JPH11155538A - 生姜湯の製造方法 - Google Patents
生姜湯の製造方法Info
- Publication number
- JPH11155538A JPH11155538A JP9343887A JP34388797A JPH11155538A JP H11155538 A JPH11155538 A JP H11155538A JP 9343887 A JP9343887 A JP 9343887A JP 34388797 A JP34388797 A JP 34388797A JP H11155538 A JPH11155538 A JP H11155538A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ginger
- weight
- raw material
- extract
- mixing
- Prior art date
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- Pending
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- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生姜湯に、さらに、効能をよくする生姜湯の
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 生姜を洗浄し、ミキサー等の機械により
ペースト状にし、かつ圧縮機にてエキス化し、殺菌処理
した生姜エキス7.02重量%と、砂糖77.66重量
%、澱粉17.32重量%を混合・攪拌し、これらをス
テンレストレーに均一な厚みに流し込み、熱風乾燥し、
乾燥した原料を粉砕して整粒機にて20メッシュ程度に
し、この乾燥後原料57.3重量%、無水ブドウ糖32
重量%、黒砂糖5.25重量%、葛粉2.96重量%、
そしてこれらに95%濃度に抽出されたエビガロカテキ
ンガレードを、サイクロデキストリンで被覆した粉体を
2.49重量%を加え、混合・攪拌したことを特徴とす
る生姜湯の製造方法。
製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 生姜を洗浄し、ミキサー等の機械により
ペースト状にし、かつ圧縮機にてエキス化し、殺菌処理
した生姜エキス7.02重量%と、砂糖77.66重量
%、澱粉17.32重量%を混合・攪拌し、これらをス
テンレストレーに均一な厚みに流し込み、熱風乾燥し、
乾燥した原料を粉砕して整粒機にて20メッシュ程度に
し、この乾燥後原料57.3重量%、無水ブドウ糖32
重量%、黒砂糖5.25重量%、葛粉2.96重量%、
そしてこれらに95%濃度に抽出されたエビガロカテキ
ンガレードを、サイクロデキストリンで被覆した粉体を
2.49重量%を加え、混合・攪拌したことを特徴とす
る生姜湯の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、生姜湯の製造方
法に関するものである。
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生姜湯は、コップに顆粒状の原料
を入れ、熱湯を注げば簡単にでき、風邪を引いた際に
は、温まり、口当たりも大変よい飲物である。
を入れ、熱湯を注げば簡単にでき、風邪を引いた際に
は、温まり、口当たりも大変よい飲物である。
【0003】生姜湯を飲むと、体の血液の循環が改善さ
れ、体が熱くなり、これが発汗への導引となり、免疫力
賦活作用があるものであり、生姜のなかには(6)−シ
ョーガオールという辛味性の成分が含まれ、これに解熱
作用、抗炎症作用、鎮咳作用、健胃作用などがある。
れ、体が熱くなり、これが発汗への導引となり、免疫力
賦活作用があるものであり、生姜のなかには(6)−シ
ョーガオールという辛味性の成分が含まれ、これに解熱
作用、抗炎症作用、鎮咳作用、健胃作用などがある。
【0004】その生姜湯とは、生姜を主原料とし、この
ほか砂糖、黒糖、澱粉なども使われており、その生姜に
は、糖質やたんぱく質が多く含まれており、生姜特有の
辛味はその成分であるショーガオール、ジンゲロンなど
によるもので、これが血行をよくしたり、また嘔吐を鎮
めたり、消化吸収を助ける効能を有するものである。
ほか砂糖、黒糖、澱粉なども使われており、その生姜に
は、糖質やたんぱく質が多く含まれており、生姜特有の
辛味はその成分であるショーガオール、ジンゲロンなど
によるもので、これが血行をよくしたり、また嘔吐を鎮
めたり、消化吸収を助ける効能を有するものである。
【0005】また、生姜独特の芳香は、ファルネゾー
ル、カリフエン、シネオールなどの成分によるもので、
西洋医学では、芳香性の健康薬や食欲増進に用いられて
おり、この外、生姜湯に使われている黒糖は、ミネラル
や無機質(カルシウム、ナトリウムなど)、ビタミンB
1 、ビタミンB2 を含んでいる。
ル、カリフエン、シネオールなどの成分によるもので、
西洋医学では、芳香性の健康薬や食欲増進に用いられて
おり、この外、生姜湯に使われている黒糖は、ミネラル
や無機質(カルシウム、ナトリウムなど)、ビタミンB
1 、ビタミンB2 を含んでいる。
【0006】しかし、生姜は、あくまで生薬であり、身
体が温まり、発汗作用を促し、また、喉越しがよいが、
風邪等のウイルス病原菌に対する殺菌能力はなかった。
体が温まり、発汗作用を促し、また、喉越しがよいが、
風邪等のウイルス病原菌に対する殺菌能力はなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
この生姜湯に、さらに、効能をよくする生姜湯の製造方
法を提供することを目的とする。
この生姜湯に、さらに、効能をよくする生姜湯の製造方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本件の発明者は、生姜湯
に酸化防止手段を施したカテキン〔エビガロカテキンガ
レード〕を適量添加することにより、健康に優れ、風邪
等のビールスに対して殺菌効果を有する生姜湯の製造方
法を得ることにある。
に酸化防止手段を施したカテキン〔エビガロカテキンガ
レード〕を適量添加することにより、健康に優れ、風邪
等のビールスに対して殺菌効果を有する生姜湯の製造方
法を得ることにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明による生姜湯の製造
方法の好適な実施の形態について詳細に説明すると、生
姜を洗浄し、ミキサー等の機械によりペースト状にし、
かつ圧縮機にてエキス化し、殺菌処理した生姜エキス
7.02重量%と、砂糖77.66重量%、澱粉17.
