JPH1114528A - タンクに入った液体のレベルおよび密度を測定する設備および方法 - Google Patents

タンクに入った液体のレベルおよび密度を測定する設備および方法

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JPH1114528A
JPH1114528A JP10151819A JP15181998A JPH1114528A JP H1114528 A JPH1114528 A JP H1114528A JP 10151819 A JP10151819 A JP 10151819A JP 15181998 A JP15181998 A JP 15181998A JP H1114528 A JPH1114528 A JP H1114528A
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JP
Japan
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probe
tank
liquid
measuring
bubble
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JP10151819A
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English (en)
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Francois Drain
ドラン フランコアス
Jacques Gagniere
ガーニル ジャーク
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Orano Cycle SA
Original Assignee
Compagnie Generale des Matieres Nucleaires SA
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/14Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measurement of pressure
    • G01F23/16Indicating, recording, or alarm devices being actuated by mechanical or fluid means, e.g. using gas, mercury, or a diaphragm as transmitting element, or by a column of liquid
    • G01F23/165Indicating, recording, or alarm devices being actuated by mechanical or fluid means, e.g. using gas, mercury, or a diaphragm as transmitting element, or by a column of liquid of bubbler type
    • G01F23/168Indicating, recording, or alarm devices being actuated by mechanical or fluid means, e.g. using gas, mercury, or a diaphragm as transmitting element, or by a column of liquid of bubbler type with electric indicating or recording
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N9/00Investigating density or specific gravity of materials; Analysing materials by determining density or specific gravity
    • G01N9/26Investigating density or specific gravity of materials; Analysing materials by determining density or specific gravity by measuring pressure differences
    • G01N9/28Investigating density or specific gravity of materials; Analysing materials by determining density or specific gravity by measuring pressure differences by measuring the blowing pressure of gas bubbles escaping from nozzles at different depths in a liquid

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンクに入った液体の高さレベルおよび密度
を測定する設備および方法であって、1つの沈下された
バブルプローブを使用し、特に原子力産業で有用とされ
るように汚染の危険性および詰まりの問題点を解消し
た、安価且つ簡単な構造の設備および方法を提供する。 【解決手段】 この設備はタンク12内の液体上方位置
で終端する基準プローブ16と、下端Bが液体中にて終
端し、その下端上方に所定の高さ寸法Hd にわたり幅広
い断面積の沈下部分22aを有する1つの沈下バブルプ
ローブ22とを含む。基準プローブおよびバブルプロー
ブは開閉制御される弁形成手段30を経て連通され、ま
た同時に圧縮空気を供給されるように連結される。弁形
成手段が閉じた状態で両プローブに圧縮空気が供給さ
れ、バブルプローブ内の液体を押下げた後、圧縮空気の
供給を止め、弁形成手段を開いてバブルプローブ内の液
面を上昇させる。この間バブルプローブ内の空気は弁形
成手段を通ってタンクドーム17へ逃げる。両プローブ
間の差圧を測定し、閾値および傾斜の区切り点での差圧
を基にして液体の高さレベルおよび密度を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体中に沈下され
るバブル(気泡)プローブによって構成された圧力測定
装置を使用して、タンク内に入った液体の高さレベルお
よび密度を測定するために設計された設備に関する。
【0002】本発明はまたその設備を使用した測定方法
にも関する。
【0003】本発明の設備および方法は、放射性溶液を
貯蔵するタンクで測定を実施するために特に原子力産業
の分野での応用例が見出されている。
【0004】原子力作業においては、タンク内に含まれ
た放射性溶液の高さレベルおよび密度を知る必要のある
ときには、添付図面の図1の線図に示されているような
固定設備がしばしば使用される。
【0005】この設備は従来通りに2つの沈下バブルプ
ローブ1,2を有し、これらプローブはタンク4内に入
った液体3に垂直に差し込まれて、下端を高さ方向に距
離Hdだけ隔てられた異なる高さレベルに位置決めされ
ている。この設備はまた基準プローブ5も含み、この基
準プローブ5はタンク4内の液体3の自由面の高さレベ
ル(free level)より上方位置に導かれる。これら3つ
のプローブ1,2,5が汚染領域内部にある設備の全部
材である。
【0006】この領域の外部に、設備は可変断面積の3
つの流量計6,7,10を有し、これらの流量計を通し
て各バブルプローブ1,2,5は小流量で約1.4bar
の圧縮空気を供給される。
【0007】最後に、汚染領域の外部に、設備は2つの
圧力送信装置8,9と計算機(図示せず)とを含む。圧
力送信装置8は沈下バブルプローブ1,2間の差圧Pd
を測定し、圧力送信装置9は沈下されたバブルプローブ
2と基準プローブ5との間の差圧Pn を測定する。計算
機は圧力送信装置8,9が発信した圧力信号を受信して
液体3の密度Dと、その液体の高さレベルNすなわちタ
ンク4の底から上方の液面までの距離とを、次式を用い
て計算する。
【数3】D = Pd /Hd
【数4】N = Pn /D + Ho ここでHo はタンク4の底から上方の沈下バブルプロー
ブ2の下端までの距離を表す。
【0008】このような測定設備がしばしば使用され、
静止状態で使用される。しかしながら長期に及ぶ使用は
幾つかの欠点を露にした。
【0009】まず第一に、2つのバブルプローブをタン
ク内に入っている液体中に沈下させることは、液体貯蔵
タンクの内部空間が既にしばしばふさがっているので、
過密という問題を生じる。これは原子力産業の分野で特
に頻発する。
【0010】また、2つの沈下バブルプローブおよび2
つの圧力送信装置を含むために、完成された設備が比較
的高価となる。さらに、部材の倍加は保守費用を増大さ
せ、また原子力産業の場合には汚染の危険性を増す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特にタンク
内の設備の密集度およびその全体的な費用を減少させる
ために、タンク内部に存在する設備の容積およびその設
備構成部材の全体的な個数を減少させて、タンク内の液
体の高さレベルおよび密度を測定するのに使用できる設
備および方法をまさに提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この結果は、タンク内部
の液体上方に導入される基準プローブと、タンク内部に
差し込まれ、下端が液体中にて終端し、この下端の上方
に所定の高さ寸法にわたり幅広い断面積を有する沈下部
分を含んで成る単一の沈下バブルプローブと、基準プロ
ーブおよびバブルプローブに圧縮空気を噴射する手段
と、基準プローブおよびバブルプローブの間の連通状態
を開閉することのできる弁形成手段と、基準プローブお
よびバブルプローブ間の差圧を測定する手段とを含むこ
とを特徴とする、タンク内部に入った液体の高さレベル
および密度を測定する手段によって、達成することがで
きる。
【0013】この設備はただ1つだけの沈下バブルプロ
ーブを含むので、タンク内部に必要とされる空間は、従
来技術の装置における空間よりもかなり小さくなる。ま
た、一つの差圧だけを測定することを必要とするので、
本発明の設備は一つの圧力送信装置を使用するだけであ
り、費用がさらに減少する。
【0014】幾つかのタンクが等圧状態にあるならば、
この設備は一層簡単化できる。この場合、それらのタン
クの全ての密度およびレベル高さに関してタンク内部に
導入された1つの基準プローブを使用することが可能に
なる。したがって他のタンクは一つの沈下バブルプロー
ブを内蔵するだけである。
【0015】弁形成手段および測定手段は監視手段によ
って制御されるのが好ましい。この監視手段によれば、
弁形成手段が閉じられた初期段階から始まる少なくとも
1回の測定サイクルを自動的に実行することは可能であ
る。この測定サイクルは、弁形成手段を開口し、時間に
対する基準プローブと沈下バブルプローブとの間の差圧
の変化に追従するように測定手段を作動させることで、
作動される。
【0016】この場合、差圧が一定値に達した後に監視
手段は設備を自動的に初期状態に戻し、またこの初期状
態において予め定められた時間の経過後に新たな測定サ
イクルが実行される。
【0017】本発明の他の目的はタンク内部に入った液
体の高さレベルおよび密度を測定する方法である。この
方法は以下の段階、すなわち a: タンク内の液体より上方位置に導かれた基準プロ
ーブと、タンク内部に差し込まれ、下端が液体中の高さ
Ho の位置で終端すると共に、この下端の上方に所定の
高さHd にわたる幅広い断面積の沈下部分を有する沈下
されたバブルプローブとの間を連通可能にする段階、 b: 基準プローブおよびバブルプローブに同時に圧縮
空気を噴射し、これらの2つのプローブ間の連通を閉じ
る段階、 c: 基準プローブおよびバブルプローブの間の圧力変
化をそれが閾値に達するまで測定する段階、 d: それぞれ閾値および傾きの区切り点に対応して測
定された差圧値PB ,PA を用いて、次式、すなわち
【数5】D = (PB −PA )/Hd
【数6】N = PB /D +Ho によって液体の高さレベルNおよび密度Dを測定する段
階を含み、ここでPB は位置BおよびC間で測定された
差圧に対応し、PA は位置AおよびC間の差圧に対応す
る。
【0018】段階a、b、cおよびdは、閾値に達した
後に予め定められた時間(例えば1分間)が経過したと
きに、周期的に再開される。
【0019】段階cすなわち液体がバブルプローブ内を
降下するときに測定される差圧を表す信号を分析すれ
ば、この信号に生じ得るあらゆる乱れを検出できる。こ
のような乱れは圧力上昇曲線において不規則であること
を特徴としており、プローブ内部での結晶化すなわち固
着が始まって生じるパイプ断面積の不連続に原因する。
【0020】詰まりが始まったことを初期に検出するこ
とで、この詰まりはバブルプローブを洗浄することで防
止できる。
【0021】以下に、限定するものではない本発明の好
ましい実施例を、添付図面を参照して説明する。
【0022】
【発明の実施の形態】図2において符号12は液体14
を入れているタンクを示しており、この液体14のレベ
ルおよび密度が測定対象である。タンク12は特に原子
力産業で使用される貯蔵タンクとされ得る。その場合、
液体14は放射性溶液であり、タンクは汚染領域の境界
を定める。
【0023】本発明によれば、液体14の密度Dおよび
タンク12内のその液体のレベルNは、独創的で特に構
造の単純な、高価でなく、限られた空間しか必要としな
い設備を使用して測定される。
【0024】この設備はタンク12内の液体14より上
方位置に導入される基準プローブ16を含む。基準プロ
ーブ16は一様な断面のパイプとされ、タンクの上壁に
垂直に連結され、これによりそのパイプは液体14より
上方のタンクドーム17内の位置Cで終端する。タンク
12の外部に位置するパイプの反対端部において、基準
プローブ16は配管18により圧縮空気源(図示せず)
に連結される。基準プローブ16に流入する圧縮空気の
流量を比較的少流量(例えば約6Nl/時間)に、また
約1.4bar の圧力に制限するために、可変断面積の流
量計が配管18に配置されている。
【0025】本発明によれば、設備は1つの沈下された
バブルプローブ22も含み、このバブルプローブ22は
液体14中に位置される下端Bで終端するようにタンク
12内に垂直に差し込まれている。さらに詳しくは、沈
下されたバブルプローブ22は、下部の断面積の大きな
沈下部分22aを除いて、全長にわたって一様な断面を
有するパイプで作られている。沈下されたバブルプロー
ブ22は垂直で、沈下部分22aの長さはタンク12内
の高さHdに等しい。沈下されたバブルプローブ22の
沈下部分22aの上端Aは、この沈下部分22aが常に
液体14中に完全に沈下された状態を維持するようなレ
ベルに位置決めされることに注目すべきである。
【0026】タンク12の外部において、沈下されたバ
ブルプローブ22は配管24によって圧縮空気源(図示
せず)に連結されている。沈下されたバブルプローブ2
2に流入する圧縮空気の流量を比較的少流量(例えば約
6Nl/時間)に、また圧力を約1.4bar に制限する
ために、流量計20と同様な可変断面積の流量計26が
配管24に配置されている。
【0027】本発明による設備はまた、タンク12の外
部に、基準プローブ16を沈下されたバブルプローブ2
2に連結する分岐パイプ28を含む。電気作動弁のよう
な弁形成手段30がこの分岐パイプ28に配置されてい
る。弁形成手段30が閉じられているときは、基準プロ
ーブ16およびバブルプローブ22は互いに遮断されて
いる。一方、弁形成手段30が開かれたときには2つの
プローブは互いに連通される。
【0028】本発明による設備はまた測定手段32も含
んでおり、この測定手段32もタンク12の外部に配置
される。測定手段32は差圧送信装置で構成されてい
る。これらは基準プローブ16と沈下されたバブルプロ
ーブ22との間に配置され、それらの2つのプローブ間
の差圧をリアルタイムで測定する。
【0029】最後に、この設備はタンク12の外部に、
例えばオートマトンおよび計算機を有する監視手段34
を含むことが有利である。この監視手段34は弁形成手
段30および測定手段32に対する制御を行う。また監
視手段34は測定手段32が発信する基準プローブ16
と沈下されたバブルプローブ22との間の現在差圧を表
す信号を受信する。以下にさらに詳細に説明するよう
に、監視手段34は規則的な時間間隔での測定サイクル
の実施を管理するために使用される。
【0030】本発明の設備によって与えられる利点は、
この設備の線図を示す図2と、従来技術の設備の線図を
示す図1とを比較することで即座に明白となる。
【0031】本発明の設備によれば、既存設備において
2つのプローブがそうであるのに対して、1つの沈下さ
れるバブルプローブだけがタンク12の内部に配置され
ねばならないということが観察されよう。それ故にタン
ク内部で占有される空間は大幅に減少され、このことは
貯蔵タンク内部に非常に多数の機器がしばしば存在する
特に原子力産業において著しい利点である。
【0032】図1および図2の比較によれば、本発明が
その設備を構成する多数の機器部品を削減できることも
示される。バブルプローブおよび圧力送信装置の個数は
従来技術の設備に比較して半減される。これにより設備
費用ならびに保守費用は減少される。また汚染の危険性
も低減する。
【0033】本発明の設備の他の利点は、規則的な時間
間隔で以下に説明するように監視手段34を使用した測
定サイクルの自動監視が可能であることから得られる。
【0034】本発明の設備が作動を始めると、監視手段
34はこの設備を急激に初期状態となし、その状態では
それぞれ流量計20および流量計26を通して基準プロ
ーブ16および沈下されたバブルプローブ22の両方に
対して設定流量および圧力の圧縮空気が噴射される。こ
の初期状態においては、弁形成手段30は開いており、
したがって基準プローブ16および流量計20は互いに
導通する。この状態の下で、圧縮空気は対抗圧力が最小
である回路を流れ、すなわち基準プローブ16を通して
17へ導かれる。それ故に、沈下されたバブルプローブ
22への圧縮空気の入射は生じない。測定手段32はし
たがって基準プローブ16と沈下されたバブルプローブ
22との間のいかなる差圧も検出しない。
【0035】測定サイクルが監視手段34によって好ま
しくは自動的に作動を開始されると、弁形成手段30は
閉じられるが、流量計20および流量計26を通して行
われる空気の噴射は継続される。したがって、沈下され
たバブルプローブ22は圧力状態にされ、その内部の液
体は徐々に排出される。
【0036】測定手段32で測定された時間に対する圧
力差の変化を表す図3の部分S1 で示されるように、沈
下されたバブルプローブ22内の液体レベルがプローブ
の沈下部分22aの上端Aより上方に位置している間
は、この圧力差はまず最初に非常に急激に上昇する。
【0037】その液体レベルが上端Aに達するや否や、
時間に対する圧力差の測定された変化は傾斜の区切り点
を示し、これを超えると曲線の傾きは小さくなる。それ
故に、沈下されたバブルプローブ22の内部の液体レベ
ルが幅広部分である沈下部分22aの範囲内に位置する
間は、測定手段32で測定された圧力差は図3の部分S
2 に沿って変化する。
【0038】最後に、液体が沈下されたバブルプローブ
22から完全に排出されると、測定手段32で測定され
た圧力差は一定値に達し、この値は図3における曲線の
部分S3 に対応する。
【0039】この測定サイクルを実行することで、液体
が空気によってプローブから徐々に排出されるときに
は、沈下されたバブルプローブ22の沈下部分22aの
上端Aおよび下端Bとの交点にそれぞれ対応する差圧値
PA およびPB を決定することができる。図3の曲線に
おいて差圧PA は部分S1 およびS2 の間の傾きの区切
り点に対応し、また圧力差PB は部分S3 に与えられた
閾値に対応する。
【0040】この閾値に達すると、監視手段34は弁形
成手段30を開いて設備を初期状態に自動的に戻す。こ
れにより、沈下されたバブルプローブ22内の空気は、
分岐パイプ28および基準プローブ16を通して17へ
排出される。
【0041】その後、先に説明した測定サイクルの測定
値を得るように新たなる測定が監視手段34により開始
され、この測定サイクルは、限定するものではないが、
例えば約1分間で終了する。
【0042】各測定サイクルの終了時に、監視手段34
はタンク12に貯蔵されている液体14の高さレベルN
および密度Dを決定する。さらに詳しくは、液体14の
密度は次式を用いて計算される。
【数7】D = (PB −PA )/Hd
【0043】また、タンク12の内部の液体14の高さ
レベルN、すなわちこのタンクの底より上方の液体の高
さは、次式を用いて計算される。
【数8】N = PB /D + Ho ここでHoは沈下されたバブルプローブ22の沈下部分
22aの下端Bの高さ、すなわちタンク12の底からこ
の下端Bまでの間隔距離を表す。
【0044】ここまで説明してきた設備において、液体
14は例えば1分間という規則的な時間でバブルプロー
ブ22内を規則的に上昇する。これは洗浄効果を有する
が、プローブ内での結晶化または固着による詰まりの危
険性ももたらす。
【0045】しかしながら沈下されたバブルプローブ2
2内の結晶化または固着の兆候は、プローブ内を液体が
降下するときに信号の乱れを引き起こす。パイプの断面
積はもはや連続的と言えないことから、圧力の上昇曲線
は不規則性を表す。
【0046】この結果、上述した信号分析がバブルプロ
ーブ22内の詰まりの発生を表すあらゆる信号の乱れを
検出するのに使用できる。
【0047】このような状況の下、すなわち詰まりの発
生を初期に検出することで、詰まりを防止するためにバ
ブルプローブの予防的な洗浄が実行される。
【0048】本発明の設備が原子力産業で使用されると
き、測定手段32はタンク内部に貯蔵されている放射性
溶液によって汚染される危険性が全くないということに
注目すべきである。このような測定手段32は、ゆっく
りした流れのバブルプローブ22から上昇する空気、流
量計20および流量計26を通ってそれらのプローブの
各々に対する圧縮空気の連続噴射から、遮断される。
【0049】また、本発明の設備が、等圧状態にある、
すなわちタンクドームが互いに連通している幾つかのタ
ンクで同時に測定することを意図されたならば、全ての
タンクに関して1つの基準プローブ16を使用すること
で、それらのタンクの各々の設備をさらに簡単化するこ
とができる。換言すれば、唯一のタンクに基準プローブ
16および沈下されたバブルプローブ22が取付けら
れ、他の全てのタンクは1つの沈下されたバブルプロー
ブを有するのである。
【0050】本発明の設備は原子力産業で使用するのに
特に好適であるが、タンクが危険な製品を貯蔵する全て
の状況に対して、他の産業界においても適用できる。
【0051】最後に、プローブに圧縮空気を噴射する手
段、弁形成手段および測定手段は、本発明の範囲内であ
れば説明したものと異なる形態のものとされ得ることが
注目される。同様な精神により、監視手段は或る場合す
なわち或る作動においては省略され、または簡略化さ
れ、この場合にはまた測定および計算を手動で実施する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンク内に入った液体の高さレベルおよび密度
を測定するのに使用される従来技術の設備の線図。
【図2】図1と同様な図面であり、タンク内に入った液
体の高さレベルおよび密度を測定するのに使用できる本
発明による設備を示す線図。
【図3】図2の設備により測定サイクルが実施されたと
きに、基準プローブおよび沈下されたバブルプローブ間
の差圧の変化を示すグラフ。
【符号の説明】
12 タンク 14 液体 16 基準プローブ 18,24 配管 20,26 流量計 22 沈下されたバブルプローブ 28 分岐パイプ 30 弁形成手段 32 測定手段 34 監視手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンクに入った液体のレベルおよび密度
    を測定する設備であって、 タンク内部の液体上方に導入される基準プローブと、 タンク内部に差し込まれ、下端が液体中にて終端し、こ
    の下端の上方に所定の高さ寸法(Hd)にわたり幅広い
    断面積の沈下部分を有する単一の沈下バブルプローブ
    と、 基準プローブおよびバブルプローブに圧縮空気を噴射す
    る手段と、 基準プローブおよびバブルプローブの間の連通状態を開
    閉することのできる弁形成手段と、 基準プローブおよびバブルプローブ間の差圧を測定する
    手段とを含むことを特徴とする、タンクに入った液体の
    高さレベルおよび密度を測定する設備。
  2. 【請求項2】 複数のタンクに入った液体の高さレベル
    および密度を測定するために適用された請求項1に記載
    の設備であって、バブルプローブが各タンクに配置さ
    れ、唯一の基準プローブがタンクのうちの一つに導入さ
    れる、タンクに入った液体の高さレベルおよび密度を測
    定する設備。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の設備であって、バブル
    プローブがタンクに垂直に差し込まれる、タンクに入っ
    た液体の高さレベルおよび密度を測定する設備。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の設備であって、弁形成
    手段および測定手段は、弁形成手段が開いている初期段
    階から始まる少なくとも1回の測定サイクルを自動的に
    実行できるようにする監視手段によって作動され、この
    測定サイクルは時間に対する基準プローブとバブルプロ
    ーブとの間の差圧の変化に追従させるように弁形成手段
    の閉じおよび測定手段の作動を制御することで成る、タ
    ンクに入った液体の高さレベルおよび密度を測定する設
    備。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の設備であって、前記圧
    力差が一定値に達した後に監視手段は設備を前記初期状
    態に自動的に戻し、前記初期状態で予め定められた時間
    を経過した後に新たな測定サイクルを実行する、タンク
    に入った液体の高さレベルおよび密度を測定する設備。
  6. 【請求項6】 タンクに入った液体の高さレベルおよび
    密度を測定する方法であって、 a: タンク内の液体より上方位置に導かれた基準プロ
    ーブと、タンク内部に差し込まれ、下端が液体中の高さ
    Ho の位置で終端すると共に、この下端の上方に所定の
    高さHd にわたる幅広い断面積の沈下部分を有する沈下
    されたバブルプローブとの間を連通可能にする段階と、 b: 基準プローブおよびバブルプローブに同時に圧縮
    空気を噴射し、これらの2つのプローブ間の連通を閉じ
    る段階と、 c: 基準プローブおよびバブルプローブの間の圧力変
    化をそれが閾値に達するまで測定する段階と、 d: それぞれ閾値および傾きの区切り点に対応して測
    定された差圧値PB ,PA を用いて、次式 【数1】D = (PB −PA )/Hd 【数2】N = PB /D +Ho によって液体の高さレベルNおよび密度Dを測定する段
    階とを含む、タンクに入った液体の高さレベルおよび密
    度を測定する方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法であって、閾値に
    達した後、基準プローブおよびバブルプローブが再び連
    通され、予め定められた時間の経過後に段階b、cおよ
    びdを含む新たなサイクルが実行される、タンクに入っ
    た液体の高さレベルおよび密度を測定する方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法であって、バブル
    プローブの詰まりの始まりを表すような、生じ得る全て
    の信号乱れを検出するために、段階cで測定された差圧
    変化を表す信号が分析される、タンクに入った液体の高
    さレベルおよび密度を測定する方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法であって、詰まり
    の始まりが検出されたときに、バブルプローブが洗浄さ
    れる、タンクに入った液体の高さレベルおよび密度を測
    定する方法。
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