JPH11146029A - Ｑａｍ信号の受信装置 - Google Patents
Ｑａｍ信号の受信装置Info
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- JPH11146029A JPH11146029A JP9320560A JP32056097A JPH11146029A JP H11146029 A JPH11146029 A JP H11146029A JP 9320560 A JP9320560 A JP 9320560A JP 32056097 A JP32056097 A JP 32056097A JP H11146029 A JPH11146029 A JP H11146029A
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- H04L27/34—Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
- H04L27/38—Demodulator circuits; Receiver circuits
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- H04L2027/0024—Carrier regulation at the receiver end
- H04L2027/0026—Correction of carrier offset
- H04L2027/0032—Correction of carrier offset at baseband and passband
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- H04L27/0014—Carrier regulation
- H04L2027/0044—Control loops for carrier regulation
- H04L2027/0046—Open loops
-
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＱＡＭ信号の受信装置では、周波数変換器の
選択チャネルが変わると位相誤差が発生し、復調器の振
幅誤差となる。 【解決手段】 周波数変換器の選択チャネルに応じて、
そのタップ係数が変化するトランスバーサルフィルタを
用意し、Ｉ信号及びＱ信号の復調回路にそれぞれ挿入し
て選択チャネルごとに発生する振幅歪みを補正する。
選択チャネルが変わると位相誤差が発生し、復調器の振
幅誤差となる。 【解決手段】 周波数変換器の選択チャネルに応じて、
そのタップ係数が変化するトランスバーサルフィルタを
用意し、Ｉ信号及びＱ信号の復調回路にそれぞれ挿入し
て選択チャネルごとに発生する振幅歪みを補正する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多値ＱＡＭ信号の
受信装置に関し、特にＱＡＭ信号が伝送される＋送波周
波数の切り換えによって発生する復調歪みを補正する受
信装置に関するものである。
受信装置に関し、特にＱＡＭ信号が伝送される＋送波周
波数の切り換えによって発生する復調歪みを補正する受
信装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】搬送波の位相変調の形で伝送されるＱＡ
Ｍ信号は受信装置内の周波数変換器で中間周波数帯域の
信号に変換され、この中間周波数帯域で復調される。然
し、搬送波の周波数内における位相関係が正確に中間周
波数内における位相関係になるように周波数変換するこ
とは困難である。従って、周波数変換器で位相歪みを発
生し、これが復調されたＩ(in phase)信号及びＱ(quadr
ature phase)信号の歪みとなり、符号誤りの原因とな
る。また、この位相歪みは搬送波のチャネルによって異
なる歪みである。
Ｍ信号は受信装置内の周波数変換器で中間周波数帯域の
信号に変換され、この中間周波数帯域で復調される。然
し、搬送波の周波数内における位相関係が正確に中間周
波数内における位相関係になるように周波数変換するこ
とは困難である。従って、周波数変換器で位相歪みを発
生し、これが復調されたＩ(in phase)信号及びＱ(quadr
ature phase)信号の歪みとなり、符号誤りの原因とな
る。また、この位相歪みは搬送波のチャネルによって異
なる歪みである。
【０００３】この位相歪みを防止するため従来考えられ
た対策に２種類の方法がある。第１の方法は、位相特性
の良い周波数変換器を用いることである。例えば、チャ
ネルによって周波数の異なる搬送波を、一旦アップコン
バージョン(up conversion) によって、到来搬送波より
も周波数の高い所定の周波数まで周波数を上昇させ、次
にこの周波数の高い所定の周波数から所定の中間周波数
まで周波数下降（ダウンコンバージョン：down convers
ion ）して中間周波数を作れば、比較的位相特性のよい
