JPH11140927A - シンクセット - Google Patents

シンクセット

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Publication number
JPH11140927A
JPH11140927A JP9305596A JP30559697A JPH11140927A JP H11140927 A JPH11140927 A JP H11140927A JP 9305596 A JP9305596 A JP 9305596A JP 30559697 A JP30559697 A JP 30559697A JP H11140927 A JPH11140927 A JP H11140927A
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JP
Japan
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water supply
sink set
plate
supply pipe
tank
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Pending
Application number
JP9305596A
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English (en)
Inventor
Masanori Yamauchi
内 昌 徳 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GARAGE KYOEI KK
Original Assignee
GARAGE KYOEI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンプ等で用いるシンクセットとしてコン
パクトで利便性の良いものを提供する。 【解決手段】 上面板11、底面板12、前面板13、
背面板14、及び側面板15により略直方体形状の輪郭
に形成されかつ持ち運び可能な囲繞ケース10の内部
に、給水タンク20及び排水タンク30、給水タンク内
の水を汲み上げる電動ポンプ40、電動ポンプを駆動さ
せる電源50、電動ポンプにより汲み上げられる水を囲
繞ケースの外部に導く内側給水パイプ61等を収容し、
上面板11の一部において、排水タンクに通じる排水パ
イプ11a´を備える凹部11aを設け、又、内側給水
パイプ61に対して脱着自在に蛇口62を設け、蛇口6
2の出口62aを凹部11aの上方に位置付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャンピング用、
あるいは、非常時の携帯用として用いるのに適したシン
クセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、キャンプ等を行う場合におい
ては、飲料用あるいは食器洗い用の水はポリタンク等に
入れて用意し、又、調理用のガスコンロ、調理台あるい
はテーブル等もそれぞれに用意して、車の荷台等に載せ
目的地まで運び、さらに、目的地においてそれぞれを車
から取り出し、所望の場所に設置し、利用している。
【0003】また、災害等の非常時の場合においては、
仮設の炊事場等を設け、水を入れたポリタンク、携帯用
ガスコンロ等をそれぞれ持ち込み、利用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に屋外等において炊事あるいは調理等を行う場合は、必
要な水、ガスコンロ、調理台等をそれぞれ別個に用意し
なければならず、その結果、取扱い上繁雑かつ不便であ
り、又、自動車の荷台に積んで運搬する際も、その積み
込み及び取り出しをそれぞれ行わなければならず、利便
性に欠けるものであった。
【0005】本発明は、上記従来技術の課題に鑑みて達
成されたものであり、その目的とするところは、屋外へ
の持ち運びが容易に行え、又、自動車等への積み込み及
び取り出しが容易に行え、さらには、自動車の車内等へ
の設置も可能なコンパクトでかつ利便性を備えたシンク
セットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
シンクセットは、上面板、底面板、前面板、背面板、及
び側面板により略直方体形状の輪郭に形成されかつ持ち
運び可能な囲繞ケースを備えるシンクセットであって、
前記囲繞ケースの内部に収容される給水タンク及び排水
タンクと、前記給水タンク内の水を汲み上げる電動ポン
プと、前記電動ポンプを駆動させる電源と、前記上面板
の一部に形成されかつ前記排水タンクに通じる排水パイ
プを備える凹部と、前記凹部の上方に出口が位置付けら
れて前記電動ポンプにより汲み上げられる水を前記囲繞
