JPH11145850A - 符号化及び復号化方法と装置及びこれらを用いた機器 - Google Patents

符号化及び復号化方法と装置及びこれらを用いた機器

Info

Publication number
JPH11145850A
JPH11145850A JP10245479A JP24547998A JPH11145850A JP H11145850 A JPH11145850 A JP H11145850A JP 10245479 A JP10245479 A JP 10245479A JP 24547998 A JP24547998 A JP 24547998A JP H11145850 A JPH11145850 A JP H11145850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alphabet
symbol
decoding
symbols
encoding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10245479A
Other languages
English (en)
Inventor
Philippe Piret
ピレ フィリップ
Dantec Claude Le
ル ダンテック クロード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Publication of JPH11145850A publication Critical patent/JPH11145850A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/03Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
    • H03M13/05Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
    • H03M13/13Linear codes
    • H03M13/15Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes
    • H03M13/151Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes using error location or error correction polynomials
    • H03M13/1515Reed-Solomon codes
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/61Aspects and characteristics of methods and arrangements for error correction or error detection, not provided for otherwise
    • H03M13/611Specific encoding aspects, e.g. encoding by means of decoding
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/25Error detection or forward error correction by signal space coding, i.e. adding redundancy in the signal constellation, e.g. Trellis Coded Modulation [TCM]
    • H03M13/251Error detection or forward error correction by signal space coding, i.e. adding redundancy in the signal constellation, e.g. Trellis Coded Modulation [TCM] with block coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本願発明に係る符号化装置は、第1アルファベットのシ
ンボルを利用して伝送チャネル上の物理量を変調できる
シンボルをもつ符号語を供給する。これら符号語の復号
には第1アルファベットを含む第2アルファベットのシ
ンボルが使用され、この第2アルファベットの数は第1
アルファベットの数よりも多く、かつ第1アルファベッ
トの数の累乗ではない。符号化装置は、第1アルファベ
ットに属する主要シンボルを入力する入力ポートと、第
2アルファベットに関して動作する復号器により、前記
主要シンボルと冗長シンボルから形成される符号語を復
号できる冗長シンボルを決定し、前記冗長シンボルが第
1アルファベットに存在するという制約を表わす方程式
を解く処理手段と、符号のシンボルを出力するポートと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化方法とその
機器、及び復号化方法とその機器、及びそれらを用いた
装置に関するものである。特に本発明は、q個の要素を
有するガロア体上でのリードソロモン符号に属する符号
語を生成することを目的とし、その符号語は、このガロ
ア体のすべてのサブアルファベットのシンボルを有して
いる。
【0002】この方法は特に256要素のガロア体と6
4要素を有するこのガロア体のサブアルファベット上の
リードソロモン符号に適用される。
【0003】
【従来の技術】最大距離分離符号は、特に興味あるエラ
ー訂正符号の群を構成している。これら符号はガロア体
構造GF(q)を備えるアルファベットFで定義される。
ここでqは、素数pの累乗である。
【0004】すべての線形符号と同様に、最大距離分離
符号は生成行列あるいは制御行列により定義できる。最
大距離分離符号に効果的に対応する、そのような行列の
既知の構成は、いわゆるヴァンデルマンド(Vandermond
e)或はコーシー(Cauchy)構造[Mac WiliamsとSloane]で
ある。
【0005】ある符号を実際に使用するには符号器の使
用が必要となる符号器とは、即ち、タイプ(n,k)の符号
に対して、GF(q)上の各k個の要素からなる情報u=
(u1,…,uk)を、符号化されたn個の要素V=(v
1,…,vn)へ写像する機器である。Vは“符号語”と
して参照され、これはuを表し、その代わりに伝送され
る。この観点から、組織符号器と非組織符号器との間の
違いが確立される。uのk要素uiが、uを表す符号語
vの要素vj(i)として変更されずに出現すると、符号器
は組織的なものとして参照される。
【0006】k≧4或はk≦n−4で、GF(q)上の最
大距離分離符号がn≦q+1に対してのみ知られている
ことに注目すべきであり、特にn=q−1が興味深い例
である。電気製品の市場では、最大距離分離符号を復号
でき、256要素をもつアルファベットで動作する多く
の復号器がある。これらの要素のそれぞれは異なる2値
のオクテットで特定され、そのアルファベットは256
要素を有するガロア体のような構造であり、GF(256)
で表される。
【0007】情報を遠隔地に伝送するために、横軸振幅
変調により高い伝送レートが得られる。これらの変調
は、例えば64信号群を有し、位相の直交する振幅によ
り伝送された2つの構成要素のそれぞれは、8個の異な
る値を取り得る。従って、この種の変調に関連する通常
のアルファベットは64個の要素を有している。
【0008】64個の要素の横軸振幅変調を使用したい
当業者は全て、まず最初64要素のガロア体上で定義さ
れたリードソロモン符号を使用しようとする。しかし、
この符号語におけるシンボルの数は65個に限定されて
おり、ある種の応用にはあまりにも少ない数である。
【0009】64要素のガロア体で定義され、BCHと
いう名で当業者に知られた符号もまた使用できる。しか
し、これは2の12乗=4096要素を有するアルファベ
ット上で動作する、従来の技術では実行され得ない復号
器を含むことになる。更に、所定の訂正能力に対して
は、その冗長度はリードソロモン符号の場合における冗
長度の略2倍に近くなる。これは、GF(64)では、(X
の4095乗)−1は63個の一次多項式と2016個の既
約2次多項式との積となるためである。
【0010】本願発明は、2進情報列の符号化のための
