JPH11155455A - 紫外放射殺虫器 - Google Patents
紫外放射殺虫器Info
- Publication number
- JPH11155455A JPH11155455A JP34190697A JP34190697A JPH11155455A JP H11155455 A JPH11155455 A JP H11155455A JP 34190697 A JP34190697 A JP 34190697A JP 34190697 A JP34190697 A JP 34190697A JP H11155455 A JPH11155455 A JP H11155455A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- insecticide
- insect
- insects
- insecticidal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】騒音が発生することがなく、また害虫等の死骸
や残骸の処理が簡単で、環境汚染の心配のない紫外放射
殺虫器を提供することを課題とする。 【解決手段】筒状の殺虫器本体1の上部から突入して捕
虫用ランプ3を配置し、また捕虫用ランプの下方で殺虫
器本体の下部に殺菌ランプ4を装着し、さらに殺虫器本
体の内面を反射面に構成し、捕虫用ランプで虫を誘引
し、殺菌ランプで殺虫するように構成してある。
や残骸の処理が簡単で、環境汚染の心配のない紫外放射
殺虫器を提供することを課題とする。 【解決手段】筒状の殺虫器本体1の上部から突入して捕
虫用ランプ3を配置し、また捕虫用ランプの下方で殺虫
器本体の下部に殺菌ランプ4を装着し、さらに殺虫器本
体の内面を反射面に構成し、捕虫用ランプで虫を誘引
し、殺菌ランプで殺虫するように構成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外放射殺虫器の改
良に関する。
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、公園あるいは住宅に隣接した農園
等では、殺虫器が使用されている。一般に広く実施され
ている紫外放射殺虫器は、紫外放射殺虫器本体に20ワ
ット乃至40ワット程度の誘引ランプを支持し、さらに
同誘引ランプに近接して金属性の電撃格子を配置し、集
まってきた虫を高電圧で感電死させる構造となってい
る。また他の紫外放射殺虫器としては、誘引ランプで箱
体内に虫を誘引すると共に誘引した虫をファンで強制的
に捕獲するものが実施されている。
等では、殺虫器が使用されている。一般に広く実施され
ている紫外放射殺虫器は、紫外放射殺虫器本体に20ワ
ット乃至40ワット程度の誘引ランプを支持し、さらに
同誘引ランプに近接して金属性の電撃格子を配置し、集
まってきた虫を高電圧で感電死させる構造となってい
る。また他の紫外放射殺虫器としては、誘引ランプで箱
体内に虫を誘引すると共に誘引した虫をファンで強制的
に捕獲するものが実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した金属
性の電撃格子で虫を感電死させる構造によると、虫が電
撃格子に接触したときに相当大きい騒音が発生し、また
害虫等の死骸や残骸が電撃格子に付着するので、時々ブ
ラシ等で除去する作業が必要となる欠点がある。さらに
誘引ランプで箱体内に虫を誘引すると共に誘引した虫を
ファンで強制的に捕獲する構造によると、虫を捕獲した
後、殺虫剤で殺虫し、農地内等に破棄することがあるた
め地下水汚染や環境汚染の問題が懸念されていた。
性の電撃格子で虫を感電死させる構造によると、虫が電
撃格子に接触したときに相当大きい騒音が発生し、また
害虫等の死骸や残骸が電撃格子に付着するので、時々ブ
ラシ等で除去する作業が必要となる欠点がある。さらに
誘引ランプで箱体内に虫を誘引すると共に誘引した虫を
ファンで強制的に捕獲する構造によると、虫を捕獲した
後、殺虫剤で殺虫し、農地内等に破棄することがあるた
め地下水汚染や環境汚染の問題が懸念されていた。
【0004】本発明は上記した諸点に鑑み発明したもの
であって、騒音が発生することがなく、また害虫等の死
骸や残骸の処理が簡単で、環境汚染の心配のない紫外放
射殺虫器を提供することを目的とする。
であって、騒音が発生することがなく、また害虫等の死
骸や残骸の処理が簡単で、環境汚染の心配のない紫外放
射殺虫器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる請求項1
に記載の発明は、筒状の殺虫器本体の上部から突出して
捕虫用ランプを配置し、また捕虫用ランプの下方で殺虫
器本体の下部に殺菌ランプを装着し、さらに殺虫器本体
の内面を反射面に構成してある。そして、捕虫用ランプ
で誘引し殺菌ランプで殺虫をするように構成してある。
に記載の発明は、筒状の殺虫器本体の上部から突出して
捕虫用ランプを配置し、また捕虫用ランプの下方で殺虫
器本体の下部に殺菌ランプを装着し、さらに殺虫器本体
