JPH11150943A - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

Info

Publication number
JPH11150943A
JPH11150943A JP32970797A JP32970797A JPH11150943A JP H11150943 A JPH11150943 A JP H11150943A JP 32970797 A JP32970797 A JP 32970797A JP 32970797 A JP32970797 A JP 32970797A JP H11150943 A JPH11150943 A JP H11150943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
mos
capacitor
boosting
booster circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP32970797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3180898B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Miyazaki
喜芳 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP32970797A priority Critical patent/JP3180898B2/ja
Publication of JPH11150943A publication Critical patent/JPH11150943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3180898B2 publication Critical patent/JP3180898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作時の消費電流が小さく、また回路規模が
小さく汎用性に富んだ昇圧回路を提供する。 【解決手段】 入力電圧を昇圧するコンデンサCaとコ
ンデンサCaに電荷を充電する第1の切換手段と電荷を
放電する第2の切換手段と第1、第2の切換手段に所定
のタイミングで駆動信号を供給するタイミング発生回路
2とから成る昇圧回路において、第1と第2の切換手段
の各々を、充電側MOSスイッチと放電側MOSスイッ
チとから構成され互いに並列に接続された第1、第2の
スイッチ素子から構成する。比較演算回路1は入力電圧
と昇圧電圧と比較し、比較演算回路1が求める昇圧電圧
の昇圧効率が90%を越える場合にスイッチ制御回路3
は、第2のスイッチ素子を構成する充電側MOSスイッ
チと放電側MOSスイッチとをオフとし、昇圧効率が9
0%以下になった場合には第2のスイッチ素子を動作状
態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯用電子機器
等に搭載され、特に表示装置等に高圧電力を供給する昇
圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】可搬型電子機器等は一般に電池で駆動さ
れるが、可搬性を考慮すると電池の体積や重量は大きく
できず、電圧も高くはできない。一方で、可搬型電子機
器であっても比較的高い電圧の電力が要求される回路や
素子が存在する。
【0003】特に表示装置等では、PDP(Plasma D
isplay Panel:プラズマディスプレイパネルやLCD
(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)のように
高い電圧が必要とされる素子が多く用いられており、小
型軽量で効率のよい昇圧回路が不可欠となっている。
【0004】図4は、従来から用いられている昇圧回路
の原理を示す接続図であり、入力電圧VREFを約2倍に
昇圧した出力電圧VOUTを出力する2倍昇圧回路であ
る。図4において、出力端子には昇圧された電位の電荷
を蓄えるコンデンサCbが接続されている。一方コンデ
ンサCaは、電荷を蓄えて上述のコンデンサCbに電荷を
分配する昇圧用のコンデンサである。
【0005】このコンデンサCaの各端に接続されてい
るSW1およびSW2は、互いに同時に接点aあるいは
接点bに切り換わるスイッチである。まず、SW1およ
びSW2が各々接点aを選択している場合には、コンデ
ンサCaにはQ=Ca・VREFの電荷が蓄えられる。
【0006】次に、SW1およびSW2が共に接点b側
に切り換わると、コンデンサCaの正極側(図4では上
側)はコンデンサCbと接続される。このため、コンデ
ンサCaに蓄えられている電荷Qは分配され、コンデン
サCbに電荷Qの一部Q'が充電される。
【0007】このような動作が繰り返されることでコン
デンサCbに電荷が充電され、コンデンサCaから電荷が
分配されない電位、即ち入力電圧VREFの2倍の電圧ま
で上昇する。
【0008】図5は、図4に示したような昇圧原理を用
いた2倍昇圧回路の例を示す接続図である。この図5
は、図4に示したSW1およびSW2を、各々Nチャネ
ルMOS(Metal-Oxide-Semiconductor)スイッチM
7、M8あるいはPチャネルMOSスイッチM9、M1
