JPH11136730A - ソフト・ハンドオフを実行するための方法 - Google Patents

ソフト・ハンドオフを実行するための方法

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JPH11136730A
JPH11136730A JP10242410A JP24241098A JPH11136730A JP H11136730 A JPH11136730 A JP H11136730A JP 10242410 A JP10242410 A JP 10242410A JP 24241098 A JP24241098 A JP 24241098A JP H11136730 A JPH11136730 A JP H11136730A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ソフト・ハンドオフの成功する割
合を増加させる。 【解決手段】 移動電話機の前記の能力は、候補基地局
がハンドオフ・ダイレクション・メッセージを、その候
補基地局に所属している通信チャネル上で送信し、そし
て移動電話機によって聴取されるようにすることによっ
て改善される。アクティブ集合の基地局から送信される
信号の移動電話機における信号対雑音比が低い状況にお
いて、候補基地局から送信される信号の移動電話機にお
ける信号対雑音比が高くなる可能性がある。候補基地局
からHDメッセージを送信することにより、ハンドオフ
・ダイレクション・メッセージのコピーが移動電話機に
よって正しく受信される確率が増加し、それによってソ
フト・ハンドオフの成功する割合が改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に関し、特に無線通信システムにおいてソフト・ハンド
オフを実行することに関する。
【0002】
【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】ソ
フト・ハンドオフによって、移動電話機が、1つの基地
局のカバーする領域から別の基地局のカバーする領域へ
移動する際に、通信の混乱をユーザに気付かれずに呼出
しをアクティブに保つことができる。ソフト・ハンドオ
フは移動電話機が複数の基地局と同時に無線リンクを維
持することによって、すなわち、移動電話機が少なくと
も2つの基地局と同時に通信状態にあるようにすること
によって達成される。移動電話機が複数の基地局と同時
に無線リンクを維持していることを、ここではソフト・
ハンドオフ状態として記述する。ソフト・ハンドオフが
成功する比率はその移動電話機がハンドオフのダイレク
ション・メッセージを正常に受信できるかどうかによっ
て変わる。ハンドオフ・ダイレクション・メッセージ
は、その移動電話機とまだ通信状態にない基地局(すな
わち、ソフト・ハンドオフ状態に追加されるべき基地
局)がその移動電話機と通信するために割り当てられる
通信チャネルを識別しているメッセージである。前記の
成功率はそのハンドオフ・ダイレクション・メッセージ
を搬送している信号の、移動電話機における信号対ノイ
ズ比が低い時に大幅に低下する。
【0003】周知の符号分割多元接続(CDMA)標準
に基づいた無線通信システムが、ソフト・ハンドオフの
理解を提供する目的でここで記述される。図1は地理的
領域22に対して無線通信システムサービスを提供する
IS−95ベースのCDMA無線通信システム20を示
している。地理的領域22は複数のセル24−jに分割
されている。ここでj=1、...、7であり、セルは
さらに複数のセクターA、B、Cに分割されている。各
セル24−jには基地局26−jが関連付けられてお
り、その基地局26−jはそのセルに対する無線通信の
カバレージを提供する。各基地局26−jは公衆電話網
(PSTN)29に接続されている移動スイッチング・
センター(MSC)28に接続されている。MSC28
はフレーム・ハンドラ(FH)30および呼出しプロセ
ッサ(CP)32を含む。フレーム・ハンドラ30は、
信号の品質が最善であるか、あるいは許容できるメッセ
ージの1つのコピー(同じメッセージの複数のコピーの
中の)を選択するための装置であり、また、呼出しプロ
セッサ32はここで説明されるように、シグナリング・
メッセージを処理するための装置である。各基地局26
−jもフレーム・ハンドラおよび/または呼出しプロセ
ッサを含むことができることに留意されたい。
【0004】各基地局26−jは信号Zj (t)を1つ
またはそれ以上の移動電話機に対して送信するように動
作することができる。通常、信号Zj (t)は1つまた
はそれ以上のトラヒック・チャネル信号、パイロット・
チャネル信号およびページング・チャネル信号を含む。
トラヒック・チャネル信号は、トラヒック・チャネルと
ここで呼ばれる通信チャネル上で送信される符号化され
た音声/データ信号である。トラヒック・チャネル信号
が基地局から移動電話機に対して送信されるとき、その
ような信号はここではフォワード(または、ダウンリン
ク)トラヒック・チャネル信号と呼ばれる。それと対照
的に、トラヒック・チャネル信号が移動電話機から基地
局に対して送信されるとき、そのような信号はここでは
リバース(または、アップリンク)トラヒック・チャネ
ル信号と呼ばれる。パイロット・チャネル信号は、ここ
ではパイロット・チャネル呼ばれる通信チャネル上で送
信されるパイロット信号である。
【0005】パイロット・チャネル信号は移動電話機に
対してフォワード・トラヒック・チャネル信号のコヒー
