JPH11146926A - スプリンクラ−消火設備 - Google Patents

スプリンクラ−消火設備

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JPH11146926A
JPH11146926A JP10268919A JP26891998A JPH11146926A JP H11146926 A JPH11146926 A JP H11146926A JP 10268919 A JP10268919 A JP 10268919A JP 26891998 A JP26891998 A JP 26891998A JP H11146926 A JPH11146926 A JP H11146926A
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sprinkler
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプリンクラ−ヘッドの放水動作検出の構造
が簡易で、放水検出は確実であり、火点に対してスプリ
ンクラ−ヘッドと火災感知器とが同一位置でないことに
よる、消火薬水充水等の動作の遅れを無くしたスプリン
クラ−消火設備を提供する。 【構成】 所定温度になると消火薬水が放出される閉鎖
型のスプリンクラ−ヘッド1の先端部分4の下側に位置
するように薄板21を設け、薄板21を、スプリンクラ
−ヘッド1の動作時に該スプリンクラ−ヘッド1の先端
部分4の落下またはスプリンクラ−ヘッド1の放水動作
によって上記設備位置から落下もしくは消失するように
構成し、薄板21の上記落下もしくは消失を検出するス
イッチ23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予作動式閉鎖型
のスプリンクラ−消火設備に関する。
【0002】
【従来の技術】水損事故を嫌う半導体工場や住戸などで
は消火設備の端末である閉鎖型スプリンクラ−ヘッドま
で常時、水などの消火薬水が充水されている湿式スプリ
ンクラ−ヘッド消火設備に代えて、予作動式スプリンク
ラ−消火設備が好まれる。この予作動式スプリンクラ−
消火設備は、各警戒地区に、所定温度で放水動作する閉
鎖型のスプリンクラ−ヘッドと、所定温度よりも低温の
警戒状態の温度で検知動作する火災感知器とを設け、こ
の火災感知器の検知動作により開閉制御弁を開いてスプ
リンクラ−ヘッドに消火薬水を充水し、警戒地区が所定
温度になるとスプリンクラ−ヘッドが放水動作するシス
テムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スプリンクラ−ヘッド
が動作したことを確実に検知するとともに、開閉制御弁
の開放時での流水は検知しないようにするために、スプ
リンクラ−ヘッドからの圧力水の噴出により作動する、
例えば実開昭59−30259号の放水検出機構が知ら
れている。この放水検出機構は、ヘッド本体に形成され
ているベンチュリ−管に吸引孔をあけ、吸引孔に通じる
ダイヤフラムとこのダイヤフラムの動作によりオンする
バキュ−ムスイッチを設け、放水により吸引孔が負圧と
なってダイヤフラムの動作によりバキュ−ムスイッチが
オン動作する構造であり、又は、放水により押し下げら
れるヘッド本体の止水弁と、止水弁の押し下げ動作に連
動する揺動レバ−、ア−ムなどを設けて、ア−ムの動作
によりオンする開閉スイッチを設けたものである。上記
の放水検出機構は、ヘッド本体にベンチュリ−管や吸引
孔をあけ、吸引孔が負圧となって作動するダイヤフラム
を設ける構造であり、又は止水弁と、止水弁の押し下げ
動作に連動する揺動レバ−、ア−ムなどを設けるなど、
その構造は極めて複雑であり、構造複雑のために放水検
出作用の確実性に問題がある。また予作動式閉鎖型のス
プリンクラ−消火設備では、従来、火災感知器はスプリ
ンクラ−ヘッドに対して別の位置に設けられているの
で、例えば火点からスプリンクラ−ヘッドは近いが火災
感知器からは遠いような場合では、火災感知器の感知動
作が遅れ勝ちで、火災感知器不動作に起因する消火薬水
充水等の動作の遅れがあって予作動方式が機能しないと
いう問題がある。この発明は、予作動式スプリンクラ−
消火設備のこのような問題を解消すべく提案されたもの
で、スプリンクラ−ヘッドの放水動作検出の構造が簡易
で、放水検出は確実であり、しかも、火点に対してスプ
リンクラ−ヘッドと火災感知器とが同一位置でないこと
による、消火薬水充水等の動作の遅れを無くしたスプリ
