JPH11155107A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH11155107A
JPH11155107A JP9318804A JP31880497A JPH11155107A JP H11155107 A JPH11155107 A JP H11155107A JP 9318804 A JP9318804 A JP 9318804A JP 31880497 A JP31880497 A JP 31880497A JP H11155107 A JPH11155107 A JP H11155107A
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JP
Japan
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evaluation value
evaluation
imaging
sampling
shutter
Prior art date
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Pending
Application number
JP9318804A
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English (en)
Inventor
Daisuke Hata
大介 畑
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の蛍光灯下での撮影ではフリッカの発生
を防止できるようにする。 【解決手段】 CPU121により、撮像で得られたデ
ジタル映像信号に基づいてAE評価値を得て、そのAE
評価値に基づいて1/100秒を整数倍したシャッタ速
度の内で少なくとも2つのシャッタ速度を選択する。こ
れにより、例えば絞り固定であってもフリッカを除去で
きる明るさの幅が増加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像装置に関
し、詳細には、ビデオカメラ,スチルカメラ等の撮像装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の撮像装置においては、撮像素子
としてCCD撮像素子が使用される。このCCD撮像素
子のシャッター速度は、通常のNTSC方式では、1/
60秒になっている。すなわち、CCD撮像素子では、
入射光により発生した光電荷を1フィールドの間だけ蓄
積し、垂直ブランキンク期間に転送している。NTSC
方式では、1秒間に60フィールドの画像が送られてく
るので、露光時間は1/60秒になる。
【0003】この1/60秒という露光時間を考慮すれ
ば、上記撮像装置が静止画モードによって被写体像を撮
影する場合には、シャッター速度を高速にする必要があ
る。そこで、際にシャッター速度を高速にして静止画モ
ードで記録する場合には、撮影場所によって撮影結果へ
の影響が異なる。蛍光灯下の室内で行った場合には、蛍
光灯のフリッカーの影響による明るさの変化や色変化が
生じ易くなり、屋外とは対照的に不具合が発生する。
【0004】このような問題を解消する技術として、近
年、例えば、特開平9−83945号公報,同4−78
273号公報及び特開昭61−70518号公報があ
る。特開平9−83945号公報では、手ぶれや画像の
動きによるボケが生じ難く、蛍光燈下でのフリッカの影
響を受け難くするため、静止画記録モードにおいてシャ
ッタ速度を速くする技術が開示されている。
【0005】また、特開平4−78273号公報では、
利得可変増幅器と利得制御回路とを備えることで、高速
電子シャッタ動作時においても、十分なフリッカ補正の
効果を得る技術が開示されている。
【0006】また、特開昭61−70518号公報で
は、放電灯照明下でも安定して動作するように、フリッ
カ周波数成分等による基準周波数成分のS/N劣化を防
止する技術が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例におい
て、例えば特開平9−83945号公報では、蛍光灯下
でフリッカを除去するシャッタ速度が1/100秒の1
つだけ使用されることから、フリッカを除去できる明る
さの幅が少なく、室内で十分にフリッカを除去できない
という問題がった。
【0008】また、このようにフリッカが発生した場合
には、AF評価値の増減に大きな影響が及ぼされること
から、オートフォーカス時に大きな測距誤差を生じてし
まうという問題があった。
【0009】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、フリッカを除去できる明るさの幅を増や
して、通常の蛍光灯下での撮影ではフリッカの発生を防
止することが可能な撮像装置を得ることを第1の目的と
する。
【0010】また、この発明は、上述した第1の目的に
加えて、精度の高いAF評価値を得ることで、オートフ
ォーカス時に精度の高い測距を実現することが可能な撮
像装置を得ることを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係る撮像装置
は、撮像装置において、被写体を撮像してデジタル映像
信号を得る撮像手段と、前記撮像手段により得られたデ
ジタル映像信号に基づいてAE評価値を得るAE評価手
段と、前記AE評価手段により得られたAE評価値に基
づいて1/100秒を整数倍したシャッタ速度の内で少
なくとも2つのシャッタ速度を選択するシャッタ速度選
択手段と、を備えたことを特徴とする。
【0012】この請求項1の発明によれば、1/100
