JPH11149035A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11149035A
JPH11149035A JP31548497A JP31548497A JPH11149035A JP H11149035 A JPH11149035 A JP H11149035A JP 31548497 A JP31548497 A JP 31548497A JP 31548497 A JP31548497 A JP 31548497A JP H11149035 A JPH11149035 A JP H11149035A
Authority
JP
Japan
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unit
distance measuring
finder
camera
measuring unit
Prior art date
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Application number
JP31548497A
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English (en)
Inventor
Toshibumi Nakano
俊文 中野
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファインダユニットに対しての位置調整が簡単
に行え、しかも、確実な支持が可能な測距装置を有する
カメラを提供する。 【解決手段】本カメラは、カメラ本体1と別体に形成さ
れたファインダユニット4に取り付けられ、測距ユニッ
ト5を支持する支持穴12c,12dとファインダ光学
系の光軸Ofに対して測距光学系の光軸Os1,Os1の傾
きが変化する方向に測距ユニット5を付勢する板バネ部
12e,12gとを持つ測距本体支持板12を有してお
り、上記板バネ部12e、および、12gの付勢力に抗
して測距ユニット5を移動させ、ファインダユニット4
の対する相対位置を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動焦点検出機能
を有するカメラに関し、より詳しくは測距装置の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に自動焦点検出機能を有するカメ
ラにおいては、一般にカメラ本体に対して別体であるフ
ァインダユニットとAFモジュールを内蔵する測距ユニ
ットとが互いに接近した状態でカメラ本体に組み付けら
れる。そして、カメラ本体とファインダユニットとAF
モジュールとの間の位置ずれの調整が行われていた。
【0003】特開平9−197248号公報に開示のカ
メラは、カメラ本体に対してファインダユニットと測距
ユニットを組み付ける場合、まず、一体的に支持される
ファインダユニットと測距ユニットとの間の位置調整を
行い、その後、ファインダユニットと測距ユニットとが
一体状態でカメラ本体に対して位置調整される構造のも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平9−197
248号公報に開示のカメラでは、まず、ファインダユ
ニットと測距ユニットとの間で位置調整が行われるが、
ファインダユニットと測距ユニットの1つの接合面に連
結支持用のピンを設け、シム等で位置調整を行っている
ので位置決めが行いにくかった。また、ファインダユニ
ットと測距ユニット間で位置調整を行い、さらに、ファ
インダユニットと測距ユニットとを一体の状態でカメラ
本体に対して位置調整を行う構造であることから、測距
ユニットは、カメラ本体に対して間接的に支持されるこ
とになり、確実な支持が困難であった。
【0005】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、ファインダユニットに対しての位
置調整が簡単に行え、しかも、確実な支持が可能な測距
装置を有するカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
カメラは、カメラ本体と、上記カメラ本体とは別体に形
成された測距ユニットと、上記測距ユニットを、上記カ