0に置き換えた例を示している。
【0009】これらMOSスイッチのオン抵抗はできる
だけ小さくなるように構成され、一般にMOSスイッチ
に用いられる素子のトランジスタ幅は比較的大きい。こ
れは、昇圧用のコンデンサCaの充放電時には、スイッ
チに電流が流れるが、MOSスイッチ抵抗によって生じ
る電圧降下や電力損失を抑えるためである。
【0010】例えばこの電圧降下あるいは電力損失は、
昇圧出力電圧が負荷を駆動する平均電流をI、そしてス
イッチの内部抵抗をRとすれば、それぞれ電圧降下Vは
R・I、電力損失PはR・I2に比例する。即ち、電流駆
動能力を落とさずに電圧降下や電力損失を抑えるために
は、MOSスイッチの抵抗Rを小さくさせる必要があ
る。
【0011】しかしこの場合に昇圧回路は、負荷RLが接
続されていない場合(電流を駆動しない場合)において
も、最大電流駆動時と同様の状態で動作する。このた
め、携帯電子機器等のように1つの基板や1つのIC内
に、電源部を始めメモリやCPU等の回路が混在する用
途に使われた場合には、ノイズの発生やスタンバイ時に
おいても消費電流が大きい等の問題が生じた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、周辺装置の状況
に応じて、電流能力や周波数を選択することにより、消
費電流を抑える昇圧回路も考えられている。例えば、特
開平5−64429号公報に示されるものがその例であ
り、図6はこのような昇圧回路の例を示す接続図であ
る。この図6に示す例では、昇圧電位に応じて2つの動
作周波数f1あるいはf2を選択するとともに、電流駆動
能力を2段階に分けている。
【0013】昇圧回路全体に消費する消費電流Iは、負
荷に流れる電流をIl、MOSスイッチのソース−ドレ
インの寄生容量に充放電で消費される電流をIp、MO
Sスイッチのゲートを駆動するための電流Idそしてス
イッチ切り換え時の貫通電流Itとすると、以下のよう
に表される。 I=Il+Ip+Id+It ・・・(1)
【0014】上述の式(1)において、第1項の負荷に
流れる電流Ilは回路に関係ない項目である。また、第
4項のスイッチ切り換え時の貫通電流Itは、2つのスイ
ッチ切り換えのタイミングをオフ/オフ状態で実施すれ
ば0にできるので、ここでは無視し、第2項および第3
項について考える。
【0015】ここで、第2項および第3項とも、スイッ
チングに関る消費電流でスイッチのソース−ドレインの
寄生容量をCp、ゲート容量をCgとして、スイッチをオ
ン/オフする信号の周波数をfとする。
【0016】ここで寄生容量Cpの充放電は、接地電位
GNDと入力電圧VREF間、または入力電圧VREFと出力
電圧VOUT(即ち入力電圧VREFの2倍)間であるので、
寄生電荷Qpとして、Qp=Cp・VREFの充放電が行われ
ている。
【0017】一方、スイッチのゲート容量Cgの充放電
は、接地電圧GNDと出力電圧VOUT(即ち入力電圧VR
EFの2倍)間で行われる。これによりゲート電荷Qgと
して、Qg=Cg・2・VREFの電荷の充放電が行われてい
る。
【0018】従って昇圧回路の消費電流Iは、次のよう
に表される。 I=α・f(Cp+2。Cg)(αは比例定数) ・・・(2) 故に、この公知例のように周波数を切り換えれば、全体
の消費電流は周波数に比例して減少する。
【0019】しかしながら上述の従来例では、MOSス
イッチのゲート容量Cp駆動分の消費電流を考慮してい
ない。即ち、周波数を変えて見かけ上の消費電流を減ら
しているだけなので、昇圧回路全体の動作時の消費電流
は減少しない。
【0020】また、MOSスイッチを直列にして電流駆
動能力を切り換えいるため、スイッチの総数が多くな
り、回路規模が大きくなる。さらに、特定の周波数を切
り換えて用いるので、汎用性に乏しいという問題もあ
る。
【0021】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、動作時の消費電流が小さく、また回路規模が
小さく汎用性に富んだ昇圧回路を提供することを目的と
している。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、入力電圧を
昇圧するコンデンサと、前記コンデンサに電荷を充電す
る第1の切換手段と、前記コンデンサから電荷を放電す
る第2の切換手段と、前記第1および第2の切換手段に
所定のタイミングで駆動信号を供給する駆動手段とを具
備し、前記第1および第2の切換手段の各々は、互いに
並列に接続された第1から第nのスイッチ素子から構成
されることを特徴とする。また、請求項2に記載の発明
にあっては、請求項1に記載の昇圧回路では、第1から
第nのスイッチ素子は、各々充電側MOSスイッチと放
電側MOSスイッチとから構成されることを特徴とす
る。また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項2
に記載の昇圧回路では、前記入力電圧と昇圧電圧と比較
する比較手段を具備し、前記比較手段が求める昇圧電圧
の昇圧効率が第1の効率値を越える場合には前記第1の
スイッチ素子以外は充電側MOSスイッチと放電側MO
Sスイッチとの何れもオフとし、前記昇圧効率が前記第
1の効率値以下になった場合には第2のスイッチ素子を
動作状態とし、以下前記昇圧効率が前記第2の効率値以
下になった場合には第3のスイッチ素子を動作状態とし
