JPH1115799A - 並列処理システム - Google Patents

並列処理システム

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JPH1115799A
JPH1115799A JP9170032A JP17003297A JPH1115799A JP H1115799 A JPH1115799 A JP H1115799A JP 9170032 A JP9170032 A JP 9170032A JP 17003297 A JP17003297 A JP 17003297A JP H1115799 A JPH1115799 A JP H1115799A
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Masataka Musha
正隆 武者
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理負荷に応じて並列処理を行う演算部の数
を変更して効率的な並列処理を行うことが可能な技術を
提供する。 【解決手段】 処理負荷に応じて外部装置の演算部を利
用して並列処理を行う並列処理システムであって、演算
部の処理能力を示す処理能力値を通知する処理能力通知
部と、演算部の処理負荷を示す処理負荷値を測定して通
知する稼働状況通知部と、前記処理能力通知部及び前記
稼働状況通知部によって通知された処理能力値及び処理
負荷値により複数の外部装置の演算部の余剰処理能力値
を算出し、前記算出した余剰処理能力値に応じて処理を
分割して複数の外部装置に分配し、前記処理を分配した
複数の外部装置からの処理結果を集約する並列処理制御
部とを備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、資源条件に従って
柔軟に並列処理系を構築して運用する並列処理システム
に関し、特に、小型計算機でディジタルビデオ処理や知
的処理等の高負荷処理を実行可能とする並列処理システ
ムに適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の並列処理装置において特定のプロ
グラムを並列処理により高速に実行する場合には、並列
処理装置の筐体内に備えられた複数のプロセッサの数に
合わせて前記特定のプログラムの処理を複数の処理に分
割し、前記分割した個々の処理を各プロセッサで並列し
て実行している。
【0003】この様な並列処理装置では、当該装置で実
行しようとする最大負荷の処理に応じて最大処理能力を
設定し、プロセッサ数等のハードウェア構成を決定して
いる為、筐体が大型となったりシステム価格が高価とな
っており、それらの並列処理装置は、計算機センタ等の
特定の施設に設置されている。
【0004】また、複数のコンピュータをネットワーク
により接続して分散処理システムを構成し、特定のプロ
グラムを並列処理により高速に実行する場合には、前記
特定のプログラムの処理を分割した個々の処理を分散処
理システム内の各コンピュータで並列して実行してい
る。
【0005】従来の分散処理システムのサービス機能を
実現する計算機プロセスをエージェント化したものにつ
いては、例えば「分散処理システムのエージェント指向
アーキテクチャ、情報処理学会論文誌、Vol.37、No.5、
p.840〜852」に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の並列処理装
置では、当該装置で実行する最大負荷の処理に応じてハ
ードウェア構成を決定している為、筐体が大型となった
りシステム価格が高価となるという問題がある。
【0007】また、計算機センタ等に設置された前記従
来の並列処理装置を遠隔地から通信回線を介して利用し
た場合には、通信回線の通信能力の不足の為、動画処理
等の大量のデータの送受信を伴う処理を行うことが困難
であるという問題がある。
【0008】更に、前記従来の並列処理装置において、
当該装置の最大処理能力を上げるにはハードウェア構成
等の変更が必要である為、最大処理能力を超える処理に
対応することが容易でないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決し、処理
負荷に応じて並列処理を行う演算部の数を変更して効率
的な並列処理を行うことが可能な技術を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理負荷に応
じて外部装置の演算部を利用して並列処理を行う並列処
理システムであって、複数の外部装置の演算部の余剰処
理能力値に応じて処理を分割して複数の外部装置に分配
し、並列処理を行うものである。
【0011】本発明の並列処理制御部は、特定の処理を
実行するタスクが発生すると、前記特定の処理の実行が
割り当てられた特定の演算部の余剰処理能力値と、前記
特定の処理の実行に必要な必要処理能力値を調べる。
【0012】前記特定の処理の実行に必要な必要処理能
力値が前記特定の演算部の余剰処理能力値を上回る場合
や、前記特定の処理を前記特定の演算部で実行すると当
該演算部の処理負荷値が所定閾値を上回る場合に、前記
特定の処理を分割し、複数の外部装置に分配して実行さ
せる処理を行う。
【0013】すなわち、並列処理制御部は、通信アダプ
タ及び通信ケーブルを介し、複数の外部装置の演算部の
処理能力値及び処理負荷値を処理能力通知部及び稼働状
況通知部から順次読み込んで、前記特定の演算部で不足
している処理能力値を充足するまで、複数の外部装置の
演算部の余剰処理能力値を求める処理を行う。
【0014】次に並列処理制御部は、複数の外部装置の
演算部の個々の余剰処理能力値の割合に合わせて前記特
定の処理を分割し、分割した処理を通信アダプタ及び通
信ケーブルを介して、個々の外部装置の演算部に分配す
る。
【0015】個々の外部装置の演算部は、通信ケーブル
を介して送られた処理を当該演算部のアイドル時間を使
用して処理し、該処理結果を再び通信ケーブルを介して
並列処理制御部に集約する。
【0016】前記の外部装置の演算部として、例えば家
庭用電化製品や事務機器に用いられているマイクロプロ
セッサを利用することにすれば、余剰処理能力を有する
演算部が周囲に数多く存在することとなり、処理能力に
応じて柔軟に並列処理システムを構築することが可能で
ある。
【0017】以上の様に、本発明の並列処理システムに
よれば、特定の処理を実行するのに必要な必要処理能力
に相当する余剰処理能力を持つ複数の外部装置の演算部
を利用して並列処理を行うので、処理負荷に応じて並列
処理を行う演算部の数を変更して効率的な並列処理を行
うことが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)以下に、特定の演算部に割り当てられた
処理を、その処理負荷に応じて複数の外部装置の演算部
に分配して並列処理を行う実施形態1の並列処理システ
ムについて説明する。
【0019】図1は、本実施形態の並列処理システムの
概略構成を示す図である。図1に示す様に本実施形態の