ンクラ−消火設備を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明の請求項1の構成は、所定温度になると消
火薬水が放出される閉鎖型のスプリンクラ−ヘッド1の
先端部分4の下側に位置するように薄板21、38、4
2、44を設け、該薄板21、38、42、44を、ス
プリンクラ−ヘッド1の動作時に該スプリンクラ−ヘッ
ド1の先端部分4の落下またはスプリンクラ−ヘッド1
の放水動作によって上記設備位置から落下もしくは消失
するように構成し、該薄板21、38、42、44の上
記落下もしくは消失を検出するスイッチ23を設けたこ
とを特徴とする。火点の熱風は薄板21、38、42、
44を通過してスプリンクラ−ヘッド1の先端部分4に
十分に触れるので、薄板21、38、42、44がある
ことによる可溶合金の溶失に遅れは出ない。そしてスプ
リンクラ−ヘッド1の開放動作は、先端部分4の下側に
設けてある薄板21、38、42、44が上記先端部分
4の落下または放水動作に伴い上記設備位置から落下も
しくは消失するのをスイッチ23により直接に検出する
ものであり、従来の通常構成の予作動式のような、スプ
リンクラ−ヘッドまでの充水を放出であると誤検出した
り、逆に例えば一個だけのスプリンクラ−ヘッド動作時
の少量放出を検出できなかったりなどの問題は解消され
て、スプリンクラ−ヘッド1の開放による放出動作の検
出と正確な報知が可能となった。しかも、スプリンクラ
−ヘッド1の動作は、スプリンクラ−ヘッド1の先端部
分4の下側に設けた薄板21、38、42、44が、上
記設備位置から落下もしくは消失するのをスイッチ23
にて検出するという、極めて簡易な構造であり、放水検
出は確実となった。
【0005】また請求項2の構成は、所定温度になると
消火薬水が放出されるスプリンクラ−ヘッド1の先端部
分4を、天井板2に形成した切抜穴3から天井板2の下
方空間にのぞませ、該スプリンクラ−ヘッド1を伝熱性
に富む金属製のヘッドカバ−8によって覆うスプリンク
ラ−消火設備において、前記天井板2側に永久磁石36
を設け、前記ヘッドカバ−8を常態時は前記永久磁石3
6に吸着させて保持させることを特徴とする。このよう
に構成したので、常態時は永久磁石36に吸着、保持さ
れたヘッドカバ−8により、スプリンクラ−ヘッド2の
先端部分4は汚損や異物の衝突から防護される。火点の
熱はヘッドカバ−8を介してスプリンクラ−ヘッド1の
先端部分4に伝熱され、所定温度になるとスプリンクラ
−ヘッド2から消火薬水が放出される。この放出圧がヘ
ッドカバ−8に作用すると、永久磁石36による上記吸
着が解除されてヘッドカバ−8は上記保持位置から落下
し、消火薬水の上記放出は支障物なく行われる。ヘッド
カバ−が可溶合金である半田により保持されてる従来構
造のような、半田への伝熱が遅れてヘッドカバ−が落下
せず、消火薬水放出にヘッドカバ−が支障するというト
ラブルは解消された。そして永久磁石36の吸着による
ヘッドカバ−8の取付け、或は取外しは、極めて容易で
あって、先端部分4の点検に便利となっている。先端部
分4に対するヘッドカバ−8の天井板2への水平方向で
の取付け位置は、永久磁石36に対するヘッドカバ−8
の吸着位置をずらせることによって多少の調整ができ
る。これにより、切抜穴3に対するスプリンクラ−ヘッ
ド1の天井板2の水平方向での取付け位置が多少ずれて
いても、ヘッドカバ−8を都合の良い位置にセットでき
る。
【0006】そして請求項3の構成は、請求項2の発明
において、ヘッドカバ−8の上面とスプリンクラ−ヘッ
ド1の先端部分4との間には、金属製のばね27が設け
られることを特徴とする。かかる構成により、火点の熱
は金属製のばね27を介して先端部分4に遅れなく伝熱
される。そして消火薬水の放出圧がヘッドカバ−8に作
用すると、永久磁石36による記吸着が解除されてヘッ
ドカバ−8は保持位置から落下するが、ヘッドカバ−8
の上面と先端部分4との間に介在しているばね27によ
りヘッドカバ−8の上記落下は助勢されて、遅れ無く確
実に落下する。
【0007】また、請求項4の構成は、所定温度になる
と消火薬水が放出されるスプリンクラ−ヘッド1の先端
部分4を、天井板2に形成した切抜穴3から天井板2の
下方空間にのぞませ、該スプリンクラ−ヘッド1をヘッ
ドカバ−8によって覆うスプリンクラ−消火設備におい
て、前記ヘッドカバ−8の上面に感温フェライト35を
取付け、前記天井板2側に永久磁石36を設け、前記感
温フェライト35は、常態時は、永久磁石36に吸着さ
