JPH11142501A - Ｇｐｓ受信機 - Google Patents
Ｇｐｓ受信機Info
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- JPH11142501A JPH11142501A JP9312088A JP31208897A JPH11142501A JP H11142501 A JPH11142501 A JP H11142501A JP 9312088 A JP9312088 A JP 9312088A JP 31208897 A JP31208897 A JP 31208897A JP H11142501 A JPH11142501 A JP H11142501A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
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- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 2
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012163 sequencing technique Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
- H04B1/7073—Synchronisation aspects
- H04B1/7075—Synchronisation aspects with code phase acquisition
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S19/00—Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
- G01S19/01—Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/13—Receivers
- G01S19/24—Acquisition or tracking or demodulation of signals transmitted by the system
- G01S19/30—Acquisition or tracking or demodulation of signals transmitted by the system code related
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S19/00—Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
- G01S19/01—Satellite radio beacon positioning systems transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
- G01S19/13—Receivers
- G01S19/32—Multimode operation in a single same satellite system, e.g. GPS L1/L2
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B2201/00—Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
- H04B2201/69—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
- H04B2201/707—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
- H04B2201/70707—Efficiency-related aspects
-
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- H04B—TRANSMISSION
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- H04B2201/707—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
- H04B2201/70715—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation with application-specific features
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コールドスタート時のアルマナックデータ取
得時間を短縮すること。 【解決手段】 Ｌ１−Ｃ／Ａコード受信チャンネル側に
は、キャリアトラッキング回路１０、コードトラッキン