32重量%を混合・攪拌し、これらをステンレストレー
に均一な厚みに流し込み、熱風乾燥し、乾燥した原料を
粉砕して整粒機にて20メッシュ程度にし、この乾燥後
原料57.3重量%、無水ブドウ糖32重量%、黒砂糖
5.25重量%、葛粉2.96重量%、そしてこれらに
95%濃度に抽出されたエビガロカテキンガレードを、
サイクロデキストリンで被覆した粉体を2.49重量%
を加え、混合・攪拌したことを特徴とする生姜湯の製造
方法からなるものである。
方法の好適な実施の形態について詳細に説明すると、生
姜を洗浄し、ミキサー等の機械によりペースト状にし、
かつ圧縮機にてエキス化し、殺菌処理した生姜エキス
7.02重量%と、砂糖77.66重量%、澱粉17.
32重量%を混合・攪拌し、これらをステンレストレー
に均一な厚みに流し込み、熱風乾燥し、乾燥した原料を
粉砕して整粒機にて20メッシュ程度にし、この乾燥後
原料57.3重量%、無水ブドウ糖32重量%、黒砂糖
5.25重量%、葛粉2.96重量%、そしてこれらに
95%濃度に抽出されたエビガロカテキンガレードを、
サイクロデキストリンで被覆した粉体を2.49重量%
を加え、混合・攪拌したことを特徴とする生姜湯の製造
方法からなるものである。
【0010】次に、製造方法の一例を述べると、 生
姜エキスの製造工程 仕込み原料配合工程 乾
燥機専用トレーに投入する工程 乾燥工程 粉
砕工程 仕上げ原料配合工程 包装充填工程の各
組み合わせ から構成されるものであり、これら各工程
を順次説明すると、
姜エキスの製造工程 仕込み原料配合工程 乾
燥機専用トレーに投入する工程 乾燥工程 粉
砕工程 仕上げ原料配合工程 包装充填工程の各
組み合わせ から構成されるものであり、これら各工程
を順次説明すると、
【0011】 生姜エキスの製造工程は、生姜を洗浄
し、ミキサー等の機械によりペースト状にし、かつ圧縮
機にてエキス化し、100°にて加熱殺菌処理し、生姜
の繊維部分を廃棄して生姜エキスを得る。
し、ミキサー等の機械によりペースト状にし、かつ圧縮
機にてエキス化し、100°にて加熱殺菌処理し、生姜
の繊維部分を廃棄して生姜エキスを得る。
【0012】 仕込み原料配合工程は、バッチ(混合
機)内に、砂糖66.4kg、澱粉15.2kg、生姜エキ
ス6.16kgを投入し、混合重量87.76kgとし、1
5分間混合する。
機)内に、砂糖66.4kg、澱粉15.2kg、生姜エキ
ス6.16kgを投入し、混合重量87.76kgとし、1
5分間混合する。
【0013】 乾燥機専用トレーに投入する工程は、
1バッチ分の原料をステンレスのトレー6枚に均一な厚
みになるよう平らにして乾燥機に差し込む。
1バッチ分の原料をステンレスのトレー6枚に均一な厚
みになるよう平らにして乾燥機に差し込む。
【0014】 乾燥工程は、ガスを熱源とし、自動制
御装置を備えた熱風棚式乾燥機を用い、乾燥前の混合重
量87.76kgを、約78kgまで乾燥させる。
御装置を備えた熱風棚式乾燥機を用い、乾燥前の混合重
量87.76kgを、約78kgまで乾燥させる。
【0015】 粉砕工程は、乾燥後原料を粗型に砕
き、続いて整粒機にて20メッシュに整粒するものであ
る。
き、続いて整粒機にて20メッシュに整粒するものであ
る。
【0016】仕上げ原料配合工程は、乾燥後原料4
8.0kg、無水ブドウ糖26.8kg、黒砂糖4.4kg、
葛粉2.48kg、そしてこれらに95%濃度に抽出され
たエビガロカテキンガレードを、酸化防止のため、サイ
クロデキストリンにて被覆したものを2.042kgを加
え、15分間混合・攪拌するものである。
8.0kg、無水ブドウ糖26.8kg、黒砂糖4.4kg、
葛粉2.48kg、そしてこれらに95%濃度に抽出され
たエビガロカテキンガレードを、酸化防止のため、サイ
クロデキストリンにて被覆したものを2.042kgを加
え、15分間混合・攪拌するものである。
【0017】 包装充填工程は、背貼り三方シール充
填機にて仕上げ原料を20gづつ袋内に充填するもので
ある。その際には、一袋20gに対して、上記エビガロ
カテキンガレードは0.5gが配合されたことになる。
填機にて仕上げ原料を20gづつ袋内に充填するもので
ある。その際には、一袋20gに対して、上記エビガロ
カテキンガレードは0.5gが配合されたことになる。
【0018】
【発明の効果】この発明によると、従来の生姜湯20g
に対して95%濃度に抽出され、サイクロデキストリン
で被覆されたエビガロカテキンガレード0.5gを加え
て製造しており、発汗作用があり、しかも、生姜エキス
が脊髄に入り、温まり方が従来と異なり、(6)−ショ
ーガオールの成分により解熱作用、抗炎症作用、鎮咳作
用、健胃作用があり、また、喉越しがよく、さらに、喉
や腸などに付着する風邪のウイルス等に対して殺菌効果
が期待できる等極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
