JPH11144008A - 個人データ識別装置 - Google Patents

個人データ識別装置

Info

Publication number
JPH11144008A
JPH11144008A JP9322024A JP32202497A JPH11144008A JP H11144008 A JPH11144008 A JP H11144008A JP 9322024 A JP9322024 A JP 9322024A JP 32202497 A JP32202497 A JP 32202497A JP H11144008 A JPH11144008 A JP H11144008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
transmission
personal data
signal
electromagnetic wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9322024A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Harada
洋 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP9322024A priority Critical patent/JPH11144008A/ja
Publication of JPH11144008A publication Critical patent/JPH11144008A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化が可能で、周波数の使用効率や
選択の自由度が高い個人データ識別装置を提供する。 【解決手段】 受信手段は空中線11によって受信した
電磁波から受信信号を検出し、送信機17は受信信号に
基づいて送信信号を出力し、空中線切換器12は空中線
11を受信手段と送信機17との何れか一方に時分割で
接続して送信信号を空中線11から送信する。この送信
制御回路16は、空中線11に電磁波が受信されていな
い状態を検出し、このときに送信機17からパルス状の
送信信号を発生させ、送信信号の送信タイミングに合わ
せて空中線切換器12を受信と送信との何れか一方に制
御する。送信機17は予め設定される形態の個人データ
を有する符号を生成する符号生成回路15を有し、当該
個人データを含む送信信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、個人が携行し、
特定の場所への入退場に当たり、個人固有のデータを識
別するための個人データ識別装置に関するに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、オートロックの解除や料金の
支払い等の用途に、磁気カードやIC(Integrated C
ircuit:集積回路、集積回路内蔵)カードに個人データ
を書き込んだID(IDentification:識別符号、識別
符号記憶)カードが使用されている。
【0003】このような磁気カードやICカード等を用
いた個人データ識別装置では、読み取り装置との接触に
よる制約や電気接点による信頼性の低下等が問題とな
る。こういった問題を解決しようとする個人データ識別
装置として、電磁波を用いて個人データを読み取るもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3は、従来技術によ
る電磁波を用いた個人データ識別装置の構成例を示すブ
ロック図である。図3に示すように、この個人データ識
別装置は、次のようなものから構成される。
【0005】(a)電磁波を受信し高周波信号を出力す
る受信空中線30。 (b)受信空中線の出力を整流し直流電力を出力する整
流回路31。 (c)整流回路の出力である直流電力により起動し、個
人データに相当する符号信号を生成する符号生成回路3
2。 (d)符号生成回路の出力によって変調された高周波信
号を出力する送信機33。 (e)送信機の高周波信号を電磁波として変換し、空間
に輻射出力する送信空中線34。
【0006】ところで、このような個人データ識別装置
は、直流電力を得るための受信空中線と個人データ送出
のための送信空中線、即ち2種類の空中線を使用してい
る。これら受信空中線および送信空中線に求められる特
性は高利得であり、小型とは相反する要素を有してい
る。
【0007】言うまでもなく、受信空中線および送信空
中線の一定以上の小型化は、ICや抵抗、あるいはコン
デンサー等の構成要素に較べて困難である。このため従
来は、装置全体の小型化は困難であった。
【0008】また、直流電力源のための電磁波受信と、
個人データの送信とは同時に行われる。このため、2つ
の周波数が必要となる。即ち、送受信の周波数分離の必
要性や、近接する他の装置との電磁干渉の軽減検討等の
問題が生じ、設計上あるいは使用上の自由度は低下す
る。
【0009】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、装置の小型化が可能で、周波数の使用効率や
選択の自由度が高い個人データ識別装置を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、電磁波を送
受信する空中線と、前記空中線によって受信した電磁波
から受信信号を検出する受信手段と、前記受信信号に基
づいて送信信号を送信する送信手段と、前記空中線を前
記受信手段と前記送信手段との何れか一方に時分割で接
続する空中線切換手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記
載の個人データ識別装置では、前記送信手段からパルス
状の送信信号を発生させ、前記送信信号の送信タイミン
グに合わせて前記空中線切換手段を受信と送信との何れ
か一方に制御する送信制御手段を具備することを特徴と
する。また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の個人データ識別装置では、前記送信制御手段
は、前記空中線に電磁波が受信されていない状態を検出
し、このときに前記送信機ならびに前記空中線切換手段
を送信に制御することを特徴とする。また、請求項4に
記載の発明にあっては、請求項1に記載の個人データ識
別装置では、前記送信手段は予め設定される形態の個人
データを有する符号を生成する符号生成回路を有し、当