れ、警戒状態での温度で上記吸着が失われるようにした
ことを特徴とする。ヘッドカバ−8は、常態時ではヘッ
ドカバ−8の側の感温フェライト35と天井板2側の永
久磁石36との吸着により、スプリンクラ−ヘッド1を
保護する位置に保持されて塵埃の付着や異物の衝突から
防護する。そしてスプリンクラ−ヘッド1と殆ど同一の
位置にヘッドカバ−8が在るため、火点に対するヘッド
カバ−8とスプリンクラ−ヘッド1の感熱のズレは、殆
ど発生せず、ヘッドカバ−8及びスプリンクラ−ヘッド
1の感知ミスはなくなる。これにより従来のような、火
点から火災感知器が離れていることによる火災感知器不
動作に起因する消火薬水充水等の動作の遅れがあって予
作動方式が機能しないという問題は、解消された。ヘッ
ドカバ−8は、ヘッドカバ−8の側の感温フェライト3
5と天井板2側の永久磁石36との吸着により、スプリ
ンクラ−ヘッド1の先端部分4を覆う位置にセットされ
るので、ヘッドカバ−8の取付け、或は取外しは、極め
て容易であって、先端部分4の点検に便利となった。先
端部分4に対するヘッドカバ−8の天井板2への水平方
向での取付け位置は、永久磁石36に対する感温フェラ
イト35の吸着位置をずらせることによって多少の調整
ができる。これにより、切抜穴3に対するスプリンクラ
−ヘッド1の天井板2の水平方向での取付け位置が多少
ずれていても、ヘッドカバ−8を都合の良い位置にセッ
トできる。
【0008】さらに請求項5の構成は、スプリンクラ−
ヘッド1および、このスプリンクラ−ヘッド1の放水動
作を検出する放出検出手段Mを備えたスプリンクラ−消
火設備において、該放出検出手段Mを、スプリンクラ−
ヘッド1の先端部分4の下側にて互いに向い合わせた一
対の投光素子50と受光素子51とにて構成し、前記ス
プリンクラ−ヘッド1から放出された消火薬水が、前記
投光素子50と受光素子51との前記向い合わせ位置の
間を通るように、これら両素子50、51を位置させ、
放出された消火薬水によって前記投光素子50から受光
素子51に入射する光が遮断されるときに、前記放水動
作を検出することを特徴とする。このようにスプリンク
ラ−ヘッド1の先端部分4の下側に設けた投光素子50
から受光素子51に入射する光が放出された消火薬水に
よって遮断されるときに放出動作を直接に検出するの
で、従来の通常構成の予作動式のような、スプリンクラ
−ヘッドまでの充水を放出であると誤検出したり、逆に
例えば一個だけのスプリンクラ−ヘッド動作時の少量放
出を検出できなかったりなどの問題は解消されて、スプ
リンクラ−ヘッド1の開放による放出動作の検出と正確
な報知が可能となった。しかも、放出検出手段Mは、ス
プリンクラ−ヘッド1の先端部分4の下側にて互いに向
い合わせた一対の投光素子50と受光素子51とを設け
るという、極めて簡易な構造であり、放水検出は確実と
なった。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、図1な
いし図16に基づいて説明する。図1はスプリンクラ−
ヘッド1の常態時の一部縦断正面図、図2は図1のスプ
リンクラ−ヘッド1の警戒状態の温度における一部縦断
正面図、図3は図1のスプリンクラ−ヘッド1の所定温
度における一部縦断正面図、図4は図1におけるヘッド
カバ−8の平面図、図5は図1のスプリンクラ−ヘッド
1を用いた消火設備のブロック図である。図1のように
閉鎖型のスプリンクラ−ヘッド1の先端部分4を、警戒
地区の天井板2に設けた切抜穴3からこの天井板2の下
方空間にのぞくように、供給配管5にスプリンクラ−ヘ
ッド1の基部が取付けられる。スプリンクラ−ヘッド1
の基部又は天井板2、或は供給配管5に、下端に開口部
6のある筒状の枠体7を取り付けて、この枠体7によっ
てスプリンクラ−ヘッド1の外周外方を囲むようにす
る。
【0010】開口部6を塞ぐことができる形で図4に例
示したヘッドカバ−8を、常態時では保持機構Hによっ
て枠体7へ保持し、スプリンクラ−ヘッド1が水などの
消火薬水を放出する所定温度よりも低温の警戒状態の温
度で上記保持が解除されるように、保持機構Hは構成さ
れている。図1に例示した保持機構Hは、ヘッドカバ−
8の裏面(取付け常態での上面)に固定された形状記憶合
金製の係止部10で構成される。係止部10は、常態時
では図1のようにヘッドカバ−8を枠体7の開口部6に
係止できる形を保ち、警戒状態の温度になると図2のよ
うに開口部6から外れる位置まで変形するように形成し
ている。ヘッドカバ−8が開口部6から外れて解除動作