周波数変換ができる。然しこの方法は製造原価を高く
し、回路規模を大きくするという問題がある。
た対策に２種類の方法がある。第１の方法は、位相特性
の良い周波数変換器を用いることである。例えば、チャ
ネルによって周波数の異なる搬送波を、一旦アップコン
バージョン(up conversion) によって、到来搬送波より
も周波数の高い所定の周波数まで周波数を上昇させ、次
にこの周波数の高い所定の周波数から所定の中間周波数
まで周波数下降（ダウンコンバージョン：down convers
ion ）して中間周波数を作れば、比較的位相特性のよい
周波数変換ができる。然しこの方法は製造原価を高く
し、回路規模を大きくするという問題がある。
【０００４】第２の方法は、等化器により位相歪みを補
正する方法である。搬送波のチャネルによって位相歪み
が異なるので、固定型の等化器を使用することができず
自動等化器を必要とする。例えば、米国特許Ｎｏ．5,11
3,142 にこのような自動等化器が開示されているが、自
動等化器を使用すると価格が高くなるという問題があ
る。
正する方法である。搬送波のチャネルによって位相歪み
が異なるので、固定型の等化器を使用することができず
自動等化器を必要とする。例えば、米国特許Ｎｏ．5,11
3,142 にこのような自動等化器が開示されているが、自
動等化器を使用すると価格が高くなるという問題があ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のこ
の種のＱＡＭ信号の受信装置では、位相歪みを防止する
ために良い周波数変換器を用いる第１の方法では、製造
原価を高くし、回路規模が大きくなるという問題があ
り、等化器により位相歪みを補正する方法では、自動等
化器を使用しなければならず、価格が高くなる等の問題
点があった。
の種のＱＡＭ信号の受信装置では、位相歪みを防止する
ために良い周波数変換器を用いる第１の方法では、製造
原価を高くし、回路規模が大きくなるという問題があ
り、等化器により位相歪みを補正する方法では、自動等
化器を使用しなければならず、価格が高くなる等の問題
点があった。
【０００６】本発明はかかる問題点を除去するためにな
されたものであり、受信する搬送波周波数のチャネルを
切り換えても、周波数変換器によって発生する位相誤差
が簡単な回路で補正できるＱＡＭ信号の受信装置を提供
することを目的としている。
されたものであり、受信する搬送波周波数のチャネルを
切り換えても、周波数変換器によって発生する位相誤差
が簡単な回路で補正できるＱＡＭ信号の受信装置を提供
することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のＱＡＭ信号の受
信装置では、特性調整用タップ付きの等化器を使用し、
受信チャネルの切り換えに連動して等化器のタップを切
り換え、予め予期される全ての受信チャネルに対し、当
該受信チャネルのとき周波数変換器で発生する位相誤差
による復調信号の誤差がもっとも適当に補正できるよう
に予めタップの位置を調整して置く。
信装置では、特性調整用タップ付きの等化器を使用し、
受信チャネルの切り換えに連動して等化器のタップを切
り換え、予め予期される全ての受信チャネルに対し、当
該受信チャネルのとき周波数変換器で発生する位相誤差
による復調信号の誤差がもっとも適当に補正できるよう
に予めタップの位置を調整して置く。
【０００８】すなわち本発明のＱＡＭ信号の受信装置
は、多値ＱＡＭ変調された信号を、中間周波数帯の信号
に変換する周波数変換器、この周波数変換器の出力の中
間周波数帯の信号により制御されて該中間周波数の搬送
波を発生する搬送波再生ＶＣＯ、この搬送波再生ＶＣＯ
の出力で前記周波数変換器の出力を同期検波するＩ信号
用同期検波器、このＩ信号用同期検波器の出力をディジ
タル信号に変換するＡ／Ｄ変換器、このＡ／Ｄ変換器の
出力を補正する特性調整用タップを有するＩ信号用前置
等化器、前記搬送波再生ＶＣＯの出力の位相を９０度変
化させる９０度移相器、この９０度移相器の出力で前記
周波数変換器の出力を同期検波するＱ信号用同期検波
器、このＱ信号用同期検波器の出力をディジタル信号に
変換するＡ／Ｄ変換器、このＡ／Ｄ変換器の出力を補正
する特性調整用タップを有するＱ信号用前置等化器、前
記周波数変換器の局部発振周波数を制御する第１の制御
器、前記Ｉ信号用前置等化器の特性調整用タップを制御
する第２の制御器、前記Ｑ信号用前置等化器の特性調整
用タップを制御する第３の制御器、を備えて構成され
る。
は、多値ＱＡＭ変調された信号を、中間周波数帯の信号
に変換する周波数変換器、この周波数変換器の出力の中
間周波数帯の信号により制御されて該中間周波数の搬送
波を発生する搬送波再生ＶＣＯ、この搬送波再生ＶＣＯ
の出力で前記周波数変換器の出力を同期検波するＩ信号
用同期検波器、このＩ信号用同期検波器の出力をディジ
タル信号に変換するＡ／Ｄ変換器、このＡ／Ｄ変換器の
出力を補正する特性調整用タップを有するＩ信号用前置
等化器、前記搬送波再生ＶＣＯの出力の位相を９０度変