の内面を反射面に構成してある。そして、捕虫用ランプ
で誘引し殺菌ランプで殺虫をするように構成してある。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の紫外放射殺虫器において、捕虫用ランプの下方一部
は筒状の殺虫器本体の内部に収納し、さらに殺虫器本体
の上部開口部に逆漏斗状の覆体を設けて構成してある。
同紫外放射殺虫器によると、殺虫器本体の内部に効果的
に害虫を誘引し、さらに殺虫器本体の内部に誘引した害
虫が逃げられず効果的に殺虫することができる。
載の紫外放射殺虫器において、捕虫用ランプの下方一部
は筒状の殺虫器本体の内部に収納し、さらに殺虫器本体
の上部開口部に逆漏斗状の覆体を設けて構成してある。
同紫外放射殺虫器によると、殺虫器本体の内部に効果的
に害虫を誘引し、さらに殺虫器本体の内部に誘引した害
虫が逃げられず効果的に殺虫することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1について説明す
る。図1において、1は筒状の殺虫器本体であって、例
えばステンレスで構成してある。2は殺虫器本体1の底
部に開閉自在に軸着した開閉蓋であって、開閉蓋の先端
には、磁石を配置して構成し、容易に開閉できるように
構成してある。また殺虫器本体の内面は反射面に構成
し、殺菌ランプからの殺菌放射が殺虫器本体の内面で反
射し、殺菌放射で効果的に殺虫する。
る。図1において、1は筒状の殺虫器本体であって、例
えばステンレスで構成してある。2は殺虫器本体1の底
部に開閉自在に軸着した開閉蓋であって、開閉蓋の先端
には、磁石を配置して構成し、容易に開閉できるように
構成してある。また殺虫器本体の内面は反射面に構成
し、殺菌ランプからの殺菌放射が殺虫器本体の内面で反
射し、殺菌放射で効果的に殺虫する。
【0008】3は殺虫器本体1の上部から突出して装着
してなる捕虫用ランプであって、例えば20ワット程度
の捕虫用蛍光ランプを垂直に配置して構成してある。ま
た同捕虫用ランプ3の下方10cm程度は殺虫器本体の
内部に収納し、害虫が殺虫器本体の内部に効果的に誘引
されるように構成してある。4は捕虫用ランプ3の下方
で殺虫器本体の内部に配置してなる殺菌ランプであっ
て、例えば5ワット程度の冷陰極殺菌ランプを用いて構
成してある。
してなる捕虫用ランプであって、例えば20ワット程度
の捕虫用蛍光ランプを垂直に配置して構成してある。ま
た同捕虫用ランプ3の下方10cm程度は殺虫器本体の
内部に収納し、害虫が殺虫器本体の内部に効果的に誘引
されるように構成してある。4は捕虫用ランプ3の下方
で殺虫器本体の内部に配置してなる殺菌ランプであっ
て、例えば5ワット程度の冷陰極殺菌ランプを用いて構
成してある。
【0009】5は紫外放射殺虫器の上部開口部に配置し
てなる覆体であって、例えば漏斗状に形成し、中央に空
孔を有して構成し、誘引した害虫が逃げられず効果的に
殺虫することができる。
てなる覆体であって、例えば漏斗状に形成し、中央に空
孔を有して構成し、誘引した害虫が逃げられず効果的に
殺虫することができる。
【0010】次に上記した紫外線殺虫器の使用例につい
て説明する。 上記した紫外放射殺虫器を公園あるいは住宅に隣接し
た農園等で使用すると、害虫等は捕虫用ランプからの光
に誘引される。このとき捕虫用ランプの下方一部は殺虫
器本体の内部に位置するので、効果的に害虫が誘引され
る。 殺虫器本体の内部に誘引された害虫には、殺菌ランプ
からの紫外放射253.7nmが照射される。紫外放射
253.7nmが照射されると、実験結果によると、蛾
類は12時間程度で完全に死滅する。大型の甲虫類、例
えばコガネムシは12時間では死滅しないが、紫外放射
による複眼の阻害効果があり、また節間部のゴム状のク
チクラを透過した紫外放射が真皮細胞のDNDを損傷す
る等の効果がある。さらに体内を透過した紫外放射は生
殖機能を阻害し、交尾不能、不妊化がある。 このようにして、死滅した害虫の死骸もしくは集めら
れた虫は、覆体を開いて一定期間ごと処分する。
て説明する。 上記した紫外放射殺虫器を公園あるいは住宅に隣接し
た農園等で使用すると、害虫等は捕虫用ランプからの光
に誘引される。このとき捕虫用ランプの下方一部は殺虫
器本体の内部に位置するので、効果的に害虫が誘引され
る。 殺虫器本体の内部に誘引された害虫には、殺菌ランプ
からの紫外放射253.7nmが照射される。紫外放射
253.7nmが照射されると、実験結果によると、蛾
類は12時間程度で完全に死滅する。大型の甲虫類、例
えばコガネムシは12時間では死滅しないが、紫外放射
による複眼の阻害効果があり、また節間部のゴム状のク
チクラを透過した紫外放射が真皮細胞のDNDを損傷す
る等の効果がある。さらに体内を透過した紫外放射は生
殖機能を阻害し、交尾不能、不妊化がある。 このようにして、死滅した害虫の死骸もしくは集めら
れた虫は、覆体を開いて一定期間ごと処分する。
【0011】
【発明の効果】上記した請求項1に記載の発明による
と、捕虫用ランプで誘引した害虫を殺菌ランプで効果的
に殺菌することができる特別な効果がある。また集めた
