JPH11152671A - ネット状補強材の製造装置 - Google Patents

ネット状補強材の製造装置

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JPH11152671A
JPH11152671A JP9314895A JP31489597A JPH11152671A JP H11152671 A JPH11152671 A JP H11152671A JP 9314895 A JP9314895 A JP 9314895A JP 31489597 A JP31489597 A JP 31489597A JP H11152671 A JPH11152671 A JP H11152671A
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JP
Japan
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weft
warp
net
reinforcing material
interval
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Withdrawn
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JP9314895A
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English (en)
Inventor
Shoji Nakai
昭治 中井
Koji Akimoto
晃治 秋本
Tamotsu Kawamura
保 河村
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KOTSU SEISAKUSHO KK
KOUTSU SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KOTSU SEISAKUSHO KK
KOUTSU SEISAKUSHO KK
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Publication date
Application filed by KOTSU SEISAKUSHO KK, KOUTSU SEISAKUSHO KK filed Critical KOTSU SEISAKUSHO KK
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/0353Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
    • H05K1/0366Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement reinforced, e.g. by fibres, fabrics
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/022Processes for manufacturing precursors of printed circuits, i.e. copper-clad substrates

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  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネット状補強材として強度的に好ましいネッ
トを効率良く製造する装置を提供すること。 【解決手段】 複数本の緯糸aを等ピッチをなして幅方
向に緊張状態に保持しつつ経糸の供給方向に移動させる
緯糸供給手段Aから供給される緯糸aを、緯糸間隔修正
手段Cによって、そのピッチ間隔を修正し、ピッチ間隔
を修正された緯糸aに対し、経糸供給手段Bで複数本の
経糸を連続的に供給し、接着手段Dで、該経糸bと緯糸
aとの交差部を接着することで、従来の織って制作した
ネットに見られない外観及び強度を備えたネットを製造
することができ、しかも編目の大きさを多様に設定され
たネットを連続的に生産できる。前記緯糸供給手段A
は、ネット状補強材の両耳端部に配置した一対のピント