グ回路１２、Ｃ／Ａコードジェネレータ１４が備えられ
ている。Ｌ１−Ｐコード受信チャンネル側には、コード
トラッキング回路１６，およびＰコードジェネレータ１
８に加えて、Ｃ／Ａコードジェネレータ２０が備えら
れ、コールドスタート時のサーチモード実行時において
切替手段２２により、コードジェネレータ２０とトラッ
キング回路１６とが切替接続されるようになっている。
Ｌ２−Ｐコード受信チャンネル側には、キャリアトラッ
キング回路２４，コードトラッキング回路２６およびＰ
コードジェネレータ２８に加え、Ｃ／Ａコードジェネレ
ータ３０が備えられ、コールドスタート時のサーチモー
ド実行時において切替手段３２により、コードジェネレ
ータ３０がトラッキング回路２６に切替え接続されるよ
うになっている。
得時間を短縮すること。 【解決手段】 Ｌ１−Ｃ／Ａコード受信チャンネル側に
は、キャリアトラッキング回路１０、コードトラッキン
グ回路１２、Ｃ／Ａコードジェネレータ１４が備えられ
ている。Ｌ１−Ｐコード受信チャンネル側には、コード
トラッキング回路１６，およびＰコードジェネレータ１
８に加えて、Ｃ／Ａコードジェネレータ２０が備えら
れ、コールドスタート時のサーチモード実行時において
切替手段２２により、コードジェネレータ２０とトラッ
キング回路１６とが切替接続されるようになっている。
Ｌ２−Ｐコード受信チャンネル側には、キャリアトラッ
キング回路２４，コードトラッキング回路２６およびＰ
コードジェネレータ２８に加え、Ｃ／Ａコードジェネレ
ータ３０が備えられ、コールドスタート時のサーチモー
ド実行時において切替手段３２により、コードジェネレ
ータ３０がトラッキング回路２６に切替え接続されるよ
うになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＧＰＳ受信機に関
し、特に、この種の受信機のコールドスタート時におけ
る探索時間の短縮が可能になるマルチチャンネル型のＧ
ＰＳ受信機に関する。
し、特に、この種の受信機のコールドスタート時におけ
る探索時間の短縮が可能になるマルチチャンネル型のＧ
ＰＳ受信機に関する。
【０００２】また、フレキシブルなチャンネル構成を可
能とするＧＰＳ受信機にも関係する。
能とするＧＰＳ受信機にも関係する。
【０００３】
【従来の技術】ＧＰＳ衛星は、Ｌ１、Ｌ２と呼ばれる二
つの周波数帯域で電波信号を送っている。この電波信号
は、擬似雑音符号（以下、ＰＮコードとする）と航法メ
ッセージがＤＳスぺクトラム拡散変調方式により変調さ
れている。
つの周波数帯域で電波信号を送っている。この電波信号
は、擬似雑音符号（以下、ＰＮコードとする）と航法メ
ッセージがＤＳスぺクトラム拡散変調方式により変調さ
れている。
【０００４】Ｌ１波を変調しているＰＮコードとして
は、チップレート１．０２３Ｍｂｐｓ、コード長１ｍｓ
のＣ／Ａコードと、チップレート１０．２３Ｍｂｐｓ、
コード長７ＤＡＹＳのＰコードの二種類で変調され、ま
たＬ２波では、通常Ｐコードのみで変調されている。
は、チップレート１．０２３Ｍｂｐｓ、コード長１ｍｓ
のＣ／Ａコードと、チップレート１０．２３Ｍｂｐｓ、
コード長７ＤＡＹＳのＰコードの二種類で変調され、ま
たＬ２波では、通常Ｐコードのみで変調されている。
【０００５】図２は、以上のようなＧＰＳ衛星からのＬ
１，Ｌ２の電波信号を受信して復調するためのＧＰＳ受
信機のアナログフロントエンドの−般的構成を示してい
る。
１，Ｌ２の電波信号を受信して復調するためのＧＰＳ受
信機のアナログフロントエンドの−般的構成を示してい
る。
【０００６】同図におけるＧＰＳ受信機は、衛星から送
信された電波を受信するアンテナ1と、受信された周波
数成分のうち、Ｌ１を増幅するＲＦ（高周波）アンプ２
と、Ｌ２成分を増幅するＲＦアンプ３と、各アンプ２，
３のそれぞれに接続された周波数変換を含むＩＦ（中間
周波増幅）回路４，５と、ＩＦ回路４，５から出力され
るＩＦ（中間周波）信号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換
回路６，７と、これら各部にクロック信号を送出するＰ
ＬＬシンセサイザ８およびシンセサイザ８に局発信号を
与えるＴＣＸＯ９とを備えている。
信された電波を受信するアンテナ1と、受信された周波
数成分のうち、Ｌ１を増幅するＲＦ（高周波）アンプ２
と、Ｌ２成分を増幅するＲＦアンプ３と、各アンプ２，
３のそれぞれに接続された周波数変換を含むＩＦ（中間
周波増幅）回路４，５と、ＩＦ回路４，５から出力され
るＩＦ（中間周波）信号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換
回路６，７と、これら各部にクロック信号を送出するＰ
ＬＬシンセサイザ８およびシンセサイザ８に局発信号を
与えるＴＣＸＯ９とを備えている。
【０００７】Ａ／Ｄ変換回路６，７から送出されるそれ
ぞれの出力信号Ｌ１ＩＦ信号，Ｌ２ＩＦ信号およびクロ
