JPH11143920A - 眼鏡フレーム製造データの作成方法 - Google Patents
眼鏡フレーム製造データの作成方法Info
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- JPH11143920A JPH11143920A JP9304374A JP30437497A JPH11143920A JP H11143920 A JPH11143920 A JP H11143920A JP 9304374 A JP9304374 A JP 9304374A JP 30437497 A JP30437497 A JP 30437497A JP H11143920 A JPH11143920 A JP H11143920A
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Abstract
し得る眼鏡フレームの製造データ作成方法を提供する。 【解決手段】 処方レンズ情報11およびレンズ玉型情
報12に基づいて3次元眼鏡フロント形状13を算出
し、該3次元眼鏡フロント形状より割り出したレンズ基
準を用いて、前記3次元眼鏡フロント形状を維持するた
めのブリッジ、ヨロイ、パッド等の眼鏡フレームの支持
部のデータ14を作成し、該支持部のデータと前記3次
元フロント形状のデータとを、予め用意したベースモデ
ルフレーム15のデータに組み込むことで、実際に製作
する眼鏡フレームの製造データ16とする。
Description
データの作成方法に関する。
適正な位置に常時保持して眼鏡レンズ機能を十分に発揮
させる目的で、例えば図5に示すような計測器1によ
り、目、耳、鼻等の配置を含めた顔面計測を行い、その
計測データをフレーム製造情報として、装用者の顔面形
状に合った眼鏡フレームを製造することが行われてい
る。図の計測器1において、2はレンズ位置情報表示
部、3はフロント情報表示部、4はテンプル情報表示部
であり、フロント情報表示部3にパッド情報表示部5や
ブリッジ情報表示部6が設けられている。この計測器1
は、例えば瞳孔の高さ、パッド幅、パッド高さ、パッド
傾斜角、フロント幅、フロント傾斜角、ヨロイ高さ、ヨ
ロイ開き角、テンプル長さ、ベンディング角等を測定
し、眼鏡フレーム情報として表示する機能を果たす。
な計測器で計測した情報のみで眼鏡フレームを製造した
場合、計測器には単にサンプルレンズ(デモレンズ)が
あるだけで、製造データの中に処方レンズの情報(度数
等によるレンズ形状データやPD値によるレイアウトデ
ータ等)が組み込まれないので、実際に処方レンズ(装
用者用に加工した眼鏡レンズ)を眼鏡フレームに組み付
けた場合、レンズが必ずしも適正位置に配置されないこ
とがあった。例えば、リムレスフレームの場合、レンズ
の度数によってレンズの厚さ(こば厚)等が変化し、こ
れによってテンプル等の取り付け位置が大幅に異なる。
従って、実際にレンズとフレームを組み合わせた段階
で、レンズが装用者の眼前の適正位置に保持されないこ
とがあった。また、従来のフレームの玉型情報の利用
は、レンズの加工に用いるためのものとしてしか利用さ
れておらず、一つのフレームに一つの玉型デザインとし
て決められていた。
前の適正位置に処方レンズを保持することを可能にする
とともに、玉型情報の多目的利用を可能にする眼鏡フレ
ームの製造データ作成方法を提供することを目的とす
る。
レーム製造データの作成方法は、処方レンズ情報および
レンズ玉型情報に基づいて3次元眼鏡フロント形状を算
出し、該3次元眼鏡フロント形状より割り出したレンズ
基準を用いて、前記3次元眼鏡フロント形状を維持する
ためのブリッジ、ヨロイ、パッド等の眼鏡フレームの支
持部のデータを作成し、該支持部のデータと前記3次元
フロント形状のデータとを、予め用意したベースモデル
フレームのデータに組み込むことで、実際に製作する眼
鏡フレームの製造データとすることを特徴とする。
ト形状より割り出したレンズ基準と計測器の基準とを整
合させることで、顔面に計測器を当てて測定したブリッ
ジ、ヨロイ、パッド等の計測情報を、3次元眼鏡フロン
ト形状を維持するための前記眼鏡フレームの支持部のデ
ータに変換することを特徴とする。
基づいて説明する。
眼鏡フレーム製造データの作成方法では、まず、度数や
PD値等の処方レンズ情報11およびレンズの玉型デザ
インであるレンズ玉型情報12に基づいて、装用者の眼
前のレンズのレイアウト情報である3次元眼鏡フロント
形状13を算出する。なお、ここで、上記レンズ玉型情
報12は3次元フレームトレーサー(図示せず)によっ
て計測された玉型情報のデータベースから得られたもの
である。また、上記3次元眼鏡フロント形状13には、
レンズカット(外周カット)形状の情報や、あおり角の
補正情報も含まれている。
り割り出したレンズ基準を用いて、その3次元眼鏡フロ
ント形状13を維持するためのブリッジ、ヨロイ、パッ
ド等の眼鏡フレームの支持部のデータ14を作成する。
即ち、3次元眼鏡フロント形状13より割り出したレン
ズ基準と顔面計測器の基準とを整合させることで、予め
顔面に計測器を当てて測定したブリッジ、ヨロイ、パッ
ド等の計測情報を眼鏡フレームの支持部のデータに変換
することで作成する。そして、支持部のデータ14と3
次元フロント形状のデータ13とを、予め用意したベー
スモデルフレームのデータ15に組み込むことで、その
データを実際に製作する眼鏡フレームの製造データ16
とする。
体的には図2に示すように、眼前配置する処方レンズ2
0の次のデータを採用する。
ヤゲン23先端までの半径(例えば5度ピッチで全周7
2個のデータ。リムレスの場合レンズ端面までの半径) (イ)FC軸22からヤゲン底までの半径(例えば5度
ピッチで全周72個のデータ。リムレスの場合レンズ端
面までの半径) (ウ)レンズ凸面とFC軸22の交点(レンズ頂点)か
らレンズ凸面のヤゲン底位置の高さ(72個のデータ) (エ)レンズ頂点からヤゲン先端までの高さ(72個の
データ) (オ)レンズ凸面とFC軸の交点(レンズ頂点)からレ
ンズ凹面のヤゲン底位置の高さ(72個のデータ) (カ)ヤゲン幅 (キ)ヤゲン高さ (ク)レンズ厚さ なお、上記のデータを求める際に、FC軸22を基準と
するのではなく、アイポイントを基準とする方が望まし
い。
とするフレーム形状に類似した計測器を用いて計測す