ラック10a,10bのフックHに複数本の緯糸を掛け
渡すべくネット状補強材の幅方向及び経糸方向に沿って
往復動する糸掛手段5とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板、繊
維強化プラスチック製品(例えば、自動車のボディ、飛
行機の翼の一部や波板建材)等の補強用芯材として、更
には障子の抄紙に補強材として入れるネット状補強材の
製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複合材の補強材として用いられるネット
状補強材は、その用途から高強度を有し縮みしないもの
が望ましい。従来の補強材は、経糸と緯糸を直交させた
平織り状のものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような平
織り形態のネット状補強材は、経糸と緯糸が夫々交差部
で蛇行しているため、ネット状補強材に引張り荷重が掛
かった場合、経糸または緯糸が直線になろうとして伸び
るという不具合があり、また透明や半透明の製品、例え
ば、前記波板建材のように美観が問題となるものに使用
するものでは、織目の凹凸で乱反射して見た目を悪くす
るという不具合を伴う。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来のネ
ット状補強材が備える問題点を解消したネット状補強材
を製造する装置を提供するため、請求項1記載の発明
は、経糸と緯糸を交差させてネット状補強材を造るネッ
ト状補強材の製造装置において、複数本の緯糸を等ピッ
チをなして幅方向に緊張状態に保持しつつ経糸の供給方
向に移動させる緯糸供給手段と、該緯糸供給手段で供給
された緯糸の整列ピッチを所定の間隔に修正する緯糸間
隔修正手段と、該緯糸間隔修正手段で修正された緯糸に
対し、複数本の経糸を等間隔を成して連続的に供給する
経糸供給手段と、該経糸供給手段から供給される経糸と
前記緯糸間隔修正手段から供給される経糸との交差部を
接着する接着手段とを備えたことを特徴とする。かかる
構成を備えることで、複数本の緯糸を等ピッチをなして
幅方向に緊張状態に保持しつつ経糸の供給方向に移動さ
せる緯糸供給手段から供給される緯糸を、緯糸間隔修正
手段によって、そのピッチ間隔を修正し、ピッチ間隔を
修正された緯糸に対し、経糸供給手段で複数本の経糸連
続的に供給し、接着手段で、該経糸と緯糸との交差部を
接着するようにしたので、従来の織って制作したネット
に見られない外観並びに強度を備えたネット状補強材を
製造することができ、しかも編目の大きさを多様に設定
されたネットを連続的に生産することができる。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1記載のネ
ット状補強材の製造装置において、前記緯糸供給手段
を、ネット状補強材の両耳端部に配置した一対のピント
ラックと、該ピントラックのフックに複数本の緯糸を掛
け渡すべくネット状補強材の幅方向及び経糸方向に沿っ
て往復動する糸掛手段とで構成したことを特徴とする。
かかる構成を備えることで、該緯糸を連続的に、且つ次
の緯糸間隔修正手段に供給すべく能率良く用意できる。
【0006】請求項3記載の発明は、請求項1記載のネ
ット状補強材の製造装置において、緯糸間隔修正手段
を、前記ピントラックのフックに保持された複数本の緯
糸の両端折返し部を、ピントラックと略等しい速度で移
動しつつ把持してピントラックから抜き取る抜取り機構
と、該抜取り機構に対して異なる速度で移動しつつ受取
り把持する把持機構と、把持機構で把持される緯糸の両
端折返し部をカットする切断機構とを備えたことを特徴
とする。かかる構成を備えることで、該緯糸のピントラ
ックへの糸掛け動作を容易にすると共に、ピッチ間隔を
連続的且つ任意に修正することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に付き説
明する。図面で1は経糸bと緯糸aを組合わせてネット
状補強材を製造するネット状補強材の製造装置を示し、
該製造装置1は、緯糸供給手段Aと、緯糸供給手段Aの
上下に配置した経糸供給手段B、Bと、緯糸供給手段A
から供給される緯糸aの間隔を修正する緯糸間隔修正手