レントな復調のための位相基準および、ハンドオフを何
時開始するかを決定するための基地局間の信号強度の比
較のための手段を提供する。ページング・チャネル信号
は、ここではページング・チャネルと呼ばれる通信チャ
ネル上で送信されるページング信号である。ページング
信号は呼出しが受け取られるべき時の移動電話機に対す
る通知などの、制御情報を含むのが普通である。パイロ
ット・チャネル、ページング・チャネル、トラヒック・
チャネル、および他の通信チャネルが形成される方法
は、その無線通信システムの特定の実装によって変わ
る。
【0006】IS−95においては、ダウンリンクの
(基地局から移動電話機への)通信チャネルは特定の周
波数範囲における変調方式M、ここでは疑似ノイズ・シ
ーケンスPN(I) −jおよびPN(Q) −jと呼ばれる異
なる位相オフセットPj を持つ一対の同相(I)および
直角位相(Q)の拡散シーケンス(すなわち、疑似ノイ
ズ・シーケンスPN(I) およびPN(Q) )、およびここ
ではウォルシュ(Walsh)関数Wi と呼ばれる一組
の短いシーケンスを使って形成される。無線通信システ
ム20の中の各基地局26−jは同じ変調方式Mを使用
する。したがって、変調方式Mは特定の無線通信に属し
ている通信チャネルを識別する。各基地局26−jは同
じ疑似ノイズ・シーケンスPN(I) およびPN(Q) を使
うが、位相オフセットPj は異なっている。位相オフセ
ットPj は各基地局26−jに対してユニークである。
したがって、位相オフセットPj は特定の基地局26−
jに所属しているとして通信チャネルを識別する。たと
えば、PN(I) −1およびPN(Q) −1はPN(I) およ
びPN(Q) のシーケンス、および基地局26−1に対す
る位相オフセットP1 を識別する。各基地局26−j
は、一組のウォルシュ関数Wi を使ってその基地局に所
属している特定の通信チャネルを識別する。したがっ
て、基地局26−jはウォルシュ関数Wi を使ってそれ
ぞれの通信チャネルを識別する。
【0007】図2は、IS−95ベースのCDMA無線
通信システムの中の各基地局に対して通信チャネルが形
成される代表的な方法を示している。各基地局26−j
は無線通信システムを識別するために同じ変調方式M、
すなわち、PN(I) およびPN(Q) の同じペアのシーケ
ンスであるが位相オフセットPj が異なっているシーケ
ンス(すなわち、PN(I) −jおよびPN(Q) −j)を
使って、基地局を識別し、同じウォルシュ関数の集合W
i を使ってその基地局に所属している特定の通信チャネ
ルを識別する。たとえば、基地局26−4がウォルシュ
関数W12を使って自分のフォワード・トラヒック・チャ
ネルの1つを形成し、基地局26−7が同じウォルシュ
関数W12を使って自分のフォワード・トラヒック・チャ
ネルの1つを形成する場合を考える。同じウォルシュ関
数W12が、異なる基地局26−4および26−7によっ
て使われているが、そのフォワード・トラヒック・チャ
ネルは識別可能である。というのは、26−4および2
6−7の各基地局は位相オフセットPj が異なっている
PN(I) およびPN(Q) のシーケンスを使って、それぞ
れのフォワード・トラヒック・チャネルを形成するから
である。すなわち、基地局26−4に対してはPN(I)
−4およびPN(Q) −4が使われ、基地局26−9に対
してはPN(I) −9およびPN(Q) −9が使われる。通
常、各基地局26−jは同じウォルシュ関数Wi を使っ
てそのパイロット・チャネル、ページング・チャネル、
およびフォワード・トラヒック・チャネルを形成する。
たとえば、ウォルシュ関数W0 、W1 、およびW
2 、...、Wn (変調方式Mおよび拡散シーケンスP
(I) −jおよびPN(Q) −jと一緒に)が各基地局2
6−jにおいてパイロット・チャネル、ページング・チ
ャネルおよびトラヒック・チャネルをそれぞれ形成する
ために使われる。
【0008】図3は、複数の移動電話機に対して送信す
るためのn個の入力信号bi (t)を処理している、基
地局26−jの単純化された回路図を示している。ここ
で「t」は時刻を表す。入力信号bi (t)は基地局2
6−jによってウォルシュ関数Wi で乗算されて出力信
号xi (t)を発生する。出力xi(t)のそれぞれが
次に疑似ノイズシーケンスPN(I) −jおよびPN(Q)
−jのペアによって乗算されて同相および直角位相のチ
ップ・ストリームxi (I)(t)およびxi (Q)(t)のペ
アをそれぞれ発生する。次に、これらのチップ・ストリ
ームxi (I)(t)およびxi (Q)(t)はフィルタされ
(低域フィルタなどのフィルタを使って)、そして適切
に増幅され(GAIN−iで)、その後、同相および直
角位相のチップ・ストリームxi (I)(t)およびxi (Q)
(t)のすべてが加算されて、組み合わされた同相出力
(I) (t)および組み合わされた直角位相の出力X
(Q)(t)をそれぞれ形成する。次に、その組み合わさ
れた出力X (I)(t)およびX(Q) (t)は、それぞれ
同相の搬送波cos(ωc t)および直角位相の搬送波
sin(ωc t)を変調するために使われる。ここでω
c はラジアン/秒の単位での搬送波周波数を表す。その
結果の信号が加算されてZj (t)が得られ、基地局2
6−jによってアンテナを経由して送信される。
【0009】たとえば、入力信号b0 (t)、入力信号
1 (t)、および入力信号b2(t)、...、bn