並列処理システムは、処理負荷に応じて外部装置101
〜103の演算部111〜113を利用して並列処理を
行うコンピュータ100と、演算部111〜113を備
える外部装置101〜103とを通信ケーブル177を
介して接続している。
【0020】外部装置101〜103は、演算部111
〜113であるマイクロプロセッサを有する装置であ
り、例えばテレビやVTR等の家庭用電化製品を含む装
置であるものとする。
【0021】コンピュータ100は、演算部110、メ
モリ120、通信アダプタ130、ディスプレイコント
ローラ・サブシステム170、液晶ディスプレイ171
シリアル・インタフェース172、入力装置173、パ
ラレル・インタフェース174、補助記憶装置175及
びバス176を有している。
【0022】演算部110〜113は、算術論理単位、
命令キャッシュメモリ及びデータ・キャッシュメモリを
内蔵するマイクロプロセッサで、算術論理単位は、対応
する命令キャッシュメモリに書き込まれた命令を1命令
ずつ読込み、読み込んだ命令に従って対応するデータ・
キャッシュメモリ内の目的のデータを処理し、処理結果
を同じく対応するデータ・キャッシュメモリ内の所定領
域に書き込む処理を行う。
【0023】メモリ120〜123は、演算部110〜
113で実行するアプリケーション・プログラムや実行
時に使用されるデータを格納し、演算部110〜113
のメモリ空間にマッピングされる。
【0024】通信アダプタ130〜133は、使用する
通信回線に対応した回線コーデック及び変復調装置であ
り、演算部110接続用のバスインタフェースを備えて
いる。
【0025】並列処理制御部140は、コンピュータ1
00の演算部110での処理負荷が大きい場合に、当該
処理を分割して外部装置101〜103に分配し、演算
部111〜113を利用した並列処理を行う処理部であ
る。
【0026】処理能力通知部150〜153は、他の装
置からの要求に応じて、対応する演算部110〜113
が実行可能な単位時間当たりの命令数であるMIPS(M
illion Instruction Per Second)値等の処理能力値を、
予め格納された特定の記憶領域から読み出して出力する
処理部である。
【0027】稼働状況通知部160〜163は、対応す
る演算部110〜113が実行中の単位時間当たりの命
令数である処理負荷値を測定し、他の装置からの要求に
応じて出力する処理部である。
【0028】本実施形態の並列処理システムでは、演算
部110〜113を並列処理制御部140、処理能力通
知部150〜153または稼働状況通知部160〜16
3として機能させる為のプログラムがメモリ120〜1
23に記録されているものとする。
【0029】尚、前記プログラムは、メモリ120〜1
23以外の他の記録媒体に記録されていても良く、ま
た、並列処理制御部140、処理能力通知部150〜1
53及び稼働状況通知部160〜163を電子回路で構
成しても良い。
【0030】ディスプレイコントローラ・サブシステム
170は、例えば、4MBのフレームバッファと、該フ
レームバッファを走査してアナログRGB信号を出力可
能なディスプレイプロセッサとを備えるサブシステムで
あり、前記フレームバッファは、マスタコントローラで
ある演算部110のメモリ空間にマッピングされる。
【0031】液晶ディスプレイ171は、例えば128
0×1024画素の解像度で1670万色表示可能なT
FT(Thin Film Transistor)液晶のディスプレイで、ア
ナログRGBインタフェースの入力インタフェースを備
えている。
【0032】シリアル・インタフェース172は、RS
232C或はRS232Cに準じた周辺インタフェース
・アダプタで、入力装置173を接続する単数或は複数
のシリアル・ポートと演算部110接続用のバスインタ
フェースを備えている。
【0033】入力装置173は、パソコン用ビットマッ
プ・ポインティングデバイス及びキーボードであり、R
S232C或は該RS232Cに準じたインタフェース
を備えている。
【0034】パラレル・インタフェース174は、SC
SI(Small Computer System Interface)或は該SCS
Iに準じたインタフェースを備える周辺インタフェース
・アダプタで、補助記憶装置175を接続する単数或は
複数のパラレル・ポートと演算部110接続用のバスイ
ンタフェースを有している。
【0035】補助記憶装置175は、固定或はリムーバ
ブル・ディジタルストレージメディアで、例えば5GB
の容量を持つ記録媒体と該記録媒体のデータ読み書きを
制御するストレージメディア・コントローラを備え、該
ストレージメディア・コントローラは、SCSI或は該
SCSIに準じたインタフェースを有している。
【0036】バス176は、演算部110をマスタとす
るアドレス及びデータ夫々に例えば32ビットの幅を持
ち、前記の演算部110、メモリ120及び通信アダプ
タ130等の装置を接続している。
【0037】次に、図1を用いて本実施形態の並列処理
システムの動作を説明する。まず、演算部110〜11
3は、電源が投入されると初期化処理を行う。
【0038】次に、コンピュータ100は、パラレル・
インタフェース174を介して補助記憶装置175から
基本プログラム、並列処理制御部140、処理能力通知
部150、稼働状況通知部160及び必要に応じアプリ
ケーション・プログラムをロードし、メモリ120に常
駐させる。
【0039】次に、コンピュータ100は、ユーザの要
求をシリアル・インタフェース172を介して入力装置
173から読込み、必要な処理を順次実行する。
【0040】また、外部装置101〜103は、メモリ
121〜123に格納されている処理能力通知部151
〜153及び稼働状況通知部161〜163を起動する
と共に、必要に応じて特定の処理プログラムを起動して
当該装置独自の機能を実行する。
【0041】次に、処理能力通知部151〜153は、
演算部110〜113の夫々で実行可能な単位時間当た
りの命令数であるMIPS値等の処理能力値を、予め格
納された特定のレジスタ等の記憶領域から読み出し、読
み出した処理能力値を必要に応じてデータとして出力可
能な状態を保持する。
【0042】また、稼働状況通知部160〜163は、
演算部110〜113の夫々で実行中の単位時間当たり
の命令数である処理負荷値を、特定時間中に実行した命
令数を計測して算出し、算出した処理負荷値を必要に応
じてデータとして出力可能な状態を保持する。
【0043】コンピュータ100の並列処理制御部14
0は、特定の処理を実行するタスクが発生すると、処理
能力通知部150が読み出した処理能力値と稼働状況通
知部160が算出した処理負荷値とから演算部110の
余剰処理能力値を求め、前記特定の処理の実行に必要な
必要処理能力値と比較する。
【0044】並列処理制御部140は、前記比較の結
果、前記特定の処理の実行に必要な必要処理能力値が演
算部110の余剰処理能力値を上回る場合や、前記特定
の処理を演算部110で実行すると演算部110の処理
負荷値が所定閾値を上回る場合に、前記特定の処理を分