ック信号は、ＤＳＰ（デジタルシグナルプロセッサ）に
入力され、ここでスぺクトラム拡散（以下ＳＳとする）
変調信号の逆拡散とデータの復調が行われる。
ぞれの出力信号Ｌ１ＩＦ信号，Ｌ２ＩＦ信号およびクロ
ック信号は、ＤＳＰ（デジタルシグナルプロセッサ）に
入力され、ここでスぺクトラム拡散（以下ＳＳとする）
変調信号の逆拡散とデータの復調が行われる。
【０００８】なお、ＧＰＳ受信機のうち、マルチチャン
ネル型受信機の復調動作を行うデジタル信号処理部（以
下、単にＤＳＰとする）は、４〜１２個の独立したチャ
ンネル数を有していて、シーケンシング受信機と異なり
複数のチャンネルに独立に衛星を割当て、各チャンネル
の搬送波とＰＮコードのそれぞれのトラッキング回路
が、それぞれのチャンネルに割当てられた衛星に常時ロ
ックすることで、擬似距離と搬送波位相測定値の連続的
な流れを発生させる。
ネル型受信機の復調動作を行うデジタル信号処理部（以
下、単にＤＳＰとする）は、４〜１２個の独立したチャ
ンネル数を有していて、シーケンシング受信機と異なり
複数のチャンネルに独立に衛星を割当て、各チャンネル
の搬送波とＰＮコードのそれぞれのトラッキング回路
が、それぞれのチャンネルに割当てられた衛星に常時ロ
ックすることで、擬似距離と搬送波位相測定値の連続的
な流れを発生させる。
【０００９】図３は、従来のマルチチャンネル型ＧＰＳ
受信機のＤＳＰにおける、1つのチャンネルの内部構成
を示している。同図において、Ｌ１−Ｃ／Ａコード受信
チャンネル側には、キャリアトラッキング回路と、コー
ドトラッキング回路およびＣ／Ａコードジェネレータ
（コード発生器）が設けられている。
受信機のＤＳＰにおける、1つのチャンネルの内部構成
を示している。同図において、Ｌ１−Ｃ／Ａコード受信
チャンネル側には、キャリアトラッキング回路と、コー
ドトラッキング回路およびＣ／Ａコードジェネレータ
（コード発生器）が設けられている。
【００１０】また、Ｌ１−Ｐコード受信チャンネル側に
は、キャリアトラッキング回路、コードトラッキング回
路とＰコードジェネレータ（コード発生器）とが設けら
れている。
は、キャリアトラッキング回路、コードトラッキング回
路とＰコードジェネレータ（コード発生器）とが設けら
れている。
【００１１】さらに、Ｌ２−Ｐコード受信チャンネル側
には、キャリアトラッキング回路とコードトラッキング
回路およびＰコードジェネレータが設けられている。
には、キャリアトラッキング回路とコードトラッキング
回路およびＰコードジェネレータが設けられている。
【００１２】このように構成されたＤＳＰでは、各ジェ
ネレータを用いてキャリアトラッキングおよびコードト
ラッキングを行い、その結果をＣＰＵに与える。ＤＳＰ
からの出力信号を受けたＣＰＵでは、各チャンネルから
得られるデータに基づいて、測位計算を実行する。
ネレータを用いてキャリアトラッキングおよびコードト
ラッキングを行い、その結果をＣＰＵに与える。ＤＳＰ
からの出力信号を受けたＣＰＵでは、各チャンネルから
得られるデータに基づいて、測位計算を実行する。
【００１３】ところで、この種のＧＰＳ受信機での受信
開始時において、ＤＳＰの各チャンネルに何番の衛星を
割当てるか分らない状態を、コールドスタートと称して
いる。
開始時において、ＤＳＰの各チャンネルに何番の衛星を
割当てるか分らない状態を、コールドスタートと称して
いる。
【００１４】このコールドスタート時には、現状では、
２４個あるＧＰＳ衛星に対し、８衛星チャンネルをもっ
た受信機ならば、Ｌ１受信機でも、Ｌ１受信機＋Ｌ２受
信機でも８つのＬ１−Ｃ／Ａコード受信チャンネルに順
次衛星を割当てて受信できる衛星をサーチしている。
２４個あるＧＰＳ衛星に対し、８衛星チャンネルをもっ
た受信機ならば、Ｌ１受信機でも、Ｌ１受信機＋Ｌ２受
信機でも８つのＬ１−Ｃ／Ａコード受信チャンネルに順
次衛星を割当てて受信できる衛星をサーチしている。
【００１５】これは、コールドスタート時に衛星の軌道
要素（アルマナックデータ）が古い、又は、初期位置が
信頼できない、又は、時刻が狂っているなどの他に、Ｌ
１，Ｌ２−Ｐコード受信チャンネル側の受信回路でＬ１
−Ｃ／Ａコードを復調できないからである。
要素（アルマナックデータ）が古い、又は、初期位置が
信頼できない、又は、時刻が狂っているなどの他に、Ｌ
１，Ｌ２−Ｐコード受信チャンネル側の受信回路でＬ１
−Ｃ／Ａコードを復調できないからである。
【００１６】このため、この種のマルチチャンネル型Ｇ
ＰＳ受信機であっても、コールドスタート時には、割り
当てるべき衛星が不明なため、２４個衛星のうちどの衛
星が受信できるのかをＬ１−Ｃ／Ａコード受信回路に、
順次衛星を割り当てサーチする方法をとっていた。
ＰＳ受信機であっても、コールドスタート時には、割り
当てるべき衛星が不明なため、２４個衛星のうちどの衛
星が受信できるのかをＬ１−Ｃ／Ａコード受信回路に、
