JPH11144813A - ヒューズ入り差込みプラグ - Google Patents
ヒューズ入り差込みプラグInfo
- Publication number
- JPH11144813A JPH11144813A JP9290114A JP29011497A JPH11144813A JP H11144813 A JPH11144813 A JP H11144813A JP 9290114 A JP9290114 A JP 9290114A JP 29011497 A JP29011497 A JP 29011497A JP H11144813 A JPH11144813 A JP H11144813A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuse
- plug
- pair
- lead wire
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のヒューズ付き差込みプラグは、ヒューズ
が交換できるがその際、有識者でないと規格を間違え、
焼損事故等を起こすことがあったため、安全なヒューズ
入差込みプラグを提供する。 【解決手段】ヒューズを差込みプラグ本体の中にモール
ドして、ヒューズ交換の際の間違をなくしてだれでも容
易に取り扱えるようにし、また、多少乱暴に扱っても内
部のヒーュズが移動し破損しないように、そのリード線
に撓みをもたせ移動要素を撓みの部分で吸収できるよう
にした。
が交換できるがその際、有識者でないと規格を間違え、
焼損事故等を起こすことがあったため、安全なヒューズ
入差込みプラグを提供する。 【解決手段】ヒューズを差込みプラグ本体の中にモール
ドして、ヒューズ交換の際の間違をなくしてだれでも容
易に取り扱えるようにし、また、多少乱暴に扱っても内
部のヒーュズが移動し破損しないように、そのリード線
に撓みをもたせ移動要素を撓みの部分で吸収できるよう
にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気器具用の差込
みプラグに関し、特にヒューズが一体成型された差込み
プラグに関する。
みプラグに関し、特にヒューズが一体成型された差込み
プラグに関する。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来のヒ
ューズ付き差込みプラグは、ヒューズが交換できるよう
になっており交換には便利であるが、それを交換する人
が必ずしも有識者とは限らず、定格電流の異なるヒュー
ズを取り付けてしまった場合、それが定格より大きすぎ
る場合は差込みプラグの焼損事故につながることがあっ
た。
ューズ付き差込みプラグは、ヒューズが交換できるよう
になっており交換には便利であるが、それを交換する人
が必ずしも有識者とは限らず、定格電流の異なるヒュー
ズを取り付けてしまった場合、それが定格より大きすぎ
る場合は差込みプラグの焼損事故につながることがあっ
た。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記に鑑み
鋭意研究の結果、次の手段によりこの課題を解決した。 （１）電気器具用の差し込み差込みプラグにおいて、機
器差込みプラグ本体と、差込みプラグ本体内に引き込ま
れた一対のコードと、差込みプラグ本体の中に嵌着され
た内型と、差込みプラグ本体の先端に装着する一対の差
し込みピン及び、前記一対のコードの片側のコードと前
記一対の差し込みピンの片側のピンとの間に、両端にリ
ード線を有するヒューズが設けられてなり、それらを合
成樹脂でモールドして一体にしたことを特徴とするヒュ
ーズ入り差込みプラグ。 （２）一対のコードの片側のコードと前記ヒューズの片
側を接続するリード線の中間部に該リード線を曲げて形
成した湾曲部を介在させてなることを特徴とする（１）
項に記載のヒューズ入り差込みプラグ。 （３）リード線を曲げて形成した湾曲部が、リング状の
ものであることを特徴とする（２）項に記載のヒューズ
入り差込みプラグ。
鋭意研究の結果、次の手段によりこの課題を解決した。 （１）電気器具用の差し込み差込みプラグにおいて、機
器差込みプラグ本体と、差込みプラグ本体内に引き込ま
れた一対のコードと、差込みプラグ本体の中に嵌着され
た内型と、差込みプラグ本体の先端に装着する一対の差
し込みピン及び、前記一対のコードの片側のコードと前
記一対の差し込みピンの片側のピンとの間に、両端にリ
ード線を有するヒューズが設けられてなり、それらを合
成樹脂でモールドして一体にしたことを特徴とするヒュ
ーズ入り差込みプラグ。 （２）一対のコードの片側のコードと前記ヒューズの片
側を接続するリード線の中間部に該リード線を曲げて形
成した湾曲部を介在させてなることを特徴とする（１）
項に記載のヒューズ入り差込みプラグ。 （３）リード線を曲げて形成した湾曲部が、リング状の
ものであることを特徴とする（２）項に記載のヒューズ
入り差込みプラグ。