段Cと,該緯糸間隔修正手段Cで緯糸間隔を修正された
緯糸aと経糸bの交差部を接着する接着手段Dとを備え
る。
【0008】緯糸供給手段Aは、機台2上を所定のスト
ローク長さで、該経糸bの供給方向(以下Y方向と称す
る)に沿って往復動する移動枠3と、該移動枠3上を緯
糸aの配列方向(以下X方向と称する)に沿って移動す
る緯糸ガイド枠4とからなる糸掛手段5と、移動枠3の
下方であって機台2の両側位置に、これに沿って水平に
配置された無端状チエンに多数の棒状フックHを備えた
ピントラック10a、10bとを備え、該緯糸ガイド枠
4には、鉛直方向に例えば30本の細いパイプからなる
緯糸ガイド4aを備えた保持枠6が緯糸ガイド4aの1
ピッチ分だけ、前記経糸bのY方向にスライド自在に取
付けられている。保持枠6にはその中央部上面に、緯糸
ガイド4aのピッチ相当の間隔を存して凹部7a、7b
(図4参照)を備え、該凹部7a、7bに、緯糸ガイド
枠4に設けたノッチ8の先端のローラフォロア9を弾発
嵌合させて、緯糸ガイド枠4に対し保持枠6を位置決め
されるようになっている。かくて、前記移動枠3の前記
Y方向への往復動及び緯糸ガイド枠4のX方向への往復
移動並びに緯糸ガイド枠4に対する保持枠6のY方向の
変位との組合わせによる平面的な反復運動によって緯糸
aを、前記左右のピントラック10a、10bの棒状フ
ックHに順次掛け渡すようにした。
【0009】経糸供給手段B、Bは、スタンドに支持さ
せた糸パッケージ(図示しない)から経糸bを所要の張
力で引き出し、X方向(即ち、基台2の幅方向)に配列
した公知の櫛型ガイド等を介して経糸bを等間隔をなし
た状態で供給する。
【0010】尚、櫛型ガイドは例えば公知のパンタグラ
フ式の整経機用ガイドを用いて該経糸bの間隔を任意に
調節できるようにする。
【0011】11は、前記ピントラック10a、10b
の棒状フックHに掛け渡した緯糸aを引き抜く抜き取り
機構であって、該抜き取り機構11は、前記ピントラッ
ク10a、10bと同調して回転するプーリー12a、
12b及びプーリー13a、13bに掛け渡したベルト
14a,14bの直線走行部を、前記ピントラック10
a、10bの移動方向に対して上向きに傾斜させて設
け、該ベルト14a,14bで、ピントラック10a、
10bで送られてきた緯糸aの両端折り返し部T(図5
に示す)を挟んで移送することにより、該緯糸aを棒状
フックHから抜き取るようにした。
【0012】前記緯糸間隔修正手段Cは、緯糸供給手段
Aから供給される緯糸aと経糸供給手段B、Bから供給
される経糸bとの合流部に設けた。そして、該緯糸間隔
修正手段Cは、前記抜き取り機構11のプーリー13
a、13bと同軸的に設けたプーリー15a、15b
と、機台2の後端に配置したプーリー16a、16a
´、16b、16b´との間に掛け渡した上下一対のベ
ルト17a、17a´とで構成し、該ベルト17a、1
7a´、17b、17b´の走行速度を、前記ピントラ
ック10a、10bの速度に対し任意の比率に設定する
ことで緯糸間隔を修正するようにした。なお、ピントラ
ック10a、10bに設けた棒状フックHの間隔を広く
取ると緯糸供給手段Aの制御が行い易い。このためピン
トラック10a、10bの走行速度に対しベルト17
a、17a´、17b、17b´の走行速度を遅くし
て、該緯糸間隔修正手段Cで緯糸間隔を縮小すること
で、緯糸aの間隔を調節するようにした。
【0013】そして該ベルト17a、17a´、17
b、17b´で緯糸aの両端折り返し部Tを挟んで水平
に移動させつつ、プーリー12a、12bとプーリー1
3a、13bとの間に設けたカッター機構Sで、緯糸a
の両端折り返し部Tを切断すると同時にプーリー13
a、13bと同軸上にこれと一体に回転するように設け
た上下のローラ18a、18b間に、経糸供給手段B、
Bから供給される経糸bを供給し該経糸b,bで緯糸a
を挟む。その後接着手段Dを構成する給糊ローラ装置1
9を介して経糸bで緯糸aに給糊し次いでヒータ20間
を通過させて乾燥させて、図5に示すネット製品Wを得
る。なお、プーリー13a、ローラ18aとプーリー1
3b、ローラ18bは各軸上で、自由に回転するように
取付ける。尚、給糊ローラ装置19は、図6に示すごと
く、糊槽19dに浸漬した経糸bと緯糸aの下部に設け
たロール19aと、該経糸bと緯糸aの上部に設けた互