順次衛星を割り当てサーチする方法をとっていた。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のＧＰＳ
受信機では、ワームスタートに対し、コールドスタート
時にはサーチ時間が余分にかかり、その間使用者は待た
なければならず、コールドスタート時における時間短縮
が大きな技術課題となっていた。
受信機では、ワームスタートに対し、コールドスタート
時にはサーチ時間が余分にかかり、その間使用者は待た
なければならず、コールドスタート時における時間短縮
が大きな技術課題となっていた。
【００１８】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、コールドスタート時における探索時間の短縮が可能
になるＧＰＳ受信機を提供することにある。
鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、コールドスタート時における探索時間の短縮が可能
になるＧＰＳ受信機を提供することにある。
【００１９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のチャンネル数と２種類のＣ／Ａ，
Ｐコードがそれぞれ受信可能なマルチチャンネル型ＧＰ
Ｓ受信機において、前記受信機のＰコード受信チャンネ
ルに、Ｃ／Ａコード発生器を切替え可能に設け、コール
ドスタート時に前記Ｃ／Ａコード発生器を作動させて、
前記Ｐコード受信チャンネルをＣ／Ａコード受信チャン
ネルとして機能させるようにした。この構成によれば、
コールドスタート時に、Ｐコード受信チャンネルを含め
て、全てのチャンネルを使用して探索が行われるので、
従来のこの種の受信機に比べて、探索時間を短縮するこ
とができ、これにより電力消費も低減することができ
る。また、本発明は、Ｌ１およびＬ２周波数帯域で２種
類のＣ／Ａ，Ｐコードの受信が可能で、複数のチャンネ
ル数を備えたマルチチャンネル型のＧＰＳ受信機におい
て、前記受信機のＬ１およびＬ２周波数帯域用の各Ｐコ
ード受信チャンネルに、Ｃ／Ａコード発生器をそれぞれ
切替え可能に設け、Ｌ１周波数帯域用のＣ／Ａコードお
よびＰコード受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰ
コード受信チャンネルとをそのまま使用すること、Ｌ１
周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコード受信チャン
ネルとを、Ｌ１周波数帯域のＣ／Ａコード受信用に用い
ること、Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコー
ド受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード受信
チャンネルとを、Ｌ１周波数帯域用のＣ／Ａコードの受
信に用いることができるようにした。この構成によれ
ば、フレキシブルなチャンネル構成が可能になる。
め、本発明は、複数のチャンネル数と２種類のＣ／Ａ，
Ｐコードがそれぞれ受信可能なマルチチャンネル型ＧＰ
Ｓ受信機において、前記受信機のＰコード受信チャンネ
ルに、Ｃ／Ａコード発生器を切替え可能に設け、コール
ドスタート時に前記Ｃ／Ａコード発生器を作動させて、
前記Ｐコード受信チャンネルをＣ／Ａコード受信チャン
ネルとして機能させるようにした。この構成によれば、
コールドスタート時に、Ｐコード受信チャンネルを含め
て、全てのチャンネルを使用して探索が行われるので、
従来のこの種の受信機に比べて、探索時間を短縮するこ
とができ、これにより電力消費も低減することができ
る。また、本発明は、Ｌ１およびＬ２周波数帯域で２種
類のＣ／Ａ，Ｐコードの受信が可能で、複数のチャンネ
ル数を備えたマルチチャンネル型のＧＰＳ受信機におい
て、前記受信機のＬ１およびＬ２周波数帯域用の各Ｐコ
ード受信チャンネルに、Ｃ／Ａコード発生器をそれぞれ
切替え可能に設け、Ｌ１周波数帯域用のＣ／Ａコードお
よびＰコード受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰ
コード受信チャンネルとをそのまま使用すること、Ｌ１
周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコード受信チャン
ネルとを、Ｌ１周波数帯域のＣ／Ａコード受信用に用い
ること、Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコー
ド受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード受信
チャンネルとを、Ｌ１周波数帯域用のＣ／Ａコードの受
信に用いることができるようにした。この構成によれ
ば、フレキシブルなチャンネル構成が可能になる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【００２１】図１は、本発明にかかるＧＰＳ受信機の一