秒を整数倍したシャッタ速度を少なくとも2つ用意する
ようにしたので、例えば絞り固定であってもフリッカを
除去できる明るさの幅が増加することになり、これによ
って、通常の蛍光灯下での撮影ではフリッカの発生を防
止することが可能である。
【0013】また、請求項2の発明に係る撮像装置は、
ズームレンズ及びフォーカスレンズを制御して撮像を行
う撮像装置において、被写体を撮像してデジタル映像信
号を得る撮像手段と、前記撮像手段により得られたデジ
タル映像信号に基づいてAE評価値とAF評価値とを得
る評価手段と、前記フォーカスレンズの位置を移動させ
ながら前記評価手段により得られたAF評価値をサンプ
リングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段
によるサンプリング中に、前記AE評価手段により得ら
れたAE評価値に基づいて1/100秒を整数倍したシ
ャッタ速度の内で少なくとも2つのシャッタ速度を選択
するシャッタ速度選択手段と、前記ズームレンズの位置
及び前記フォーカスレンズの位置に応じて前記サンプリ
ング手段による各サンプリング時の前記フォーカスレン
ズの移動量を変更する変更手段と、前記変更手段の変更
に伴う前記サンプリング手段のサンプリング結果に基づ
いて前記フォーカスレンズを合焦位置に駆動制御する合
焦手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】この請求項2の発明によれば、1/100
秒を整数倍したシャッタ速度を少なくとも2つ用意して
フリッカがAF評価値に与える影響を除去するようにし
たので、精度の高いAF評価値が得られることになり、
これによって、オートフォーカス時に精度の高い測距を
実現することが可能である。
【0015】また、請求項3の発明に係る撮像装置は、
請求項1又は2の発明において、前記撮像装置はNTS
C方式に適用されることを特徴とする。
【0016】請求項1又は2の発明は、この請求項3の
発明のように、NTSC方式に適用するのが好ましい。
【0017】また、請求項4の発明に係る撮像装置は、
撮像装置において、被写体を撮像してデジタル映像信号
を得る撮像手段と、前記撮像手段により得られたデジタ
ル映像信号に基づいてAE評価値を得るAE評価手段
と、前記AE評価手段により得られたAE評価値に基づ
いて1/120秒を整数倍したシャッタ速度の内で少な
くとも2つのシャッタ速度を選択するシャッタ速度選択
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0018】この請求項4の発明によれば、1/120
秒を整数倍したシャッタ速度を少なくとも2つ用意する
ようにしたので、例えば絞り固定であってもフリッカを
除去できる明るさの幅が増加することになり、これによ
って、通常の蛍光灯下での撮影ではフリッカの発生を防
止することが可能である。
【0019】また、請求項5の発明に係る撮像装置は、
ズームレンズ及びフォーカスレンズを制御して撮像を行
う撮像装置において、被写体を撮像してデジタル映像信
号を得る撮像手段と、前記撮像手段により得られたデジ
タル映像信号に基づいてAE評価値とAF評価値とを得
る評価手段と、前記フォーカスレンズの位置を移動させ
ながら前記評価手段により得られたAF評価値をサンプ
リングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段
によるサンプリング中に、前記AE評価手段により得ら
れたAE評価値に基づいて1/120秒を整数倍したシ
ャッタ速度の内で少なくとも2つのシャッタ速度を選択
するシャッタ速度選択手段と、前記ズームレンズの位置
及び前記フォーカスレンズの位置に応じて前記サンプリ
ング手段による各サンプリング時の前記フォーカスレン
ズの移動量を変更する変更手段と、前記変更手段の変更
に伴う前記サンプリング手段のサンプリング結果に基づ
いて前記フォーカスレンズを合焦位置に駆動制御する合
焦手段と、を備えたことを特徴とする。
【0020】この請求項5の発明によれば、1/120
秒を整数倍したシャッタ速度を少なくとも2つ用意して
フリッカがAF評価値に与える影響を除去するようにし
たので、精度の高いAF評価値が得られることになり、
これによって、オートフォーカス時に精度の高い測距を
実現することが可能である。
【0021】また、請求項6の発明に係る撮像装置は、
請求項4又は5の発明において、前記撮像装置はPAL
方式に適用されることを特徴とする。
【0022】請求項4又は5の発明は、この請求項6の
発明のように、PAL方式に適用するのが好ましい。
【0023】また、請求項7の発明に係る撮像装置は、
請求項1〜6のいずれか1つの発明において、前記シャ
ッタ速度選択手段は、前記AE評価手段により得られた
AE評価値に基づいてモニタリング時に設定すべき最長
のシャッタ速度を選択することを特徴とする。
【0024】この請求項7の発明によれば、AE評価値
に基づいてモニタリング時に設定すべき最長のシャッタ
速度を選択するようにしたので、シャッタ速度を1/1
00秒の整数倍や1/120秒の整数倍としなくても、
シャッタ速度が遅くて積分時間が長くなれば全積分光量
に対するフリッカ部分の積分光量が性能上問題のないレ
ベルとなる。これによって、さらにフリッカを除去でき
る明るさの幅が増加して、フリッカの発生防止効果を向
上することが可能である。
【0025】また、請求項8の発明に係る撮像装置は、
請求項1〜7のいずれか1つの発明において、前記撮像
手段により得られるデジタル映像信号の一部のみを高速
に転送する高速転送レートと当該デジタル映像信号の全
