JPH11139896A - Cz法単結晶引上げ用シード保持装置 - Google Patents

Cz法単結晶引上げ用シード保持装置

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JPH11139896A
JPH11139896A JP30746897A JP30746897A JPH11139896A JP H11139896 A JPH11139896 A JP H11139896A JP 30746897 A JP30746897 A JP 30746897A JP 30746897 A JP30746897 A JP 30746897A JP H11139896 A JPH11139896 A JP H11139896A
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locking
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JP30746897A
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Taira Shin
平 辛
Masayuki Watanabe
正幸 渡辺
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Coorstek KK
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Toshiba Ceramics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シード結晶の形状を変更せずに、引上げ結晶の
重量が制限されず、かつ安価なCZ法単結晶引上げ用シ
ード保持装置の提供。 【解決手段】CZ法単結晶引上げ用シード保持装置は係
止部15が設けられたシード結晶5の一部が収納される
ハウジング10と、このハウジング10に設けられた係
止部12と、この係止部12と前記シード結晶5に設け
られた係止部15間に柔軟質部材16を介して設けられ
た係止部材とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチョクラルスキー法
を採用したCZ法単結晶引上げ用シード保持装置に係わ
り、特に保持部を改良したCZ法単結晶引上げ用シード
保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にシリコンウェーハを製造するに
は、多結晶シリコンからチョクラルスキー法(以下、C
Z法という。)によりシリコン単結晶のインゴットを作
り、このインゴットをスライシングマシンで所定の厚さ
に切断し、ディスク状のシリコンウェーハを製造する。
【0003】このCZ法による単結晶の引き上げは、単
結晶のシリコンの育成に不可欠な製造方法となってい
る。
【0004】例えば、CZ法によるシリコン単結晶の引
き上げは、次世代の300mm直径の単結晶及び次々世
代の400mm直径の単結晶の引き上げの技術開発が進
められている。
【0005】単結晶の直径の増大につれて、一回に引き
上げられる単結晶の重量は増大している。
【0006】CZ法単結晶引上装置において、図9に示
されるように、昇降自在に取り付けられたワイヤ60に
はモリブデン製の筒状のハウジング61とモリブデン製
で円柱状のシード保持ピン62からなるシード保持装置
63が取り付けられており、このシード保持装置63の
ハウジング61には円柱状のシード結晶(種結晶)64
が挿入され、シード保持ピン62とシード結晶64に形
成された係止溝65により係止されている。
【0007】このシード結晶64を石英ルツボ中で溶融
状態の多結晶シリコンに接触させて、シード結晶の下部
にシード結晶64と同じ結晶方位を有する単結晶を成長
させる。
【0008】上記シード保持装置63にモリブデンを用
いるのは、結晶引き上げ中にCZ法単結晶引上装置およ
びこの引上装置内のシード保持装置63が高温になるた
め、硬く剛性が大きく高温に強い材料が必要であるから
である。
【0009】このように硬く剛性の大きいシード保持装
置63にシード結晶64が保持されると、シード保持装
置63とシード結晶64の局所的な接触が避けられず、
接触による損傷および局所接触による大きな接触応力が
発生しやすく、シード結晶はシード保持装置63との接
触部分で損傷し、シード結晶64の強度が低下し、結晶
の引上げ重量が制限される。
【0010】上述、従来のシード保持装置63は、円柱
状のシード結晶64の側面に係止溝65が形成され、シ
ード保持ピン62によりシード結晶64をシード保持装
置63に固定されている。
