機関である。図1において、機関本体1には、V字の
左側に#1気筒、#2気筒及び#3気筒、右側に#4気
筒、#5気筒及び#6気筒が紙面の厚み方向に並設され
ている。なお、図面では、#1気筒及び#4気筒のみが
示されている。また、噴射及び点火の順序は、#1気
筒、#5気筒、#3気筒、#6気筒、#2気筒、#4気
筒の順である。
【0014】機関本体1の吸気通路2にはエアフローメ
ータ3が設けられている。エアフローメータ3は、吸入
空気流量を直接計測するものであり、本実施形態では熱
線式エアフローメータが使用され、吸入空気の質量流量
GAに比例したアナログ電圧の出力信号を発生する。こ
の出力信号は、制御回路10のマルチプレクサ内蔵A/
D変換器101に入力されている。また、吸気通路2の
スロットル弁18には、スロットル弁18の開度TAを
検出するためのスロットル開度センサ19が設けられて
いる。このセンサ19の出力信号は、制御回路10のA
/D変換回路101に供給される。
【0015】ディストリビュータ4には、その軸がたと
えばクランク角に換算して720°毎に基準位置検出用
パルス信号を発生するクランク基準位置センサ5、及び
クランク角に換算して30°毎にクランク角検出用パル
ス信号を発生するクランク角センサ6がそれぞれ設けら
れている。これらセンサ5及び6のパルス信号は、制御
回路10の入出力インタフェース102に供給され、こ
のうちクランク角センサ6の出力は更にCPU103の
割込み端子に供給される。
【0016】また、吸気通路2には燃料供給系から加圧
燃料を吸気ポートへ供給するための燃料噴射弁7が各気
筒毎に設けられている。
【0017】また、機関本体1のシリンダブロックのウ
ォータジャケットには、冷却水の温度を検出するための
水温センサ9が設けられている。水温センサ9は、冷却
水の温度に応じたアナログ電圧の電気信号を発生する。
この出力もA/D変換器101に供給されている。
【0018】機関1の左バンク(以下、Aバンクとい
う)及び右バンク(以下Bバンクという)ごとの排気通
路11は、合流しており、合流部より下流の排気集合通
路14には、排気ガス中の3つの有害成分HC、CO、
NOX を同時に浄化する三元触媒を収容する触媒コンバ
ータ16が設けられている。そして、触媒コンバータ1
6より上流側の排気集合通路14には空燃比センサ(上
流側空燃比センサ)13が設けられている。さらに、触
媒コンバータ16より下流側の排気集合通路14には第
2の空燃比センサ(下流側空燃比センサ)17が設けら
れている。
【0019】本実施形態では、上流側空燃比センサ13
としては、排気中の酸素成分濃度と広い空燃比範囲で一
対一に対応する、つまり排気空燃比と一対一に対応する
出力信号を発生する全域空燃比センサ(A/Fセンサ)
が使用されている。図2は、本実施形態で使用されるA
/Fセンサの出力特性を示している。一方、下流側空燃
比センサ17としては、A/Fセンサと同様に排気中の
酸素濃度に応じた電圧信号を出力するが、理論空燃比近
傍で比較的急激に変化する特性(いわゆるZ特性)を示
すO2 センサが使用されている。図3は、本実施形態で
使用されるO2センサの出力特性を示している。A/F
センサ13が出力する電圧信号及びO2センサ17が出
力する電圧信号は、制御回路10のA/D変換器101
に供給される。
【0020】本実施形態では、制御回路10は、たとえ
ばマイクロコンピュータシステムとして構成され、A/
D変換器101、入出力インタフェース102、CPU
103の他に、ROM104、RAM105、バックア
ップRAM106、クロック発生回路107等が設けら
れている。制御回路10は、機関1の燃料噴射制御、点
火時期制御等の基本制御を行う。
【0021】さらに、制御回路10においては、ダウン
カウンタ108、フリップフロップ109及び駆動回路
110が、燃料噴射弁7を制御するために各気筒に対応
して設けられている。すなわち、後述のルーチンにおい
て、燃料噴射量(噴射時間)が演算されると、噴射時間
がダウンカウンタ108にプリセットされると共にフリ
ップフロップ109もセットされる。この結果、駆動回
路110が燃料噴射弁7の付勢を開始する。他方、ダウ
ンカウンタ108がクロック信号(図示せず)を計数し
て最後にその出力端子が“1”レベルとなったときに、
フリップフロップ109がリセットされて駆動回路11
0は燃料噴射弁7の付勢を停止する。つまり、上述の燃
料噴射時間だけ燃料噴射弁7は付勢され、噴射時間に応
じた量の燃料が各気筒の燃焼室に送り込まれることにな
る。
【0022】なお、CPU103の割込み発生は、A/