該個人データを含む送信信号を送信することを特徴とす
る。また、請求項5に記載の発明にあっては、請求項4
に記載の個人データ識別装置では、前記受信信号を整流
して駆動電力を出力する整流手段を具備し、当該駆動電
力が前記送信手段と前記空中線切換手段と前記送信制御
手段と前記符号生成回路とに供給されることを特徴とす
る。また、請求項6に記載の発明にあっては、請求項1
ないし請求項5の何れかに記載の個人データ識別装置で
は、前記受信手段は包絡線検波回路を具備し、前記空中
線によって受信した電磁波から包絡線検波によって前記
受信信号を検出することを特徴とする。
【0011】この発明によれば、受信手段は空中線によ
って受信した電磁波から受信信号を検出し、送信手段は
受信信号に基づいて送信信号を出力し、空中線切換手段
は空中線を受信手段と送信手段との何れか一方に時分割
で接続して送信信号を空中線から送信する。この送信制
御手段は、空中線に電磁波が受信されていない状態を検
出し、このときに送信手段からパルス状の送信信号を発
生させ、送信信号の送信タイミングに合わせて空中線切
換手段を受信と送信との何れか一方に制御する。送信手
段は予め設定される形態の個人データを有する符号を生
成する符号生成回路を有し、当該個人データを含む送信
信号を送信する。整流手段は受信信号を整流して駆動電
力を出力し、当該駆動電力が送信手段と空中線切換手段
と送信制御手段と符号生成回路とに供給される。また包
絡線検波回路は、空中線によって受信した電磁波から包
絡線検波によって受信信号を検出する。
【0012】
【発明の実施の形態】A.構成 以下に本発明について説明する。図1は、本発明の一実
施の形態にかかる個人データ識別装置の構成を示すブロ
ック図である。なお本実施の形態では、電磁波によって
情報を送信するIDカードに適用した例について説明す
る。
【0013】図1において、11は電磁波を送受信する
空中線、12は空中線11を送信と受信とに切り換える
空中線切換器である。13は受信電磁波から信号波を取
り出す検波回路、14は信号波から直流電力を取り出す
整流回路である。
【0014】15は受信した信号波に対応した符号を生
成する符号生成回路、16は個人データの送信を制御す
る送信制御回路、17は個人データを空中線11から送
信する送信機である。
【0015】B.動作 図1に示す空中線11は、本実施の形態の個人データ識
別装置に照射された電磁波を高周波信号に変換し、この
高周波信号は空中線12に送られる。空中線切換器12
は空中線を2方向、即ち送信機17側と検波回路13へ
の接続切り換えを行う。
【0016】検波回路13は、空中線11および空中線
切り換え器12を経由して入力される受信高周波信号を
包絡線検波し、また整流回路14は、検波回路13の出
力を整流して直流電力を出力する。この直流電力は、符
号生成回路15、送信制御回路16および送信機17に
供給される。
【0017】符号生成回路15は、個人データ識別信号
としてのプリアンブル、個人データ符号あるいは誤り訂
正符号等からなる符号を生成する。送信制御回路16
は、検波回路13による検波出力が供給され、この検波
出力の振幅に応じて、空中線切換器12をデータの送信
状態に制御する。送信機17は、符号生成回路15の出
力が変調信号として供給されて高周波信号を出力し、空
中線切換器12に出力する。
【0018】図2は、本実施の形態の各部における信号
の様子を示すタイムチャートである。図2において
は、電磁波を受けた空中線11が出力する高周波信号の
波形の一例を示している。または、検波回路13によ
る包絡線検波出力の波形を、は整流回路14が出力す
る電力の波形を示している。そしては、送信制御回路
16の出力波形を、は符号発生回路が出力する個人デ
ータ識別符号の波形の一例を示している。
【0019】このように本実施の形態の個人データ識別
装置では、装置の直流電力源を受信する受信空中線と、
個人データ識別信号送信のための送信空中線とを時分割
で共用し、またパルス上の電磁波が送信されることにな
る。このため、使用空中線容積を2分の1程度に軽減で
き、装置の小型化が可能である。
【0020】また、送受信周波数を同一とし、送信受信
が時分割で行われる。このため、使用周波数の相互干渉
がなく、使用周波数も少ない。従って、他の装置への電
磁干渉が軽減されるとともに、周波数選択に自由度を増
すことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受信手段は空中線によって受信した電磁波から受信
信号を検出し、送信手段は受信信号に基づいて送信信号
を出力し、空中線切換手段は空中線を受信手段と送信手
段との何れか一方に時分割で接続して送信信号を空中線
から送信する。この送信制御手段は、空中線に電磁波が
受信されていない状態を検出し、このときに送信手段か
らパルス状の送信信号を発生させ、送信信号の送信タイ
ミングに合わせて空中線切換手段を受信と送信との何れ
か一方に制御する。送信手段は予め設定される形態の個
人データを有する符号を生成する符号生成回路を有し、
当該個人データを含む送信信号を送信する。整流手段は
受信信号を整流して駆動電力を出力し、当該駆動電力が
送信手段と空中線切換手段と送信制御手段と符号生成回
路とに供給される。また包絡線検波回路は、空中線によ
って受信した電磁波から包絡線検波によって受信信号を
検出するので、装置の小型化が可能で、周波数の使用効
率や選択の自由度が高い個人データ識別装置が実現可能
であるという効果が得られる。
【0022】即ち本発明では、装置の直流電力源として
の受信空中線と個人データ識別信号送信のための空中線
とを切り換えて使用している。このため、空中線は1つ
でよく、装置としての空中線容積を2分の1程度に軽減
できるので、小型化に有利である。
【0023】しかも送信受信が時分割で行われるため、
使用送受信周波数の相互干渉がなく、また使用周波数は
最低1つで良いので、近接する他の装置への干渉軽減も
容易となり、周波数選択に自由度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかる個人データ識
別装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態の各部における信号の様子を示
すタイムチャートである。
【図3】 従来技術による電磁波を用いた個人データ識