【0011】また、シード結晶64の側部に係止溝65
を形成する代わりに、シード結晶64を水平方向に貰通
した係止孔を使用する場合もある。
【0012】いずれの場合も、シード結晶の係止溝と係
合するシード保持ピン62または係止孔を貫通したシー
ド保持ピンは成長する結晶の重量を支え大きな剪断応力
を受けるため、通常、高強度のシード保持ピンを使用し
なければならない。
【0013】この結果、高強度のシード保持ピンは硬く
剛性も大きいので、このシード保持ピンに接触したシー
ド結晶にも局部的に大きな応力をかけることになる。
【0014】また、シード結晶の保持部およびネック部
の耐荷重を増大させる代わりに、大口径単結晶を引き上
げるためには、図10の結晶保持装置66が提案されて
いる。
【0015】すなわち、CZ法単結晶引上装置におい
て、引き上げられる結晶67の上部に支持コーン68を
作りこの支持コーン68をワイヤ69に設けられた支持
部材70で支持し、耐荷重を向上させるものである。
【0016】しかし、このシード保持装置66において
は、大きい支持コーン68に接触するシード保持装置6
6の支持部材70について特別な改良がなされず、上述
のシード結晶71とシード保持装置66との接触応力に
よる損傷を避けることができない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
従来のシード保持装置はシード結晶の保持部分とシード
保持装置の保持部分との接触応力は大きく、引上げ結晶
の重量が制限される。また、従来の支持部材により支持
コーンを支持する保持装置では、非常に煩雑な機構を必
要とし、CZ法単結晶引上装置のコストを増大させてい
る。
【0018】従って、従来のシード結晶の形状を変更せ
ずに使用可能で、引上げ結晶の重量が制限されず、かつ
安価なCZ法単結晶引上げ用シード保持装置が要望され
ていた。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた本願請求項1の発明は、係止部が設けられた
シード結晶と、このシード結晶の一部が収納されるハウ
ジングと、このハウジングに設けられた係止部と、この
係止部と前記シード結晶の係止部間に介在される柔軟質
部材と、この柔軟質部材を介して前記両係止部を係合す
る係止部材を有し、前記係合により前記シード結晶を前
記ハウジングに保持することを特徴とするCZ法単結晶
引上げ用シード保持装置であることを要旨としている。
【0020】本願請求項2の発明は、ハウジングに設け
られた係止部は円弧部を有する孔であり、係止部材は円
柱状のピンであることを特徴とする請求項1に記載のC
Z法単結晶引上げ用シード保持装置であることを要旨と
している。
【0021】本願請求項3の発明は、ハウジングに設け
られた係止部は円形孔であり、係止部材は円柱状のピン
であることを特徴とする請求項1に記載のCZ法単結晶
引上げ用シード保持装置であることを要旨としている。
【0022】本願請求項4の発明は、円形孔がハウジン
グの中心線に対し偏倚して設けられていることを特徴と
する請求項3に記載のCZ法単結晶引上げ用シード保持
装置であることを要旨としている。
【0023】本願請求項5の発明は、シード結晶に設け
られた係止部は截頭の円錐部であり、ハウジングに設け
られた係止部はハウジングの端部で内方に突出して設け
られた環状の突状であり、柔軟質部材を介して前記両係
合部を係合する係止部材は環状体であることを特徴とす
る請求項1に記載のCZ法単結晶引上げ用シード保持装
置であることを要旨としている。
【0024】本願請求項6の発明は、係止部材を形成す
る環状体に柔軟質部材よりなる太さが均一の線材を巻回
したことを特徴とする請求項5に記載のCZ法単結晶引
上げ用シード保持装置であることを要旨としている。
【0025】本願請求項7の発明は、ハウジングに設け
られた係止部は円形孔であり、係止部材は円柱状のピン
であり、この円柱状のピンに柔軟質部材が囲繞されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のCZ法単結晶引上
げ用シード保持装置であることを要旨としている。
【0026】本願請求項8の発明は、柔軟質部材が均一
厚さのシートであることを特徴とする請求項7に記載の
CZ法単結晶引上げ用シード保持装置であることを要旨
としている。
【0027】本願請求項9の発明は、柔軟質部材は太さ
が均一の線材を巻回して形成されることを特徴とする請
求項7に記載のCZ法単結晶引上げ用シード保持装置で
あることを要旨としている。
【0028】本願請求項10の発明は、柔軟質部材が銀
またはタンタルであることを特徴とする請求項1または