メラ本体とは別体に形成されたファインダユニットに対
して位置調整可能状態で支持する支持部材とを具備して
おり、上記測距ユニットはその両端面に形成された係合
部によって支持部材で支持される。
【0007】本発明の請求項2記載のカメラは、カメラ
本体と、上記カメラ本体とは別体に形成された測距用の
結像光学系を有する測距ユニットと、上記カメラ本体と
は別体に形成された観察光学系を有するファインダユニ
ットに取り付けられ、上記測距ユニットを支持する支持
手段を有し、さらに、上記観測光学系の光軸に対して上
記結像光学系の光軸の傾きが変化する方向に測距ユニッ
トを付勢する付勢手段を有する支持部材とを具備してお
り、上記付勢手段の付勢力に抗して測距ユニットを移動
させて位置調整を行うことができる。
【0008】本発明の請求項3記載のカメラは、請求項
2記載のカメラにおいて、上記カメラ本体に取り付けら
れ、上記測距ユニットを上記付勢手段の付勢方向に抗し
て移動させる位置調整手段を有する固定部材を具備して
おり、上記固定部材の位置調整手段を操作して上記測距
ユニットの位置調整を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示
すカメラの要部を示す正面図である。図2は、ファイン
ダおよび測距装置(以下、ファインダ/測距装置と記載
する)の分解斜視図である。
【0010】図1に示すように、本実施の形態のカメラ
において、カメラ本体1には撮影レンズ2を有するレン
ズ鏡筒が装着されている。図1中、光軸Oは、上記撮影
レンズ2の光軸を示す。カメラ本体1の上方部にはファ
インダユニット4と測距ユニット5と固定部材である固
定板6とで構成されるファインダ/測距装置3が配設さ
れている。なお、測距ユニット5は、その基線方向(図
2の基線長Sの方向)がファインダ光軸Of(図2参
照)と直交する方向(水平方向)になるように保持さ
れ、ファインダユニット4に対して水平方向側方に配設
されている。以下、図2の分解斜視図によりその構成を
説明する。
【0011】上記カメラ本体の上部のファインダユニッ
トと測距ユニット装着部には、取り付けネジ穴1a,1
b,1e,1f,1g,1hと、位置決めピン1c,1
d,1i,1jとが設けられている。
【0012】上記ファインダユニット4は、ファインダ
ユニット本体(以下、F本体と記載する)11と、上記
F本体11に内蔵され、光軸Ofを有する観測光学系で
あるファインダ光学系と、補助光発光部19と、セルフ
タイマ撮影表示用発光部20とからなる。
【0013】上記ファインダ光学系は、対物レンズ15
と、変倍光学系16と、プリズム17と、接眼レンズ1
8とで構成される。
【0014】上記F本体11には、支持板取り付け面1
1e上に測距ユニット本体(以下、S本体と記載する)
を支持する支持部材としてのS本体支持板12が支持ピ
ン13を介して垂直軸回りに所定の範囲内で回動可能に
支持されている。さらに、光軸Ofに対して幅方向の端
部に取り付け穴11a,11bと位置決め穴11c,1
1dが設けられている。
【0015】上記S本体支持板12には、上記支持ピン
13が嵌入する支持穴12aと、垂直軸回りの回動を所
定の範囲に規制するためにF本体11のピン14に遊合
する穴12bと、上記ファインダ光軸Ofに直交する方
向に対向して設けられるS本体の水平軸回りの回動支持
用の支持穴12c,12dと、上記支持穴12dの後方
に延出し、先端部がF本体11の側面11fと当接する
付勢手段としての板バネ部12eと、支持板取り付け面
11eに対して傾斜する付勢手段としての板バネ部12
gと、S本体23の位置決めピン23c,23dが嵌入
される位置決め長穴12f,12hとが設けられてい
る。
【0016】なお、上記支持穴12aは、回動用支持穴
12c,12dの水平軸心の下方位置に配設されてお
り、支持板12の前方(被写体側)に配設されている。
また、上記支持穴12c,12dは、その穴の中心を結
ぶ線が略ファインダ光学系光軸Ofを通るように位置し
ている。
【0017】上記測距ユニット5は、パッシブ測距用の
ものであって、S本体23と、S本体23に組み付けら
れ、基線長Sの間隔の平行な結像光軸Os1,Os2を持つ
一対の結像光学系である結像レンズ25,26と、AF
