JPH11151126A - 配線機能付き脇机 - Google Patents

配線機能付き脇机

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Publication number
JPH11151126A
JPH11151126A JP32364397A JP32364397A JPH11151126A JP H11151126 A JPH11151126 A JP H11151126A JP 32364397 A JP32364397 A JP 32364397A JP 32364397 A JP32364397 A JP 32364397A JP H11151126 A JPH11151126 A JP H11151126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
drawer
top plate
opening
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP32364397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Tanaka
壽士 田中
Yuji Kurahashi
雄二 倉橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP32364397A priority Critical patent/JPH11151126A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引出し収容空間内に多段に引出しを設けた脇
机において、引出し収容空間で上段の引出しの後部にデ
ットスペースが存在することに注目し、このデットスペ
ースを余剰コードの収容空間として利用し、天板上にパ
ソコンを載置して使用する際の余剰コードの問題を解消
してなる配線機能付き脇机を提供する。 【解決手段】 引出し収容空間9内に多段に引出し2を
設けるとともに、引出し収容空間内で上段の引出し2
B,2Cの後部に区画壁13で仕切られた余剰コード収
容部4を設けるとともに、余剰コード収容部の上方に対
応する天板3の後部を開閉自在な開閉天板5としてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線機能付き脇机
に係わり、更に詳しくは内部に余剰コードを内部に収容
するための収容部を設けてなる配線機能付き脇机に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、引出し収容空間内に多段に引出し
を設けた脇机は、各種提供されている。また、脇机の下
端にキャスターを設けて移動可能となした構造のものも
公知である。
【0003】しかし、従来の脇机にはコードを配線する
ための機能を設けたものは皆無である。特に、近年では
脇机の天板上にパーソナルコンピュータ(以下「パソコ
ン」と称する)を載置して使用することが多くなり、そ
の場合にパソコンに電源を供給する電源用コードや信号
用コードがパソコンの背後に余剰コードとなって束ねら
れているので、見苦しいといった問題を有する。
【0004】尚、OA机では、内部に配線機能を設けた
ものは周知であり、その場合に机天板の後部に沿って配
線ダクトを設け、また幕板の内外へ配線するための開口
を幕板に設けた構造も公知である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、引出し収容
空間内に多段に引出しを設けた脇机において、引出し収
容空間で上段の引出しの後部にデットスペースが存在す
ることに注目し、このデットスペースを余剰コードの収
容空間として利用し、天板上にパソコンを載置して使用
する際の余剰コードの問題を解消してなる配線機能付き
脇机を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、引出し収容空間内に多段に引出しを設ける
とともに、前記引出し収容空間内で上段の引出しの後部
に区画壁で仕切られた余剰コード収容部を設けるととも
に、該余剰コード収容部の上方に対応する天板の後部を
開閉自在な開閉天板としてなる配線機能付き脇机を構成
した。
【0007】また、前記余剰コード収容部は、最下段の
引出しとその上方の引出しの収容空間を区画する中間板
と、前記天板間に区画壁を立設して形成してなること、
前記開閉天板の一部に開閉蓋付きのコード挿通具を設け
てなること、前記余剰コード収容部に対応する背板の一
部にコード挿通用開口を形成してなることがより好まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を添付図面
に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る配線
機能付き脇机の全体斜視図、図2は要部の縦断面図を示
し、図中符号1は本体筐体、2は引出し、3は天板、4
は余剰コード収容部、5は開閉天板をそれぞれ示してい
る。
【0009】前記本体筐体1は、両側板6,6の上端に
天板3を固定するとともに、下端部間に底板7を固定
し、更に背面に背板8を固定し、内部に前面開放した引
出し収容空間9を形成したものである。この引出し収容
空間9には、上下三段に引出し2を設けている。通常、
最下段の引出し2Aは、大きな書類やファイル等の収容
