JPH1114495A - 加振装置 - Google Patents

加振装置

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JPH1114495A
JPH1114495A JP9168372A JP16837297A JPH1114495A JP H1114495 A JPH1114495 A JP H1114495A JP 9168372 A JP9168372 A JP 9168372A JP 16837297 A JP16837297 A JP 16837297A JP H1114495 A JPH1114495 A JP H1114495A
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vibrator
stage
vibration
stage vibrator
signal
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JP9168372A
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English (en)
Inventor
Masahiko Inoue
雅彦 井上
Toshihiko Horiuchi
敏彦 堀内
Yasuyuki Momoi
康行 桃井
Takao Konno
隆雄 今野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造物の振動試験において、大振幅で、かつ、
広い周波数範囲での加振が可能な加振装置の提供にあ
る。 【解決手段】一段目の加振機と二段目の加振機を直列に
接続し、一段目の加振機に波形信号を入力し、かつ、波
形信号と一段目の加振機の応答量との誤差信号を二段目
の加振機に入力する。または、一段目の加振機に波形信
号を入力し、かつ、波形信号の高周波数成分のみを二段
目の加振機に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は構造物の振動試験に
用いる加振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、構造物の振動試験に加振機が使用
されているが、目的に応じたストロークや動特性などが
要求される。しかし、一般的に加振機の性質として、ス
トロークを長くすると動特性が低下し、反対に、動特性
を向上させるとストロークを大きくできないといったよ
うに、相反する問題が根本的に存在する。
【0003】油圧式の加振機は、高圧の油が流れる方向
をサーボバルブによって切り替えることにより加振軸を
駆動させており、大きな加振力や大変位が得られ、ラン
ダム波などの加振が可能であるが、あまり高い周波数に
は適していない。また、サーボバルブの特性等によって
加振可能な周波数範囲が変わってくるため、使用周波数
範囲に応じた加振機を設計する必要がある。
【0004】また、油圧式加振機と同様、構造物を加振
するために動電式の加振機が広く用いられている。動電
式加振機は電磁コイルにより駆動力を発生させるため、
一般的に油圧式加振機に比べると加振力や変位量は小さ
いものの、より高い周波数での加振を行うのに適してい
る。
【0005】このように加振機の駆動方式によっても加
振性能に長所・短所が存在し、使用目的に合った加振機
を選定する手間が生じる。
【0006】また、加振を行う対象や入力条件などが多
岐に渡り、より複雑な波形を再現するために、広い周波
数範囲で高精度な加振を行うための加振装置が必要であ
る。
【0007】一般的に、振動試験に用いられる振動台装
置では所望の加振力を得るために複数の加振機を並列し
て使用しており、例えば特開昭64−50925 号公報には、
振動台に並列して設置した加振機を同じ力で動作させる
方法について示されているが、これは加振周波数の範囲
を拡張するものではない。また、動電式加振機と油圧装
置とを併用した加振装置として、特開昭62−88933 号公
報には、静圧軸受けと静圧継ぎ手を用いた動電式加振機
による振動台が示されており、特開昭63−75635 号公報
には、動電式加振機の加振軸に油圧シリンダーを取り付
ける方法が示されている。
【0008】しかし、前者は油圧力を加振軸の軸受け及
び加振機と振動テーブルの継手として用いており、後者
は共振による加振機の破壊防止ために油の粘性を利用す
るものである。
【0009】また、加振機を複数個接続した装置とし
て、実公平6−35159号公報には、大変位の加振を目的と
して、複数の加振機を直列に接続した加振装置が示され
ており、特開平6−66672号公報には波形の歪みを取り除
くために、駆動用の加振機と衝撃吸収用の加振機とを直
列に接続した試験機が示されているが、いずれも加振周
波数範囲を向上させるものではない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の課題を解決すべくなされたものであって、構造物の
加振において、振幅が大きく、かつ、広い周波数成分を
持った信号に対しても、高精度な加振が可能な加振装置