部を転送するノーマル転送レートとを有し、前記高速転
送モードと前記ノーマル転送モードとは、前記シャッタ
速度選択手段により選択されたシャッタ速度により設定
されることを特徴とする。
【0026】この請求項8の発明によれば、請求項1〜
7のいずれかのシャッタ速度と連動して転送モード(高
速転送モード,ノーマル転送モード)を設定するように
したので、高速でフリッカによる測距誤差の少ないオー
トフォーカスを実現することが可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。まず、
この発明のオートフォーカス装置を適用した撮像装置の
構成について説明する。図1はこの発明の一実施の形態
による撮像装置の内部構成を示すブロック図である。こ
こでは、撮像装置の一例といてデジタルカメラを例に挙
げる。
【0028】図1は、本実施の形態に係るオートフォー
カス装置を適用したデジタルカメラの構成図である。同
図において、100はデジタルカメラを示しており、デ
ジタルカメラ100は、レンズ系101,絞り・フィル
ター部等を含むメカ機構102,CCD103,CDS
回路104,可変利得増幅器(AGCアンプ)105,
A/D変換器106,IPP107,DCT108,コ
ーダー109,MCC110,DRAM111,PCカ
ードインタフェース112,CPU121,表示部12
2,操作部123,SG(制御信号生成)部126,ス
トロボ装置127,バッテリ128、DC−DCコンバ
ータ129、EEPROM130、フォーカスドライバ
131、パルスモータ132,ズームドライバ133,
パルスモータ134、モータドライバ135を具備して
構成されている。また、PCカードインタフェース11
2を介して着脱可能なPCカード150が接続されてい
る。
【0029】レンズユニットは,レンズ101系,絞り
・フィルター部等を含むメカ機構102からなり,メカ
機構102のメカニカルシャッタは2つのフィールドの
同時露光を行う。レンズ系101は、例えば、バリフォ
ーカルレンズからなり、フォーカスレンズ系101aと
ズームレンズ系101bとで構成されている。
【0030】フォーカスドライバ131は、CPU12
1から供給される制御信号に従って、パルスモータ13
2を駆動して、フォーカスレンズ系101aを光軸方向
に移動させる。ズームドライバ131は、CPU121
から供給される制御信号に従って、パルスモータ132
を駆動して、ズームレンズ系101bを光軸方向に移動
させる。また、モータドライバ135は、CPU121
から供給される制御信号に従ってメカ機構102を駆動
し、例えば、絞りの絞り値を設定する。
【0031】CCD(電荷結合素子)103は、レンズ
ユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画
像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリン
グ)回路104は,CCD型撮像素子に対する低雑音化
のための回路である。
【0032】また,AGCアンプ105は,CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。さらにA/D変換器106は,AGCアンプ1
05を介して入力したCCD103からのアナログ画像
データをデジタル画像データに変換する。すなわち,C
CD103の出力信号は,CDS回路104およびAG
Cアンプ105を介し,またA/D変換器105によ
り,最適なサンプリング周波数(例えば,NTSC信号
のサブキャリア周波数の整数倍)にてデジタル信号に変
換される。
【0033】また,デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor)107,DCT(Discrete Cos
ine Transform)108,およびコーダー(Huffman Enco
der/Decoder)109は,A/D変換器106から入力し
たデジタル画像データについて,色差(Cb,Cr)と
輝度(Y)に分けて各種処理,補正および画像圧縮/伸
長のためのデータ処理を施す。画像圧縮・伸長部107
は,例えばJPEG準拠の画像圧縮・伸長の一過程であ
る直交変換,並びに,JPEG準拠の画像圧縮・伸長の
一過程であるハフマン符号化・復号化等を行う。
【0034】さらに,MCC(Memory Card Controlle
r)110は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカ
ードインタフェース112を介してPCカード150へ
の記録,或いはPCカード150からの読み出しを行
う。
【0035】CPU121は、ROMに格納されたプロ
グラムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作
部123からの指示、或いは図示しないリモコン等の外
部動作指示に従い,上記デジタルカメラ内部の全動作を
制御する。具体的には、CPU121は,撮像動作、自
動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)
調整動作や、AF動作等の制御を行う。
【0036】また,カメラ電源はバッテリ128,例え
ば,NiCd,ニッケル水素,リチウム電池等から,D
C−DCコンバータ129に入力され,当該デジタルカ
メラ内部に供給される。
【0037】表示部122は,LCD,LED,EL等
で実現されており,撮影したデジタル画像データや,伸
長処理された記録画像データ等の表示を行う。操作部1
23は,機能選択,撮影指示,およびその他の各種設定
