JPH11153373A - 汚れ除去方法及び装置 - Google Patents

汚れ除去方法及び装置

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JPH11153373A
JPH11153373A JP33485497A JP33485497A JPH11153373A JP H11153373 A JPH11153373 A JP H11153373A JP 33485497 A JP33485497 A JP 33485497A JP 33485497 A JP33485497 A JP 33485497A JP H11153373 A JPH11153373 A JP H11153373A
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JP
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ice
tank
water
dirt
particles
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JP33485497A
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Inventor
Tadashi Tsuji
正 辻
Akira Fukushima
亮 福島
Akihiro Kawada
章廣 川田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝熱管10の内面等の汚れ面に付着した汚れを
容易、かつ、安価に除去する。 【解決手段】 氷製造装置100 により製造された氷粒を
コンプレッサ15で圧縮された高速の空気流に乗せて伝熱
管10の内面等の汚れ面に噴射してこの汚れ面に付着した
汚れを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給水加熱器の伝熱管
の内面に付着した錆やスケール等の汚れを除去するのに
好適な汚れ除去方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミナ、セラミックス等からな
る数十ミクロンの大きさの砥粒を空気により搬送して伝
熱管の内面に噴射することによって伝熱管の内面に付着
した錆やスケール等の汚れを除去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法におい
ては、砥粒のビッカース硬度は約2000で、伝熱管のビッ
カース硬度100 〜150 に比して著しく硬いため、この砥
粒を伝熱管の内面に噴射すると、伝熱管の内面が削ら
れ、伝熱管の減肉によりその寿命、耐久性が短くなると
いう問題があった。
【0004】また、砥粒は伝熱管の内面に噴射するとに
よって崩壊して消耗するため、砥粒の補充に費用が掛か
るとともに崩壊した砥粒は産業廃棄物として処理しなけ
ればならないので、処理費用が嵩むという問題があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、氷粒を噴射して汚れ面に衝突させるこ
とによりこの汚れ面に付着した汚れを除去することを特
徴とする汚れ除去方法にある。
【0006】他の特徴とするところは、上記氷粒の温度
を調節することによってその硬度を変更することにあ
る。
【0007】他の特徴とするところは、上記氷粒を高速
の空気流に乗せて噴射することにある。
【0008】他の特徴とするところは、上記氷粒を高速
の水流に乗せて噴射することにある。
【0009】他の特徴とするところは、上記氷粒を空気
と水からなる高速の混合流に乗せて噴射することにあ
る。
【0010】他の特徴とするところは、上記氷粒をダイ
ナミック氷蓄熱装置から抽出された冷水に乗せて噴射す
ることにある。
【0011】第2の発明の要旨とするところは、水を氷
結させるための製氷機と、この製氷機から供給された氷
を破砕して所要の形状・寸法の氷粒に成形するためのク
ラッシャと、このクラッシャから供給された氷粒を冷却
して所要の温度及び硬度とするための凍結装置と、この
