JPH11158824A - 発光標識体、発光標識体保持装置、携帯用信号表示灯 - Google Patents

発光標識体、発光標識体保持装置、携帯用信号表示灯

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JPH11158824A
JPH11158824A JP9344161A JP34416197A JPH11158824A JP H11158824 A JPH11158824 A JP H11158824A JP 9344161 A JP9344161 A JP 9344161A JP 34416197 A JP34416197 A JP 34416197A JP H11158824 A JPH11158824 A JP H11158824A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンパクトな携帯用信号表示灯を載置するス
タンドと、三角ポールに装着、搭載する保持装置を提供
する。 【構成】 磁石受け吸着板と吸着板の周囲を覆う可撓性
材質によって吸着板を保持し、携帯用信号表示灯を装着
保持するホルダ部と、ホルダ部外周部に光反射手段を設
けた携帯用信号表示灯載置スタンドであり、三角ポール
内外部に装着可能とした発光標識体。また、載置スタン
ドは積載収納可能とする凹凸形状のホルダ外周部とする
こと、及び、収納運搬用の収納具はスタンドアームと、
キャスタと、支柱と、把手を有し、載置スタンドを積載
収納し、容易に運搬可能とする収納具を提供する。本発
明によれば、誘導灯である携帯用信号表示灯を三角ポー
ルの装着照光用として利用できるようにし、夜間の使用
時には設置や撤収の作業性を向上させる他、悪使用条件
環境においても安全で、確実な発光標識体の提供を実現
する事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路上に配置し発光さ
せる発光標識体、詳しくは発光標識体を効果的に利用す
るための保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本国特許公開公報番号、平07
−230702の合図灯兼用懐中電灯及び合図灯が知ら
れている。
【0003】また、実案登録番号3023549の携帯
用信号表示灯、実用新案登録番号3027913の携帯
用信号表示灯、或いは特許公開番号 平09−0226
01の携帯用信号表示灯が知られている。
【0004】これらの信号表示灯にはキャップ一端部の
電池キャップ部にマグネットが装備されていて、鉄に類
する吸着可能な金属に信号表示灯を吸着保持させること
で使用できるようになっている。
【0005】また、道路工事等で用いられる三角ポール
は一般的にカラーコーン(以下三角ポールと呼ぶ)と呼
ばれ、接地部である底面は角を適当にR形状とした正方
形のベース部を有し、その正方形略中心から垂直に円錐
形状を形成していわゆるコーン形状を成している。
【0006】また、内部は中空になるように、数mmの
基準板厚によってモールド樹脂により一体成形加工さ
れ、多くは赤色着色されていて、また、光を透過するこ
とが可能である。
【0007】また、その三角ポールの先端頭頂部は球面
に成形した物や、頭頂部を水平に切断した開口部を設け
た物もあり、この穴あきの物には上部から電球を入れて
内部から照光することができる用にした物がある。
【0008】交通の激しい幹線道路は交通量が少なくな
る夜間工事とする事が多く、この際は道路上に工事中で
あることを通行者に視覚的に知らせるための発光標識体
である様々な器具装置によって、より安全に工事遂行す
ることが求められている。
【0009】また、場合によっては道路を通行往来する
車や人の流れを誘導する誘導者を適宣配備するが、この
誘導者は反射式や発光式の襷状安全表示装置を装着し、
発光LED等による赤色に発光する誘導灯を持ち誘導す
ることが知られている。
【0010】また、自動車には発煙筒が装備されている
が、非常時、例えば高速道路の交通事故などの際は遠方
から走行してくる自動車の運転手に速やかに知らせるた
めに使用する発煙筒は一般的には運輸省の規定する基準
に合致していなければならない。
【0011】また、自動車には夜間の非常時に用いるた
めの懐中電灯を常備することが定められている。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、前
記従来例の携帯用信号表示灯によれば、外形が円筒形で
あるため発煙筒の代替品として使用した場合、道路は平
面なところだけでなく登りや下り或いはバンク角度など
狭い日本ではむしろ傾斜地が多い。
【0013】平坦な道路のように見えても水はけ等の都
合により路側帯にかけて傾斜をつける事が多いため、円
筒形のままでは転がり確定すべき位置に安定しにくい問
題点があった。
【0014】更に、大雨の夜間では発煙筒は着火させる
のに手間取ったり、場合によっては消えたりする恐れも
ある。
【0015】また、高速道路では、無風、弱風の場合に
発煙筒の代用として道路に確定すべき位置に設置したと
しても、高架状の高い位置の高速道路では突風などの風
によって急に携帯用信号表示灯が転がり高速車が走行す
る方向に転動し、場合によっては走行する自動車に衝突
して、二重事故を引き起こす可能性があった。これを回
避するためにわずかにスイッチなどの凸部を設け、転が
りを防止する方策や紙製の折り畳み式簡易スタンド等を
具備する方策もとられているが不十分であった。
【0016】一方、本来の目的である、より遠方の自動
車運転者に知らせることが必要であるにも関わらず発煙
筒の多くは地面に横たえて使用するため、この遠方の人
には発煙筒の煙でしか伝えることができない為認知が遅
れる等の問題点がある。
【0017】更に、トンネルで発煙筒をうっかり使用す
ると、視界が遮られる他、煙ということで運転者に対し
て極度の不安感を与えてしまうため二次的な交通事故の