いに接触するロール19b,19cとで構成し、該ロー
ル19b,19c間に前記糊槽19dからポンプPで汲
み上げた糊を供給し、経糸bと緯糸aの上下から糊を施
すようにした。
【0014】図3は本装置の駆動系統を示す図である。
これを説明すると、21a,21bは、機台2にケーシ
ングを固定させて機台2の両側に設けた各ギヤボックス
を示し、該ギヤボックス21a,21bは、その内部に
それぞれ歯車列22a,22bを内臓し、歯車列22
a,22bを機台2の幅方向に軸架させた連動軸23を
介して互いに連動させると共に、該連動軸23の端部に
設けたプーリ24と、減速機付モータ25の出力軸上の
プーリ26との間にタイミングベルト27を掛け渡し
て、該歯車列22a,22bを駆動し、該歯車列22
a,22bを介して、機台2の両側に設けた前記移動枠
3をY方向に移動させるスクロールカム28a,28b
を互いに反対方向に回転させるようにした。
【0015】該スクロールカム28a,28bは、円筒
体の周囲に往道10.5巻、復道1.5 巻の無端リード溝(1
2回転にて一往復する無端螺旋溝)を備え、該無端リー
ド溝に、移動枠3から突出するピン29a、29b(図
4に示す)を係合させて、スクロールカム28a,28
bの回転によって移動枠3をY方向に移動させる。
【0016】前記ギヤボックス21a、21bには、夫
々これから機台2の長手方向に突出する軸30a、30
bを備え、該軸30a、30b上には小径プーリ31
a、31bを備え、前記ピントラック10a、10bと
連動する連動機構32a,32bに設けた大径プーリ3
3a、33bと前記小径プーリ31a、31b間にタイ
ミングベルト34a、34bを張設して、左右のピント
ラック10a、10bを図3に矢印方向に同一速度で走
行させるようにした。
【0017】なお、前記一方のピントラック10aと連
動する連動機構32aは、これに割出し機構35を備え
る。これを説明すると、該割出し機構35は、前記大径
プーリ33aが3/4 回転する間に連続して1回転し、大
径プーリ33aが残りの1/4 回転する間は回転を休止す
る間欠回転を行う出力軸36を備え、該出力軸36で緯
糸ガイド枠4をX方向に間欠移動させるようにした。こ
れを説明すると、該出力軸36上の大径のプーリ37と
中間軸38上の小径のプーリ39との間にタイミングベ
ルト40を掛け渡すともに、該中間軸38上の大径のプ
ーリ41と移動枠3の一端に支持させたスプライン軸4
2上の小径のプーリ43との間にタイミングベルト44
を掛け渡し、且つスプライン軸42上をスライド自在に
設けたスプロケット45aと移動枠3の中間に設けたス
プロケット45bとの間にチエン46aを掛け渡すと共
にスプロケット45bと移動枠3の他端に設けたプーリ
45cとの間にチエン46bを掛け渡し、該チエン46
bから突設するピン47を保持枠6の側面に設けた長孔
60に係合させることで、該保持枠6をX方向に間欠移
動させるようにした。
【0018】即ち、保持枠6は図4に示すように、移動
枠3が前記スクロールカム28a,28bの作用によっ
てピントラック10a、10bと同一速度で10.5/12 巻
相当の周期、即ち1往復行程周期中の7/8 周期で始端O
から終端Pに往復する間に割出し機構35の作用で移動
枠3上を3/8 周期で始端Qから終端Rまで移動し、且
つ、1/8 周期だけ該終端R位置で停止した後、3/8 周期
で終端Rから始端Qへ移動し、移動枠3がスクロールカ
ム28a,28bの作用によって12巻(1往復行程周
期)分の1.5 巻、即ち、1/8 周期で終端PからY方向の
始端O位置に戻る間は始端Q位置に停止するようにタイ
ミングが計られている。
【0019】尚、移動枠3上の緯糸ガイド枠4のX方向
の始端Q及び終端Rには、該緯糸ガイド枠4の両端に設
けたガイドローラ48a,48b(図4に示す)と当接
して緯糸ガイド枠4を緯糸ガイド4a及びピントラック
10a、10bの棒状フックHの配列ピッチだけY方向
へ移動させるテーパカム49a,49bが固定される。
【0020】更に、前記図3において、ギヤボックス2
1aは側方(X方向)に突出する軸50を備え、該軸5
0上に設けた小径プーリ51は、タイミングベルト5
2、大径プーリ53を介して減速機54の入力軸と連結
され、該減速機54の出力軸に設けたプーリ55には、