物を収容するために、上段の引出し2B,2Cよりも大
型であり、押し込み格納状態では後端が前記背板8に接
近した位置まで来る。一方、前記上段側の引出し2B,
2Cは、押し込み格納した状態でもその後端と背板8と
の間には大きな空間が存在する。
【0010】また、前記本体筐体1は、特に前記天板3
にパソコン等の重量物を載置して使用する場合を考慮し
て、最下段の引出し2Aと中段の引出し2Bとの間で、
両側板6,6間に中間板10を取付けて筐体強度を高め
ている。この中間板10によって前記引出し収容空間9
は上下に分割される。
【0011】また、前記本体筐体1の底板7には、両側
前後に4個のキャスター11,…を取付けるとともに、
前記最下段の引出し2Aの前端部中央にキャスター12
を取付けて、該引出し2Aを引き出した最に前倒れしな
いようにしている。
【0012】そして、前記引出し収容空間9内で上段の
引出し2B,2Cの後部に、前記中間板10と天板3と
の間に区画壁13を設けて前記余剰コード収容部4を形
成している。そして、該余剰コード収容部4の上方に対
応する天板3の後部には、開閉自在な開閉天板5を設
け、前記余剰コード収容部4の上部を開放可能になして
いる。ここで、前記開閉天板5は、その後縁を前記背板
8の上端縁に蝶番14にて枢着し、該蝶番14を中心に
後方へ回動可能となしている。
【0013】また、前記開閉天板5の一部には、開閉蓋
付きのコード挿通具15を設け、該コード挿通具15の
開閉蓋16,16を開放することによってコード挿通孔
17を形成し、該開閉天板5を閉じたままでもコード挿
通孔17を通して余剰コード収容部4内に図示しないコ
ードを収容することが可能である。また、前記開閉蓋1
6の遊端にも着脱自在なキャップ18を設けておけば、
開閉蓋16を閉じたままでも該キャップ18を外してコ
ードを挿通することが可能である。
【0014】更に、前記余剰コード収容部4に対応する
前記背板8の一部に、該余剰コード収容部4から背後に
コードを引き出すためのコード挿通用開口19を形成し
ている。図示した例では、前記コード挿通用開口19
は、前記中間板10の上面に近接した位置に設けてい
る。
【0015】尚、前記蝶番14は、前記開閉天板5を閉
止状態と開放状態とに自己保持できる構造のものが好ま
しく、家具等の扉の開閉部に通常用いられている構造の
ものを採用することが好ましい。また、前記蝶番14が
単純な回動機能のみを有するものであれば、前記側板
6,6の上端部と開閉天板5の遊端部間にローターキャ
ッチ、プッシュラッチ、マグネットキャッチ等の係着具
を設けるものとする。
【0016】以上のように、前記天板3上にパソコン等
の電気、電子機器を載置して使用する場合、それに供給
する電源用コードや信号用コードの余剰部を前記開閉天
板5を開放して余剰コード収容部4に収容することが可
能であり、また開閉天板5を閉じたままでもコード挿通
具15の開閉蓋16,16を開放して、あるいは開閉蓋
16のキャップ18を外してコード挿通孔17を通して
余剰コード収容部4に収容することが可能である。ま
た、脇机の背後から天板3上のパネコン等に配線するに
は、コードを前記背板8に形成したコード挿通用開口1
9から余剰コード収容部4を通して開閉天板5を開放し
た部分から、又はコード挿通具15の開閉蓋16,16
を開放した部分から、又は開閉蓋16のキャップ18を
外した部分から天板3上に引き出すのである。
【0017】また、前記本体筐体1の両側板6,6の下
縁に沿ってプロテクター20を突設し、本発明に係る脇
机を移動させているときに、机の脚部や他の物体を衝突
した際の衝撃を和らげ、脇机又は他の物体の損傷を防止
するようにしている。
【0018】また、前記引出し2は、図3及び図4に示
すように、前板21に引手部材22を設けるとともに、
該引手部材22を隠すように前板21の背面には裏板2
3を固定し、該裏板23の両側端に側面板24,24を
固定するとともに、該裏板23と両側面板24,24の
下部に形成した凹溝25内に下面板26を取付けた構造
である。そして、中段の引出し2Bと下段の引出し2A
には、引手部材22の内部に羽根板27を回動可能に設
けるとともに、該羽根板27の後部に上向きの係合爪2
8を形成し、該係合爪28を中段の引出し2Bでは、上
段の引出し2Cとの間に設けた補強板29の下面前縁、
下段の引出し2Aでは前記中間板10の下面前縁に形成
した係合凹部30に弾性付勢力によって係合し、該羽根
板27を手前に回動させない限り、引き出せないように
なっている。ここで、前記羽根板27を弾性付勢する手
段として、合成樹脂製で作製した羽根板27の一部に弾
片31を形成し、該弾片31を前記引手部材22の前面
壁に圧接する構造を採用している。尚、前記上段の引出
し2Cには、前記羽根板27は設けてなく、単に前板2
1に形成した凹部32に指を掛けて引き出すようになっ
ている。
【0019】また、前記引出し2は、上段の引出し2C
の前板21に設けた施錠具33を施錠操作すれば、全て
の引出し2,…がロックされて引き出せないような構造
となっている。つまり、前記上段の引出し2Cの前板2
1に設けた施錠具33に、施錠操作によって前板21か
ら上方へ突出する施錠杆34を有しており、また一方の
側板6の内面に沿って形成した凹溝35内に作動杆36
を上下動可能に配設するとともに、該作動杆36の上端
に直角に延設した上部杆37を前記天板3の下面前部に
形成した凹所38内に配して上下動可能となし、該上部