ケースの外部に導く給水パイプと、を有する構成となっ
ている。
【0007】本発明の請求項2に係るシンクセットは、
請求項1に係るシンクセットにおいて、前記囲繞ケース
が、前記給水タンク及び排水タンクを収容する第1の収
容室と分離壁により前記第1の収容室から分離されて少
なくとも携帯用のコンロを収容し得る第2の収容室とを
有し、前記上面板のうち前記第2の収容室を画定する部
分が、開閉自在な蓋体として形成された構成となってい
る。
【0008】本発明の請求項3に係るシンクセットは、
請求項2に係るシンクセットにおいて、前記蓋体が、前
記上面板のうち前記第1の収容室を画定する部分に対し
て蝶番式に連結された構成なっている。
【0009】本発明の請求項4に係るシンクセットは、
請求項2及び3に係るシンクセットにおいて、前記第2
の収容室が、上下方向中間部にて水平方向に伸長すると
共に前記コンロを載置し得る載置板により2分割され、
前記載置板と前記載置板よりも下方の空間を画定する前
記側面板及び背面板とに、空気の流通を可能にする切り
欠き孔が設けられた構成となっている。
【0010】本発明の請求項5に係るシンクセットは、
請求項1ない4に係るシンクセットにおいて、前記給水
パイプが、前記囲繞ケースの内側に位置する内側給水パ
イプと、前記囲繞ケースの外側に位置する外側給水パイ
プとからなり、前記外側給水パイプが、前記内側給水パ
イプに対して脱着自在である構成となっている。
【0011】本発明の請求項6に係るシンクセットは、
請求項5に係るシンクセットにおいて、前記外側給水パ
イプが、開閉弁を備えた蛇口を有する構成となってい
る。
【0012】本発明の請求項7に係るシンクセットは、
請求項1ないし6に係るシンクセットにおいて、前記囲
繞ケースの上面板及び前面板が、前記囲繞ケースの本体
に対して脱着自在である構成となっている。
【0013】本発明の請求項8に係るシンクセットは、
請求項1ないし7に係るシンクセットにおいて、前記凹
部が、前記上面板に対して脱着自在である構成となって
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
に基づいて説明する。
【0015】図1及び図2は、本発明に係るシンクセッ
トの一実施例を示す斜視図であり、このシンクセット1
は、図1及び図2に示すように、上面板11、底面板1
2、前面板13、背面板14、及び側面板15により略
直方体形状の輪郭にかつ持ち運び可能な寸法例えば高さ
21cm×幅90cm×奥行20cmに形成された囲繞
ケース10と、この囲繞ケース10の内部に収容された
飲料用あるいは洗い物用等として用いる水を入れる給水
タンク20及び使用後の排水を溜める排水タンク30
と、給水タンク20内の水を汲み上げる電動ポンプ40
と、この電動ポンプ40を駆動させるための電源50
と、電動ポンプ40により汲み上げられる水を囲繞ケー
ス10の外部に導くための内側給水パイプ61及び外側
給水パイプ62からなる給水パイプ60と、囲繞ケース
10の上面板11の一部に形成されかつ排水タンク3に
通じる排水パイプ11a´を有する凹部11a等により
構成されている。
【0016】ここで、上記囲繞ケース10について詳述
すると、この輪郭を形成する上記上面板11、底面板1
2、前面板13、背面板14、及び側面板15は、全て
ステンレスにより形成されており、又、その内部には、
ステンレス製の分離壁16が設けられて、上記給水タン
ク20及び排水タンク30を収容する第1の収容室A
と、この第1の収容室Aに隣接する第2の収容室Bとを
画定している。また、上記第2の収容室Bにおいては、
図1ないし図3に示すように、上下方向中間部にて水平
方向に伸長し、携帯用のガスコンロ70等を載置し得る
載置板17が設けられており、第2の収容室Bを上下に
2分割している。さらに、上記載置板17により分離さ
れた第2の収容室Bの下側領域には、左側寄りに第2分
離壁18が設けられており、これら第2分離壁18、分
離壁16、底面板12等により囲まれる領域には、乾電
池等からなる電源50が収容されており、この電源50
は、前側から出し入れして乾電池の交換を行うことがで
きるようになっている。
【0017】上記囲繞ケース10を形成する上面板11
には、図1及び図2に示すように、その左側寄りに略矩
形形状の凹部11aが別体のものとして脱着自在に設け
られ、その右側寄りすなわち第2の収容室Bを画定する
領域は、蝶番11cを用いて開閉自在な蓋体11bとし
て形成されている。さらに、この上面板11の少なくと
も第1の収容室Aを画定する領域においては、その外周
部に外縁リブ11dが折曲して設けられており、この領
域の上面板11が側面板15,背面板14等の上端部に
対して外嵌された状態となっている。そして、上面板1
1は、囲繞ケース10の本体すなわち側面板15,背面
板14等の上端部に対して上下方向に脱着できるように