割し外部装置101〜103に分配して実行させる処理
を行う。
【0045】すなわち、並列処理制御部140は、通信
アダプタ130〜133及び通信ケーブル177を介
し、外部装置101〜103の演算部111〜113の
処理能力値及び処理負荷値を処理能力通知部151〜1
53及び稼働状況通知部161〜163から順次読み込
んで、演算部110で不足している処理能力値を充足す
るまで、演算部111〜113の余剰処理能力値を求め
る処理を行う。
【0046】並列処理制御部140は、演算部110の
不足処理能力値が演算部111〜113の余剰処理能力
値の和で充足されたなら、演算部110に割り当てられ
ていた前記特定の処理を、演算部111〜113の個々
の余剰処理能力値の割合に合わせて分割し、分割した処
理を通信アダプタ130〜133及び通信ケーブル17
7を介して、外部装置101〜103の演算部111〜
113に分配する。
【0047】外部装置101〜103の演算部111〜
113は、通信ケーブル177を介して送られた処理
を、演算部111〜113のアイドル時間を使用して処
理し、該処理結果を再び通信ケーブル177を介して並
列処理制御部140に集約する。
【0048】並列処理制御部140は、集約された処理
結果から目的の処理結果を求め、その処理内容に応じ
て、ディスプレイコントローラ・サブシステム170或
はパラレル・インタフェース174にバス176を介し
て転送し、得られた処理結果を液晶ディスプレイ171
に表示したり、補助記憶装置175に格納したりする等
の処理を行う。
【0049】次に、本実施形態の並列処理システムにお
いて、リアルタイム処理が必要な動画表示を行うタスク
を実行する場合の動作を図2を用いて説明する。
【0050】図2は、本実施形態の並列処理システムの
処理手順を示すフローチャートである。図2に示す様に
本実施形態の並列処理システムは、電源投入後、ステッ
プ201でシステムイニシャライズを行い、コンピュー
タ100の並列処理制御部140により、ステップ20
2で特定の処理を実行するタスクが発生しているかどう
かを調べる。
【0051】ステップ202でタスクが発生していない
場合には、並列処理制御部140は、ステップ203の
サスペンド状態に遷移し、ステップ204でシステム終
了要求が無い場合にステップ202に戻ることにより、
周期的にシステム終了要求とタスク発生を監視する。
【0052】また、ステップ203のサスペンド状態に
遷移した後、ステップ204でシステム終了要求を検知
したなら、メモリ120上にオープンされたファイルや
スワップ・ファイルを補助記憶装置175に保存し、電
源断可能な状態を作る。
【0053】ステップ202でリアルタイム処理が必要
な動画表示を行うタスクが発生した場合には、並列処理
制御部140は、前記タスクを実行するの必要な処理能
力値である必要処理能力値をステップ205で求め、ロ
ーカルプロセッサである演算部110で前記タスクのリ
アルタイム処理が可能かどうか判断する。
【0054】すなわち、並列処理制御部140は、処理
能力通知部150の読み出した処理能力値と稼働状況通
知部160が算出した処理負荷値との差から演算部11
0の余剰処理能力値を求め、前記タスクの実行に必要な
必要処理能力値と比較する。
【0055】尚、演算部110で実行されるタスクの必
要処理能力値は、当該タスクの処理内容、例えば動画表
示、静止画表示または文字表示等の実行内容や表示する
データの量等に応じて予め定められている値が用いられ
るものとする。
【0056】ステップ205で前記タスクのリアルタイ
ム処理が可能かどうか判断した結果、ローカルプロセッ
サである演算部110のみで十分リアルタイム処理可能
な場合には、ステップ206でローカルプロセッサであ
る演算部110のみにより処理を行い、処理終了後ステ
ップ202に戻り、再びステップ202〜ステップ20
4のタスク発生待ちのサスペンド状態に遷移する。
【0057】ステップ205で前記タスクのリアルタイ
ム処理が可能かどうか判断した結果、前記タスクの実行
に必要な必要処理能力値が演算部110の余剰処理能力
値を上回る場合や、前記特定の処理を演算部110で実
行すると演算部110の処理負荷値が所定閾値を上回る
場合には、ローカルプロセッサのみでのリアルタイム処
理を行うのは不可能であるとして、ステップ207でリ
モートプロセッサである演算部111〜113の処理能
力値及び処理負荷値の情報を収集する。
【0058】すなわち、ステップ207で並列処理制御
部140は、通信アダプタ130〜133及び通信ケー
ブル177を介し、外部装置101〜103の演算部1
11〜113の処理能力値及び処理負荷値を処理能力通
知部151〜153及び稼働状況通知部161〜163
から順次読み込んで、演算部111〜113の余剰処理
能力値の総和を求める。
【0059】ステップ208で並列処理制御部140
は、演算部111〜113の余剰処理能力値の総和と前
記タスクの実行に必要な必要処理能力値とを比較し、余
剰処理能力値の総和が前記タスクの必要処理能力値以上
である場合には、ステップ209で演算部111〜11
3の資源を予約し、ステップ210に進む。
【0060】ステップ210で並列処理制御部140
は、演算部110に割り当てられていた前記タスクの処
理を、演算部111〜113の個々の余剰処理能力値の
割合に合わせて分割する。
【0061】次にステップ211で並列処理制御部14
0は、前記分割した処理を通信アダプタ130〜133
及び通信ケーブル177を介して、外部装置101〜1
03の演算部111〜113に分配する。
【0062】ステップ212で外部装置101〜103
の演算部111〜113は、通信ケーブル177を介し
て送られた処理を、演算部111〜113のアイドル時
間を使用して処理する。
【0063】ステップ213で並列処理制御部140
は、該処理結果を通信ケーブル177を介して受信して
集約し、集約した処理結果から目的の処理結果を求め、
ステップ214で外部資源である演算部111〜113
を開放した後、ディスプレイコントローラ・サブシステ
ム170を介して処理結果を転送して、得られた処理結
果を液晶ディスプレイ171に表示する。
【0064】例えば、ステップ210で並列処理制御部
140は、演算部110に割り当てられていた前記リア
ルタイム処理が必要な動画表示を行うタスクの処理の内
の圧縮データの復元処理を、演算部111〜113の個
々の余剰処理能力値の割合に合わせて分割し、ステップ
211で外部装置101〜103の演算部111〜11
3に分配する。
【0065】ステップ212で外部装置101〜103
の演算部111〜113は、送られた圧縮データ復元処
理を、演算部111〜113のアイドル時間を使用して
処理し、ステップ214で並列処理制御部140は、復
元された動画データを受信して復元後の動画データを集
約し、集約した動画データを液晶ディスプレイ171に
表示する。
【0066】また、ステップ208で演算部111〜1
13の余剰処理能力値の総和と前記タスクの実行に必要
な必要処理能力値とを比較した結果、余剰処理能力値の