を外部から行うためのボタンを備えている。EEPRO
M130には、CPU121がデジタルカメラの動作を
制御する際に使用する調整データ等が書き込まれてい
る。
【0038】上記したデジタルカメラ100(CPU1
21)は、被写体を撮像して得られる画像データをPC
カード150に記録する記録モードと、PCカード15
0に記録された画像データを表示する表示モード等を備
えている。
【0039】図2は、上記IPP107の具体的構成の
一例を示す図である。IPP107は、図2に示す如
く、A/D変換器106から入力したデジタル画像デー
タをR・G・Bの各色成分に分離する色分離部1071
と、分離されたR・G・Bの各画像データを補間する信
号補間部1072と、R・G・Bの各画像データの黒レ
ベルを調整するペデスタル調整部1073と、R,Bの
各画像データの白レベルを調整するホワイトバランス調
整部1074と、CPU121により設定されたゲイン
でR・G・Bの各画像データを補正するデジタルゲイン
調整部1075と、R・G・Bの各画像データのγ変換
を行うガンマ変換部1076と、RGBの画像データを
色差信号(Cb,Cr)と輝度信号(Y)とに分離する
マトリックス部1077と、色差信号(Cb,Cr)と
輝度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成し表示部
122に出力するビデオ信号処理部1078と、を備え
ている。
【0040】更に、IPP107は、ペデスタル調整部
1073によるペデスタル調整後の画像データの輝度デ
ータ(Y)を検出するY演算部1079と、Y演算部1
079で検出した輝度データ(Y)の所定周波数成分の
みを通過させるBPF1080と、BPF1080を通
過した輝度データ(Y)に応じたデジタルカウント値を
AF評価値としてCPU121に出力するAF評価値回
路1081と、Y演算部1079で検出した輝度データ
(Y)に応じたデジタルカウント値をAE評価値として
CPU121に出力するAE評価値回路1082と、デ
ジタルゲイン調整部1075によるゲイン調整後のR・
G・Bの各画像データの輝度データ(Y)を検出するY
演算部1083と、Y演算部1083で検出した輝度デ
ータ(Y)に応じたデジタルカウント値をAWB評価値
としてCPU121に出力するAWB評価値回路108
4と、CPU121とのインターフェースであるCPU
I/F1085と、及びDCT108とのインターフェ
ースであるDCTI/F1086等を備えている。
【0041】ここで、各制御について説明する。AE制
御においては、AE評価値が基準値になるようにシャッ
タ速度とAGCとが制御される。この実施の形態では、
一例として絞りを固定(F4;Av4)として説明す
る。
【0042】また、AF制御においては、シャッタ速度
及びゲインが設定された後、AFM(パルスモータ)が
1Vd期間に規定パルス駆動される。この規定パルス駆
動の間に、IPP内で得られたデジタル映像信号が処理
されて輝度信号が得られる。この輝度信号の中からフィ
ルタ手段により高周波成分を積分してAF評価値が求め
られる。このAF評価値のピークが合焦となる。
【0043】次に、転送モードについて説明する。図3
はF4,ISO100相当として露出Evと設定シャッ
タ速度及び転送モードとの関係を説明する図である。
【0044】図3(a)には、NTSCを採用した場合
についてのccdaf用AF制御が示されている。蛍光
燈の発光周期は、10mS(50Hz)である。50H
zでは、シャッタ速度を1/33秒,1/50秒又は1
/100秒にすることで、全発光周期をサンプリングす
ることができる。60Hzでは、垂直同期信号Vdの周
期が30Hzまたは60Hzであるので、シャッタ速度
に関係なくいつも同じ発光部分をサンプリングすること
ができる。
【0045】転送モードとして、ノーマルモードは、E
v10.5以下の範囲となる。Ev9以下では、シャッ
タ速度は1/30秒となり、Ev9.5〜Ev10で
は、シャッタ速度は1/50秒となる。また、高速プリ
スキャンモードは、Ev10.5以上の範囲となる。E
v10.5〜Ev11では、シャッタ速度は1/100
秒となり、Ev12以上では、測光Tv領域となる。
【0046】ここでは、1Vd毎にAF評価値サンプリ
ングする1vdモードが採用される。評価値のフリッカ
防止のためにできるだけ1/50秒(Tv5.62
5),1/100秒(Tv6.625)とする。絞りは
固定F4;Av4、CCD感度はISO相当とする。
【0047】図3(b)には、PALを採用した場合に
ついてのccdaf用AF制御が示されている。蛍光燈
の発光周期は、8.3mS(60Hz)である。60H
zでは、シャッタ速度を1/30秒,1/60秒又は1
/120秒にすることで、全発光周期をサンプリングす
ることができる。50Hzでは、垂直同期信号Vdの周
期が25Hzまたは50Hzであるので、シャッタ速度
に関係なくいつも同じ発光部分をサンプリングすること
ができる。
【0048】転送モードとして、ノーマルモードは、E
v10.8以下の範囲となる。Ev9.3以下では、シ
ャッタ速度は1/30秒となり、Ev9.3〜Ev1
0.3では、シャッタ速度は1/60秒となる。また、
高速プリスキャンモードは、Ev10.3以上の範囲と
なる。Ev10.3〜Ev11.3では、シャッタ速度
は1/120秒となり、Ev12.3以上では、測光T
v領域となる。
【0049】ここでは、1Vd毎にAF評価値サンプリ
ングする1vdモードが採用される。評価値のフリッカ
防止のためにできるだけ1/50秒(Tv5.62
5),1/100秒(Tv6.625)とする。絞りは
固定F4;Av4、CCD感度はISO相当とする。