【０００４】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の構造及
び作用を図面に基づいて説明する。
び作用を図面に基づいて説明する。
【０００５】
【実施例】図１は本発明のヒューズ入り差込みプラグ正
面のモールド部分の縦断面図である。図において１は差
込みプラグ本体、２はコード、２′はコードのモールド
部、３は内型、４は片側の差し込みピン、４′は他の片
側の差し込みピン、５は接続端子、６はヒューズ、７は
ヒューズのリード線、８、９は内型の仕切り板、１０は
ヒューズ入り差込みプラグを示す。図に示したように、
コード２は上部から差込みプラグ本体１内に引き込ま
れ、差込みプラグ本体１に固定してある内型３を介し
て、コード２の片側は、片側の差し込みピン４に接続さ
れる。そして、コード２の他の片側は、前記内型３の仕
切り板８と９の中間に設けられた接続端子５に接続さ
れ、該接続端子５を介して、ヒューズのリード線７及び
ヒューズ６の一端に接続される。ヒューズ６の他端は前
記内型３を介して他の片側の差し込みピン４′に接続さ
れて、電源の供給回路が形成される。また、ヒューズ入
り差込みプラグ１０をコンセントから抜くとき、コード
２又はコードのモールド部２′を引っ張ると、その引張
力が端子５に加わり、モールドされた差込みプラグ本体
１の内部で多少移動するため、それにつれてヒューズ７
のリード線が動き、その先に接続されているヒューズ６
が損傷することを防止するために、ヒューズ６は前記片
側の差し込みピン４′側に取り付けられている。なお、
前記内型２の材質は耐熱耐火性の例えば尿素ホルムアル
デヒト樹脂であり、また、前記電源の供給回路を形成
後、例えば工業用プラスチックを射出成型して、前記各
パーツを差込みプラグ本体１内に固定する。
面のモールド部分の縦断面図である。図において１は差
込みプラグ本体、２はコード、２′はコードのモールド
部、３は内型、４は片側の差し込みピン、４′は他の片
側の差し込みピン、５は接続端子、６はヒューズ、７は
ヒューズのリード線、８、９は内型の仕切り板、１０は
ヒューズ入り差込みプラグを示す。図に示したように、
コード２は上部から差込みプラグ本体１内に引き込ま
れ、差込みプラグ本体１に固定してある内型３を介し
て、コード２の片側は、片側の差し込みピン４に接続さ
れる。そして、コード２の他の片側は、前記内型３の仕
切り板８と９の中間に設けられた接続端子５に接続さ
れ、該接続端子５を介して、ヒューズのリード線７及び
ヒューズ６の一端に接続される。ヒューズ６の他端は前
記内型３を介して他の片側の差し込みピン４′に接続さ
れて、電源の供給回路が形成される。また、ヒューズ入
り差込みプラグ１０をコンセントから抜くとき、コード
２又はコードのモールド部２′を引っ張ると、その引張
力が端子５に加わり、モールドされた差込みプラグ本体
１の内部で多少移動するため、それにつれてヒューズ７
のリード線が動き、その先に接続されているヒューズ６
が損傷することを防止するために、ヒューズ６は前記片
側の差し込みピン４′側に取り付けられている。なお、
前記内型２の材質は耐熱耐火性の例えば尿素ホルムアル
デヒト樹脂であり、また、前記電源の供給回路を形成
後、例えば工業用プラスチックを射出成型して、前記各
パーツを差込みプラグ本体１内に固定する。
【０００６】図２は、他の本発明のヒューズ入り差込み
プラグ正面のモールド部分の縦断面図である。外観は前
記図１のヒューズ入り差込みプラグと同じであるが、内
部構造の一部が異なっている。図において１１は小リン
グを示す。前述したように、ヒューズ入り差込みプラグ
１０をコンセントから抜くとき、コード２又はコードの
モールド部２′を引っ張ると、その引張力が端子５に加
わり、モールドされた差込みプラグ本体１の内部で多少
移動するため、それにつれてヒューズ７のリード線７が
動き、その先に接続されているヒューズ６が損傷するこ
とを防止するために、ヒューズ６は前記片側の差し込み
ピン４′側に取り付けられている。しかし、さらに乱暴
な扱いによって、ヒューズ６が損傷することを防止する
ために図に示したように、端子５に接続されるヒューズ
６のリード線７の中間部に該リード線７を連続させて湾
曲させ（図示せず）、あるいは小リング１１状の、拡縮
自在な形状にして配設し、ヒューズ６に接続して、前記
リード線が動いた場合、該小リング１１の拡縮によりそ
れを吸収し、ヒューズ６には直接力が加わらないように
して、前記損傷を防止している。なお、リード線７には
熱塑性樹脂の被覆管が被せられており、さらに前記小リ
ング１１の周囲には、拡縮可能な範囲の空隙が設けられ
ている。
プラグ正面のモールド部分の縦断面図である。外観は前
記図１のヒューズ入り差込みプラグと同じであるが、内
部構造の一部が異なっている。図において１１は小リン
グを示す。前述したように、ヒューズ入り差込みプラグ
１０をコンセントから抜くとき、コード２又はコードの
モールド部２′を引っ張ると、その引張力が端子５に加