実施例を示している。本実施例のＧＰＳ受信機は、従来
のこの種の受信機と同様に、図２に示すような、アナロ
グフロントエンドを有している。
実施例を示している。本実施例のＧＰＳ受信機は、従来
のこの種の受信機と同様に、図２に示すような、アナロ
グフロントエンドを有している。
【００２２】同図に示すフロントエンドは、衛星から送
信された電波を受信するアンテナ１と、受信された周波
数成分のうち、Ｌ１を増幅するＲＦ（高周波増幅）アン
プ２と、Ｌ２成分を増幅するＲＦアンプ３と、各アンプ
２，３のそれぞれに接続されたＩＦ（周波数変換）回路
４，５と、ＩＦ回路４，５から出力される中間周波数信
号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換回路６，７と、これら
各部にクロック信号を送出するＰＬＬシンセサイザ８お
よびシンセサイザ８に局発信号を与えるＴＣＸＯ９とを
備えている。
信された電波を受信するアンテナ１と、受信された周波
数成分のうち、Ｌ１を増幅するＲＦ（高周波増幅）アン
プ２と、Ｌ２成分を増幅するＲＦアンプ３と、各アンプ
２，３のそれぞれに接続されたＩＦ（周波数変換）回路
４，５と、ＩＦ回路４，５から出力される中間周波数信
号をデジタル変換するＡ／Ｄ変換回路６，７と、これら
各部にクロック信号を送出するＰＬＬシンセサイザ８お
よびシンセサイザ８に局発信号を与えるＴＣＸＯ９とを
備えている。
【００２３】Ａ／Ｄ変換回路６，７から送出されるそれ
ぞれの出力信号Ｌ１ＩＦ信号，Ｌ２ＩＦ信号およびクロ
ック信号は、ＤＳＰに入力され、ここでＳＳ変調信号の
逆拡散とデータの復調が行われる。
ぞれの出力信号Ｌ１ＩＦ信号，Ｌ２ＩＦ信号およびクロ
ック信号は、ＤＳＰに入力され、ここでＳＳ変調信号の
逆拡散とデータの復調が行われる。
【００２４】図１には、ＤＳＰの１つのチャンネルの内
部構成が示されている。同図において、Ｌ１−Ｃ／Ａコ
ード受信チャンネル側には、従来と同様に、キャリアト
ラッキング回路１０、コードトラッキング回路１２、Ｃ
／Ａコードジェネレータ１４が備えられている。
部構成が示されている。同図において、Ｌ１−Ｃ／Ａコ
ード受信チャンネル側には、従来と同様に、キャリアト
ラッキング回路１０、コードトラッキング回路１２、Ｃ
／Ａコードジェネレータ１４が備えられている。
【００２５】また、Ｌ１−Ｐコード受信チャンネル側に
は、キャリアトラッキング回路１０'、コードトラッキ
ング回路１６、およびＰコードジェネレータ１８に加え
て、Ｃ／Ａコードジェネレータ２０が備えられ、コール
ドスタート時のサーチモード実行時において切替手段２
２により、Ｃ／Ａコードジェネレータ２０とコードトラ
ッキング回路１６とが切替え接続されるようになってい
る。
は、キャリアトラッキング回路１０'、コードトラッキ
ング回路１６、およびＰコードジェネレータ１８に加え
て、Ｃ／Ａコードジェネレータ２０が備えられ、コール
ドスタート時のサーチモード実行時において切替手段２
２により、Ｃ／Ａコードジェネレータ２０とコードトラ
ッキング回路１６とが切替え接続されるようになってい
る。
【００２６】さらに、Ｌ２−Ｐコード受信チャンネル側
には、キャリアトラッキング回路２４，コードトラッキ
ング回路２６およびＰコードジェネレータ２８に加え、
Ｃ／Ａコードジェネレータ３０が備えられ、コールドス
タート時のサーチモード実行時において切替手段３２に
より、Ｃ／Ａコードジェネレータ３０がコードトラッキ
ング回路２６に切替え接続されるようになっている。
には、キャリアトラッキング回路２４，コードトラッキ
ング回路２６およびＰコードジェネレータ２８に加え、
Ｃ／Ａコードジェネレータ３０が備えられ、コールドス
タート時のサーチモード実行時において切替手段３２に
より、Ｃ／Ａコードジェネレータ３０がコードトラッキ
ング回路２６に切替え接続されるようになっている。
【００２７】図においては、切替手段２２，３２がコー
ルドスタート時のサーチモード実行に切替えられた状態
を示し、この状態においては、Ｌ１−Ｃ／Ａコード受信
チャンネルとＬ１−Ｐコード受信チャンネルおよびＬ２
−Ｐコード受信チャンネルの総てでサーチを行うことが
できる。
ルドスタート時のサーチモード実行に切替えられた状態
を示し、この状態においては、Ｌ１−Ｃ／Ａコード受信
チャンネルとＬ１−Ｐコード受信チャンネルおよびＬ２
−Ｐコード受信チャンネルの総てでサーチを行うことが
できる。
【００２８】例えば、受信機が８個のチャンネル数を有
していて、かつ、３つの各コード受信チャンネルにそれ
ぞれ８個の衛星を割り当てるとすれば、合計２４個の衛
星でのサーチが行われる。
していて、かつ、３つの各コード受信チャンネルにそれ
ぞれ８個の衛星を割り当てるとすれば、合計２４個の衛
星でのサーチが行われる。
【００２９】したがって、衛星をサーチすることなく通
常のワームスタートと変わらない時間で衛星を探索でき
る。