総和が前記タスクの必要処理能力値よりも小さい場合に
は、前記タスクのリアルタイム処理は不可能であるとし
てステップ215に進み、前記タスクを非リアルタイム
処理する。
【0067】尚、前記タスクを非リアルタイム処理する
場合には、演算部110のみにより処理しても良いし、
演算部111〜113を利用して並列処理を行っても良
い。
【0068】以上説明した様に、本実施形態の並列処理
システムによれば、特定の処理を実行するのに必要な必
要処理能力に相当する余剰処理能力を持つ複数の外部装
置の演算部を利用して並列処理を行うので、処理負荷に
応じて並列処理を行う演算部の数を変更して効率的な並
列処理を行うことが可能である。
【0069】(実施形態2)以下に、特定の演算部に割
り当てられた処理を、その処理負荷に応じて複数の他の
装置の同一種類の演算部に分配して並列処理を行う実施
形態2の並列処理システムについて説明する。
【0070】図3は、本実施形態の並列処理システムの
概略構成を示す図である。図3に示す様に本実施形態の
並列処理システムは、他の装置からの要求に従って、演
算部110〜113夫々のマイクロプロセッサの種類を
示す識別子を通信ケーブル177を介して出力する識別
子通知部301〜303を備えている。尚、本実施形態
の並列処理システムの他の構成については、前記実施形
態に示したものと同様とする。
【0071】本実施形態の並列処理システムでは、演算
部111〜113を識別子通知部301〜303として
機能させる為のプログラムがメモリ121〜123に記
録されているものとする。尚、前記プログラムは、メモ
リ121〜123以外の他の記録媒体に記録されていて
も良く、また、識別子通知部301〜303を電子回路
で構成しても良い。
【0072】本実施形態の並列処理システムにおいて、
並列処理制御部140は、通信アダプタ130〜133
及び通信ケーブル177を介し、外部装置101〜10
3の演算部111〜113の識別子、処理能力値及び処
理負荷値を識別子通知部301〜303、処理能力通知
部151〜153及び稼働状況通知部161〜163か
ら順次読み込んで、演算部110で不足している処理能
力値を充足するまで、演算部111〜113の内で演算
部110の識別子と同一の識別子を有する該演算部の余
剰処理能力値を求める処理を行う。
【0073】並列処理制御部140は、演算部110の
不足処理能力値が該演算部の余剰処理能力値の和で充足
されたなら、演算部110に割り当てられていた前記特
定の処理を、該演算部の個々の余剰処理能力値の割合に
合わせて分割し、分割した処理を通信アダプタ130〜
133及び通信ケーブル177を介して、該演算部に分
配する。
【0074】演算部110の識別子と同一の識別子を有
する該演算部は、通信ケーブル177を介して送られた
処理を、該演算部のアイドル時間を使用して処理し、該
処理結果を再び通信ケーブル177を介して並列処理制
御部140に集約する。
【0075】並列処理制御部140は、集約された処理
結果から目的の処理結果を求め、その処理内容に応じ
て、ディスプレイコントローラ・サブシステム170或
はパラレル・インタフェース174にバス176を介し
て転送し、得られた処理結果を液晶ディスプレイ171
に表示したり、補助記憶装置175に格納したりする等
の処理を行う。
【0076】次に、本実施形態の並列処理システムにお
いて、リアルタイム処理が必要な動画表示を行うタスク
を実行する場合の動作を図4を用いて説明する。
【0077】図4は、本実施形態の並列処理システムの
処理手順を示すフローチャートである。図4に示す様に
本実施形態の並列処理システムは、ステップ201でシ
ステムイニシャライズ後、ステップ202でリアルタイ
ム処理が必要な動画表示を行うタスクが発生し、ステッ
プ205で前記タスクのリアルタイム処理が可能かどう
か判断した結果、前記タスクの実行に必要な必要処理能
力値が演算部110の余剰処理能力値を上回る場合や、
前記特定の処理を演算部110で実行すると演算部11
0の処理負荷値が所定閾値を上回る場合には、ステップ
400でリモートプロセッサである演算部111〜11
3の識別子、処理能力値及び処理負荷値の情報を収集す
る。
【0078】すなわち、ステップ400で並列処理制御
部140は、通信アダプタ130〜133及び通信ケー
ブル177を介し、外部装置101〜103の演算部1
11〜113の識別子、処理能力値及び処理負荷値を識
別子通知部301〜303、処理能力通知部151〜1
53及び稼働状況通知部161〜163から順次読み込
んで、演算部111〜113の内で演算部110の識別
子と同一の識別子を有する該演算部の余剰処理能力値の
総和を求める。
【0079】ステップ208で並列処理制御部140
は、余剰処理能力値の総和が前記タスクの必要処理能力
値以上である場合には、ステップ209で該演算部の資
源を予約し、前記タスクの処理を該演算部の個々の余剰
処理能力値の割合に合わせて分割する。
【0080】次にステップ211で並列処理制御部14
0は、前記分割した処理を該演算部に分配し、ステップ
213で該演算部の処理結果を集約し、ステップ214
で該演算部を開放した後、処理結果を液晶ディスプレイ
171に表示する。
【0081】以上説明した様に、本実施形態の並列処理
システムによれば、特定の処理を実行するのに必要な必
要処理能力に相当する余剰処理能力を持つ複数の外部装
置の演算部を利用して並列処理を行うので、処理負荷に
応じて並列処理を行う演算部の数を変更して効率的な並
列処理を行うことが可能である。
【0082】(実施形態3)以下に、特定の演算部に割
り当てられた処理を、その処理負荷に応じて複数の他の
装置の同一命令体系の演算部に分配して並列処理を行う
実施形態3の並列処理システムについて説明する。
【0083】図5は、本実施形態の並列処理システムの
概略構成を示す図である。図5に示す様に本実施形態の
並列処理システムは、命令体系照合部500及び命令体
系通知部501〜503を備えている。尚、本実施形態
の並列処理システムの他の構成については、前記実施形
態に示したものと同様とする。
【0084】命令体系照合部500は、各マイクロプロ
セッサの命令体系情報、即ち命令長、命令毎の実行サイ
クル数、データ長、エンディアン等を予め保持し、前記
保持している命令体系情報と演算部110〜113から
通知された命令体系情報とを照合し、該照合結果を出力
する処理部である。
【0085】命令体系通知部501〜503は、演算部
110〜113の夫々のマイクロプロセッサの命令体系
情報を通信ケーブル177を介して出力する処理部であ
る。
【0086】本実施形態の並列処理システムでは、演算
部110〜113を命令体系照合部500または命令体
系通知部501〜503として機能させる為のプログラ
ムがメモリ120〜123に記録されているものとす
る。
【0087】尚、前記プログラムは、メモリ120〜1
23以外の他の記録媒体に記録されていても良く、ま
た、命令体系照合部500及び命令体系通知部501〜
503を電子回路で構成しても良い。