したことを検出する解除検出器Rを設けている。常態時
では閉じられて供給配管5への消火薬水の供給を阻止
し、警戒状態の温度で開かれて供給配管5へ消火薬水を
供給する電動式の開閉制御弁12と、解除検出器Rと
を、制御手段Cとしての制御回路13を介して配線14
によって接続している。
【0011】図1に例示した解除検出器Rは、マイクロ
スイッチ15を用い、その作動子16を上記保持位置に
あるヘッドカバ−8の裏面に当接させ、ヘッドカバ−8
の上記解除動作に伴い作動子16が突出することによ
り、マイクロスイッチ15の接点を閉成する。このよう
に警戒地区が警戒状態の温度になったことは、ヘッドカ
バ−8が開口部6から外れて解除動作したことを検出す
る解除検出器Rの検出動作により検出され、この解除検
出器Rの検出動作に伴い、後述のように開閉制御弁12
が開かれて供給配管5を介してスプリンクラ−ヘッド1
に消火薬水が充水されることになる。スプリンクラ−ヘ
ッド1の開放動作を検出するために、次述する放出検出
手段Mを設け、上記開放動作を警報する警報手段18と
放出検出手段Mとを、制御回路13を介して配線19に
よって接続している。以下、放出検出手段Mのそれぞれ
の実施例を説明する。
【0012】図1に例示した放出検出手段Mの第1例
は、枠体7に設けた複数の座20に嵌着されて消火薬水
で溶失する性質の薄板21と、この薄板21の溶失(消
失)を検出するスイッチ23とで構成される。例示のス
イッチ23としては、上記嵌着位置にある薄板21の裏
面(上面)に作動子22を当接させ、薄板21の消失に伴
う作動子22の突出により接点を閉成するマイクロスイ
ッチを用いている。薄板21の詳細を、図8に平面図
で、図9に正面図で、示した。この薄板21は、円板皿
状で、枠体7の座20に嵌着するための縁部24と、熱
風を通すための多数の通気孔25および、解除検出器R
のマイクロスイッチ15の作動子16が挿通する孔26
と、先端部分4とヘッドカバ−8との間に介装される金
属製のばね25が挿通する孔28とを設けている。図5
に例示した制御回路13は、火災受信機を兼ねたもの
で、電源として電池29を用い、解除検出器Rの検出動
作に伴い出力される火災信号によってリレ−30が動作
してその常開接点31と55を閉じ、これにより開閉制
御弁12の電動部32(モ−タ又はソレノイド)を開放位
置に動作させるとともに、主ベルや地区ベル等の音響装
置53を鳴動し、火災地区表示灯54を点灯して火災発
生を報知し、又、放出検出手段Mのスイッチ23の接点
閉成によってリレ−33が動作してその常開接点34を
閉じ、これにより警報手段18である警報ブザ−や警報
ランプを作動させる構成である。
【0013】次に上記構成のスプリンクラ−消火設備の
動作を、保持機構Hとして上記図1の形状記憶合金製の
係止部10を用い、放出検出手段Mとして上記図1の薄
板21の消失を検出する第1例を用いた実施例に基づき
説明する。火災が発生すると火点の熱はヘッドカバ−8
を介して係止部10および、ばね27を経てスプリンク
ラ−ヘッド1の先端部分4に、それぞれ伝熱される。そ
して警戒状態の温度になると形状記憶合金の特性により
係止部10は変形して枠体7の開口部6から外れて保持
機構Hは保持常態を解除し、自重とばね27の復元力と
によりヘッドカバ−8は図2のように落下する。マイク
ロスイッチ15の作動子16が突出して解除検出器Rは
検出動作し、リレ−30が動作してその常開接点31を
閉じ、これにより電動部32が動作して開閉制御弁12
は開き、消火薬水は供給配管5に流入してスプリンクラ
−ヘッド1に消火薬水が充水される。同時にリレ−30
の常開接点55も閉じ、これにより音響装置53が鳴動
するとともに、火災地区表示灯54が点灯して火災発生
が報知される。
【0014】火点の熱風は、薄板21および多数の通気
孔25、孔26、孔28を通ってスプリンクラ−ヘッド
1の先端部分4に触れる。所定温度になると先端部分4
の可溶合金が溶けて図3のように消火薬水が放出され
る。放出された消火薬水によって薄板21は消失し、作
動子22の突出によりスイッチ23は検出動作し、リレ
−33が動作して常開接点34を閉じ、これにより警報
手段18が動作して所定の警報が行われる。このように
火点の熱風は通気性のある薄板21を通過してスプリン
クラ−ヘッド1の先端部分4に十分に触れるので、薄板
21があることによる可溶合金の溶失に遅れは出ない。
【0015】ヘッドカバ−8は、常態時では保持機構H
により保護位置に保持されてスプリンクラ−ヘッド1を