なっている。
【0018】また、上記凹部11aの底には、排水タン
ク30の開口部31に挿通される排水パイプ11a´が
設けられており、一方、凹部11aの上方には、外側給
水パイプとしての蛇口62の出口62aが位置付けられ
ている。すなわち、蛇口62から出た水が凹部11a及
び排水パイプ11a´を通って排水タンク30に導かれ
るようになっている。
【0019】上記蛇口62は、上面板11に設けられた
貫通孔11eの位置において、内側給水パイプ61に対
して脱着自在となっており、不使用の際はこの蛇口62
を取り外して、上面板11を略平坦な台等として利用で
きるようになっている。尚、上記蛇口62を取り付ける
際は、一体的に設けたブラケット62bの孔62c及び
ねじ孔11fに対してねじ62dを螺合して締め付ける
ようにすれば、より強固に固定することができる。
【0020】上記囲繞ケース10を形成する前面板13
も上記上面板11同様に本体に対して脱着自在となって
いる。すなわち、図4に示すように、底面板12の前方
側には左右に伸長する溝12aが形成されており、又、
この溝12aと対向する上方の位置において、左側の側
面板15及び分離壁16に固着された上側フレーム19
と上面板11の外縁リブ11dとにより左右に伸長する
溝が画定されることになる。従って、前面板13の上端
部13aを先ず上側の溝に挿入するように持ち上げて、
その後、下端部13bを下側の溝12aに落とし込むこ
とにより、前面板13を本体に対して取り付けることが
でき、一方、逆の手順により前面板13を取り外すこと
ができる。
【0021】上記囲繞ケース10を形成する背面板14
及び右側の側面板15の第2の収容室Bを画定する領域
でかつ載置板17よりも下方の領域には、図5に示すよ
うに、空気の流通を可能にする切り欠き孔14a,15
aが複数形成されており、又、載置板17にも同様の切
り欠き孔17aが複数形成されている。
【0022】従って、載置板17の上にガスコンロ70
等を載せて使用する場合は、これら切り欠き孔14a,
15a,17aを通って外気が侵入することで、ガスコ
ンロ70が効率良く燃焼できるようになっている。
【0023】上記左右の両側面板15には、図1及び図
5に示すように、凹状の取っ手15bが形成されてお
り、この取っ手15bに左右の手先を各々挿し込むこと
により、シンクセット1の持ち運びが容易に行えるよう
になっている。
【0024】次に、囲繞ケース10内に収容される給水
タンク20、排水タンク30、内側給水パイプ61、電
動ポンプ40等について詳述する。
【0025】図2に示すように、給水タンク20は、略
直方体形状をなしており、ステンレスあるいは樹脂材料
の成形品として形成されている。この給水タンク20の
上面には、注水孔あるいは通気孔として用いる円形孔2
1が形成されており、この円形孔16を開閉するように
ピン22aを支点として水平方向に揺動させることので
きる開閉蓋22が設けられている。また、上記円形孔2
1の後方部には、内側給水パイプ61の取り付け孔23
が形成されており、内側給水パイプ61の垂下部分を給
水タンク20内に挿入した状態で、ラバーシール63を
介して内側給水パイプ61を取り付けることができるよ
うになっている。さらに、給水タンク20の上面には一
対の挾持片24が設けられており、略L字形状をなす内
側給水パイプ61の水平部分が、この挾持片24の間に
押し込まれることにより、内側給水パイプ61は給水タ
ンク20に対して強固に固定されることになる。
【0026】上記内側給水パイプ61の垂下部分で給水
タンク20内に挿入される部分には、電動ポンプ40が
一体的に設けられており、この電動ポンプ40の配線4
1が、ラバーシール63の部分から給水パイプ20の外
部に導かれコネクタ42に接続されている。このコネク
タ42は、電源50から伸びる配線51の端部に設けら
れかつ分離壁16に固定されたコネクタ52に対して、
電気的に接続あるいは分離するべく、嵌合離脱自在とな
っている。
【0027】図2に示すように、排水タンク30は、略
直方体形状をなしており、ステンレスあるいは樹脂材料
の成形品として形成されている。この排水タンク30の
上面略中央部には、前述の開口部31が形成されてお
り、凹部11aの排水パイプ11a´が挿通されてい
る。また、排水タンク30の上面の一側部には、一対の
挾持片32を設けて、内側給水パイプ61の水平部分が
この挾持片32の間に押し込まれることにより、内側給
水パイプ61が排水タンク30に対しても強固に固定さ
れるようにすることができる。これにより、蛇口62を
内側給水パイプ61の突出端部61aに対して脱着する
際の挿し込み力あるいは引っ張り力に対して、内側給水
パイプ61を堅固に保持することができる。また、内側
給水パイプ61を両挾持片24,32に対して固定する
ことにより、給水タンク20と排水タンク30とを相対