害虫は殺虫剤を使用せず一括処理されるので、公害等の
問題が解消できる。
と、捕虫用ランプで誘引した害虫を殺菌ランプで効果的
に殺菌することができる特別な効果がある。また集めた
害虫は殺虫剤を使用せず一括処理されるので、公害等の
問題が解消できる。
【0012】上記した請求項2に記載の発明によると、
殺虫器本体の内部に効果的に害虫を誘引し、さらに殺虫
器本体の内部に誘引した害虫が逃げられず効果的に殺菌
することができる特別な効果を有する。
殺虫器本体の内部に効果的に害虫を誘引し、さらに殺虫
器本体の内部に誘引した害虫が逃げられず効果的に殺菌
することができる特別な効果を有する。
【図1】本発明に係る紫外放射殺虫器の側面図。
【符号の説明】 1 殺虫器本体 2 開閉蓋 3 捕虫用ランプ 4 殺菌ランプ 5 覆体
Claims (2)
- 【請求項1】筒状の殺虫器本体の上部から突出して捕虫
用ランプを配置し、また捕虫用ランプの下方で殺虫器本
体の下部に殺菌ランプを装着し、さらに殺虫器本体の内
面を反射面に構成し、捕虫用ランプで誘引し殺菌ランプ
で殺虫をするように構成したことを特徴とする紫外放射
殺虫器。 - 【請求項2】捕虫用ランプの下方一部は殺虫器本体の内
部に収納して配置され、また殺虫器本体の上部開口部に
中央に開孔部を有する漏斗状の覆体を設けたことを特徴
とする請求項1記載の紫外放射殺虫器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34190697A JPH11155455A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 紫外放射殺虫器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34190697A JPH11155455A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 紫外放射殺虫器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11155455A true JPH11155455A (ja) | 1999-06-15 |
Family
ID=18349669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34190697A Pending JPH11155455A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 紫外放射殺虫器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11155455A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2486456A (en) * | 2010-12-15 | 2012-06-20 | Brandenburg Uk Ltd | Insect trap with germicidal function |
JP2019024367A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 日機装株式会社 | 光照射装置 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP34190697A patent/JPH11155455A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2486456A (en) * | 2010-12-15 | 2012-06-20 | Brandenburg Uk Ltd | Insect trap with germicidal function |
WO2012080698A1 (en) | 2010-12-15 | 2012-06-21 | Brandenburg (Uk) Limited | An insect trap |
JP2013545488A (ja) * | 2010-12-15 | 2013-12-26 | ブランデンバーグ (ユーケイ) リミテッド | 捕虫トラップ |
US20140026467A1 (en) * | 2010-12-15 | 2014-01-30 | Brandenburg Limited | Insect trap |
GB2486456B (en) * | 2010-12-15 | 2014-10-08 | Brandenburg Uk Ltd | An insect trap |
US10675374B2 (en) * | 2010-12-15 | 2020-06-09 | Brandenberg Limited | Insect trap |
JP2019024367A (ja) * | 2017-07-27 | 2019-02-21 | 日機装株式会社 | 光照射装置 |
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