・・・、前記昇圧効率が前記第n−1の効率値以下にな
った場合には第nのスイッチ素子を動作状態とすること
を特徴とする。また、請求項4に記載の発明にあって
は、請求項3に記載の昇圧回路では、前記各充電側MO
Sスイッチのゲート電極と前記各放電側MOSスイッチ
のゲート電極とに供給される前記駆動信号を制御するス
イッチ制御手段を具備し、前記スイッチ制御手段は、前
記比較手段が求める昇圧電圧の昇圧効率に応じて第1か
ら第nのスイッチ素子の各々の動作状態を制御すること
を特徴とする。また、請求項5に記載の発明にあって
は、入力電圧を昇圧するコンデンサと、前記コンデンサ
に電荷を充電する第1の切換手段と、前記コンデンサか
ら電荷を放電する第2の切換手段と、前記第1および第
2の切換手段に所定のタイミングで駆動信号を供給する
駆動手段とを具備し、前記第1および第2の切換手段の
各々は、充電側MOSスイッチと放電側MOSスイッチ
とから構成され互いに並列に接続された第1および第2
のスイッチ素子から構成されることを特徴とする。ま
た、請求項6に記載の発明にあっては、請求項5に記載
の昇圧回路では、前記入力電圧と昇圧電圧と比較する比
較手段と、前記各充電側MOSスイッチのゲート電極と
前記各放電側MOSスイッチのゲート電極とに供給され
る前記駆動信号を制御するスイッチ制御手段とを具備
し、前記比較手段が求める昇圧電圧の昇圧効率が90%
を越える場合に前記スイッチ制御手段は、前記第2のス
イッチ素子を構成する充電側MOSスイッチと放電側M
OSスイッチとの何れもオフとし、前記昇圧効率が90
%以下になった場合には前記第2のスイッチ素子を動作
状態とすることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、入力電圧を昇圧するコ
ンデンサとコンデンサに電荷を充電する第1の切換手段
とコンデンサから電荷を放電する第2の切換手段と第1
および第2の切換手段に所定のタイミングで駆動信号を
供給する駆動手段とから成る昇圧回路において、第1お
よび第2の切換手段の各々を、互いに並列に接続された
第1から第nのスイッチ素子から構成する。また、第1
から第nのスイッチ素子を、各々充電側MOSスイッチ
と放電側MOSスイッチとによって構成する。この場
合、比較手段によって入力電圧と昇圧電圧とを比較し、
比較手段が求める昇圧電圧の昇圧効率が第1の効率値を
越える場合には第1のスイッチ素子以外は充電側MOS
スイッチと放電側MOSスイッチとの何れもオフとし、
昇圧効率が第1の効率値以下になった場合には第2のス
イッチ素子を動作状態とし、以下昇圧効率が第2の効率
値以下になった場合には第3のスイッチ素子を動作状態
とし・・・、昇圧効率が第n−1の効率値以下になった
場合には第nのスイッチ素子を動作状態とする。また、
比較手段が求める昇圧電圧の昇圧効率に応じて、スイッ
チ制御手段が第1から第nのスイッチ素子の各々の各充
電側MOSスイッチのゲート電極と各放電側MOSスイ
ッチのゲート電極とに供給される駆動信号を制御する。
あるいは、入力電圧を昇圧するコンデンサとコンデンサ
に電荷を充電する第1の切換手段とコンデンサから電荷
を放電する第2の切換手段と第1および第2の切換手段
に所定のタイミングで駆動信号を供給する駆動手段とか
ら成る昇圧回路において、第1および第2の切換手段の
各々を、充電側MOSスイッチと放電側MOSスイッチ
とから構成され互いに並列に接続された第1および第2
のスイッチ素子から構成する。この場合、比較手段は入
力電圧と昇圧電圧と比較し、比較手段が求める昇圧電圧
の昇圧効率が90%を越える場合にスイッチ制御手段
は、第2のスイッチ素子を構成する充電側MOSスイッ
チと放電側MOSスイッチとの何れもオフとし、昇圧効
率が90%以下になった場合には第2のスイッチ素子を
動作状態とする。
【0024】
【発明の実施の形態】A.第1の実施の形態 以下に、本発明について説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態にかかる昇圧回路の構成を示す接続図で
ある。図1においてP1は入力電圧VREFが供給される入
力端子、P2は出力電圧が出力される出力端子である。こ
の出力端子P1は、入力端子P2の2倍の電圧を出力す
る。
【0025】M1〜M8は、各々充放電用のMOSスイ
ッチであり、MOSスイッチM1とM2、MOSスイッ
チM3とM4、MOSスイッチM5とM6、そしてMO
SスイッチM7とM8とは、それぞれ並列に接続されて
いる。
【0026】これらMOSスイッチM1とM2ならびに
MOSスイッチM7とM8がオンになることでコンデン
サCaに充電し、MOSスイッチM3とM4ならびにMO
SスイッチM5とM6がオンになることでコンデンサC
aから放電する。
【0027】タイミング生成回路2は、所定のタイミン
グで上述のMOSスイッチM1〜M8のオン/オフを制
御する。比較演算回路1には入力電圧VREFと出力電圧
VOUTとが入力されて、所望の昇圧電圧が出力されてい
るかを監視する。
【0028】スイッチ制御回路3は2つのゲート素子、
オアゲートG1とアンドゲートG2とから構成され、比較
演算回路1の出力に基づいて、タイミング生成回路2か
ら各MOSスイッチM1〜M8のゲート電極に供給され
る信号を制御する。
【0029】このオアゲートG1の入力端の一方には、
コンデンサCaを放電するMOSスイッチM4ならびに