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、一段目の加振機と二段目の加振機を直列に接続し、
一段目の加振機に波形信号を入力し、かつ、波形信号と
一段目の加振機の応答量との誤差信号を二段目の加振機
に入力する。または、一段目の加振機と二段目の加振機
を直列に接続し、一段目の加振機に波形信号を入力し、
かつ、一段目の加振機で加振不能な高周波数成分のみを
二段目の加振機に入力する。
【0012】また、以上の手段で、一段目の加振機と二
段目の加振機は、一段目の加振機の胴体を壁または基礎
に接続し、一段目の加振機の加振軸に二段目の加振機の
胴体を接続し、二段目の加振機の加振軸を供試体に接続
してもよく、また、一段目の加振機の胴体を壁または基
礎に接続し、一段目の加振機の加振軸と二段目の加振機
の加振軸とを接続し、二段目の加振機の胴体を供試体に
接続してもよく、また、一段目の加振機の加振軸を壁ま
たは基礎に接続し、一段目の加振機の胴体と二段目の加
振機の胴体とを接続し、二段目の加振機の加振軸を供試
体に接続してもよい。
【0013】また、以上の手段において、一段目の加振
機を油圧式加振機とし、二段目の加振機を動電式加振機
としてもよい。また、加振機を複数段直列に接続し、一
段目の加振機に波形信号を入力し、かつ、二段目以降の
加振機に前段の加振機の誤差信号を入力する。
【0014】また、加振機を複数段直列に接続し、一段
目の加振機に波形信号を入力し、二段目以降の加振機
に、波形信号のうち、前段までの加振機で応答不能な周
波数成分を入力する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図を用いて説明する。図1
に本発明の一実施例を示す。一段目の加振機10と二段
目の加振機11とを直列に配置し、一段目の加振機10
の胴体20を壁または基礎60に接続し、一段目の加振
機10の加振軸30に二段目の加振機11の胴体21を
接続する。
【0016】二段目の加振機11の加振軸31は構造物
または構造物を加振するための加振テーブル70に接続
する。波形発振器50から出力される波形信号を一段目
の加振機10を制御する制御装置40に入力し、制御装
置40は波形信号に従って一段目の加振機10を動作さ
せる。
【0017】一段目の加振機10はその応答特性に依存
して、入力した波形信号とはわずかに異なる波形を実現
するが、その応答量を計測し、入力した波形信号との誤
差信号を求め、二段目の加振機11を制御する制御装置
41に入力する。制御装置41は入力された誤差信号に
従って、二段目の加振機11を動作させる。従って、一
段目の加振機10による入力波形との誤差を二段目の加
振機11で補正するために、複雑な入力波形に対しても
近似した加振波形を実現することが可能となり加振精度
が向上する。
【0018】ここで、一段目の加振機10と二段目の加
振機11とを異なる応答特性を持った加振機とすること
によって、有効に補正の効果を得ることができる。
【0019】一段目の加振機10を二段目の加振機11
に比べて大型のものとし、図7及び図8に示すように低
い周波数域で大振幅の変位が可能であり、低周波数での
加振に適した加振機とした場合に、波形信号に高周波数
成分が含まれる場合には、一段目の加振機10ではその
成分に追従できずに、波形信号と応答量との間に誤差を
生ずる。そこで、二段目の加振機11を比較的小型で、
図7に示すように変位振幅は一段目の加振機10に比べ
て小さいが、図8に示すように高周波数域まで高精度に
加振可能な加振機とすることによって、一段目の加振機
10で実現不能な高周波数成分での加振を二段目の加振
機11で行うことができる。
【0020】例えば、図9に示すように、低い周波数で
振幅の大きな波に振幅の小さい高周波成分が乗っている
入力波形に対しては、一段目の加振機10では低周波数
で大振幅の加振を行って波形の概略形状を実現し、一段
目の加振機10で再現しきれなかった高周波の応答を二
段目の加振機11により実現し、波形信号と一段目の加
振機10の誤差を補正する。従って、二つの加振機の応
答を加え合わせることで、このように振幅が大きく、か
つ、広い範囲の周波数成分を持った入力波形に対しても
高精度な加振波形を再現することが可能である。
【0021】また、加振機の接続順序は、加振した際に
二段目の加振機11本体の慣性力による一段目の加振機
10への負荷が小さくなるように、軽量の方の加振機を
二段目の加振機11とすることが望ましい。
【0022】さらに、それぞれの加振機においても、加
振軸を供試体側に向けることで、加振軸より重量が大き
い胴体の移動量を抑えることができ、加振機への負荷が
軽減されるので、図1の接続順序をとることで加振機に
かかる加振機本体の慣性力による負荷が最も小さくな
る。
【0023】また、図10は信号の流れを表すブロック
線図である。一段目の加振機10は波形発振器から出力
される波形信号を目標としたフィードバック制御を行
い、二段目の加振機11は波形信号と一段目の加振機1
0の応答量との誤差信号を目標としたフィードバック制
御を行い、各々の応答を加え合わせる。
【0024】図2に本発明における別の一実施例を示