心配も考えられる。
【0018】そこで、より安全な赤色の光による視界を
遮らない前述の携帯用信号表示灯が知られているが、そ
の大きさや発光量には限界があり、一定の効果は有るが
より安全により遠くに知らせるための方策が求められて
いた。
【0019】また、三角ポールを夜間に発光させるため
に、一般的には発電装置と、これに接続されたACコー
ドケーブルと、電球を多数装着するソケットと、交換可
能な電球と、電球を保護する保護ブラケットによって構
成された照明器具を設置して、この電球を三角ポール内
部に収納して内部から三角ポールを照光して照明するよ
うにしているが、このケーブル方式の場合は以下の問題
点がある。
【0020】工事中に電球を落下させて破損させてしま
いやすいことまた、割れた電球のガラスでケガをしやす
いこと、電線に足が引っかかって転倒したり、工事用車
両により断線してしまうことや、工事用具などでうっか
り切断やショートさせることで発電機に損傷を与えた
り、感電する危険性を含んでいる。
【0021】また、雨の日は漏電の危険性や、また、ガ
ス工事等では接点などで発生するスパークや長時間の点
灯で発熱した電球の熱によりガスに引火する危険性があ
り使用する場合は細心の注意が必要であり、場合によっ
ては使用不可能な場合もある。
【0022】一方、誘導灯等の携帯用信号表示灯では前
記公報に見られるように防水、防爆機能を備えた物が知
られていて、LEDのように発熱の無い安全な光源を用
いて利用できるようにしている物があるが、夜間の刻々
と変化する工事状況や分かりづらい天候に対し、安全、
かつスピーディな三角ポール照光手段はあまり実用化さ
れていない。
【0023】特に、高速道路の事故処理など、緊急事態
発生の場合に、或いはその環境状況が、ガソリンやLP
ガスなどの危険物輸送車の事故など、極めて危険な場合
であっても、大雨であってもパトカーや事故処理レッカ
ー車などに省スペースで少しでも多く積載でき、事故現
場に到着するや否や特に、迅速かつ確実に安全が保障で
きる多機能な発光表示体が求められていた。
【0024】以上の問題点を鑑み、本発明の目的とする
ところは、信頼性、設置性に優れた携帯用信号灯を、簡
単な装着保持手段を利用することで、色々な状況にマッ
チした優れた使用設置状態を安全かつ簡単、スピーディ
に実現可能とすることを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】道路上に設置される発光
標識体において、磁石受け吸着板と吸着板の周囲を覆う
弾性材質若しくは軟質プラスチックによって吸着板を保
持するホルダ内径部と、携帯用信号表示灯を着脱可能と
する複数の案内部材と、ホルダ外径部に設けた光反射手
段と、ホルダ外形上下部に設けたられた積載収納時にお
ける占有体積を削減すると共に複数個を積重して運搬可
能とした積重ね案内保持凹凸ガイド形状と、該凹凸形状
の突出部は接地面に対し3点で支持する足を兼ね備えた
ことによって成り、複数個の携帯用信号表示灯を接地面
に対して略垂直に保持するスタンドとしたことを特徴と
するため、1個若しくは複数の携帯用信号灯のマグネッ
ト部を吸着板金に保持させるだけで容易に、かつ迅速に
明るく目立つ発光体を地面から三脚形状により安定して
立てて保持出来るようにしたことと、吸着板が金属であ
って重錘を兼ねることで風雨に際しても安定して設置出
来るようにした物である。
【0026】また、ホルダ外形部に設けられた係止手段
形状と、三角ポールの内底部とが嵌着脱可能に取り付け
られる保持手段を有していて、吸着板に前記携帯用信号
表示灯を装着点灯した状態で三角ポール内に収納し、三
角ポール外部に光を透過して放光することで、三角ポー
ルにて使用して、暗所、夜間に発光により表示可能とし
た事を特徴とするため、スタンドである発光標識体の吸
着板を含む構成物が重錘を兼ねて三角ポールを下内側か
ら保持すること並びに、重心を下方向に向けることによ
り、風による移動や転倒を防止するようにした物であ
る。
【0027】また、蓄光材をホルダ部材に混入若しくは
塗布、或いは光反射シート貼付装着して、視覚的認知手
段を設けて成る事を特徴とすることで、電池が切れても
蓄光発光や車の反射光の効果により設置場所が暗所や暗
闇でも識別できるようにした物である。
【0028】また、三角ポールの開口下面で接地面に前
記発光標識体を配置してなる保持手段を設けて成る事を
特徴とする事により、遠方からの自動車のヘッドライト
等の光を反射させることが出来るので、暗所での視覚的
認知度を向上させることが可能とした物である。
【0029】また、上部の貫通穴を有する三角ポールに
非常灯等の携帯用信号表示灯を支持する発光標識体保持
装置において、携帯用信号表示灯を三角ポール内部に保
持する第1のガイド保持部と、コーン外部に保持する第
2のガイド保持部を有する事を特徴とすることにより、
三角ポール内部の照光と三角ポール頭頂部の上方向での
高い位置の2カ所に携帯用信号表示灯を配置する事が可
能となり、保持部材1個を三角ポールの頭頂部に装着す
ることで、何れか片側のみの装着と両側装着が出来るよ
うにした物である。
【0030】また、上部の貫通穴を有する三角ポールに
非常灯等の携帯用信号表示灯を支持する発光標識体保持
装置において、携帯用信号表示灯を装着する保持手段を
有し、かつ前記三角ポールに対して、該携帯用信号表示
灯をコーン部材の外部に支持する第1のガイド、及びコ
ーン内部に支持する第2のガイド部材を設けて、三角ポ
ール部材に対して携帯用信号表示灯を2位置に保持する
ことを可能とすると共に、地面等の略水平面に対して自
立保持するための転倒防止用の基台を設けたことを特徴
とすることにより、三角ポールの内部に対して、先端部
に開口の無い三角ポールを使用する場合は、地面に設置
して、上方向から三角ポールを被せて照光する場合と、
上部に開口が有る場合は上部開口から挿入して開口部で
保持し、内部を照光する場合と、何れかを使用する三角