D変換器101のA/D変換終了後、入出力インタフェ
ース102がクランク角センサ6のパルス信号を受信し
た時、等である。吸入空気流量データ、冷却水温データ
及びスロットル開度データは、所定時間もしくは所定ク
ランク角毎に実行されるA/D変換ルーチンによって取
込まれてRAM105の所定領域に格納される。つま
り、RAM105における吸入空気流量(質量)データ
GA、冷却水温データTHW及びスロットル開度データ
TAは、所定時間毎に更新されている。また、回転速度
データNEは、クランク角センサ6の30°CA(クラ
ンク角)毎の割込みによって演算されてRAM105の
所定領域に格納される。また、機関負荷としての機関1
回転当たりの吸入空気量(質量)GNも、GN←GA/
NEなる演算が一定周期で実行されてRAM105の所
定領域に格納されている。
【0023】以下では、本発明に係る空燃比制御(燃料
噴射制御)について詳細に説明すべく、関連する処理ル
ーチンの手順を順次示す。
【0024】図4は、Aバンク用筒内空気量推定及び目
標筒内燃料量算出ルーチンの処理手順を示すフローチャ
ートである。本ルーチンは、Aバンクの気筒に対する燃
料噴射ごと(#1気筒、#3気筒、#2気筒の順)、す
なわち240°CA周期の所定クランク角ごとに実行さ
れる。まず、本ルーチンの前回までの走行により得られ
ている筒内空気量MCA [i] 及び目標筒内燃料量FCR
A [i] を更新する。すなわち、第i(i=0,1,…,
n−1)回前のMCA [i] 及びFCRA [i] を、第“i
+1”回前のMCA [i+1] 及びFCRA [i+1] とする
(ステップ202)。これは、図5(A)に示されるよ
うに、過去n回分の筒内空気量MCA [i]及び目標筒内
燃料量FCRA [i] のデータをRAM105内に記憶
し、今回新たにMCA [0] 及びFCRA [0] を算出する
ためである。
【0025】次いで、現在の機関負荷GN、機関回転速
度NE及びスロットル開度TAに基づいて、筒内に供給
される空気量MCA [0] を推定する(ステップ20
4)。なお、一般に、筒内空気量は、機関負荷GN及び
機関回転速度NEから推定可能であるが、本実施形態で
は、スロットル開度TAの値の変化より過渡状態を検出
して、過渡状態においても精密な筒内空気量が算出され
るようにしている。
【0026】次いで、筒内空気量MCA [0] と目標空燃
比としての理論空燃比AFTとに基づき、 FCRA [0] ←MCA [0] /AFT なる演算を実行して、混合気をストイキとするために筒
内に供給されるべき目標燃料量FCRA [0] を算出する
(ステップ206)。このようにして算出された筒内空
気量MCA [0] 及び目標筒内燃料量FCRA [0] は、今
回得られた最新のデータとして、図5(A)に示される
ような形式でRAM105内に記憶される。
【0027】なお、同様に、Bバンク用筒内空気量推定
及び目標筒内燃料量算出ルーチンが、Bバンクの気筒に
対する燃料噴射ごと(#5気筒、#6気筒、#4気筒の
順)、すなわち240°CA周期の所定クランク角ごと
(Aバンク用ルーチンの実行時期と120°CAずれて
いる)に実行され、図5(B)に示されるように、RA
M105内に筒内空気量MCB [i] 及び目標筒内燃料量
FCRB [i] が形成される。
【0028】図6及び図7は、Aバンク用メイン空燃比
フィードバック制御ルーチンの処理手順を示すフローチ
ャートである。このルーチンも、240°CA周期の所
定クランク角ごとに実行される。また、図8(A)、図
9、図10及び図11は、本ルーチンで使用されるマッ
プを示し、詳細には、図8(A)は、機関回転速度NE
と機関負荷GNとに応じてフィードバック制御における
遅延サイクル数dA を定めるマップを示す図であり、図
9は、遅延サイクル数dA に対する過渡補正量dACを定
めるマップを示す図である。図10は、排気の混合状態
を考慮し、積算吸入空気量RAと機関回転速度NEとに
応じてフィードバック燃料補正量DFAを補正するため
の補正係数KMA を定めるマップを示し、図11は、A
/Fセンサに対する排気の当たり状態を考慮し、積算吸
入空気量RAと機関回転速度NEとに応じてフィードバ
ック燃料補正量DFA を補正するための補正係数KGA
を定めるマップを示している。
【0029】まず、フィードバックを実行すべき条件が
成立するか否かを判定する(ステップ302)。例え
ば、冷却水温が所定値以下の時、機関始動中、始動後増
量中、暖機増量中、A/Fセンサ13の出力信号変化が
ない時、燃料カット中、等はフィードバック条件不成立
となり、その他の場合は条件成立となる。条件不成立の
