JPH11144963A - 可変リアクトル - Google Patents

可変リアクトル

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JPH11144963A
JPH11144963A JP32527597A JP32527597A JPH11144963A JP H11144963 A JPH11144963 A JP H11144963A JP 32527597 A JP32527597 A JP 32527597A JP 32527597 A JP32527597 A JP 32527597A JP H11144963 A JPH11144963 A JP H11144963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short
coil
circuit cylinder
inductance
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP32527597A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kurisawa
秀昭 栗沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin High Voltage Co Ltd
Original Assignee
Nissin High Voltage Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インダクタンスの下限値をほぼ0まで下げる
ことを可能にすることによって、インダクタンスの可変
幅を大きく取ることができるようにした可変リアクトル
を提供する。 【解決手段】 この可変リアクトルは、円筒状の巻枠2
2と、巻枠22の外周面に螺旋状に複数回巻かれた裸の
導線から成るコイル24と、導電材料から成りコイル2
4の外周面に内周面が接した状態で巻枠22の軸に沿っ
て移動可能な短絡円筒28と、短絡円筒28を巻枠22
の軸に沿って往復移動させる駆動機構30とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば粒子加速
器、レーザ等に用いられるパルス電源装置におけるパル
ス波形整形等に用いられる可変リアクトルに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のようなパルス電源装置に用いられ
るパルス形成回路網(PFN)の概略例を図3に示す。
【0003】このパルス形成回路網は、複数の直列リア
クトル64および複数の並列コンデンサ66によって梯
子形回路網を構成しており、入力スイッチ62をオンに
して直流電源60で回路を充電した後に、出力スイッチ
68をオンにすることによって、負荷70にパルス電圧
を供給することができる。負荷70は、例えばクライス
トロン、マグネトロン等の電子管である。
【0004】上記リアクトル64には、通常、そのイン
ダクタンスを調整して出力パルス電圧の波形を所望の矩
形波等に整形するために、インダクタンスが可変の可変
リアクトルが用いられる。この可変リアクトルの従来例
を図4に示す。
【0005】この可変リアクトルは、コイル4を巻いた
巻枠2の内側に、コイル4のインダクタンスを打ち消し
て減少させる打消し円筒8を挿入し、その挿入量でイン
ダクタンスを可変とする構造である。打消し円筒8は、
例えばアルミニウム等の非磁性導電材料から成り、この
例ではモータ14と、それに接続された雄ねじ軸12
と、それに螺合する雌ねじ部10とによって、コイル4
に対して矢印Dに示すように出し入れされる。この打消
し円筒8によって、コイル4の磁束の打ち消し量を調整
して、当該可変リアクトルのインダクタンスを調整する
ことができる。具体的には、打消し円筒8を図の上方に
移動させてコイル4と打消し円筒8の重なる面積が大き
くなるほど、打ち消し量が大きくなるのでインダクタン
スは小さくなる。なお、打消し円筒8は、その電位を固
定するために、接触子6を介してコイル4の一端部に電
気的に接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記可変リ
アクトルにおいては、コイル4と打消し円筒8との間に
巻枠2の厚さ分を含む隙間が必ず存在し、この隙間によ
って、コイル4から発生する磁束の内で打消し円筒8に
よって打ち消されない漏れ磁束が生じる経路が不可避的
に生じるために、打消し円筒8をコイル4の長さA一杯
に挿入したとしても、当該可変リアクトルのインダクタ
ンスLは0にはならない。即ち、コイル4の下端と打消
し円筒8の上端との間の距離を打消し円筒8の移動距離
xと定義した場合、従来の可変リアクトルのインダクタ