保護して塵埃の付着や異物の衝突を防護する。ヘッドカ
バ−8は上記のように従来の火災感知器の機能を備えて
いて、スプリンクラ−ヘッド1と殆ど同一の位置にこの
伝熱性に富むこのヘッドカバ−8が在るため、火点に対
するヘッドカバ−8とスプリンクラ−ヘッド1の感熱の
ズレは、殆ど発生せず、ヘッドカバ−8及びスプリンク
ラ−ヘッド1の感知ミスはなくなる。これらにより従来
のような、火点から火災感知器が離れていることによる
火災感知器不動作に起因する消火薬水充水等の動作の遅
れがあって予作動方式が機能しないという問題は、解消
された。なお、スプリンクラ−ヘッド1と火災感知器の
機能を備えているヘッドカバ−8とはユニット化されて
いて、取付工事や電気配線に便利となっている。上記図
1の保持機構Hは係止部10を形状記憶合金で形成して
いるので、警戒状態の温度で外れ位置に変形しても常態
時の温度に戻れば開口部6に係止できる形に復元して、
これによりヘッドカバ−8は再使用可能であり、消火設
備のテストに便利となっている。なお、図示は省略した
が係止部10として形状記憶合金に代えて警戒状態の温
度で溶けるヒュ−ズメタルを用いることもできる。
【0016】スプリンクラ−ヘッド1の開放動作は、先
端部分4の下側に設けてある薄板21が上記先端部分4
の落下または放水動作に伴い上記設備位置から落下もし
くは消失するのをスイッチ23により直接に検出するも
のであり、従来の通常構成の予作動式のような、スプリ
ンクラ−ヘッドまでの充水を放出であると誤検出した
り、逆に例えば一個だけのスプリンクラ−ヘッド動作時
の少量放出を検出できなかったりなどの問題は解消され
て、スプリンクラ−ヘッド1の開放による放出動作の検
出と正確な報知が可能となった。しかも、スプリンクラ
−ヘッド1の開放動作は、スプリンクラ−ヘッド1の先
端部分4の下側に設けた薄板21が、上記設備位置から
落下もしくは消失するのをスイッチ23にて検出すると
いう、極めて簡易な構造であり、放水検出は確実となっ
た。
【0017】次に保持機構Hの別な例を、図6にスプリ
ンクラ−ヘッド1の常態時の一部縦断正面図で、図7に
スプリンクラ−ヘッド1の警戒状態の温度における一部
縦断正面図で示した。前記図1の実施例と同一の構成部
材については、共に同一符号を付してその構造説明は省
略した。保持機構Hは、ヘッドカバ−8の上面に取付け
た感温フェライト35と、天井板2の側である枠体7の
下部に取付けた永久磁石36とによって構成されてい
る。 常態時では感温フェライト35は永久磁石36に
吸着されて図6のようにスプリンクラ−ヘッド1の先端
部分4を保護する位置にヘッドカバ−8を保持してい
る。そして警戒状態の温度になると感温フェライト35
の磁気極性が変化して永久磁石36に対し吸着力が失わ
れて図7のようにヘッドカバ−8が前記保護位置から外
れる構造としている。この図6の実施例では解除検出器
Rとしてリ−ドスイッチ37を用い、前記吸着位置では
感温フェライト35の磁気特性によってリ−ドスイッチ
37の接点が開かれ、吸着力が失わた図7の状態では永
久磁石36によってリ−ドスイッチ37の接点が閉成す
る構成である。かかる構成により、常態時では感温フェ
ライト35は永久磁石36に吸着されてヘッドカバ−8
はスプリンクラ−ヘッド1の先端部分4を保護してい
る。火災による火点の熱はヘッドカバ−8を介して感温
フェライト35に伝熱され、警戒状態の温度になると永
久磁石36に対し吸着力が失われてヘッドカバ−8は前
記保護位置から外れ、リ−ドスイッチ37の接点が閉成
してリレ−30と電動部32が動作して開閉制御弁12
は開かれる。
【0018】この図6の実施例でも図1の実施例と同
様、常態時ではスプリンクラ−ヘッド1を保護して塵埃
の付着や異物の衝突から防護し、ヘッドカバ−8は従来
の火災感知器の機能を備えていて、スプリンクラ−ヘッ
ド1と殆ど同一の位置にこの伝熱性に富むこのヘッドカ
バ−8が在るため、火点に対するヘッドカバ−8とスプ
リンクラ−ヘッド1の感熱のズレは、殆ど発生せず、ヘ
ッドカバ−8及びスプリンクラ−ヘッド1の感知ミスは
なくなるという効果がある。ヘッドカバ−8は、ヘッド
カバ−8の側の感温フェライト35と天井板2側の永久
磁石36との吸着により、スプリンクラ−ヘッド1の先
端部分4を覆う位置にセットされるので、ヘッドカバ−
8の取付け、或は取外しは、極めて容易であって、先端
部分4の点検に便利となっている。そのうえ、先端部分
4に対するヘッドカバ−8の天井板2への水平方向での
取付け位置は、永久磁石36に対する感温フェライト3