M6のゲート電極に印加される信号f1が入力され、入力
端の他方には比較演算回路1の出力信号が入力される。
【0030】またアンドゲートG2の入力端の一方に
は、コンデンサCaに充電するMOSスイッチM2なら
びにM8のデート電極に印加される信号f2が入力さ
れ、入力端の他方には比較演算回路1の反転出力信号が
入力される。
【0031】ここで、昇圧効率を90%以上を設定した
場合の本実施の形態の動作について説明する。この場
合、出力電圧VOUTの1/2の電圧と入力電圧VREFの9
/10レベルとを比較して、VOUT/2>9・VREF/1
0である場合に、比較演算回路1の出力レベルが“H
(High)”となるように設定する。
【0032】例えば、本実施の形態に負荷が接続されて
いない状況では、電流が出力される必要がない。従って
昇圧電圧も2・VREFとなり、昇圧効率も殆ど100%に
近い値となる。このため、比較演算回路1の出力は
“H”となる。
【0033】この時、MOSスイッチM1、M3、M5
ならびにM7はタイミング生成回路2の出力信号f1、
f2に関らずオフとなる。即ち、タイミング生成回路2
やオアゲートG1、アンドゲートG2が駆動すべきMOS
スイッチのゲート数は半分になる。このため、MOSス
イッチのソース−ドレインの寄生容量Cp(上述の式
(2)参照)が半分となるので、消費電流も半分に近い
値となる。
【0034】次に、本実施の形態に負荷が接続された場
合について説明する。出力電流の増加に伴って、MOS
スイッチの抵抗の損失等により出力電圧VOUTが下が
り、90%以下の昇圧効率になると、比較演算回路1の
出力が“L”となる。
【0035】従って、オアゲートG1ならびにアンドゲ
ートG2の働きによりタイミング生成回路2の出力信号
f1ならびにf2は、直接MOSスイッチM3、M5ある
いはMOSスイッチM1、M7のゲート電極に印加され
る。このため、MOSスイッチ全体の抵抗値を下げて電
流駆動能力を増加させるので、電流駆動能力が維持され
る。
【0036】即ち本実施の形態では、昇圧用コンデンサ
を充放電するMOSスイッチを分割して制御し、負荷に
応じて駆動するゲート負荷を変えている。このため、昇
圧回路の動作電流中で大きな割合を占めているゲートの
駆動電流を状況に応じて減らすことが可能である。ま
た、比較演算回路にヒステリシスを持たせることによ
り、上述の切り換えをより安定して行なうことも可能に
なる。
【0037】B.第2の実施の形態 図2は、本発明の第2の実施の形態にかかる昇圧回路の
構成を示す接続図である。上述の第1の実施の形態で
は、2倍昇圧回路においてMOSスイッチを2つに分割
した例を挙げて説明した。本発明は図2に示すようにn
倍昇圧回路に適用することも可能であり、スイッチをm
分割することも可能である。
【0038】n倍昇圧回路では、図2に示すようにn−
1個の昇圧用コンデンサが必要で、各コンデンサの両端
の各々に2つの電位を選択するスイッチSWaあるいは
SWbが接続された構成となり、2倍昇圧回路が直列に
接続される。
【0039】図3は、スイッチSWaおよびスイッチS
Wbの詳細な構成を示す接続図であり、図3(a)はス
イッチSWaの構成を示し、図3(b)はスイッチSWb
の構成を示している。
【0040】図3に示すようにスイッチSWaあるいは
SWbは、各々m分割されたPチャネルMOSトランジ
スタ(MP1からMPm)、あるいはNチャネルMOSト
ランジスタ(MN1からMNm)から構成されている。
【0041】各スイッチSWaあるいはSWbは、発振回
路5の出力に基づいて駆動される。この駆動タイミング
は、昇圧回路の出力電圧VOUTが供給されているmビット
A/D(Analog/Digital:アナログ−ディジタル変
換回路)4が、スイッチ制御回路6を介して制御する。
【0042】このように本実施の形態では、負荷駆動に
よる昇圧状況に応じて、昇圧回路を駆動するMOSスイ
ッチの抵抗値と、その駆動ゲート容量を変えることで、
無駄な動作による消費電流やノイズを抑えている。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入力電圧を昇圧するコンデンサとコンデンサに電荷
を充電する第1の切換手段とコンデンサから電荷を放電
する第2の切換手段と第1および第2の切換手段に所定
のタイミングで駆動信号を供給する駆動手段とから成る
昇圧回路において、第1および第2の切換手段の各々
を、互いに並列に接続された第1から第nのスイッチ素
子から構成する。また、第1から第nのスイッチ素子
を、各々充電側MOSスイッチと放電側MOSスイッチ
とによって構成する。この場合、比較手段によって入力
電圧と昇圧電圧とを比較し、比較手段が求める昇圧電圧
の昇圧効率が第1の効率値を越える場合には第1のスイ
ッチ素子以外は充電側MOSスイッチと放電側MOSス
イッチとの何れもオフとし、昇圧効率が第1の効率値以
下になった場合には第2のスイッチ素子を動作状態と
し、以下昇圧効率が第2の効率値以下になった場合には
第3のスイッチ素子を動作状態とし・・・、昇圧効率が
第n−1の効率値以下になった場合には第nのスイッチ
素子を動作状態とする。また、比較手段が求める昇圧電
圧の昇圧効率に応じて、スイッチ制御手段が第1から第
nのスイッチ素子の各々の各充電側MOSスイッチのゲ
ート電極と各放電側MOSスイッチのゲート電極とに供