【0088】本実施形態の並列処理システムにおいて、
並列処理制御部140は、通信アダプタ130〜133
及び通信ケーブル177を介し、外部装置101〜10
3の演算部111〜113の命令体系情報、処理能力値
及び処理負荷値を命令体系通知部501〜503、処理
能力通知部151〜153及び稼働状況通知部161〜
163から順次読み込み、命令体系照合部500で命令
体系情報の照合を行った後、演算部110で不足してい
る処理能力値を充足するまで、演算部111〜113の
内で演算部110の命令体系と同一の命令体系を有する
該演算部の余剰処理能力値を求める処理を行う。
【0089】並列処理制御部140は、演算部110の
不足処理能力値が該演算部の余剰処理能力値の和で充足
されたなら、演算部110に割り当てられていた前記特
定の処理を、該演算部の個々の余剰処理能力値の割合に
合わせて分割し、分割した処理を通信アダプタ130〜
133及び通信ケーブル177を介して、該演算部に分
配する。
【0090】演算部110の命令体系と同一の命令体系
を有する該演算部は、通信ケーブル177を介して送ら
れた処理を、該演算部のアイドル時間を使用して処理
し、該処理結果を再び通信ケーブル177を介して並列
処理制御部140に集約する。
【0091】並列処理制御部140は、集約された処理
結果から目的の処理結果を求め、その処理内容に応じ
て、ディスプレイコントローラ・サブシステム170或
はパラレル・インタフェース174にバス176を介し
て転送し、得られた処理結果を液晶ディスプレイ171
に表示したり、補助記憶装置175に格納したりする等
の処理を行う。
【0092】次に、本実施形態の並列処理システムにお
いて、リアルタイム処理が必要な動画表示を行うタスク
を実行する場合の動作を図6を用いて説明する。
【0093】図6は、本実施形態の並列処理システムの
処理手順を示すフローチャートである。図6に示す様に
本実施形態の並列処理システムは、ステップ201でシ
ステムイニシャライズ後、ステップ202でリアルタイ
ム処理が必要な動画表示を行うタスクが発生し、ステッ
プ205で前記タスクのリアルタイム処理が可能かどう
か判断した結果、前記タスクの実行に必要な必要処理能
力値が演算部110の余剰処理能力値を上回る場合や、
前記特定の処理を演算部110で実行すると演算部11
0の処理負荷値が所定閾値を上回る場合には、ステップ
600でリモートプロセッサである演算部111〜11
3の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷値の情報を
収集する。
【0094】すなわち、ステップ600で並列処理制御
部140は、通信アダプタ130〜133及び通信ケー
ブル177を介し、外部装置101〜103の演算部1
11〜113の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷
値を命令体系通知部501〜503、処理能力通知部1
51〜153及び稼働状況通知部161〜163から順
次読み込む。
【0095】次に、ステップ601で命令体系照合部5
00は、演算部110の命令体系情報と演算部111〜
113の命令体系情報とを照合し、演算部111〜11
3の内で演算部110の命令体系と同一の命令体系を有
する該演算部の余剰処理能力値の総和を求める。
【0096】ステップ208で並列処理制御部140
は、余剰処理能力値の総和が前記タスクの必要処理能力
値以上である場合には、ステップ209で該演算部の資
源を予約し、前記タスクの処理を該演算部の個々の余剰
処理能力値の割合に合わせて分割する。
【0097】次にステップ211で並列処理制御部14
0は、前記分割した処理を該演算部に分配し、ステップ
213で該演算部の処理結果を集約し、ステップ214
で該演算部を開放した後、処理結果を液晶ディスプレイ
171に表示する。
【0098】以上説明した様に、本実施形態の並列処理
システムによれば、特定の処理を実行するのに必要な必
要処理能力に相当する余剰処理能力を持つ複数の外部装
置の演算部を利用して並列処理を行うので、処理負荷に
応じて並列処理を行う演算部の数を変更して効率的な並
列処理を行うことが可能である。
【0099】(実施形態4)以下に、特定の演算部に割
り当てられた処理を、当該演算部の命令体系に合わせて
変換した後に複数の他の装置の演算部に分配して並列処
理を行う実施形態4の並列処理システムについて説明す
る。
【0100】図7は、本実施形態の並列処理システムの
概略構成を示す図である。図7に示す様に本実施形態の
並列処理システムは、命令体系照合部500、命令体系
通知部501〜503及び命令体系変換部700を備え
ている。尚、本実施形態の並列処理システムの他の構成
については、前記実施形態に示したものと同様とする。
【0101】命令体系変換部700は、所定の命令及び
データ体系から目的の命令及びデータ体系に変換する予
め記憶された変換手順に従って、入力された命令及びデ
ータを変換し、該変換結果を出力可能な処理部である。
【0102】本実施形態の並列処理システムでは、演算
部110を命令体系変換部700として機能させる為の
プログラムがメモリ120に記録されているものとす
る。尚、前記プログラムは、メモリ120以外の他の記
録媒体に記録されていても良く、また、命令体系変換部
700を電子回路で構成しても良い。
【0103】本実施形態の並列処理システムにおいて、
並列処理制御部140は、通信アダプタ130〜133
及び通信ケーブル177を介し、外部装置101〜10
3の演算部111〜113の命令体系情報、処理能力値
及び処理負荷値を命令体系通知部501〜503、処理
能力通知部151〜153及び稼働状況通知部161〜
163から順次読み込み、命令体系照合部500で命令
体系情報の照合を行った後、演算部110で不足してい
る処理能力値を充足するまで、演算部111〜113の
内で演算部110の命令体系と同一または相互変換可能
な命令体系を有する該演算部の余剰処理能力値を求める
処理を行う。
【0104】並列処理制御部140は、演算部110の
不足処理能力値が該演算部の余剰処理能力値の和で充足
されたなら、演算部110に割り当てられていた前記特
定の処理を、該演算部の個々の余剰処理能力値の割合に
合わせて分割すると共に必要に応じて命令体系変換部7
00により処理内容を変換し、その処理を通信アダプタ
130〜133及び通信ケーブル177を介して、該演
算部に分配する。
【0105】演算部110の命令体系と同一または相互
変換可能な命令体系を有する該演算部は、通信ケーブル
177を介して送られた処理を、該演算部のアイドル時
間を使用して処理し、該処理結果を再び通信ケーブル1
77を介して並列処理制御部140に集約する。
【0106】並列処理制御部140は、集約された処理
結果から目的の処理結果を求め、その処理内容に応じ
て、ディスプレイコントローラ・サブシステム170或
はパラレル・インタフェース174にバス176を介し
て転送し、得られた処理結果を液晶ディスプレイ171
に表示したり、補助記憶装置175に格納したりする等
の処理を行う。