常のワームスタートと変わらない時間で衛星を探索でき
る。
【００３０】探索終了後は受信チャンネルによって探索
した衛星と捕捉するための情報を、衛星を割り当てした
がタイムオーバーになったＬ１−Ｃ／Ａコード受信チャ
ンネル、すなわち、現在受信できないと判断したＣ／Ａ
コードチャンネルに情報とともに再度割り当てる。
した衛星と捕捉するための情報を、衛星を割り当てした
がタイムオーバーになったＬ１−Ｃ／Ａコード受信チャ
ンネル、すなわち、現在受信できないと判断したＣ／Ａ
コードチャンネルに情報とともに再度割り当てる。
【００３１】これに基づき擬似距離測定と搬送波位相計
測を迅速に実行できることになる。また、前記、Ｌ１−
Ｃ／Ａコード受信チャンネルの、キャリアトラッキング
回路１０をＬ１−Ｐコード受信チャンネルに兼用するこ
とも可能である。
測を迅速に実行できることになる。また、前記、Ｌ１−
Ｃ／Ａコード受信チャンネルの、キャリアトラッキング
回路１０をＬ１−Ｐコード受信チャンネルに兼用するこ
とも可能である。
【００３２】この場合には、Ｃ／Ａコードジェネレータ
２０が不要となるが、Ｌ２−Ｐコード受信チャンネルを
衛星のサーチに使用できるので従来技術に比べ探索時間
を短縮できる。
２０が不要となるが、Ｌ２−Ｐコード受信チャンネルを
衛星のサーチに使用できるので従来技術に比べ探索時間
を短縮できる。
【００３３】なお、切替後各Ｃ−Ａコードジェネレータ
２０，３０に対するクロックの供給を停止すれば、両者
とも休眠状態となり、省電力を図ることができる。
２０，３０に対するクロックの供給を停止すれば、両者
とも休眠状態となり、省電力を図ることができる。
【００３４】さらに、図１に示したＧＰＳ受信機では、
以下の使用が可能になり、フレキシブルなチャンネル構
成が行える。
以下の使用が可能になり、フレキシブルなチャンネル構
成が行える。
【００３５】すなわち、切替手段２２，３２を切替えな
い場合には、Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰ
コード受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード
受信チャンネルとをそのまま使用することができる。
い場合には、Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰ
コード受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード
受信チャンネルとをそのまま使用することができる。
【００３６】また、切替手段２２を作動させると、Ｌ１
周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコード受信チャン
ネルとを、Ｌ１周波数帯域のＣ／Ａコード受信用に用い
ることができる。
周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコード受信チャン
ネルとを、Ｌ１周波数帯域のＣ／Ａコード受信用に用い
ることができる。
【００３７】さらに、切替手段２２，３２をそれぞれ作
動させると、Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰ
コード受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード
受信チャンネルとを、Ｌ１周波数帯域用のＣ／Ａコード
の受信に用いることができる。
動させると、Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰ
コード受信チャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード
受信チャンネルとを、Ｌ１周波数帯域用のＣ／Ａコード
の受信に用いることができる。
【００３８】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明にかかるＧＰＳ受信機にあっては、コールドスタート
時における探索時間を短縮でき、従って待ち時間も短縮
される。
明にかかるＧＰＳ受信機にあっては、コールドスタート
時における探索時間を短縮でき、従って待ち時間も短縮
される。
【００３９】また、派生効果として、本ＤＳＰのいくつ
かのチャンネルを、1つのＩＣパッケージにおさめた場
合、例えば４ｃｈ分のＬ１−Ｃ／Ａ，Ｌ１−Ｐ，Ｌ２−
Ｐを１のＩＣにおさめた場合、１２ｃｈの２周波受信機
は３つのＩＣを使用し、１周波のＬ１−Ｃ／Ａ １２ｃ
ｈレシーバーとして構成する場合、Ｌ１Ｐ，Ｌ２Ｐを総
てＬ１−Ｃ／Ａ受信モードに設定すると１つのＩＣです
み、これによって、ＩＣ開発の効率化が可能である。
かのチャンネルを、1つのＩＣパッケージにおさめた場
合、例えば４ｃｈ分のＬ１−Ｃ／Ａ，Ｌ１−Ｐ，Ｌ２−
Ｐを１のＩＣにおさめた場合、１２ｃｈの２周波受信機