(t)がパイロット信号、ページング信号、および符号
化された音声/データ信号をそれぞれ表していると仮定
する。そのとき、パイロット・チャネルの信号は一対の
拡散シーケンスPN(I) −jおよびPN(Q) −j、ウォ
ルシュ関数W0 、および搬送波cos(ωc t)および
sin(ωc t)によって形成されるパイロット・チャ
ネル上で送信される入力信号b0 (t)である。同様
に、ページング・チャネルの信号は一対の拡散シーケン
スPN(I) −jおよびPN(Q) −j、ウォルシュ関数W
1 、および搬送波cos(ωc t)およびsin(ωc
t)によって形成されるページング・チャネルで送信さ
れる入力信号b1 (t)であり、トラヒック・チャネル
の信号は一対の拡散シーケンスPN(I) −jおよびPN
(Q) −j、ウォルシュ関数W2 、...、Wn 、および
搬送波cos(ωc t)およびsin(ωc t)によっ
て形成されるトラヒック・チャネル上で送信される入力
信号b2 (t)、...、bn (t)である。
【0010】基地局26−jから送信されるZj (t)
は、通常はいくつかの径路を通って移動電話機に達す
る。すなわち、単独の信号Zj (t)は複数の信号とし
て異なる径路を経由して移動電話機に到着する可能性が
ある。そのような信号はここでは多重径路信号Zj,m
(t)と呼ばれる。ここでmは、信号Zj (t)に対す
る特定の複数径路を示す。IS−95ベースの移動電話
機は、その複数径路の環境を使って移動電話機の性能を
改善するRAKE受信機を含む。RAKE受信機は、い
くつかの多重径路信号を別々に復調するための複数の
「フィンガー」(すなわち、受信された信号を復調する
ことができる装置)、およびその復調された多重径路信
号を組み合わせて正味の総合出力を作り出すため、すな
わち、ここで説明されるような単独の強い信号を得るた
めの集計回路を含む。
【0011】図4を参照すると、移動電話機33の概略
図が示されている。これはアンテナ34およびRAKE
受信機36を備えている。RAKE受信機36はサーチ
ャー38、コントローラ40、複数のフィンガー42−
1、2、3、および集計回路43を含む。サーチャー、
コントローラ、フィンガーおよび集計回路はこの分野の
技術においてよく知られている。アンテナ34は複数の
多重径路信号Zj,m(t)を受信する。サーチャー38
はコントローラの指令下で、アクティブな集合の中の基
地局および/または隣の集合の基地局から送信されるパ
イロット・チャネル信号(多重径路信号を経由して受信
されている)を走査する。アクティブな集合はその移動
電話機と通信中である基地局を含む。基地局が移動電話
機によって送信されるメッセージを聴取するとき、およ
びその逆が行われるとき、その基地局とその移動電話機
とは互いに通信状態にあることに留意されたい。アクテ
ィブな集合は普通は一次基地局、すなわち、その移動電
話機に対する呼出しの処理の制御を行なっている基地
局、および0またはそれ以上の数の二次基地局、すなわ
ち、一次基地局以外にその移動電話機と通信中である基
地局を含む。隣の集合はその一次基地局に近い、および
/または隣接している基地局を含む。一次基地局はアク
ティブな集合および隣の集合の中の基地局を示している
リストを移動電話機に提供する。
【0012】IS−95ベースの移動電話機において、
サーチャー38はアクティブな集合および/または隣の
集合の中の基地局に関連付けられている位相オフセット
jに対応しているサーチ・ウィンドウの内部で、前記
のパイロット・チャネル信号を走査する。サーチ・ウィ
ンドウは基地局26−jの位相オフセットPj の回りの
時間間隔である。IS−95ベースのCDMA無線通信
システムにおいては、各基地局26−jはユニークな位
相オフセットPj によって形成される通信チャネルを使
って、パイロット信号などの信号を送信するように構成
されているのが普通であることを思い出されたい。この
位相オフセットPj によって、移動電話機はパイロット
・チャネル信号が送られて来た基地局を識別することが
できる。たとえば、パイロット・チャネル信号が位相オ
フセットP2 の回りのサーチ・ウィンドウの内部で検出
された場合、その移動電話機は対応している多重径路信
号Zj,m (t)が基地局26−2から送信されて来たと
判断することができる。
【0013】パイロット・チャネル信号を検出すると
(適切なサーチ・ウィンドウの内部で)、サーチャー3
8はそのパイロット・チャネル信号が実際に検出された
位相、および対応する信号の強度を記録する。その記録
された位相および信号強度がコントローラ40へ送られ
る。コントローラ40はこの情報を使って、フィンガー
42−1、2、3に対して、特定の多重径路信号にロッ
クして所望の入力信号bi(t)を抽出するよう指令す
る。たとえば、基地局26−3が、ウォルシュ関数W2
を使って形成されているフォワード・トラヒック・チャ
ネル上で移動電話機33と通信中であると仮定する。こ
のシナリオにおいては、コントローラはフィンガー42
−1、2、3に対して基地局26−3に所属している最
も強い3つの多重径路信号、たとえば、Z3,2 (t)、
3,5 (t)およびZ3,6 (t)から、符号化された音
声/データ信号b2 (t)を抽出するよう指令する。フ
ィンガー42−1、2、3の出力が集計回路43によっ
て組み合わされて、符号化された音声データ信号b2
(t)に対する正味の総合利得を発生される。すなわ
ち、単独の、より強い信号b2 (t)が発生される。
【0014】図5は受信された多重径路信号Zj,m