化させる９０度移相器、この９０度移相器の出力で前記
周波数変換器の出力を同期検波するＱ信号用同期検波
器、このＱ信号用同期検波器の出力をディジタル信号に
変換するＡ／Ｄ変換器、このＡ／Ｄ変換器の出力を補正
する特性調整用タップを有するＱ信号用前置等化器、前
記周波数変換器の局部発振周波数を制御する第１の制御
器、前記Ｉ信号用前置等化器の特性調整用タップを制御
する第２の制御器、前記Ｑ信号用前置等化器の特性調整
用タップを制御する第３の制御器、を備えて構成され
る。
【０００９】また前記第１、第２、第３の制御器は連動
して動作し、前記周波数変換器に入力が予期される全て
の搬送波周波数のうちの任意の搬送波周波数が選択され
たとき、前記第１の制御器では選択された搬送波周波数
に対応する局部発振周波数を選択し、前記第２及び第３
の制御器では、前記選択された搬送波周波数における振
幅誤差を補償するよう、それぞれ前記Ｉ信号前置等化
器，前記Ｑ信号前置等化器の特性調整用タップを制御す
ることを特徴とする。
して動作し、前記周波数変換器に入力が予期される全て
の搬送波周波数のうちの任意の搬送波周波数が選択され
たとき、前記第１の制御器では選択された搬送波周波数
に対応する局部発振周波数を選択し、前記第２及び第３
の制御器では、前記選択された搬送波周波数における振
幅誤差を補償するよう、それぞれ前記Ｉ信号前置等化
器，前記Ｑ信号前置等化器の特性調整用タップを制御す
ることを特徴とする。
【００１０】また前記第２及び第３の制御器による制御
は、選択される各搬送波周波数について予め測定して設
定しておくことを特徴とする。
は、選択される各搬送波周波数について予め測定して設
定しておくことを特徴とする。
【００１１】また前記Ｉ信号用前置等化器及び前記Ｑ信
号用前置等化器は何れもトランスバーサルフィルタで構
成されることを特徴とする。
号用前置等化器は何れもトランスバーサルフィルタで構
成されることを特徴とする。
【００１２】また前記Ｉ信号用前置等化器及び前記Ｑ信
号用前置等化器は何れも、入力信号をアドレスとしこの
入力信号を補正した出力信号がデータとして書き込まれ
たＲＯＭであることを特徴とする。
号用前置等化器は何れも、入力信号をアドレスとしこの
入力信号を補正した出力信号がデータとして書き込まれ
たＲＯＭであることを特徴とする。
【００１３】さらに前記周波数変換器はシングル・コン
バージョン方式のものであることを特徴とする。
バージョン方式のものであることを特徴とする。
【００１４】本発明では、前置等化器が受信周波数に応
じて最適な振幅補償を行うため、全体として周波数変換
器の特性によって発生した帯域内振幅歪みを有効に補正
することができるようになる。
じて最適な振幅補償を行うため、全体として周波数変換
器の特性によって発生した帯域内振幅歪みを有効に補正
することができるようになる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は本発明の一実施形態を示す
ブロック図である。図１において、１はＱＡＭ変調され
た搬送波が入力する受信波入力端子（ＲＦは受信搬送波
を表す）、２は周波数変換器（チューナと称されてお
り、またＩＦは中間周波数の信号を表す）、３は搬送波
再生ＶＣＯ（voltage controlled oscillator であり、
ここでいう搬送波は中間周波数ＩＦの搬送波）、４は９
０度移相器である。Ｉ（in phase）信号の復調回路とＱ
（quadrature phase）信号の復調回路とが備えられ、前
者は同期検波器５、アナログデジタル変換器７（以下Ａ
／Ｄと略記する）、前置等化器９から構成され、後者は
同期検波器６、Ａ／Ｄ８、前置等化器１０から構成され
る。
を参照して説明する。図１は本発明の一実施形態を示す
ブロック図である。図１において、１はＱＡＭ変調され
た搬送波が入力する受信波入力端子（ＲＦは受信搬送波
を表す）、２は周波数変換器（チューナと称されてお
り、またＩＦは中間周波数の信号を表す）、３は搬送波
再生ＶＣＯ（voltage controlled oscillator であり、
ここでいう搬送波は中間周波数ＩＦの搬送波）、４は９
０度移相器である。Ｉ（in phase）信号の復調回路とＱ
（quadrature phase）信号の復調回路とが備えられ、前
者は同期検波器５、アナログデジタル変換器７（以下Ａ
／Ｄと略記する）、前置等化器９から構成され、後者は
同期検波器６、Ａ／Ｄ８、前置等化器１０から構成され
る。
【００１６】また、前置等化器９，１０はタップ係数が
プログラマブルなトランスバーサルフィルタで構成され
る。制御器１１は受信周波数のチャネルを切り換える制
御器、１２，１３はそれぞれ前置等化器のタップ係数を
切り換える制御器である。制御器１１，１２，１３は連
動して動作し、操作者が制御信号入力端子１４を経て入
力する信号によって動作する。１５，１６はそれぞれ信
号出力端子である。
プログラマブルなトランスバーサルフィルタで構成され
る。制御器１１は受信周波数のチャネルを切り換える制