は３つのＩＣを使用し、１周波のＬ１−Ｃ／Ａ １２ｃ
ｈレシーバーとして構成する場合、Ｌ１Ｐ，Ｌ２Ｐを総
てＬ１−Ｃ／Ａ受信モードに設定すると１つのＩＣです
み、これによって、ＩＣ開発の効率化が可能である。
【図１】本発明にかかるマルチチャンネル型ＤＳＰにお
ける１つのチャンネルの内部構成を示す説明図である。
ける１つのチャンネルの内部構成を示す説明図である。
【図２】Ｌ１，Ｌ２電波を受信復調するためのＧＰＳ受
信機のフロントエンドの一般的構成を示す説明図であ
る。
信機のフロントエンドの一般的構成を示す説明図であ
る。
【図３】従来のマルチチャンネル型ＤＳＰにおける、１
つのチャンネルの内部構成を示す説明図である。
つのチャンネルの内部構成を示す説明図である。
１０，２４ キャリアトラッキング回路 １２，１６，２６ コードトラッキング回路 １４，２０，３０ Ｃ／Ａコードジェネレータ １８，２８ Ｐコードジェネレータ ２２，３２ 切替手段
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のチャンネル数と２種類のＣ／Ａ，
Ｐコードがそれぞれ受信可能なマルチチャンネル型ＧＰ
Ｓ受信機において、 前記受信機のＰコード受信チャンネルに、Ｃ／Ａコード
発生器を切替え可能に設け、コールドスタート時に前記
Ｃ／Ａコード発生器を作動させて、前記Ｐコード受信チ
ャンネルをＣ／Ａコード受信チャンネルとして機能させ
ることを特徴とするＧＰＳ受信機。 - 【請求項２】 Ｌ１およびＬ２周波数帯域で２種類のＣ
／Ａ，Ｐコードの受信が可能で、複数のチャンネル数を
備えたマルチチャンネル型のＧＰＳ受信機において、 前記受信機のＬ１およびＬ２周波数帯域用の各Ｐコード
受信チャンネルに、Ｃ／Ａコード発生器をそれぞれ切替
え可能に設け、 Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコード受信チ
ャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード受信チャンネ
ルとをそのまま使用すること，Ｌ１周波数帯域用のＣ／
ＡコードおよびＰコード受信チャンネルとを、Ｌ１周波
数帯域のＣ／Ａコード受信用に用いること、 Ｌ１周波数帯域用のＣ／ＡコードおよびＰコード受信チ
ャンネルと、Ｌ２周波数帯域用のＰコード受信チャンネ
ルとを、Ｌ１周波数帯域用のＣ／Ａコードの受信に用い
ることができるようにしたことを特徴とするＧＰＳ受信
機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312088A JPH11142501A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | Ｇｐｓ受信機 |
| US09/170,226 US6768767B1 (en) | 1997-11-13 | 1998-10-13 | GPS receiver capable of receiving C/A and P codes on multiple channels |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9312088A JPH11142501A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | Ｇｐｓ受信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11142501A true JPH11142501A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=18025098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9312088A Pending JPH11142501A (ja) | 1997-11-13 | 1997-11-13 | Ｇｐｓ受信機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6768767B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11142501A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010156626A (ja) * | 2008-12-29 | 2010-07-15 | Japan Radio Co Ltd | 衛星測位装置 |
| JP2011220942A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Japan Radio Co Ltd | 衛星受信機及び信号受信方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7324045B2 (en) * | 2005-05-06 | 2008-01-29 | Sirf Technology, Inc. | System and method for fast initialization of navigational satellite signal receivers |