に対して95%濃度に抽出され、サイクロデキストリン
で被覆されたエビガロカテキンガレード0.5gを加え
て製造しており、発汗作用があり、しかも、生姜エキス
が脊髄に入り、温まり方が従来と異なり、(6)−ショ
ーガオールの成分により解熱作用、抗炎症作用、鎮咳作
用、健胃作用があり、また、喉越しがよく、さらに、喉
や腸などに付着する風邪のウイルス等に対して殺菌効果
が期待できる等極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 35/78 ABE A61K 35/78 ACG ACG ACM ACM A23L 2/00 F
Claims (1)
- 【請求項1】 生姜を洗浄し、ミキサー等の機械により
ペースト状にし、かつ圧縮機にてエキス化し、殺菌処理
した生姜エキス7.02重量%と、砂糖77.66重量
%、澱粉17.32重量%を混合・攪拌し、これらをス
テンレストレーに均一な厚みに流し込み、熱風乾燥し、
乾燥した原料を粉砕して整粒機にて20メッシュ程度に
し、この乾燥後原料57.3重量%、無水ブドウ糖32
重量%、黒砂糖5.25重量%、葛粉2.96重量%、
そしてこれらに95%濃度に抽出されたエビガロカテキ
ンガレードを、サイクロデキストリンで被覆した粉体を
2.49重量%を加え、混合・攪拌したことを特徴とす
る生姜湯の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9343887A JPH11155538A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 生姜湯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9343887A JPH11155538A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 生姜湯の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11155538A true JPH11155538A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18365014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9343887A Pending JPH11155538A (ja) | 1997-11-27 | 1997-11-27 | 生姜湯の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11155538A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523153A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | ザ キグリー コーポレーション | 疾病の伝染を減少させる組成物及び方法 |
JP2012075389A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Hitoshi Ishida | 飲食物提供システム |
CN102845768A (zh) * | 2012-09-16 | 2013-01-02 | 訾路 | 一种治疗风寒咳嗽的中药食疗方 |
JP2017012076A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 株式会社 伊藤園 | 飲料用ショウガ組成物及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-11-27 JP JP9343887A patent/JPH11155538A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008523153A (ja) * | 2004-12-14 | 2008-07-03 | ザ キグリー コーポレーション | 疾病の伝染を減少させる組成物及び方法 |
JP2012075389A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Hitoshi Ishida | 飲食物提供システム |
CN102845768A (zh) * | 2012-09-16 | 2013-01-02 | 訾路 | 一种治疗风寒咳嗽的中药食疗方 |
JP2017012076A (ja) * | 2015-06-30 | 2017-01-19 | 株式会社 伊藤園 | 飲料用ショウガ組成物及びその製造方法 |
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