JPH11148216A - タイルの施工方法 - Google Patents
タイルの施工方法Info
- Publication number
- JPH11148216A JPH11148216A JP31533297A JP31533297A JPH11148216A JP H11148216 A JPH11148216 A JP H11148216A JP 31533297 A JP31533297 A JP 31533297A JP 31533297 A JP31533297 A JP 31533297A JP H11148216 A JPH11148216 A JP H11148216A
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- JP
- Japan
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- tile
- adhesive
- sheet
- construction
- construction surface
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タイルを施工面に対し容易に高位置決め精度
にて施工する。 【解決手段】 タイルシート11を躯体壁面などの施工
面14に施工するには、粘着シート13を覆う剥離紙を
剥した後、粘着シート13の表面に部分的に粘液状の接
着剤15を点状又は線状に付着させる。次いで、このタ
イルシート13を施工面14の貼付予定箇所の大体の目
標位置に軽く当てる。そうすると、接着剤15が粘着シ
ート13と施工面14との間で薄く押し拡げられる。粘
着シート面はヌルヌルした状態となり施工面14に沿っ
て任意方向にスライドしうる。そこで、このタイルシー
ト11を施工面14に軽く当てた状態で上下左右にスラ
イドさせて位置調整し、位置が決まった段階でタイルシ
ート11を施工面14に強く押し付ける。
にて施工する。 【解決手段】 タイルシート11を躯体壁面などの施工
面14に施工するには、粘着シート13を覆う剥離紙を
剥した後、粘着シート13の表面に部分的に粘液状の接
着剤15を点状又は線状に付着させる。次いで、このタ
イルシート13を施工面14の貼付予定箇所の大体の目
標位置に軽く当てる。そうすると、接着剤15が粘着シ
ート13と施工面14との間で薄く押し拡げられる。粘
着シート面はヌルヌルした状態となり施工面14に沿っ
て任意方向にスライドしうる。そこで、このタイルシー
ト11を施工面14に軽く当てた状態で上下左右にスラ
イドさせて位置調整し、位置が決まった段階でタイルシ
ート11を施工面14に強く押し付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイルを施工面に
固着させるタイルの施工方法に係り、特にタイルの裏面
に粘着層を設けておき、この粘着層を施工面に押し付け
てタイルを施工面に固着させるタイルの施工方法の改良
に関する。
固着させるタイルの施工方法に係り、特にタイルの裏面
に粘着層を設けておき、この粘着層を施工面に押し付け
てタイルを施工面に固着させるタイルの施工方法の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】タイルの裏面に粘着を設けておき、この
粘着を施工面に押し付けてタイルを施工面に固着させる
タイルの施工方法は、実公平2―6177号などに記載
されている通り従来より広く採用されている。
粘着を施工面に押し付けてタイルを施工面に固着させる
タイルの施工方法は、実公平2―6177号などに記載
されている通り従来より広く採用されている。
【0003】図2は従来の施工方法に用いられているタ
イルユニットの斜視図である。
イルユニットの斜視図である。
【0004】このタイルユニット6は、中心部に不織布
1を介在させたゴム化アスファルトシート2の一方の片
面に所定の目地間隔をおいて多数個のタイル3を加温接
着し、他方の片面に綿状の熱溶融型の常温粘着層4を施
し、この粘着層4の表面に剥離紙5を貼りつけたもので
ある。このタイルユニット6を躯体等に張付ける場合
は、剥離紙5を取除き、粘着層4を躯体等に押し付けて
接着するというものである。
1を介在させたゴム化アスファルトシート2の一方の片
面に所定の目地間隔をおいて多数個のタイル3を加温接
着し、他方の片面に綿状の熱溶融型の常温粘着層4を施
し、この粘着層4の表面に剥離紙5を貼りつけたもので
ある。このタイルユニット6を躯体等に張付ける場合
は、剥離紙5を取除き、粘着層4を躯体等に押し付けて
接着するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】裏面に設けられた粘着
層によってタイルを施工面に粘着固定する上記従来のタ
イルの施工方法においては、タイルの位置決めが難しい
という解決すべき課題がある。即ち、粘着層が施工面に
軽く接しただけで粘着層が施工面にかなり強く付着して
しまい、最早タイルを前後左右に位置調整することがで
きない。このため、粘着層を施工面に押し付けるに先立
ってタイルの位置を十分に確認した後にタイルを施工面
に押し付ける必要があり、施工作業に手間がかかる。
層によってタイルを施工面に粘着固定する上記従来のタ
イルの施工方法においては、タイルの位置決めが難しい
という解決すべき課題がある。即ち、粘着層が施工面に
軽く接しただけで粘着層が施工面にかなり強く付着して
しまい、最早タイルを前後左右に位置調整することがで
きない。このため、粘着層を施工面に押し付けるに先立
ってタイルの位置を十分に確認した後にタイルを施工面
に押し付ける必要があり、施工作業に手間がかかる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決し、裏
面の粘着層によってタイルを施工面に固着させるタイル
の施工方法において、このタイルの位置調整を容易に行
うことができるようにすることを目的とする。