3または6ないし9いずれかに記載のCZ法単結晶引上
げ用シード保持装置であることを要旨としている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるシード保持
装置の実施の形態について添付図面に基づき説明する。
【0030】図1に示すような本発明に係わるCZ法単
結晶引上げ用シード保持装置1は、図2に示すようなC
Z法単結晶引上装置2に組み込んで用いられる。このC
Z法単結晶引上装置2の上部には単結晶引上げ用のワイ
ヤ3が昇降自在に設けられ、このワイヤ3には取付具4
を介してシード保持装置が取り付けられている。
【0031】さらに、このシード保持装置1には、例え
ば円柱状のシード結晶5が保持されている。
【0032】一方、単結晶引上装置2の下方には、ヒー
タ6により加熱される石英ルツボ7が設けられ、この石
英ルツボ7で原料の多結晶シリコン8が加熱され溶融状
態になる。この溶融状態の多結晶シリコン8にシード結
晶5を接触させて、シード結晶5の下部にシード結晶5
と同じ結晶方位を有する単結晶9を成長させる。
【0033】図1に示すように上述シード保持装置1
は、金属製、例えばモリブデン製で筒状、例えば円筒形
状のハウジング10有し、このハウジング10にシード
結晶5の一部を収納する収納孔11が軸方向に形成され
ている。この収納孔11を貫いてハウジングの側部には
係止部、例えば水平方向に穿設された円形の係止孔12
が設けられ、さらに、収納孔11と反対側には取付具4
に設けられた雄ネジ13bが螺合する雌ネジ13nが設
けられている。
【0034】また、シード保持装置1には、ハウジング
10に穿設された係止孔12に係合する係止部材、例え
ばシード保持ピン14が設けられている。
【0035】シード保持装置1に保持されるシード結晶
5はハウジング10に一部挿入され、さらにシード結晶
5の側部には係止部、例えば断面がほぼJ字を若干傾斜
させた形状の係止溝15が設けられている。
【0036】また、シード結晶5の係止溝15と係合す
るシード保持ピン14は、図3に示すようにモリブデン
製の円柱体で形成され、この円柱体は柔軟質部材、例え
ば銀、タンタルのような柔軟質の金属、本実施の形態で
は銀製の柔軟質部材16で囲繞されている。
【0037】柔軟質部材16が柔軟質金属の場合には耐
熱性にすぐれ、単結晶の引上げ作業中に柔軟質部材16
が劣化して単結晶引上装置2内を汚染することがない。
【0038】シード保持ピン14は筒状の柔軟質部材1
6に圧入されることにより、柔軟質部材16に囲繞され
る。
【0039】本発明に係わるシード保持装置1は、上述
のような構造になっているから、原料である単結晶シリ
コン8をヒータ6で加熱し、石英ルツボ7で溶融する。
【0040】ワイヤ3を降下させ、シード保持装置1に
取り付けられたシード結晶5をこの溶融状態の多結晶シ
リコン8に接触させ、なじませる。
【0041】しかる後、シード結晶5を引き上げると、
シード結晶5には単結晶9が育成される。単結晶9の成
長に従って単結晶9の重量が増し、シード結晶5および
このシード結晶5を介してシード保持装置1にかかる応
力も増大する。
【0042】これの伴い、シード結晶5と係合溝15を
介して結合するシードピン14にかかる応力も増大す
る。
【0043】しかし、このシード保持ピン14の柔軟質
部材16には塑性変形が起こり、この柔軟質部材16と
シード結晶5の係合溝15接触部の応力は緩和をされ、
シード結晶5には損傷を生じない。
【0044】従って、単結晶9が成長し、シード結晶5
にかかる荷重が増大し、シード支持ピン14の芯体に従
来通りのモリブデンなどの高強度、高剛性材料を使用す
ることが可能であり、シード保持装置1およびシード結
晶5の耐荷重を維持できる。
【0045】なお、シード保持ピン14の柔軟質部材1
6による囲繞は、シード保持ピン14を銀製の筒体に圧
入して行ったが、シート状の柔軟質部材、例えば銀製シ
ートを巻回、圧着してもよい。
【0046】また、シード保持ピン14の柔軟質部材1
6による囲繞は、図4に示すようにシード保持ピン17
に柔軟質部材の線材、例えば銀線18を巻回して囲繞し
てもよい。
【0047】さらに、実施の形態においては、図1に示
すように、シード結晶5に設けられる係止部、例えば係
止溝15をシード結晶5の側部に形成したが、図5に示
すように、シード保持装置19のハウジング20に挿入
されたシード結晶21の直径上に形成された係止孔22
と係合し、柔軟質部材23が囲繞されたシード保持ピン
24が貫通するように係止部、例えば係止孔25をハウ
ジング20の直径上に設けてもよい。
【0048】この場合は、シード結晶21にかかる応力
は曲げ応力は無く、引っ張り応力のみであり、シード結