ときには、フィードバック制御による燃料補正量DFA
を0とし(ステップ334)、本ルーチンを終了する。
【0030】フィードバック条件成立時には、本ルーチ
ンの前回までの走行により得られている燃料偏差(実筒
内燃料量と目標筒内燃料量との差)FDA [i] を更新す
る。すなわち、第i(i=0,1,…,m−1)回前の
FDA [i] を第“i+1”回前のFDA [i+1] とする
(ステップ304)。これは、過去m回分の燃料偏差F
A [i] のデータをRAM105内に記憶し、今回新た
に燃料偏差FDA [0] を算出するためである。
【0031】次いで、A/Fセンサ13の出力電圧値V
AFを検出する(ステップ306)。次いで、後述する
サブ空燃比フィードバック制御により算出されているA
/Fセンサ出力電圧補正量DVにより、 VAF←VAF+DV なる演算を実行して、A/Fセンサ出力電圧VAFを補
正する(ステップ308)。このような補正により、サ
ブ空燃比フィードバック制御において目標電圧に達する
まで、空燃比変動の中心が徐々にシフトしていくことと
なる。そして、このような補正後のVAFに基づき図2
の特性図を参照することにより、現在の空燃比ABFを
決定する(ステップ310)。なお、図2のマップや後
述する各マップは、ROM104にあらかじめ格納され
ている。
【0032】ところで、実際に筒内で燃焼せしめられた
燃料量(実筒内燃料量)を求めるべく空気量検出値と空
燃比検出値とに基づく演算を行う場合には、次のような
遅延時間を考慮する必要がある。すなわち、吸入空気量
を検出してその量に応じた目標筒内燃料量を算出し燃料
を噴射した時点から、その混合気が筒内で燃焼し、その
排気ガスがA/Fセンサに到達してセンサが応答する時
点までの間に、ある程度の時間差が存在する。したがっ
て、現在A/Fセンサで検出されている空燃比に対し所
定の遅延時間前の吸入空気量を対応させて実筒内燃料量
を算出し、その値と遅延時間前の目標筒内燃料量とに基
づき遅延時間前の燃料偏差を算出する必要がある。この
遅延時間は、排気通路の長さの相違からAバンクとBバ
ンクとで異なるとともに、機関回転速度及び機関負荷に
よって異なってくる。
【0033】そこで、本実施形態においては、図8
(A)及び(B)に示すように、それぞれAバンク用遅
延サイクル数dA 及びBバンク用遅延サイクル数dB
機関回転速度NEと機関負荷GNとに応じて定める各マ
ップが準備されている。ステップ312では、現在の機
関回転速度NE及び機関負荷GNに基づいて図8(A)
のマップを参照し、補間計算を実行することにより、遅
延サイクル数dA を求める。なお、その単位は、240
°CAを1サイクルとするものである。
【0034】また、過渡状態においては、遅延サイクル
数dA を補正することにより、その精度を高めることが
できる。例えば、負荷が小さい状態から大きい状態へと
変化するときには、排気通路の長さ当たりのガス量及び
ガスの塊が増大し、センサに到達するまでの時間が小さ
くなる。そこで、本実施形態においては、図9に示され
るようなマップを設けておき、前回の遅延サイクル数d
AOと今回の遅延サイクル数dA との差Δdにより過渡補
正量dACを求め、それを反映するようにしている。具体
的には、まず、Δd←dAO−dA なる演算を実行し(ス
テップ314)、次いで、Δdに基づいて図9のマップ
を参照することにより過渡補正量dACを求め(ステップ
316)、そして、dA ←dA +dACなる演算により遅
延サイクル数dA の補正を実行する(ステップ31
8)。最後に、次回の演算に備え、d A をdAOとして記
憶する(ステップ320)。
【0035】次に、筒内空気量推定及び目標筒内燃料量
算出ルーチンにより既に算出されている、dA 回前の筒
内空気量MCA [dA ] 及び目標筒内燃料量FCR
A [dA ] (図5(A)参照)に基づき、 FDA [0] ←MCA [dA ] /ABF−FCRA [dA ] なる演算により、実際に筒内で燃焼せしめられた燃料量
すなわち実筒内燃料量と目標筒内燃料量との差を求める
(ステップ322)。なお、過去n(>dA )回分の筒
内空気量MCA [i] 及び目標筒内燃料量FCRA [i] を
記憶しておく必要があるのは、上述のような遅延時間の
ためである。
【0036】次いで、 DFA ←KFPA *FDA [0] +KFIA *ΣFD
A [i] なる演算により、比例・積分制御(PI制御)による燃
料補正量DFA が決定される(ステップ324)。な
お、右辺第1項は、PI制御の比例項であり、KFPA