面の粘着層によってタイルを施工面に固着させるタイル
の施工方法において、このタイルの位置調整を容易に行
うことができるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のタイルの施工方
法は、タイルの裏面に設けられた粘着層を施工面に押し
付けて該タイルを該施工面に固着させるタイルの施工方
法において、該粘着層の表面に液状の接着剤を付着させ
ておき、粘着層を該施工面に押し付ける際に該接着剤を
粘着層と施工面との間に押し拡げてタイルを該施工面に
沿って位置調整し、次いでタイルを押し付けて該粘着層
を施工面に粘着させてタイルを施工面に固着させること
を特徴とするものである。
法は、タイルの裏面に設けられた粘着層を施工面に押し
付けて該タイルを該施工面に固着させるタイルの施工方
法において、該粘着層の表面に液状の接着剤を付着させ
ておき、粘着層を該施工面に押し付ける際に該接着剤を
粘着層と施工面との間に押し拡げてタイルを該施工面に
沿って位置調整し、次いでタイルを押し付けて該粘着層
を施工面に粘着させてタイルを施工面に固着させること
を特徴とするものである。
【0008】かかるタイルの施工方法にあっては、粘着
層を施工面に押し付ける前に粘着層と施工面との間に接
着剤が薄く押し拡げられて薄層状に介在している。この
接着剤層が存在するために粘着層の表面はヌルヌルした
状態となっており、タイルを施工面に沿ってスライドさ
せて位置調整することができる。従って、タイル施工に
際しては、タイルを大体の目標箇所に軽く当て、次いで
施工面に沿ってスライドさせて位置調整した後タイルを
強く押してタイルを施工面に粘着させることができ、タ
イルをきわめて容易に位置決めして施工することができ
る。なお、接着剤はその後硬化し、タイルと施工とを強
固に結合する役割を果たす。
層を施工面に押し付ける前に粘着層と施工面との間に接
着剤が薄く押し拡げられて薄層状に介在している。この
接着剤層が存在するために粘着層の表面はヌルヌルした
状態となっており、タイルを施工面に沿ってスライドさ
せて位置調整することができる。従って、タイル施工に
際しては、タイルを大体の目標箇所に軽く当て、次いで
施工面に沿ってスライドさせて位置調整した後タイルを
強く押してタイルを施工面に粘着させることができ、タ
イルをきわめて容易に位置決めして施工することができ
る。なお、接着剤はその後硬化し、タイルと施工とを強
固に結合する役割を果たす。
【0009】この接着剤は、粘着層の表面に部分的に点
状又は線状に付けておき、接着剤が薄層状に押し拡げら
れても接着剤で覆われていない粘着層表面が残存するよ
うにする。この接着剤で覆われていない粘着層表面は、
タイルが施工面に強く押し付けられたときに施工面に粘
着する。
状又は線状に付けておき、接着剤が薄層状に押し拡げら
れても接着剤で覆われていない粘着層表面が残存するよ
うにする。この接着剤で覆われていない粘着層表面は、
タイルが施工面に強く押し付けられたときに施工面に粘
着する。
【0010】本発明では、タイルは1枚ずつ貼付施工さ
れても良く、複数枚のタイルを一体化させたタイルユニ
ットとなっていても良い。後者の場合、粘着層によって
タイル相互を連結したタイルシートとなっていても良
い。
れても良く、複数枚のタイルを一体化させたタイルユニ
ットとなっていても良い。後者の場合、粘着層によって
タイル相互を連結したタイルシートとなっていても良
い。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(a)は実施の形態に係るタ
イルの施工方法を説明する斜視図、図1(b)は図1
(a)のB−B線に沿う断面図である。
イルの施工方法を説明する斜視図、図1(b)は図1
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0012】タイルシート11は複数枚のタイル12を
縦横に並べ粘着シート13によってタイル相互を連結し
てなるものである。なお、タイル12間の目地間隙には
弾性樹脂などの目地剤を充填しても良く、空目地として
も良い。粘着シート13は剥離紙(図示略)で覆われて
おり、施工時に剥離紙が剥される。
縦横に並べ粘着シート13によってタイル相互を連結し
てなるものである。なお、タイル12間の目地間隙には
弾性樹脂などの目地剤を充填しても良く、空目地として
も良い。粘着シート13は剥離紙(図示略)で覆われて
おり、施工時に剥離紙が剥される。
【0013】このタイルシート11を躯体壁面などの施
工面14に施工するには、粘着シート13を覆う剥離紙
を剥した後、粘着シート13の表面に部分的に粘液状の
接着剤15を点状又は線状に付着させる。次いで、この
タイルシート13を施工面14の貼付予定箇所の大体の
目標位置に軽く当てる。そうすると、接着剤15が粘着
シート13と施工面14との間で薄く押し拡げられる。
この段階では、粘着シート13の表面の一部は接着剤1
5で覆われていないものとなっている。また、この接着
剤15で覆われていない粘着シート面は施工面14から
ごくわずかではあるが離隔している。
工面14に施工するには、粘着シート13を覆う剥離紙
を剥した後、粘着シート13の表面に部分的に粘液状の
接着剤15を点状又は線状に付着させる。次いで、この
タイルシート13を施工面14の貼付予定箇所の大体の
目標位置に軽く当てる。そうすると、接着剤15が粘着
シート13と施工面14との間で薄く押し拡げられる。
この段階では、粘着シート13の表面の一部は接着剤1
5で覆われていないものとなっている。また、この接着
剤15で覆われていない粘着シート面は施工面14から
ごくわずかではあるが離隔している。
【0014】このため、粘着シート面はヌルヌルした状
態となり、タイルシート11は施工面14に沿って任意
方向にスライドしうる。そこで、このタイルシート11
を施工面14に軽く当てた状態で上下左右にスライドさ
せて位置調整し、位置が決まった段階でタイルシート1
1を施工面14に強く押し付ける。これにより、接着剤