ポールの形状に合わせて使用可能とした物である。
【0031】また、道路上に設置される発光標識体保持
装置において、地面などの略水平面に対して、該基台か
ら伸延する転倒防止用の補助ガイド形状が、発光標識体
保持装置自体を移動運搬する際の把手を兼ねていること
を特徴とすることで、多数個の三角ポールの設置時にで
も作業が簡単でまた把手を持って運搬できるので作業を
効率よく行うことが出来るようにした物である。
【0032】また、道路上に設置される発光標識体保持
装置において、地面などの略水平面に対して自立補助す
る転倒防止ガイド部を、携帯用信号表示灯を保持する部
分に対して分離可能な構成とし、かつ携帯用信号表示灯
を装着可能とする手段を設けることを特徴とする事によ
り、それぞれの分割された部品をまとめて収納できるよ
うにしたことで、省スペースを達成しながら整理整頓を
行いやすくすることで、設置に掛かる時間の短縮を可能
とした物である。
【0033】また、発光LEDと、LED点滅制御回路
と、電源供給部と、操作スイッチ部と、発光体の光源を
覆う光透過性の拡散効果を有する保護ケース部を有す
る、携帯用信号表示灯において、外形の一部に凹、若し
くは凸形状を形成する事、若しくは、電池ホルダキャッ
プ部に異形状部材を装着し、一体的に成さしめて、転が
り防止手段とした事、並びに、該凹、凸形状が他の保持
手段に対して、嵌合係止手段を兼ねる事を特徴とするこ
とにより、使用実施時の装着作業性が向上すると共に確
実な保持固定を可能とすることと、路面上で容易に転が
り移動していくことを防止することを可能とする形状が
両立できるようにした物である。
【0034】また、永久磁石と、発光LEDと、LED
点滅制御回路と、電源供給部と、操作スイッチ部とを有
する、携帯用信号表示灯において、発光体の光源を覆う
光透過性の拡散効果を有する保護ケース部の保護ケース
を無色透明部材と赤色透明部材とを任意に交換可能とし
たこと、若しくは、無色透明保護ケースに対して、赤色
透明のフィルタ部材を着脱可能に装着したことを特徴と
することにより、通常の安全表示灯と緊急時に用いられ
る非常信号灯との区別を明確に表すことが出来るように
すると共に交換出来るようにしたことでスピーディな状
況に対応する操作性を兼ね備えたものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0036】
【実施の形態1】図1は、本発明の第一の実施形態を示
す断面図であって、図において、携帯用信号表示灯10
0はスタンド1にセットされ、これにコーン26を覆い
かぶせて保持した構成である。
【0037】図1ないし図3において、円盤形状の携帯
用信号表示灯を搭載する、載置スタンド1は、ホルダ部
2と吸着板3により成り、ホルダ部の底面には地面設置
時に安定して設置できるように脚部である突起部5を設
け、円周を3等分するように配置しており、多少の凹凸
部であっても確実に3点が接地するためスタンドが安定
して設置可能と成してある。
【0038】一方、ホルダ部2は昼光にて目立つ赤色
や、黄色などの蛍光顔料を用いて視認性が高まるように
着色してあり、更に夜間においても作業性を損なわない
ようにするために夜光顔料(蓄光顔料)も混入させてあ
る。
【0039】また、ホルダ部2の外観側面には反射テー
プ4を貼付固定してあり、夜間など暗い環境でライトを
照射するとによって光が反射し、視認性が高まるように
してある。
【0040】なお、反射シート4は基材に光沢鏡面を成
すアルミニウムの表面に、ピラミッド形や、三面体キュ
ーブ形状の光透過性の軟質樹脂に顔料(赤色、白色、黄
色など)を混入させて反射光の波長を変換することによ
って、入射角に対してほぼ180度の反射を目立つ色で
効率よく反射表示できるようにしてある。
【0041】一方、突起部5近傍には支持係止爪6を設
け、その上面に吸着板3が設けられていて、吸着板3は
鉄の表面にメッキや防錆処理を施した円板であり、重り
の機能と、マグネット吸着保持機能を兼ねていて、円筒
形状のホルダ部2の内側に設けた支持係止爪6によって
脱落防止保持機能を持たせてある。
【0042】また、吸着板上面にはホルダ部2から一体
的に延伸している円筒状の案内部材7が設けられてい
て、案内部材7は、携帯用信号表示灯100装着におい
て容易に着脱できるように携帯用信号表示灯を案内保持
するとともに、強風や落下、転倒に対しても耐えられる
ように保持する機能である支え壁と係止爪とマグネット
の吸着の相乗効果により確実なものにしてある。
【0043】またホルダ部2外径部にはコーン26が装
着、保持できるようにしてあり、コーン26は一般的に
は赤色系の着色をしていて軟質塩ビや軟質ポリプロピレ
ン、エラストマー等の可撓性の材質によってモールドイ
ンジェクション成形や圧空成形等によって作製してあ
る。
【0044】 素材自体は透明若しくは半透明の材質に
着色してあるため内部で発光する携帯用信号表示灯の光
を透過することができるため、外部から見ると行灯や提
灯のようにコーン26の形状が暗がりで灯光するのが容
易に認識できるようにしたものである。
【0045】一方、コーン26の上部には一部を凹形状
若しくは貫通穴に成形し把手14としていて、高速道路
などパトロールカー若しくは荷物トラックの車上から道
路面に下車、降車すること無く、徐行しながら順番に路
面に配置していけるようにしてあり、また、他方回収、
撤収の際もトラック荷台上などから容易に取り上げるこ
とができるようにしてある。
【0046】図13、図14図15は携帯用信号表示灯
100の一例を示し、図13ないし図14は携帯用信号
表示灯100の外観を示し、図13は正面図、図14は
側面図、図15は同主断面を示している。
【0047】同図15において円筒形状の操作部ケース
103の端部に接合されて延伸する透明筒ケース107
が設けられていて、更にその先端部にはライト蓋109
がネジ部126によりパッキン108を介して螺旋状に
締め付けられ保持固定できるようにしてある。