御器、１２，１３はそれぞれ前置等化器のタップ係数を
切り換える制御器である。制御器１１，１２，１３は連
動して動作し、操作者が制御信号入力端子１４を経て入
力する信号によって動作する。１５，１６はそれぞれ信
号出力端子である。
【００１７】図１に示すようなＱＡＭ信号の復調回路は
良く知られているの一般的な説明を省略する。ＱＡＭ信
号の受信装置で受信する複数の受信チャネルは、一般的
には、予め定められている。その予め定められている受
信チャネルの１つの受信チャネル（仮にチャネルＡとす
る）を制御器１１が選択したと想定する。チャネルＡに
特有な位相誤差が周波数変換器２で発生し、これがＡ／
Ｄ７，８の出力点での振幅（デジタル符号で表される）
誤差となる。この振幅誤差はチャネルＡに対して予め測
定しておくことができ、この誤差を補償するよう前置等
化器９，１０のタップを予め定めておくことができる。
良く知られているの一般的な説明を省略する。ＱＡＭ信
号の受信装置で受信する複数の受信チャネルは、一般的
には、予め定められている。その予め定められている受
信チャネルの１つの受信チャネル（仮にチャネルＡとす
る）を制御器１１が選択したと想定する。チャネルＡに
特有な位相誤差が周波数変換器２で発生し、これがＡ／
Ｄ７，８の出力点での振幅（デジタル符号で表される）
誤差となる。この振幅誤差はチャネルＡに対して予め測
定しておくことができ、この誤差を補償するよう前置等
化器９，１０のタップを予め定めておくことができる。
【００１８】制御信号入力端子１４からチャネルＡを選
択する制御信号が入力されると、この信号によって制御
器１２では、Ａ／Ｄ７の出力点でのチャネルＡに対する
振幅誤差を補償するよう、前置等化器９のタップを選
び、制御器１３では、Ａ／Ｄ８の出力点でのチャネルＡ
に対する振幅誤差を補償するよう、前置等化器１０のタ
ップを選び、信号出力端子１５，１６では誤差が補正さ
れて出力される。
択する制御信号が入力されると、この信号によって制御
器１２では、Ａ／Ｄ７の出力点でのチャネルＡに対する
振幅誤差を補償するよう、前置等化器９のタップを選
び、制御器１３では、Ａ／Ｄ８の出力点でのチャネルＡ
に対する振幅誤差を補償するよう、前置等化器１０のタ
ップを選び、信号出力端子１５，１６では誤差が補正さ
れて出力される。
【００１９】予め定められている受信チャネルの全ての
チャネルに対して、上述のチャネルＡの場合と同様に周
波数変換器２による誤差を補償することができる。従っ
て、周波数変換器２には単純な回路のもの、所謂シング
ル・コンバージョン(singleconversion) 方式の周波数
変換器を使用することができる。
チャネルに対して、上述のチャネルＡの場合と同様に周
波数変換器２による誤差を補償することができる。従っ
て、周波数変換器２には単純な回路のもの、所謂シング
ル・コンバージョン(singleconversion) 方式の周波数
変換器を使用することができる。
【００２０】以上の説明では前置等化器９，１０がトラ
ンスバーサルフィルタで構成されるとしたが、これを受
信搬送波の各チャネルに対し１個のＲＯＭで構成し、こ
のＲＯＭは入力信号をアドレスに、入力信号が補正され
た出力信号が読み出されるＲＯＭとし、受信搬送波の全
てのチャネルに対して設けられたＲＯＭを第２及び第３
の制御器で切り換えるように構成してもよい。
ンスバーサルフィルタで構成されるとしたが、これを受
信搬送波の各チャネルに対し１個のＲＯＭで構成し、こ
のＲＯＭは入力信号をアドレスに、入力信号が補正され
た出力信号が読み出されるＲＯＭとし、受信搬送波の全
てのチャネルに対して設けられたＲＯＭを第２及び第３
の制御器で切り換えるように構成してもよい。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明のＱＡＭ信号
の受信装置は、変換周波数特性の偏差が比較的大きい安
価な周波数変換器を使用しても良好な復調特性を得るこ
とができ、等化器の構成も簡単小規模となる等の効果が
ある。
の受信装置は、変換周波数特性の偏差が比較的大きい安
価な周波数変換器を使用しても良好な復調特性を得るこ
とができ、等化器の構成も簡単小規模となる等の効果が
ある。
【図１】本発明の一実施形態を説明するためのブロック
図である。
図である。
２ 周波数変換器 ３ 搬送波再生ＶＣＯ ４ ９０度移相器 ５，６ 同期検波器 ７，８ Ａ／Ｄ ９，１０ 前置等化器 １１，１２，１３ 制御器
Claims (6)
- 【請求項１】 多値ＱＡＭ変調された信号を、中間周波
数帯の信号に変換する周波数変換器、 この周波数変換器の出力の中間周波数帯の信号により制
御されて該中間周波数の搬送波を発生する搬送波再生Ｖ
ＣＯ、 この搬送波再生ＶＣＯの出力で前記周波数変換器の出力
を同期検波するＩ信号用同期検波器、 このＩ信号用同期検波器の出力をディジタル信号に変換
するＡ／Ｄ変換器、 このＡ／Ｄ変換器の出力を補正する特性調整用タップを
有するＩ信号用前置等化器、 前記搬送波再生ＶＣＯの出力の位相を９０度変化させる