別装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 空中線 12 空中線切換器(空中線切換手段) 13 検波回路(包絡線検波回路) 14 整流回路(整流手段) 15 符号生成回路 16 送信制御回路(送信制御手段) 17 送信機(送信手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を送受信する空中線と、 前記空中線によって受信した電磁波から受信信号を検出
    する受信手段と、 前記受信信号に基づいて送信信号を送信する送信手段
    と、 前記空中線を前記受信手段と前記送信手段との何れか一
    方に時分割で接続する空中線切換手段とを具備すること
    を特徴とする個人データ識別装置。
  2. 【請求項2】 前記送信手段からパルス状の送信信号を
    発生させ、前記送信信号の送信タイミングに合わせて前
    記空中線切換手段を受信と送信との何れか一方に制御す
    る送信制御手段を具備することを特徴とする請求項1に
    記載の個人データ識別装置。
  3. 【請求項3】 前記送信制御手段は、前記空中線に電磁
    波が受信されていない状態を検出し、このときに前記送
    信機ならびに前記空中線切換手段を送信に制御すること
    を特徴とする請求項2に記載の個人データ識別装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は予め設定される形態の個
    人データを有する符号を生成する符号生成回路を有し、
    当該個人データを含む送信信号を送信することを特徴と
    する請求項1に記載の個人データ識別装置。
  5. 【請求項5】 前記受信信号を整流して駆動電力を出力
    する整流手段を具備し、当該駆動電力が前記送信手段と
    前記空中線切換手段と前記送信制御手段と前記符号生成
    回路とに供給されることを特徴とする請求項4に記載の
    個人データ識別装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段は包絡線検波回路を具備
    し、 前記空中線によって受信した電磁波から包絡線検波によ
    って前記受信信号を検出することを特徴とする請求項1
    ないし請求項5の何れかに記載の個人データ識別装置。
JP9322024A 1997-11-10 1997-11-10 個人データ識別装置 Pending JPH11144008A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9322024A JPH11144008A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 個人データ識別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9322024A JPH11144008A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 個人データ識別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11144008A true JPH11144008A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18139077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9322024A Pending JPH11144008A (ja) 1997-11-10 1997-11-10 個人データ識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11144008A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8379758B2 (en) Power supply apparatus and power supply method
US20110183635A1 (en) Contactless integrated circuit card with real-time protocol switching function and card system including the same
EP0768540A1 (en) Transponder system and method
WO1998044649A1 (fr) Dispositif de telecommunication
US6731199B1 (en) Non-contact communication system
JP4060854B2 (ja) 移動体識別装置の質問器
US7458513B2 (en) IC card reading apparatus and its related method
JPH03209589A (ja) 送受信方式
JPH11144008A (ja) 個人データ識別装置
JP3806700B2 (ja) ワイヤレスマイクシステム、レシーバー、ワイヤレスマイク、充電架台
JPH0620186B2 (ja) 携帯形無線機
KR100654877B1 (ko) 이동체 식별 장치의 질문기
US8489027B2 (en) Method and apparatus for communicating sound wave of human body
JPH1032526A (ja) 識別システム
CN112930712A (zh) 用于驱动照明装置的转换器的通信适配器
JP2001008278A (ja) リモコン信号伝送システムおよびリモコン信号伝送方法
JPS6240833A (ja) トランスポンダのコ−ド設定方式
WO2006030493A1 (ja) 非接触型通信システム
US7177361B2 (en) Modulator for electromagnetic signals transmitted by a contactless transmission/reception system
JPH05143792A (ja) 非接触形情報媒体に対するデータ伝送システム
JPH04192091A (ja) Icカード装置
JPH08316895A (ja) 非接触型データキャリアシステム
JPH08181632A (ja) データキャリアシステム並びに該システムの応答器及び質問器
CN117938207A (zh) 一种自适应谐振点调谐nfc读卡器和调谐方法
JP2885012B2 (ja) 移動体識別システムとその変調方式