わり、モールドされた差込みプラグ本体１の内部で多少
移動するため、それにつれてヒューズ７のリード線７が
動き、その先に接続されているヒューズ６が損傷するこ
とを防止するために、ヒューズ６は前記片側の差し込み
ピン４′側に取り付けられている。しかし、さらに乱暴
な扱いによって、ヒューズ６が損傷することを防止する
ために図に示したように、端子５に接続されるヒューズ
６のリード線７の中間部に該リード線７を連続させて湾
曲させ（図示せず）、あるいは小リング１１状の、拡縮
自在な形状にして配設し、ヒューズ６に接続して、前記
リード線が動いた場合、該小リング１１の拡縮によりそ
れを吸収し、ヒューズ６には直接力が加わらないように
して、前記損傷を防止している。なお、リード線７には
熱塑性樹脂の被覆管が被せられており、さらに前記小リ
ング１１の周囲には、拡縮可能な範囲の空隙が設けられ
ている。
【０００７】
【発明の効果】１、本発明の請求項１の発明によれば、
ヒューズを差込みプラグ本体の中にモールドしたため、
ヒューズ交換の際の間違いによる事故はなくなり、有識
者でなくても容易に取り扱うことができる。 ２、請求項２の発明によれば、コードとヒューズを接続
するリード線の中間部に該リード線による湾曲部を配設
してヒューズに接続したため、プラクを抜くとき等の取
り扱いが少々乱暴であっても、ヒューズを損傷すること
がなく安心して使用できる。 ２、請求項３の発明によれば、コードとヒューズを接続
するリード線の中間部に該リード線による小リングを配
設してヒューズに接続したため、プラクを抜くとき等の
取り扱いが少々乱暴であっても、ヒューズを損傷するこ
とがなく安心して使用できる。
ヒューズを差込みプラグ本体の中にモールドしたため、
ヒューズ交換の際の間違いによる事故はなくなり、有識
者でなくても容易に取り扱うことができる。 ２、請求項２の発明によれば、コードとヒューズを接続
するリード線の中間部に該リード線による湾曲部を配設
してヒューズに接続したため、プラクを抜くとき等の取
り扱いが少々乱暴であっても、ヒューズを損傷すること
がなく安心して使用できる。 ２、請求項３の発明によれば、コードとヒューズを接続
するリード線の中間部に該リード線による小リングを配
設してヒューズに接続したため、プラクを抜くとき等の
取り扱いが少々乱暴であっても、ヒューズを損傷するこ
とがなく安心して使用できる。
【図１】本発明のヒューズ入り差込みプラグ正面のモー
ルド部分の縦断面図。
ルド部分の縦断面図。
【図２】他の本発明のヒューズ入り差込みプラグ正面の
モールド部分の縦断面図。
モールド部分の縦断面図。
１：差込みプラグ本体 ２：コード ２′：コードのモールド部 ３：内型 ４：片側の差し込みピン ４′：他の
片側の差し込みピン ５：接続端子 ６：ヒュー
ズ ７：ヒューズのリード線 ８、９：内
型の仕切り板 １０：ヒューズ入り差込みプラグ １１：小リ
ング
片側の差し込みピン ５：接続端子 ６：ヒュー
ズ ７：ヒューズのリード線 ８、９：内
型の仕切り板 １０：ヒューズ入り差込みプラグ １１：小リ
ング
Claims (3)
- 【請求項１】電気器具用の差込みプラグにおいて、器具
の差込みプラグ本体と、差込みプラグ本体内に引き込ま
れた一対のコードと、差込みプラグ本体の中に嵌着され
た内型と、差込みプラグ本体の先端に装着する一対の差
し込みピン及び、前記一対のコードの片側のコードと前
記一対の差し込みピンの片側のピンとの間に、両端にリ
ード線を有するヒューズが設けられてなり、それらを合
成樹脂でモールドして一体にしたことを特徴とするヒュ
ーズ入り差込みプラグ。 - 【請求項２】一対のコードの片側のコードと前記ヒュー
ズの片側を接続するリード線の中間部に該リード線を曲
げて形成した湾曲部を介在させてなることを特徴とする
請求項１に記載のヒューズ入り差込みプラグ。 - 【請求項３】リード線を曲げて形成した湾曲部が、リン
グ状のものであることを特徴とする請求項２に記載のヒ
ューズ入り差込みプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9290114A JPH11144813A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ヒューズ入り差込みプラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9290114A JPH11144813A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ヒューズ入り差込みプラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11144813A true JPH11144813A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17751986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9290114A Pending JPH11144813A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | ヒューズ入り差込みプラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11144813A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010019838A (ko) * | 1999-08-31 | 2001-03-15 | 한정룡 | 엘이드를 부착한 퓨즈 내장 플러그 |