5の吸着位置をずらせることによって多少の調整ができ
る。これにより、切抜穴3に対するスプリンクラ−ヘッ
ド1の天井板2の水平方向での取付け位置が多少ずれて
いても、ヘッドカバ−8を都合の良い位置にセットでき
る。
【0019】次に放出検出手段Mの別な2、3の例を図
8ないし図15に示した。何れも枠体7に設けた複数の
座20に嵌着されてスプリンクラ−ヘッド1の動作時に
該スプリンクラ−ヘッド1の先端部分4の落下またはス
プリンクラ−ヘッド1の放水動作によって上記設備位置
から落下するように構成した薄板38、42、44と、
この薄板38、42、44の落下を検出するスイッチ2
3とで構成される。図10に平面図で、図11に正面図
で示した第2例の薄板38は、金属又は合成樹脂で作ら
れた平面視で幅の狭い帯状体であり、その左右部に形成
した縁部39によって枠体7の座20に弾力的に嵌着さ
れ、嵌着位置にある薄板38の上面にスイッチ23の作
動子22を当接させたものである。火点の熱風は、幅の
狭いこの薄板38の側方を通ってスプリンクラ−ヘッド
1の先端部分4に触れる。薄板38はスプリンクラ−ヘ
ッド1から放出された消火薬水の衝突によって座20か
ら外れ、スイッチ23が検出動作する。あるいは薄板3
8は、スプリンクラ−ヘッド1の開放動作に伴って図3
のように突出するデフレクタ40により座20から外れ
るようにしてもよい。
【0020】図12に平面図で、図13に正面図で示し
た第3例の薄板42は、真中に大きな孔40aのある輪
状体であり、外周部に形成した縁部41によって枠体7
の座20に弾力的に嵌着できるようにし、孔40aを橋
架するようにワイヤ43をクロスさせたものである。火
点の熱風は、この孔40aを通ってスプリンクラ−ヘッ
ド1の先端部分4に触れる。薄板42は、スプリンクラ
−ヘッド1から放出された消火薬水の圧力がワイヤ43
に作用し、あるいはスプリンクラ−ヘッド1の開放動作
に伴って図3のように突出するレクタ40がワイヤ43
を押し下げることにより、座20から外れる。
【0021】図14に平面図で、図15に正面図で示し
た第4例の薄板44は、ゴム又は合成樹脂で作られた円
板皿状で、枠体7の座20に嵌着するための縁部45
と、熱風を通すため円板皿状の円板部に複数の切込み4
6を設けたものである。切込み46にて区分された切片
47は、上記嵌着状態でその先端部分が垂れ下がって隣
接する切片47同士の間に隙間が現われ、火点の熱風
は、この隙間を通ってスプリンクラ−ヘッド1の先端部
分4に触れる。
【0022】図16に放出検出手段Mの第2例を、スプ
リンクラ−ヘッド1の所定温度での開放動作状態におけ
る一部縦断正面図で示した。この第2例は、投光素子5
0から受光素子51に入射する光が放出された消火薬水
によって遮断されることで放水動作を検出する構造とし
たものである。前記図1の実施例と同一の構成部材につ
いては共に同一符号を付してその構造説明は省略した。
すなわち、スプリンクラ−ヘッド1の先端部分4の下側
にて互いに向い合わせた一対の投光素子50と受光素子
51と、図5のリレ−33にこれら両素子50、51の
出力を電線19a、19bにより入力する図示省略の光
電変換回路とによって構成されている。スプリンクラ−
ヘッド1から放出された消火薬水が投光素子50から受
光素子51に入射する光を遮断して受光素子51に入射
されず、前記光電変換回路の出力がリレ−33を動作を
させて常開接点34を閉じ、これにより警報手段18が
動作して所定の警報が行われる。この第2例の放出検出
手段Mによれば、スプリンクラ−ヘッド1の先端部分4
の下側に設けた投光素子50から受光素子51に入射す
る光が放出された消火薬水によって遮断されるときに放
出動作が直接に検出されるので、従来の通常構成の予作
動式のような、スプリンクラ−ヘッドまでの充水を放出
であると誤検出したり、逆に例えば一個だけのスプリン
クラ−ヘッド動作時の少量放出を検出できなかったりな
どの問題は解消されて、スプリンクラ−ヘッド1の開放
による放出動作の検出と正確な報知が可能となった。し
かも、放出検出手段Mは、スプリンクラ−ヘッド1の先
端部分4の下側にて互いに向い合わせた一対の投光素子
50と受光素子51とを設けるという、極めて簡易な構
造であり、放水検出は確実となった。
【0023】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
スプリンクラ−ヘッド1の開放動作は、先端部分4の下
側に設けてある薄板21、38、42、44が上記先端
部分4の落下または放水動作に伴い上記設備位置から落
