JPH11143970A - 医療情報管理システム、医療情報管理方法、記録媒体 - Google Patents

医療情報管理システム、医療情報管理方法、記録媒体

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JPH11143970A
JPH11143970A JP30596597A JP30596597A JPH11143970A JP H11143970 A JPH11143970 A JP H11143970A JP 30596597 A JP30596597 A JP 30596597A JP 30596597 A JP30596597 A JP 30596597A JP H11143970 A JPH11143970 A JP H11143970A
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JP
Japan
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data
medical
patient
information management
medical information
Prior art date
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Application number
JP30596597A
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English (en)
Inventor
Yasushi Narita
泰詞 成田
Hiromichi Hachitani
裕道 蜂谷
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HOUYUUKAI
Original Assignee
HOUYUUKAI
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】医療情報を統括的に管理することにより医療業
務全般の効率化を実現する。 【解決手段】再診の際に、被診療者が保険医療機関の受
付窓口に設置された再診受付機13に磁気テープ付診察
券を通すと、診察券のデータが再診受付機13により読
み取られる。制御装置12は、診察券のデータに基づい
て、各記憶装置16〜19から被診療者に関するデータ
を読み出させて外部記憶装置12aに一旦記憶させる。
医師や検査技師が自身の部署に設置されているパーソナ
ルコンピュータ14を用いて、被診療者に関するデータ
の転送を要求すると、外部記憶装置12aのデータが当
該パーソナルコンピュータ14へ転送される。そして、
医師や検査技師がパーソナルコンピュータ14を用いて
被診療者に関するデータに追加や修正を施すと、その追
加や修正の内容に基づいて、制御装置12は各記憶装置
12a,16〜19に記憶されている被診療者に関する
データを更新させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療情報管理シス
テム,医療情報管理方法,記録媒体に係り、詳しくは、
診療録や医療検査結果および健康保険被保険者証の記載
事項などの医療情報を管理するシステムおよび管理方
法、その医療情報の管理方法をコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り
可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や医院などの保険医療機関で診療や
検査などを受けようとするとき、患者や妊産婦などの被
診療者は、自身が被保険者または被保険者の扶養者とな
っている国民健康保険被保険者証または健康保険被保険
者証(以下、保険証と略す)を、当該保険医療機関の受
付窓口に提出する。すると、当該保険医療機関は保険証
に基づいて被診療者の診察券を独自に発行し、当該診察
券を被診療者に渡すと共に、保険証を被診療者へ返付す
る。被診療者は、後日、当該保険医療機関で診療や検査
などを受ける際(すなわち、再診の際)には診察券のみ
を受付窓口に提出し、保険証については自己で保管して
受付窓口には提出しない。保険医療機関は受け付けた保
険証を被診療者の身分証として扱い、当該保険証に基づ
いて診療事項や検査事項などを管理する。
【0003】近年、保険医療機関においては、診察券の
記載事項(被診療者のID番号,氏名,生年月日,年
齢,性別など)を磁気テープに記録し、その磁気テープ
を診察券に取着した磁気テープ付診察券と、その磁気テ
ープ付診察券を読み取る再診受付機とから成る再診受付
システムが利用されている。
【0004】この再診受付システムにおいては、再診の
際に、被診療者が保険医療機関の受付窓口に設置された
再診受付機に磁気テープ付診察券を通す。すると、再診
受付機は、診察券に取着された磁気テープのデータを読
み取り、保険医療機関の医療事務者の手元にある表示装
置に診察券の記載事項を表示させ、被診療者が再診に訪
れたことを連絡する。そして、当該表示装置の表示を見
た医療事務者は、診察券の記載事項に基づいて、該当す
る診療録および検査結果のファイルを収納庫から探し出
し、その診療録および検査結果のファイルを診療科の医
師や検査技師の手元まで持参する。
【0005】このような再診受付システムを利用すれ
ば、再診の際の診察券の受け付け業務が自動化され、再
診受付業務に要する人手や手間を削減して迅速な業務処
理を実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の再診受
付システムにおいて、診療録および検査結果のファイル
を収納庫から探し出して診療科まで持参する作業につい
ては、医療事務者の手作業によって実施されているた
め、その手作業の分だけ人手や手間を要し、時間がかか
るという問題があった。また、手作業により探し出した
診療録や検査結果のファイルが誤っていることがあり、