杆37を前記施錠杆34で押し上げることによって、作
動杆36が上昇し、該作動杆36の内面に突設した係止
ピン39,…が、各引出し2の側面板24に突設したス
トッパー40を当止して引き出し動作を規制するのであ
る。
【0020】また、前記天板3の下面前縁には、図2及
び図3に示すように、脇机を移動させるための把手41
を凹設するとともに、該把手41に指を掛けることがで
きるように、前記上段の引出し2Cの前板21の前面上
部に切欠部42を形成している。
【0021】
【発明の効果】以上にしてなる本発明の配線機能付き脇
机は、以下に示すような顕著な効果を奏するものであ
る。
【0022】請求項1によれば、引出し収容空間内に多
段に引出しを設けた脇机において、引出し収容空間で上
段の引出しの後部に余剰コードの収容空間を形成したの
で、デットスペースの有効利用が図れ、天板上にパソコ
ン等の電気、電子機器を載置して使用する際の余剰コー
ドを、開閉天板を開放して余剰コード収容部内に収容す
ることができ、それにより外観性の向上が図れるばかり
でなく、コードを引っ掛けてコード接続部を破損するこ
ともなくなるのである。また、内部に余剰コード収容部
を設けても上段の引出しには全く影響を及ぼさないので
ある。
【0023】請求項2によれば、余剰コード収容部は、
最下段の引出しとその上方の引出しの収容空間を区画す
る中間板と、前記天板間に区画壁を立設して形成してな
ることにより、完全に引出し収容空間とは隔離された空
間を確保できるのである。
【0024】請求項3によれば、開閉天板を閉止したま
までも、コード挿通具の開閉蓋を開放して余剰コード収
容部に余剰コードを収容することができる。
【0025】請求項4によれば、天板の上部から余剰コ
ード収容部を通して脇机背後にコードを配線することが
でき、コードの露出を最小限に抑制できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線機能付き脇机の全体斜視図で
ある。
【図2】同じく縦断面図である。
【図3】引出しの構造を示す部分拡大縦断面図である。
【図4】引出しのロック機構を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 本体筐体 2 引出し 3 天板 4 余剰コード収容部 5 開閉天板 6 側板 7 底板 8 背板 9 引出し収容空間 10 中間板 11 キャスター 12 キャスター 13 区画壁 14 蝶番 15 コード挿通具 16 開閉蓋 17 コード挿通孔 18 キャップ 19 コード挿通用開口 20 プロテクター 21 前板 22 引手部材 23 裏板 24 側面板 25 凹溝 26 下面板 27 羽根板 28 係合爪 29 補強板 30 係合凹部 31 弾片 32 凹部 33 施錠具 34 施錠杆 35 凹溝 36 作動杆 37 上部杆 38 凹所 39 係止ピン 40 ストッパー 41 把手 42 切欠部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出し収容空間内に多段に引出しを設け
    るとともに、前記引出し収容空間内で上段の引出しの後
    部に区画壁で仕切られた余剰コード収容部を設けるとと
    もに、該余剰コード収容部の上方に対応する天板の後部
    を開閉自在な開閉天板としてなることを特徴とする配線
    機能付き脇机。
  2. 【請求項2】 前記余剰コード収容部は、最下段の引出
    しとその上方の引出しの収容空間を区画する中間板と、
    前記天板間に区画壁を立設して形成してなる請求項1記
    載の配線機能付き脇机。
  3. 【請求項3】 前記開閉天板の一部に開閉蓋付きのコー
    ド挿通具を設けてなる請求項1又は2記載の配線機能付
    き脇机。
  4. 【請求項4】 前記余剰コード収容部に対応する背板の
    一部にコード挿通用開口を形成してなる請求項1、2又
    は3記載の配線機能付き脇机。
JP32364397A 1997-11-25 1997-11-25 配線機能付き脇机 Pending JPH11151126A (ja)

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JP32364397A JPH11151126A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 配線機能付き脇机

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JP32364397A JPH11151126A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 配線機能付き脇机

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JPH11151126A true JPH11151126A (ja) 1999-06-08

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JP32364397A Pending JPH11151126A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 配線機能付き脇机

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031021