【0107】次に、本実施形態の並列処理システムにお
いて、リアルタイム処理が必要な動画表示を行うタスク
を実行する場合の動作を図8を用いて説明する。
【0108】図8は、本実施形態の並列処理システムの
処理手順を示すフローチャートである。図8に示す様に
本実施形態の並列処理システムは、ステップ201でシ
ステムイニシャライズ後、ステップ202でリアルタイ
ム処理が必要な動画表示を行うタスクが発生し、ステッ
プ205で前記タスクのリアルタイム処理が可能かどう
か判断した結果、前記タスクの実行に必要な必要処理能
力値が演算部110の余剰処理能力値を上回る場合や、
前記特定の処理を演算部110で実行すると演算部11
0の処理負荷値が所定閾値を上回る場合には、ステップ
600でリモートプロセッサである演算部111〜11
3の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷値の情報を
収集する。
【0109】すなわち、ステップ600で並列処理制御
部140は、通信アダプタ130〜133及び通信ケー
ブル177を介し、外部装置101〜103の演算部1
11〜113の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷
値を命令体系通知部501〜503、処理能力通知部1
51〜153及び稼働状況通知部161〜163から順
次読み込む。
【0110】次に、ステップ800で命令体系照合部5
00は、演算部110の命令体系情報と演算部111〜
113の命令体系情報とを照合し、演算部111〜11
3の内で演算部110の命令体系と同一または相互変換
可能な命令体系を有する該演算部の余剰処理能力値の総
和を求める。
【0111】ステップ208で並列処理制御部140
は、余剰処理能力値の総和が前記タスクの必要処理能力
値以上である場合には、ステップ209で該演算部の資
源を予約し、前記タスクの処理を該演算部の個々の余剰
処理能力値の割合に合わせて分割する。
【0112】次にステップ801で命令体系変換部70
0は、前記分割した処理の内で相互変換可能な命令体系
を有する該演算部に送信される処理の命令体系を送信先
演算部の命令体系に合わせて変換し、ステップ211で
並列処理制御部140は、前記分割した処理を該演算部
に分配する。
【0113】また、ステップ213で並列処理制御部1
40は、相互変換可能な命令体系を有する該演算部から
受信した処理結果の内容を演算部110の命令体系に合
わせて命令体系変換部700により変換して処理結果を
集約し、ステップ214で該演算部を開放した後、処理
結果を液晶ディスプレイ171に表示する。
【0114】以上説明した様に、本実施形態の並列処理
システムによれば、特定の処理を実行するのに必要な必
要処理能力に相当する余剰処理能力を持つ複数の外部装
置の演算部を利用して並列処理を行うので、処理負荷に
応じて並列処理を行う演算部の数を変更して効率的な並
列処理を行うことが可能である。
【0115】(実施形態5)以下に、特定の演算部に割
り当てられた処理を、その処理負荷に応じて複数の他の
装置の演算部に無線通信により分配して並列処理を行う
実施形態5の並列処理システムについて説明する。
【0116】図9は、本実施形態の並列処理システムの
概略構成を示す図である。図9に示す様に本実施形態の
並列処理システムは、処理負荷に応じて外部装置101
〜103の演算部111〜113を利用して並列処理を
行うコンピュータ100と、演算部111〜113を備
える外部装置101〜103とを無線通信により接続す
る無線通信装置900〜903及びアンテナ910〜9
13を備えている。尚、本実施形態の並列処理システム
の他の構成については、前記実施形態に示したものと同
様とする。
【0117】無線通信装置900〜903は、例えばC
DMA+SS(Code Division Multiple Access + Sprea
d Spectrum)、即ち符号分割多元接続スペクトラム拡散
により通信を行うデータ通信機で、有線接続の制御イン
タフェースから出力されるステータスと同期して入力さ
れる所定の制御信号に従って、他の同様の無線通信装置
間で接続の確立或は切断を行い、該接続中に同じく有線
接続のデータ・インタフェースに入力されるデータを、
接続中の対向無線通信装置の内の目的の単数或は複数の
特定無線通信装置に無線データ転送すると共に前記接続
中の対向無線通信装置の内の特定無線通信装置から無線
データ転送されるデータをデータ・インタフェースに出
力可能なデータ通信機である。
【0118】本実施形態の並列処理システムにおいて、
並列処理制御部140は、無線通信装置900〜903
を介し、外部装置101〜103の演算部111〜11
3の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷値を命令体
系通知部501〜503、処理能力通知部151〜15
3及び稼働状況通知部161〜163から順次読み込
み、命令体系照合部500で命令体系情報の照合を行っ
た後、演算部110で不足している処理能力値を充足す
るまで、演算部111〜113の内で演算部110の命
令体系と同一または相互変換可能な命令体系を有する該
演算部の余剰処理能力値を求める処理を行う。
【0119】並列処理制御部140は、演算部110の
不足処理能力値が該演算部の余剰処理能力値の和で充足
されたなら、演算部110に割り当てられていた前記特
定の処理を、該演算部の個々の余剰処理能力値の割合に
合わせて分割すると共に必要に応じて命令体系変換部7
00により処理内容を変換し、その処理を無線通信装置
900〜903を介して、該演算部に分配する。
【0120】演算部110の命令体系と同一または相互
変換可能な命令体系を有する該演算部は、無線通信装置
900〜903を介して送られた処理を、該演算部のア
イドル時間を使用して処理し、該処理結果を再び無線通
信装置900〜903を介して並列処理制御部140に
集約する。
【0121】並列処理制御部140は、集約された処理
結果から目的の処理結果を求め、その処理内容に応じ
て、ディスプレイコントローラ・サブシステム170或
はパラレル・インタフェース174にバス176を介し
て転送し、得られた処理結果を液晶ディスプレイ171
に表示したり、補助記憶装置175に格納したりする等
の処理を行う。
【0122】次に、本実施形態の並列処理システムにお
いて、リアルタイム処理が必要な動画表示を行うタスク
を実行する場合の動作を図10を用いて説明する。
【0123】図10は、本実施形態の並列処理システム
の処理手順を示すフローチャートである。図10に示す
様に本実施形態の並列処理システムは、ステップ201
でシステムイニシャライズ後、ステップ202でリアル
タイム処理が必要な動画表示を行うタスクが発生し、ス
テップ205で前記タスクのリアルタイム処理が可能か
どうか判断した結果、前記タスクの実行に必要な必要処
理能力値が演算部110の余剰処理能力値を上回る場合
や、前記特定の処理を演算部110で実行すると演算部
110の処理負荷値が所定閾値を上回る場合には、ステ