その結果、診療や検査に支障や混乱をきたすおそれがあ
った。そして、誤った診療録や検査結果のファイルを収
納庫に戻したり、正しいものを再度探し出すために、更
に多くの人手や手間を要し、時間もかかるという問題が
あった。
【0007】また、診療録および検査結果のファイルを
長期間保存するとなると、収納庫に莫大なスペースを要
することに加え、膨大な数の診療録および検査結果のフ
ァイルから所望のものを探し出すことになるため、誤っ
て探し出す可能性も非常に高くなり前記問題がさらに顕
在化することになる。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、診療録や医療検査結果
および健康保険被保険者証の記載事項などの医療情報を
統括的に管理することにより、医療機関における再診受
付,診療,検査および会計を含む医療業務全般の効率化
を実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、被診療者に関す
るデータを登録する登録手段と、前記被診療者に発行さ
れた診察券の記載事項のデータを記録する記録手段と、
当該記録手段に記録されたデータを読み取る第1の読み
取り手段と、当該第1の読み取り手段により読み取られ
た診察券の記載事項のデータに基づいて、前記登録手段
に登録されている被診療者に関するデータを読み出す読
み出し手段と、当該読み出し手段により読み出された被
診療者に関するデータを格納する格納手段と、当該格納
手段に格納された被診療者に関するデータの転送を要求
する転送要求手段と、当該転送要求手段の要求により前
記格納手段から転送されてきた被診療者に関するデータ
に追加または修正を施す追加修正手段と、当該追加修正
手段により追加または修正が施された被診療者に関する
データに基づいて、前記格納手段に格納されている被診
療者に関するデータの更新を行うと共に、前記登録手段
に登録されている被診療者に関するデータの更新を行う
データ更新手段とを備えたことをその要旨とする。
【0010】従って、本発明によれば、保険医療機関内
の各部署に転送要求手段および追加修正手段を設置する
ことにより、各部署にて登録手段に登録された被診療者
に関するデータを自由に引き出して閲覧し更新すること
ができる。そして、被診療者が複数の診療科にて受診し
ている場合など、被診療者に関するデータが多岐に渡り
膨大な量であっても、それらのデータの全てを統括的に
管理することができる。また、再診時には、保険医療機
関の窓口に設置されている第1の読み取り手段に被診療
者が記録手段のデータを読み取らせることにより、被診
療者が再診に訪れたことを各部署にて認識し登録手段に
登録された被診療者に関するデータを利用することがで
きる。
【0011】ところで、本発明による医療情報管理シス
テムは1つの保険医療機関に設置して利用するだけでな
く、複数の医療機関で1つの医療情報管理システムを共
用するようにしてもよく、その場合は、登録手段,読み
出し手段,格納手段,データ更新手段を集中管理センタ
ーに設置し、各医療機関に設置された第1の読み取り手
段,転送要求手段,追加訂正手段と集中管理センターと
をLANを介して接続すればよい。
【0012】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の医療情報管理システムにおいて、前記被診療者
に関するデータは、健康保険被保険者証の記載事項のデ
ータと、被診療者の基本情報データと、医療検査結果の
データのうち画像に関するデータと、医療検査結果のデ
ータのうち画像以外のデータと、診療録の記載事項のデ
ータとを含むことをその要旨とする。
【0013】従って、本発明によれば、診療録や検査結
果のファイルのペーパレス化を図ることが可能になり、
医療事務者が診療録および検査結果のファイルを収納庫
から探し出して診療科まで持参する作業が不要になるこ
とから、その作業に要する人手や手間を省くことができ
る上に、手作業に起因する誤りの発生を防止することも
できる。また、各手段をコンピュータシステムにて構成
すれば、各手段間のアクセス時間は非常に短く、ほぼリ
アルタイムであり、データ転送は誤りなく行われるた
め、各部署にて被診療者に関するデータを迅速かつ正確
に得ることが可能になり、診療や検査の効率化を図るこ
とができる。
【0014】さらに、診療や検査の費用を算出する際に
も、被診療者の受けた診療内容や検査内容を迅速かつ正
確に知ることが可能になることから、会計業務の効率化
をも図ることができる。そのため、保険医療機関から保
険者に保険診療の費用を請求する際にも、間違いなく正
確な費用を算出することができる。
【0015】加えて、登録手段に記憶されたデータは劣
化や破損のおそれがなく長期間保存することが容易であ
る。また、診療録および検査結果のファイルを収納する
収納庫の占有スペースに比べて、登録手段をコンピュー
タシステムの記憶装置で構成した場合の占有スペースは
小さくて済むため、省スペース化を図ることが可能であ
り、両者の占有スペースの差は保存するデータ量が膨大
になるほど大きくなるため、大規模な医療機関ほど省ス
ペース化のメリットを甘受することができる。
【0016】尚、被診療者の基本情報データとは、被診
療者のID番号,氏名,生年月日,性別などの被診療者
に関する最低限のデータである。次に、請求項3に記載
の発明は、請求項2に記載の医療情報管理システムにお
いて、前記登録手段は、健康保険被保険者証の記載事項
のデータを登録する第1の登録手段と、医療検査結果の
データのうち画像に関するデータを登録する第2の登録
手段と、医療検査結果のデータのうち画像以外のデータ
を登録する第3の登録手段と、診療録の記載事項のデー
タを登録する第4の登録手段とを備えたことをその要旨
とする。
【0017】従って、本発明によれば、登録手段を4つ
設け、各登録手段にデータを分散させて登録することに
より、データ量が大きくなっても読み出しや更新に時間
がかかることはなく、各手段によるデータ管理に支障を