【0050】次に、CCDゲイン調整を説明する。図4
はこの実施の形態によるCCDゲイン特性を示す図であ
る。図4に示した特性図は、縦軸にゲイン(dB)をと
り、横軸にコントロール電圧(V)をとっている。コン
トロール電圧はCDSのA/Dに設定するゲイン設定電
圧で、CPU121のD/A変換器により設定される。
【0051】CPU121は、調整治具とRS−232
Cを通してコマンドやデータの更新を行う。このCPU
121は、IPP107にシャッタ秒時の設定を行うと
ともに、EEPROM13の調整データをアクセスす
る。実際の撮像動作でCPU121が必要なゲインの設
定では、図4において、3dBが基準となる。このと
き、±0Evとしている。CPU121は、EEPRO
M130の調整データから設定したいゲインのD/A変
換器の設定データを求める。
【0052】ここで、EEPROM13にいは、上記調
整データがテーブル形式で格納されている。このテーブ
ルは、3dB(0.5Ev)刻みで調整データを格納し
ている。例えば、10dB(+1.25Ev)を設定す
る場合、CPU121は調整データを用いた演算によっ
てD/A変換器にせってすべきデータを求める。また、
D/A変換器に設定すべきデータは、1/16Ev刻み
で求められる。
【0053】次に、モニタリング時、蛍光燈のフリッカ
抑止について説明する。図5はモニタ表示周波数を説明
する図、図6は電源周波数の分類例を説明する図、そし
て、図7はPALのモニタ表示の際のタイミングチャー
トである。
【0054】NTSC,PALに関するTV(テレビ)
表示では、図5に示したように、モニタ表示周波数は、
それぞれ30Hz,25Hzになる。NTSC,PAL
に関するLCD(液晶)表示では、図5に示したよう
に、モニタ表示周波数は、それぞれ30Hz,36Hz
になる。
【0055】電源周波数には、図6に示したように、5
0Hzと60Hzとがある。電源周波数50Hzに該当
する国は、例えば、東日本,中国,ヨーロッパ,アフリ
カ,中近東,オセアニアである。また、電源周波数60
Hzに該当する国は、例えば、西日本,台湾,北米,中
南米である。
【0056】図7には、60Hzの蛍光燈の発光周波数
120Hzの場合のタイミングが示されている。ここ
で、フリッカに影響されず、AEが一定(1/500
秒,Tv(シャッタ速度)9のとき、F2.8でLv
(輝度値)12=明るい蛍光燈下の白紙ぐらい)であっ
た場合を考えると、CCDの露光他意味g濡は、図7位
示した如く、下向きの2本の矢印(図中、↓↓で示す)
間の2mSである。
【0057】この間のCCD露光である蛍光燈の発光波
形の積分値は、各々のCCD露光で異なり、これがフリ
ッカとなって表示されてしまう。これは、蛍光燈の発光
波形とCCDの露光時間・タイミングの干渉により発生
し、目立つ、目立ちにくいの違いはあるが、原理的には
発生する。
【0058】そこで、フリッカを軽減する方法には次の
2つを挙げることができる。 (1)絞りを入れたり、AGCを下げることによりシャ
ッタ速度を遅くする。このように、シャッタ速度を遅く
することで、蛍光燈発光波形の影響が少なくなる。 (2)モニタ表示周波数を電源周波数と同じにする。こ
の場合には、シャッタ速度によらず、いつも同じ蛍光燈
発光波形部分がCCDに露光される。なお、例えば東日
本の50Hzでは、PALのテレビで発生することはな
い。
【0059】ところで、上記(2)の方法は、電源周波
数の検出又は蛍光燈発光波形を検出してモニタ表示周波
数を変更する必要があり、現実的には困難である。ただ
し、PALのLCD表示時の36Hzはコスト上とはい
え、周波数が半端なので、どちらの電源周波数でも干渉
を起こしやすい。
【0060】また、上記(1)の方法は、AGCについ
ては、モニタリング時のみ0.5Ev分だけシャッタ速
度を遅くなるようにしている。また、量産からはスミア
対策により開放F値が2.8から4に、AGCがあと
0.3Ev分の合計1.3Ev分のシャッタ速度が遅く
なるので、フリッカの改善も期待できる。
【0061】次に、静止画記録モードにおける動作につ
いて説明する。図8は静止画記録モードにおけるIPP
107の動作を説明するフローチャートである。図8に
は、RGBフィルタ配列のVGA出力についてノンイン
ターレースタイプ(全画素読み出し)のCCD103を
NTSC方式に適用した場合についての例を挙げる。
【0062】図8において、IPP107内のIPPレ
ジスタには、IPP107の動作を決定するためのモー
ドデータが格納される。すなわち、電源投入後、時間軸
方向に、1回目のモニタモード(30Hz)、1回目の
プリスキャン(120Hz)、2回目のプリスキャン
(60Hz)、2回目のモニタモード(30Hz)、静
止画記録モードの順でモードが設定される。
【0063】1回目のモニタモード後の1回目及び2回
目のプリスキャンモードでは高速プリスキャン期間が設
定され、この期間中はDRAM111は動作停止状態と
なる。2回目のモニタモードでは通常スキャン期間が設
定される。この通常スキャン期間にはレリーズが行われ
る。続く静止画記録モードでは、まず、DRAM111
が動作停止後に書き込み状態への遷移する。
【0064】なお、モニタモードには、フレーム周波数
として30Hzの動作モードが適用され、これによって
全撮影面の評価値が出力される。また、高速プリスキャ
ンには、フレーム周波数として60Hzと120Hzと
の2つの動作モードが適用される。
【0065】一方の60Hzでは、指定した撮影画面の
1/3の評価値を出力することができる。また、もう一
方の120Hzでは、指定した撮影画面の1/6の評価
値を出力することができる。
【0066】IPPレジスタに設定されるIPP動作モ
ードは、1つ前のフィールドでCPU121により後述
のCPUDATAに基づいて設定される。このIPP動
作モードは、図8に示したように、IPPレジスタに設
定されるモードに従うものである。
【0067】特に、静止画記録モードにおいては、DR
AM動作停止期間にCCD露光期間が割り当てられ、続
くDRAM書き込み期間には同様のDRA書き込み期間
が割り当てられる。
【0068】図8において、VDHEADは、フィール
ドタイミングをCPU121に出力される信号である。
CPU121は、このVDHEAD信号のタイミングで
データCPUDATAに基づくIPPレジスタの設定を
実行する。
【0069】VDは、インターレースモニタに表示する
場合の制御信号(60Hz)であり、FIはインターレ
ースモニタに表示する場合のフィールド判別信号であ
る。CH1は、CCDセンサ電荷のリードアウトパルス
であり、SUBはCCD電荷掃き出しパルスである。
【0070】また、CCD電荷量は、設定したシャッタ
速度によってCCDに蓄積されていく電荷量である。評
価値出力は、取り込んだデジタル画像からAE(自動露
出),AWB(自動ホワイトバランス),AF(自動焦
点)のために出力される評価値である。
【0071】DAC出力は、取り込んだデジタル画像を
アナログ信号に変換して出力されるモニタ出力である。
BLINはDAC出力に撮影画像を出力するか、もしく
はブルーバックを出力するかを設定するための信号であ
る。CPUINTは、各評価値の出力タイミングをCP
U121に出力するための信号である。CPUDATA
はCPU121からIPPレジスタ107aに設定され
るデータである。
【0072】ここで、図8を参照して動作説明を行う。
電源投入後、パルスCH1によりCCD電荷のリードア
ウト制御が開始される。まず、IPP動作モードが1回
目のモニタモードに入り、VDHEAD信号(30H
z)のタイミングでCPU121にフィールドタイミン
グが出力される。CCD103に蓄積されたCCD電荷
量はVDHEAD信号のタイミングに従いそのタイミン
グを一つ遅らせて評価値として出力される。
【0073】続いてIPP動作モードにより動作モード
が高速プリスキャン期間に入ると、DRAM動作が停止
され、その間はまず120Hzのタイミングにてプリス
キャンが実施される。このとき、VHEAD信号による
120Hzのタイミングに合わせてCCD103に蓄積
された電荷量が評価値として出力される。このようにし
て、CPU121の制御により、フィールドタイミング
に同期するCPUINT信号に合わせて評価値出力が行
われる。
【0074】さらに、この高速プリスキャン期間では、
IPP動作モードに従ってプリスキャンが120Hzか
ら60Hzに切り替わり、この場合にも120Hzのと
きと同様に評価値が取得されるとともに、モニタ出力が
制御される。
【0075】ただし、この高速プリスキャンの期間中、
DAC出力にはBLIN信号によりブルーバック出力が
設定されているので、モニタすなわち表示部122には
評価値出力に基づく撮影画像の表示はなく、ブルーバッ
ク画面が形成される。また、60Hzのプリスキャンの
最後及び続くモニタモードの最初のタイミングでシャッ
タースピードが設定される。
【0076】そして、IPP動作モードにより動作モー
ドが2回目のモニタモードに入ると、DRAM111は
動作可能となり、レリーズが行われる。そして、フィー
ルド毎に、パルスSUBのタイミングによるCCD電荷
の掃き出しと評価値出力とが順に行われる。
【0077】このように、CCD電荷量が評価値として
出力されると、モニタモード期間に蓄積されたCCD電
荷量に基づく各評価値をモニタ出力に使用ため、BLI
N信号はDAC出力をブルーバックからモニタ出力に切
り替える。
【0078】CPU121は、CPUINT信号により
各評価値の出力タイミングを計りながら、各評価値に基
づく撮影画像を表示部122に出力する。このとき、表
示部122には、撮影画像が表示される。この2回目の
モニタモードでは、静止画記録モードへの移行が行われ
る直前に、静止画記録モードの設定、DRAM動作停止
設定、シャッタースピード設定、モニタモード解除が実
施される。
【0079】IPP動作モードにより動作モードが静止
画記録モードに入ると、30Hzのフィールドタイミン
グを維持したまままず、CCD露光期間が設定される。
この間、最初のフィールドタイミングでは、モニタモー
ド期間の最後の評価値出力によるモニタ出力が行われ、
その際に、シャッタースピードの設定とパルスCH1が
停止される。
【0080】その次のタイミングでは、BLIN信号に
よりDAC出力がモニタ出力からブルーバックに切り替
えられるため、表示部122は再びブルーバック画面に
遷移する。
【0081】このCCD露光期間は、VDHEAD信号
による2フィールドに亘って実施され、そのとき蓄積さ
れた電荷量は3フィールド目のDRAM書き込み時に評
価値出力される。
【0082】また、2フィールド目には、パルスCH1
の出力、DRAM動作停止の解除、及びDRAM書き込
みの設定が行われ、続く3フィールド目に移行した際
に、その設定内容に従ってDRAM111への書き込み
が実施される。
【0083】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、NTSC方式に対して1/100秒を整数倍した
シャッタ速度を少なくとも2つ用意し、一方、PAL方
式に対して1/120秒を整数倍したシャッタ速度を少
なくとも2つ用意するようにしたので、例えば絞り固定
であってもフリッカを除去できる明るさの幅が増加す
る。これによって、通常の蛍光灯下での撮影ではフリッ
カの発生を防止することが可能である。
【0084】また、以上のようにフリッカがAF評価値
に与える影響を除去するようにしたので、精度の高いA
F評価値が得られることになり、これによって、オート
フォーカス時に精度の高い測距を実現することが可能で
ある。
【0085】また、AE評価値に基づいてモニタリング
時に設定すべき最長のシャッタ速度を選択するようにし
たので、シャッタ速度を1/100秒の整数倍や1/1
20秒の整数倍としなくても、シャッタ速度が遅くて積
分時間が長くなれば全積分光量に対するフリッカ部分の
積分光量が性能上問題のないレベルとなる。これによっ
て、さらにフリッカを除去できる明るさの幅が増加し
て、フリッカの発生防止効果を向上することが可能であ
る。
【0086】また、この実施の形態により選択されたシ
ャッタ速度と連動して転送モード(高速転送モード,ノ
ーマル転送モード)を設定するようにしたので、高速で
フリッカによる測距誤差の少ないオートフォーカスを実
現することが可能である。具体的には、NTSCで高速
転送モードが設定された場合には、映像の1/3のみが
出力され、設定可能なシャッタ速度は1/60秒以上と
なる。AF時に1/100秒がEv12以上で測光時の
Tv値が設定される場合に、自動的に転送モードを高速
にすることにより、オートフォーカスが高速に行え、フ
リッカの影響を少なくすることができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、1/100秒を整数倍したシャッタ速度を少な
くとも2つ用意するようにしたので、例えば絞り固定で
あってもフリッカを除去できる明るさの幅が増加するこ
とになり、これによって、通常の蛍光灯下での撮影では
フリッカの発生を防止することが可能な撮像装置が得ら
れるという効果を奏する。
【0088】また、請求項2の発明によれば、1/10
0秒を整数倍したシャッタ速度を少なくとも2つ用意し
てフリッカがAF評価値に与える影響を除去するように
したので、精度の高いAF評価値が得られることにな
り、これによって、オートフォーカス時に精度の高い測
距を実現することが可能な撮像装置が得られるという効
果を奏する。
【0089】また、請求項3の発明によれば、請求項1
又は2の発明において、NTSC方式に適用するのが好
ましく、この場合には、周波数50Hzの電源を用いて
点灯された蛍光灯の下で、フリッカの発生を防止するこ
とが可能である。
【0090】また、請求項4の発明によれば、1/12
0秒を整数倍したシャッタ速度を少なくとも2つ用意す
るようにしたので、例えば絞り固定であってもフリッカ
を除去できる明るさの幅が増加することになり、これに
よって、通常の蛍光灯下での撮影ではフリッカの発生を
防止することが可能な撮像装置が得られるという効果を
奏する。
【0091】また、請求項5の発明によれば、1/12
0秒を整数倍したシャッタ速度を少なくとも2つ用意し
てフリッカがAF評価値に与える影響を除去するように
したので、精度の高いAF評価値が得られることにな
り、これによって、オートフォーカス時に精度の高い測
距を実現することが可能な撮像装置が得られるという効
果を奏する。
【0092】また、請求項6の発明によれば、請求項4
又は5の発明において、PAL方式に適用するのが好ま
しく、この場合には、周波数60Hzの電源を用いて点
灯された蛍光灯の下で、フリッカの発生を防止すること
が可能である。
【0093】また、請求項7の発明によれば、請求項1
〜6のいずれか1つの発明において、AE評価値に基づ
いてモニタリング時に設定すべき最長のシャッタ速度を
選択するようにしたので、シャッタ速度を1/100秒
の整数倍や1/120秒の整数倍としなくても、シャッ
タ速度が遅くて積分時間が長くなれば全積分光量に対す
るフリッカ部分の積分光量が性能上問題のないレベルと
なり、これによって、さらにフリッカを除去できる明る
さの幅が増加して、フリッカの発生防止効果を向上する
ことが可能な撮像装置が得られるという効果を奏する。
【0094】また、請求項8の発明によれば、請求項1
〜7のいずれか1つの発明において、請求項1〜7のい
ずれかのシャッタ速度と連動して転送モード(高速転送
モード,ノーマル転送モード)を設定するようにしたの
で、高速でフリッカによる測距誤差の少ないオートフォ
ーカスを実現することが可能な撮像装置が得られるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による撮像装置の内部
構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態によるIPPの具体的構成の一例を
示す図である。
【図3】実施の形態においてF4,ISO100相当と
してEvと設定シャッタ速度及び転送モードとの関係を
説明する図である。
【図4】この実施の形態によるCCDゲイン特性を示す
図である。
【図5】モニタ表示周波数を説明する図である。
【図6】電源周波数の分類例を説明する図である。
【図7】PALのモニタ表示の際のタイミングチャート
である。
【図8】静止画記録モードにおけるIPPの動作を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
101a フォーカスレンズ 101b ズームレンズ 103 CCD 104 CDS 105 AGCアンプ 106 A/D 107 IPP 121 CPU 123 操作部 130 EEPROM 131 フォーカスドライバ 133 ズームドライバ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置において、 被写体を撮像してデジタル映像信号を得る撮像手段と、 前記撮像手段により得られたデジタル映像信号に基づい
    てAE評価値を得るAE評価手段と、 前記AE評価手段により得られたAE評価値に基づいて
    1/100秒を整数倍したシャッタ速度の内で少なくと
    も2つのシャッタ速度を選択するシャッタ速度選択手段
    と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 ズームレンズ及びフォーカスレンズを制
    御して撮像を行う撮像装置において、 被写体を撮像してデジタル映像信号を得る撮像手段と、 前記撮像手段により得られたデジタル映像信号に基づい
    てAE評価値とAF評価値とを得る評価手段と、 前記フォーカスレンズの位置を移動させながら前記評価
    手段により得られたAF評価値をサンプリングするサン
    プリング手段と、 前記サンプリング手段によるサンプリング中に、前記A
    E評価手段により得られたAE評価値に基づいて1/1
    00秒を整数倍したシャッタ速度の内で少なくとも2つ
    のシャッタ速度を選択するシャッタ速度選択手段と、 前記ズームレンズの位置及び前記フォーカスレンズの位
    置に応じて前記サンプリング手段による各サンプリング
    時の前記フォーカスレンズの移動量を変更する変更手段
    と、 前記変更手段の変更に伴う前記サンプリング手段のサン
    プリング結果に基づいて前記フォーカスレンズを合焦位
    置に駆動制御する合焦手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置はNTSC方式に適用され
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 撮像装置において、 被写体を撮像してデジタル映像信号を得る撮像手段と、 前記撮像手段により得られたデジタル映像信号に基づい
    てAE評価値を得るAE評価手段と、 前記AE評価手段により得られたAE評価値に基づいて
    1/120秒を整数倍したシャッタ速度の内で少なくと
    も2つのシャッタ速度を選択するシャッタ速度選択手段
    と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 ズームレンズ及びフォーカスレンズを制
    御して撮像を行う撮像装置において、 被写体を撮像してデジタル映像信号を得る撮像手段と、 前記撮像手段により得られたデジタル映像信号に基づい
    てAE評価値とAF評価値とを得る評価手段と、 前記フォーカスレンズの位置を移動させながら前記評価
    手段により得られたAF評価値をサンプリングするサン
    プリング手段と、 前記サンプリング手段によるサンプリング中に、前記A
    E評価手段により得られたAE評価値に基づいて1/1
    20秒を整数倍したシャッタ速度の内で少なくとも2つ
    のシャッタ速度を選択するシャッタ速度選択手段と、 前記ズームレンズの位置及び前記フォーカスレンズの位
    置に応じて前記サンプリング手段による各サンプリング
    時の前記フォーカスレンズの移動量を変更する変更手段
    と、 前記変更手段の変更に伴う前記サンプリング手段のサン
    プリング結果に基づいて前記フォーカスレンズを合焦位
    置に駆動制御する合焦手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置はPAL方式に適用される
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記シャッタ速度選択手段は、前記AE
    評価手段により得られたAE評価値に基づいてモニタリ
    ング時に設定すべき最長のシャッタ速度を選択すること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の撮像
    装置。
  8. 【請求項8】 前記撮像手段により得られるデジタル映
    像信号の一部のみを高速に転送する高速転送レートと当
    該デジタル映像信号の全部を転送するノーマル転送レー
    トとを有し、前記高速転送モードと前記ノーマル転送モ
    ードとは、前記シャッタ速度選択手段により選択された
    シャッタ速度により設定されることを特徴とする請求項
    1〜7のいずれか1つに記載の撮像装置。
JP9318804A 1997-11-19 1997-11-19 撮像装置 Pending JPH11155107A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1221263A1 (en) * 1999-09-28 2002-07-10 Conexant Systems, Inc. Image flicker reduction with fluorescent lighting
US8675094B2 (en) 2010-03-10 2014-03-18 Sony Corporation Imaging apparatus that preferentially suppresses occurrence of flicker in a through-the-lens image and method and computer program for controlling the imaging apparatus

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