給される駆動信号を制御するので、動作時の消費電流が
小さい昇圧回路が実現可能であるという効果が得られ
る。あるいは、入力電圧を昇圧するコンデンサとコンデ
ンサに電荷を充電する第1の切換手段とコンデンサから
電荷を放電する第2の切換手段と第1および第2の切換
手段に所定のタイミングで駆動信号を供給する駆動手段
とから成る昇圧回路において、第1および第2の切換手
段の各々を、充電側MOSスイッチと放電側MOSスイ
ッチとから構成され互いに並列に接続された第1および
第2のスイッチ素子から構成する。この場合、比較手段
は入力電圧と昇圧電圧と比較し、比較手段が求める昇圧
電圧の昇圧効率が90%を越える場合にスイッチ制御手
段は、第2のスイッチ素子を構成する充電側MOSスイ
ッチと放電側MOSスイッチとの何れもオフとし、昇圧
効率が90%以下になった場合には第2のスイッチ素子
を動作状態とするので、回路規模が小さく汎用性に富ん
だ昇圧回路が実現可能であるという効果が得られる。
【0044】即ち、本発明では従来の回路とは異なり、
昇圧回路の周波数を変えることなく、負荷に応じて昇圧
回路の駆動能力ならびに動作するMOSスイッチの総ゲ
ート容量を変え、消費電流を抑えている。
【0045】また、MOSスイッチを分割することによ
り実施できるので、従来と変らない規模で実施できる。
さらに、従来のように周波数を変えて消費電流を抑える
必要がなく、既存のタイミング回路に数個のゲートと比
較回路を追加して実施できるので、汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかる昇圧回路
の構成を示す接続図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態にかかる昇圧回路
の構成を示す接続図である。
【図3】
【図4】 従来から用いられている昇圧回路の原理を示
す接続図である。
【図5】 図4に示したような昇圧原理を用いた2倍昇
圧回路の例を示す接続図である。
【図6】 電流能力や周波数を選択することにより消費
電流を抑える昇圧回路の構成例を示す接続図である。
【符号の説明】
1 比較演算回路(比較手段) 2 タイミング発生回路(駆動手段) 3 スイッチ制御回路(スイッチ制御手段) 4 mビットA/D(比較手段) 5 発振回路(駆動手段) 6 スイッチ制御回路(スイッチ制御手段) Ca コンデンサ M1、M2、M7、M8 NチャネルMOSスイッチ
(MOSスイッチ) M3、M4、M5、M6 PチャネルMOSスイッチ
(MOSスイッチ) MN NチャネルMOSスイッチ(MOSスイッチ) MP PチャネルMOSスイッチ(MOSスイッチ) SWa スイッチ(第2の切換手段) SWb スイッチ(第1の切換手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】図5は、従来から用いられている昇圧回路
の原理を示す接続図であり、入力電圧VREFを約2倍
に昇圧した出力電圧VOUTを出力する2倍昇圧回路で
ある。図5において、出力端子には昇圧された電位の電
荷を蓄えるコンデンサCbが接続されている。一方コン
デンサCaは、電荷を蓄えて上述のコンデンサCbに電
荷を分配する昇圧用のコンデンサである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に、SW1およびSW2が共に接点b側
に切り換わると、コンデンサCaの正極側(図5では上
側)はコンデンサCbと接続される。このため、コンデ
ンサCaに蓄えられている電荷Qは分配され、コンデン
サCbに電荷Qの一部Q′が充電される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】図6は、図5に示したような昇圧原理を用
いた2倍昇圧回路の例を示す接続図である。この図6
は、図5に示したSW1およびSW2を、各々Nチャネ
ルMOS(Meta1−Oxide−Semicond
uctor)スイッチM7、M8あるいはPチャネルM
OSスイッチM9、M10に置き換えた例を示してい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一方、周辺装置の状況
に応じて、電流能力や周波数を選択することにより、消
費電流を抑える昇圧回路も考えられている。例えば、特
開平5−64429号公報に示されるものがその例であ
り、図7はこのような昇圧回路の例を示す接続図であ
る。この図7に示す例では、昇圧電位に応じて2つの動
作周波数f1あるいはf2を選択するとともに、電流駆
動能力を2段階に分けている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】図3および図4は、スイッチSWaおよび
スイッチSWbの詳細な構成を示す接続図であり、図3
はスイッチSWaの構成を示し、図4はスイッチSWb
の構成を示している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】図3および図4に示すようにスイッチSW
aあるいはSWbは、各々m分割されたPチャネルMO
Sトランジスタ(MP1からMPm)、あるいはNチャ
ネルMOSトランジスタ(MN1からMNm)から構成
されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかる昇圧回路