凍結装置から供給された氷粒を貯溜するためのブラスト
タンクとからなる氷粒製造装置と、この氷粒製造装置で
製造された氷粒を汚れ面に噴射する手段を具備すること
を特徴とする汚れ除去装置にある。
【0012】他の特徴とするところは、製氷槽のまわり
に冷媒槽を配設し、上記製氷槽の内面に水を噴射して氷
結させる製氷機を具備することにある。
【0013】他の特徴とするところは、製氷槽の内部に
冷媒槽を配設してこの冷媒槽の外面に水を噴射して氷結
させる製氷機を具備することにある。
【0014】他の特徴とするところは、製氷槽の内部に
直立円錐状の冷媒槽を配設してこの冷媒槽の円錐状外面
に水を滴下して氷結させることにより氷粒を製造する製
氷機を具備することにある。
【0015】他の特徴とするところは、冷媒によって冷
却される伝熱壁の外面に氷結した氷層を掻き落とす手段
を設けた製氷機を具備することにある。
【0016】他の特徴とするところは、氷が付着するこ
とによって変形する形状記憶板を冷媒によって冷却され
る伝熱壁の外面に配設した製氷機を具備することにあ
る。
【0017】他の特徴とするところは、水が氷結する面
を撥水性の膜によって被覆した製氷機を具備することに
ある。
【0018】他の特徴とするところは、上記凍結装置に
供給された冷却シール流体の一部を上記製氷槽の内面に
沿って流過させるとともに上記冷却シール流体の残部を
上記冷媒槽のまわりを流過させることにある。
【0019】更に他の特徴とするところは、上記凍結装
置に供給された冷却シール流体の一部を上記冷媒槽の外
面に沿って流過させるとともに上記冷却シール流体の残
部を上記製氷槽のまわりを流過させることにある。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1に
示されている。100 は氷粒製造装置で、製氷機1、クラ
ッシャ2、凍結装置3及びブラストタンク4からなる。
【0021】製氷機1で水を氷結させることにより得ら
れた氷はクラッシャ2に供給され、ここで破砕すること
により所要の形状、寸法の氷粒に成形される。この氷粒
は凍結装置3に供給され、ここで氷粒を冷却することに
よって所要の温度及び硬度となる。
【0022】氷粒の温度と硬度との関係が図23に示さ
れ、氷粒の温度を−30℃〜−50℃とすることによってそ
のビッカース硬度を金属のそれ(100〜150)とほぼ等しく
することができる。
【0023】次いで、氷粒はブラストタンク4に供給さ
れてここに貯溜され、弁5を開くことによって排出され
る。
【0024】コンプレッサ15で昇圧された空気は補助タ
ンク16に入り、ここでその脈動が取り除かれる。この空
気はエアドライヤ17で乾燥された後、弁6を通って搬送
管7に入る。
【0025】そこで、弁5を開くと、氷粒製造装置100
のブラストタンク4内に貯溜されている氷粒が弁5を通
って搬送管7内に入り、この中を流過する高速の空気流
に伴われてフルイデイスクノズル18に入る。
【0026】ここで、弁8、9を経て供給された高圧空
気Q1 、Q2 によって旋回せしめられ、この状態で給水
加熱器の伝熱管10内に入る。そして、伝熱管10内を旋回
しながら流過する過程で氷粒が伝熱管10の内面に衝突し
てこの内面に付着した錆やスケール等の汚れを除去す
る。
【0027】氷粒は伝熱管10を流過することにより溶融
して水となり、この水及び除去された汚れは空気に伴わ
れて回収ノズル19を通って回収装置20に入る。
【0028】そして、回収装置20で水及び空気から汚れ
が分離され、図示しない処理装置に送られて処理され
る。分離された空気は回収装置20から大気中に放出さ
れ、また、分離された水はフィルタ21を経て氷粒製造装
置100 の製氷機1に入り、ここで再び氷結せしめられ
る。
【0029】本発明の第2の実施形態が図2に示されて
いる。ポンプ91を起動すると、サービスタンク92内に貯
溜された冷水が抽出される。そして、氷粒製造装置100
の弁5を開くと、この冷水中に氷粒が混合する。
【0030】そして、この氷粒を伴った冷水はポンプ91
により昇圧され、必要に応じて図示しないノズルから伝