【0048】 一方、操作部ケース103の反対側に
はパッキン102を介して電池蓋101が同様に螺旋状
にネジ部116にて締め付けられ固定されている。
【0049】また、操作ケース103には操作部である
ところのスイッチ釦104、105、106が配備され
ている一方、内部には電装品や電源が収納されている。
【0050】電池蓋101内部には電池117と接触通
電する円盤状の板接点115が設けられていて、この板
接点の中央部には支軸114が加締められている。
【0051】この際、電池蓋101とヨーク111が同
時に共加締めされ、固定されている。
【0052】一方、ヨーク111には、リング形状の永
久磁石112が貼付け固定されていて、磁気回路を形成
できるようにしてある。
【0053】更に永久磁石の外観面には注意書きなどを
印刷した保護シールを貼着してあり、不要なものがマグ
ネットの表面に付着しても保護シートにより容易に拭き
取り清掃しやすくしてある。
【0054】また、パッキン102はOリングの代用も
可能であり、操作部ケース103と電池蓋101の間の
ネジ部116からの水の浸入を阻止する機能を有し防水
効果を得ている。
【0055】電池蓋101の内側の板接点115には乾
電池UM−3や、Ni−cd充電電池などの電源である
ところの電池117を、バネ接点118により押圧させ
て内部のプリント配線基板119に接続され、電力の供
給を行うようにしてあり、電池蓋101のネジ部116
を緩めて取り外すと、内部の電池117を着脱、交換で
きるようになっている。
【0056】一方、プリント配線基板119の表面には
スイッチ120,121,122が配置されていて、電
子部品の回路内部の制御を行うことができる。スイッチ
の操作によって電気信号は発光LED123,124、
やビームライト129を点灯や点滅させることが可能な
電子回路である。
【0057】スイッチ120、121、122の上部に
はスイッチボタン104、105、106が設けられて
いる。このスイッチボタン120、121、122は軟
質の弾性ゴム材質により一体的に成形加工されていて、
スイッチボタンの周囲はボタンを押操作した際にソフト
に操作できるように薄肉にして撓み部を形成している。
【0058】一方、発光LED123、124を取り囲
む透明筒ケース107の内面には透明拡散筒134が設
けられていて、発光LED123,124の光線を拡散
させて視認性を高める事を可能にしてある。このLED
を包囲している透明ケース107を、例えば赤色や黄色
に着色する事で周囲に対してより強く認識せしめられる
効果も付与できる。
【0059】また、透明拡散筒の内側には円筒長手方向
にV溝状の筋目ローレットを入れると共に、外径側には
円筒周方向にV溝状の筋目ローレットを入れ内面と外面
とでローレットが直交するようにしてあるために光を拡
散する事ができる。
【0060】さらに、この透明拡散筒134の部品加工
は射出成形を行い、内側は円筒長手方向に型を抜くため
筋目ローレットも長手方向に延伸していなければならな
い。
【0061】一方、透明筒ケース107先端部にはネジ
部126が設けられていて、防水、防爆を目的としたパ
ッキン108を挟持してライト蓋109が締め付けられ
固定されている。
【0062】プリント配線基板119から延伸して接続
されたビームライト129の周囲には、略円錐曲面形状
の反射鏡127が設けられていてビームライト129の
光を反射させ効率的に放出投光できるようにしてある。
【0063】反射鏡127の前面には、ビームライト1
29ランプの保護と反射鏡127の汚れ防止、保護に為
に透明なライトカバー128が設けられている。
【0064】なお、このライトカバー前記のごとく着色
する事で視認性を高める事が可能である。ライトカバー
128はライト蓋と2色成形若しくは、別部材を接着、
溶着することで防水効果を得ている。
【0065】斯くして、防水、防爆効果のある、あらゆ
る悪環境で使用できる非常信号灯として使用可能な携帯
用信号表示灯の提供ができるようになり、本発明のごと
く道路工事や事故対策用の信号表示灯として使用できる
物である。
【0066】
【実施の形態2】次に、本発明の実施の形態2を図4に
基づいて説明する。
【0067】本実施の形態における収納具20は、前記
実施の形態1において説明した携帯用信号表示灯100
を保持する載置スタンド1を収納する際に使用するもの
であり、図において、スタンドアーム21の下部にはキ
ャスター25が取り付けられていて、収納具20を容易
に移動できるようにしてあり、また、スタンドアーム2
1上部には支柱22が略中央部に垂直方向に取り付けら
れている。
【0068】支柱22はスタンドアーム22にネジ締結
により装着したり、溶接によって固定することも可能で
ある。
【0069】また、スタンドアーム21には、把手24
が把手アーム23によって配置されていて運搬性を向上
している他、収納具20を横に倒したときに把手24と
スタンドアーム21とにより支えつつ、支柱22に対し
て載置スタンド1の取り出し、収納作業性を低い位置で
上下方向の動きをなくした事により人体、特に足腰にか
かる負担を少なくする事が出来作業効率を向上する事が
できるようにしてある。
【0070】図示の如く、収納具20の支柱を利用して
載置スタンド1に設けられた支柱ガイド穴11がずれ防
止をしながら上部に積載して収納し、安定化、省スペー
ス化を図ると共に、移動を容易にしたものである。
【0071】元来、載置スタンド1は強風時でもコーン
が転がって行ったり動いたり、転倒することを防止する
ために吸着板は錘の機能も有しているため、運搬や設
置、回収のときはこの載置スタンドを複数個まとめて運
搬するように成るが、手間がかかり、重さのために身体
に負荷を与えることに成る。これを軽減するために本収
納具20を用いると、移動の際はキャスタ25付きであ
り、把手24を押すだけで容易に移動することが可能と
なる。
【0072】また、支柱先端部22aには丸みを持たせ