は、比例項ゲインである。また、右辺第2項は、PI制
御の積分項であり、KFIA は、積分項ゲインである。
【0037】さて、Aバンクの排気通路11とBバンク
の排気通路11との合流部では、Aバンクの気筒から排
出される排気ガスとBバンクの気筒から排出される排気
ガスとが混合(ミキシング)してしまい、A/Fセンサ
13によって検出される空燃比がいずれの気筒の燃焼状
態を反映しているのかを確実に把握することができない
場合が生じうる。そのような場合には、A/Fセンサ出
力に基づくフィードバック補正量をある程度抑制するこ
とが肝要である。そこで、本実施形態においては、排気
ガスの混合状態を検出すべく、混合状態が発生しやすい
運転状況を予めマップ化して記憶しておき、フィードバ
ック燃料補正量DFA を補正するようにしている。その
場合、混合状態を排気通路内のガス流速とガス圧力とに
より求めたいが、本実施形態においては、それらの特性
にほぼ一致する機関回転速度とセンサまでの積算吸入空
気量とにより混合状態を推定している。
【0038】具体的には、図10に示されるマップを参
照することにより、センサまでの積算吸入空気量RAと
機関回転速度NEとに応じてフィードバック燃料補正量
DF A を補正するための補正係数KMA を設定するよう
にしている。同マップでは、空気量RAが小さくなり、
間欠流が多くなって、排気ガス濃度が分散するような運
転状態において、補正係数KMA が小さくなるように設
定されている。処理としては、まず、ステップ326に
おいて、これまで検出されてきた吸入空気流量GAに基
づいてセンサまでの積算吸入空気量RAを推定する演算
を行う。次いで、ステップ328において、図10のマ
ップを参照することにより、積算吸入空気量RAと機関
回転速度NEとに応じた補正係数KMA を決定する。
【0039】また、本発明においては、A/Fセンサ1
3に対する排気ガスの当たり状態を考慮する。すなわ
ち、センサまでの積算吸入空気量が大きいと、排気ガス
がA/Fセンサ13に確実に接触することとなって、A
/Fセンサ13の検出精度が一層増大しているとみなす
ことができる。そこで、本実施形態においては、センサ
までの積算吸入空気量RAと機関回転速度NEとによっ
てセンサへの排気ガスの当たり状態を推定し、フィード
バック燃料補正量DFA に対する補正係数KGAを決定
する、図11の如きマップを設けている。なお、このマ
ップでは、排気通路の形状等も考慮されている。処理と
しては、ステップ330において、センサまでの積算吸
入空気量RAと機関回転速度NEとに基づき図11のマ
ップを参照することにより、補正係数KGA を決定す
る。
【0040】ステップ328及び330で求めた補正係
数KMA 及びKGA は、相反する傾向となるため、最後
のステップ332では、 DFA ←DFA *(KMA +KGA )/2 なる演算式に示されるように、両補正係数の平均値によ
り、フィードバック燃料補正量DFA に対する補正演算
を行う。
【0041】なお、同様に、Bバンク用メイン空燃比フ
ィードバック制御ルーチンが、240°CA周期の所定
クランク角ごと(Aバンク用ルーチンの実行時期と12
0°CAずれている)に実行される。Bバンク用メイン
空燃比フィードバック制御ルーチンにおいては、遅延サ
イクル数dB を定めるマップとして前述の図8(B)に
示されるものが採用されるほか、図9、図10及び図1
1に対応するBバンク用マップがそれぞれ準備されてい
る。また、PI制御のゲインもBバンク用に適合せしめ
られた値に設定されている。
【0042】図12は、サブ空燃比フィードバック制御
ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。この
ルーチンは、メイン空燃比フィードバック制御ルーチン
の場合よりも長い所定の時間周期で実行される。まず、
メイン空燃比フィードバックの場合と同様に、サブ空燃
比フィードバック制御を実行すべき条件が成立するか否
かを判定する(ステップ402)。条件不成立の場合に
は、A/Fセンサ出力電圧補正量DVを0に設定し(ス
テップ412)、本ルーチンを終了する。
【0043】フィードバック条件成立時には、本ルーチ
ンの前回までの走行により得られている電圧偏差(実際
に検出されたO2 センサ出力電圧と目標O2 センサ出力
電圧との差)VD[i] を更新する。すなわち、第i(i
=0,1,…,p−1)回前のVD[i] を第“i+1”
回前のVD[i+1] とする(ステップ404)。これは、
過去p回分の電圧偏差VD[i] のデータをRAM105
内に記憶し、今回新たに電圧偏差VD[0] を算出するた
