JPH11139435A - 連結可能な包装用容器 - Google Patents

連結可能な包装用容器

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Publication number
JPH11139435A
JPH11139435A JP9303120A JP30312097A JPH11139435A JP H11139435 A JPH11139435 A JP H11139435A JP 9303120 A JP9303120 A JP 9303120A JP 30312097 A JP30312097 A JP 30312097A JP H11139435 A JPH11139435 A JP H11139435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
container body
lid body
upside
Prior art date
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Pending
Application number
JP9303120A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Mogami
誠 最上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TACHIBANA YOKI KK
Original Assignee
TACHIBANA YOKI KK
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Publication date
Application filed by TACHIBANA YOKI KK filed Critical TACHIBANA YOKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様なバリエーションを有する同一商品を、
各バリエーション毎に分別された状態を維持しながらま
とめることができる包装用容器を提供すること。 【解決手段】 開口部11を有する容体1と前記開口部11
を閉塞する蓋体2を1組の容器として、前記容体1底部
と前記蓋体2上部とを結合・分離自在に形成する係合手
段を設けて、上下方向に多数組の容器を連結可能とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同種の容器を複数
個連結することにより、多種類の食品や雑貨等を分別し
た状態でまとめて包装することができるプラスチック製
の包装用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】食品分野においては、同一商品につき多
種類のバリエーションが用意されたものが多い。例え
ば、フルーツゼリーについてみると、原材料としてりん
ご、みかん、ぶどう、もも、パイナップル、なし等の複
数種類の果物をそれぞれ使用したゼリーが同時に提供さ
れているごときである。
【0003】そして、こうした同一商品のバリエーショ
ンであれば、表示や着色、内容物や原材料の写真等の細
部の仕様を除いて、同じ形状ないし模様の包装用容器や
パッケージを用い、シリーズ商品としてデザインの統一
化が図られているのが常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デザイ
ン面での統一化は図られていても、各包装用容器自体は
別個独立に形成されているため、同一商品の複数個を購
入した場合においては買い物袋等にバラバラに入れるし
かなく、持ち運びに不便であった。そこで、本発明者
は、とくに多様なバリエーションを有する同一商品を、
各バリエーション毎に分別された状態を維持しながらま
とめることができる包装用容器について検討することに
した。
【0005】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、同種の容器を複数個連結することができるプラスチ
ック製の包装用容器である。すなわち、本発明では、開
口部を有する容体と前記開口部を閉塞する蓋体を1組の
容器として、前記容体底部と前記蓋体上部とを結合・分
離自在に形成する係合手段を設けて、上下方向に多数組
の容器を連結可能とした。
【0006】このように、個々の容器は蓋体を備えて閉
蓋可能な独立した容器とする一方、蓋体の上部に別容器
の容体底部を係合させれば2個の容器を連結できる構造
としたため、多様なバリエーションを有する商品中から
任意の商品を選択し、それら商品の容器同士を任意順番
で組み合わせて上下方向に連結することにより、あたか
も1本の容器を仕切ったかのようにまとめて包装するこ
とができるようになったのである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る連結可能な包
装用容器を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発
明に係る包装用容器の一例を示す斜視図である。この図
に示される例の包装用容器は、円形の開口部を有する容
体1と、該容器の開口部を閉蓋して密閉容器とする蓋体
2から1組の容器を構成して、計5組の容器を上下方向
に連結し、さらに最上段の容器蓋体2の上面に持ち運び
用の可倒式取手4を装着している。
【0008】容体1は、図2(a)〜(c)及び図3に示され
るように、円形の開口部11を備えた広口で有底の略円筒
状容器に形成されている。この容体1はプラスチック
製、より具体的にはポリスチレン、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン等を射出成形やブロー成形し
た透明容器とすることにより、包装した内容物が容器の
外部から容易に確認できる利便性が得られる。なお、容
体1の大きさは適宜選択すればよいが、例えば容体1の
直径を市販のペットボトルと同程度の大きさとすれば、
包装用容器を連結したままの状態で冷蔵庫のドアポケッ
トに収納することができるので、乱雑になりがちな冷蔵
庫内の整理に貢献することができる。
【0009】容体1の底部側壁外周面には、別容器の蓋
体2上部と結合・分離可能に形成するための係合手段と
して、4個の係合突起31が形成されている。この係合突
起31は、蓋体2の上部に形成された係合手段である略L
字形の受け部32に対応している。
【0010】すなわち、図4(a)〜(c)及び図5に示され
るように、周縁部を残して中央部が陥没した肉厚円盤状
に形成された蓋体2には、中央陥没部の周面において4
個の略L字形の受け部32が形成されており、これら隣り
合った受け部32の間に容体1の係合突起31を上方から挿
入した後、容体1を時計回りに約30度水平回動させるこ
とにより、容体1底部と蓋体2上部の係合が図られる。
【0011】容体1底部と蓋体2上部の係合手段は、本
例に示した方式に限定されるものではなく、例えば、容
体1の開口部11を蓋体2で閉塞する部分のように、螺旋