晶21は破損しにくい。
【0049】また、図6に示すように、シード保持装置
26のハウジング27に挿入されるシード結晶28に設
けられる係止孔29を長円形とし、この長円形の係止孔
29とハウジング27に設けられた円形の係止孔30に
係合するシード保持ピン31間に形成される空隙に柔軟
質部材、例えば銀スペーサ32を介設するようにしても
よい。この場合、シード結晶28の直径を増大させる必
要がない。
【0050】また、図7に示すように、シード保持装置
33のハウジング34に直径の大きいシード結晶35を
挿入し、このシード結晶35の直径上にシード結晶35
の直径のほぼ1/2の直径を有する係止孔36を設け、
さらにハウジング34に、この係止孔36を貫通するシ
ード保持ピン37が係合する係合部、例えば円形の係止
孔38を設ける。シード保持ピン37と係止孔36との
係合は柔軟質部材39を介して行われるようにシード保
持ピン37に柔軟質部材39を囲繞する。
【0051】また、シード結晶35の下部に係止部、例
えば截頭の円錐部40が形成され、この円錐部40から
シード先端部41が突出して形成する。
【0052】この場合、直径を大きくし、これに伴いシ
ード結晶35の直径を大きくし、シード結晶35の耐荷
重の低下を防止できる。
【0053】さらに、図8および図9に示すように、シ
ード保持装置42はハウジング43と、このハウジング
43の一端部に形成され内方に突出する係合部、例えば
環状の突状44を設け、この突状44の内側に透孔45
を設ける。
【0054】ハウジング43に遊嵌するシード結晶46
の下部に係合部、例えば截頭の円錐部47を形成し、こ
の円錐部47と環状の突状44を柔軟質部材、例えば銀
線48で囲繞された環状の係止部材49を介して係合さ
せる。この環状の係止部材49は、例えばモリブデン製
の環状体に、例えば銀線48を図9に示すような方法で
巻回して形成される。
【0055】この場合、係止部材49は環状であるの
で、ピン状の係止部材よりもシード結晶との接触面積が
増大し、応力の集中は緩和される。また、係止部材49
も柔軟質部材、例えば銀線48で囲繞されており、銀線
48とシード結晶46との接触面の応力を一層緩和でき
る。
【0056】
【発明の効果】本発明の係わるCZ法単結晶引上げ用シ
ード保持装置は、ハウジングに設けられた係止部と前記
シード結晶に設けられた係止部とを柔軟質部材を介して
係合する係止部材とを有し、シード結晶をハウジングに
保持するので、単結晶の成長に伴いシード結晶にかかる
荷重が増大するが、このシード保持ピンの柔軟質部材に
は塑性変形が起こり、この柔軟質部材とシード結晶の係
合部の接触部の応力を緩和し、シード結晶に損傷を生じ
させない。
【0057】従って、単結晶が成長し、シード結晶にか
かる荷重が増大しても係止部体に従来通りのモリブデン
などの高強度、高剛性材料を使用することが可能であ
り、シード保持装置およびシード結晶の耐荷重を維持で
きる。
【0058】それ故、シード結晶の形状を変更せずに、
引上げ結晶の重量が制限されず、かつ安価なCZ法単結
晶引上げ用シード保持装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置の断面図。
【図2】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置を用いたCZ法単結晶引上装置の概要図。
【図3】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置に用いられる係合部材の一部を切欠した側面図。
【図4】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置に用いられる係合部材の他の実施の形態の側面
図。
【図5】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置の他に実施の形態の断面図。
【図6】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置の他に実施の形態の断面図。
【図7】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置の他に実施の形態の断面図。
【図8】本発明に係わるCZ法単結晶引上げ用シード保
持装置の他に実施の形態の断面図。
【図9】図8のCZ法単結晶引上げ用シード保持装置に
用いられる係合部材の製造過程を示す斜視図。
【図10】従来のCZ法単結晶引上げ用シード保持装置
の断面図。
【図11】従来の他のCZ法単結晶引上げ用シード保持
装置を用いたCZ法単結晶引上装置の概要図。
【符号の説明】