熱管10内に高速で噴射される。この伝熱管10を流過する
過程で高速の水及び氷粒が伝熱管10の内面に衝突してこ
の内面に付着している錆やスケール等の汚れを除去す
る。
【0031】伝熱管10から流出した水及び汚れは回収ノ
ズル19を通って受槽93内に入り、ここに一旦貯溜され
る。次いで、ポンプ94により抽出されて沈殿池95に入
り、ここに貯溜されている間に錆やスケール等の固形物
は沈殿し、上澄水は排出管96を経て排出される。
【0032】本発明の第3の実施形態が図3に示されて
いる。ダイナミック氷蓄熱装置200 の過冷却器71で過冷
却された水は蓄冷槽72を仕切壁74で仕切ることによって
形成された室75に導かれ、ここでノズル73から噴出する
ことにより過冷却が解除されて氷晶を含む冷水となる。
そして、室75内に貯溜されている間、攪拌機76によって
氷晶77と冷水78とが攪拌される。
【0033】室75から仕切壁74を越えて室79内に流入し
た水はポンプ80により抽出されて過冷却器71に供給され
てここで再び過冷却される。この蓄冷運転を暫時継続す
ることによって室75内の冷水78の温度が低下し、この冷
水78の上部に氷晶77が万遍なく蓄積されることによって
蓄冷槽72内に冷熱が蓄えられる。
【0034】そこで、ポンプ91を運転し、氷粒製造装置
100 の弁5を開くと、蓄冷槽72の室75から抽出された冷
水に氷粒製造装置100 から供給された氷粒が混合して伝
熱管10内に噴射される。
【0035】伝熱管10から流出した冷水及び汚れは磁気
フィルタ81内に入り、ここで錆やスケールが分離され、
分離された錆やスケールはタンク82内に貯溜される。
【0036】磁気フィルタ81から取り出された冷水はダ
イナミック氷蓄熱装置200 の過冷却器71に流入して、こ
こで再び過冷却される。系内の水が不足した場合には補
給管84を通って水が過冷却器71に補給される。
【0037】なお、図4に示すように、蓄冷槽72の仕切
壁の74の下方に通路86を形成し、室75内の冷水78がフィ
ルタ87を通り、通路86を経て室79内に流入するようにす
ることもできる。
【0038】本発明の第4の実施形態が図5に示されて
いる。この実施形態は図1に示す第1の実施形態にダイ
ナミック氷蓄熱装置200 を組み合わせたもので、蓄冷槽
72から抽出された冷水が搬送管7に供給されるようにな
っている。
【0039】かくして、搬送管7中を流過する空気と冷
水とからなる高速の混合流体に氷粒製造装置100 で製造
された氷粒が混合して伝熱管10に供給される。他の構
成、作用は図1及び図3に示す実施形態と同様であり、
対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略す
る。なお、氷粒の温度、形状、寸法は汚れの種類並びに
氷粒を搬送する空気、冷水、混合流体等の移送媒体に応
じて適宜変更するのが望ましい。
【0040】図6に示すように、氷粒製造装置100 の製
氷機1に液体窒素供給装置101 から液体窒素b1を供給
し、製氷機1で水aを冷却することによって気化した窒
素ガスcは十分低温なので、これを凍結装置3に供給し
て氷粒の冷却に用いることができる。
【0041】また、図7に示すように、冷凍機102 のフ
ロン、アンモニア等の冷媒b2を製氷機1に循環させ、液
体窒素供給装置101 からの液体窒素b1を凍結装置3に供
給することができる。
【0042】また、図8に示すように、冷凍機102 の冷
媒b2を熱交換器103 を経て循環させると同時に熱交換器
103 で冷却された不凍液等からなる冷却媒体b3を製氷機
1に循環させることができる。凍結装置3には液体窒素
供給装置101 からの液体窒素b1が供給される。
【0043】このようにすれば、冷媒b2の蒸発潜熱を用
いて冷却媒体b3を冷却することができ、冷却媒体b4の顕
熱により水aを冷却できる。また、冷凍機102 の冷媒b2
が製氷機1の低温脆性等の材料強度上、構造上の制約を
受ける場合やこの冷媒b2が製氷機1を循環する過程で漏
洩するのを防止できる。
【0044】氷製造装置100 の詳細が図9に示されてい
る。製氷機1は鉛直な円筒状の製氷槽11とこの製氷槽11