状のネジ山とネジ溝による係合としてもよい。ただし、
本例のように係合突起31と略L字形の受け部32による係
合とした場合には、ごく少ない動作によって容器同士の
係合を図ることができる利点が得られる。
【0012】蓋体2は、ポリプロピレンを射出成形した
プラスチック製とする。容体1及び蓋体2ともに、容器
ごとに異なる着色を施したものを組み合わせば、包装物
の整理の便宜が図れ、外観もよい包装用容器となる。例
えば、図1において、最上段の容器では蓋体2を青色に
し、次の段の容器では蓋体2を黄色にし、順次白色、赤
色、緑色の蓋体2を採用して、各々透明な容体1と組み
合わせて連結する等である。
【0013】最上段の容器蓋体2の上面には、持ち運び
用の可倒式取手4を装着するのが望ましい。この取手4
の装着によって、連結した容器の持ち運びが格段に便利
になる。この例における取手4は、図6(a)〜(c)ないし
図8に示されるように、肉厚円盤状の基部42上面に中空
突起43,44,45を配し、左右の中空突起43,45に形成した
嵌合孔に対してアーチ状のハンドル46両端部に形成した
嵌合突起を回動自在に嵌合した構造としている。基部42
中央における中空突起44は、取手4を蓋体2の上面に着
脱する場合に操作するつまみ部となる。
【0014】図9ないし図16は、本発明に係る包装用容
器の他の一例を示している。これらの図に示される包装
用容器では、容体1の底部を引き絞って狭くした点、容
体1の底部における係合突起31と蓋体2の上部における
受け部32の形状を変更した点及び取手4の底部における
係合突起41の形状を変更した点を除いては、先の例とほ
ぼ同様な容器としている。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る包装用容器を用いれば、例
えばアイスクリーム、ゼリー、コーヒー、漬け物、佃
煮、キャンデー等の食品分野において、多様なバリエー
ションを有する商品を各バリエーション毎に分別包装し
て提供する際に、顧客の好み等に応じて任意に選択した
商品を、任意順番にまとめて連結することができる。
【0016】また、本発明に係る包装用容器は、予め商
品を包装することなく空容器のままで提供して、使用者
が好みに応じて適宜包装物を代えて使用することとして
もよい。例えば、多種のネジや釘類を分別保管する工具
箱として使用したり、アクセサリー等の小物類を分別収
納する容器等に用いることができる、応用範囲の広い包
装用容器である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る包装用容器を連結した状態の斜視
図である。
【図2】容体の平面図(a)、正面図(b)及び底面図(c)で
ある。
【図3】図2(a)におけるA-A線拡大断面図である。
【図4】蓋体の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)であ
る。
【図5】図4(a)におけるB-B線断面図である。
【図6】取手の平面図(a)、正面図(b)、底面図(c)であ
る。
【図7】取手の側面図である。
【図8】図6(a)におけるC-C線断面図である。
【図9】本発明に係る他の例の包装用容器を連結した状
態の斜視図である。
【図10】他の例の容体の平面図(a)、正面図(b)及び底
面図(c)である。
【図11】図10(a)におけるD-D線拡大断面図である。
【図12】他の例の蓋体の平面図(a)、正面図(b)、底面
図(c)である。
【図13】図12(a)におけるE-E線断面図である。
【図14】他の例の取手の平面図(a)、正面図(b)、底面
図(c)である。
【図15】他の例の取手の側面図である。
【図16】図14(a)におけるF-F線断面図である。
【符号の説明】
1 容体 2 蓋体 3 係合手段 4 取手 11 開口部 31 係合突起 32 受け部 41 係合突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する容体と前記開口部を閉塞
    する蓋体を1組の容器として、前記容体底部と前記蓋体
    上部とを結合・分離自在に形成する係合手段を設けて、
    上下方向に多数組の容器を連結可能としてなる包装用容
    器。
JP9303120A 1997-11-05 1997-11-05 連結可能な包装用容器 Pending JPH11139435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9303120A JPH11139435A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 連結可能な包装用容器

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JP9303120A JPH11139435A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 連結可能な包装用容器

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JPH11139435A true JPH11139435A (ja) 1999-05-25

Family

ID=17917129

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JP9303120A Pending JPH11139435A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 連結可能な包装用容器

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JP (1) JPH11139435A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183911A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Yoshino Kogyosho Co Ltd 把手付き球形氷製造容器
JP2007500109A (ja) * 2003-07-29 2007-01-11 インプレス・グループ・ベスローテン・フエンノートシャップ コンテナ
KR101633581B1 (ko) * 2015-01-07 2016-06-27 담양군 포장 용기

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183911A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Yoshino Kogyosho Co Ltd 把手付き球形氷製造容器
JP2007500109A (ja) * 2003-07-29 2007-01-11 インプレス・グループ・ベスローテン・フエンノートシャップ コンテナ
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