1 CZ法単結晶引上げ用シード保持装置 2 CZ法単結晶引上装置 3 ワイヤ 4 取付具 5 シード結晶 6 ヒータ 7 石英ルツボ 8 多結晶シリコン 9 単結晶 10 ハウジング 11 収納孔 12 係止部 13b 雄ネジ 13n 雌ネジ 14 係止部材(シード保持ピン) 15 係止部 16 柔軟質部材 17 シード保持ピン 18 銀線 19 CZ法単結晶引上げ用シード保持装置 20 ハウジング 21 シード結晶 22 係止孔 23 柔軟質部材 24 シード保持ピン 25 係止孔 26 CZ法単結晶引上げ用シード保持装置 27 ハウジング 28 シード結晶 29 係止孔 30 係止孔 31 シード保持ピン 32 銀スペーサ 33 CZ法単結晶引上げ用シード保持装置 34 ハウジング 35 シード結晶 36 係止孔 37 シード保持ピン 38 係止孔 39 柔軟質部材 40 円錐部 41 シード先端部 42 CZ法単結晶引上げ用シード保持装置 43 ハウジング 44 突状 45 透孔 46 シード結晶 47 円錐部 48 銀線 49 係止部材 60 ワイヤ 61 ハウジング 62 シード保持ピン 63 CZ法単結晶引上げ用シード保持装置 64 シード結晶 65 係止溝 66 CZ法単結晶引上げ用シード保持装置 67 単結晶 68 支持コーン 69 ワイヤ 70 支持部材 71 シード結晶

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係止部が設けられたシード結晶と、この
    シード結晶の一部が収納されるハウジングと、このハウ
    ジングに設けられた係止部と、この係止部と前記シード
    結晶の係止部間に介在される柔軟質部材と、この柔軟質
    部材を介して前記両係止部を係合する係止部材を有し、
    前記係合により前記シード結晶を前記ハウジングに保持
    することを特徴とするCZ法単結晶引上げ用シード保持
    装置。
  2. 【請求項2】 ハウジングに設けられた係止部は円弧部
    を有する孔であり、係止部材は円柱状のピンであること
    を特徴とする請求項1に記載のCZ法単結晶引上げ用シ
    ード保持装置。
  3. 【請求項3】 ハウジングに設けられた係止部は円形孔
    であり、係止部材は円柱状のピンであることを特徴とす
    る請求項1に記載のCZ法単結晶引上げ用シード保持装
    置。
  4. 【請求項4】 円形孔がハウジングの中心線に対し偏倚
    して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の
    CZ法単結晶引上げ用シード保持装置。
  5. 【請求項5】 シード結晶に設けられた係止部は截頭の
    円錐部であり、ハウジングに設けられた係止部はハウジ
    ングの端部で内方に突出して設けられた環状の突状であ
    り、柔軟質部材を介して前記両係合部を係合する係止部
    材は環状体であることを特徴とする請求項1に記載のC
    Z法単結晶引上げ用シード保持装置。
  6. 【請求項6】 係止部材を形成する環状体に柔軟質部材
    よりなる太さが均一の線材を巻回したことを特徴とする
    請求項5に記載のCZ法単結晶引上げ用シード保持装
    置。
  7. 【請求項7】 ハウジングに設けられた係止部は円形孔
    であり、係止部材は円柱状のピンであり、この円柱状の
    ピンに柔軟質部材が囲繞されていることを特徴とする請
    求項1に記載のCZ法単結晶引上げ用シード保持装置。
  8. 【請求項8】 柔軟質部材が均一厚さのシートであるこ
    とを特徴とする請求項7に記載のCZ法単結晶引上げ用
    シード保持装置。
  9. 【請求項9】 柔軟質部材は太さが均一の線材を巻回し
    て形成されることを特徴とする請求項7に記載のCZ法
    単結晶引上げ用シード保持装置。
  10. 【請求項10】 柔軟質部材が銀またはタンタルである
    ことを特徴とする請求項1または3または6ないし9い
    ずれかに記載のCZ法単結晶引上げ用シード保持装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010087241A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Sanyo Electric Co Ltd 固体電解コンデンサ
CN102628179A (zh) * 2012-05-04 2012-08-08 杭州海纳半导体有限公司 用于直拉法制备单晶硅的籽晶夹持器及使用方法

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