モジュールの一対のリニアタイプのCCD(L)27,
CCD(R)28と、S本体23の上面と側面上に配設
される金属の当て板24とからなる。
【0018】上記S本体23には、その下面に支持板1
2の位置決め穴12f,12hに嵌入可能な位置決め用
のピン23c,23dが設けられ、基線長Sの方向の側
端面の対向する位置に支持板12の支持穴12c,12
dが嵌入可能な支持ピン23a,23bが配設されてい
る。
【0019】上記固定板6は、略コの字枠状の部材であ
って、取り付け穴6a,6b,6c,6dと位置決め穴
6e,6fとが設けられており、さらに、位置調整手段
として上面部に2つのネジ穴6g,6h、および、側面
部にネジ穴6iが配設されている。
【0020】次に、以上のように構成された本カメラの
ファインダ/測距装置3をカメラ本体1に組み付け、調
整する手順等について説明する。図3,4は、測距ユニ
ットの支持機構部周りの組み付け状態の縦断面図と横断
面図である。まず、F本体11に回動可能に取り付けら
れているS本体支持板12に測距ユニット5のS本体2
3を支持ピン23a,23bを介して取り付ける。この
取り付け状態では、上記S本体23は、板バネ部12e
により垂直軸となる支持ピン13回りに時計回り方向D
2 (図4上)に付勢されており、同時に、板バネ部12
gにより水平軸方向の支持ピン23a,23b回りに反
時計回り方向D1 (図3上)に付勢された状態になる。
【0021】続いて、F本体11をカメラ本体の装着す
るが、そのとき、カメラ本体1の位置決めピン1c,1
dにF本体11の位置決め穴11c,11dを嵌入さ
せ、さらに、ビス31,32により、取り付け穴11
a,11bを介して、取り付けネジ部1a,1bにて固
着する。この取り付けによりファインダユニット4は、
カメラ本体1に対して各部品の精度で正確に位置決めさ
れ、特に、取り付け位置の微調節は行わない。
【0022】その後、固定板6を上方から被せてカメラ
本体に装着するが、そのとき、カメラ本体1の位置決め
ピン1i,1jに固定板6の位置決め穴6e,6fを嵌
入させ、さらに、ビス33,34,35,36により、
取り付け穴6a,6b,6c,6dを介して、取り付け
ネジ部1e,1f,1g,1hにて固着する。そして、
位置調整手段である調整ネジ37,38,39をそれぞ
れ固定板6のネジ穴6g,6h,6iに仮挿入してお
く。
【0023】次に、ファインダユニット4に対する測距
ユニット5の位置調整を行う。図5は、上記位置調整に
用いられる被写体としてのテストチャート41を示す図
である。図6は、上記位置調整時における測距ユニット
5のCCD(L)27およびCCD(R)28のライン
方向xL ,xR に沿った各セルの出力変化、すなわち、
出力波形を示す図である。
【0024】上記位置調整を行う場合、図5のテストチ
ャート41を標準被写体距離にセットする。ファインダ
ユニット4を観察しながらファインダターゲットマーク
42が図5のテストチャート41の中心点41aに合致
するようにカメラ本体1の方向を調整し、固定する。
【0025】その後、第1の調整として、ファインダユ
ニットの光軸Ofに対して測距ユニットの結像光軸Os
1,Os2の上下方向の傾きを一致させる調整を行う。こ
の調整は、図3に示す板バネ部12gの付勢力に抗して
調整ネジ37,38をネジ込みながら測距ユニット5の
水平軸回りの回動位置を変化させ、CCD(L)27と
CCD(R)28の出力を観察して調整を行う。
【0026】上記調整を図6により具体的に説明する
と、例えば、結像光軸Os1,Os2がファインダ光軸Of
より被写体側に上向きであった場合、測距ユニット5
は、テストチャート41のラインL1 上を測距している
状態にある。CCD(L)27とCCD(R)28の出
力は、図6のA1に示すように、それぞれ2つのピーク
波形を出力する。調整ネジ37、38を調整して結像光
軸Os1,Os2の方向を下げ、CCD(L)27とCCD
(R)28の出力を図6のA2 に示すようにそれぞれ単
一のピーク波形を出力する状態にする。
【0027】上述の調整状態では測距ユニット5は、図
5のテストチャート中心点41aを通るラインL2 上を
測距する状態になる。したがって、撮影レンズ光軸Oと
直交する水平軸回りに関しては、結像光軸Os1,Os2が