を囲む冷媒槽12と、この冷媒槽12を囲む囲板13を具えて
いる。
【0045】製氷槽11の中央には鉛直に伸びる中空の回
転軸14が配設され、この回転軸14には上下に間隔を隔て
て複数の水噴出穴22が穿設され、かつ、ブレード23の基
端が固定されている。
【0046】クラッシャ2は製氷槽11の下端に連結され
て下方に向かって先細となる槽24と、この槽24の下部内
面に固定された固定歯25と、回転軸14の下端に固定され
て固定歯25と所定の間隔を隔てて対向する回転歯26を具
えている。
【0047】凍結装置3は鉛直な円筒状の冷凍槽27と、
この内部にこれと同芯に配設された円筒状の多孔板から
なる仕切筒28と、その内側上部にこれと同芯に配設され
た円筒状の案内筒29を具えている。
【0048】ブラストタンク4は冷凍槽27の下端に連結
されて下方に向かって先細となるホッパ35と、その下部
に連結された円筒状の貯溜タンク36を具えている。
【0049】冷凍槽27内の温度を検知する温度センサ30
からの指令によって弁31が開となると、液体窒素等の冷
却シール流体eが弁31を通って冷凍槽27内に入り、冷凍
槽27内で気化して仕切筒28の多数の穴及びその下端開口
を経て仕切筒28の内部を上昇する過程でクラッシャ2か
ら落下する氷粒と接触することによりこれを冷却する。
【0050】そして、仕切筒28と案内筒29との間隙に流
入した冷却シール流体eはクラッシャ2の槽24の外面に
形成された通路32及び冷媒槽12を囲むジャケット33内を
通って排出管34から排出される。
【0051】製氷機1、クラッシャ2、凍結装置3及び
ブラストタンク4は断熱材37によって被覆され、この断
熱材37は外板38によって被覆されている。
【0052】この氷粒製造装置100 の運転時には、冷媒
bが製氷機1の冷媒槽12内を循環し、回転軸14及びこれ
に固着されたブレード23が回転駆動される。そして、弁
31が開とされて冷却シール流体eが凍結装置3の冷凍槽
27内に供給される。
【0053】そして、水aが製氷槽11の上部から滴下す
ると同時に水噴射穴22から製氷槽11の内面に噴射され
る。この水は製氷槽11を介して冷媒槽12内の冷媒bと熱
交換することにより冷却されて氷結し、製氷槽11の内面
に薄い氷層dとなって付着する。
【0054】この氷層dはブレード23により掻き落とさ
れてクラッシャ2の槽24内に入り、その固定歯25と回転
歯26により破砕されて所定の寸法、形状の氷粒d1とな
る。この氷粒d1は凍結装置3の案内筒29及び仕切筒28の
中を通って落下する過程で仕切筒28内を上昇する冷却シ
ール流体eと接触することにより冷却される。
【0055】この際、温度センサ30からの指令により弁
31の開度を調節し、弁31を通る冷却シール流体eの量を
加減することによって氷粒d1の温度を所定の温度とし、
その硬度を所定の硬度に維持する。
【0056】所定の硬度となった氷粒d1はブラストタン
ク4内に落下してそのホッパ35及び貯溜タンク36内に貯
溜される。
【0057】図10に示すように、ブレード23の先端を氷
の剥離角αだけ屈折して置けば、製氷槽11の内面に氷結
した氷層dを円滑に掻き落とすことができる。
【0058】また、図11に示すように、ブレード23の基
端を回転軸14に枢着し、回転軸14に突設された支基41と
ブレード23の中間部との間に介装されたコイルスプリン
グ42によってブレード23の先端を製氷槽11の内周面に圧
接すれは、氷層dを効果的に掻き落とすことができる。
【0059】また、図12に示すように、回転軸14にステ
ィ43を介してスクリューブレード44を固定し、このスク
リューブレード44の先端を図12(C) に示すように、軸方
向に氷の剥離角αだけ屈折して置けば、氷層dを円滑に
掻き落として下方に落下させることができる。
【0060】また、図13に示すように、製氷槽11の内周
面に上下に間隔を隔てて多数のリブ45を突設し、図示し
ない回転軸に突設された多板ブレード46により隣接する
リブ45の間に氷結した氷層dを掻き取ることもできる。
【0061】図14には製氷機1の他の実施形態が示され
ている。直立円筒状の製氷槽46内にこれと同芯の直立円
筒状冷媒槽47が配設され、この冷媒槽47の中央に下降管
48が鉛直に配設されている。製氷槽46の内周面に配設さ
れた複数のノズル49から水aを冷媒槽47の外周面に噴射
し、下降管48を経て液冷媒b を冷媒槽47内底部に供給す
る。
【0062】すると、冷媒槽47の外周面に付着した水は
冷媒槽47を介してその内部の液冷媒bと熱交換すること
により氷結して氷層dとなり、冷媒槽47内の液冷媒bは
蒸発してその蒸気は排出管50を経て排出される。
【0063】図15には冷媒槽47の外周面に氷結した氷層
dの剥離機構が示されている。冷媒槽47のまわりに円環
状の掻落板51を複数個上下に間隔を隔てて多段に配置
し、これら掻落板51を複数のテンション部材82を介して
リング53に連結する。
【0064】このリング53を複数のロッド54を介して外
部ディスク55に連結し、この外部ディスク54をモータそ
の他の駆動手段により上下に往復動させることにより掻
落板51を上下動させて冷媒槽47の外周面に氷結した氷層
dを掻き落とす。
【0065】図16には製氷機1の他の実施形態が示され
ている。この実施形態においては、製氷槽46の内部に設
置された冷媒槽57が付着防止角βだけ傾斜する直立円錐
状とされている。そして、水aが冷媒槽57の円錐状外面
に滴下され、この円錐状外面に設けた多数の溝内を移動
する過程で氷粒となる。
【0066】図17には氷層dの剥離機構の他の実施形態
が示されている。冷媒bによって冷却される伝熱壁61、
即ち、図9に示す製氷槽11、図14に示す冷媒槽47、図16
に示す冷媒槽57の外面に接するように温度変化によって
変形する形状記憶合金、形状記憶樹脂、バイメタル等か
らなる形状記憶板62が配設されている。
【0067】(A) に示すように、形状記憶板62が伝熱壁
61に接触して氷点以下に冷却されて平板状態となってい
るとき、この形状記憶板62の外面に水aが噴射されてこ
れが氷結すると、これに伴って形状記憶板62が昇温する
ことにより、(B) に示すように、波形に変形して氷層d
が剥離する。氷層dが剥離すると、形状記憶板62は(C)
に示すように、伝熱壁61の外面に接して再び冷却される
ことにより元の平板状態に復帰する。
【0068】形状記憶板62はその初期形状が平板状のみ
ならず弯曲板、波板等任意の形状のものであっても良
く、また、形状記憶板62は伝熱壁61に複数個所で固定し
ても良く、位置決めだけして固定しなくても良い。
【0069】図18には氷層dの剥離機構の更に他の実施
形態が示されている。この実施形態においては、氷剥離
角αだけ傾斜する前縁を有する複数のスクレーパ63を伝
熱壁61の外面と摺接しながら隣接するスクレーパ63の間
隔Lに対応する距離だけ上下動させることによって伝熱
壁61の外面に付着した氷層dを掻き落とすようになって
いる。
【0070】図19には氷層dの剥離機構の更に他の実施
形態が示されている。この実施形態においては、(A) に
示すように、複数の囲い65内にそれぞれ格納されている
スクレーパ64を下方に移動すると、(B) に示すように、
その尖鋭な先端によって伝熱壁61に付着した氷層dを掻
き取ると同時に囲い65の下端に枢着された排出ブレード
66を持ち上げる。
【0071】更に、下方に移動すると、(C) に示すよう
に、スクレーパ64の基部に設けた突起67によって排出ブ
レード66が更に持ち上げられて掻き取られた氷層dを落
下させる。その後、スクレーパ64は上昇して囲い65内に
格納される。
【0072】この実施形態はスクレーパ64を往復動させ
る距離が図18に示すもののそれより小さくて足りるとと
もに氷層dを確実に落下させることができる。
【0073】また、図示しないが、図9に示す製氷槽11
の内面、図14に示す冷媒槽47の外面、図16に示す冷媒槽
57の外面、図17に示す形状記憶板62の外面、図18及び図
19に示す伝熱壁61等水が氷結する面に撥水性のある樹脂
等からなる塗膜を塗布して置けば、氷層dの剥離性を向
上しうる。
【0074】図20には図9に示す氷粒製造装置100 にお
ける冷却シール流体eの他の流し方が示されている。凍
結装置3に供給された冷却シール流体eの一部は通路32
を経てジャケット33内を上昇し、残部は製氷槽11内を上
昇してその上部に穿設された通孔88を通ってジャケット
33内に入り、ここでジャケット33内を上昇してきた冷却
シール流体と合流して排出管34から排出されるようにな
っている。
【0075】このようにすると、製氷槽11の内周面に沿
って上昇する冷却シール流体によってその内周面からの
放熱を抑制しうると同時に製氷槽11の内周面に噴射され
た水の冷却に資することができ、また、ジャケット33内
を流過する冷却シール流体によって冷媒槽12の外周面か
らの輻射放熱を抑制しうる。
【0076】図21には図14に示す製氷機1を具備する氷
粒製造装置100 における冷却シール流体の流し方が示さ
れている。凍結装置3に供給された冷却シール流体eの
一部は通路32を経て製氷槽46のまわりに形成されたジャ
ケット33を経て排出管34から排出される。残部は冷媒槽
47の外周面に沿って上昇してジャケット33に流入する。
【0077】このようにすると、ジャケット33内を流過
する冷却シール流体によって製氷槽46の外周面からの輻
射放熱を抑制することができ、冷媒槽47の外周面に沿っ
て上昇する冷却シール流体によって冷媒槽47の外周面か
らの放熱を抑制できるとともにこの外周面に噴射される
水の冷却に資することができる。
【0078】図22には図16に示す製氷機1を具備する氷
粒製造装置100 における冷却シール流体の流し方が示さ
れている。凍結装置3に供給された冷却シール流体eの
一部は通路32を経て製氷槽46のまわりに形成されたジャ
ケット33を経て排出管34から排出され、残部は冷媒槽57
の円錐状外面に沿って上昇してジャケット33に流入す
る。
【0079】このようにすると、ジャケット33内を流過
する冷却シール流体によって製氷槽46の外周面からの輻
射放熱を抑制することができ、冷媒槽57の円錐状外面に
沿って上昇する冷却シール流体eによって冷媒槽57の円
錐状外面から放熱を抑制できるとともにこの円錐状外面
に滴下する水の冷却に資することができる。
【0080】以上、伝熱管10の内面に付着した錆やスケ
ール等の汚れを除去する例について説明したが、本発明
はタービン翼に付着したスケール、ボイラの炉内、ビ
ル、航空機、鉄道車両の外表面に付着した汚れ、船舶の
外板に付着した海洋生物の除去等に適用しうることは勿
論である。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明においては、
氷粒を噴射して汚れ面に衝突させることによりこの汚れ
面に付着した汚れを除去するので、従来のように砥粒を
用いる必要がない。従って、砥粒及びその補給費用及び
崩壊した砥粒を処理するための費用を要しない。
【0082】氷粒の温度を調節することによって氷粒の
硬度を汚れを削り取るのに十分な硬さとしうるので、汚
れを効率的に除去できるとともに氷粒の硬度を汚れ面の
硬度と同等又はこれ以下とすることによって汚れ面が氷
粒により削られるのを防止できる。
【0083】氷粒を高速の空気流に乗せて噴射すれば、
氷粒の衝突力を容易に加減できるので、汚れを効率的に
除去できるとともに除去された汚れを空気流に乗せて搬
出し又は放散させることができる。また、空気は容易に
入手でき、これを圧縮することによって容易に高速の空
気流を得ることができるとともに汚れを分離した後の空
気を容易、かつ、安価に処理できる。
【0084】氷粒を高速の水流に乗せて噴射すれば、氷
粒の衝突力のみならず高速の水流の衝撃力によって汚れ
を効率的に除去できるとともに除去された汚れを水流に
乗せて容易に搬出できる。また、氷粒は溶融して水に戻
るので、排水処理により汚れを水から容易に分離するこ
とができる。
【0085】氷粒を空気と水からなる高速の混合流体に
乗せて噴射すれば、氷粒の衝突力のみならず空気及び水
の衝撃力によって汚れを効率的に除去できる。
【0086】氷粒をダイナミック氷蓄熱装置から抽出さ
れた冷水に乗せて噴射すれば、氷粒が汚れに衝突するま
でにその温度及び硬度が変化するのを抑制できるととも
に深夜電力等を用いて安価に冷水を得ることができる。
【0087】請求項7記載の第2の発明においては、水
を氷結させるための製氷機と、この製氷機から供給され
た氷を破砕して所要の形状、寸法の氷粒に成形するため
のクラッシャと、このクラッシャから供給された氷粒を
冷却して所要の温度及び硬度とするための凍結装置を具
備するため、所要の形状、寸法で、かつ、所要の温度及
び硬度の氷粒を容易に製造できる。
【0088】製氷槽のまわりに冷媒槽を配設し、製氷槽
の内面に水を噴射して氷結させれば、製氷槽の内面に水
を氷結させることができる。
【0089】製氷槽の内部に冷媒槽を配設してこの冷媒
槽の外面に水を噴射して氷結させれば、保冷構造が簡素
化され、装置全体の小型化に資することができる。
【0090】製氷槽の内部に直立円錐状の冷媒槽を配設
してこの冷媒槽の円錐状外面に水を滴下すれば、氷粒を
容易に製造できる。
【0091】冷媒によって冷却される伝熱壁の外面に氷
結した氷層を掻き落とす手段を設ければ、伝熱壁の外面
に氷結した氷層を容易に掻き落とすことができる。
【0092】氷が付着することによって変形する形状記
憶板を冷媒によって冷却される伝熱壁の外面に配設すれ
ば、形状記憶板の外面に氷結した氷層を自動的に剥離さ
せることができる。
【0093】水が氷結する面を撥水性の膜によって被覆
すれば、この面に氷結した氷層を容易に剥離することが
できる。
【0094】凍結装置に供給された冷却シール流体の一
部を製氷槽の内面に沿って流過させるとともに残部を冷
媒槽のまわりを流過させれば、冷媒槽からの輻射放熱を
抑制しうるとともに製氷槽の内面からの放熱を抑制し、
製氷槽の内面に噴射される水の冷却に資することができ
る。
【0095】凍結装置に供給された冷却シール流体の一
部を冷媒槽の外面に沿って流過させるとともに冷却シー
ル流体の残部を製氷槽のまわりを流過させれば、製氷槽
の外面からの輻射放熱を抑制しうるとともに冷媒槽の外
面からの放熱を抑制し、冷媒槽の外面に噴射される水の
冷却に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す系統図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す系統図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す系統図である。
【図4】第3の実施形態における蓄冷槽の変形例を示す
断面図である。
【図5】本発明の第5の実施形態を示す系統図である。
【図6】本発明による氷粒製造装置への冷熱供給系を示
す系統図である。
【図7】氷粒製造装置への他の冷熱供給系を示す系統図
である。
【図8】氷粒製造装置への他の冷熱供給系を示す系統図
である。
【図9】氷粒製造装置の縦断面図である。
【図10】上記氷粒製造装置の氷掻落手段を示す横断面図
である。
【図11】上記氷粒製造装置の他の氷掻落手段を示す横断
面図である。
【図12】上記氷粒製造装置の他の氷掻落手段を示し、
(A) は横断面図、(B) は縦断面図、(C) はブレードの先
端を示す断面図である。
【図13】上記氷粒製造装置の更に他の氷掻落手段を示
し、(A) は部分的に破断して示す斜視図、(B) は氷層の
剥離状況を示す断面図である。
【図14】製氷機の他の実施形態を示す縦断面図である。
【図15】上記製氷機の氷掻落手段を示し、(A) は側面
図、(B) は氷層の剥離状況を示す部分的斜視図である。
【図16】製氷機の更に他の実施形態を示す縦断面図であ
る。
【図17】氷掻落手段の他の実施形態を示し、(A) 、(B)
、(C) はそれぞれ異なる変化状態の部分的断面図であ
る。
【図18】氷掻落手段の他の実施形態を示し、(A) 、(B)
はそれぞれ異なる変化状態の部分的断面図である。
【図19】氷掻落手段の更に他の実施形態を示し、(A) 、
(B) 、(C) はそれぞれ異なる変化状態の部分的断面図で
ある。
【図20】氷製造装置における冷却シール流体の他の流し
方を示す略示的断面図である。
【図21】他の氷製造装置における冷却シール流体の流し
方を示す略示的断面図である。
【図22】他の氷製造装置における冷却シール流体の流し
方を示す略示的断面図である。
【図23】氷の温度とヴィッカース硬度との関係を示す線
図である。
【符号の説明】
100 氷製造装置 1 製氷機 2 クラッシャー 3 凍結装置 4 ブラストタンク 15 コンプレッサ 16 補助タンク 17 エアドライヤ 6、8、9 弁 7 搬送管 18 フルイディスクノズル 10 伝熱管 19 回収ノズル 20 回収装置 21 フィルタ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 氷粒を噴射して汚れ面に衝突させること
    によりこの汚れ面に付着した汚れを除去することを特徴
    とする汚れ除去方法。
  2. 【請求項2】 上記氷粒の温度を調節することによって
    その硬度を変更することを特徴とする請求項1記載の汚
    れ除去方法。
  3. 【請求項3】 上記氷粒を高速の空気流に乗せて噴射す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の汚れ除去方
    法。
  4. 【請求項4】 上記氷粒を高速の水流に乗せて噴射する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の汚れ除去方法。
  5. 【請求項5】 上記氷粒を空気と水からなる高速の混合
    流体に乗せて噴射することを特徴とする請求項1又は2
    記載の汚れ除去方法。
  6. 【請求項6】 上記氷粒をダイナミック氷蓄熱装置から
    抽出された冷水に乗せて噴射することを特徴とする請求
    項1、2、4又は5記載の汚れ除去方法。
  7. 【請求項7】 水を氷結させるための製氷機と、この製
    氷機から供給された氷を破砕して所要の形状、寸法の氷
    粒に成形するためのクラッシャと、このクラッシャから
    供給された氷粒を冷却して所要の温度及び硬度とするた
    めの凍結装置と、この凍結装置から供給された氷粒を貯
    溜するためのブラストタンクとからなる氷粒製造装置
    と、この氷粒製造装置で製造された氷粒を汚れ面に噴射
    する手段を具備することを特徴とする汚れ除去装置。
  8. 【請求項8】 製氷槽のまわりに冷媒槽を配設し、上記
    製氷槽の内面に水を噴射して氷結させる製氷機を具備す
    ることを特徴とする請求項7記載の汚れ除去装置。
  9. 【請求項9】 製氷槽の内部に冷媒槽を配設してこの冷
    媒槽の外面に水を噴射して氷結させる製氷機を具備する
    ことを特徴とする請求項7記載の汚れ除去装置。
  10. 【請求項10】 製氷槽の内部に直立円錐状の冷媒槽を配
    設してこの冷媒槽の円錐状外面に水を滴下して氷結させ
    ることにより氷粒を製造する製氷機を具備することを特
    徴とする請求項7記載の汚れ除去装置。
  11. 【請求項11】 冷媒によって冷却される伝熱壁の外面に
    氷結した氷層を掻き落とす手段を設けた製氷機を具備す
    ることを特徴とする請求項7ないし9記載の汚れ除去装
    置。
  12. 【請求項12】 氷が付着することによって変形する形状
    記憶板を冷媒によって冷却される伝熱壁の外面に配設し
    た製氷機を具備することを特徴とする請求項7ないし10
    記載の汚れ除去装置。
  13. 【請求項13】 水が氷結する面を撥水性の膜によって被
    覆した製氷機を具備することを特徴とする請求項7ない
    し12記載の汚れ除去装置。
  14. 【請求項14】 上記凍結装置に供給された冷却シール流
    体の一部を上記製氷槽の内面に沿って流過させるととも
    に上記冷却シール流体の残部を上記冷媒槽のまわりを流
    過させることを特徴とする請求項8記載の汚れ除去装
    置。
  15. 【請求項15】 上記凍結装置に供給された冷却シール流
    体の一部を上記冷媒槽の外面に沿って流過させるととも
    に上記冷却シール流体の残部を上記製氷槽のまわりを流
    過させることを特徴とする請求項9又は10記載の汚れ除
    去装置。
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