| US11061142B2 (en) * | 2013-05-29 | 2021-07-13 | The Boeing Company | Determining ionospheric time delays for global positioning system (GPS) receivers using multiple carrier frequencies |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4928106A (en) * | 1988-07-14 | 1990-05-22 | Ashtech Telesis, Inc. | Global positioning system receiver with improved radio frequency and digital processing |
| EP0501828B1 (en) * | 1991-02-28 | 2000-01-12 | Texas Instruments Incorporated | Method and system for a multi channel and search global position signal processor |
| US5245628A (en) * | 1991-03-29 | 1993-09-14 | Texas Instruments Incorporated | Enhanced l1/l2 code channel for global positioning system receivers |
| US5134407A (en) | 1991-04-10 | 1992-07-28 | Ashtech Telesis, Inc. | Global positioning system receiver digital processing technique |
| US5535278A (en) * | 1994-05-02 | 1996-07-09 | Magnavox Electronic Systems Company | Global positioning system (GPS) receiver for recovery and tracking of signals modulated with P-code |
| US5724046A (en) * | 1996-02-01 | 1998-03-03 | Trimble Navigation Limited | Method and system for using a single code generator to provide multi-phased independently controllable outputs in a navigation satellite receiver |
-
1997
- 1997-11-13 JP JP9312088A patent/JPH11142501A/ja active Pending
-
1998
- 1998-10-13 US US09/170,226 patent/US6768767B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010156626A (ja) * | 2008-12-29 | 2010-07-15 | Japan Radio Co Ltd | 衛星測位装置 |
| JP2011220942A (ja) * | 2010-04-13 | 2011-11-04 | Japan Radio Co Ltd | 衛星受信機及び信号受信方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6768767B1 (en) | 2004-07-27 |
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Legal Events
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| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041111 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051108 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060313 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060418 |