ンス特性は例えば図5に示すようになる。L1 は、移動
距離xが0の時の、即ち打消し円筒8の上端部がコイル
4の下端部にある時のインダクタンス値であり、これが
最大値である。L0 は、移動距離xが上記Aの時の、即
ち打消し円筒8の上端部がコイル4の上端部にある時の
インダクタンス値であり、これが最小値である。この最
小のインダクタンス値L0 は、上記漏れ磁束によるもの
であり、0にはならずそれよりもある程度大きい値にし
かならない。
【0007】従って、従来の可変リアクトルでは、その
インダクタンスLの下限値を0にすることができない
分、インダクタンスLの可変幅が狭いという課題があ
る。そのために、インダクタンスLの可変幅を大きく取
るためには、コイル4の巻数、その長さAおよび打消し
円筒8の長さ等をより大きくしなければならず、そのよ
うにすると当該可変リアクトルが大型化する。
【0008】そこでこの発明は、インダクタンスの下限
値をほぼ0まで下げることを可能にすることによって、
インダクタンスの可変幅を大きく取ることができるよう
にした可変リアクトルを提供することを主たる目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の可変リアクト
ルは、円筒状の巻枠と、この巻枠の外周面に螺旋状に複
数回巻かれたコイルであってその少なくとも外周面が裸
のものと、このコイルの外周面に内周面が接した状態で
巻枠の軸に沿って移動可能なものであって導電材料から
成る短絡円筒と、この短絡円筒を巻枠の軸に沿って往復
移動させる駆動機構とを備えることを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、短絡円筒はコイルに接
しているので、この短絡円筒によってコイルを電気的に
短絡することができる。しかもこの短絡円筒を駆動機構
によって巻枠の軸に沿って往復移動させることができる
ので、電気的に短絡させるコイルの巻数を任意に変化さ
せることができる。従って、コイルの短絡されずにイン
ダクタとして機能する実効巻数を、当該コイルの現実の
巻数からほぼ0まで変化させることができる。その結
果、当該可変リアクトルのインダクタンスの下限値をほ
ぼ0まで下げることができるので、インダクタンスの可
変幅を大きく取ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る可変リア
クトルの一例を示す断面図である。この可変リアクトル
は、円筒状の巻枠22を備えており、この巻枠22の外
周面に、コイル24が螺旋状に複数回巻かれている。こ
のコイル24は、この例では裸の(即ち絶縁被覆されて
いない)導線(例えば銅線)から成るが、その少なくと
も外周面が裸であれば良い。そうであれば、短絡円筒2
8によって当該コイル24を電気的に短絡させることが
できるからである。ここで言うコイル24の外周面と
は、コイル24を構成する断面円形の線材そのものの外
周面ではなく、コイル24を一つを円筒と見た場合の当
該円筒の外周面のことである。即ち、このコイル24の
外周面は、後述する短絡円筒28の内周面に接する面の
ことである。
【0012】このコイル24を巻き付けた巻枠22を、
この実施例では、取付けアダプター44によって、上部
固定台46から吊り下げて固定している。巻枠22、取
付けアダプター44および後述する支持軸42は、この
例では絶縁物から成る。この絶縁物には、例えば塩化ビ
ニール、繊維強化プラスチック(FRP)、アクリル等
を用いる。その内でどれにするかは、例えば、当該可変
リアクトルの使用電圧、使用環境等に応じて選定すれば
良い。
【0013】上記コイル24の外側に被せるように、当
該コイル24の外周面に内周面が接した(少なくとも電
気的に接した)状態で、矢印Fに示すように巻枠22の
(即ちコイル24の)軸に沿って移動可能な短絡円筒2
8を設けている。この短絡円筒28は、コイル24を電
気的に短絡するために導電材料から成る。更にこの短絡
円筒28は、コイル24に通電した時に電磁力が生じ
るのを防止する、コイル24が発生する磁界を乱さな
いようにする、等の理由から、非磁性体で形成するのが
好ましい。例えば、この短絡円筒28の材料には、銅、
アルミニウム等を用いる。その内でどれにするかは、例
えば、この短絡円筒28への通電電流、この短絡円筒2
8の駆動頻度等に応じて選定すれば良い。
【0014】短絡円筒28には、それを矢印Fに示すよ
うに巻枠22の軸に沿って往復移動(例えば上下動)さ
せる駆動機構30が接続されている。この駆動機構30
は、この実施例では、短絡円筒28の下端部に取り付け
られた雌ねじ部32と、この雌ねじ部32と螺合する雄
ねじ軸34と、この雄ねじ軸34を矢印Eのように正転
および逆転させる可逆転式のモータ36とを備えてい
る。この雄ねじ軸34をボールねじとし、雌ねじ部32