めである。
【0044】次いで、O2 センサ17の出力電圧VOS
を検出する(ステップ406)。次いで、そのVOS及
び目標O2 センサ出力電圧VOST(例えば0.5V)
に基づいて、 VD[0] ←VOS−VOST なる演算を実行することにより、最新の電圧偏差VD
[0] を求める(ステップ408)。
【0045】最後に、 DV←KVP*VD[0] +KVI*ΣVD[i] なる演算により、PI制御によるA/Fセンサ出力電圧
補正量DVを決定する(ステップ410)。なお、KV
P及びKVIは、それぞれ比例項及び積分項のゲインで
ある。こうして求められた補正量DVは、前述したよう
に、Aバンク用及びBバンク用の各メイン空燃比フィー
ドバック制御ルーチンにおいて、A/Fセンサ13によ
るフィードバック制御の制御中心電圧を変化させるため
に使用される。
【0046】図13は、Aバンク用燃料噴射制御ルーチ
ンの処理手順を示すフローチャートである。このルーチ
ンは、240°CA周期の所定クランク角ごとに実行さ
れる。最初に、前述したAバンク用筒内空気量推定及び
目標筒内燃料量算出ルーチンにおいて算出された目標筒
内燃料量FCRA [0] 、及びAバンク用メイン空燃比フ
ィードバック制御ルーチンにおいて算出されたフィード
バック補正量DFA に基づき、 FIA ←FCRA [0] *α+DFA +β なる演算を実行して、燃料噴射量FIA を決定する(ス
テップ502)。なお、α及びβは、他の運転状態パラ
メータによって定まる乗算補正係数及び加算補正量であ
る。例えば、αには、水温センサ9によって検出される
機関冷却水温THWに基づく基本的な補正が含まれ、ま
た、βには、燃料の壁面付着量(過渡運転状態において
吸気管圧力の変化に伴い変化する)の変化に基づく補正
が含まれている。最後に、求められた燃料噴射量FIA
がAバンク内の該当気筒の燃料噴射弁7から噴射される
ように、該当気筒に対応するダウンカウンタ108、フ
リップフロップ109及び駆動回路110を制御する
(ステップ404)。
【0047】なお、同様に、Bバンク用燃料噴射制御ル
ーチンが、240°CA周期の所定クランク角ごと(A
バンク用ルーチンの実行時期と120°CAずれてい
る)に実行される。
【0048】以上、本発明の実施形態について述べてき
たが、もちろん本発明はこれに限定されるものではな
い。例えば、本実施形態は、触媒上流側に全域空燃比セ
ンサを備えるとともに触媒下流側にO2 センサを備える
ダブルセンサシステムに対して本発明を適用したもので
あるが、上述の説明から明らかなように、触媒上流側の
全域空燃比センサのみでフィードバック制御を行う機関
にも本発明は適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の気筒群を有する内燃機関で各気筒群ごとの排気通
路が集合した排気集合通路に触媒上流側空燃比センサを
設けて空燃比フィードバック制御を行う空燃比制御装置
において、排気混合状態や空燃比センサへの排気当たり
状態を考慮することにより空燃比制御精度を向上させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空燃比制御装置を備
えた電子制御式内燃機関の全体概要図である。
【図2】空燃比とA/Fセンサ出力電圧との関係を示す
特性図である。
【図3】空燃比とO2 センサ出力電圧との関係を示す特
性図である。
【図4】Aバンク用筒内空気量推定及び目標筒内燃料量
算出ルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図5】推定された筒内空気量及び算出された目標筒内
燃料量の記憶状態を説明するための図であって、(A)
はAバンク用を、(B)はBバンク用を示す。
【図6】Aバンク用メイン空燃比フィードバック制御ル
ーチンの処理手順を示すフローチャート(1/2)であ
る。
【図7】Aバンク用メイン空燃比フィードバック制御ル
ーチンの処理手順を示すフローチャート(2/2)であ
る。
【図8】(A)は、機関回転速度NEと機関負荷GNと
に応じてAバンク用フィードバック制御における遅延サ
イクル数dA を定めるマップを示す図であり、(B)
は、機関回転速度NEと機関負荷GNとに応じてBバン
ク用フィードバック制御における遅延サイクル数dB
定めるマップを示す図である。
【図9】遅延サイクル数dA に対する過渡補正量dAC
定めるマップを示す図である。
【図10】排気の混合状態を考慮し、積算吸入空気量R
Aと機関回転速度NEとに応じてフィードバック燃料補
正量DFA を補正するための補正係数KMA を定めるマ