的に固定することができる。
【0028】さらに、給水タンク20及び排水タンク3
0を底面板12に対して締付けねじ(不図示)等を用い
て固定するようにすれば、持ち運びの際にもガタツキを
生じることなく好ましい。
【0029】以上述べた実施例に係るシンクセット1の
取扱いについて以下に説明する。
【0030】先ず、蛇口62を取り外した状態で、上面
板11を上方に向けて取り外し、開閉蓋22を開けて円
形孔21から給水タンク20に水を注ぐ。この給水タン
ク20に水が注入された状態において、上面板11を取
り付け、さらに、蛇口62を締付ねじ62dを用いて取
り付ける。そして、電源50のスイッチ53をオンにす
ると、電動ポンプ40が作動して給水タンク20内の水
を汲み上げる。従って、給水パイプ60内の水圧が高ま
り、蛇口62を開くと、水がその出口62aから放出さ
れることになる。この放出される水をコップ等に注ぐこ
とにより、飲料が可能となる。また、使用後のあるいは
コップから零れ落ちた水は、排水として凹部11aに受
けとめられ、排水パイプ11a´を通じて排水タンク3
0に流れ込む。
【0031】一方、不使用の際は、スイッチ53をオフ
にして電動ポンプ40の作動を停止させる。そして、締
付ねじ62dを緩めて蛇口62を内側給水パイプ61の
突出端部61aから取り外し、前面板13も取り外す。
続いて、上面板11を上方に向けて取り外し、さらに、
内側給水パイプ61を挾持片24,32から外すと同時
に、コネクタ42をコネクタ52から分離して、ラバー
シール63と共に内側給水パイプ61を給水タンク20
から抜き取る。その後、給水タンク20及び排水タンク
30を上側からあるいは前側から取り外し、各々の清掃
を行う。
【0032】清掃終了後は、逆の手順を辿って部品を組
み付ける。この際、蛇口62を取外したままの状態とす
ることで、囲繞ケース10を略平坦な支持台等として用
いることができる。この時、取り外した蛇口62は、載
置板17の下方の空間に収納することができる。
【0033】尚、排水タンク30の上面に挾持片32を
設けない場合は、凹部11a及び前面板13を取り外す
だけで、排水タンク30を前方から取り出して清掃する
ことができる。
【0034】続いて、ガスコンロ70を使用する場合
は、蓋体11bを開けて左側の上面板11上に折り重ね
る。そして、載置板17上に載せられたガスコンロ70
に、図6に示すように、防風フード71を取り付け、点
火スイッチ70aを回わす。上記防風フード71を取り
付けることにより、横風等の影響を抑えて好ましい燃焼
をもたらすことができる。
【0035】尚、上記防風フード71は、載置板17の
下方の空間に収納できるような寸法とすれば、取り扱い
上便利である。
【0036】図7は、本発明に係るシンクセットの他の
実施例を示すものである。この実施例に係る給水タンク
80は、略直方体形状をなし、本体部81とこの本体部
81の上縁部に対して外嵌される蓋体82とにより形成
されている。また、上記蓋体82の上面には、注水孔あ
るいは通気孔として用いる円形孔82aが形成されてお
り、この円形孔82aを開閉するようにピン82bを支
点として水平方向に揺動させることのできる開閉蓋82
cが設けられている。そして、締付フック90を用いて
蓋体82の四隅を締め付けることにより、給水タンク8
0を底面板12に対して固定できるようになっている。
【0037】給水パイプの一部を形成する内側給水パイ
プ100は、その水平部分が給水タンク80の本体部8
1側面を貫通した状態で固定されており、本体部81と
一体的に取り扱われるようになっている。
【0038】また、給水パイプの一部を形成する外側給
水パイプ120は、その下端部120bが内側給水パイ
プ100の突出端部100aに対して脱着自在となって
おり、その上方部は逆U字形状に曲げられて、出口12
0aが凹部11aの上方に位置するように配置される。
【0039】この場合は、蛇口62のような開閉弁がな
いため、電源50のスイッチ53をオン,オフするだけ
で、出口120aから水を出したり止めたりすることが
できる。
【0040】一方、排水タンク110には、その上面に
排水パイプ11a´を挿通する開口部110aが形成さ
れているのみで、その他は前述の実施例と同様のもので
ある。
【0041】上記実施例に係るシンクセットの取り扱い
について、以下に説明する。先ず、前述実施例同様に給
水タンク80に水が注入された状態において、上面板1
1及び外側給水パイプ120を取り付け、電源50のス
イッチ53をオンにすると、電動ポンプ40が作動して
給水タンク80内の水を汲み上げ、外側給水パイプ12
0の出口120aから水が放出される。
【0042】一方、不使用の際は、スイッチ53をオフ
にして電動ポンプ40の作動を停止させる。そして、外
側給水パイプ120を内側給水パイプ100の突出端部
100aから取り外し、続いて、前面板13を取り外