をボールナットとしても良い。更にこの実施例では、短
絡円筒28の回り止めのために、短絡円筒28の上部側
面に突出して取り付けられたスライド板38と、このス
ライド板38の先端部が入る溝41を有するガイド部材
40とを備えている。このガイド部材40は、例えば上
部固定台46および下部固定台50に固定されている。
このガイド部材40は、巻枠22の軸に沿うものであっ
て、スライド板38の前記矢印F方向の移動を妨げずに
当該スライド板38の回転を阻止するスリット状の溝4
1を有している。
【0015】モータ36および雄ねじ軸34を矢印Eに
示すように正転および逆転させると、この雄ねじ軸34
に螺合する雌ねじ部32およびそれに連結された短絡円
筒28は、矢印Fに示すように巻枠22の軸に沿って往
復直線移動する。
【0016】更にこの実施例のように、上部固定台46
に軸受48を介して取り付けられた支持軸42を設け、
この支持軸42の下端部に、例えば連結金具43によっ
て、雄ねじ軸34の上端部を連結するのが好ましく、そ
のようにすれば雄ねじ軸34の芯振れを防止することが
できる。
【0017】コイル24の一端部(上端部)は、接続端
子52に直結されている。コイル24の他端部(下端
部)は、短絡円筒28およびそれに接触する接触子26
を介して接続端子54に電気的に接続されている。この
可変リアクトルの外部との接続は、この実施例ではこの
接続端子52および54を用いて行われる。
【0018】接触子26は、固定金具27によって下部
固定台50上に固定されている。この接触子26と短絡
円筒28とは、短絡円筒28がどの位置に移動しても互
いに接触するようにしている。接触子26は、この実施
例のように短絡円筒28の外周部に複数個設け、互いに
電気的に並列接続しておくのが好ましい。この例では固
定金具27で並列接続している。このようにすれば、接
触子26と短絡円筒28との接触の信頼性が向上し、短
絡円筒28を接触子26を経由して接続端子54に電気
的により確実に接続することができる。各接触子26の
材料には、電気抵抗低減等のために、例えば銅を使用す
るのが好ましい。
【0019】この可変リアクトルにおいては、短絡円筒
28はコイル24に接しているので、この短絡円筒28
によってコイル24を電気的に短絡することができる。
しかもこの短絡円筒28を駆動機構30によって巻枠2
2の軸に沿って矢印Fに示すように往復移動させること
ができるので、電気的に短絡させるコイル24の巻数を
任意に変化させることができる。従って、コイル24の
短絡されずにインダクタとして機能する実効巻数を、当
該コイル24の現実の巻数(これが最大値となる)から
ほぼ0(これが最小値となる)まで変化させることがで
きる。その結果、当該可変リアクトルのインダクタンス
Lの下限値をほぼ0まで下げることができるので、イン
ダクタンスLの可変幅を大きく取ることができる。
【0020】これを詳述すると、コイル24の下端と短
絡円筒28の上端との間の距離を短絡円筒28の移動距
離xと定義し、コイル24の長さをBとした場合、この
可変リアクトルのインダクタンス特性は例えば図2に示
すようになる。即ち、移動距離xが0の時、即ち短絡円
筒28の上端部がコイル24の下端部にある時は、短絡
円筒28はコイル24を全く短絡せず、短絡円筒28は
単にコイル24の下端部を接触子26ひいては接続端子
54に接続する働きをするだけであるので、コイル24
のインダクタとして機能する実効巻数は現実の巻数(即
ち機械的な巻数)に等しく、この時のインダクタンス値
2 がこの可変リアクトルのインダクタンスLの最大値
となる。
【0021】一方、移動距離xが上記Bの時、即ち短絡
円筒28の上端部がコイル24の上端部にある時は、コ
イル24はそのほぼ全ての巻数が短絡円筒28によって
短絡され、コイル24の上端部と下端部とが短絡円筒2
8によって短絡されるので、即ち接続端子52と接触子
26ひいては接続端子54とは短絡円筒28によって直
結されるので、コイル24のインダクタとして機能する
実効巻数はほぼ0になり、このときのインダクタンス値
がこの可変リアクトルのインダクタンスLの最小値にな
り、この最小値はほぼ0に、即ち0または0に非常に近
い小さい値になる。即ちこの場合は、コイル24は全体
が短絡円筒28で短絡されてインダクタとして全く機能
しなくなるので、従来例の場合のようにコイルから漏れ
磁束が発生してインダクタンスが幾分存在するような可
能性はなく、インダクタンスLは実質的に0になる。
【0022】従って、コイル24の巻数、長さBおよび
直径等を従来例のコイル24のそれらと同じにした場
合、得られるインダクタンスLの最大値L2 は従来例と
同じになるけれども、インダクタンスLの最小値を、こ
の実施例では、従来例の最小値L0 よりも更に小さくし