(t)から符号化された音声/データ信号b2 (t)を
抽出しているフィンガー42−kの単純化された回路図
を示している。受信された多重径路信号Zj,m (t)か
ら符号化された音声/データ信号b2 (t)を抽出する
ために、フィンガー42‐kは多重径路信号Zj,m
(t)を経由して受信されたパイロット・チャネル信号
および適切なトラヒック・チャネル信号を、以下に説明
されるように逆拡散する。移動電話機の受信機のフロン
ト・エンドはRF/IF回路(RAKE受信機の前にあ
る)を含み、それはローカルに発生された搬送波cos
(ωc t+φ)およびsin(ωc t+φ)を使って多
重径路信号Zj,m (t)をベースバンドへ周波数シフト
する。ここでφは与えられた複数径路の中の搬送波信号
と移動電話機においてローカルに発生されたその複製と
の間の位相差を表す。
【0015】次に、その結果のベースバンド信号y(I)
(t)およびy(Q) (t)がフィルタされて逆拡散され
る。詳しく言えば、フィルタされたベースバンド信号y
(I)(t)およびy(Q) (t)はウォルシュ関数W0
よび拡散シーケンスPN(I)−jおよびPN(Q) −jを
使って逆拡散され、逆拡散されたパイロット・チャネル
信号Π(I) およびΠ(Q) が得られる。ここでΠ(I) =a
・cosφ+ノイズ、Π(Q) =a・sinφ+ノイズで
あり、「a」は時間の関数としてのパイロット・チャネ
ル信号の振幅を表す。同様に、フィルタされたベースバ
ンド信号y(I)(t)およびy(Q) (t)が、ウォルシ
ュ関数W2 および拡散シーケンスPN(I) −jおよびP
(Q) −jを使って逆拡散され、逆拡散されたトラヒッ
ク・チャネル信号τ(I) およびτ(Q) が得られる。ここ
でτ(I) =b2 ・cosφ+ノイズ、そしてτ(Q) =b
2 ・sinΨ+ノイズである。
【0016】フィルタされたベースバンド信号y(I)
(t)およびy(Q) (t)を、拡散シーケンスPN(I)
−jおよびPN(Q) −jを使って逆拡散することによっ
て、同じ無線通信システムの中の他の基地局による信号
の送信に起因する干渉が抑圧され、それによって所望の
基地局26−jから送信される信号の品質(移動電話機
の受信機における)が向上されること、すなわち、所望
の基地局26−jから送信される信号が利用できること
に留意されたい。さらに、通信チャネル間を区別するた
めにウォルシュ関数Wi を使うことによって、同じカバ
レージ領域内の他のユーザに対する同じ基地局26‐j
による信号の送信に起因する干渉が最小化されることに
も留意されたい。
【0017】逆拡散された各パイロット・チャネル信号
Π(I) およびΠ(Q) は、通常は少数のシンボル(すなわ
ち、畳み込みコーダの出力のビット数)にわたって平均
化され、ノイズが抑制され(すなわち、/Π(I) および
/Π(Q) が得られ)、次に逆拡散されたトラヒック・チ
ャネル信号τ(I) およびτ(Q) をコヒーレントに復調す
るために使われ、復調された信号b’2 (t)が作られ
る。ここでb’2 (t)=/Π(I) ・τ(I) +/Π(Q)
・τ(Q) である。RAKE受信機のフィンガーの出力に
おける復調された信号b’2 (t)を、対応している複
数径路に関連付けられている位相オフセットに対応する
持続時間だけ遅延させ、他のフィンガーの出力(同様
に、異なる径路の遅延を考慮して遅延される)と組み合
わせて、信号対ノイズ比が向上した信号出力を作ること
ができる。すなわち、RAKE受信機のフィンガーの出
力は他のRAKE受信機のフィンガーの出力に時間的に
揃えられる。次に、符号化されたシンボルごとに発生さ
れるそのような組み合わせられた出力は逆インターリー
ブされて、ビタビ・デコーダ(図示せず)に対して供給
され、所望の音声/データ信号が抽出される。
【0018】RAKE受信機によって提供される主な利
点の1つは、2つ以上の基地局からの多重径路信号を同
時に復調する能力である。この機能によって、IS−9
5ベースの無線通信システムおよび移動電話機がソフト
・ハンドオフを実行することができる。ここで、図6を
使ってソフト・ハンドオフについて説明する。図6は上
記の無線通信システム20および基地局26−4および
26−3の単純化された概略図である。移動電話機33
が現在基地局26−4のカバレージ領域、すなわち、セ
ル24−4の中にあって、基地局26−4が移動電話機
33と通信することができるようにするために割り当て
られている第1の通信チャネルC4 上で、基地局26−
4によって送信されるメッセージを聴取している(すな
わち、復調している)と仮定する。基地局26−4が一
次基地局であることに留意されたい。移動電話機33が
基地局26−3のカバレージ領域、すなわち、セル24
−3の近くを移動するとき、ソフト・ハンドオフが開始
される。基地局26−3はここでは候補基地局、すなわ
ち、ソフト・ハンドオフが要求される基地局であること
に留意されたい。
【0019】ソフト・ハンドオフの開始時に、そのソフ
ト・ハンドオフに対して必要なネットワーク・コネクシ
ョンが、無線通信システムによってセットアップされ
る。それは候補基地局26−3が移動電話機33と通信
することができるようにするための、第2の通信チャネ
ルC3 を割り当てることを含んでいる。その第2の通信
チャネルC3 のアイデンティティ以外に、候補基地局の
アイデンティティを示しているハンドオフ・ダイレクシ
ョン(HD)メッセージのコピーが、第1の通信チャネ
ルC4 上で一次基地局26−4によって移動電話機33