てあるため収納しやすく作業性の向上が図れるようにし
てある。
【0073】なお、キャスタ25は3個ないしは4個程
度使用し安定性を増すこと、及び、プラスチックや金属
の硬い素材のキャスタ車輪は音もうるさく振動も大きい
ためゴムの車輪を用いたキャスタを選択することにより
静音化が実現できるためより好適である。
【0074】
【実施の形態3】次に、本発明の実施の形態3を図5な
いし図7に基づいて説明する。尚、図5は実施の形態に
係る発光標識体保持装置30及び携帯用信号表示灯10
0を装備した三角ポール33の断面図、図6は発光標識
体保持装置30の上視図、図7はは発光標識体保持装置
30の断面図を示す。
【0075】図6、図7に示すように発光標識体保持装
置30には外観である斜面32と、内部の中央部には貫
通穴であるところの案内壁41及び案内壁42が形成さ
れ、その貫通穴を上下に分割する吸着板35が円筒貫通
穴内径部4個所に設けられたスナップフィット36によ
って保持、固定されている。
【0076】更に、吸着板35の表裏面から一定距離を
保って、案内壁41,42面の上方に係止爪37を、及
び下方に係止爪38を夫夫に左右一対対向する位置に設
けている。
【0077】図5は発光標識体保持装置30の実際の使
用状態を示し、案内壁41にカ゛イト゛されて吸着板35ま
で挿入された携帯用信号灯100は(図15参照)永久
磁石112によって吸着板35に吸着保持するようにし
てある。
【0078】更に、携帯用信号表示灯100の凹部11
0(図13参照)に係止爪37が合致し、装着感を得ら
れるようにすると共に、装着保持力を強めることを実現
している。
【0079】同様に吸着板35の下部にも案内壁42を
設け、下部方向から携帯用信号表示灯の装着を可能とし
て、吸着板35裏面に吸着保持し、係止爪38によって
不用意な落下の防止、保持機能を兼ね備えるようにして
ある。
【0080】また、このようにして上下方向から携帯用
信号表示灯1を装着したときに操作部スイッチの操作を
確実に保証するために逃げ溝43を設けてあるが、携帯
用信号表示灯100を装着する際に多少傾けて挿入しよ
うとした場合でも逃げ溝43部でフリクションを持たせ
ることができるため、装着が容易になるほか、装着方向
の目印に成る効果が有る。
【0081】三角ポール33の上部には図5に示すよう
に開口部を有するものがあり、ここに発光標識体保持装
置30の装着壁45外径部が装着されるようにしてあ
る。
【0082】三角ポール33は一般的に樹脂成形加工し
たものがあり、その材質はポリプロピレン、エラスト
マ、ウレタンゴム、軟質塩化ビフェニールなどの柔軟性
があり可撓性を有する材質によって成させしめられてい
るが、同様に発光標識体保持装置30も可撓性を有する
ことにより成させしめることが可能である。本実施の形
態ではウレタンゴム硬度90度程度にて成形加工を行い
装着性、使用感など好適な状態を得ることができた。
【0083】斯くして三角ポール33上部に発光標識体
保持装置30を用いる事によって、携帯用信号表示灯1
00の装着が実現できるように成り、その結果、通常一
般的な三角ポールを配備する際に容易に発光表示が出来
るように成った。
【0084】更に、本実施形態の特徴である発光標識体
保持装置30に、対向する上下2方向に携帯用信号表示
灯100の装着が出来ること、上部の携帯用信号表示灯
100はより高い位置でより遠方から点灯発光の認識が
出来るように成る事と共に、下部に装着された携帯用信
号表示灯は三角ポール33内部に収納され、発光した際
の信号光はコーン内部を照射した後にコーン三角錐壁を
透過し三角ポール33全体が発光して見えるようにして
ある事によるために、暗所ではそのコーンの位置形状が
正確に把握でき通過する車両などに分かりやすく表示す
る事が可能となった。
【0085】また、場合によっては、発光標識体保持装
置30上下何れかに携帯用信号表示灯100を装着して
もそれぞれの前記のような特徴を有するため、うまく活
用し使い分けを行う事が出来る。
【0086】一方、着脱に関しては装着壁45と三角ポ
ール33穴との間で弾性によって係合されていて、上下
方向に適度な力にて着脱力を付与することで可能と成し
ている事で、作業は容易で、それぞれに収納可能であり
場所を取らず、工具を一切使用せしないことにより、効
率的かつ、段取り良く準備及び片付け作業を行う事が可
能となる。
【0087】その他、本実施形態のホルダはモールド成
形に際し、4個所のスナップフィット36と係止爪37
と係止爪38は位相角をもって適度に配置したために、
金型は上下抜きのみによって達成でき、複雑かつコスト
アップにつながるスライド型を用いる事が不要としてあ
る他、吸着板は組み立て時には4個所の係止爪に嵌め込
むだけで保持できるようにしたために組立作業に手間取
る事がなく、一方インサートモールド成形の如く成形作
業に人手をかけなくても良いようにしてある。
【0088】
【実施の形態4】次に、本発明の実施の形態4を図8な
いし図12に基づいて説明する。尚、図11、図12は
実施の形態に係る載置スタンド60を装備した三角ポー
ル33の断面図、図8ないし図10は載置スタンドを示
し、図8は上視図、図9は断面図を示し、図10は収納
時の形態を示す。
【0089】プラスチック材質によって成形された載置
スタンド60には基台61をベースにし、スタンドアー
ム62、63が保持部64、65によって支持されてい
て、折り畳み可能に取り付けられている。
【0090】また、基台61中央部には略垂直に延伸し
た装着柱66が設けられていて、上面部には鉄板に防錆
メッキを施した吸着板67がネジ68により保持固定さ
れ装着されている。
【0091】また、基台下部にはリブ状に延伸した把手
69が装備されていて、地面85に対して基台61を含
めた載置スタンド60全体を支えている。
【0092】更に、図10においてスタンドアーム6
2,63を折り畳み収納した状態を示し、スナップフィ
ット70により、スタンドアーム62、63は係止保持
されている。
【0093】三角ポール33に装備された実施形態4の
載置スタンド60の使用形態を図11、図12に示し、
上部穴から三角ポール33内部の略中央部に発光部が位
置するようにして、配置装着された携帯用信号表示灯1
00は吸着板67によって吸着保持されている。
【0094】また、この際、スタンドアーム62は折り
畳まれていて、邪魔にならないようにしてある他、把手
69が上部に位置するため、操作しやすく運搬や着脱時
に作業を容易にしてある。
【0095】この時、発光部は三角ポール内部略中央部
にて発光するため、ポール全体が透過光により発光し、
より三角ポールの発光形状を全体に拡散させる事ができ
る効果を有する。
【0096】一方、基台61から下方向に延伸している
ガイドリブ71は、図12のように三角ポール33上部
の穴に装着する事ができるようにしてあり、より高い位
置に携帯用信号表示灯100が位置するように設置でき
るようにしたものである。
【0097】これによって、同一の載置スタンド60で
ありながら、地面85に直接スタンドアーム62,63
を広げて設置できるようにした安定性の良い使い方がで
き、風の強いときなどに有効な設置法方と、三角ポール
33を内部から照光し三角ポールの存在を知らしめる設
置方法と、三角ポール33上方のより高い位置に設置
し、より遠方に信号を知らしめる設置方法の3つの使用
方法を実現できる載置スタンド60の提供が可能となっ
た。
【0098】
【実施の形態5】図19及び図20は携帯用信号灯10
0に伸縮式の円筒形状光透過性拡散部材である伸縮拡散
筒134を追加装着した構成であり、図19には伸縮拡
散筒134を縮めた収納状態を示している断面図であ
り、同図において、携帯用信号表示灯100には図15
に示したように先端ビームライト129による照明灯手
段と、発光LED123,124による発色灯手段を有
しているが、本実施形態ではこの両者を包囲するように
赤色に着色されたプラスチック材料によって成る伸縮可
能な円筒形状光透過性拡散部材である伸縮拡散筒134
を装着可能と成すように構成している。
【0099】この伸縮拡散筒134は図の如く、第一拡
散筒131と、第二拡散筒132と、第三拡散筒133
と、装着手段である取付保持部131aとによりなり、
装着に際しては、携帯用信号表示灯100本体に装着し
てある、装着互換性の有る部品を既製品の一部品と交換
することで装着可能とすることも可能であるが、本実施
の形態では現状既製品の外観形状に合わせるようにし、
更に容易に装着が可能なようにしたものであり、第一の
拡散筒131には取り付け保持部131aの内径部が携
帯用信号表示灯100の外形部に保持手段により係合さ
れていて、取り付け保持部131aをポリプロピレンや
塩化ビニール系樹脂やナイロン等のような材質の特徴で
ある可撓性を有する材質を用いて、携帯用信号表示灯1
00の外形部と嵌合するようにし、更にテーパ部131
cが押し込まれたときに面保持力により係止されるよう
にしてあるが、他の結合保持方法としてはスナップフィ
ットやなどの係止手段や、ロックレバーなど他の機構を
用いても良い。
【0100】第一拡散筒131先端部には係止縁131
bが設けられていて、内径部には第二拡散筒132が長
手方向に摺動自在に収納されていて、更に、第二拡散筒
132の先端部には係止縁102bが設けられていて、
内径部には第三拡散筒132が長手方向に摺動自在に収
納されていて、先端部は袋状に壁面にしてあり、光拡散
部133bを形成させてある。
【0101】第二拡散筒132、第三拡散筒133の他
の端部には係止縁132a、133aを夫夫に設けてあ
り、延伸した際に係止縁131b、132bに当接する
ことでストッパとして働き、抜け止めとするようにして
ある。
【0102】斯して収納時はコンパクトにして省スペー
ス化を図ることができ、携帯性や運搬性の向上を図って
いる。
【0103】図20は前記の図19で説明した携帯用信
号表示灯100の外観図で図19の向きを円筒方向に9
0°回転させたときの状態を示すとともに、前記各拡散
筒131,132,133を最大長さに成るように延伸
させた状態を示す断面図であり、同図において、携帯用
信号表示灯100に設けられた凹部110に拡散筒13
1の取り付け部131aのスナップフィット131eが
係止されている状態を示す。
【0104】携帯用信号表示灯100の透明筒ケース内
部から発光LED123,124(図15参照)の光が
透明拡散板124を通過し、更に透明ケース137を通
過して拡散筒131から外部に放出されることで拡散筒
131は外部から光って見えるように成る。
【0105】また、携帯用信号表示灯100先端部には
(図9参照)ビームライト129の発光による光線は直
接若しくは反射鏡127により反射された光線となり、
ライトカバー128から外部に放出される光線140と
なる。
【0106】図20に示す光線140は拡散筒131の
先端の一部及び、拡散筒132、133の内部に照射さ
れて、拡散筒131,132,133を透過し外部に放
出される光線となり、この光拡散効果によって拡散筒1
31,132,133は共に外部から光って見える。
【0107】なお、前記ビームライト129はハロゲン
ランプを使用することによりその輝度を高めることが可
能であり、より明るくすることもできること、及び、前
記発光LEDも高輝度点灯のものを使用したり、3色発
光のLEDを使用することで自由に色を可変することが
でき更に、表示効果や認識性を高めることでより安全な
誘導灯を提供することが可能となる。
【0108】なお、拡散筒に用いる拡散手段は光透過素
材そのものに光拡散素材を混ぜ合わせて成形したもの、
例えば、透明アクリル材質に白色フッ素を混入させたも
のや素材そのもので光拡散用に製造した市販材料を使用
しても良い。
【0109】さらに、拡散筒の内部や外部にローレット
や格子状の凹凸形状を設けたり、ディンプル状凹凸を形
成することで光拡散効果を出すことが可能であり、ま
た、最近では薄いシート状の光拡散フィルタ等も市販さ
れているためこれを用いて貼着しても同様の効果が得ら
れる。
【0110】その他、拡散筒の着色につては赤色が一般
的に使用されているが、例えば、自動車のブレーキラン
プはブレーキをかけると赤色に発光する。この赤色はブ
レーキランプのカバーに透明な赤色顔料を混入させて着
色することによって成していて、人の目に強く作用させ
るために、視認性に優れていることで知られるカーマラ
インという色を使用している。
【0111】本実施の形態に使用している円筒形状光透
過性拡散部材の赤色着色も同様にこのカーマラインを用
いているため、自動車等の運転者は認知や、判断を早め
ることができるため、より安全に、かつ確実に誘導でき
るような発光色に着色して成すことも達成できた。
【0112】
【実施の形態6】次に、本発明の実施の形態6を図16
ないし図18に基づいて説明する。尚、図16は実施の
形態に係る載置スタンドを積載した断面図、図18は載
置スタンドを示し、図17は上視図、図18は下側断面
図を示す。
【0113】プラスチック材質によって成形された載置
スタンド80には携帯用信号表示灯1を装着する保持部
81の貫通穴と、収納積載時に積み重ねが出来るように
設けた載置カ゛イト゛82が円形筒状の中央部に垂直に配置
されている。
【0114】一方、載置スタンド80の周囲にはスカー
ト状に延伸するフランジ83を有している。
【0115】また、地面に設置される際に使用される脚
部84をフランジ83の端部に設けてあり、設置安定性
の向上に寄与している。
【0116】図17に示すようにフランジ73は円形の
対向する両側面を二方取り状に面を構成している。
【0117】この二方取り形状によって強風や衝突など
でも道路上で転動しにくいようにしてあり、簡易的なも
のでありながら安全性に配慮し、運搬性の良い形状を好
適に組み合わせたものである。
【0118】斯くの如く通常のプラスチック成形により
成る、簡単な載置スタンドにしたものであり、一部品で
シンプルであるがゆえに安価で場所をとらない携帯用信
号表示灯用の載置スタンドの提供を可能にしたものであ
る。
【発明の効果】以上説明したように、従来、単独で使用
していた携帯用信号表示灯の長所や特徴をより有効に使
用できるように、様々な用途の使用方法の展開を図った
事で、工事現場や警察所などからの出動に際して様々な
誘導手段や表示手段を準備し、トラックなどに積載して
運搬する量を減らす事、及び、本発明に係る各アイテム
を準備しておけば、様々な用途に応用できるため、好適
な信号表示手段をチョイスできること、道路では通行車
両との危険な状況、不安定な状況になる、設置や片づけ
に時間を要しないために安全かつ実工事、処理作業に時
間を有効に使う事ができるなど、効果が得られた。特
に、悪条件が揃う雨、夜、風、トンネル、高速道路、引
火性ガス、などの条件下でも安全に短時間で設置できる
優れた信号表示手段の提供が可能となった事などの効果
が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す発光標識体の断面図。
【図2】第1の実施の形態を示す発光標識体載置スタン
ドを示す上視図。
【図3】第1の実施の形態を示す発光標識体載置スタン
ドを示す断面図。
【図4】第1の実施の形態を示す発光標識体載置スタン
ド収納具の側面部分断面図を示す。
【図5】第2の実施の形態を示す携帯用信号表示灯と三
角ポールと発光標識体保持装置を示す断面図。
【図6】第2の実施の形態を示す発光標識体保持装置の
正面図。
【図7】第2の実施の形態を示す発光標識体保持装置の
正面断面図。
【図8】第3の実施の形態を示す発光標識体保持の載置
スタンドの上視図。
【図9】第3の実施の形態を示す発光標識体保持の載置
スタンドの平面図。
【図10】第3の実施の形態を示す発光標識体保持の載
置スタンドの断面図。
【図11】第3の実施の形態を示す発光標識体保持の載
置スタンドの使用状態を示す断面図。
【図12】第3の実施の形態を示す発光標識体保持の載
置スタンドの使用状態を示す断面図。
【図13】本発明で使用した携帯用信号表示灯の平面
図。
【図14】本発明で使用した携帯用信号表示灯の側面
図。
【図15】本発明で使用した携帯用信号表示灯を示す断
面図。
【図16】第4の実施の形態を示す載置スタンドの断面
図。
【図17】第4の実施の形態を示す平面図。
【図18】第4の実施の形態を示す前側断面図。
【図19】第5の実施の形態を示す携帯用信号表示灯、
及び伸縮拡散筒の断面図。
【図20】第5の実施の形態を示す伸縮拡散筒の使用状
態を示す断面図。
【符号の説明】
1 載置スタンド 2 ホルダ部 3 吸着板 4 光反射テープ 5 突起部 6 支持爪 7 案内部材 8 係止爪 9 位置決めピン 10 引掛け穴 11 支柱ガイド穴 12 外ガイド 13 内ガイド 14 把手 15 貫通穴 20 収納具 21 スタンドアーム 22 支柱 22a 支柱先端部 23 把手アーム 24 把手 25 キャスタ 26 コーン 30 発光標識体保持装置 31 係止爪 32 斜面 33 三角ポール 34 反射テープ 35 吸着板 36 スナップフィット 37 係止爪 38 係止爪 41 案内壁 42 案内壁 43 逃げ溝 44 斜面 45 装着壁 60 載置スタンド 61 基台 62、63 スタンドアーム 64、65 保持部 66 装着柱 67 吸着板 68 ネジ 69 把手 70 スナップフィット 71 ガイドリブ 80 載置スタンド 81 保持部 82 載置カ゛イト゛ 83 フランジ 84 脚部 85 地面 100 携帯用信号表示灯 101 電池蓋 102 パッキン 103 操作部ケース 104、105、106 スイッチボタン 107 透明筒ケース 108 パッキン 109 ライト蓋 110 凹部 111 ヨーク 112 永久磁石 113 保護シート 114 支軸 115 板接点 116 ネジ部 117 電池 118 バネ接点 119 プリント配線基板 120,121,122 スイッチ 123,124 発光LED 126 ネジ部 127 反射鏡 128 ライトカバー 129 ビームライト 130 伸縮拡散筒 131 第一拡散筒 132 第二拡散筒 133 第三拡散筒 134 透明拡散筒 135 取付保持部 140 ビーム光線