ップを示す図である。
【図11】A/Fセンサに対する排気の当たり状態を考
慮し、積算吸入空気量RAと機関回転速度NEとに応じ
てフィードバック燃料補正量DFA を補正するための補
正係数KGA を定めるマップを示す図である。
【図12】サブ空燃比フィードバック制御ルーチンの処
理手順を示すフローチャートである。
【図13】Aバンク用燃料噴射制御ルーチンの処理手順
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…機関本体 2…吸気通路 3…エアフローメータ 4…ディストリビュータ 5…クランク基準位置センサ 6…クランク角センサ 7…燃料噴射弁 9…水温センサ 10…制御回路 11…バンクごとの排気通路 13…上流側空燃比センサ(A/Fセンサ) 14…排気集合通路 16…三元触媒コンバータ 17…下流側空燃比センサ(O2 センサ) 18…スロットル弁 19…スロットル開度センサ 101…マルチプレクサ内蔵A/D変換器 102…入出力インタフェース 103…CPU 104…ROM 105…RAM 106…バックアップRAM 107…クロック発生回路 108…ダウンカウンタ 109…フリップフロップ 110…駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒群ごとの排気通路が集合した
    排気集合通路に三元触媒が設けられた内燃機関の空燃比
    制御装置であって、 前記三元触媒より上流側の前記排気集合通路に設置さ
    れ、排気ガスの空燃比にほぼ比例する出力特性を有する
    空燃比センサと、 前記空燃比センサによって現在検出されている空燃比と
    所定の遅延時間前の吸入空気量とに基づいて実燃料量の
    目標燃料量からの偏差を算出し、該偏差に応じて燃料の
    フィードバック補正量を算出する空燃比フィードバック
    制御手段と、 前記排気集合通路内での前記各気筒群からの排気の混合
    状態を検出する混合検出手段と、 前記混合検出手段によって検出される排気の混合状態に
    基づいて、前記空燃比フィードバック制御手段において
    算出されるフィードバック補正量を変更するフィードバ
    ック補正量変更手段と、 を具備する、内燃機関の空燃比制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の気筒群ごとの排気通路が集合した
    排気集合通路に三元触媒が設けられた内燃機関の空燃比
    制御装置であって、 前記三元触媒より上流側の前記排気集合通路に設置さ
    れ、排気ガスの空燃比にほぼ比例する出力特性を有する
    空燃比センサと、 前記空燃比センサによって現在検出されている空燃比と
    所定の遅延時間前の吸入空気量とに基づいて実燃料量の
    目標燃料量からの偏差を算出し、該偏差に応じて燃料の
    フィードバック補正量を算出する空燃比フィードバック
    制御手段と、 前記空燃比センサに対する排気の当たり状態を検出する
    排気当たり検出手段と、 前記排気当たり検出手段によって検出される排気の当た
    り状態に基づいて、前記空燃比フィードバック制御手段
    において算出されるフィードバック補正量を変更するフ
    ィードバック補正量変更手段と、 を具備する、内燃機関の空燃比制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7032374B2 (en) 2003-02-03 2006-04-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust purification apparatus for internal combustion engine
JP2008128174A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Denso Corp 内燃機関の制御装置
US7389174B2 (en) 2004-03-24 2008-06-17 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Air/fuel ratio control apparatus for internal combustion engine
JP2015169185A (ja) * 2014-03-11 2015-09-28 株式会社デンソー エンジンの制御装置

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