15で覆われていない粘着シート面が施工面14に粘着
し、タイルシート11が施工面14に付着する。タイル
シート11から手を離しても、粘着シート13の粘着力
によりタイルシート11は施工面14に付着したままで
ある。その後接着剤15が硬化することにより、タイル
シート11が施工面14に強固に接合されたものとな
る。なお、接着剤15は常温硬化型接着剤などが好まし
い。
態となり、タイルシート11は施工面14に沿って任意
方向にスライドしうる。そこで、このタイルシート11
を施工面14に軽く当てた状態で上下左右にスライドさ
せて位置調整し、位置が決まった段階でタイルシート1
1を施工面14に強く押し付ける。これにより、接着剤
15で覆われていない粘着シート面が施工面14に粘着
し、タイルシート11が施工面14に付着する。タイル
シート11から手を離しても、粘着シート13の粘着力
によりタイルシート11は施工面14に付着したままで
ある。その後接着剤15が硬化することにより、タイル
シート11が施工面14に強固に接合されたものとな
る。なお、接着剤15は常温硬化型接着剤などが好まし
い。
【0015】上記実施の形態では複数枚のタイル12を
粘着シート13によって連結しているが、ボードやシー
トの一方の面に対し複数枚のタイルを貼着させ、他方の
面に対し粘着層を設けても良い。
粘着シート13によって連結しているが、ボードやシー
トの一方の面に対し複数枚のタイルを貼着させ、他方の
面に対し粘着層を設けても良い。
【0016】上記実施の形態では複数枚のタイルを連結
しているが、本発明は1枚のタイルを施工する場合にも
採用できる。
しているが、本発明は1枚のタイルを施工する場合にも
採用できる。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明によるとタイルを施
工面に対し容易に高位置決め精度にて施工することがで
きる。
工面に対し容易に高位置決め精度にて施工することがで
きる。
【図1】実施の形態を示す説明図である。
【図2】従来のタイルユニットの斜視図である。
11 タイルシート 12 タイル 13 粘着シート 14 施工面 15 接着剤
フロントページの続き (72)発明者 福本 克久 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内
Claims (3)
- 【請求項1】 タイルの裏面に設けられた粘着層を施工
面に押し付けて該タイルを該施工面に固着させるタイル
の施工方法において、 該粘着層の表面に液状の接着剤を付着させておき、粘着
層を該施工面に押し付ける際に該接着剤を粘着層と施工
面との間に押し拡げてタイルを該施工面に沿って位置調
整し、次いでタイルを押し付けて該粘着層を施工面に粘
着させてタイルを施工面に固着させることを特徴とする
タイルの施工方法。 - 【請求項2】 請求項1において、前記接着剤を粘着層
の表面に点状又は線状に付着させることを特徴とするタ
イルの施工方法。 - 【請求項3】 請求項1において、前記タイルは複数枚
整列配置され前記粘着層によって相互に結合されたシー
ト状となっていることを特徴とするタイルの施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31533297A JP3726454B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | タイルの施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31533297A JP3726454B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | タイルの施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11148216A true JPH11148216A (ja) | 1999-06-02 |
JP3726454B2 JP3726454B2 (ja) | 2005-12-14 |
Family
ID=18064145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31533297A Expired - Fee Related JP3726454B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | タイルの施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3726454B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103375012A (zh) * | 2013-07-25 | 2013-10-30 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 瓷砖干式铺贴结构 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31533297A patent/JP3726454B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103375012A (zh) * | 2013-07-25 | 2013-10-30 | 苏州金螳螂建筑装饰股份有限公司 | 瓷砖干式铺贴结构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3726454B2 (ja) | 2005-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050704 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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