に対して送信される(信号Zj (t)を経由して)。H
Dメッセージを受信すると、移動電話機33はソフト・
ハンドオフ状態にあり、第1の通信チャネルC4 上で送
信されるメッセージの他に、第2の通信チャネルC3
で送信されるメッセージに対する聴取を開始する。すな
わち、移動電話機33は基地局26−4および26−3
の両方と同時に無線リンクを維持している。
【0020】通常、ソフト・ハンドオフに対するネット
ワーク・コネクションがセットアップされている間に
(そしてHDメッセージの送信の前に)、移動電話機は
一次基地局26−4からさらに離れて移動し、候補基地
局26−3に近付く。これによって、HDメッセージ
(ネットワーク・コネクションがセットアップされた後
に送信される)を含んでいる多重径路信号Zj,m (t)
の信号対ノイズ比が大幅に低下し、それによってそのH
Dメッセージが移動電話機によって正しく受信される確
率が低下する。そのような機能不全は移動電話機がソフ
ト・ハンドオフ状態を得ようとするのを妨げる(その移
動電話機は第2の通信チャネルC3 のアイデンティティ
を知ることにならないので)。すなわち、移動電話機3
3は第2の通信チャネル上で基地局26−3から送信さ
れるメッセージに対して聴取することを知らない。ソフ
ト・ハンドオフ状態を達成しないことの結果として、移
動電話機33は、移動電話機33が一次基地局26−4
から遠ざかって候補基地局26−3に向かって移動する
際に、その呼出しをアクティブに保つことができなくな
る。すなわち、移動電話機はその呼出しを失う可能性が
ある。これはソフト・ハンドオフの成功する割合を減ら
す主な理由の1つである。したがって、ソフト・ハンド
オフの成功する割合を増加させることの必要性が存在す
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、候補基地局が
移動電話機と通信できるように割り当てられているトラ
ヒック・チャネルを識別するハンドオフ・ダイレクショ
ン・メッセージを、移動電話機が受信する能力を改善す
ることによって、ソフト・ハンドオフの成功する割合を
増加させる。詳しく言えば、前記の移動電話機の機能
は、候補基地局がその候補基地局に所属している通信チ
ャネル上でハンドオフ・ダイレクション・メッセージを
送信し、移動電話機によって聴取されることによって改
善される。
【0022】アクティブな集合の基地局から送信される
信号の移動電話機における信号対ノイズ比が低い状況に
おいて、候補基地局から送信される信号の移動電話機に
おける信号対ノイズ比が高くなる可能性がある。これら
の状況において、候補基地局からのHDメッセージの送
信は、そのハンドオフ・ダイレクション・メッセージの
コピーが移動電話機によって正しく受信される確率を増
やし、それによってソフト・ハンドオフの成功する割合
を改善する。1つの実施形態においては、移動電話機は
少なくとも1つの自分のRAKE受信機のフィンガーを
使って、ソフト・ハンドオフが開始されるときに候補基
地局のページング・チャネルに対して聴取する。同時
に、候補基地局は自分のページング・チャネル上でハン
ドオフ・ダイレクション・メッセージのコピーを送信
し、それと一緒にそのハンドオフ・ダイレクション・メ
ッセージがその移動電話機に対して向けられていること
を示している識別子を一緒に送信する。
【0023】そのハンドオフ・ダイレクション・メッセ
ージのコピーを受信すると(候補基地局のページング・
チャネルを経由して)、その移動電話機はハンドオフ・
ダイレクション・メッセージの中で識別されているトラ
ヒック・チャネルに対して聴取することを知る。他の実
施形態においてはアクティブ集合の基地局の中の基地局
もそのアクティブな集合の中の各基地局によって既に使
われているフォワード・トラヒック・チャネル上で、移
動電話機と通信するためにハンドオフ・ダイレクション
・メッセージのコピーを送信する。
【0024】
【発明の実施の形態】説明の目的のために、本発明は、
ここでは、周知の無線通信標準IS−95に基づいてい
る符号分割多重接続(CDMA)を採用している上記の
無線通信システムおよび移動電話機に関して説明され
る。本発明は、他のCDMA技法を採用している無線通
信システム(たとえば、ANSI J 008標準に基
づいているもの)、あるいは、他のタイプの多重アクセ
ス技法、たとえば、時分割多重アクセス(TDMA)お
よび周波数分割多重アクセスなどを採用している無線通
信システムにも等しく適用することができる。
【0025】前に説明されたように、RAKE受信機に
よって提供される主な利点の1つは、2つ以上の基地局
からの多重径路信号を同時に復調するための機能であ
る。この機能によってIS‐95ベースの無線通信シス
テムおよび移動電話機はソフト・ハンドオフを実行する
ことができる。本発明は、この機能を拡張してソフト・
ハンドオフを改善する。詳しく言えば、本発明は、移動
電話機のRAKE受信機のフィンガーの1つを、HDメ
ッセージのコピーが到着している可能性がある或る時間
間隔の間、候補基地局に属している通信チャネルに対し
て聴取することに専念させる。上記の時間間隔の間また
は即時に、候補基地局(および/または他の基地局)は
HDメッセージのコピーを送信する(信号Zj (t)を
経由して)。
【0026】図7および図8はそれぞれ、本発明の一実
施形態に従って、移動電話機および無線通信システムの
視点からのソフト・ハンドオフを示しているフローチャ
ート60および70を示している。ステップ600にお