引き起こすおそれはない。次に、請求項5に記載の発明
は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療情報管理
システムにおいて、健康保険被保険者証の記載事項のデ
ータを記録する第2の記録手段と、当該第2の記録手段
に記録されたデータを読み取る第2の読み取り手段と、
当該第2の読み取り手段により読み取られたデータと、
前記登録手段に登録されている健康保険被保険者証の記
載事項のデータとを照合することにより、健康保険被保
険者証を確認する確認手段と、当該確認手段による確認
結果を表示する表示手段とを備えたことをその要旨とす
る。
【0018】従って、本発明によれば、健康保険被保険
者証の記載事項の確認に際して、医療事務者の手作業に
よる目視が必要なくなるため、人手や手間を省くことが
可能になる上に、目視による確認ミスの発生を防止する
ことが可能になり、迅速かつ正確な確認を実現すること
ができる。
【0019】次に、請求項6に記載の発明は、請求項1
〜5のいずれか1項に記載の医療情報管理システムにお
いて、前記記録手段を診察券に取着することをその要旨
とする。従って、本発明によれば、再診の際に記録手段
が取着された診察券を第1の読み取り手段にて読み取ら
せることにより、再診受付を効率化することができる。
【0020】次に、請求項7に記載の発明は、請求項5
に記載の医療情報管理システムにおいて、前記第2の記
録手段を健康保険被保険者証に取着することをその要旨
とする。従って、本発明によれば、健康保険被保険者証
の記載事項の確認に際して、再提出された健康保険被保
険者証が最初に受け付けた健康保険被保険者証と同一で
あるか否かを確実に判定することができる。
【0021】次に、請求項8に記載の発明は、請求項5
に記載の医療情報管理システムにおいて、前記第2の読
み取り手段と前記第1の読み取り手段と前記表示手段と
を一体化したことをその要旨とする。従って、本発明に
よれば、設置スペースを増大させることなく、請求項5
に記載の発明の効果を得ることができる。
【0022】次に、請求項9に記載の発明は、被診療者
に関するデータを登録する登録処理と、前記被診療者に
発行された診察券の記載事項のデータを記録する記録処
理と、当該記録処理により記録されたデータを読み取る
第1の読み取り処理と、当該第1の読み取り処理により
読み取られた診察券の記載事項のデータに基づいて、前
記登録処理に登録されている被診療者に関するデータを
読み出す読み出し処理と、当該読み出し処理により読み
出された被診療者に関するデータを格納する格納処理
と、当該格納処理により格納された被診療者に関するデ
ータの転送を要求する転送要求処理と、当該転送要求処
理の要求により前記格納処理から転送されてきた被診療
者に関するデータに追加または修正を施す追加修正処理
と、当該追加修正処理により追加または修正が施された
被診療者に関するデータに基づいて、前記格納処理によ
り格納された被診療者に関するデータの更新を行うと共
に、前記登録処理により登録された被診療者に関するデ
ータの更新を行うデータ更新処理とを備えたことをその
要旨とする。
【0023】従って、本発明によれば、請求項1に記載
の発明と同様の作用により同様の効果を得ることができ
る。次に、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載
の医療情報管理方法において、前記被診療者に関するデ
ータは、健康保険被保険者証の記載事項のデータと、被
診療者の基本情報データと、医療検査結果のデータのう
ち画像に関するデータと、医療検査結果のデータのうち
画像以外のデータと、診療録の記載事項のデータとを含
むことをその要旨とする。
【0024】従って、本発明によれば、請求項2に記載
の発明と同様の作用により同様の効果を得ることができ
る。次に、請求項11に記載の発明は、請求項10に記
載の医療情報管理方法において、前記登録処理は、健康
保険被保険者証の記載事項のデータを登録する第1の登
録処理と、医療検査結果のデータのうち画像に関するデ
ータを登録する第2の登録処理と、医療検査結果のデー
タのうち画像以外のデータを登録する第3の登録処理
と、診療録の記載事項のデータを登録する第4の登録処
理とを備えたことをその要旨とする。
【0025】従って、本発明によれば、請求項3に記載
の発明と同様の作用により同様の効果を得ることができ
る。尚、請求項1〜3,9〜11のいずれか1項に記載
の発明における前記記載事項は、請求項4または請求項
12に記載の発明のように、有効期限、記号および番
号、保険者番号および保険者の名称、資格取得年月日、
世帯主もしくは被保険者の氏名,性別,生年月日,世帯
主との続柄、被保険者もしくは被扶養家族の氏名,性
別,生年月日,被保険者との続柄、事業所の所在地およ
び事業所の名称からなるグループから選択された少なく
とも1つの事項である。
【0026】次に、請求項13に記載の発明は、請求項
9〜12のいずれか1項に記載の医療情報管理方法にお
いて、健康保険被保険者証の記載事項のデータを記録す
る第2の記録処理と、当該第2の記録処理に記録された
データを読み取る第2の読み取り処理と、当該第2の読
み取り処理により読み取られたデータと、前記登録処理
により登録された健康保険被保険者証の記載事項のデー
タとを照合することにより、健康保険被保険者証を確認
する確認処理と、当該確認処理による確認結果を表示す
る表示処理とを備えたことをその要旨とする。
【0027】従って、本発明によれば、請求項5に記載
の発明と同様の作用により同様の効果を得ることができ
る。次に、請求項14に記載の発明は、請求項9〜13
のいずれか1項に記載の健康保険被保険者証の確認方法
をコンピュータシステムに実行させるためのプログラム
が記憶されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体を
提供するものである。
【0028】つまり、請求項9〜13のいずれか1項に
記載の健康保険被保険者証の確認方法を実行する機能
は、コンピュータシステムで実行されるプログラムとし
て備えることができる。このようなプログラムの場合、
例えば、半導体メモリ,ハードディスク,フロッピーデ
ィスク,データカード(ICカード,磁気カードな
ど),光ディスク(CD−ROM,DVDなど),光磁
気ディスク(MDなど),相変化ディスク,磁気テープ
などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録
し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起
動することにより用いることができる。この他、ROM
やバックアップRAMをコンピュータで読み取り可能な
記録媒体として前記プログラムを記録しておき、このR
OMあるいはバックアップRAMをコンピュータシステ
ムに組み込んで用いてもよい。
【0029】尚、以下に述べる発明の実施の形態におい
て、特許請求の範囲または課題を解決するための手段に
記載の「登録手段」は制御装置12におけるS110,
S130,S150,S170の各処理および各記憶装
置16〜19に該当し、「第1の登録手段」は制御装置
12におけるS110の処理および保険証データ記憶装
置16に該当し、「第2の登録手段」は制御装置12に
おけるS130の処理および画像データ記憶装置17に
該当し、「第3の登録手段」は制御装置12におけるS
150の処理および検査データ記憶装置18に該当し、
「第4の登録手段」は制御装置12におけるS170の
処理および診療録データ記憶装置19に該当し、同じく
「記録手段」は磁気テープ付診察券に該当し、同じく
「第1の読み取り手段」は再診受付機13に該当し、同
じく「読み出し手段」は制御装置12におけるS210
の処理に該当し、同じく「格納手段」は制御装置12に
おけるS230の処理および外部記憶装置12aに該当
し、同じく「転送要求手段」「追加修正手段」はパーソ
ナルコンピュータ14に該当し、同じく「データ更新手
段」は制御装置12におけるS270,S280の各処
理に該当し、同じく「第2の記録手段」は磁気テープ付
診察券に該当し、同じく「第2の読み取り手段」はバー
コードリーダー21に該当し、同じく「表示手段」は表
示装置22に該当する。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面と共に説明する。図1は、本実施形態の医療
情報管理システム11の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0031】医療情報管理システム11は、制御装置1
2,再診受付機13,パーソナルコンピュータ14,L
AN(LOCAL AREA NETWORK)15,保険証データ記憶装
置16,画像データ記憶装置17,検査データ記憶装置
18,診療録データ記憶装置19から構成されている。
尚、制御装置12,再診受付機13,パーソナルコンピ
ュータ14はそれぞれLAN15を介して互いに接続さ
れている。また、制御装置12は各記憶装置16〜19
とそれぞれ接続されている。
【0032】制御装置12は、CPU,ROM,RA
M,I/O回路を有する周知のマイクロコンピュータを
含んで構成され、電源スイッチ(図示略)がオンされる
ことにより商用電源から電源が供給される。また、制御
装置12には外部記憶装置12aが接続されている。そ
して、制御装置12は、後述するように、再診受付機1
3および各パーソナルコンピュータ14と各記憶装置1
6〜19との間のデータのやり取りを制御する。
【0033】再診受付機13は、保険医療機関の受付窓
口に設置され、磁気テープ付診察券の記載事項のデータ
を読み取り、当該データをLAN15を介して制御装置
12へ転送する。尚、磁気テープ付診察券には磁気テー
プが取着されており、その磁気テープには診察券の記載
事項(被診療者のID番号,氏名,生年月日,年齢,性
別など)が記録されている。
【0034】各パーソナルコンピュータ14は、保険医
療機関内の受付窓口,各診療科,調剤科,会計課などの
各部署にそれぞれ設置され、入力装置,表示装置,プリ
ンタなどのコンピュータシステムの一般的な周辺機器
(図示略)を備えている。保険証データ記憶装置16
は、診療や検査のために保険医療機関を訪れた全ての被
診療者の保険証の記載事項のデータを記憶している。
【0035】尚、保険証の記載事項として、国民健康保
険被保険者証については有効期限,記号および番号,保
険者番号および保険者の名称,資格取得年月日,世帯主
もしくは被保険者の分類(氏名,性別,生年月日,世帯
主との続柄)などがあり、健康保険被保険者証について
は記号および番号,各種共済組合または社会保険事務所
の保険者番号および名称,資格取得年月日,被保険者も
しくは被扶養家族の分類(氏名,性別,生年月日,被保
険者との続柄),事業所の所在地および事業所の名称な
どがある。
【0036】画像データ記憶装置17は、診療や検査の
ために保険医療機関を訪れた全ての被診療者の検査結果
のうち画像に関するデータを記憶している。尚、当該画
像に関するデータには、レントゲン,CT,磁気共鳴画
像,シンチグラム,ラジオアイソトープ,超音波内視鏡
などのデジタル化可能な画像データがあり、加えて、当
該画像データに関わる診断結果のレポートなどのデータ
をも含まれる。
【0037】検査データ記憶装置18は、診療や検査の
ために保険医療機関を訪れた全ての被診療者の検査結果
のうち画像に関するデータを除いた、血液や尿などを含
む検体検査結果および生理検査結果のデータを記憶して
いる。診療録データ記憶装置19は、診療や検査のため
に保険医療機関を訪れた全ての被診療者の診療録の記載
事項のデータを記憶している。
【0038】尚、診療録の記載事項のデータには、オー
ダー,実施,所見などの診療内容、各種検査結果に基づ
いた診断結果、投薬や治療などの診療行為などがある。
ちなみに、各記憶装置12a,16〜19は、半導体メ
モリ,ハードディスク,フロッピーディスク,データカ
ード(ICカード,磁気カードなど),光ディスク(C
D−ROM,DVDなど),光磁気ディスク(MDな
ど),相変化ディスク,磁気テープなどの記録媒体を利
用する一般的なコンピュータの記憶装置であり、必要な
データを記憶可能であればどのような記録媒体を用いて
もよい。
【0039】尚、再診受付機13,パーソナルコンピュ
ータ14,各記憶装置12a,16〜19についても、
商用電源から電源が供給されている。次に、医療情報管
理システム11の動作について、図2および図3に示す
フローチャートを用いて説明する。
【0040】制御装置12が起動すると、内蔵ROM,
RAMに記録されているプログラムに従い、コンピュー
タによる各種演算処理によって、以下の各ステップの処
理を実行する。尚、前記プログラムを外部記憶装置12
aに記録しておき、当該プログラムを必要に応じて制御
装置12にロードして起動することにより用いるように
してもよい。
【0041】まず、図2に示すステップ(以下、Sとい
う)100において、保険医療機関の医療事務者は、初
診の際に被診療者が提出した保険証を受け付け、その保
険証の記載事項をパーソナルコンピュータ14を用いて
入力する。パーソナルコンピュータ14は、保険証の記
載事項のデータをLAN15を介して制御装置12へ転
送する。
【0042】次に、S110において、制御装置12
は、パーソナルコンピュータ14からLAN15を介し
て転送されてきた保険証の記載事項のデータを読み込
み、そのデータを保険証データ記憶装置16へ転送して
記憶させる。次に、S120において、被診療者を検査
した医師や検査技師は、その検査結果のうち画像に関す
るデータをパーソナルコンピュータ14を用いて入力す
る。パーソナルコンピュータ14は、当該データをLA
N15を介して制御装置12へ転送する。
【0043】次に、S130において、制御装置12
は、パーソナルコンピュータ14からLAN15を介し
て転送されてきた画像に関するデータを読み込み、その
データを画像データ記憶装置17へ転送して記憶させ
る。次に、S140において、被診療者を検査した医師
や検査技師は、その検査結果のうち画像以外のデータを
パーソナルコンピュータ14を用いて入力する。パーソ
ナルコンピュータ14は、当該データをLAN15を介
して制御装置12へ転送する。
【0044】次に、S150において、制御装置12
は、パーソナルコンピュータ14からLAN15を介し
て転送されてきた検査結果の画像以外のデータを読み込
み、そのデータを検査データ記憶装置18へ転送して記
憶させる。次に、S160において、被診療者を診療し
た医師は診療録を作成し、その診療録の記載事項のデー
タをパーソナルコンピュータ14を用いて入力する。パ
ーソナルコンピュータ14は、当該データをLAN15
を介して制御装置12へ転送する。
【0045】次に、S170において、制御装置12
は、パーソナルコンピュータ14からLAN15を介し
て転送されてきた診療録の記載事項のデータを読み込
み、そのデータを診療録データ記憶装置19へ転送して
記憶させる。そして、医療事務者は、保険証に基づいて
被診療者の磁気テープ付診察券を独自に発行し、当該診
察券を被診療者に渡すと共に、保険証を被診療者へ返付
する。
【0046】図3に示すS200において、再診の際
に、被診療者は再診受付機13に磁気テープ付診察券を
通す。再診受付機13は、診察券に取着された磁気テー
プのデータを読み取り、そのデータをLAN15を介し
て制御装置12へ転送する。次に、S210において、
制御装置12は、再診受付機13から転送されてきた診
察券のデータに基づき、各記憶装置16〜19に対して
被診療者に関するデータの転送を要求する。
【0047】次に、S220において、各記憶装置16
〜19は被診療者に関するデータを読み出し、そのデー
タを制御装置12へ転送する。次に、S230におい
て、制御装置12は、各記憶装置16〜19から転送さ
れてきた被診療者に関するデータを外部記憶装置12a
に記憶させる。
【0048】次に、S240において、被診療者を検査
または診療した医師や検査技師は、パーソナルコンピュ
ータ14を用いて、制御装置12に対して被診療者に関
するデータの転送を要求する。次に、S250におい
て、制御装置12は、外部記憶装置12aから読み出し
た被診療者に関するデータを、S240にて要求してき
たパーソナルコンピュータ14へLAN15を介して転
送する。
【0049】次に、S260において、被診療者を検査
または診療した医師や検査技師は、パーソナルコンピュ
ータ14を用いて被診療者に関するデータに追加や修正
を施す。パーソナルコンピュータ14は、追加や修正が
施された被診療者に関するデータをLAN15を介して
制御装置12へ転送する。
【0050】次に、S270において、制御装置12
は、パーソナルコンピュータ14から転送されてきたデ
ータに基づいて、外部記憶装置12aに記憶されている
被診療者に関するデータを更新させる。次に、S280
において、制御装置12は、更新した被診療者に関する
データを各記憶装置16〜19へ転送し、各記憶装置1
6〜19に記憶されている被診療者に関するデータを更
新させる。
【0051】以上詳述したように、本実施形態の医療情
報管理システム11においては、初診の際に、被診療者
に関するデータ(保険証の記載事項のデータ,検査結果
の画像に関するデータ,検査結果の画像以外のデータ,
診療録の記載事項のデータ)を、医療事務者,医師,検
査技師が自身の部署に設置されているパーソナルコンピ
ュータ14を用いて入力する。その被診療者に関するデ
ータは、パーソナルコンピュータ14からLAN15お
よび制御装置12を介して各記憶装置16〜19へ転送
されて記憶される。
【0052】そして、再診の際に、被診療者が保険医療
機関の受付窓口に設置された再診受付機13に磁気テー
プ付診察券を通すと、その診察券に記録されたデータが
再診受付機13により読み取られ、そのデータはLAN
15を介して制御装置12へ転送される。すると、制御