ファインダ光軸Ofと一致したことになる。しかし、垂
直軸回りに関しては必ずしも一致しているとは限らず、
例えば、結像光軸Os1,Os2の中心は、図5に示すよう
にテストチャート中心点41aからずれたラインL2 の
点41b上にある。この状態では図6のA2の状態に示
すように測距ユニット5のCCD(L)27とCCD
(R)28の基準端27a,28aからピーク位置まで
の距離xL0とxR0とは異なっている。そこで、次の第2
の調整を行う。
【0028】上記第2の調整は、ファインダユニットの
光軸Ofに対して測距ユニットの結像光軸Os1,Os2の
左右方向の傾きを一致させる調整である。この調整は、
図4に示す板バネ12eの付勢力に抗して調整ネジ39
をネジ込みながら測距ユニット5の垂直軸回りの回動位
置を変化させ、CCD(L)27とCCD(R)28の
出力を観察して調整を行う。
【0029】すなわち、図6に示すように、CCD
(L)27とCCD(R)28の基準端27a,28a
からピーク位置までの距離xL1 とxR1 とが等しくなる
まで、調整ネジ39により測距ユニット5の垂直軸回り
の回動位置を調整する。
【0030】上述のように結像光軸Os1,Os2の中心点
41bがテストチャート中心点41aに一致すると、フ
ァインダユニット4の光軸Ofと測距ユニット5の結像
光軸Os1,Os2とが上下左右方向ともにずれない状態に
調整されたことになる。上記調整後は、測距ユニット5
のCCD(L)27とCCD(R)28により被写体像
の像ずれ量が検出され、その像ずれ量に基づいて被写体
距離情報を求めることができる。
【0031】以上、説明したように本実施の形態のカメ
ラにおいては、カメラ本体固着の固定板に測距ユニット
位置調整用の調整ネジを設け、また、ファインダユニッ
トの光軸に対して測距ユニットの光軸の傾きが変化する
方向に測距ユニットを板バネ部で付勢する構造が採用さ
れている。そして、上記板バネ部の付勢力に抗して上記
調整ネジをねじ込んで測距ユニットの位置を調整するこ
とによって、ファインダユニットの光軸と測距ユニット
の光軸の相対的な角度合わせが行われる。したがって、
調整作業が簡単に行え、しかも、確実な支持が可能とな
る。
【0032】なお、上記実施の形態のカメラの測距装置
においては、パッシブ方式の測距ユニットを適用した
が、これに限らずアクティブ方式の測距ユニットを適用
した測距装置にも同様な調整機構が採用可能であること
はいうまでもない。
【0033】次に、上述実施の形態のカメラにおける測
距ユニット5の支持構造の変形例について説明する。図
7は、本変形例の測距ユニット支持部の支持構造部周り
の横断面図である。なお、その縦断面図は、前記実施の
形態における前記図3と同様の形状で示される。図7に
示すように測距ユニット5を支持する本変形例の支持板
12′は、垂直軸回りに回動しないように2本の支持ピ
ン13,13′で支持されている。したがって、支持板
12′を垂直軸回りに回動付勢するための板バネ部12
eは設けられていない。但し、支持板12の場合と同様
に支持板12′の支持穴12c,12dにより測距ユニ
ットの水平軸となる支持ピン23a、23bを回動可能
に支持し、板バネ部12gにより測距ユニットは反時計
回り(図3上)に付勢されている。
【0034】本変形例における測距ユニット5′のファ
インダユニット4の光軸Ofに対する回動位置調整は、
調整ネジ37,38による上記水平軸周りのみの位置調
整(前記第1の調整)のみが行われる。したがって、図
6に示す位置調整時におけるCCD(L)27,CCD
(R)28のライン方向xL ,xR の出力波形は、A2
に示すそれぞれ単一のピークを持つ状態となるが、基準
端27a,28aからピーク位置までの距離xL0 とxR
0 は、等しくはなっていない。そこで、上記距離xL0
とxR0 の位置ずれ量を基準像ずれ情報として生産工程
中にカメラの制御部内のメモリに記録しておく。
【0035】本変形例により測距を行うときは、CCD
(L)27,CCD(R)28の結像面上での被写体像
の像ずれ量を求めるが、その像ずれ量を上記メモリに記
録された基準像ずれ情報で補正して真のずれ量を求め、
正しい被写体距離情報が求められる。
【0036】本変形例のカメラによると、前記実施の形
態のカメラの効果に加えて、さらに、測距ユニットの支