す。一段目の加振機10と二段目の加振機11とを相対
する向きで直列に配置し、一段目の加振機10の加振軸
30と二段目の加振機11の加振軸31とを接続してい
る。一段目の加振機10の胴体20は壁または基礎60
に接続し、二段目の加振機11の胴体21は構造物また
は加振テーブル70に接続している。これにより、一段
目の加振機10と二段目の加振機11の加振軸30,3
1が一体になるので、構造を単純にすることができ、2
台の加振機の同軸性が得やすくなる。
【0025】信号の入力方法を図1と同様に行うこと
で、この構成によっても、一段目の加振機10による入
力波形との誤差を二段目の加振機11で補正するため、
入力波形に近似した高精度な加振波形を実現することが
可能となる。
【0026】図3に本発明における別の一実施例を示
す。一段目の加振機10と二段目の加振機11のそれぞ
れの加振軸30,31が反対向きになるように直列に配
置し、一段目の加振機10の胴体20と二段目の加振機
11の胴体21とを接続したものである。そして、一段
目の加振機10の加振軸30を壁または基礎60に接続
し、二段目の加振機11の加振軸31を構造物または加
振テーブル70に接続している。
【0027】これにより、一段目の加振機10の胴体2
0と二段目の加振機11の胴体21との相対移動量をな
くすことができ、外部からの電力や油圧のラインをまと
めることが可能になる。
【0028】また、胴体に比べて断面積が小さい加振軸
を、壁または基礎60、及び、構造物または加振テーブ
ル70に取り付けるため、接続に要する面積を小さくす
ることができる。
【0029】信号の入力方法を図1及び図2と同様に行
うことで、本構成によっても、一段目の加振機10によ
る入力波形との誤差を二段目の加振機11で補正するた
め、入力波形に近似した加振波形を実現することが可能
となる。
【0030】次に、図4を用いて本発明の別の一実施例
を説明する。一段目の加振機10と二段目の加振機11
とを直列に配置し、一段目の加振機10の胴体20を壁
または基礎60に接続し、一段目の加振機10の加振軸
30に二段目の加振機11の胴体21を接続する。
【0031】二段目の加振機11の加振軸31は構造物
または加振テーブル70に接続する。ここで、一段目の
加振機10は二段目の加振機11に比べ大型のものであ
り、図7及び図8に示すように低周波数域での加振特性
が優れており、低周波数で振幅の大きな加振に適してい
る。
【0032】一方、二段目の加振機11は比較的小型の
加振機で図7に示すように最大変位は小さいが、図8に
示すように高い周波数域まで加振特性が優れている。
【0033】波形発振器50から出力される波形信号を
一段目の加振機10を制御する制御装置40とフィルタ
ー80に入力する。制御装置40は入力された波形信号
に従って、一段目の加振機10を動作させる。また、フ
ィルター80は入力された波形信号のうち、低周波数成
分を取り除き、高周波数成分のみを通過させるハイパス
フィルターである。
【0034】ここで、図12に示すように、例えば、あ
る一定のスペクトルを持った波形信号を入力すると、一
段目の加振機10はその周波数特性によって低周波成分
を実現するため、いわゆるローパスフィルターのような
特性を持っている。従って、一段目の加振機10で再現
できない高周波数成分を通過させるようなハイパスフィ
ルターを通すことによって、その成分だけをもった信号
を生成することができる。
【0035】そこで、フィルター80を通過した高周波
信号を制御装置41に入力し、制御装置41は入力され
た高周波信号に従って二段目の加振機11を動作させ
る。前述のように、一段目の加振機10は波形信号のう
ち低周波数成分は実現するが、高周波数成分はその周波
数特性のため応答せず、その代わり、高周波成分はフィ
ルター80を通過して二段目の加振機11によって実現
される。
【0036】また、フィルター80は一段目の加振機1
0が応答可能な低周波数成分は取り除くため、低周波数
域での応答が過大になってしまうことはない。従って、
一段目の加振機10と二段目の加振機11を組み合わせ
て応答を加えることによって、広い範囲の周波数成分を
持った波形信号に対して高精度な加振を行うことが可能
となる。この入力方法の場合にも加振機の接続方向につ
いては、図5及び図6に示す実施例のような接続の仕方
が可能である。
【0037】また、図11は信号の流れを表すブロック
線図である。一段目の加振機10は波形発振器から出力
される波形信号を目標としたフィードバック制御を行
い、二段目の加振機11はフィルター80を通過した高
周波信号を目標としたフィードバック制御を行い、各々
の応答を加え合わせる。
【0038】以上、図1〜図6に示した実施例におい
て、一段目の加振機10と二段目の加振機11は、両方
とも油圧により駆動する油圧式加振機を用いてもよく、
また、両方とも電磁力により駆動する動電式加振機とし
てもよい。
【0039】また、図13及び図14に実施例を示すよ
うに、一段目の加振機10を一般的にストローク及び出
力が大きくでき、低周波数域での加振性能に優れた油圧
式加振機とし、二段目の加振機11を比較的小型でスト
ロークは小さいが、高周波数域まで加振可能な動電式加