す。その後、排水タンク110を前方に引き出すこと
で、排水タンク110の清掃を行う。
【0043】また、給水タンク80の清掃も行う場合
は、上面板11を上方に向けて取り外し、締め付けフッ
ク90を緩めて、給水タンク80を内側給水パイプ10
0と共に取り出す。そして、蓋体82を外し、本体部8
1の内部を清掃する。
【0044】上記のように、蓋体82を外すことで、給
水タンク80の内部を完全に隅々まで清掃することがで
きる。
【0045】清掃終了後は、逆の手順を辿って部品を組
み付ける。この際、外側給水パイプ120を取り外した
ままの状態とすることで、前述実施例同様に、囲繞ケー
ス10を略平坦な支持台等として用いることができる。
【0046】以上述べた実施例においては、給水タンク
20,80、排水タンク30,110等の如く水を対象
としているが、何ら水に限られるものではなく、その他
の飲料物、例えば、ビール、ジュース等であってもよ
い。
【0047】また、前述の凹部11aは、上面板11に
対して別体のものとして形成したが、上面板11と一体
的に成形されたものであってもよい。
【0048】さらに、給水タンク20,80及び排水タ
ンク30,110は、前述の直方体形状に限られるもの
ではなく、必要に応じて所望の形状とすることができ、
給水タンク20,80に対して、注水用の注水パイプ
(不図示)、排水タンク30,110に対して排出用の
コック付排出パイプ(不図示)等を設けることも可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るシンクセットに
よれば、持ち運び可能なサイズの略直方体形状をなす囲
繞ケースの内部に給水タンク,排水タンク等を収容し、
給水機能及び排水機能をもたせたことにより、持ち運び
自在で場所を選ばない流し台を提供することができ、屋
外でのキャンプあるいは災害等の非常時の場合に取り扱
いが便利である。
【0050】本発明の請求項2に係るシンクセットによ
れば、囲繞ケースにおいて、携帯用のコンロ等を収容し
得る空間が設けられているため、コンロを収容して同時
に持ち運ぶことができ、取り扱いの面での利便性の向上
が達成される。
【0051】また、コンロ等を収容し得る領域の上面板
を蓋体として形成したことにより、収容されたコンロ等
を取り出すことなく、蓋体を開けるだけでコンロ等を使
用することができ、上記同様取り扱いの面での利便性の
向上が達成される。一方、蓋体を閉じれば、平坦な支持
台あるいはテーブル等として利用することができる。
【0052】本発明の請求項3に係るシンクセットによ
れは、蓋体を蝶番を支点として折り重ねるように開ける
ことができ、蓋体を完全に取り外す場合に比べて蓋体の
置き場所を捜す煩しさが解消され、又、蓋体の裏面を安
定した載置台あるいはテーブル等として、さらにはまな
板等として利用することができる。
【0053】本発明の請求項4に係るシンクセットによ
れば、ガスコンロ等を使用する際に、切り欠き孔から空
気が導かれて、燃焼形態を好ましい状態に維持させるこ
とができる。
【0054】本発明の請求項5に係るシンクセットによ
れば、不使用の際に外側給水パイプを取り外すことによ
り、囲繞ケースを略平坦な支持台等として利用すること
ができる。
【0055】本発明の請求項6に係るシンクセットによ
れば、蛇口の開閉により水の供給を調節することができ
る。
【0056】本発明の請求項7に係るシンクセットによ
れば、上面板及び前面板が脱着自在であることから、内
部に収容される給水タンク及び排水タンクの清掃あるい
は給水タンクへの注水を容易に行うことができる。
【0057】本発明の請求項8に係るシンクセットによ
れば、前面板を取り外した状態で凹部を取り外せば、排
水タンクを前方へ引き出せるように構成することがで
き、排水タンクを上方に持ち上げることなく、容易に排
水タンクの清掃等を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るシンクセットの一実施例を示す
外観斜視図である。
【図2】 本発明に係るシンクセットの内部を示す斜視
図である。
【図3】 本発明に係るシンクセットの第2の収容室領
域を示す斜視図である。
【図4】 本発明に係るシンクセットの一部をなす囲繞
ケースの縦断面図である。
【図5】 本発明に係るシンクセットの後方斜視図であ
る。
【図6】 防風フードを示す斜視図である。
