JPH11151399A - 物干しカバ− - Google Patents

物干しカバ−

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JPH11151399A
JPH11151399A JP33631597A JP33631597A JPH11151399A JP H11151399 A JPH11151399 A JP H11151399A JP 33631597 A JP33631597 A JP 33631597A JP 33631597 A JP33631597 A JP 33631597A JP H11151399 A JPH11151399 A JP H11151399A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
clothesline
rack
telescopic
expansion
Prior art date
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Pending
Application number
JP33631597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kiuchi
啓之 木内
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廉価で設置が容易で取扱いやすく、しかも汎
用性があり、物干し部分全体を覆って洗濯物を雨や糞害
から守ることができる物干しカバ−を提供することを課
題とする。 【解決手段】 物干し竿32上にそれと直交方向に載置
固定可能にした伸縮可能な伸縮パイプ1を少なくとも2
本設け、前記伸縮パイプ1間上に防水性のある主力バ−
16を着脱可能に張り渡して成る物干しカバ−である。
好ましい実施形態では、前記伸縮パイプ1を屋外方向に
向けて下り傾斜させ、また、前記伸縮パイプ1の先端部
間にカ−テンレ−ル9を渡し、それにフロントカバ−1
2を吊下可能にすると共に、前記主カバ−16の一側又
は両側端部に取付手段を設け、そこにサイドカバ−21
を吊下可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物干しカバ−、より
詳細には、ベランダ等に設置される物干しのほぼ全体を
覆うことにより、洗濯物が雨に濡れたり鳥の糞等により
汚されたりすることを防止する物干しカバ−に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】通例物干しは、洗濯物を日に当てる必要
上、ベランダ等の軒先から外れた場所に設置される。従
って、不意の雨に対処することができず、また、ハトや
カラス等の糞が洗濯物や物干し自体に付着することを防
止することができない。
【0003】このような雨や糞害に対処するために従
来、センサ−によって雨を検出することにより迫り出し
て物干しを覆うスライド屋根の如きものがあるが、高価
であって故障も少なくなく、一般的ではない。また、種
々のカバ−類もあるが、扱いにくく汎用性にも欠けてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来
は、廉価で設置が容易で取扱いやすく、しかも汎用性が
あり、物干し部分全体を覆って洗濯物を雨や糞害から守
ることができる物干しカバ−がなかったので、本発明は
そのような条件を満足し得る物干しカバ−を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、物干し竿上に
それと直交方向に載置固定可能にした伸縮可能な伸縮パ
イプを少なくとも2本設け、前記伸縮パイプ間上に防水
性のある主力バ−を着脱可能に張り渡して成る物干しカ
バ−、を以て上記課題を解決した。好ましい実施形態で
は、前記伸縮パイプを屋外方向に向けて下り傾斜させ、
また、前記伸縮パイプの先端部間にカ−テンレ−ルを渡
し、それにフロントカバ−を吊下可能にすると共に、前
記主カバ−の一側又は両側端部に取付手段を設け、そこ
にサイドカバ−を吊下可能にする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面に
依拠して説明する。図1は本発明に係る物干しカバ−の
物干しへの設置状況を示すもので、図中1は、物干しの
竿掛け31に掛けた複数本の物干し竿32間に掛け渡し
てそこに固定する伸縮パイプである。伸縮パイプ1は、
少なくとも2本(図示した例では3本)用意される。
【0007】通例伸縮パイプ1は、アルミニウム製の外
筒2と外筒2内にスライド可能に挿入されるスライド杆
3とから成る。伸縮パイプ1は、物干し竿32上におい
て座りがよいという意味において、図示したような角材
状であることが好ましいが、それに限られることなく、
任意の形状となし得る。
【0008】伸縮パイプ1は、物干し竿32に対する固
定手段を備える。図示した例のものは、強靱な布製の挿
入部4と締結バンド5とから成るもので、外筒2とスラ
イド杆3とにそれぞれ取付けられる(図2、図3参
照)。その取付けは、外筒2並びにスライド杆3を挿入
部4に挿入することにより行う。そして、締結バンド5
で物干し竿32を取り巻き、締結する。締結バンド5の
締結手段は、二重環方式、ベルベットテ−プ方式等既知
の任意のものとなし得る。
【0009】図4及び図5は外筒2の変形例を示すもの
で、スライド杆3の受容部6の下にスペ−サ部7を形成
したものである。このスペ−サ部7を設けたときは、物
干し竿32上において伸縮パイプ1が、外筒2側からス
ライド杆3側に向けて、換言すれば、屋内側から屋外側
に向けて下り傾斜することになる。もっとも、竿掛け3
1が下り傾斜したものであるときは、スペ−サ部7は必
ずしもなくてもよい。
【0010】スライド杆3の先端部にはカ−テンレ−ル
嵌入孔8が形成され、そこに、通例分割された(伸縮パ
イプ1が3本以上の場合)カ−テンレ−ル9の端部が嵌
入され、両側のスライド杆3のカ−テンレ−ル嵌入孔8
には、外方向からエンドストッパ−10が嵌合される。
【0011】カ−テンレ−ル9には、常法によりフロン
トカバ−12が吊下される。フロントカバ−12は、防
水シ−ト、ネット等で構成される。フロントカバ−12
は、必要に応じ、その下部をベランダの手摺り13に固
定可能にする。そのためには、フロントカバ−12の外
側面に、手摺り13を取巻くバンド14を取り付ければ
よい。バンド14には、ベルベットテ−プやホック等の
固定手段を設置する。
【0012】図7は、両端の伸縮パイプ1、1間上に被
装される主カバ−16を示す斜視図で、主カバ−16は
通例透明ないし半透明の防水シ−トである。主カバ−1
6には、適宜蛇腹部(ギャザ−部)17を設けることに
より、殊に長手方向に伸縮可能にすることが好ましい。
また、両側の垂下部18に、短柵状に切れ目を入れるこ
とが好ましい。そのようにした場合、物干し竿32に当
る短冊部分のみが持ち上げられるので、カバ−端部が不
必要に持ち上げられて隙間ができることがなくなる(図
1参照)。
【0013】主カバ−16の裏面には、主カバ−16を
伸縮パイプ1に固定するための固定手段が複数設置され
る。その固定手段としては、伸縮パイプ1を取り巻いて
結着し、あるいは、ベルベットテ−プやホック等を介し
て止める止め紐19が簡便である。また、主カバ−16
の両端部(普通裏面側)に、サイドカバ−21を吊下す
るためのフック、ホック、ベルベットテ−プ等の取付手
段22が設置される。サイドカバ−21は、フロントカ
バ−12と同様の防水シ−ト、ネット等製である。
【0014】上記構成の物干しカバ−を物干しに取り付
けるには、先ず固定手段(4、5)を介して複数の伸縮
パイプ1を物干し竿32に固定する。その際、物干しの
サイズに応じて伸縮パイプ1を伸縮させてその長さ調整
を行う。その後、あるいは、伸縮パイプ1の物干し竿3
2への固定に先立ち、カ−テンレ−ル9をカ−テンレ−
ル嵌入孔8に嵌入する。伸縮パイプ1、1の間隔は、種
々の長さのカ−テンレ−ル9を用意し、あるいは、カ−
テンレ−ル9を適宜カットして長さ調整することにより
設定することができる。
【0015】次いで、カ−テンレ−ル9にフロントカバ
−12を吊下すると共に、伸縮パイプ1上に主カバ−1
6を被装し、止め紐19等を介して主カバ−16を伸縮
パイプ1に張設固定する。そして、主カバ−16の両側
に、取付手段22を介してサイドカバ−21を垂下す
る。フロントカバ−12がバンド14を備えるときは、
それによって手摺り13に固定することにより、強風に
よる翻転等を抑えることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述した通りであるので、構成
簡易で廉価にて供給でき、取付け、取外しが容易で見た
目の悪さもなく、洗濯物が雨に濡れること並びに洗濯物
や物干しが鳥の糞等により汚されることを確実に防止し
得る効果がある。
【0017】請求項2に記載の発明においては、主カバ
−上に雨水が貯まることが防止される効果があり、請求
項3、請求項4及び請求項6の発明においては、横方向
からの雨、鳥糞、塵埃等によって洗濯物が濡れたり、汚
れたりすることを抑止し得る効果がある。
【0018】更に、請求項5に記載の発明においては、
伸縮パイプが伸縮可能であることと、カ−テンレ−ルの
選択又はそのカット処理とによって、主カバ−のカバ−
し得る面積を任意に変更することができる、換言すれば
汎用性を持たせることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の使用時の斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態における伸縮パイプの物干
し竿上への設置方法を示す図である。
【図3】 本発明の実施形態における伸縮パイプの物干
し竿上への設置手段を示す図である。
【図4】 本発明における伸縮パイプの形状例を示す側
面図である。
【図5】 本発明における伸縮パイプの形状例を示す縦
断面図である。
【図6】 本発明における伸縮パイプへのカ−テンレ−
ル接合方法を示す図である。
【図7】 本発明における主カバ−の形状例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 伸縮パイプ 2 外筒 3 スライド杆 4 挿入部 5 締結バンド 9 カ−テンレ−ル 12 フロントカバ− 16 主カバ− 17 蛇腹部 21 サイドカバ− 22 取付手段 32 物干し竿