組織的手順を著しく特定することにより、符号語を、
“第2アルファベット”として参照され、更にこのアル
ファベットの256シンボルのうちの64個のみが冗長
シンボル及び情報シンボルとして使用されるような条件
を満足する、256要素のガロア体上の最大距離分離符
号語とする。このようにして使用される第2アルファベ
ットの64個のシンボルは第1アルファベットと呼ばれ
る。
【0011】こうして復号器は、本願発明の出願時にお
いて、既に大量にかつ低コストで市販され、64要素を
有する直角位相振幅変調を有する伝送チャネルを使用す
るものを採用して実現できる。
【0012】所望の訂正能力にとって、必要な冗長度は
256要素のアルファベットを使用するリードソロモン
符号で必要な冗長度の4/3に等しくなるであろう。
【0013】公報EP−0290349(Weng Lih-Jih)
が知られている。これによれば、1024ガロア体の2
56要素のサブアルファベットが与えられ、符号化され
るべき情報の各ユニットはサブアルファベットの(k−
l)個のシンボルで表される。ここで擬似情報のl個の
任意のユニットが付加され、l個の任意の情報ユニット
の列が、符号語がサブアルファベットのシンボルのみを
含むまで、テストされる。ここで数値lは少なくとも1
つの列が所望の結果を得るような値に選択される。
【0014】この公報EP−0290349の目的は、
情報及び冗長度に対して、情報の長い列を符号化するた
めに、オクテット・フォーマットを維持し、冗長度の少
ない効率の良い誤差訂正符号を構築することにある。
【0015】しかし、この公報EP−0290349に
は幾つかの欠点がある。これは256要素のガロア体で
動作する復号器を使用すること、擬似情報の単位の判別
を最適化していないこと、これらのサーチが開始された
時に、これら擬似情報の単位の数が未知であること、及
びこれらのサーチが経験的であり、一連の試験及び検査
に基づいている。擬似情報のl単位の情報列を判別する
のに使用されるべき連続した試験手順は長くかかり、情
報の符号化を迅速に行うことができない。この公報EP
−0290349により開示された他の実施例はルック
アップテーブルの使用を提示しており、そのテーブル
は、本願発明の出願時点では、非常に冗長度の少ない場
合以外は使用できないようなメモリ容量であるリードオ
ンリーメモリ(ROM)を使用することを提示してい
る。
【0016】本願発明は、単一の工程で、すべてのシン
ボルが64要素のサブアルファベットに属する符号語を
決定することによりこれら欠点を軽減することを目的と
する。
【0017】この手順は、1984年発行のCh. Couvre
urとPh.Piet の共著による「BCHとRS符号との間の
符号」(フィリップス・ジャーナル・オブ・リサーチn
°.39)の195乃至205頁の記事に整合するであ
ろう。この記事では、同じ制約を満足する次元の決定さ
れた符号が不一致のエラー保護の構成内で、即ち、本願
発明に関連しない技術的問題の構造内で提案されてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】その結果、本願発明は第
1の態様として、符号語を提供する符号化装置に関し、
その符号語のシンボルは第1アルファベットのシンボル
を利用して伝送チャネル上の物理量を変調できるシンボ
ルを持つ符号語で、これら符号語の復号には第1アルフ
ァベットを含む第2アルファベットのシンボルが用いら
れ、その第2アルファベットのカーディナル(数)は第
1アルファベットのそれよりも大きく、第1アルファベ
ットのそれの整数乗でないシンボルを有するような符号
語を供給する符号化装置であって、第1アルファベット
に属する主要シンボルを入力する入力手段と、主要シン
ボルと冗長シンボルとを含む符号語を、第2アルファベ
ットで動作する復号器により復号可能な冗長シンボルを
判定し、前記冗長シンボルが第1アルファベットに存在
するように制約を表す方程式を解く処理手段と、符号語
のシンボルの出力とを有することを特徴とする。
【0019】これと相関して、第2の態様に従えば、本
発明は符号語を提供する符号化方法に関し、そのシンボ
ルが第1アルファベットのシンボルを利用して伝送チャ
ネルの物理量を変調でき、第1アルファベットを含む第
2アルファベットのシンボルを使用してこれら符号語を
復号し、第2アルファベットのカーディナルが第1アル
ファベットのそれよりも厳密に大きく、かつ第1アルフ
ァベットのカーディナルの整数乗ではない符号化方法で
あって、第1アルファベットに属する主要シンボルを入
力する工程と、合致する制約を表す方程式を解く動作を
有して冗長シンボルが第1アルファベットに存在するよ
うに、第1アルファベットと第1アルファベットに属さ
ないシンボルを含む第2アルファベット上で動作する復
号器により、主要シンボルと冗長シンボルから形成され
た符号語の復号を可能にする冗長シンボルを判別する工
程と、符号語のシンボルを出力する工程と、を有するこ
とを特徴とする。
【0020】これらの規定を基に、符号化されるべき符
号と冗長シンボルが全て第1アルファベットに存在する
という制約を表す方程式を解くことにより、冗長シンボ
ルが経験的試験とチェック手順に続くことなく決定され
る。
【0021】符号語の伝送は第1アルファベットのシン
ボルを使用するチャネルを使用し、符号語の復号は第1
アルファベットを含む第2アルファベットのシンボルを
使用するが、第2アルファベットの第1アルファベット
のシンボルのラベル付けが不要である。
【0022】次に本発明の第3の態様に従えば、本発明
は復号器に関し、伝送チャネルで使用される第1のアル
ファベットのシンボルの入力と、第1アルファベットを
含む第2アルファベットのシンボルと、第1アルファベ
ットのカーディナルよりも大きく、第1アルファベット
のカーディナルの整数乗でない第2アルファベットのカ
ーディナルを復号する復号手段であって、第2アルファ
ベットのシンボルは前記復号手段の入力では、第1アル
ファベットと所定のシンボルの並置で構成される。
【0023】これに関連して本発明の第4の態様によれ
ば、本発明は復号化方法に関し、伝送チャネルで使用さ
れる第1アルファベットのシンボルを入力する工程と、
第1アルファベットを含む第2アルファベットのシンボ
ルが復号されている間、第1アルファベットのカーディ
ナルよりも大きく、第1アルファベットの整数乗ではな
い第2アルファベットのカーディナルを復号する工程で
あって、この復号化工程の間に復号される第2アルファ
ベットのシンボルは第1アルファベットと所定のシンボ
ルとの並置で構成されることを特徴とする。
【0024】本願発明は又伝送システムに関し、符号化
装置は簡単に上述された如くであり、前記符号化装置に
より生成された符号語のシンボルを表す物理量を変調す
る信号を伝送する手段とを有することを特徴とする。
【0025】本発明はまたコンピュータ機器とセンサを
有する取得装置に関し、簡潔に上述した符号化装置を有
している。
【0026】本発明は受信システムに関し、簡潔に上述
した復号器と、伝送チャネルからの信号を受信する手段
を有することを特徴とする。
【0027】本発明は、コンピュータ或はマイクロプロ
セッサにより読み取り可能な情報格納手段に関し、上述
した符号化方法を可能にするコンピュータプログラムを
記憶していることを特徴とする。
【0028】本発明は、コンピュータ或はマイクロプロ
セッサにより読み取り可能な情報格納手段に関し、上述
した復号化方法を可能にするコンピュータプログラムを
記憶していることを特徴とする。
【0029】これら復号化装置と方法、伝送システム、
コンピュータ及び取得装置及び受信システムの利点は、
符号化装置の利点と同様であるので、ここではくり返し
述べない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0031】図1に例示された本実施の形態の符号化及
び伝送装置を説明する前に、この装置の動作を保証する
理論的な基本事項を説明する。
【0032】256要素のガロア体の各要素は、2進係
数を有するαの七次多項式により表される。このガロア
体における乗算は、方程式α5=α4+α3+α2+1を考
慮に入れて行われる。こうしてリードソロモン符号は、
下記の制御マトリクスにより定義される。
【0033】
【数1】
【0034】この式において、整数nは255に等しい
かそれ以下の値であり、符号におけるシンボルの数を表
している。
【0035】符号語は256要素を持つ第2アルファベ
ットとして参照されるアルファベットのn個のシンボル
列v=(v0,v1,v2,…,vn-1)として定義され
る。この列vは行列の式v・HT=0を満足している。
ここでHTは行列Hの転置行列である。
【0036】
【数2】
【0037】この符号の最小距離はr+1に等しい。そ
こで、この符号は最大r/2に等しい最大整数に等しい
数のエラーを訂正する。
【0038】64要素の直交振幅変調のような名称64
−QAMで知られた、64要素群の各要素は、2進係数
を有する5次の多項式により表される。ここで注目され
るのは、64−QAM群の要素とサブアルファベットの
両方を形成する5次の多項式の係数であり、これらは2
56要素のガロア体の64要素を有する第1アルファベ
ットとして参照される。このサブアルファベットの各シ
ンボルはvi=ai+b iα+ciα2+diα3+eiα4
iα5より表される。
【0039】これら条件の下で、方程式v・HT=0
は、サブアルファベットのn個のシンボルを有する符号
語に対して、以下のようになる。
【0040】
【数3】
【0041】この式において、すべての係数a0
n-1,b0…bn-1,c0…cn-1,d0…dn-1,e0…e
n-1,f0…fn-1は2進数である。ここで、
【0042】
【数4】
【0043】と表わすと、前述の式(3)は以下のよう
になる。
【0044】
【数5】
【0045】ここで6つの多項式a(x)からf(x)
は、(n−1)以下か、それに等しい次数の式である。
【0046】式(3)において、行列HTの各列は、2
進数の係数を有する6個の多項式で満足されるべき8個
の2進数の条件を特定する。この式(3)を解くことに
より、2進情報の他のユニットが伝送されるべき情報に
より特定される時、これら6個の多項式に分配される2
進の冗長情報のrユニットの8倍を計算することができ
る。
【0047】6に等しいrの値の特別な場合に対して、
R,a1,bR,b1,cR,及びc1の定義の追加は、 a(x)=aR(x)+a1(x) で与えられる。
【0048】多項式aR(x)の形式的次数は23に等
しく、ai(x)の最少累乗の係数は、0でなく、xの2
4乗の累乗係数となり得る。
【0049】b(x)=bR(x)+b1(x) 多項式bR(x)の形式的次数は15に等しく、b
1(x)の最少累乗の係数は、0でなく、xの16乗の累
乗係数となり得る。
【0050】c(x)=cR(x)+c1(x) 多項式cR(x)の形式的次数は7に等しく、c1(x)
の最少累乗の係数は、0でなく、xの8乗の累乗係数と
なり得る。行列式(5)を解くことは、以下の3つの行
列式を解くことになることが例証されるであろう。
【0051】
【数6】
【0052】
【数7】
【0053】
【数8】
【0054】これらの方程式において、符号化される2
進情報のユニットは多項式の2進係数a1,b1,c1
d,e,fで表され、2進冗長情報ユニットは多項式a
R、b R、及びcRの2進係数で表される。ここに2進冗
長情報の48ユニットがあり、多項式aR、bR、及びc
Rはそれぞれ24、16及び8個の係数を有している。
【0055】その結果、符号器第1の6個の多項式
1,b1,c1,d,eの係数から最後の3つの多項式
R,bR,cRを減らさなければならない。最終的に
は、多項式cR(x)の次数は7になり、α8=α4+α3
+α2+1となり、(6)式は七次の多項式となり、既
知の方法によりcR(x)の8個の2進係数を決定する
ことができる。
【0056】こうして(6)式を解くことにより、多項
式cR(x)の8個の2進係数が決定でき、bR(x)の
16個の係数に関する8個の方程式、及びaR(x)の
24個の係数に関する8個の方程式が決定される。
【0057】次に、cR(x)の全体及びc(x)も決
定され、α及びαの3乗におけるbR(x)の値のそれぞ
れを与える式(6)及び(7)の行列により、b
R(x)の16個の係数を決定することができる。これ
は、式(7)を解くことにより、b R(x)の16個の
係数に関する8個の新たな方程式が得られ、この得られ
た16個の方程式を解くことにより、bR(x)の16
個の2進係数を決定することができる。この(7)式を
解くことにより、aR(x)の24個の係数に関する8
個の新たな方程式もまた得られる。
【0058】次に、cR(x)とbR(x)が完全に決定
され、c(x)とb(x)もまた決定される。α,αの
3乗及びαの5乗におけるaR(x)の値のそれぞれを与
える式(6)、(7)及び(8)の行列式により、aR
(x)の24個の係数を決定することができる。その結
果、式(8)を解くことにより、aR(x)の24個の
係数に関する8個の新たな方程式が決定され、こうして
得られた24個の式を解くことにより、多項式a
R(x)の24個の2進係数が決定される。
【0059】変形に関して、以下の表記を用いる。
【0060】 a(x)=aR(x)+a1(x) b(x)=bR(x)+b1(x) c(x)=cR(x)+c1(x) d(x)=dR(x)+d1(x) e(x)=eR(x)+e1(x) f(x)=fR(x)+f1(x) ここでa1(x),b1(x),c1(x),d1(x),
1(x)及びf1(x)は24次に対応する非ゼロの最
下位次数の係数であり、aR(x),bR(x),c
R(x),dR(x),eR(x)及びfR(x)は形式的
な23次の多項式である。
【0061】 m1(x)=x8+x4+x3+x2+1 m3(x)=x8+x6+x5+x4+x3+x2+1 m5(x)=x8+x7+x6+x4+x+1 ここでa(1)(x)、a(3)(x)及びa(5)(x)は次
の条件で定義される。 aR(x)=a(1)(x)m3(x)m5(x)+a
(3)(x)m1(x)m5(x)+a(5)(x)m3(x)
5(x) また、b(1)(x)、b(3)(x)及びb(5)(x)は次
の条件で定義される。
【0062】bR(x)=b(1)(x)m3(x)m
5(x)+b(3)(x)m1(x)m5(x)+b
(5)(x)m3(x)m5(x) また、c(1)(x)、c(3)(x)及びc(5)(x)は次
の条件で定義される。
【0063】cR(x)=c(1)(x)m3(x)m
5(x)+c(3)(x)m1(x)m5(x)+c
(5)(x)m3(x)m5(x) また、d(1)(x)、d(3)(x)及びd(5)(x)は次
の条件で定義される。
【0064】dR(x)=d(1)(x)m3(x)m
5(x)+d(3)(x)m1(x)m5(x)+d
(5)(x)m3(x)m5(x) また、e(1)(x)、e(3)(x)及びe(5)(x)は次
の条件で定義される。
【0065】eR(x)=e(1)(x)m3(x)m
5(x)+e(3)(x)m1(x)m5(x)+e
(5)(x)m3(x)m5(x) また、f(1)(x)、f(3)(x)及びf(5)(x)は次
の条件で定義される。
【0066】fR(x)=f(1)(x)m3(x)m
5(x)+f(3)(x)m1(x)m5(x)+f
(5)(x)m3(x)m5(x) a1*(x)=a(1)(x)m3(x)m5(x)+a1(x) a3*(x)=a(3)(x)m1(x)m5(x)+a1(x) a5*(x)=a(5)(x)m1(x)m3(x)+a1(x) … f1*(x)=f(1)(x)m3(x)m5(x)+f1(x) f3*(x)=f(3)(x)m1(x)m5(x)+f1(x) f5*(x)=f(5)(x)m1(x)m3(x)+f1(x) 行列式(5)を解くことは以下の3つの行列式を解くこ
とになる。
【0067】
【数9】
【0068】
【数10】
【0069】
【数11】
【0070】伝送されるべき情報シンボルに正しくラベ
ル付けすることにより、6個の7次多項式a
(1)(α),b(1)(α),c(1)(α),d(3)(α),
(3)(α),f(5)(α)により冗長度がラベル付けさ
れる。
【0071】式(9),(10)及び(11)を解くこ
とにより,これら冗長度を定義することができる。この
ような変形を用いることにより、冗長度が並行に、互い
に独立に求められるという利点がある。一方、この変形
はすべての情報シンボルに対して組織的ではない。
【0072】いかなるrの値に対しても、それに応じて
考慮されるべき多項式m1(x)の数が適応されなけれ
ばならない。r=6に対して、多項式m1(x)、m
3(x),m5(x)が考慮される。ここでm1(x)は
αのi乗の最少多項式であり、αはm1(x)の平方根で
あり,GF(256)の原始要素である。
【0073】例えば、r=18に対しては,これら3つ
の多項式がに加えて、多項式m7(x)、m9(x),m
11(x),m13(x)、m15(x),m17(x)が考慮
される。これら多項式の全ては、4次である最後のm17
(x)=x4+x+1を除いて8次である。
【0074】この場合、aR(x)は形式的に67次で
あり、以下のように表される。
【0075】 aR(x)=a(1)35…m1517+a(3)15…m17+… +a(15)13…m1317+a(17)1…m15 ここで、a(i) は、a(17)が形式的に3次の多項式であ
ることを除いて、形式的に7次の2進係数を有する多項
式である。xの最小次数の係数は0となり得ることに関
連し、a1(x)の表現において、xの68乗の係数とな
る。多項式b(x),c(x),d(x),e(x),
f(x)に関しても同様である。
【0076】次に本願発明を実行する本実施の形態の装
置を、図1乃至図4を参照して説明する。この実施の形
態では、“第2アルファベット”はオクテットで構成さ
れ、“第1アルファベット”は、2進情報の上位の2ユ
ニットがゼロである第2アルファベットのオクテットで
構成される。第2アルファベットの数である256は第
1アルファベットの数である64の整数の累乗ではな
い。
【0077】符号化及び伝送装置はブロック図で表さ
れ、参照記号10(図1)で表されている。この装置は
アドレス及びデータバス102により内部的に以下の構
成を接続している。
【0078】 −中央処理装置106: −ランダムアクセスメモリ(RAM)106: −読み出し専用メモリ(ROM)105: −この符号化及び伝送装置が伝送すべき情報をオクテッ
ト形式で受取るための入力ポート103: −この符号化及び伝送装置により6つの要素、即ち、情
報群を示す2進情報の6個のユニット或は6ビットを伝
送させるための出力ポート107:及びバス102から
独立した、 −出力ポート107からの6つの要素を表す64ポイン
トの横軸振幅変調を実行する変調器109: −変調器109により変調された信号を電送する送信用
アンテナ110: −出力ポート107に接続された表示用スクリーン10
8: −入力ポート103に接続され、連続して使用されるキ
ーボードのキーを表すオクテットを供給するキーボード
101: −入力ポート103に接続され、オクテット形式で符号
化されるべきデータの入力111を備える。
【0079】図1に示されたこれら要素のそれぞれは、
コンピュータ及びより一般的には情報処理システムの分
野の当業者によく知られたものである。よって、ここで
はこれらの詳細な説明を省略する。
【0080】RAM104はデータ、変数、及び中間処
理結果を格納し、多くのメモリレジスタを有しており、
以下の説明では、これらレジスタは記憶しているデータ
の名称と同じ名前で説明する。特にRAM104は下記
のレジスタを有している。
【0081】−入力111で入力され、符号化及び伝送
されるべきオクテット列を格納するレジスタ“octets” −既に受取った、符号化されるべきオクテットの数を記
憶するレジスタ“no_of_octets” −多項式a1(x),b1(x),c1(x),d,
(x),e(x),f(x)の2進係数を格納するレジ
スタ”a1,b1,c1,d,e,f”及び −多項式aR(x),bR(x),cR(x)の2進係数
を格納するレジスタ“aR,bR,cR” ROM105は、中央処理装置106の動作プログラム
を、レジスタ“program1”に記憶するのに使用され、多
項式a1(x),b1(x),c1(x),d,(x),
e(x),f(x)の2進係数を有する入力データ11
1により受信された2進情報ルックアップテーブル整合
単位である、レジスタ“(6)(7)(8)”に方程式(6)、
(7)及び(8)を解くのに必要なデータをも格納して
いる。
【0082】中央処理装置106は図3に示されたフロ
ーチャートを実行するために適用される。
【0083】図2は、参照記号20で示された、受信及
び復号装置のブロック図を示しており、アドレス及びデ
ータバス202により内部的に以下の構成要素を接続し
ている。
【0084】−中央処理装置206: −RAM204: −ROM205: −この受信及び復号装置が処理し、格納及び伝送するた
めの情報を受取るための入力ポート203: −この復号されたオクテットを受信及び復号装置から伝
送させるための出力ポート207:また、このバス20
2とは別に、以下の構成が接続されている。
【0085】−符号化及び伝送装置に(図1)の送信用
アンテナ110により送信された信号を表す信号を受信
する受信用アンテナ209: −64ポイントから6個の要素に横軸振幅復調する復調
器210: −オクテットからなる語で、その下位の6ビットは復調
器210からの6個の要素であり、その2個の上位ビッ
トが0である符号を使用し、その復号したデータを入力
ポート203に供給するリードソロモン復号器211: −出力ポート207に接続されたディスプレイスクリー
ン208: −入力ポート203に接続されたキーボード201: −出力ポート207に接続された復号データ出力21
2:図2に示された要素のそれぞれは、復号システム、
特に情報処理システムの技術分野の当業者にはよく知ら
れたものであるため、ここでは詳しく説明しない。
【0086】しかしながら、リードソロモン復号器21
1の入力では、その入力は8本の結線された電気的な接
続路を有し、その内の6本の電気的接続路は、最下位ビ
ットが接続される復号器210からくる6本の電気的な
接続路に対応し、2本の電気的接続路は受信及び復号装
置のグランドに接続され、その値が0になる最上位ビッ
トに対応している。これらの構成により、復号器211
の入力では、第1アルファベット(64シンボルを有す
る)と所定のシンボル(ここでは0に等しい)が組み合
わされて、第2アルファベット(256シンボルを有す
る)のシンボルが形成される。
【0087】RAM204はデータ、変数及び中間的な
処理結果をメモリレジスタに格納し、この説明では、こ
れらレジスタの名称を、それらが格納しているデータの
名称と同じにしている。RAM204は、復号器211
により復号されたオクテットの列を記憶するレジスタ
“octet”を有している。
【0088】ROM205は中央処理装置206で実行
されるプログラムを、レジスタ“program2”に記憶する
のに使用されるとともに、2つの上位ビットが0である
オクテットであり、この2進情報が符号化及び伝送装置
(図1)でそれを生成するのに使用した、復号された6
要素との整合を取るためのルックアップテーブルを有し
ている。
【0089】図2に示す受信及び復号装置はまったく従
来の装置と同様であり、復号器211の入力部で、本実
施の形態の構成に関連したシンボルを受信して処理する
ために若干変更しているだけである。即ち、その値が0
である2進情報の2つの単位(ビット)を有し、変調器
109により変調された信号を表す6つの要素(ビッ
ト)の形で受信された2進情報から、復号器211で使
用されるオクテットを形成する点が異なっている。
【0090】また、上述したリードソロモン符号の復号
が、復号器211に代えて、復号プログラムを記憶した
ROM205と、中央処理装置206による復号プログ
ラムの実行によっても実現される。この中央処理装置2
06は図4に示すフローチャートを実行するように適用
される。
【0091】次に図3を参照して、図1に示す符号化及
び伝送装置の動作を説明する。
【0092】この符号化及び伝送装置が動作すると、変
数“no_of_octets”の値は0にセットされる。動作50
1の間、中央処理装置106は符号化されるべきオクテ
ットの受信を実行し、もしあれば、入力ポート103
で、変数“no_of_octets”の値を+1し、RAM104
のレジスタ“octets”に、このオクテットを記憶する。
【0093】次に、中央処理装置106はテスト502
を実行し、既に受信したオクテット“no_of_octets”の
数が(n.3/4)−6に等しいか否かが判定される。
【0094】テスト502の結果が負であれば処理50
1が繰り返される。テスト502が正であれば処理50
3が、レジスタ“octets”に記憶されたオクテットを構
成する2進情報の単位にラベル付け、即ち、ROM10
5に記憶されたルックアップテーブルを使用して多項式
1(x),b1(x),c1(x),d(x),e
(x),f(x)の係数との整合を取り、これら多項式
の係数をRAM104のレジスタ“a1,b1,c1
d,e,f”に格納する。
【0095】処理504の次に式(6)を解き、多項式
R(x)の8つの2進係数、bR(x)の16個の係数
に関する8つの方程式、及び多項式aR(x)の24の
係数に関する8つの方程式を決定する。
【0096】処理505は式(7)を解き、bR(x)
の16個の係数に関する8つの新たな方程式を決定し、
処理504及び505の間で得られ、bR(x)の16
個の係数に関連した16個の方程式を解くことにより、
多項式bR(x)の16個の2進係数を決定する。処理
505はまた多項式aR(x)の24個の係数に関連し
た8つの新たな方程式を決定する。
【0097】処理508は式(8)を解き、多項式aR
(x)の24個の係数に関連した8つの新たな方程式を
決定し、処理504,505及び506の間で得られ、
R(x)の24個の係数に関連した24個の方程式を
解くことにより、多項式aR(x)の24個の2進係数
を決定する。
【0098】処理507は、6つの多項式a(x),b
(x),c(x),d(x),e(x),f(x)の同
じ次元の係数の6つの要素を決定し、変調器109へ送
るために、出力ポート107にこれら6つの要素を伝送
する。
【0099】処理508は、伝送されるべき6つの要素
を表す、64−QAM横軸振幅変調を実行する。次に、
変数“no_of_octets”の値が0にセットされ、処理50
1が反復される。
【0100】次に図4を参照して、図2に示す復号装置
の動作を説明する。
【0101】この復号装置が動作している時、図1に示
す符号化及び伝送装置からの信号を受取り、この信号は
ステップ508で変調される(図3)。
【0102】処理301は、復調器210を使用して、
64−QAM横軸振幅復調を実行する。
【0103】処理302は、次にこの復調器から6つの
要素に対応するオクテットを決定する。これは以下のい
ずれかにより実行できる。
【0104】図2に示す復号装置の特別のハードウエア
(リードソロモン復号器211の入力に、8本の電気的
接続路、復調器210からの6本の電気的接続路に対応
する6つの電気的接続路、受信及び復号装置のアースに
接続された2つの最上位ビット、対応するビットの値が
0になる、に対応する2本の電気的接続路を有する入力
部)、及び中央処理装置206のプログラムによる(復
調器210から受取った6つの要素に2つの最上位ビッ
トを付加し、その結果であるオクテットをRAM204
に記憶する)。
【0105】これらの構成の各々は、復号器211の入
力で、第1アルファベット(64シンボルを有する)の
シンボル群と所定のシンボル(ここでは0になる)を組
み合わせて、第2アルファベット(256シンボルを有
する)のシンボルを形成する。
【0106】処理303は、次に、オクテットに作用す
る既知のリードソロモン復号方法に関するこれらオクテ
ットを復号する。この処理は、復号器211により実行
されるか、或は中央処理装置206により実行される既
知のリードソロモン復号ソフトウエアにより実行され
る。
【0107】それから、この復号されたオクテットは、
処理303の間に、RAM204のレジスタ“octets”
に記憶される。
【0108】本願発明の範囲はこの実施の形態に限定さ
れるものでなく、当業者により修正或は改良される事項
をも含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る符号化及び伝送装置を示す図であ
る。
【図2】本発明の係る受信装置と復号装置を示す図であ
る。
【図3】図1に例示された復号器と伝送装置の動作を示
すフローチャートである。
【図4】図2に例示された復号装置の動作を示すフロー
チャートである。
フロントページの続き (72)発明者 クロード ル ダンテック フランス国、レンヌ−アタラント、セデッ クス セッソン−セヴィニエ 35517、リ ュ ドゥ ラ トゥッシュ−ランベール、 キヤノン リサーチ センター フラン ス エス.エー 内

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1アルファベットのシンボルを利用し
    て伝送チャネル上の物理量を変調できるシンボルを持つ
    符号語で、これら符号語の復号には第1アルファベット
    を含む第2アルファベットのシンボルが用いられて、そ
    の第2アルファベットの数が第1アルファベットの数よ
    りも多く、かつ第1アルファベットの数の整数乗でない
    シンボルを有するような符号語を供給する符号化機器で
    あって、 第1アルファベットに属する主要シンボルを入力する入
    力部(103, 111)と、 主要シンボルと冗長シンボルから形成された符号語を、
    前記第2アルファベットに関して動作する復号器により
    復号させるための冗長シンボルを決定し、前記冗長シン
    ボルが前記第1アルファベットに存在するような制約を
    表わす方程式を解くための処理手段(104, 105, 106)
    と、 符号語のシンボルを出力する出力部(107)と、を有する
    ことを特徴とする符号化機器。
  2. 【請求項2】 前記処理手段(104, 105, 106)は、それ
    ぞれが完全な方程式の未知数よりも少ない未知数を有す
    る方程式の部分系を逐次解くことにより、前記方程式を
    解くようにしたことを特徴とする請求項1に記載の符号
    化機器。
  3. 【請求項3】 前記処理手段(104, 105, 106)は、ある
    1つの操作で提供され、あるグループを構成する第2ア
    ルファベットと、前記ある1つの操作と同じ操作で提供
    され、前記第2アルファベットのサブグループを構成す
    る第1アルファベットとを使用することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の符号化機器。
  4. 【請求項4】 前記処理手段(104, 105, 106)は、2つ
    の操作で提供され、ガロア体を構成する第2アルファベ
    ットと、前記2つの操作と同じ操作で提供され、前記第
    2アルファベットの部分ガロア体を構成しない第1アル
    ファベットを使用することを特徴とする請求項3に記載
    の符号化機器。
  5. 【請求項5】 前記処理手段(104, 105, 106)は、64
    シンボルを有する第1アルファベットを使用することを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の符号
    化機器。
  6. 【請求項6】 前記処理手段(104, 105, 106)は、25
    6シンボルを有する第2アルファベットを使用すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の符
    号化機器。
  7. 【請求項7】 前記処理手段(104, 105, 106)は、2進
    データ列からなる第2アルファベットと、前記第2アル
    ファベットの2進データ列からなり、2進情報のある単
    位は所定値を有する第1アルファベットとを使用するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    符号化機器。
  8. 【請求項8】 前記処理手段(104, 105, 106)は、リー
    ドソロモン符号に属する符号語を供給することを特徴と
    する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の符号化機
    器。
  9. 【請求項9】 前記処理手段(104, 105, 106)は、行列
    計算を使用することを特徴とする請求項1乃至8のいず
    れか1項に記載の符号化機器。
  10. 【請求項10】 横軸振幅変調を実行する変調器(109)
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれ
    か1項に記載の符号化機器。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載の符号化機器を有する伝送システムであって、 前記符号化機器により発生された符号語のシンボルを表
    わす物理量を変調した信号を伝送する手段(109, 110)を
    有することを特徴とする伝送システム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載の符号化機器を有することを特徴とするコンピュータ
    機器。
  13. 【請求項13】 センサを有して、物理量を取得するた
    めの装置であって、請求項1乃至10のいずれか1項に
    記載の符号化機器を有することを特徴とする装置。
  14. 【請求項14】 第1アルファベットのシンボルを利用
    して伝送チャネル上の物理量を変調でき、前記第1アル
    ファベットを含む第2アルファベットのシンボルを用い
    てこれら符号語を復号し、第2アルファベットの数が第
    1アルファベットの数よりも多く、かつ第1アルファベ
    ットの数の整数乗でないシンボルを有する符号語を供給
    する符号化方法であって、 前記第1アルファベットに属する主要シンボルを入力す
    る工程(501)と、 前記主要シンボルと冗長シンボルから形成された符号語
    を、前記第1アルファベットと、前記第1アルファベッ
    トに属さないシンボルとを含む前記第2アルファベット
    に関して動作し、前記冗長シンボルが前記第1アルファ
    ベットに存在するような制約を表わす方程式のシステム
    を解く動作(504, 505, 506)を有する複合機により復号
    させるための冗長シンボルを決定する工程(503〜507)
    と、 前記符号語のシンボルを出力する工程(508)と、を有す
    ることを特徴とする符号化方法。
  15. 【請求項15】 前記方程式のシステムを解く動作(50
    4, 505, 506)は、未知の完全な方程式のシステムの数よ
    りも少ない未知の数を有する各方程式のサブシステムを
    連続して解くことにより実行されることを特徴とする請
    求項14に記載の符号化方法。
  16. 【請求項16】 ある1つの操作で提供され、あるグル
    ープを構成する第2アルファベットと、前記ある1つの
    操作と同じ操作で提供され、前記第2アルファベットの
    サブグループを構成する第1アルファベットを使用する
    ことを特徴とする請求項14又は15に記載の符号化方
    法。
  17. 【請求項17】 2つの操作で提供され、ガロア体を構
    成する第2アルファベットと、前記2つの操作と同じ操
    作で提供され、前記第2アルファベットのサブガロア体
    を構成しない第1アルファベットを使用することを特徴
    とする請求項16に記載の符号化方法。
  18. 【請求項18】 64シンボルを有する第1アルファベ
    ットを使用することを特徴とする請求項14乃至17の
    いずれか1項に記載の符号化方法。
  19. 【請求項19】 256シンボルを有する第2アルファ
    ベットを使用することを特徴とする請求項14乃至18
    のいずれか1項に記載の符号化方法。
  20. 【請求項20】 2進データ列からなる第2アルファベ
    ットと、前記第2アルファベットの2進データ列からな
    る第1アルファベットとを使用し、それらアルファベッ
    トの2進情報のある単位は所定値を有することを特徴と
    する請求項14乃至19のいずれか1項に記載の符号化
    方法。
  21. 【請求項21】 前記符号語は、リードソロモン符号に
    属することを特徴とする請求項14乃至20のいずれか
    1項に記載の符号化方法。
  22. 【請求項22】 前記方程式のシステムを解く動作(50
    4, 505, 506)では、行列演算が使用されることを特徴と
    する請求項14乃至21のいずれか1項に記載の符号化
    方法。
  23. 【請求項23】 伝送チャネルで使用された第1アルフ
    ァベットのシンボルを入力する入力部(209, 210)と、 前記第1アルファベットの数よりも大きく前記第1アル
    ファベットの数の整数乗でない数であって、前記第1ア
    ルファベットを含む第2アルファベットのシンボルを復
    号する復号化手段(211)とを有し、 前記復号化手段の入力において、前記第2アルファベッ
    トのシンボルは前記第1アルファベットのシンボルと所
    定のシンボルとの並置で構成されていることを特徴とす
    る復号化機器。
  24. 【請求項24】 前記伝送チャネルは64シンボルを有
    する第1アルファベットを使用することを特徴とする請
    求項23に記載の復号化機器。
  25. 【請求項25】 前記復号化手段(211)は256シンボ
    ルを有する第2アルファベットを使用することを特徴と
    する請求項23又は24に記載の復号化機器。
  26. 【請求項26】 前記復号化手段(211)はリードソロモ
    ン符号の語を復号することを特徴とする請求項23乃至
    25のいずれか1項に記載の復号化機器。
  27. 【請求項27】 前記伝送チャネルを伝送された信号を
    横軸振幅復調する復調器(210)を有することを特徴とす
    る請求項23乃至26のいずれか1項に記載の復号化機
    器。
  28. 【請求項28】 請求項23乃至27のいずれか1項に
    記載の復号化機器と、 前記伝送チャネルから信号を受信する手段(209, 210)
    と、を有することを特徴とする受信システム。
  29. 【請求項29】 伝送チャネルで使用された第1アルフ
    ァベットのシンボルを入力する入力工程と、 前記第1アルファベットを含む第2アルファベットのシ
    ンボルを復号し、前記第1アルファベットの数よりも大
    きく前記第1アルファベットの数の整数乗でない数の第
    2アルファベットのシンボルを復号する復号化工程とを
    有し、 前記復号化工程で復号される前記第2アルファベットの
    シンボルは前記第1アルファベットのシンボルと所定の
    シンボルとの並置で構成されていることを特徴とする復
    号化方法。
  30. 【請求項30】 前記入力工程では、64シンボルを有
    する第1アルファベットが使用されることを特徴とする
    請求項29に記載の復号化方法。
  31. 【請求項31】 前記復号化工程では、256シンボル
    を有する第2アルファベットが使用されることを特徴と
    する請求項29又は30に記載の復号化方法。
  32. 【請求項32】 前記復号化工程では、リードソロモン
    符号の語が使用されることを特徴とする請求項29乃至
    31のいずれか1項に記載の復号化方法。
  33. 【請求項33】 コンピュータプログラムを記憶し、コ
    ンピュータ或はマイクロプロセッサにより読取り可能で
    あって、 請求項14乃至22のいずれか1項に記載の方法を実行
    可能にするプログラムを記憶することを特徴とする情報
    記憶媒体。
  34. 【請求項34】 コンピュータプログラムを記憶し、コ
    ンピュータ或はマイクロプロセッサにより読取り可能で
    あって、 請求項29乃至32のいずれか1項に記載の方法を実行
    可能にするプログラムを記憶することを特徴とする情報
    記憶媒体。
JP10245479A 1997-08-29 1998-08-31 符号化及び復号化方法と装置及びこれらを用いた機器 Withdrawn JPH11145850A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9710808A FR2767940A1 (fr) 1997-08-29 1997-08-29 Procedes et dispositifs de codage et de decodage et appareils les mettant en oeuvre
FR9710808 1997-08-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11145850A true JPH11145850A (ja) 1999-05-28

Family

ID=9510604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10245479A Withdrawn JPH11145850A (ja) 1997-08-29 1998-08-31 符号化及び復号化方法と装置及びこれらを用いた機器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6393065B1 (ja)
EP (1) EP0899888B1 (ja)
JP (1) JPH11145850A (ja)
DE (1) DE69841705D1 (ja)
FR (1) FR2767940A1 (ja)

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6307487B1 (en) 1998-09-23 2001-10-23 Digital Fountain, Inc. Information additive code generator and decoder for communication systems
US7068729B2 (en) * 2001-12-21 2006-06-27 Digital Fountain, Inc. Multi-stage code generator and decoder for communication systems
US9240810B2 (en) 2002-06-11 2016-01-19 Digital Fountain, Inc. Systems and processes for decoding chain reaction codes through inactivation
CN100539439C (zh) 2002-10-05 2009-09-09 数字方敦股份有限公司 连锁反应码的系统编码和解码系统和方法
FR2858141A1 (fr) * 2003-07-21 2005-01-28 Canon Kk Codage d'informations par codes de reed-solomon raccourcis
FR2860360B1 (fr) * 2003-09-29 2005-12-09 Canon Kk Dispositif de codage /decodage utilisant un codeur/decodeur de reed-solomon
EP1665539B1 (en) 2003-10-06 2013-04-10 Digital Fountain, Inc. Soft-Decision Decoding of Multi-Stage Chain Reaction Codes
CN101019326B (zh) * 2004-05-07 2013-02-27 数字方敦股份有限公司 文件下载和流系统
US7418649B2 (en) * 2005-03-15 2008-08-26 Microsoft Corporation Efficient implementation of reed-solomon erasure resilient codes in high-rate applications
US9136983B2 (en) 2006-02-13 2015-09-15 Digital Fountain, Inc. Streaming and buffering using variable FEC overhead and protection periods
US9270414B2 (en) * 2006-02-21 2016-02-23 Digital Fountain, Inc. Multiple-field based code generator and decoder for communications systems
WO2007134196A2 (en) 2006-05-10 2007-11-22 Digital Fountain, Inc. Code generator and decoder using hybrid codes
US9380096B2 (en) 2006-06-09 2016-06-28 Qualcomm Incorporated Enhanced block-request streaming system for handling low-latency streaming
US9386064B2 (en) 2006-06-09 2016-07-05 Qualcomm Incorporated Enhanced block-request streaming using URL templates and construction rules
US9432433B2 (en) 2006-06-09 2016-08-30 Qualcomm Incorporated Enhanced block-request streaming system using signaling or block creation
US9419749B2 (en) 2009-08-19 2016-08-16 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus employing FEC codes with permanent inactivation of symbols for encoding and decoding processes
US9178535B2 (en) * 2006-06-09 2015-11-03 Digital Fountain, Inc. Dynamic stream interleaving and sub-stream based delivery
US9209934B2 (en) 2006-06-09 2015-12-08 Qualcomm Incorporated Enhanced block-request streaming using cooperative parallel HTTP and forward error correction
US20080205229A1 (en) * 2007-02-26 2008-08-28 Yung-Chih Li Method of identifying optical disc
EP2203836A4 (en) * 2007-09-12 2014-11-05 Digital Fountain Inc GENERATING AND COMMUNICATING SOURCE IDENTIFICATION INFORMATION TO ENABLE RELIABLE COMMUNICATIONS
US9281847B2 (en) 2009-02-27 2016-03-08 Qualcomm Incorporated Mobile reception of digital video broadcasting—terrestrial services
US9288010B2 (en) 2009-08-19 2016-03-15 Qualcomm Incorporated Universal file delivery methods for providing unequal error protection and bundled file delivery services
US20110096828A1 (en) * 2009-09-22 2011-04-28 Qualcomm Incorporated Enhanced block-request streaming using scalable encoding
US9917874B2 (en) 2009-09-22 2018-03-13 Qualcomm Incorporated Enhanced block-request streaming using block partitioning or request controls for improved client-side handling
US9225961B2 (en) 2010-05-13 2015-12-29 Qualcomm Incorporated Frame packing for asymmetric stereo video
US9596447B2 (en) 2010-07-21 2017-03-14 Qualcomm Incorporated Providing frame packing type information for video coding