てほぼ0にすることができるので、従来例の可変リアク
トルと同じ大きさで、インダクタンスLの可変幅を従来
例よりも大きく取ることができる。従って、当該可変リ
アクトルを大型化せずに済む。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、短絡円
筒を巻枠の軸に沿って往復移動させることによって、当
該短絡円筒によって電気的に短絡するコイルの巻数を任
意に変化させることができるので、コイルの短絡されず
にインダクタとして機能する実効巻数を、当該コイルの
現実の巻数からほぼ0まで変化させることができる。そ
の結果、当該可変リアクトルのインダクタンスの下限値
をほぼ0まで下げることができるので、当該可変リアク
トルを大型化することなく、インダクタンスの可変幅を
大きく取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る可変リアクトルの一例を示す断
面図である。
【図2】図1の可変リアクトルのインダクタンス特性の
一例を示す図である。
【図3】パルス形成回路網の一例を示す回路図である。
【図4】従来の可変リアクトルの一例を示す断面図であ
る。
【図5】図4の可変リアクトルのインダクタンス特性の
一例を示す図である。
【符号の説明】
22 巻枠 24 コイル 28 短絡円筒 30 駆動機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の巻枠と、この巻枠の外周面に螺
    旋状に複数回巻かれたコイルであってその少なくとも外
    周面が裸のものと、このコイルの外周面に内周面が接し
    た状態で巻枠の軸に沿って移動可能なものであって導電
    材料から成る短絡円筒と、この短絡円筒を巻枠の軸に沿
    って往復移動させる駆動機構とを備えることを特徴とす
    る可変リアクトル。
JP32527597A 1997-11-10 1997-11-10 可変リアクトル Pending JPH11144963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32527597A JPH11144963A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 可変リアクトル

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JP32527597A JPH11144963A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 可変リアクトル

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JPH11144963A true JPH11144963A (ja) 1999-05-28

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ID=18175000

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JP32527597A Pending JPH11144963A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 可変リアクトル

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JP (1) JPH11144963A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7642888B2 (en) 2006-09-18 2010-01-05 Prolec Ge, S. De R. L. De C. V. Electric reactor of controlled reactive power and method to adjust the reactive power
US10446316B2 (en) 2014-06-25 2019-10-15 Ihi Corporation Coil device and inductance-changing mechanism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7642888B2 (en) 2006-09-18 2010-01-05 Prolec Ge, S. De R. L. De C. V. Electric reactor of controlled reactive power and method to adjust the reactive power
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