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物干し竿上にそれと直交方向に載置固定
    可能にした伸縮可能な伸縮パイプを少なくとも2本設
    け、前記伸縮パイプ間上に防水性のある主力バ−を着脱
    可能に張り渡して成る物干しカバ−。
  2. 【請求項2】 前記伸縮パイプを屋外方向に向けて下り
    傾斜させた請求項1に記載の物干しカバ−。
  3. 【請求項3】 前記伸縮パイプの先端部間にカ−テンレ
    −ルを渡し、それにフロントカバ−を吊下可能にした請
    求項1又は2に記載の物干しカバ−。
  4. 【請求項4】 前記フロントカバ−の中間部ないし下部
    をベランダの手摺りに固定可能にした請求項3に記載の
    物干しカバ−。
  5. 【請求項5】 前記主カバ−に蛇腹部を設けて伸縮可能
    した請求項1乃至4のいずれかに記載の物干しカバ−。
  6. 【請求項6】 前記主カバ−の一側又は両側端部に取付
    手段を設け、そこにサイドカバ−を吊下可能にした請求
    項1乃至5のいずれかに記載の物干しカバ−。
JP33631597A 1997-11-20 1997-11-20 物干しカバ− Pending JPH11151399A (ja)

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JP33631597A JPH11151399A (ja) 1997-11-20 1997-11-20 物干しカバ−

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001004406A1 (en) * 1999-07-08 2001-01-18 Linda Welman A drying accessory
CN109056283A (zh) * 2018-08-24 2018-12-21 安徽信息工程学院 新型晾衣架

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001004406A1 (en) * 1999-07-08 2001-01-18 Linda Welman A drying accessory
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