装置12は、診察券のデータに基づいて、各記憶装置1
6〜19から被診療者に関するデータを読み出させ、そ
のデータを外部記憶装置12aに一旦記憶させる。医師
や検査技師が自身の部署に設置されているパーソナルコ
ンピュータ14を用いて、被診療者に関するデータの転
送を要求すると、外部記憶装置12aから読み出された
被診療者に関するデータは、制御装置12から当該パー
ソナルコンピュータ14へ転送される。そして、医師や
検査技師がパーソナルコンピュータ14を用いて被診療
者に関するデータに追加や修正を施すと、その追加や修
正の内容に基づいて、制御装置12は各記憶装置12
a,16〜19に記憶されている被診療者に関するデー
タを更新させる。
【0053】つまり、医療情報管理システム11におい
て、制御装置12はサーバーとして機能し、各記憶装置
16〜19は被診療者に関するデータベースとして機能
し、各パーソナルコンピュータ14は情報端末として機
能する。従って、本実施形態によれば、保険医療機関内
の各部署に設置されたパーソナルコンピュータ14を用
いて、各記憶装置16〜19に記憶された被診療者に関
するデータを自由に引き出して閲覧し更新することがで
きる。そして、被診療者が複数の診療科にて受診してい
る場合など、被診療者に関するデータが多岐に渡り膨大
な量であっても、それらのデータの全てを医療情報管理
システム11によって統括的に管理することができる。
また、再診時には、被診療者が再診受付機13に磁気テ
ープ付診察券を通すだけで、被診療者が再診に訪れたこ
とを各部署にて認識し各記憶装置16〜19に記憶され
た被診療者に関するデータを利用することができる。
【0054】そのため、診療録や検査結果のファイルの
ペーパレス化を図ることが可能になり、医療事務者が診
療録および検査結果のファイルを収納庫から探し出して
診療科まで持参する作業が不要になることから、その作
業に要する人手や手間を省くことができる上に、手作業
に起因する誤りの発生を防止することもできる。また、
各パーソナルコンピュータ14から制御装置12へのア
クセス時間は非常に短く、ほぼリアルタイムであり、医
療情報管理システム11におけるデータ転送は誤りなく
行われるため、各部署にて被診療者に関するデータを迅
速かつ正確に得ることが可能になり、診療や検査の効率
化を図ることができる。
【0055】さらに、診療や検査の費用を算出する際に
も、医療情報管理システム11によって被診療者の受け
た診療内容や検査内容を迅速かつ正確に知ることが可能
になることから、会計業務の効率化をも図ることができ
る。そのため、保険医療機関から保険者に保険診療の費
用を請求する際にも、間違いなく正確な費用を算出する
ことができる。
【0056】加えて、各記憶装置16〜19に記憶され
たデータは劣化や破損のおそれがなく長期間保存するこ
とが容易である。また、診療録および検査結果のファイ
ルを収納する収納庫の占有スペースに比べて、各記憶装
置16〜19の占有スペースは小さくて済むため、省ス
ペース化を図ることが可能であり、両者の占有スペース
の差は保存するデータ量が膨大になるほど大きくなるた
め、大規模な医療機関ほど省スペース化のメリットを甘
受することができる。
【0057】ところで、上記実施形態では、被診療者に
関するデータを各記憶装置16〜19に分散して記憶さ
せているが、被診療者に関する全てのデータをまとめて
1つの記憶装置に記憶させるようにしてもよい。但し、
1つの記憶装置に被診療者に関する全てのデータを記憶
させた場合、そのデータ量が大きくなると、記憶装置に
おける読み出しや更新に時間がかかる上に、制御装置1
2の処理能力が低下するなど、医療情報管理システム1
1におけるデータ管理に支障を引き起こす原因となるこ
とがある。従って、特に大規模な医療機関においては、
被診療者に関するデータを各記憶装置16〜19に分散
して記憶させるのが望ましい。
【0058】また、上記実施形態は1つの保険医療機関
に医療情報管理システム11を設置して利用するもので
あるが、複数の医療機関で1つの医療情報管理システム
11を共用するようにしてもよく、その場合は、制御装
置12および各記憶装置12a,16〜19を集中管理
センターに設置し、各医療機関をLAN15を介して接
続すればよい。
【0059】ところで、保険医療機関は、保険診療の費
用のうち予め定められた割合の金額を保険者に対して請
求する。尚、保険者には国民健康保険組合,各種共済組
合,社会保険事務所などがあり、保険証には有効期限が
設定されている。従って、保険医療機関は、保険診療の
費用を保険者に請求する際に、当該保険者および保険証
の有効期限を確認するために保険証の記載事項を確認す
る必要があるため、被診療者に対して定期的(通例とし
て月に一度)に保険証の再提出を要請している。
【0060】そこで、このような保険証の記載事項の確
認を、医療情報管理システム11を用いて行うようにし
てもよい。その場合、初診の際に、保険証データ記憶装
置16に記憶された保険証の記載事項のデータに基づい
て、そのデータに対応したバーコードを作成する。そし
て、医療事務者は、作成されたバーコードラベルを受け
付けた保険証に貼付して被診療者へ返付する。
【0061】また、図4に示すように、再診受付機13
にバーコードリーダー21および表示装置22を接続し
て一体化する。尚、バーコードリーダー21はレーザス
キャナを用いた一般的なバーコードリーダーであり、表
示装置16は液晶ディスプレイ,プラズマディスプレ
イ,CRTなどから構成される一般的なコンピュータの
表示装置である。そして、再診の際に、制御装置12
は、再診受付機13が読み取った診察券のデータに基づ
いて保険証データ記憶装置16に被診療者の保険証の記
載事項のデータを読み出させ、保険証の有効期限が切れ
ている場合には、再診受付機13の表示装置22に保険
証の再提出を要請するメッセージを表示させる。また、
制御装置12は、保険証の再提出を要請するメッセージ
を再診受付機13の表示装置22に定期的(通例として
月に一度)に表示させる。
【0062】その表示装置22の表示を見た被診療者
は、保険証に貼付されたバーコードラベルのデータを再
診受付機13のバーコードリーダー21に読み取らせ
る。制御装置12は、バーコードのデータと保険証デー
タ記憶装置16に記憶されている保険証の記載事項のデ
ータとを照合することにより、再提出された保険証が最
初に受け付けた保険証と同じであるか否かを判定する。
【0063】このように、医療情報管理システム11を
用いて保険証の記載事項の確認を行えば、保険証の記載
事項の確認に際して、医療事務者の手作業による目視が
必要なくなるため、人手や手間を省くことが可能になる
上に、目視による確認ミスの発生を防止することが可能
になり、迅速かつ正確な確認を実現することができる。
【0064】そして、再診受付機13にバーコードリー
ダー21および表示装置22を接続して一体化すれば、
システムの設置スペースを増大させることなく、保険証
の記載事項の確認を医療情報管理システム11を用いて
行うことができる。また、医療情報管理システム11と
保険者のコンピュータシステムとをネットワークによっ
て接続すれば、保険証の記載事項が変更された場合など
でもその確認を迅速かつ正確に行うことが可能になり、
保険診療の費用の請求業務をさらに効率化することがで
きる。
【0065】そして、現在、保険証は世帯主または被保
険者とその被扶養者全員に対して1枚だけ交付される
が、例えば、将来、個人毎に1枚ずつの保険証が交付さ
れるようになった場合には、その保険証に磁気テープや
バーコードラベルを取着し、その磁気テープやバーコー
ドに保険証の記載事項だけでなく診察券の記載事項をも
記録して保険証兼診察券として機能させれば、上記した
医療情報管理システム11の効果をさらに高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の概略構成を示すブロック図。
【図2】一実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図3】一実施形態の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図4】別の実施形態の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11…医療情報管理システム 12…制御装置 1
2a…外部記憶装置 13…再診受付機 14…パーソナルコンピュータ
15…LAN 16…保険証データ記憶装置 17…画像データ記憶
装置 18…検査データ記憶装置 19…診療録データ記憶
装置 21…バーコードリーダー 22…表示装置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被診療者に関するデータを登録する登録
    手段と、 前記被診療者に発行された診察券の記載事項のデータを
    記録する記録手段と、 当該記録手段に記録されたデータを読み取る第1の読み
    取り手段と、 当該第1の読み取り手段により読み取られた診察券の記
    載事項のデータに基づいて、前記登録手段に登録されて
    いる被診療者に関するデータを読み出す読み出し手段
    と、 当該読み出し手段により読み出された被診療者に関する
    データを格納する格納手段と、 当該格納手段に格納された被診療者に関するデータの転
    送を要求する転送要求手段と、 当該転送要求手段の要求により前記格納手段から転送さ
    れてきた被診療者に関するデータに追加または修正を施
    す追加修正手段と、 当該追加修正手段により追加または修正が施された被診
    療者に関するデータに基づいて、前記格納手段に格納さ
    れている被診療者に関するデータの更新を行うと共に、
    前記登録手段に登録されている被診療者に関するデータ
    の更新を行うデータ更新手段とを備えたことを特徴とす
    る医療情報管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の医療情報管理システム
    において、 前記被診療者に関するデータは、健康保険被保険者証の
    記載事項のデータと、被診療者の基本情報データと、医
    療検査結果のデータのうち画像に関するデータと、医療
    検査結果のデータのうち画像以外のデータと、診療録の
    記載事項のデータとを含むことを特徴とする医療情報管
    理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の医療情報管理システム
    において、 前記登録手段は、 健康保険被保険者証の記載事項のデータを登録する第1
    の登録手段と、 医療検査結果のデータのうち画像に関するデータを登録
    する第2の登録手段と、 医療検査結果のデータのうち画像以外のデータを登録す
    る第3の登録手段と、 診療録の記載事項のデータを登録する第4の登録手段と
    を備えたことを特徴とする医療情報管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載の医療情
    報管理システムにおいて、 前記健康保険被保険者証の記載事項は、有効期限、記号
    および番号、保険者番号および保険者の名称、資格取得
    年月日、世帯主もしくは被保険者の氏名,性別,生年月
    日,世帯主との続柄、被保険者もしくは被扶養家族の氏
    名,性別,生年月日,被保険者との続柄、事業所の所在
    地および事業所の名称からなるグループから選択された
    少なくとも1つの事項であることを特徴とする医療情報
    管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の医
    療情報管理システムにおいて、 健康保険被保険者証の記載事項のデータを記録する第2
    の記録手段と、 当該第2の記録手段に記録されたデータを読み取る第2
    の読み取り手段と、 当該第2の読み取り手段により読み取られたデータと、
    前記登録手段に登録されている健康保険被保険者証の記
    載事項のデータとを照合することにより、健康保険被保
    険者証を確認する確認手段と、 当該確認手段による確認結果を表示する表示手段とを備
    えたことを特徴とする医療情報管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の医
    療情報管理システムにおいて、 前記記録手段を診察券に取着することを特徴とする医療
    情報管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の医療情報管理システム
    において、前記第2の記録手段を健康保険被保険者証に
    取着することを特徴とする医療情報管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の医療情報管理システム
    において、 前記第2の読み取り手段と前記第1の読み取り手段と前
    記表示手段とを一体化したことを特徴とする医療情報管
    理システム。
  9. 【請求項9】 被診療者に関するデータを登録する登録
    処理と、 前記被診療者に発行された診察券の記載事項のデータを
    記録する記録処理と、 当該記録処理により記録されたデータを読み取る第1の
    読み取り処理と、 当該第1の読み取り処理により読み取られた診察券の記
    載事項のデータに基づいて、前記登録処理に登録されて
    いる被診療者に関するデータを読み出す読み出し処理
    と、 当該読み出し処理により読み出された被診療者に関する
    データを格納する格納処理と、 当該格納処理により格納された被診療者に関するデータ
    の転送を要求する転送要求処理と、 当該転送要求処理の要求により前記格納処理から転送さ
    れてきた被診療者に関するデータに追加または修正を施
    す追加修正処理と、 当該追加修正処理により追加または修正が施された被診
    療者に関するデータに基づいて、前記格納処理により格
    納された被診療者に関するデータの更新を行うと共に、
    前記登録処理により登録された被診療者に関するデータ
    の更新を行うデータ更新処理とを備えたことを特徴とす
    る医療情報管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の医療情報管理方法に
    おいて、 前記被診療者に関するデータは、健康保険被保険者証の
    記載事項のデータと、被診療者の基本情報データと、医
    療検査結果のデータのうち画像に関するデータと、医療
    検査結果のデータのうち画像以外のデータと、診療録の
    記載事項のデータとを含むことを特徴とする医療情報管
    理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の医療情報管理方法
    において、 前記登録処理は、 健康保険被保険者証の記載事項のデータを登録する第1
    の登録処理と、 医療検査結果のデータのうち画像に関するデータを登録
    する第2の登録処理と、 医療検査結果のデータのうち画像以外のデータを登録す
    る第3の登録処理と、 診療録の記載事項のデータを登録する第4の登録処理と
    を備えたことを特徴とする医療情報管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
    医療情報管理方法において、 前記健康保険被保険者証の記載事項は、有効期限、記号
    および番号、保険者番号および保険者の名称、資格取得
    年月日、世帯主もしくは被保険者の氏名,性別,生年月
    日,世帯主との続柄、被保険者もしくは被扶養家族の氏
    名,性別,生年月日,被保険者との続柄、事業所の所在
    地および事業所の名称からなるグループから選択された
    少なくとも1つの事項であることを特徴とする医療情報
    管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項9〜12のいずれか1項に記載
    の医療情報管理方法において、 健康保険被保険者証の記載事項のデータを記録する第2
    の記録処理と、 当該第2の記録処理に記録されたデータを読み取る第2
    の読み取り処理と、 当該第2の読み取り処理により読み取られたデータと、
    前記登録処理により登録された健康保険被保険者証の記
    載事項のデータとを照合することにより、健康保険被保
    険者証を確認する確認処理と、 当該確認処理による確認結果を表示する表示処理とを備
    えたことを特徴とする医療情報管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれか1項に記載
    の健康保険被保険者証の確認方法をコンピュータシステ
    ムに実行させるためのプログラムが記憶されたコンピュ
    ータで読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001306697A (ja) * 2000-04-17 2001-11-02 Sanyo Electric Co Ltd 処方情報入力装置
JP2001306689A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Nec Corp 保険情報閲覧システム並びに保険情報提供用プログラムを記録した記録媒体
JP2005078248A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Kikuko Isoguchi ケースワーク管理システム
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