持構造が簡単になり、さらに、調整作業が簡単になると
いった効果を奏することができる。
【0037】次に、上述の実施の形態のカメラにおける
測距ユニット5の形状の変形例について説明する。図8
は、本変形例の測距ユニットの分解斜視図である。上述
の実施の形態の場合は、S本体23に係合部として支持
ピン23aと23bを一体的に形成した。しかし、本変
形例の場合、S本体23′に、直接、一体的な支持ピン
を設ける替わりに、支持ピン53a,53bを形成した
係合部材53を上記S本体23′に取り付けるような構
造を採用した。係合部材53のS本体への取り付けは、
係合部材53の端部に爪部を設け、その爪部を介しては
め込むようにする。あるいは、接着剤や両面テープを用
いて取り付けるようにしてもよい。なお、上記支持ピン
53a,53bは、係合部材53に対して一体構造で形
成してもよく、別部材を固着してもよい。
【0038】上述の変形例によると、S本体53の形状
がシンプルになるので、成形が容易になる。また、支持
方法を変更した場合に対する設計の自由度が増す。
【0039】(付記)以上説明した、本発明の実施の形
態に基づいて、以下に示す構成を得ることができる。す
なわち、 (1) 上記カメラ本体とは別体に形成された観測光学
系を有するファインダユニットと、カメラ本体とは別体
に形成された測距ユニットと、上記測距ユニットを上記
カメラ本体に対して位置調整可能状態で支持する支持部
材と、を具備するファインダ/測距装置。
【0040】(2) 上記測距ユニットは、所定の基線
長を隔てて配置された一対の測距用の結像光学系と、上
記各結像光学系により結像された被写体像に基づいて、
二つの像信号を出力する受光手段とを有することを特徴
とする付記1記載のファインダ/測距装置。
【0041】(3) 上記測距ユニットは、被写体距離
を検出するための投射光を被写体に向けて投射する投光
手段を有することを特徴とする付記1記載のファインダ
/測距装置。
【0042】(4) 上記測距ユニットは、被写体距離
を検出するために被写体に向けて投射した光の被写体か
らの反射光を受光して被写体距離に応じた信号を出力す
る受光手段を有することを特徴とする付記1記載のファ
インダ/測距装置。
【0043】(5) カメラ本体と、上記カメラ本体と
は別体に形成された観測光学系を有するファインダユニ
ットと、上記カメラ本体とは別体に形成された所定の基
線長を隔てて配置された一対の結像光学系を有する測距
ユニットと、上記ファインダユニットに取り付けられ、
上記測距ユニットを支持する支持手段、および、上記観
測光学系の光軸に対して上記結像光学系の光軸の傾きが
変化する方向に測距ユニットを付勢する付勢手段を有す
る支持部材と、を具備することを特徴とするファインダ
/測距装置。
【0044】(6) 上記付勢手段は、上記結像光学系
の光軸を観測光学系の光軸に対して水平方向、または、
上記基線方向に傾けるように作用するものとし、さら
に、上記カメラ本体に取り付けられ、上記測距ユニット
を上記付勢手段の付勢方向に抗して移動させる位置調整
手段を有する固定部材を具備することを特徴とする付記
5記載のファインダ/測距装置。
【0045】(7) 上記付勢手段は、上記上記結像光
学系の光軸を観測光学系の光軸に対して上下方向、また
は、上記基線方向に垂直な方向に傾けるように作用する
ものとし、さらに、上記カメラ本体に取り付けられ、上
記測距ユニットを上記付勢手段の付勢方向に抗して移動
させる位置調整手段を有する固定部材を具備することを
特徴とする付記5記載のファインダ/測距装置。
【0046】(8) 撮影光学系を取り付け可能なカメ
ラ本体と、観測光学系を有するファインダユニットと、
結像光学系を有し、この結像光学系を通過した被写体光
を受光して被写体距離に応じた信号を出力とする測距ユ
ニットと、上記測距ユニットを上記ファインダユニット
に取り付ける支持部材とを有するファインダ/測距装置
において、上記支持部材は、上記結像光学系の光軸の上
記観察光学系の光軸に対する傾きを変化させるように、
上記測距ユニットを移動可能な状態で測距ユニットの両
端面で支持する支持部と、上記ファインダユニットと測
距ユニットの間に配置され、上記ファインダユニットと
測距ユニットを離反させる方向に付勢する付勢手段と、