前記ピントラック10a、10bから緯糸aのループ部
を抜き取る抜取り機構11のベルト駆動用プーリ13a
の軸端に設けたプーリ13´がタイミングベルト56を
介して連結されている。図3で、57は前記緯糸間隔修
正手段Cのプーリ16a´の回転軸上に連結した変速機
構であって、該変速機構57の変速比率の変更によって
緯糸aの間隔を調節可能とした。
【0021】次に、図7は、移動枠3、保持枠6及びピ
ントラック10a、10bの動作を、スクロールカム2
8a、28bの1回転による移動枠3の1往復を1周期
(8/8周期)として図示したものに付き説明する。な
お、本図は図を簡単化するため、経糸ガイド枠4に4個
の緯糸ガイド4aを設け、これによって4本の緯糸aを
ピントラック10a、10bの棒状フックHに掛け渡す
場合について説明する。図7のAは、移動枠3が始端O
に位置しガイド保持枠6が始端Q(図4のイに示す位
置)にある状態を示す。このときガイド保持枠6に保持
される経糸ガイド枠4は、一端のガイドローラ48bが
カム49bに乗り上げて、移動枠3aの後端側へ偏って
いる。
【0022】図7のBは、ピントラック10a、10b
のY方向の移動に伴って、移動枠3がスクロールカム2
8a、28bの作用により3/8周期だけY方向へ進ん
だ状態を示す。そして、ガイド保持枠6が移動枠3上を
始端QからX方向に移動し、終端Rに到達した際(図4
のロに示す位置)に、一端のガイドローラ48aがカム
49aに乗り上げてY方向に押され移動枠3の前端側に
偏位する。この状態でガイド保持枠6及びガイド枠4は
1/8周期分だけ終端Rに停止し、次いで、図7のCの
4/8周期時点で移動枠3上を矢示方向に移動し始め
る。
【0023】そしてガイド保持枠6が7/8 周期時点(始
端Qに到達する直前位置)で、ガイドローラ48bが、
カム48bに係合して経糸ガイド枠4がY方向に偏位す
る(図7のD及び図4のハに示す状態)。
【0024】そして、図7のDに示す状態から1/8周
期だけ、ガイド保持枠6が移動枠3上の始端Qで停止し
ている間に、移動枠3は、スクロールカム28a、28
bの作用で移動し、終端Pから始端O位置まで移動し、
図7のAに示すように、前記4本の棒状フックHに連続
する緯糸aを、新たな4本の棒状フックHと対向させる
ようにし、これを反復して左右のピントラック10a、
10bの棒状フックH間に順次緯糸aを掛け渡すことが
できる。なお、このようにしてピントラック10a、1
0bに掛け渡された緯糸aはその両端を、該ピントラッ
ク10a、10bの間隔よりやや狭い間隔を存して設け
た抜き取り機構11のベルト14a、14b間に挟まれ
て上方に引き上げられ、緊張を維持した状態で両端のル
ープ部Tが棒状フックHから順次抜き取られる。
【0025】かくして、ベルト8a、8b間に挟された
緯糸aは、緯糸間隔修正手段Cのベルト17a、17b
で抜き取り機構11に挟された部位より内側を挟持さ
れ、ベルト13a、13bベルト14a、14bとの速
度比によって、間隔を修正(縮める)されながら、両端
のループ部Tの近傍をカッター機構Sで切断されるとと
もに、上下の経糸供給手段B,Bから供給される経糸b
よって挟まれ、ローラ18a,18bでプレスした後、
経糸bと緯糸aとの交差部並びに経糸同士を糊付装置1
9で糊付け固着して、ヒータ20によって乾燥した後、
送り出しロール58を介して送り出された後、有効幅よ
り側方に飛び出した経糸bの髭状の耳端部を切除し、巻
き取ローラにロール状に巻き取って製品とする。
【0026】なお、上記実施の形態では、経糸bと緯糸
aにガラス繊維をエポキシ樹脂でモールドしたプリント
基板用の補強材を製造する装置を意図したものである
が、特にF、R、P 等の高強度を必要とする補強材を得る場
合には、炭素繊維、アラミド繊維を用いた複合材にも適
用できる。なお、上述のものは、上下の経糸供給手段
B,Bから供給される経糸bを、緯糸aの上下に供給す
るようにしたが、これは緯糸aの上側、または下側のい
ずれか一方であっても良い。
【0027】尚図6において、59は給糊ローラ装置1
9のロール19bの直後に設けたエアノズルを示し、該
エアノズルからのエアゼットによって、給糊された余分
の糊を前記糊槽19dに戻す。更に図1において、61
はベルト14a、14b並びにベルト17a、17bの