いて、移動電話機は呼出しにかかわっている。この時点
において、その移動電話機のフィンガーは、アクティブ
な集合の中の基地局によって送信される1つまたはそれ
以上の多重径路信号Zj,m (t)から、符号化された音
声/データ信号bq (t)(ここでq=2、...、
n)を抽出するのに専念している。すなわち、そのフィ
ンガーは、アクティブな基地局の1つまたはそれ以上
の、割り当てられたフォワード・トラヒック・チャネ
ル、すなわち、そのアクティブ集合の基地局が移動電話
機と通信できるようにするために割り当てられているフ
ォワード・トラヒック・チャネルに対して聴取してい
る。ステップ605において、移動電話機が、しきい値
T_ADDを超える強度のパイロット・チャネル信号を
隣の集合の中の基地局から検出したとき、その基地局に
よってソフト・ハンドオフが開始される。この基地局は
その時点で候補基地局となっている。
【0027】ステップ610において、移動電話機は候
補基地局の検出を示しているパイロット強度測定(pi
lot strength measurement)
(PSM)メッセージを送信する。PSMメッセージ
は、その移動電話機がアクティブ集合の中の基地局と通
信できるようにするために割り当てられているリバース
・トラヒック・チャネル上で、帯域内で送信される。言
い換えれば、移動電話機はアクティブな集合の中の基地
局によって聴取されているリバース・トラヒック・チャ
ネル上でPSMメッセージを送信する。ステップ615
において、移動電話機は時間間隔T_Listenの後
に時間切れになるタイマを設定し、そして候補基地局に
属しているページング・チャネルに対して聴取するよう
にフィンガーのサブセットを専念させる(時間間隔T_
Listenまたはその一部分の間)。そのような専念
させられているフィンガーのサブセットは、これ以降で
はページング・チャネル・フィンガーと呼ばれる。ペー
ジング・チャネルなどの通信チャネルは、ここでは、そ
の通信チャネルが基地局26‐jの位相オプションPj
でのPN(I) およびPN(Q) のシーケンスを使ってその
通信チャネルが形成されている場合、基地局26−jに
所属しているとして記述されることを思い出されたい。
【0028】ページング・チャネル専用になっていない
フィンガー、すなわち、トラヒック・チャネル・フィン
ガーは、アクティブな集合の基地局の割り当てられてい
るフォワード・トラヒック・チャネルに対して聴取する
ことに専念させられているままになっている。本発明
は、候補基地局のページング・チャネル上でHDメッセ
ージを受信(または、送信)することに限定されるもの
ではないことに、さらに留意されたい。そのようなメッ
セージはその移動電話機がそのような通信チャネルのア
イデンティティを知っているか、あるいは確かめること
ができる限り、候補基地局に属している任意の通信チャ
ネル上で受信(または、送信)することができる。言い
換えれば、移動電話機は候補基地局がHDメッセージを
送信する通信チャネルの先験的な知識を持っていなけれ
ばならない(フィンガーのサブセットをその通信チャネ
ルに対して聴取することに専念させることができるよう
に)。ページング・チャネルは1つの可能性である。
【0029】ステップ620において、移動電話機はH
Dメッセージ(その移動電話機に対して向けられてい
る)の1つまたはそれ以上のコピーが、候補基地局のペ
ージング・チャネルおよび/またはアクティブな集合の
基地局の割り当てられているフォワード・トラヒック・
チャネルの1つの上で受信されたかどうかをチェックす
る。そのHDメッセージが向けられている特定の移動電
話機を示している識別子、たとえば、移動電話機の識別
番号(MIN)も、ハンドオフ・ダイレクション・メッ
セージのコピーと一緒に候補基地局のページング・チャ
ネル上で送信される。その識別子によって、移動電話機
はその関連付けられているHDメッセージを処理するか
どうかを判定する。HDメッセージのコピーが受信され
なかった場合、移動電話機はタイマが時間切れになった
かどうか、すなわち、時間間隔T_Listenが経過
したかどうかを、ステップ625においてチェックす
る。タイマが時間切れになっていた場合、移動電話機は
ステップ630において、そのページング・チャネルの
フィンガーを、アクティブ集合の基地局の割り当てられ
ているフォワード・トラヒック・チャネルの1つに対し
て聴取するよう再び専念させる。タイマが時間切れにな
っていなかった場合、移動電話機はステップ620を繰
り返す。
【0030】HDメッセージのコピーが候補基地局のペ
ージング・チャネルまたは、1つまたはそれ以上のアク
ティブ集合の基地局の割り当てられているトラヒック・
チャネル上で受信された場合、移動電話機はそのページ
ング・チャネルのフィンガーを、アクティブ集合の基地
局の割り当てられているトラヒック・チャネルを復調す
るように再度専念させ、候補基地局をそのアクティブ集
合の基地局にステップ635において追加する(HDメ
ッセージを抽出した後)。すなわち、候補基地局が二次
基地局となり、それに対して移動電話機が聴取すること
になる(その移動電話機のアクティブ集合の中に既に存
在していた他のすべての基地局にさらに加えて)。代わ
りに、候補基地局は一次基地局を置き換えることがで
き、したがって、一次基地局となる。ステップ635の
終了時に、移動電話機はそのアクティブ集合の中に既に
存在している基地局以外にその候補基地局とソフト・ハ
ンドオフ状態にある。