下もしくは消失するのをスイッチ23により直接に検出
するものであり、従来の通常構成の予作動式のような、
スプリンクラ−ヘッドまでの充水を放出であると誤検出
したり、逆に例えば一個だけのスプリンクラ−ヘッド動
作時の少量放出を検出できなかったりなどの問題は解消
されて、スプリンクラ−ヘッド1の開放による放出動作
の検出と正確な報知が可能となった。しかも、スプリン
クラ−ヘッド1の動作は、スプリンクラ−ヘッド1の先
端部分4の下側に設けた薄板21、38、42、44
が、上記設備位置から落下もしくは消失するのをスイッ
チ23にて検出するという、極めて簡易な構造であり、
放水検出は確実となった。
【0024】また請求項2の発明によれば、常態時は永
久磁石36に吸着、保持されたヘッドカバ−8により、
スプリンクラ−ヘッド2の先端部分4は汚損や異物の衝
突から防護される。所定温度におけるスプリンクラ−ヘ
ッド2からの消火薬水の放出圧がヘッドカバ−8に作用
すると、永久磁石36による上記吸着が解除されてヘッ
ドカバ−8は上記保持位置から落下し、消火薬水の上記
放出は支障物なく行われる。ヘッドカバ−が可溶合金で
ある半田により保持されてる従来構造のような、半田へ
の伝熱が遅れてヘッドカバ−が落下せず、消火薬水放出
にヘッドカバ−が支障するというトラブルは解消され
た。そして永久磁石36の吸着によるヘッドカバ−8の
取付け、或は取外しは、極めて容易であって、先端部分
4の点検に便利となっている。先端部分4に対するヘッ
ドカバ−8の天井板2への水平方向での取付け位置は、
永久磁石36に対するヘッドカバ−8の吸着位置をずら
せることによって多少の調整ができる。これにより、切
抜穴3に対するスプリンクラ−ヘッド1の天井板2の水
平方向での取付け位置が多少ずれていても、ヘッドカバ
−8を都合の良い位置にセットできる。
【0025】さらに請求項3の発明によれば、請求項2
の発明において、ヘッドカバ−8の上面とスプリンクラ
−ヘッド1の先端部分4との間に金属製のばね27が設
けてあるので、火点の熱は金属製のばね27を介して先
端部分4に遅れなく伝熱される。消火薬水放出の際、そ
の放出圧がヘッドカバ−8に作用すると、永久磁石36
による記吸着が解除されてヘッドカバ−8は保持位置か
ら落下するが、ヘッドカバ−8の上面と先端部分4との
間に介在しているばね27によりヘッドカバ−8の上記
落下は助勢されて、遅れ無く確実に落下する。
【0026】また請求項4の発明によれば、ヘッドカバ
−8は、常態時ではヘッドカバ−8の側の感温フェライ
ト35と天井板2側の永久磁石36との吸着により、ス
プリンクラ−ヘッド1を保護する位置に保持されて塵埃
の付着や異物の衝突から防護する。そしてスプリンクラ
−ヘッド1と殆ど同一の位置にヘッドカバ−8が在るた
め、火点に対するヘッドカバ−8とスプリンクラ−ヘッ
ド1の感熱のズレは、殆ど発生せず、ヘッドカバ−8及
びスプリンクラ−ヘッド1の感知ミスはなくなる。これ
により従来のような、火点から火災感知器が離れている
ことによる火災感知器不動作に起因する消火薬水充水等
の動作の遅れがあって予作動方式が機能しないという問
題は、解消された。ヘッドカバ−8は、ヘッドカバ−8
の側の感温フェライト35と天井板2側の永久磁石36
との吸着により、スプリンクラ−ヘッド1の先端部分4
を覆う位置にセットされるので、ヘッドカバ−8の取付
け、或は取外しは、極めて容易であって、先端部分4の
点検に便利となった。先端部分4に対するヘッドカバ−
8の天井板2への水平方向での取付け位置は、永久磁石
36に対する感温フェライト35の吸着位置をずらせる
ことによって多少の調整ができる。これにより、切抜穴
3に対するスプリンクラ−ヘッド1の天井板2の水平方
向での取付け位置が多少ずれていても、ヘッドカバ−8
を都合の良い位置にセットできる。
【0027】そして請求項5の発明によれば、スプリン
クラ−ヘッド1の先端部分4の下側に設けた投光素子5
0から受光素子51に入射する光が放出された消火薬水
によって遮断されるときに放出動作を直接に検出するの
で、従来の通常構成の予作動式のような、スプリンクラ
−ヘッドまでの充水を放出であると誤検出したり、逆に
例えば一個だけのスプリンクラ−ヘッド動作時の少量放
出を検出できなかったりなどの問題は解消されて、スプ
リンクラ−ヘッド1の開放による放出動作の検出と正確
な報知が可能となった。しかも、放出検出手段Mは、ス
プリンクラ−ヘッド1の先端部分4の下側にて互いに向
い合わせた一対の投光素子50と受光素子51とを設け
るという、極めて簡易な構造であり、放水検出は確実と
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例におけるスプリンクラ−ヘッ
ドの常態時の一部縦断正面図である。
【図2】図1のスプリンクラ−ヘッドの警戒状態の温度
における一部縦断正面図である。
【図3】図1のスプリンクラ−ヘッドの開放動作時にお
ける一部縦断正面図である。
【図4】図1におけるヘッドカバ−の平面図である。
【図5】図1のスプリンクラ−ヘッドを用いた消火設備
のブロック図である。
【図6】この発明の実施例における保持機構の別な例を
示すスプリンクラ−ヘッドの常態時の一部縦断正面図で
ある。
【図7】図6の実施例のスプリンクラ−ヘッドの警戒状
態の温度における一部縦断正面図である。
【図8】図1の実施例に用いた薄板の詳細を示す平面図
である。
【図9】図8の薄板の詳細を示す正面図である。
【図10】薄板の第2例の詳細を示す平面図である。
【図11】図10の薄板の詳細を示す正面図である。
【図12】薄板の第3例の詳細を示す平面図である。
【図13】図12の薄板の詳細を示す正面図である。
【図14】薄板の第4例の詳細を示す平面図である。
【図15】図14の薄板の詳細を示す正面図である。
【図16】放出検出手段の第2例を用いたスプリンクラ
−ヘッドの開放動作時における一部縦断正面図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラ−ヘッド 2 天井板 3 切抜穴 4 先端部分 8 ヘッドカバ− 21、38、42、44 薄板 23 スイッ 27 ばね 35 感温フェライト 36 永久磁石 50 投光素子 51 受光素子 M 放出検出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定温度になると消火薬水が放出される
    閉鎖型のスプリンクラ−ヘッドの先端部分の下側に位置
    するように薄板を設け、該薄板を、スプリンクラ−ヘッ
    ドの動作時に該スプリンクラ−ヘッドの先端部分の落下
    またはスプリンクラ−ヘッドの放水動作によって上記設
    備位置から落下もしくは消失するように構成し、該薄板
    の上記落下もしくは消失を検出するスイッチを設けたこ
    とを特徴とするスプリンクラ−消火設備。
  2. 【請求項2】 所定温度になると消火薬水が放出される
    スプリンクラ−ヘッドの先端部分を、天井板に形成した
    切抜穴から天井板の下方空間にのぞませ、該スプリンク
    ラ−ヘッドを伝熱性に富む金属製のヘッドカバ−によっ
    て覆うスプリンクラ−消火設備において、 前記天井板側に永久磁石を設け、前記ヘッドカバ−を常
    態時は前記永久磁石に吸着させて保持させることを特徴
    とするスプリンクラ−消火設備。
  3. 【請求項3】 前記ヘッドカバ−の上面と前記スプリン
    クラ−ヘッドの先端部分との間には、金属製のばねが設
    けられることを特徴とする請求項2記載のスプリンクラ
    −消火設備。
  4. 【請求項4】 所定温度になると消火薬水が放出される
    スプリンクラ−ヘッドの先端部分を、天井板に形成した
    切抜穴から天井板の下方空間にのぞませ、該スプリンク
    ラ−ヘッドをヘッドカバ−によって覆うスプリンクラ−
    消火設備において、 前記ヘッドカバ−の上面に感温フェライトを取付け、前
    記天井板側に永久磁石を設け、前記感温フェライトは、
    常態時は永久磁石に吸着され、警戒状態での温度で上記
    吸着が失われるようにしたことを特徴とするスプリンク
    ラ−消火設備。
  5. 【請求項5】 スプリンクラ−ヘッドおよび、該スプリ
    ンクラ−ヘッドの放水動作を検出する放出検出手段を備
    えたスプリンクラ−消火設備において、 該放出検出手段を、スプリンクラ−ヘッドの先端部分の
    下側にて互いに向い合わせた一対の投光素子と受光素子
    とにて構成し、前記スプリンクラ−ヘッドから放出され
    た消火薬水が、前記投光素子と受光素子との前記向い合
    わせ位置の間を通るようにこれら両素子を位置させ、放
    出された消火薬水によって前記投光素子から受光素子に
    入射する光が遮断されるときに、前記放水動作を検出す
    ることを特徴とするスプリンクラ−消火設備。
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