【図7】 本発明に係るシンクセットの他の実施例を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 シンクセット 10 囲繞ケース 11 上面板 11a 凹部 11a´ 排水パイプ 11b 蓋体 11c 蝶番 12 底面板 13 前面板 14 背面板 14a 切り欠き孔 15 側面板 15a 切り欠き孔 16 分離壁 17 載置板 17a 切り欠き孔 18 第2分離壁 19 上側フレーム 20 給水タンク 21 円形孔 22 開閉蓋 30 排水タンク 31 開口部 40 電動ポンプ 50 電源 53 スイッチ 60 給水パイプ 61 内側給水パイプ 62 外側給水パイプ(蛇口) 63 ラバーシール 70 ガスコンロ 71 防風フード 80 給水タンク 81 本体部 82 蓋体 100 内側給水パイプ 110 排水タンク 120 外側給水パイプ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面板、底面板、前面板、背面板、及び
    側面板により略直方体形状の輪郭に形成されかつ持ち運
    び可能な囲繞ケースを備えるシンクセットであって、 前記囲繞ケースの内部に収容される給水タンク及び排水
    タンクと、前記給水タンク内の水を汲み上げる電動ポン
    プと、前記電動ポンプを駆動させる電源と、前記上面板
    の一部に形成されかつ前記排水タンクに通じる排水パイ
    プを備える凹部と、前記凹部の上方に出口が位置付けら
    れて前記電動ポンプにより汲み上げられる水を前記囲繞
    ケースの外部に導く給水パイプと、を有することを特徴
    とするシンクセット。
  2. 【請求項2】 前記囲繞ケースは、前記給水タンク及び
    排水タンクを収容する第1の収容室と分離壁により前記
    第1の収容室から分離されて少なくとも携帯用のコンロ
    を収容し得る第2の収容室とを有し、 前記上面板のうち前記第2の収容室を画定する部分は、
    開閉自在な蓋体として形成されている、ことを特徴とす
    る請求項1記載のシンクセット。
  3. 【請求項3】 前記蓋体は、前記上面板のうち前記第1
    の収容室を画定する部分に対して蝶番式に連結されてい
    る、ことを特徴とする請求項2記載のシンクセット。
  4. 【請求項4】 前記第2の収容室は、上下方向中間部に
    て水平方向に伸長すると共に前記コンロを載置し得る載
    置板により2分割され、 前記載置板と前記載置板よりも下方の空間を画定する前
    記側面板及び背面板とには、空気の流通を可能にする切
    り欠き孔が設けられている、ことを特徴とする請求項2
    又は3記載のシンクセット。
  5. 【請求項5】 前記給水パイプは、前記囲繞ケースの内
    側に位置する内側給水パイプと、前記囲繞ケースの外側
    に位置する外側給水パイプとからなり、 前記外側給水パイプは、前記内側給水パイプに対して脱
    着自在となっている、ことを特徴とする請求項1ないし
    4いずれか1つに記載のシンクセット。
  6. 【請求項6】 前記外側給水パイプは、開閉弁を備えた
    蛇口を有する、ことを特徴とする請求項5記載のシンク
    セット。
  7. 【請求項7】 前記囲繞ケースの上面板及び前面板は、
    前記囲繞ケースの本体に対して脱着自在となっている、
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか1つに記載
    のシンクセット。
  8. 【請求項8】 前記凹部は、前記上面板に対して脱着自
    在となっている、ことを特徴とする請求項1ないし7い
    ずれか1つに記載のシンクセット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7498818B2 (en) 2006-08-25 2009-03-03 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Apparatus and method for detecting a brush liftoff in a synchronous generator rotor circuit
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IT201600087369A1 (it) * 2016-08-25 2018-02-25 Tecnoform Spa Componente d’arredo funzionale per veicoli ricreativi
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US10288688B2 (en) 2014-07-24 2019-05-14 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Systems and methods for monitoring and protecting an electric power generator

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