重なり合う部分を背面より押し付ける押さえロールを示
す。
【0028】なお、上述の実施例では、糊を施して経糸
bと緯糸aとの交差部を接着する用にしたが、繊維が樹
脂である場合は、熱接着させることもでき、ガラス繊維
であっても該繊維に樹脂コーチングしたものを使用すれ
ば熱接着が可能となる。また、上述の実施例では、減速
機付モータ25に連動する変速機構57の変速比率の変
更によって緯糸aの間隔を調節可能としたが、これは例
えば、前記緯糸間隔修正手段Cのプーリ16a´の回転
軸を、別個の変速モータで駆動させることで調節するよ
うにしても良い。
【0029】
【発明の効果】本願の請求項1記載の発明によるとき
は、生産した製品は緯糸間隔修正手段によって、緯糸供
給手段の緯糸ピッチの大きさにかかわらず、製品の緯糸
ピッチを自由に設定することができ、経糸供給手段から
繰り出される経糸ピッチ間隔の設定と組み合わせれば、
任意の網目の大きさを有する製品を能率良く生産するこ
とができる。
【0030】本願の請求項2記載の発明によるときは、
多数本の緯糸をピントラックのフックに同時に能率良く
掛け渡すことが可能で、生産ラインの速度を高めること
ができる。
【0031】本願の請求項3記載の発明によるときは、
緯糸の幅方向の緊張状態を維持したまま、緯糸間隔を正
確に修正し、経糸と交差させて交差部を糊付けし、網目
の大きさが均一なネット製品を製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の形態の1例を示す側面図
【図2】 図1の平面図
【図3】 駆動系統を示す図
【図4】 緯糸供給手段の詳細を示す平面図
【図5】 本発明装置によって製造されたネット状補強
材の斜視図
【図6】 図2のA−A線示部の斜視図
【図7】 緯糸供給手段の動作を示す説明図
【符号の説明】
A 緯糸供給手段 B 経糸供給手段 C 緯糸間隔修正手段 D 接着手段 1 製造装置 3 移動枠 4 緯糸ガイド枠 5 糸掛手段 6 保持枠 10a,10a ピントラック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経糸と緯糸を交差させてネット状補強材
    を造るネット状補強材の製造装置において、複数本の緯
    糸を等ピッチをなして幅方向に緊張状態に保持しつつ経
    糸の供給方向に移動させる緯糸供給手段と、該緯糸供給
    手段で供給された緯糸の整列ピッチを所定の間隔に修正
    する緯糸間隔修正手段と、該緯糸間隔修正手段で修正さ
    れた緯糸に対し、複数本の経糸を等間隔を成して連続的
    に供給する経糸供給手段と、該経糸供給手段から供給さ
    れる経糸と前記緯糸間隔修正手段から供給される経糸と
    の交差部を接着する接着手段とを備えたネット状補強材
    の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記緯糸供給手段を、ネット状補強材の
    両耳端部に配置した一対のピントラックと、該ピントラ
    ックのフックに複数本の緯糸を掛け渡すべくネット状補
    強材の幅方向及び経糸方向に沿って往復動する糸掛手段
    とで構成した請求項1記載のネット状補強材の製造装
    置。
  3. 【請求項3】 緯糸間隔修正手段が、前記ピントラック
    のフックに保持された複数本の緯糸の両端折返し部をピ
    ントラックと略等しい速度で移動しつつ把持してピント
    ラックから抜き取る抜取り機構と、該抜取り機構に対し
    て異なる速度で移動しつつ受取り把持する把持機構と、
    把持機構で把持される緯糸の両端折返し部をカットする
    切断機構とを備えた請求項2記載のネット状補強材の製
    造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101242583B1 (ko) 2011-05-23 2013-03-19 주식회사씨앤에프 고강도 내열 섬유 그리드 제조 방법
CN106930005A (zh) * 2017-04-16 2017-07-07 丹阳市益讯机械有限公司 铺网机的铺网机构

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