の構成を示す接続図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態にかかる昇圧回路
の構成を示す接続図である。
【図3】 同実施の形態における、スイッチSWaの詳
細な構成を示す接続図である。
【図4】 同実施の形態における、スイッチSWbの詳
細な構成を示す接続図である。
【図5】 従来から用いられている昇圧回路の原理を示
す接続図である。
【図6】 図5に示したような昇圧原理を用いた2倍昇
圧回路の例を示す接続図である。
【図7】 電流能力や周波数を選択することにより消費
電流を抑える昇圧回路の構成例を示す接続図である。
【符号の説明】 1 比較演算回路(比較手段) 2 タイミング発生回路(駆動手段) 3 スイッチ制御回路(スイッチ制御手段) 4 mビットA/D(比較手段) 5 発振回路(駆動手段) 6 スイッチ制御回路(スイッチ制御手段) Ca コンデンサ M1、M2、M7、M8 NチャネルMOSスイッチ
(MOSスイッチ) M3、M4、M5、M6 PチャネルMOSスイッチ
(MOSスイッチ) MN NチャネルMOSスイッチ(MOSスイッチ) MP PチャネルMOSスイッチ(MOSスイッチ) SWa スイッチ(第2の切換手段) SWb スイッチ(第1の切換手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧を昇圧するコンデンサと、 前記コンデンサに電荷を充電する第1の切換手段と、 前記コンデンサから電荷を放電する第2の切換手段と、
    前記第1および第2の切換手段に所定のタイミングで駆
    動信号を供給する駆動手段とを具備し、 前記第1および第2の切換手段の各々は、互いに並列に
    接続された第1から第n(nは2以上の整数)のスイッ
    チ素子から構成されることを特徴とする昇圧回路。
  2. 【請求項2】 第1から第nのスイッチ素子は、 各々充電側MOSスイッチと放電側MOSスイッチとか
    ら構成されることを特徴とする請求項1に記載の昇圧回
    路。
  3. 【請求項3】 前記入力電圧と昇圧電圧と比較する比較
    手段を具備し、 前記比較手段が求める昇圧電圧の昇圧効率が第1の効率
    値を越える場合には前記第1のスイッチ素子以外は充電
    側MOSスイッチと放電側MOSスイッチとの何れもオ
    フとし、 前記昇圧効率が前記第1の効率値以下になった場合には
    第2のスイッチ素子を動作状態とし、 以下前記昇圧効率が前記第2の効率値以下になった場合
    には第3のスイッチ素子を動作状態とし・・・、 前記昇圧効率が前記第n−1の効率値以下になった場合
    には第nのスイッチ素子を動作状態とすることを特徴と
    する請求項2に記載の昇圧回路。
  4. 【請求項4】 前記各充電側MOSスイッチのゲート電
    極と前記各放電側MOSスイッチのゲート電極とに供給
    される前記駆動信号を制御するスイッチ制御手段を具備
    し、 前記スイッチ制御手段は、 前記比較手段が求める昇圧電圧の昇圧効率に応じて第1
    から第nのスイッチ素子の各々の動作状態を制御するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の昇圧回路。
  5. 【請求項5】 入力電圧を昇圧するコンデンサと、 前記コンデンサに電荷を充電する第1の切換手段と、 前記コンデンサから電荷を放電する第2の切換手段と、 前記第1および第2の切換手段に所定のタイミングで駆
    動信号を供給する駆動手段とを具備し、 前記第1および第2の切換手段の各々は、充電側MOS
    スイッチと放電側MOSスイッチとから構成され互いに
    並列に接続された第1および第2のスイッチ素子から構
    成されることを特徴とする昇圧回路。
  6. 【請求項6】 前記入力電圧と昇圧電圧と比較する比較
    手段と、 前記各充電側MOSスイッチのゲート電極と前記各放電
    側MOSスイッチのゲート電極とに供給される前記駆動
    信号を制御するスイッチ制御手段とを具備し、 前記比較手段が求める昇圧電圧の昇圧効率が90%を越
    える場合に前記スイッチ制御手段は、前記第2のスイッ
    チ素子を構成する充電側MOSスイッチと放電側MOS
    スイッチとの何れもオフとし、 前記昇圧効率が90%以下になった場合には前記第2の
    スイッチ素子を動作状態とすることを特徴とする請求項
    5に記載の昇圧回路。
JP32970797A 1997-11-14 1997-11-14 昇圧回路 Expired - Fee Related JP3180898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32970797A JP3180898B2 (ja) 1997-11-14 1997-11-14 昇圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32970797A JP3180898B2 (ja) 1997-11-14 1997-11-14 昇圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11150943A true JPH11150943A (ja) 1999-06-02