振機として、図1及び図4を用いて説明した信号の入力
方法を行ってもよい。これらの場合においても加振機の
接続方向は図13及び図14に限定しない。
【0040】また、一段目の加振機10と壁または基礎
60、一段目の加振機10と二段目の加振機11、及
び、二段目の加振機11と構造物または加振テーブル7
0との接続は、ボルト等で固定してもよく、また、回転
可能なようにピン支持にしてもよく、また、静圧継手を
介して支持することも可能である。
【0041】以上の実施例において、加振機を3台用い
て直列に接続する構成も可能であり、その一実施例を図
15に示す。低周波数域での加振性能に優れた一段目の
加振機10と中間周波数域での加振性能に優れた二段目
の加振機11と、高周波数域での加振性能に優れた三段
目の加振機12を直列に接続する。そして、制御装置4
0に波形信号を入力し、波形信号と一段目の加振機10
の応答量との誤差信号を制御装置41に入力し、さら
に、制御装置41に入力した信号と二段目の加振機11
の応答量との誤差信号を制御装置42に入力し、それぞ
れの加振機を動作させる。この場合のブロック線図を図
17に示す。
【0042】一段目の加振機は波形発振器から出力され
る波形信号を目標としたフィードバック制御を行い、二
段目の加振機は波形信号と一段目の加振機の応答量との
誤差信号を目標としたフィードバック制御を行い、三段
目の加振機は波形信号と一段目の加振機との誤差信号に
対する、二段目の加振機による応答量の誤差信号を目標
としたフィードバック制御を行い、三つの加振機の応答
を加え合わせている。
【0043】また、図16に示す一実施例では、図15
と同様に特性の異なる3台の加振機を直列に接続し、一
段目の加振機10を制御する制御装置40に波形信号を
入力し、二段目の加振機11を制御する制御装置41
に、フィルター80を通過した、一段目の加振機10で
は加振不能な高周波成分を入力し、三段目の加振機を制
御する制御装置には、フィルター81を通過した、一段
目の加振機10と二段目の加振機11では加振不能であ
る、さらに高周波な成分を入力するようにしたものであ
る。図18にこの実施例でのブロック線図を示す。
【0044】一段目の加振機は波形発振器から出力され
る波形信号を目標としたフィードバック制御を行い、二
段目の加振機は、波形信号のうち一段目の加振機では加
振不能な高周波成分を目標としたフィードバック制御を
行い、三段目の加振機は、一段目と二段目の加振機で加
振不能な高周波成分を目標としたフィードバック制御を
行い、それぞれの応答を加える。同様にして、加振機を
4台以上使用した場合についても構成可能である。ま
た、加振機の接続方向は様々な方向が可能であり、図1
5及び図16に示した実施例には限定されず、駆動方式
も油圧式,動電式など種々の組み合わせができる。
【0045】また、本発明の加振装置を複数個並列に配
列して、例えば振動台の加振装置として使用することも
可能である。また、以上で示した構成は上記実施例には
限定されず、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で様々な構
成があり得る。
【0046】
【発明の効果】本発明による加振装置によれば、従来技
術である加振機を複数個直列に使用することによって、
振幅が大きく、かつ、広い周波数範囲での加振性能に優
れた加振装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における加振装置の構成図で
ある。
【図2】本発明の他の一実施例における加振装置の構成
図である。
【図3】本発明の他の一実施例における加振装置の構成
図である。
【図4】本発明の他の一実施例における加振装置の構成
図である。
【図5】本発明の他の一実施例における加振装置の構成
図である。
【図6】本発明の他の一実施例における加振装置の構成
図である。
【図7】加振機の最大変位振幅の特性を説明するための
概略図である。
【図8】加振機の周波数特性を説明するための概略図で
ある。
【図9】波形信号と加振機応答との関係を説明するため
の概念図である。
【図10】本発明における信号の流れを説明するための
ブロック線図である。
【図11】本発明における信号の流れを説明するための
ブロック線図である。
【図12】信号の周波数成分の変化を説明するための概
念図である。
【図13】本発明の他の一実施例における加振装置の構
成図である。
【図14】本発明の他の一実施例における加振装置の構
成図である。
【図15】本発明の他の一実施例における加振装置の構
成図である。
【図16】本発明の他の一実施例における加振装置の構
成図である。
【図17】本発明における信号の流れを説明するための
ブロック線図である。
【図18】本発明における信号の流れを説明するための
ブロック線図である。
【符号の説明】
10,11,12…加振機、20,21,22…胴体、
30,31,32…加振軸、40,41,42…制御装
置、50…波形発振器、60…壁または基礎、70…構
造物または加振テーブル、80,81…フィルター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 隆雄 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社日 立製作所土浦工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の波形信号に従って供試体に振動を加
    える加振装置において、一段目の加振機と二段目の加振
    機とを直列に接続し、前記一段目の加振機を制御する制
    御装置に波形信号を入力し、前記一段目の加振機を制御
    する制御装置は該波形信号に従って前記一段目の加振機
    を動作させ、さらに、前記加振装置は、前記波形信号と
    前記一段目の加振機の応答量との誤差を計測する手段を
    備え、計測した誤差信号を前記二段目の加振機を制御す
    る制御装置に入力し、前記二段目の加振機を制御する制
    御装置は前記誤差信号に従って前記二段目の加振機を動
    作させることを特徴とする加振装置。
  2. 【請求項2】所定の波形信号に従って供試体に振動を加
    える加振装置において、一段目の加振機と二段目の加振
    機とを直列に接続し、前記一段目の加振機を制御する制
    御装置に波形信号を入力し、前記一段目の加振機を制御
    する制御装置は該波形信号に従って前記一段目の加振機
    を動作させ、かつ、前記加振装置は、入力された信号の
    うち、前記一段目の加振機で加振可能な低周波数成分を
    取り除いた高周波数成分を通過させるフィルターを備
    え、前記波形信号を該フィルターに入力して得られた高
    周波信号を前記二段目の加振機を制御する制御装置に入
    力し、前記二段目の加振機を制御する制御装置は該高周
    波信号に従って前記二段目の加振機を動作させることを
    特徴とする加振装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の加振装置であっ
    て、前記一段目の加振機の胴体を壁または基礎に接続
    し、かつ、前記一段目の加振機の加振軸を前記二段目の
    加振機の胴体に接続し、前記二段目の加振機の加振軸は
    供試体に接続可能であることを特徴とする加振装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の加振装置であっ
    て、前記一段目の加振機の胴体を壁または基礎に接続
    し、かつ、前記一段目の加振機の加振軸と前記二段目の
    加振機の加振軸とを接続し、前記二段目の加振機の胴体
    は供試体に接続可能であることを特徴とする加振装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の加振装置であっ
    て、前記一段目の加振機の加振軸を壁または基礎に接続
    し、かつ、前記一段目の加振機の胴体と前記二段目の加
    振機の胴体とを接続し、前記二段目の加振機の加振軸は
    供試体に接続可能であることを特徴とする加振装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の加振装
    置であって、前記一段目の加振機を油圧式加振機とし、
    かつ、前記二段目の加振機を動電式加振機としたことを
    特徴とする加振装置。
  7. 【請求項7】所定の波形信号に従って供試体に振動を加
    える加振装置において、直列に接続した複数段の加振機
    と、各々の加振機を制御する複数の制御装置と、各々の
    制御装置に入力される信号と各々の制御装置が制御する
    加振機の応答量との誤差信号を計測する手段とを備え、
    一段目の加振機を制御する制御装置に波形信号を入力
    し、かつ、二段目以降の加振機を制御する制御装置の各
    々に、前段の加振機を制御する制御装置に入力された信
    号と前段の加振機の応答量との誤差信号を入力すること
    を特徴とする加振装置。
  8. 【請求項8】所定の波形信号に従って供試体に振動を加
    える加振装置において、直列に接続した複数段の加振機
    と、各々の加振機を制御する複数の制御装置とを備え、
    一段目の加振機を制御する制御装置に波形信号を入力
    し、かつ、二段目以降の加振機を制御する制御装置の各
    々は、波形信号のうち、前段までの加振機で応答不能な
    周波数成分のみを通過させるフィルターを備え、該フィ
    ルターを通過した信号に従って各々の制御する加振機を
    動作させることを特徴とする加振装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011007631A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Toyota Motor Corp 加振装置
JP2013029331A (ja) * 2011-07-26 2013-02-07 Toyota Motor Corp 加振装置の制御システム

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