上記ファインダユニットと測距ユニットを接近させる方
向に押圧する押圧手段とを有することを特徴とするファ
インダ/測距装置。
【0047】(9) カメラ本体と、上記カメラ本体と
は別体に形成された測距ユニットと、上記測距ユニット
を、上記カメラ本体とは別体に構成されたファインダユ
ニットに対して位置調整可能状態で支持する支持部材
と、を具備しており、上記測距ユニットには、上記支持
部材と両端面で係合することができる係合部材が取り付
けられていることを特徴とする測距装置。
【0048】
【発明の効果】上述のように本発明の請求項1記載のカ
メラによると、支持部材により測距ユニットを対向する
両端面で支持することから確実な支持を行うことがで
き、精度の高い測距ユニットのファインダユニットに対
する位置調整が可能となる。
【0049】本発明の請求項2、または、3記載のカメ
ラによると、付勢手段の付勢力に抗して測距ユニットの
ファインダユニットに対する位置調整を行うように構成
したので、調整作業が簡単であり、しかも、確実な調整
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すカメラの要部を示
す正面図。
【図2】図1のカメラに組み込まれるファインダおよび
測距装置(ファインダ/測距装置)の分解斜視図。
【図3】図1のカメラの測距ユニットの支持機構部周り
の縦断面図。
【図4】図1のカメラの測距ユニットの支持機構部周り
の横断面図。
【図5】図1のカメラの測距ユニットの位置調整に用い
られるテストチャート。
【図6】図1のカメラの測距ユニットの位置調整時にお
けるCCD(L)およびCCD(R)のライン方向に沿
った各セルの出力波形を示す図。
【図7】図1のカメラの測距ユニット支持部の変形例の
支持構造部周りの横断面図。
【図8】図1のカメラの測距ユニットの変形例を示す斜
視図。
【符号の説明】 1……カメラ本体 4……ファインダユニット 5……測距ユニット 6g,6h,6i……ネジ穴(位置調整手段) 12……S本体支持板(支持部材) 12c,12d……S本体支持穴 (測距ユニットを支持する支持手段) 12e,12g……板バネ部 (測距ユニットを付勢する付勢手段) 23a,23b……支持ピン (支持部材との係合部) 37,38,39……調整ネジ(位置調整手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ本体と、 上記カメラ本体とは別体に形成された測距ユニットと、 上記測距ユニットを、上記カメラ本体とは別体に形成さ
    れたファインダユニットに対して位置調整可能状態で支
    持する支持部材と、 を具備しており、上記測距ユニットには、その両端面に
    上記支持部材との係合部が形成されていることを特徴と
    するカメラ。
  2. 【請求項2】 カメラ本体と、 上記カメラ本体とは別体に形成された測距用の結像光学
    系を有する測距ユニットと、 上記カメラ本体とは別体に形成された観察光学系を有す
    るファインダユニットに取り付けられ、上記測距ユニッ
    トを支持する支持手段を有し、さらに、上記観測光学系
    の光軸に対して上記結像光学系の光軸の傾きが変化する
    方向に測距ユニットを付勢する付勢手段を有する支持部
    材と、 を具備しており、上記付勢手段の付勢力に抗して上記測
    距ユニットを移動させて位置調整を行うことを特徴とす
    るカメラ。
  3. 【請求項3】 上記カメラ本体に取り付けられ、上記測
    距ユニットを上記付勢手段の付勢方向に抗して移動させ
    る位置調整手段を有する固定部材を具備する請求項2記
    載のカメラ。
JP31548497A 1997-11-17 1997-11-17 カメラ Withdrawn JPH11149035A (ja)

Priority Applications (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009300933A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Canon Inc 撮像装置

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