| WO2009019801A1 (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Fuji Electric Wire Industries Co., Ltd. | 電源コード |
| JP2011108622A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Gem Terminal Industrial Co Ltd | ヒューズ付きプラグ |
| JP2012048849A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電子素子内蔵コネクタ |
| EP2706628A1 (en) * | 2012-09-11 | 2014-03-12 | Panasonic Corporation | Power cord |
| JP2015518237A (ja) * | 2012-03-28 | 2015-06-25 | ローゼンベルガー ホーフフレクベンツテクニーク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー | 高電流アプリケーションのための安全システム |
| US9589745B2 (en) | 2012-09-11 | 2017-03-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Power cord having thermal sensor |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP9290114A patent/JPH11144813A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010019838A (ko) * | 1999-08-31 | 2001-03-15 | 한정룡 | 엘이드를 부착한 퓨즈 내장 플러그 |
| WO2009019801A1 (ja) * | 2007-08-08 | 2009-02-12 | Fuji Electric Wire Industries Co., Ltd. | 電源コード |
| JP2011108622A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Gem Terminal Industrial Co Ltd | ヒューズ付きプラグ |
| JP2012048849A (ja) * | 2010-08-24 | 2012-03-08 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電子素子内蔵コネクタ |
| JP2015518237A (ja) * | 2012-03-28 | 2015-06-25 | ローゼンベルガー ホーフフレクベンツテクニーク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー カーゲー | 高電流アプリケーションのための安全システム |
| EP2706628A1 (en) * | 2012-09-11 | 2014-03-12 | Panasonic Corporation | Power cord |
| CN103682855A (zh) * | 2012-09-11 | 2014-03-26 | 松下电器产业株式会社 | 电源线 |
| CN103682855B (zh) * | 2012-09-11 | 2016-06-22 | 松下知识产权经营株式会社 | 电源线 |
| US9450347B2 (en) | 2012-09-11 | 2016-09-20 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Power cord |
| US9589745B2 (en) | 2012-09-11 | 2017-03-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Power cord having thermal sensor |
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