る。その場合、サンプルレンズとして平面ガラスを嵌め
たものを用い、その平面ガラスを計測器基準面(X−Y
平面)として、基準面からの各部位の相対位置を測定す
る。なお、計測の際に、計測器基準面を眼前配置情報
(アイポイント位置)に基づいて角膜頂点の前方所定位
置に合わせ、同時にレンズの眼前配置時の傾きを再現し
て計測を行う。計測項目としては、計測器パッドボック
ス間隔、計測器パッドボックス高さ、計測器パッドボッ
クス深さ、パッド上下開き角、パッド前後開き角、フロ
ント幅、ヨロイ傾斜角、テンプル長(ベンディング位
置)等がある。
面と計測器基準面を整合し、計測器による計測値を、前
記3次元フロント形状固定のためのブリッジ、ヨロイ、
テンプル等の支持部の製造データとする。なお、3次元
フロント形状のデータの生成及びそのレンズ基準面の設
定の仕方は次のように行う。
処方レンズ20を所定の位置に配置する。符号22で示
す部位はFC軸である。このとき、ベースモデルフレー
ムの情報より、ブリッジの位置やヨロイの位置を取り込
んで極座標で記録しておく。次に、(b)に示すよう
に、左右のブリッジ位置ヤゲン23の高さを等しいもの
として左右の高さ方向の軸を合わせる。次に、(c)に
示すように、左右ヨロイの位置座標、レンズ厚さ位置座
標を、左右それぞれのブリッジ位置を中心にしたあおり
角補正により変換する。次に、左右レンズ厚さ平均高さ
をZ=0とし、これをフロント形状のX−Y平面とし、
このX−Y平面を持つX、Y、Z軸を、計測器のX、
Y、Z軸と整合させる。
眼鏡フレームの支持部のデータが作られ、そのデータに
よりフレーム製造データが作られる。そして、シミュレ
ーション用の画面においては、図4に示すように、各計
測値を入力することで、正確なデータを反映した眼鏡フ
レームの画像が装用者の肖像に重ねられる。
処方レンズ情報を組み込んだ形でフレーム製造データを
作成するので、このデータに基づいてフレームを製造
し、そのフレームに処方レンズを組み付けることによ
り、眼鏡レンズを装用者の眼前の適正位置に保持するこ
とができ、レンズ機能を十分に発揮させることができ
る。
図である。
ズ基準面の設定の仕方の説明図である。
の例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 処方レンズ情報およびレンズ玉型情報に
基づいて3次元眼鏡フロント形状を算出し、該3次元眼
鏡フロント形状より割り出したレンズ基準を用いて、前
記3次元眼鏡フロント形状を維持するためのブリッジ、
ヨロイ、パッド等の眼鏡フレームの支持部のデータを作
成し、該支持部のデータと前記3次元フロント形状のデ
ータとを、予め用意したベースモデルフレームのデータ
に組み込むことで、実際に製作する眼鏡フレームの製造
データとすることを特徴とする眼鏡フレーム製造データ
の作成方法。 - 【請求項2】 前記3次元眼鏡フロント形状より割り出
したレンズ基準と計測器の基準とを整合させることで、
顔面に計測器を当てて測定したブリッジ、ヨロイ、パッ
ド等の計測情報を、3次元眼鏡フロント形状を維持する
ための前記眼鏡フレームの支持部のデータに変換するこ
とを特徴とする請求項1記載の眼鏡フレーム製造データ
の作成方法。 - 【請求項3】 前記レンズ玉型情報は、3次元形状トレ
ーサーから測定されたフレーム情報であることを特徴と
する請求項1記載の眼鏡フレーム製造データの作成方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304374A JPH11143920A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 眼鏡フレーム製造データの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9304374A JPH11143920A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 眼鏡フレーム製造データの作成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11143920A true JPH11143920A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17932258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9304374A Pending JPH11143920A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 眼鏡フレーム製造データの作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11143920A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012502306A (ja) * | 2008-09-04 | 2012-01-26 | エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) | 眼鏡用システムの設定を最適化するための方法 |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP9304374A patent/JPH11143920A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012502306A (ja) * | 2008-09-04 | 2012-01-26 | エシロール アンテルナシオナル (コンパニー ジェネラル ドプティック) | 眼鏡用システムの設定を最適化するための方法 |
US8725473B2 (en) | 2008-09-04 | 2014-05-13 | Essilor International (Compagnie Generale D'optique) | Method for optimizing the settings of an ophthalmic system |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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