JP3180898B2 JP3180898B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=18224379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32970797A Expired - Fee Related JP3180898B2 (ja) 1997-11-14 1997-11-14 昇圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3180898B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002061931A1 (fr) * 2001-01-30 2002-08-08 Hitachi, Ltd. Circuit d'amplification de puissance, dispositif d'affichage a cristaux liquides et materiel electronique portable
JP2002297101A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示装置ならびにそれを備える携帯電話機および携帯情報端末機器
JP2006296198A (ja) * 1999-06-25 2006-10-26 Board Of Trustees Of The Univ Of Illinois 動的切換可能な電力変換器
JP2007513600A (ja) * 2003-12-03 2007-05-24 フェアーチャイルド セミコンダクター コーポレイション Dc/dcコンバータを区分化スイッチングで調整するためのデジタル・ループ
JP2007202317A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Rohm Co Ltd チャージポンプ回路及びこれを備えた電気機器
US7355732B2 (en) 2000-12-22 2008-04-08 Ricoh Company, Ltd. Printing mechanism for wireless devices
GB2451528A (en) * 2007-08-03 2009-02-04 Wolfson Microelectronics Plc A switching power converter with controllable switch size for reduced switch drive or switch conduction losses

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6017751B1 (ja) * 2015-06-19 2016-11-02 日本写真印刷株式会社 円偏光板付きタッチセンサ及び画像表示装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006296198A (ja) * 1999-06-25 2006-10-26 Board Of Trustees Of The Univ Of Illinois 動的切換可能な電力変換器
JP4676377B2 (ja) * 1999-06-25 2011-04-27 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ ユニバーシティ オブ イリノイ 動的切換可能な電力変換器
US7355732B2 (en) 2000-12-22 2008-04-08 Ricoh Company, Ltd. Printing mechanism for wireless devices
WO2002061931A1 (fr) * 2001-01-30 2002-08-08 Hitachi, Ltd. Circuit d'amplification de puissance, dispositif d'affichage a cristaux liquides et materiel electronique portable
JP2002297101A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示装置ならびにそれを備える携帯電話機および携帯情報端末機器
JP4837567B2 (ja) * 2003-12-03 2011-12-14 フェアーチャイルド セミコンダクター コーポレイション Dc/dcコンバータを区分化スイッチングで調整するためのデジタル・ループ
JP2007513600A (ja) * 2003-12-03 2007-05-24 フェアーチャイルド セミコンダクター コーポレイション Dc/dcコンバータを区分化スイッチングで調整するためのデジタル・ループ
JP2007202317A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Rohm Co Ltd チャージポンプ回路及びこれを備えた電気機器
GB2451528A (en) * 2007-08-03 2009-02-04 Wolfson Microelectronics Plc A switching power converter with controllable switch size for reduced switch drive or switch conduction losses