【0031】ページング・チャネルのフィンガーの出力
はトラヒック・チャネルのフィンガーの出力と組み合わ
せられないことに留意されたい。メッセージ・レベルの
選択の多様性が、候補基地局によってそのページング・
チャネル上で送信されるメッセージを含むように拡張さ
れる。詳しく言えば、候補基地局またはアクティブ集合
の基地局のいずれかが、程良い信号対ノイズ比において
HDメッセージを配送することができる場合、移動電話
機がそのHDメッセージを受け取ることができるように
するために、メッセージ・レベルの選択の多様性が採用
されている。
【0032】一方、次のことが時間間隔T_Liste
nの間に無線通信システムにおいて発生する。ステップ
700において、PSMメッセージ(ステップ610に
おいて送信された)を受信するアクティブ集合の基地局
はそれらのPSMメッセージを復調し、その復調された
PSMメッセージをステップ705において共通のフレ
ーム・ハンドラに対して送信し、そこでステップ705
において、最善の、あるいは受付け可能な(たとえば、
しきい値を超えている)信号品質のPSMメッセージが
選択される。ステップ710において、その選択された
PSMメッセージが呼出しプロセッサ(CP)へ回送さ
れ、そこでステップ715において、そのPSMメッセ
ージが、ソフト・ハンドオフを実行するために必要なネ
ットワーク・コネクションをセットアップするためにC
Pによって使われる。
【0033】ネットワーク・コネクションのセットアッ
プ(ソフト・ハンドオフのための)はCP、候補基地
局、およびその無線通信システムのネットワーク・イン
フラストラクチャの間のメッセージングまたは対話を必
要とする。詳しく言うと、ステップ715において、C
Pは候補基地局が移動電話機と通信することができるよ
うにするために新しいフォワード・トラヒック・チャネ
ルが割り当てられるよう要求し、そしてその候補基地局
に対して移動電話機によって使われているリバース・ト
ラヒック・チャネルについて知らせるメッセージを送信
する(したがって、候補基地局は聴取すべきリバース・
トラヒック・チャネルがどれであるかを知る)。同時
に、CPはネットワーク・インフラストラクチャと対話
して候補基地局とフレーム・ハンドラとの間のリンク、
すなわち、コネクションをセットアップする。これによ
って候補基地局とフレーム・ハンドラとの間のメッセー
ジの適切なルーチング(移動電話機との間の)が可能と
なる。
【0034】ネットワーク・コネクションのセットアッ
プの完了時に、ステップ720においてCPはハンドオ
フ・ダイレクション(HD)メッセージのコピーを、ア
クティブ集合の基地局および候補基地局に対して送信す
る。そのHDメッセージは候補基地局のアイデンティテ
ィおよび、その候補基地局が移動電話機と通信すること
ができるようにするために割り当てられている新しいフ
ォワード・トラヒック・チャネルを示す。ステップ72
5において、アクティブ集合の基地局および候補基地局
は、そのHDメッセージのコピーを移動電話機に対して
送信する。詳しく言えば、アクティブ集合の基地局は、
それらが移動電話機と通信できるようにするために割り
当てられているフォワード・トラヒック・チャネルを使
って、HDメッセージのコピーを同期的に送信し、候補
基地局は、候補基地局のページング・チャネルを使っ
て、移動電話機の識別番号(MIN)を伴うHDメッセ
ージを移動電話機に対して送信する(非同期的に)。す
なわち、アクティブ集合の中のすべての基地局がそのH
Dメッセージを同時に送信し、そして候補基地局はその
HDメッセージを異なる時刻または同じ時刻において送
信する。MINはハンドオフ・ダイレクション・メッセ
ージの意図されている受信者として、その移動電話機を
識別することを思い出されたい。
【0035】候補基地局からHDメッセージのコピーを
送信することによって、移動電話機においてHDメッセ
ージが正しく受信される確率が増加する。たとえば、図
6へ戻って、基地局26−4がアクティブ集合の基地局
の1つであり、基地局26−3は候補基地局であると仮
定する。ソフト・ハンドオフのネットワーク・コネクシ
ョンのセットアップ時(すなわち、ステップ715)に
おいて、移動電話機33はR1の位置からR2の位置へ
移動する。R2の位置(R1の位置とは反対側の)にお
いて、アクティブ集合の基地局26−4によって送信さ
れる信号に対する信号対ノイズ比は低下し、そして候補
基地局26‐3によって送信される信号に対する信号対
ノイズ比は増加する。この状況において、候補基地局2
6−3から送信されたHDメッセージがアクティブ集合
の基地局26−4から送信されたHDメッセージよりも
正しく受信される確率が高くなる。
【0036】ステップ730において、候補基地局はネ
ットワーク・コネクションのセットアップの完了時に、
新しく割り当てられたフォワード・トラヒック・チャネ
ル上でその呼出しを搬送し始める。すなわち、候補基地
局はその新しく割り当てられたフォワード・トラヒック
・チャネル上でフォワード・リンク送信のコピーを搬送
し、そして移動電話機のリバース・リンク送信を復調す
る(そしてそれらをフレーム・ハンドラに対して渡
す)。
【0037】本発明は、或る実施形態を参照しながらか
なり詳細に記述されて来たが、他のバージョンも可能で
ある。本発明は、「ソフト・ハンドオフ」およびハード
・ハンドオフに対して等しく適用可能である。したがっ
て、本発明の精神および適用範囲は、ここに含まれてい
る実施形態の記述に限定されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムを示す。
【図2】IS−95ベースのCDMA無線通信システム
において、通信チャネルが通常どのように形成されるか
を示す。
【図3】複数の移動電話機に対する送信のための入力信
号を処理する基地局の単純化された回路図を示す。
【図4】アンテナおよびRAKE受信機を備えている移
動電話機の単純化された回路図を示す。
【図5】受信された多重径路信号から符号化された音声
信号を抽出しているフィンガーの単純化された回路図を
示す。
【図6】ソフト・ハンドオフを処理している図1の基地
局26−3と26−4の単純化された概略図を示す。
【図7】移動電話機の見地からソフト・ハンドオフを示
すフローチャートを示す。
【図8】無線通信システムの見地から、ソフト・ハンド
オフを示しているフローチャートを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウェン−イー クオ アメリカ合衆国.07054 ニュージャーシ ィ,パーシパニー,ドリック アヴェニュ ー 16 (72)発明者 キラン エム.レージ アメリカ合衆国.07746 ニュージャーシ ィ,マールボロー,ハル コート 1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 候補基地局を含んでいる複数の基地局を
    備えている無線通信システムにおいてハンドオフを実行
    するための方法であって、該方法が、 前記候補基地局が移動電話機と通信できるようにするた
    めに第1の通信チャネルを割り当てるステップと、 前記候補基地局から前記第1の通信チャネルを識別する
    メッセージを送信するステップとを含み、前記メッセー
    ジは前記候補基地局に所属している第2の通信チャネル
    上で送信され、そして前記移動電話機によって聴取され
    ていることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記第
    2の通信チャネルが前記候補基地局に所属しているペー
    ジング・チャネルであることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記メ
    ッセージを送信するステップが、 前記メッセージが向けられている移動電話機を示してい
    る識別子を前記第2通信チャネル上で送信するステップ
    を含むことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、前記候
    補基地局から前記候補基地局に所属している第3の通信
    チャネル上でパイロット信号を送信する追加のステップ
    を特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、 アクティブ集合の基地局の中の1つの基地局から、前記
    アクティブ集合の中の基地局が移動電話機と通信するこ
    とができるように割り当てられている第3の通信チャネ
    ル上で前記メッセージを送信し、前記複数の基地局は少
    なくとも1つの基地局をアクティブ集合の中に有してい
    ることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の方法において、 前記移動電話機が前記アクティブ集合の中の前記基地局
    と通信できるように割り当てられた第3の通信チャネル
    上で、前記アクティブ集合の基地局の1つにおいて第2
    のメッセージを受信し、前記複数の基地局が前記アクテ
    ィブ集合の中に少なくとも1つの基地局を有しているこ
    とを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の方法において、前記第
    2のメッセージは前記候補基地局を示すことを特徴とす
    る方法。
  8. 【請求項8】 複数の基地局を有している無線通信シス
    テムにおいてハンドオフを実行するための方法であっ
    て、前記複数の基地局のうちの少なくとも1つがアクテ
    ィブな基地局の集合の中にあり、該方法が、 候補基地局を示している第1のメッセージを移動電話機
    から送信し、前記第1のメッセージは前記移動電話機が
    前記アクティブ集合の中の1つの基地局と通信すること
    ができるようにするために使われている第1の通信チャ
    ネル上で送信されるステップと、 前記移動電話機において、前記候補基地局に所属してい
    て、前記候補基地局が前記移動電話機と通信できるよう
    に割り当てられている第3の通信チャネルを識別してい
    る第2のメッセージを送信するために、前記候補基地局
    によって使われている第2の通信チャネルを聴取するス
    テップとを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法において、前記移
    動電話機は或る時間が経過するまで、前記第2の通信チ
    ャネルを聴取していることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の方法において、前記
    第2のメッセージを前記移動電話機において前記第2の
    通信チャネル上で受信する追加のステップを特徴とする
    方法。
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