ップ1000でリモートプロセッサである演算部111
〜113の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷値の
情報を無線通信装置900〜903を介して収集する。
【0124】すなわち、ステップ1000で並列処理制
御部140は、無線通信装置900〜903を介し、外
部装置101〜103の演算部111〜113の命令体
系情報、処理能力値及び処理負荷値を命令体系通知部5
01〜503、処理能力通知部151〜153及び稼働
状況通知部161〜163から順次読み込む。
【0125】次に、ステップ800で命令体系照合部5
00は、演算部110の命令体系情報と演算部111〜
113の命令体系情報とを照合し、演算部111〜11
3の内で演算部110の命令体系と同一または相互変換
可能な命令体系を有する該演算部の余剰処理能力値の総
和を求める。
【0126】ステップ208で並列処理制御部140
は、余剰処理能力値の総和が前記タスクの必要処理能力
値以上である場合には、ステップ209で該演算部の資
源を予約し、前記タスクの処理を該演算部の個々の余剰
処理能力値の割合に合わせて分割する。
【0127】次にステップ801で命令体系変換部70
0は、前記分割した処理の内で相互変換可能な命令体系
を有する該演算部に送信される処理の命令体系を送信先
演算部の命令体系に合わせて変換し、ステップ1001
で並列処理制御部140は、前記分割した処理を無線通
信装置900〜903を介して該演算部に分配する。
【0128】また、ステップ1002で並列処理制御部
140は、無線通信装置900〜903を介して該演算
部から処理結果を受信し、相互変換可能な命令体系を有
する該演算部から受信した処理結果の内容を演算部11
0の命令体系に合わせて命令体系変換部700により変
換して処理結果を集約し、ステップ214で該演算部を
開放した後、処理結果を液晶ディスプレイ171に表示
する。
【0129】以上説明した様に、本実施形態の並列処理
システムによれば、特定の処理を実行するのに必要な必
要処理能力に相当する余剰処理能力を持つ複数の外部装
置の演算部を利用して並列処理を行うので、処理負荷に
応じて並列処理を行う演算部の数を変更して効率的な並
列処理を行うことが可能である。
【0130】(実施形態6)以下に、特定の演算部に割
り当てられた処理を、その処理負荷に応じて複数の他の
装置の演算部に無線通信により分配して並列処理を行
い、通信状態が悪化した場合には、他の演算部に切り替
えて並列処理を続行する実施形態6の並列処理システム
について説明する。
【0131】図11は、本実施形態の並列処理システム
の概略構成を示す図である。図11に示す様に本実施形
態の並列処理システムは、実効解析部1100及びフォ
ルトトレラント処理部1101を備えている。尚、本実
施形態の並列処理システムの他の構成については、前記
実施形態に示したものと同様とする。
【0132】実効解析部1100は、無線通信装置90
0〜903を介して行われている無線通信のS/N比の
変化を測定し、通信速度の実効値を調べる処理部であ
る。
【0133】フォルトトレラント処理部1101は、実
効解析部1100により測定されるS/N比が特定の値
以下となり、処理を実行するのに必要な通信速度が得ら
れないと判断される場合や、無線通信装置900で処理
結果が受信されない場合に、当該処理を他のマイクロプ
ロセッサで実行させる処理部である。
【0134】本実施形態の並列処理システムでは、演算
部110を実効解析部1100及びフォルトトレラント
処理部1101として機能させる為のプログラムがメモ
リ120に記録されているものとする。
【0135】尚、前記プログラムは、メモリ120以外
の他の記録媒体に記録されていても良く、また、実効解
析部1100及びフォルトトレラント処理部1101を
電子回路で構成しても良い。
【0136】本実施形態の並列処理システムにおいて、
並列処理制御部140は、無線通信装置900〜903
を介し、外部装置101〜103の演算部111〜11
3の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷値を命令体
系通知部501〜503、処理能力通知部151〜15
3及び稼働状況通知部161〜163から順次読み込
み、命令体系照合部500で命令体系情報の照合を行っ
た後、演算部110で不足している処理能力値を充足す
るまで、演算部111〜113の内で演算部110の命
令体系と同一または相互変換可能な命令体系を有する該
演算部の余剰処理能力値を求める処理を行う。
【0137】並列処理制御部140は、演算部110の
不足処理能力値が該演算部の余剰処理能力値の和で充足
されたなら、演算部110に割り当てられていた前記特
定の処理を、該演算部の個々の余剰処理能力値の割合に
合わせて分割すると共に必要に応じて命令体系変換部7
00により処理内容を変換し、その処理を無線通信装置
900〜903を介して、該演算部に分配する。
【0138】演算部110の命令体系と同一または相互
変換可能な命令体系を有する該演算部は、無線通信装置
900〜903を介して送られた処理を、該演算部のア
イドル時間を使用して処理する。
【0139】一方、実効解析部1100は、無線通信装
置900〜903を介して行われている無線通信のS/
N比の変化を測定して通信速度の実効値を調べ、測定さ
れるS/N比が特定の値以下となった場合には、フォル
トトレラント処理部1101にS/N比の低下を通知す
る。
【0140】フォルトトレラント処理部1101は、実
効解析部1100により測定されるS/N比が特定の値
以下となり、処理を実行するのに必要な通信速度が得ら
れないと判断される場合や、無線通信装置900で処理
結果が受信されない場合に、S/N比が悪化した無線通
信を行っている該演算部や処理結果の送信が無い該演算
部での処理を他の演算部宛に分配しなおす。
【0141】並列処理制御部140は、無線通信装置9
00〜903を介して集約された処理結果から目的の処
理結果を求め、その処理内容に応じて、ディスプレイコ
ントローラ・サブシステム170或はパラレル・インタ
フェース174にバス176を介して転送し、得られた
処理結果を液晶ディスプレイ171に表示したり、補助
記憶装置175に格納したりする等の処理を行う。
【0142】次に、本実施形態の並列処理システムにお
いて、リアルタイム処理が必要な動画表示を行うタスク
を実行する場合の動作を図12を用いて説明する。
【0143】図12は、本実施形態の並列処理システム
の処理手順を示すフローチャートである。図12に示す
様に本実施形態の並列処理システムは、ステップ201
でシステムイニシャライズ後、ステップ202でリアル
タイム処理が必要な動画表示を行うタスクが発生し、ス
テップ205で前記タスクのリアルタイム処理が可能か
どうか判断した結果、前記タスクの実行に必要な必要処
理能力値が演算部110の余剰処理能力値を上回る場合
や、前記特定の処理を演算部110で実行すると演算部
110の処理負荷値が所定閾値を上回る場合には、ステ
ップ1000でリモートプロセッサである演算部111
〜113の命令体系情報、処理能力値及び処理負荷値の
情報を無線通信装置900〜903を介して収集する。
【0144】すなわち、ステップ1000で並列処理制
御部140は、無線通信装置900〜903を介し、外
部装置101〜103の演算部111〜113の命令体
系情報、処理能力値及び処理負荷値を命令体系通知部5
01〜503、処理能力通知部151〜153及び稼働
状況通知部161〜163から順次読み込む。
【0145】次に、ステップ800で命令体系照合部5
00は、演算部110の命令体系情報と演算部111〜
113の命令体系情報とを照合し、演算部111〜11
3の内で演算部110の命令体系と同一または相互変換
可能な命令体系を有する該演算部の余剰処理能力値の総
和を求める。
【0146】ステップ208で並列処理制御部140
は、余剰処理能力値の総和が前記タスクの必要処理能力
値以上である場合には、ステップ209で該演算部の資
源を予約し、前記タスクの処理を該演算部の個々の余剰
処理能力値の割合に合わせて分割する。
【0147】次にステップ801で命令体系変換部70
0は、前記分割した処理の内で相互変換可能な命令体系
を有する該演算部に送信される処理の命令体系を送信先
演算部の命令体系に合わせて変換し、ステップ1001
で並列処理制御部140は、前記分割した処理を無線通
信装置900〜903を介して該演算部に分配する。
【0148】ステップ1200で実効解析部1100
は、無線通信装置900〜903を介して行われている
無線通信のS/N比の変化を測定して通信速度の実効値
を調べ、測定されるS/N比が特定の値以下となった場
合には、フォルトトレラント処理部1101にS/N比
の低下を通知する。
【0149】フォルトトレラント処理部1101は、実
効解析部1100により測定されるS/N比が特定の値
以下となり、処理を実行するのに必要な通信速度が得ら
れないと判断される場合や、無線通信装置900で処理
結果が受信されない場合に、S/N比が悪化した無線通
信を行っている該演算部や処理結果の送信が無い該演算
部での処理を他の演算部宛に分配しなおす。
【0150】ステップ1002で並列処理制御部140
は、無線通信装置900〜903を介して該演算部から
処理結果を受信し、相互変換可能な命令体系を有する該
演算部から受信した処理結果の内容を演算部110の命
令体系に合わせて命令体系変換部700により変換して
処理結果を集約し、ステップ214で該演算部を開放し
た後、処理結果を液晶ディスプレイ171に表示する。
【0151】以上説明した様に、本実施形態の並列処理
システムによれば、特定の処理を実行するのに必要な必
要処理能力に相当する余剰処理能力を持つ複数の外部装
置の演算部を利用して並列処理を行うので、処理負荷に
応じて並列処理を行う演算部の数を変更して効率的な並
列処理を行うことが可能である。
【0152】以上、本発明を前記実施形態に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々
変更可能であることは勿論である。
【0153】
【発明の効果】本発明によれば、特定の処理を実行する
のに必要な必要処理能力に相当する余剰処理能力を持つ
複数の外部装置の演算部を利用して並列処理を行うの
で、処理負荷に応じて並列処理を行う演算部の数を変更
して効率的な並列処理を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の並列処理システムの概略構成を示
す図である。
【図2】実施形態1の並列処理システムの処理手順を示
すフローチャートである。
【図3】実施形態2の並列処理システムの概略構成を示
す図である。
【図4】実施形態2の並列処理システムの処理手順を示
すフローチャートである。
【図5】実施形態3の並列処理システムの概略構成を示
す図である。
【図6】実施形態3の並列処理システムの処理手順を示
すフローチャートである。
【図7】実施形態4の並列処理システムの概略構成を示
す図である。
【図8】実施形態4の並列処理システムの処理手順を示
すフローチャートである。
【図9】実施形態5の並列処理システムの概略構成を示
す図である。
【図10】実施形態5の並列処理システムの処理手順を
示すフローチャートである。
【図11】実施形態6の並列処理システムの概略構成を
示す図である。
【図12】実施形態6の並列処理システムの処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…コンピュータ、101〜103…外部装置、1
10〜113…演算部、120〜123…メモリ、13
0〜133…通信アダプタ、140…並列処理制御部、
150〜153…処理能力通知部、160〜163…稼
働状況通知部、170…ディスプレイコントローラ・サ
ブシステム、171…液晶ディスプレイ、172…シリ
アル・インタフェース、173…入力装置、174…パ
ラレル・インタフェース、175…補助記憶装置、17
6…バス、177…通信ケーブル、301〜303…識
別子通知部、500…命令体系照合部、501〜503
…命令体系通知部、700…命令体系変換部、900〜
903…無線通信装置、910〜913…アンテナ、1
100…実効解析部、1101…フォルトトレラント処
理部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理負荷に応じて外部装置の演算部を利
    用して並列処理を行う並列処理システムであって、 演算部の処理能力を示す処理能力値を通知する処理能力
    通知部と、演算部の処理負荷を示す処理負荷値を測定し
    て通知する稼働状況通知部と、前記処理能力通知部及び
    前記稼働状況通知部によって通知された処理能力値及び
    処理負荷値により複数の外部装置の演算部の余剰処理能
    力値を算出し、前記算出した余剰処理能力値に応じて処
    理を分割して複数の外部装置に分配し、前記処理を分配
    した複数の外部装置からの処理結果を集約する並列処理
    制御部とを備えることを特徴とする並列処理システム。
  2. 【請求項2】 演算部の種類を識別する識別子を通知す
    る識別子通知部を備えることを特徴とする請求項1に記
    載された並列処理システム。
  3. 【請求項3】 演算部の命令体系を識別する命令体系情
    報を通知する命令体系通知部と、前記命令体系通知部か
    ら通知された外部装置の演算部の命令体系情報と特定の
    演算部の命令体系を示す命令体系情報とを照合する命令
    体系照合部とを備えることを特徴とする請求項1または
    請求項2のいずれかに記載された並列処理システム。
  4. 【請求項4】 特定の演算部との間で送受信される処理
    内容の命令体系を相互に変換する命令体系変換部を備え
    ることを特徴とする請求項3に記載された並列処理シス
    テム。
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