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路上に設置される発光標識体において、
    磁石受け吸着板と吸着板の周囲を覆う弾性ゴム若しくは
    軟質プラスチックによって吸着板を保持するホルダ内径
    部と、携帯用信号表示灯を着脱可能とする複数の案内部
    材と、ホルダ外径部に設けた光反射手段と、積載収納時
    に複数個を積重して運搬可能としたホルダ外形上下部に
    設けたられた積重ね案内保持凹凸ガイド形状と、該凹凸
    形状の突出部は接地面に対し3点で支持する足を兼ね備
    えたことによって成り、複数個の携帯用信号表示灯を接
    地面に対して略垂直に保持するスタンドであり、汎用の
    携帯用信号表示灯をコーンの所定の内外部に装着可能と
    したことを特徴とする発光標識体。
  2. 【請求項2】ホルダ外形部に設けられた係止形状と、三
    角ポール(カラーコーン)の内底部とが嵌着脱可能に取
    り付けられる保持手段を有していて、吸着板に前記携帯
    用信号表示灯を装着点灯した状態で三角ポール(カラー
    コーン)内に収納し、三角ポール(カラーコーン)外部
    に光を透過して放光し、暗所、夜間に発光により表示可
    能とした事を特徴とする発光標識体。
  3. 【請求項3】蓄光材をホルダ部材に混入若しくは塗布、
    或いは光反射シート材を貼着して、視覚的認知手段を設
    けて成る事を特徴とする前記請求項1項ないし2項に記
    載の発光標識体。
  4. 【請求項4】三角ポール(カラーコーン)の開口下面で
    接地面近傍に前記発光標識体を配置し、保持手段を設け
    て成る事を特徴とする、前記請求項2に記載の発光標識
    体。
  5. 【請求項5】上部の貫通穴を有する三角ポール(カラー
    コーン)に非常灯等の携帯用信号表示灯を支持する発光
    標識体保持装置において、携帯用信号表示灯を三角ポー
    ル(カラーコーン)内部に保持する第1のガイド保持部
    と、コーン外部に保持する第2のガイド保持部を有する
    事を特徴とする発光標識体保持装置。
  6. 【請求項6】上部の貫通穴を有する三角ポール(カラー
    コーン)に非常灯等の携帯用信号表示灯を支持する発光
    標識体保持装置において、携帯用信号表示灯を装着する
    保持手段を有し、かつ前記三角ポール(カラーコーン)
    に対して、該携帯用信号表示灯をコーン部材の外部に支
    持する第1のガイド、及びコーン内部に支持する第2の
    ガイド部材を設けて、コーン部材に対して携帯用信号表
    示灯を2位置に保持することを可能とすると共に、地面
    等の略水平面に対して自立保持するための転倒防止用の
    基台を設けたことを特徴とする発光標識体保持装置。
  7. 【請求項7】道路上に設置される発光標識体保持装置に
    おいて、地面などの略水平面に対して、該基台から伸延
    する転倒防止用の補助ガイド部材が、発光標識体保持装
    置自体を移動運搬する際の把手を兼ねていることを特徴
    とする前記の発光標識体保持装置。
  8. 【請求項8】道路上に設置される発光標識体保持装置に
    おいて、地面などの略水平面に対して自立を補助する転
    倒防止ガイド部を、携帯用信号表示灯を保持する部分に
    対して分離可能な構成とし、かつ携帯用信号表示灯を支
    持する装着手段を設けることを特徴とする前記の発光標
    識体保持装置。
  9. 【請求項9】永久磁石と、発光LEDと、LED点滅制
    御回路と、電源供給部と、操作スイッチ部とを有する、
    携帯用信号表示灯において、発光体の光源を覆う光透過
    性の拡散効果を有する保護ケース部の保護ケースを無色
    透明と赤色透明とに交換可能としたこと、若しくは、無
    色透明保護ケースに対して、赤色透明のフィルタ的保護
    ケース部材を着脱可能に装着したことを特徴とする携帯
    用信号表示灯。
  10. 【請求項10】携帯用信号表示灯の発光部のケースにお
    いて、携帯用信号表示灯に着脱可能な赤色系着色であ
    り、光透過式円筒型光拡散筒であり、伸縮自在な分割式
    の重積式の光透過ケースであり、概携帯用信号表示灯の
    側面の信号発光と、先端部のビーム発光との両方の発光
    を利用して 光透過式円筒型光拡散筒延伸時に発光部の
    長い誘導灯と成した事を特徴とする携帯用信号表示灯。
  11. 【請求項11】スタンドアームと、スタンドアームに装
    着されたキャスタと、スタンドアーム略中央部に立てら
    れた支柱と、スタンドアームから延伸した把手アーム
    と、把手アーム部に設けた把手とにより成り、携帯用信
    号表示灯を載置保持する載置スタンドを重積収納すると
    共に横に倒した際に把手とスタンドアームが支脚とな
    り、この状態で載置スタンドの取り出し収納を可能とし
    た事を特徴とする携帯用信号表示灯載置スタンド収納運
    搬具。
JP9344161A 1997-11-30 1997-11-30 発光標識体、発光標識体保持装置、携帯用信号表示灯 Pending JPH11158824A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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