US9319448B2 (en) 2010-08-10 2016-04-19 Qualcomm Incorporated Trick modes for network streaming of coded multimedia data
US9270299B2 (en) 2011-02-11 2016-02-23 Qualcomm Incorporated Encoding and decoding using elastic codes with flexible source block mapping
US8958375B2 (en) 2011-02-11 2015-02-17 Qualcomm Incorporated Framing for an improved radio link protocol including FEC
US9253233B2 (en) 2011-08-31 2016-02-02 Qualcomm Incorporated Switch signaling methods providing improved switching between representations for adaptive HTTP streaming
US9843844B2 (en) 2011-10-05 2017-12-12 Qualcomm Incorporated Network streaming of media data
US9294226B2 (en) 2012-03-26 2016-03-22 Qualcomm Incorporated Universal object delivery and template-based file delivery

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BE890280A (fr) * 1981-09-09 1982-03-09 Belge Lampes Mat Electr Mble Dispositif de codage et de decodage base sur un code de convolution
US4856003A (en) * 1987-05-07 1989-08-08 Digital Equipment Corporation Error correction code encoder
US5150381A (en) * 1989-02-16 1992-09-22 Codex Corporation Trellis shaping for modulation systems
AU630417B2 (en) * 1989-02-16 1992-10-29 Codex Corporation Trellis shaping for modulation systems
FR2665993B1 (fr) * 1990-08-20 1993-07-30 Matra Communication Procede et installation de radio-telephonie numerique, notamment de radio-telephonie cellulaire de communication avec les mobiles.
US5644695A (en) * 1994-01-03 1997-07-01 International Business Machines Corporation Array combinatorial decoding with multiple error and erasure detection and location using cyclic equivalence testing
US5487077A (en) * 1994-05-23 1996-01-23 International Business Machines Corporation Location dependent variable error correction processing for multi-track recording media using variable length coding means
US6263470B1 (en) * 1998-02-03 2001-07-17 Texas Instruments Incorporated Efficient look-up table methods for Reed-Solomon decoding

Also Published As

Publication number Publication date
FR2767940A1 (fr) 1999-02-26
EP0899888A1 (en) 1999-03-03
EP0899888B1 (en) 2010-06-09
DE69841705D1 (de) 2010-07-22
US6393065B1 (en) 2002-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11145850A (ja) 符号化及び復号化方法と装置及びこれらを用いた機器
Pless Introduction to the theory of error-correcting codes
Ling et al. Coding theory: a first course
Van Lint Introduction to coding theory
JP3046988B2 (ja) データストリームのフレーム同期検出方法及び装置
US7392461B2 (en) Decoding for algebraic geometric code associated with a fiber product
US20050204268A1 (en) Decoding and error correction for algebraic geometric codes
JPH0452556B2 (ja)
JP2000156646A (ja) 符号化装置及び方法、復号装置及び方法、信号処理装置、デ―タ伝送装置、無線通信装置、ネットワ―クステ―ション、並びに情報処理装置及び方法
CN110071727B (zh) 编码方法、译码方法、纠错方法及装置
JPH0661872A (ja) 通信システム
US7461329B2 (en) Channel encoding adapted to error bursts
KR19980702551A (ko) 개량된 3, 4개 에러 보정 시스템
EP2309650B1 (en) A systematic encoder with arbitrary parity positions
CN101442313A (zh) 编解码方法以及编码器、解码器、乘积项装置
US7398456B2 (en) Information encoding by shortened Reed-Solomon codes
JP3248098B2 (ja) シンドローム計算装置
Adams Introduction to algebraic coding theory
US6301307B1 (en) Methods and apparatuses for the transmission and receipt of digital data modulated using quadrature amplitude modulation, and communication devices utilizing such apparatuses and methods
EP0851621B1 (en) Coded modulation for constellations with fewer bit per symbol than that which the coding scheme requires
JPH0361210B2 (ja)
Rong et al. On algebraic decoding of the Z/sub 4/-linear Calderbank-McGuire code
WO2004047306A1 (en) Two-fold sesqui rs codes and decoding thereof
JP2543319B2 (ja) 符号化装置
Klein et al. Multiple error detection/correction using the Nordstrom-Robinson code

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101