９０度移相器、 この９０度移相器の出力で前記周波数変換器の出力を同
期検波するＱ信号用同期検波器、 このＱ信号用同期検波器の出力をディジタル信号に変換
するＡ／Ｄ変換器、 このＡ／Ｄ変換器の出力を補正する特性調整用タップを
有するＱ信号用前置等化器、 前記周波数変換器の局部発振周波数を制御する第１の制
御器、前記Ｉ信号用前置等化器の特性調整用タップを制
御する第２の制御器、前記Ｑ信号用前置等化器の特性調
整用タップを制御する第３の制御器、 を備えたＱＡＭ信号の受信装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のＱＡＭ信号の受信装置に
おいて、前記第１、第２、第３の制御器は連動して動作
し、前記周波数変換器に入力が予期される全ての搬送波
周波数のうちの任意の搬送波周波数が選択されたとき、
前記第１の制御器では選択された搬送波周波数に対応す
る局部発振周波数を選択し、前記第２及び第３の制御器
では、前記選択された搬送波周波数における振幅誤差を
補償するよう、それぞれ前記Ｉ信号前置等化器，前記Ｑ
信号前置等化器の特性調整用タップを制御することを特
徴とするＱＡＭ信号の受信装置。 - 【請求項３】 請求項２記載のＱＡＭ信号の受信装置に
おいて、前記第２及び第３の制御器による制御は、選択
される各搬送波周波数について予め測定して設定してお
くことを特徴とするＱＡＭ信号の受信装置。 - 【請求項４】 請求項１記載のＱＡＭ信号の受信装置に
おいて、前記Ｉ信号用前置等化器及び前記Ｑ信号用前置
等化器は何れもトランスバーサルフィルタで構成される
ことを特徴とするＱＡＭ信号の受信装置。 - 【請求項５】 請求項１記載のＱＡＭ信号の受信装置に
おいて、前記Ｉ信号用前置等化器及び前記Ｑ信号用前置
等化器は何れも、入力信号をアドレスとしこの入力信号
を補正した出力信号がデータとして書き込まれたＲＯＭ
であることを特徴とするＱＡＭ信号の受信装置。 - 【請求項６】 請求項１記載のＱＡＭ信号の受信装置に
おいて、前記周波数変換器はシングル・コンバージョン
方式のものであることを特徴とするＱＡＭ信号の受信装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09320560A JP3116883B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | Ｑａｍ信号の受信装置 |
| US09/187,341 US6088401A (en) | 1997-11-07 | 1998-11-06 | QAM signal receiver |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09320560A JP3116883B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | Ｑａｍ信号の受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11146029A true JPH11146029A (ja) | 1999-05-28 |
| JP3116883B2 JP3116883B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=18122801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09320560A Expired - Fee Related JP3116883B2 (ja) | 1997-11-07 | 1997-11-07 | Ｑａｍ信号の受信装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6088401A (ja) |
| JP (1) | JP3116883B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6466344B2 (en) | 1997-10-28 | 2002-10-15 | Nec Corporation | Optical switch, optical amplifier and optical power controller as well as optical add-drop multiplexer |
| KR100442877B1 (ko) * | 2002-06-15 | 2004-08-06 | 삼성전자주식회사 | ＨｏｍｅＰＮＡ를 위한 수신기에서의 채널 등화 및 반송파복원 시스템과 그 방법 |
| KR100769868B1 (ko) | 2006-01-20 | 2007-10-25 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 복조 회로 및 복조 방법 |
Families Citing this family (2)
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