GB2451526A (en) * 2007-08-03 2009-02-04 Wolfson Microelectronics Plc A switching power converter with controllable switch size for reduced switch losses
GB2451526B (en) * 2007-08-03 2012-04-25 Wolfson Microelectronics Plc Amplifier circuit
US8198941B2 (en) 2007-08-03 2012-06-12 Wolfson Microelectronics Plc Amplifier circuit and method of amplifying a signal in an amplifier circuit
US8514025B2 (en) 2007-08-03 2013-08-20 Wolfson Microelectronics Plc Amplifier circuit and method of amplifying a signal in an amplifier circuit
US8988149B2 (en) 2007-08-03 2015-03-24 Cirrus Logic International (Uk) Limited Amplifier circuit and method of amplifying a signal in an amplifier circuit
US9252729B2 (en) 2007-08-03 2016-02-02 Cirrus Logic International Semiconductor Ltd. Amplifier circuit and method of amplifying a signal in an amplifier circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JP3180898B2 (ja) 2001-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7505290B2 (en) Power supply apparatus including charge-pump type step-up circuit having different discharging time constants
KR100524985B1 (ko) 효율이 높은 부스팅 회로, 이를 구비하여 부하량에 따라자동적으로 부스팅을 결정하는 부스팅 파워 장치 및 그파워 부스팅 제어 방법
US6960955B2 (en) Charge pump-type booster circuit
US5426334A (en) Micropower gate charge pump for power MOSFETS
US7541859B2 (en) Charge pump circuit
JP3675454B2 (ja) 昇圧回路、半導体装置及び表示装置
US7737767B2 (en) Control circuit and control method for charge pump circuit
US7119802B2 (en) Driving voltage controller
US6538907B2 (en) Voltage drop DC-DC converter
US6249446B1 (en) Cascadable, high efficiency charge pump circuit and related methods
US20070279950A1 (en) Booster power supply circuit and control method therefor and driver IC
JP2000166220A (ja) 電源回路それを用いた表示装置及び電子機器
JP3675457B2 (ja) 昇圧クロック生成回路及び半導体装置
EP1126584A2 (en) A dc-dc voltage boosting method and power supply circuit using the same
JPH07255167A (ja) 容量性負荷駆動用dc−dcブーストコンバータ
US20070063762A1 (en) Semiconductor device with charge pump booster circuit
US10476383B2 (en) Negative charge pump circuit
JP3180898B2 (ja) 昇圧回路
US20050012542A1 (en) Power supply
JP2010259225A (ja) 昇圧回路、及びそれを用いた液晶表示装置
EP1506611B1 (en) Charge pump
US20050012739A1 (en) Semiconductor device and display device
JP2004343893A (ja) 昇圧回路
JP3488807B2 (ja) El素子の駆動回路
JP2002272091A (ja) 倍電圧昇圧型dc/dcコンバータ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees